JPH11150505A - エレベータ信号伝送装置 - Google Patents

エレベータ信号伝送装置

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JPH11150505A
JPH11150505A JP9313599A JP31359997A JPH11150505A JP H11150505 A JPH11150505 A JP H11150505A JP 9313599 A JP9313599 A JP 9313599A JP 31359997 A JP31359997 A JP 31359997A JP H11150505 A JPH11150505 A JP H11150505A
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signal
microwave
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signal transmission
elevator
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Hiroshi Araki
宏 荒木
Shinsaku Noda
晋作 野田
Tadamasa Fukae
唯正 深江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号の伝送距離が変動しても送受信が可能な
エレベータ信号伝送装置を得る。また、将来のマルチメ
ディア化に対応するため多量のデータを高速に伝送する
ことが可能なエレベータ信号伝送装置を得る。 【解決手段】 エレベータのカゴ5と機械室4のそれぞ
れに設けられた信号伝送装置1a、1bにより無線で信
号伝送するエレベータ信号伝送装置であって、送信周波
数と受信周波数とがそれぞれ異なるミリ波搬送波を用い
て少なくとも1つ以上の信号を双方向で信号伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号を含む光ある
いは電波を送信、受信して画像、音声あるいは文字等の
マルチメディア情報を伝達する情報通信装置に係わり、
特に、エレベータシャフト内においてミリ波帯の電波を
情報通信手段に用いたエレベータ信号伝送装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】エレベータのカゴと機械室との信号伝送
方式は、エレベータの乗りカゴの下部に取り付けられた
ケーブル(以下テールケーブルと呼ぶ)によって機械室
と有線接続され映像信号、音声信号あるいは制御データ
等のデータ信号を伝送している。テールケーブルは電力
線も含まれており、200mの高層エレベータともなる
とテールケーブルの自重はエレベータの定員の3〜5人
の重量に匹敵し、加えて屈曲性の耐久度が要求される高
価なケーブルになる。その上、乗員及びエレベータの乗
りカゴを加えるとかなりの重量となる。従って、この高
層エレベータをより高速化するには如何にしてエレベー
タの乗りカゴに付随する重量を低減するかが開発課題と
なっている。
【0003】エレベータのカゴの軽量化手法として構造
的重量軽減が一般的であり、細径のテールケーブルにす
るため無線化が試行されている。図7は、例えば特開平
6−227766号公報に開示されたエレベータ信号伝
送方式であり、図に示すように、平衡ケーブルとループ
アンテナによる密結合無線方式によりエレベータ乗りカ
ゴと機械室を無線接続し、映像信号及び音声信号などを
送信してテールケーブルの重量軽減を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータ信号
伝送装置は、以上のように、信号の伝送距離が近距離で
常に一定である密結合無線方式であり、信号の伝送距離
が変動しても送受信が可能な粗結合無線方式の実現はで
きない。また、将来のマルチメディア化に対応するため
に、多量のデータを高速に伝送する配慮も特に考えられ
ていなかった。
【0005】この発明は、以上のような課題を解決する
ためになされたもので、信号の伝送距離が変動しても送
受信が可能な粗結合無線方式によるエレベータ信号伝送
装置を得ることを目的とする。また、将来のマルチメデ
ィア化に対応するため多量のデータを高速に伝送するこ
とが可能なエレベータ信号伝送装置を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タ信号伝送装置は、エレベータのカゴと機械室のそれぞ
