JP3153158B2 - デジタル変調波送受信方式と送受信装置 - Google Patents

デジタル変調波送受信方式と送受信装置

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JP3153158B2
JP3153158B2 JP19571297A JP19571297A JP3153158B2 JP 3153158 B2 JP3153158 B2 JP 3153158B2 JP 19571297 A JP19571297 A JP 19571297A JP 19571297 A JP19571297 A JP 19571297A JP 3153158 B2 JP3153158 B2 JP 3153158B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてデジタル
変復調により音声、映像及びその他のデータ等を伝送す
る通信や放送に使用する高速、大容量のデジタル変調波
送受信方式と送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタル変復調により高速、
大容量の映像や音声、あるいはその他の情報のデータを
通信または放送により伝送するために、多くの方式が実
用化されている。特に、近年は伝送媒体すなわち搬送波
の振幅方向だけでなく周波数方向や位相方向にも変調を
施して、さらに大容量の情報を伝達するQPSKやQA
M、DAPSK等の方式や、直交させた多数の搬送波を
周波数分割多重するOFDM方式等が実用化されてい
る。
【0003】このように、振幅方向だけでなく周波数方
向や位相方向にも変調を施す方式では、従来の振幅また
は周波数方向のみに変調を施すアナログ方式と異なり、
位相方向にも情報が含まれる。このため、信号を伝送す
るためには送信装置、伝送路、受信装置のいずれにおい
ても、位相方向の歪みを極力低くすることが最重要にな
り、特に局部発振器の位相雑音を極小に押さえる必要が
ある。
【0004】ここで、振幅方向と共に位相方向にも変調
を施して情報伝達する代表的な方式(例えば64QAM
や256QAM等)で考えてみると、情報が位相方向に
も細分化されて含まれているため、その位相歪みがほん
のわずかであっても受信装置側で情報を誤認しやすい。
その結果としてビット誤り率の劣化が生じている。
【0005】これらの新しいデジタル変復調方式では、
高速且つ大容量伝送が可能な反面、非常に精密な送受信
技術が要求されることになる。しかしながら、この点に
着目して局部発振器の位相雑音及び位相歪みを改善しよ
うとする提案や試みはほとんど成されていない。
【0006】例えば、特開平6−334698号公報記
載のデジタル変調波の復調装置は、QPSK復調回路に
於いて周波数離調が存在した場合に、複素乗算器に入力
するキャリアをアップコンバータとローパスフィルタに
通してレートアップしてスプリアス抑圧を行うことによ
り、周波数変換キャリアと再生キャリアのスプリアス妨
害による符号誤り率劣化が生じないようにするというも
のであり、位相方向の歪みを改善するような発明ではな
い。
【0007】また、特開平6−291787公報記載の
ディジタル信号復調装置は、MSK等の受信復調に於い
て、誤差検出回路からの誤差信号を2分岐し、一方を局
発周波数制御用のAFC信号、他方を同期検波用のPL
L信号として、被変調波周波数変動があっても安定に動
作させることで誤り率劣化を防止し、また同期状態にな
い時、AFC信号に低周波を合成して同期状態を速やか
に確立するというものであり、周波数精度には言及して
いるものの、位相雑音を改善または回避しようとする発
明ではない。
【0008】さらに、特開平7−183930公報記載
のデジタル変調波復調装置は、入力デジタル変調波を局
発信号と乗算して中心周波数がシンボル周波数と一致す
るベースバンド信号に変換した後、A/D変換して以降
の処理を全てデジタル信号処理とするというものである
が、この発明においても局部発振器の位相雑音の影響に
ついては何ら考慮されていない。
【0009】従来のデジタル変調方式による送受信装置
について、図14を参照して説明する。
【0010】図14は一般的なデジタル変調波送受信装
置の構成を示すもので、送信信号は送信装置47のデジ
タル変調器1に入力され、QPSKあるいはQAMなど
の所定のデジタル変調が施される。デジタル変調器1の