れに設けられた信号伝送装置により無線で信号伝送する
エレベータ信号伝送装置であって、送信周波数と受信周
波数とがそれぞれ異なるミリ波搬送波を用いて少なくと
も1つ以上の信号を双方向で信号伝送するものである。
【0007】また、信号伝送装置は、カゴの上部及び下
部に設置すると共に、エレベータシャフトの最上部及び
最下部のそれぞれにに少なくとも1つ以上設置して、信
号伝送系を二重化したものである。
【0008】また、信号伝送装置は、デジタルデータ信
号、映像信号及び音声信号を合成してマイクロ波に変換
するマイクロ波送信部と、このマイクロ波送信部から受
信したマイクロ波をミリ波に変換すると共に、受信した
ミリ波をマイクロ波に再度変換するミリ波送受信部と、
このミリ波送受信部から受信したマイクロ波を再度デジ
タルデータ信号、映像信号及び音声信号にそれぞれ復調
するマイクロ波受信部とからなるものである。
【0009】また、マイクロ波受信部は、ミリ波送受信
部からのマイクロ波の周波数の変動に追従して受信する
ものである。
【0010】また、デジタルデータ信号をVHFの周波
数に変換して、映像信号及び音声信号と合成するもので
ある。
【0011】また、映像信号及び音声信号はNTSC信
号であり、VHFのTVチャンネルの周波数に変換して
からデジタルデータ信号と合成するものである。
【0012】また、VHFのTVチャンネルは、送信チ
ャンネルと受信チャンネルとが同一である。
【0013】また、VHFのTVチャンネルは、送信チ
ャンネルと受信チャンネルとが1チャンネル以上異なる
チャンネルを持つものである。
【0014】また、マイクロ波受信部で受信したマイク
ロ波の受信電力を測定して、この受信電力からカゴの昇
降距離を算出する演算部を備えたものである。
【0015】また、マイクロ波受信部で受信したマイク
ロ波の受信周波数のドップラー周波数を測定して、この
ドップラー周波数からカゴの昇降速度及びカゴの昇降距
離を算出する演算部を備えたものである。
【0016】また、ドップラー周波数のドリフトによる
誤差成分を除去する低域通過フィルターを備えたもので
ある。
【0017】また、演算部は、ドップラー周波数のドリ
フトによる誤差成分を除去するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1によるエレベータ信号伝送装置を示す構
成図である。図において、1は本発明による信号伝送装
置である。11はデジタルデータ信号とアナログ信号
(音声信号、映像信号など)を合成してミリ波送受信部
に伝送するマイクロ波送信部、12はマイクロ波送信部
11からのマイクロ波をミリ波に変換して送信、及び受
信したミリ波をマイクロ波に変換してマイクロ波受信部
に送信するミリ波送受信部、13はミリ波送受信部12
からのマイクロ波をデジタルデータ信号とアナログ信号
に分離しそれぞれ復調するマイクロ波受信部、14はデ
ジタルデータ信号をVHF帯にまたはVHF帯の信号を
デジタルデータ信号に周波数変換するための基準となる
基準発振器であり、これらで信号伝送装置1を構成して
いる。
【0019】また、111はデータエンコーダ、112
は位相変調部、113はTVモジュレータ、114は信
号合成器、115はマイクロ波発振器、116はアップ
コンバータであり、これらでマイクロ波送信部11を構
成している。また、121はアップコンバータ、122
はミリ波発振器、123はサーキュレータ、124はア
ンテナ、125はダウンコンバータであり、これらでミ
リ波送受信部12を構成している。また、131は信号
分配部、132、135はダウンコンバータ、133は
搬送波再生部、134はマイクロ波発振器、136はT
Vチューナ、137はデータデコーダであり、これらで
マイクロ波受信部13を構成している。
【0020】また図2は、上記図1における信号伝送装
置1を搭載したエレベータを示す構成図である。図にお
いて、1aは機械室側信号伝送装置、1bはカゴ側信号
伝送装置であり、上記図1における信号伝送装置と同等
のものである。2aは機械室側信号伝送装置1aを制御
する機械室側制御盤であり、さらに上位の制御室と接続
されている。2bはカゴ側信号伝送装置を制御するカゴ
側制御盤、3はモータ、4は制御盤2a、モータ3など
で構成された機械室、5はエレベータのカゴである。
【0021】ここで、アンテナ124は、ホーンアンテ
ナまたは平面アンテナなどの指向性アンテナであり、単
一偏波特性を有するものを用いる。放射指向性はエレベ
ータシャフト内でのマルチパスフェージングを防止する
ために狭角としている。但し、ミリ波送受信部12でマ
ルチパスフェージングを防止する機能を有していれば、
放射指向性は広角であっても良い。
【0022】また、アップコンバータ121及びダウン
コンバータ125は、送信及び受信のためのミリ波帯の
周波数変換器であり、現状では送受信周波数のアイソレ
ーションをとるためのバンドパスフィルタの特性と、図
3に示すミリ波帯ミキサの特性を考慮して、中間周波数
帯であるマイクロ波送信部2及びマイクロ波受信部3の
動作周波数を2GHz帯に設定している。
【0023】また、ミリ波発振器122は、低コスト化
を達成するためGUNNダイオード等による直接発振を
用いているが、現状では発振周波数の温度特性が良好で
はなく周波数ドリフトを発生する。従って、発振器自体
の温度特性を改善するためにサーミスタ等の温度検出素
子を用いて発振器の周囲温度を検出し、GUNNダイオ
ードへの供給電圧を温度により変化するようにして周波
数ドリフトを抑制するようにしている。
【0024】次に、上記図1及び図2に基づいて動作に
ついて説明する。まず、機械室側制御盤2aからのデジ
タルデータ信号は、TTLなどのインタフェースで機械
室側信号伝送装置1aのマイクロ波送信部11のデータ
エンコーダ111に入力され、位相変調部112で基準
発振器14の周波数を基準に位相変調される。このと
き、マルチパスフェージング対策として確実に位相変調
するために「0」と「1」を位相変化点で伝送するため
の差動符号化をデータエンコーダ111により行う。一
方、映像信号及び音声信号はアナログ伝送とし、NTS
C信号を基準としたビデオ信号によりTVモジュレータ
113に入力される。TVモジュレータ113でTVチ
ャンネルの1〜2chに相当する90MHz帯のVHF
信号に変換し、上述の位相変調されたデータ信号と合成
器114により電力合成する。2GHz帯のマイクロ波
発振器115とアップコンバータ116で2GHz帯の
中間周波数に周波数変換する。この中間周波数をミリ波
送受信部12に伝送する。
【0025】マイクロ波送信部11から伝送された中間
周波数は、アップコンバータ121及びミリ波発振器1
22によりミリ波帯の周波数に変換され、サーキュレー
タ123を介して、アンテナ124から、対向するカゴ
側信号伝送装置1bのアンテナ124へ送信する。機械
室側信号伝送装置1aから送信されたミリ波帯の電波
を、アンテナ124で受信すると、ダウンコンバータ1
25で再び2GHz帯の中間周波数に周波数変換され、
マイクロ波受信部13に伝送する。
【0026】ミリ波送受信部12より受信した2GHz
帯の中間周波数を、マイクロ波受信部13の分配器13
1によって電力分配し、デジタルデータ信号復調とアナ
ログ信号復調と分割して行う。ダウンコンバータ13
2、搬送波再生部133、及びマイクロ波発振器134
で基準発振器14の周波数を基準に送信された中間周波
数を再生する。上述したミリ波発振器122の周波数変
動は受信部で得られた中間周波数に反映されるので、送
信周波数の変動に自動追従するように周波数変動分が電
圧として搬送波再生部133にフィードバックされる。
【0027】ダウンコンバータ135は、搬送波再生部
133からの再生搬送波を用いて受信した2GHz帯の
中間周波数からVHF帯のビデオ信号に周波数変換す
る。これは相手側のミリ波発振器122が周波数ドリフ
トを発生するため、周波数変換されたVHF信号も周波
数シフトしてしまい、ビデオ信号が再生できなくなるた
めである。TVチューナ136は、VHF信号からビデ
オ信号として映像信号及び音声信号を取り出す。また、
データデコーダ137は差動複合化を行いデジタルデー
タ信号を取り出す。
【0028】ここでTVチャンネルに相当するVHFの
周波数は、同一装置内での混信を防止するために送信と
受信が異なる1chと2chを割り当てている。さらに
離れた組み合わせとしてもよく、またTVチューナの性
能によっては同一のチャンネルを割り当てても良い。
【0029】以上に説明した動作は、機械室側信号伝送
装置1aからカゴ側信号伝送装置1bへの伝送である
が、これと同時に、カゴ側信号伝送装置1bから機械室
側信号伝送装置1aへの信号伝送も行われる。
【0030】本装置は、上記図2に示したように2機1
組で利用するが、図4に示すように、カゴ5の下部とエ
レベータシャフトの最下部にさらに1組の信号伝送装置
1c、1dを設置して、信号伝送系を二重化しても良
い。このとき、上部の信号伝送装置1a、1bと下部の
信号伝送装置1c、1dは相互の混変調を防止するため
に異なる周波数のミリ波搬送波を用いる。
【0031】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ミリ波搬送波を用いて信号を双方向で伝送するの
で、信号の伝送距離が変動しても送受信ができる効果が
得られる。また、将来のマルチメディア化に対応して多
量のデータを高速に伝送する効果が得られる。
【0032】実施の形態2.本実施の形態では、上記実
施の形態1のような信号伝送装置で、マイクロ波受信部
13においてドップラー周波数を検出して、この検出し
たドップラー周波数からカゴの昇降速度及び昇降距離を
算出する方法、さらにドップラー周波数のドリフトによ
る誤差成分を除去する方法について説明する。
【0033】この発明による信号伝送装置において用い
たミリ波伝送では、エレベータのカゴが高速で上下運動
することで、ミリ波搬送波が下記の式で表せるドップラ
ーシフトを受ける。ドップラー周波数fdは、エレベー
タの昇降速度をv、搬送波周波数をfc、真空中の光速
をc0(3×108m/sec)としたとき、式(1)の
ように表される。 fd=(v・fc)/c0 (1)
【0034】本発明で想定しているエレベータの最大昇
降速度vは670m/minであるから、ドップラー周
波数fdは、ミリ波の搬送波周波数fcが60GHz帯
では最大約22.2kHz、76GHz帯では最大約
2.8kHzとなる。このように、エレベータの昇降速
度を算出する場合、ドップラー周波数fdを検出して、
これを考慮することになる。しかし、上述のとおり、ミ
リ波発振器は周波数ドリフトが発生する。
【0035】上記式(1)より、カゴの昇降速度は式
(2)のように表される。 v=(c0・fd)/fc (2) しかし、上述のようにドリフトによる誤差が存在するた
め、昇降速度は図6(a)に示すような関係にある。図
6(a)から、昇降速度vは式(3)のように表され
る。 v=α・fd+β (3)
【0036】搬送波周波数fcが一定であれば、αは定
数とみなせ、昇降速度はドップラー周波数の1次関数と
なり、ドリフトによる誤差成分βが印加された検出値と
なる。このように、正確な昇降速度を算出するために
は、ドリフトによる誤差成分βを除去して、正確なドッ
プラー周波数を検出する必要がある。
【0037】図5は、この発明の実施の形態2による信
号伝送装置で用いるドップラー周波数を検出する手段及
び演算部を示す構成図である。図において、1321は
帯域通過フィルタ(BPF)、1322は可変利得(A
GC)アンプ、1323は分配器、1324は周波数変
換器であり、これらで上記図1におけるダウンコンバー
タ132を構成している。また、1331は90゜移相
器、1332は分配器、1333はループフィルタ、1
334は積算器であり、これらで上記図1における搬送
波再生部133を構成している。また、15は検出した
ドップラー周波数の短期ドリフトを除去する低域通過フ
ィルタ、16は低域通過フィルタ15で除去できない短
期ドリフト及び長期ドリフトを除去すると共に、ドップ
ラー周波数からカゴの昇降速度及び昇降距離を演算する
演算部であり、A/Dコンバータ161、デジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)162、マイクロコンピュー
タ(μ−COM)163、D/Aコンバータ164で構
成されている。
【0038】次に動作について説明する。上記図1にお
けるマイクロ波受信部13内の分配器131を通過した
信号は、上記図5における帯域通過フィルタ(BPF)
1321、可変利得(AGC)アンプ1322を通過し
て、以下のcostasループにより搬送波を再生して
分配器1332により二分配して、上記図1におけるダ
ウンコンバータ135に入力され、VHF帯の信号を復
調する。
【0039】costasループは、信号を分配器13
23により二分配し、マイクロ波発振器134から発振
される信号を、分配器1332、90゜移相器1331
を用いて周波数変換器1324、1325により低域の
周波数に変換する。周波数変換された二信号は、乗算器
1334により乗算することで、受信搬送波とマイクロ
波発振器134の信号との位相差を検出して、ループフ
ィルタ1333によりマイクロ波発振器134の制御電
圧に変換する。このフィードバック系において受信搬送
波を再生する。ここで、周波数変換器1324、132
5と乗算器1334との間に低域通過フィルタ(LP
F)を挿入しても良いが、本発明ではこのLPFを省略
して、受信搬送波に対する追従範囲を広帯域化してい
る。
【0040】ここで、周波数変換器1324、1325
の出力から得られたドップラー周波数は、図6(b)に
示すような特性を持っている。図に示すように、ドップ
ラー周波数の真値の他にドリフトによる誤差成分があ
り、ドリフトによる誤差成分には、長期ドリフトと短期
ドリフトとがある。長期ドリフトは、温度変動等による
ゆっくりとした周波数変化であり、短期ドリフトは、振
動などによる瞬時的な周波数変化である。そこで、正確
な昇降速度を算出するためには、検出したドップラー周
波数のドリフトによる誤差成分を除去する作業が必要と
なる。
【0041】まず、短期ドリフトの除去には、低域通過
フィルタ(LPF)を用いる。ここでは、後述するA/
Dコンバータ161のサンプリング周波数の折り返しを
防止するために、アンチエイリアシング用LPF15を
用いる。しかし、アンチエイリアシング用LPF15の
通過帯域以内の周波数である短期ドリフト、及び長期ド
リフトは除去が不可能となるため、以降の処理に委ねる
ことになる。
【0042】アンチエイリアシング用LPF15の通過
帯域以上の周波数の短期ドリフトを除去した信号は、演
算部16のA/Dコンバータ161に入力され、サンプ
リングを行う。サンプリング周期は最大ドップラー周波
数の2倍以上とするが、必要に応じて変更しても良い。
サンプリングした信号はデジタルシグナルプロセッサ
(DSP)162を用いて周波数解析(FFT)を行
い、サンプリング信号中の周波数成分とその振幅を算出
する。このとき、デジタルシグナルプロセッサ(DS
P)162を省略し、マイクロコンピュータ(μ−CO
M)163で高速演算しても良い。算出した周波数成分
をもとにマイクロコンピュータ(μ−COM)163
で、上記式(2)に基づいて昇降速度を求め、また、昇
降速度を積分して昇降距離(カゴの位置)を求める。こ
れら算出結果は、エレベータの制御盤もしくは制御室に
送られ、エレベータのカゴの制御に用いられる。
【0043】ここで、マイクロコンピュータ(μ−CO
M)163は、平滑化処理などの演算処理により、アン
チエイリアシング用LPF15で除去できなかった短期
ドリフトを除去する。また、長期ドリフトの除去は、例
えば、あらかじめ、温度A℃のとき周波数はa(H
z)、温度B℃のとき周波数はb(Hz)というような
温度と周波数との関係を示すマップを作成して、このマ
ップから演算処理によって補正する。
【0044】さらに、算出した振幅値が一定となるよう
に、D/Aコンバータ164を用いて、可変利得アンプ
1322の利得を制御すれば、マイクロ波(ミリ波)の
受信電力を一定とすることができる。これは、マルチパ
スフェージング防止に効果がある。
【0045】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ドップラー周波数のドリフト成分を除去することに
よって、カゴの昇降速度及び昇降距離(カゴの位置)を
正確に算出することができる。
【0046】なお、さらにドップラー周波数の検出精度
を向上させるためには、高安定なミリ波発振器を用いる
と良い。
【0047】また、カゴ側信号伝送装置と機械室側信号
伝送装置とでそれぞれ独立にドップラー周波数を検出
し、算出した昇降速度及び昇降距離データを集合し、制
御室で統合的に演算処理しても良い。
【0048】また、上記実施の形態2では、ドップラー
周波数からカゴの昇降速度を求め、昇降速度を積分して
昇降距離を算出したが、マイクロ波の受信電力からカゴ
の位置を求めても良い。上述したように、ドップラー周
波数の振幅を一定とするために、可変利得アンプ132
2の利得を制御するが、このフィードバック量は、カゴ
または機械室で受信するミリ波(さらにミリ波から変換
されたマイクロ波)の受信電波の受信電力に相当する。
従って、例えば、あらかじめ、カゴの昇降距離A(m)
の位置のとき受信電力はa(V)、昇降距離B(m)の
位置のとき受信電力はb(V)というようなカゴの昇降
距離と受信電力との関係を示すマップを作成して、この
マップからカゴの位置を推定することができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、エレベータのカゴと機械室のそれぞれに設けられ
た信号伝送装置により無線で信号伝送するエレベータ信
号伝送装置であって、送信周波数と受信周波数とがそれ
ぞれ異なるミリ波搬送波を用いて少なくとも1つ以上の
信号を双方向で信号伝送するので、信号の伝送距離が変
動しても送受信ができる効果が得られる。また、将来の
マルチメディア化に対応して多量のデータを高速に伝送
できる効果が得られる。
【0050】また、請求項2記載の発明によれば、信号
伝送装置は、カゴの上部及び下部に設置すると共に、エ
レベータシャフトの最上部及び最下部のそれぞれにに少
なくとも1つ以上設置して、信号伝送系を二重化したの
で、信号の伝送距離が変動しても送受信ができる効果が
得られる。また、将来のマルチメディア化に対応して多
量のデータを高速に伝送できる効果が得られる。
【0051】また、請求項3記載の発明によれば、信号
伝送装置は、デジタルデータ信号、映像信号及び音声信
号を合成してマイクロ波に変換するマイクロ波送信部
と、このマイクロ波送信部から受信したマイクロ波をミ
リ波に変換すると共に、受信したミリ波をマイクロ波に
再度変換するミリ波送受信部と、このミリ波送受信部か
ら受信したマイクロ波を再度デジタルデータ信号、映像
信号及び音声信号にそれぞれ復調するマイクロ波受信部
とからなるので、信号の伝送距離が変動しても送受信が
できる効果が得られる。また、将来のマルチメディア化
に対応して多量のデータを高速に伝送できる効果が得ら
れる。
【0052】また、請求項4記載の発明によれば、マイ
クロ波受信部は、ミリ波送受信部からのマイクロ波の周
波数の変動に追従して受信するので、信号の伝送距離が
変動しても送受信ができる効果が得られる。また、将来
のマルチメディア化に対応して多量のデータを高速に伝
送できる効果が得られる。
【0053】また、請求項5記載の発明によれば、デジ
タルデータ信号をVHFの周波数に変換して、映像信号
及び音声信号と合成するので、信号の伝送距離が変動し
ても送受信ができる効果が得られる。また、将来のマル
チメディア化に対応して多量のデータを高速に伝送でき
る効果が得られる。
【0054】また、請求項6記載の発明によれば、映像
信号及び音声信号はNTSC信号であり、VHFのTV
チャンネルの周波数に変換してからデジタルデータ信号
と合成するので、信号の伝送距離が変動しても送受信が
できる効果が得られる。また、将来のマルチメディア化
に対応して多量のデータを高速に伝送できる効果が得ら
れる。
【0055】また、請求項7記載の発明によれば、VH
FのTVチャンネルは、送信チャンネルと受信チャンネ
ルとが同一であるので、信号の伝送距離が変動しても送
受信ができる効果が得られる。また、将来のマルチメデ
ィア化に対応して多量のデータを高速に伝送できる効果
が得られる。
【0056】また、請求項8記載の発明によれば、VH
FのTVチャンネルは、送信チャンネルと受信チャンネ
ルとが1チャンネル以上異なるチャンネルを持つので、
同一信号伝送装置内での混信を防止できる効果が得られ
る。
【0057】また、請求項9記載の発明によれば、マイ
クロ波受信部で受信したマイクロ波の受信電力を測定し
て、この受信電力からカゴの昇降距離を算出する演算部
を備えたので、カゴの昇降距離を正確に算出できる効果
が得られる。
【0058】また、請求項10記載の発明によれば、マ
イクロ波受信部で受信したマイクロ波の受信周波数のド
ップラー周波数を測定して、このドップラー周波数から
カゴの昇降速度及びカゴの昇降距離を算出する演算部を
備えたので、カゴの昇降速度及び昇降距離を正確に算出
できる効果が得られる。
【0059】また、請求項11記載の発明によれば、ド
ップラー周波数のドリフトによる誤差成分を除去する低
域通過フィルタを備えたので、カゴの昇降速度及び昇降
距離を正確に算出できる効果が得られる。
【0060】また、請求項12記載の発明によれば、演
算部は、ドップラー周波数のドリフトによる誤差成分を
除去するので、カゴの昇降速度及び昇降距離を正確に算
出できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるエレベータ信
号伝送装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるエレベータ信
号伝送装置を搭載したエレベータを示す構成図である。
【図3】 ミリ波帯ミキサの特性例を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による別のエレベー
タ信号伝送装置を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による信号伝送装置
で用いるドップラー周波数を検出する手段及び演算部を
示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるエレベータ信
号伝送装置で検出したドップラー周波数の特性を示す図
である。
【図7】 従来のエレベータ信号伝送方式を示す構成図
である。
【符号の説明】
1a、1b 信号伝送装置、11 マイクロ波送信部、
12 ミリ波送受信部、13 マイクロ波受信部、14
基準発振器、15 低域通過フィルター、16演算
部、2a、2b 制御盤、3 モータ、4 機械室、5
カゴ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータのカゴと機械室のそれぞれに
    設けられた信号伝送装置により無線で信号伝送するエレ
    ベータ信号伝送装置であって、送信周波数と受信周波数
    とがそれぞれ異なるミリ波搬送波を用いて少なくとも1
    つ以上の信号を双方向で信号伝送することを特徴とする
    エレベータ信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 信号伝送装置は、カゴの上部及び下部に
    設置すると共に、エレベータシャフトの最上部及び最下
    部のそれぞれに少なくとも1つ以上設置して、信号伝送
    系を二重化したことを特徴とする請求項1記載のエレベ
    ータ信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 信号伝送装置は、デジタルデータ信号、
    映像信号及び音声信号を合成してマイクロ波に変換する
    マイクロ波送信部と、このマイクロ波送信部から受信し
    た上記マイクロ波をミリ波に変換すると共に、受信した
    上記ミリ波を上記マイクロ波に再度変換するミリ波送受
    信部と、このミリ波送受信部から受信したマイクロ波を
    再度上記デジタルデータ信号、上記映像信号及び上記音
    声信号にそれぞれ復調するマイクロ波受信部とからなる
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエレベータ信
    号伝送装置。
  4. 【請求項4】 マイクロ波受信部は、ミリ波送受信部か
    らのマイクロ波の周波数の変動に追従して受信すること
    を特徴とする請求項3記載のエレベータ信号伝送装置。
  5. 【請求項5】 デジタルデータ信号をVHFの周波数に
    変換して、映像信号及び音声信号と合成することを特徴
    とする請求項3記載のエレベータ信号伝送装置。
  6. 【請求項6】 映像信号及び音声信号はNTSC信号で
    あり、VHFのTVチャンネルの周波数に変換してから
    デジタルデータ信号と合成することを特徴とする請求項
    3記載のエレベータ信号伝送装置。
  7. 【請求項7】 VHFのTVチャンネルは、送信チャン
    ネルと受信チャンネルとが同一であることを特徴とする
    請求項6記載のエレベータ信号伝送装置。
  8. 【請求項8】 VHFのTVチャンネルは、送信チャン
    ネルと受信チャンネルとが1チャンネル以上異なるチャ
    ンネルを持つことを特徴とする請求項6記載のエレベー
    タ信号伝送装置。
  9. 【請求項9】 マイクロ波受信部で受信したマイクロ波
    の受信電力を測定して、この受信電力からカゴの昇降距
    離を算出する演算部を備えたことを特徴とする請求項3
    から8のいずれか一項に記載のエレベータ信号伝送装
    置。
  10. 【請求項10】 マイクロ波受信部で受信したマイクロ
    波の受信周波数のドップラー周波数を測定して、このド
    ップラー周波数からカゴの昇降速度及びカゴの昇降距離
    を算出する演算部を備えたことを特徴とする請求項3か
    ら8のいずれか一項に記載のエレベータ信号伝送装置。
  11. 【請求項11】 ドップラー周波数のドリフトによる誤
    差成分を除去する低域通過フィルターを備えたことを特
    徴とする請求項10記載のエレベータ信号伝送装置。
  12. 【請求項12】 演算部は、ドップラー周波数のドリフ
    トによる誤差成分を除去することを特徴とする請求項1
    0または11記載のエレベータ信号伝送装置。
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