出力信号32の周波数と振幅方向から見た模式的なスペ
クトラムは図15に示すような形(中心周波数fM )に
なる。尚、図15のスペクトラムに付した黒丸は、その
周波数(位相)方向の極性を表すものである。以降の他
のスペクトラム図についても同様である。
【0011】次に、このデジタル変調器1の出力信号3
2は混合器37により局部発振器38からの局部発振信
号と混合されて周波数変換される。但し、この場合の局
部発振信号は位相雑音が無視し得る程に極小であるとす
る。
【0012】混合器37の出力には、局部発振信号とデ
ジタル変調器1の出力信号32そのものと、これら2つ
の信号の和信号及び差信号が現れる。そこで、混合器3
7の出力をバンドパスフィルタ39に通し、それらの信
号群から送出する信号成分のみを取り出す。このバンド
パスフィルタ39の出力信号40は、出力回路10によ
り所定の信号レベルまで増幅された後、伝送路11に送
出される。
【0013】伝送路11は種々の伝送路が想定される
が、一般には自由空間、ケーブルテレビジョンなどの場
合は同軸ケーブルなどがある。
【0014】図14においては、理解が容易なように、
送信装置47と受信装置48が一対向の場合を示してあ
るが、通常、送信装置及び受信装置は複数個で伝送路を
共有する。したがって、伝送路11に送出する各送信装
置からの信号周波数が重なり合わないように、送信装置
毎に各々異なる周波数が使用される。以下に説明する本
発明もこのことが前提となっており、送信装置と受信装
置がいずれも複数個ずつ存在する。
【0015】ここで、局部発振器38の局部発振信号周
波数が図15に示す中心周波数fMよりも高い場合、各
々の周波数の差をバンドパスフィルタ39で取り出した
信号40の周波数スペクトラムは、図16に示すよう
に、送出周波数であるfTX3 を中心に周波数(位相)方
向の極性が反転したものとなる。出力回路10から伝送
路11に送出される信号スペクトラムも図16と同様で
ある。
【0016】次に、伝送路11を通ったデジタル変調信
号は受信装置48の入力回路12によってその周波数域
が荒削りに選択され、次段の混合器41によって局部発
振信号45と混合されて周波数変換される。このとき、
複数個の送信装置からのどの信号であっても受信可能な
ように、通常は局部発振信号の生成に周波数シンセサイ
ザ44を用いて、局部発振信号45の周波数を任意に切
替可能な構成となっている。
【0017】上記受信装置48の局部発振信号(周波数
L0)45には、図17に示す周波数スペクトラムに表
されているように、位相雑音36が存在する。この位相
雑音36は、局部発振信号45の周波数及び位相方向の
ゆらぎである。図17では、この位相雑音36の極性を
斜め線を付して示している。
【0018】今、図16中に示す送信周波数fTX3 より
も、図17中に示す受信側の局部発振信号45の周波数
が高く、各々の周波数の差をバンドパスフィルタ42で
取り出す場合を考える。この場合、出力信号46の周波
数スペクトラムは、図18に示すようになり、差の周波
数であるfIF5 を中心に周波数(位相)方向の極性が図
16の状態から反転し、しかもfIF5 を中心に位相雑音
36を含んだものとなる。
【0019】ここまでの説明では、局部発振信号の周波
数が周波数変換前の信号周波数よりも高く、各々の周波
数の差をバンドパスフィルタで取り出す場合について述
べたが、周波数関係の高低が逆の場合、及び各々の周波
数の和をバンドパスフィルタで取り出す場合において
も、ここまでの基本的な動作原理は同じである。
【0020】このように、従来例のデジタル変調方式に
よる送受信装置では、周波数シンセサイザによって発生
される局部発振信号により周波数変換を行って、異なる
受信周波数であっても受信装置側で常に一定の中間周波
数fIF5 に変換することにより、複数個ある送信装置の
どの信号であっても受信可能なように構成し、最後にデ
ジタル復調器43により元の送出データを復調データと
して復元できるようになっている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上より、従来例のデ
ジタル変調方式による送受信装置においては、次に列挙
するような欠点がある。
【0022】第1点として、今までの説明から明らかな
ように、デジタル復調器43は周波数シンセサイザ44
の位相雑音36が重畳されてしまった出力信号46をデ
ジタル復調しなければならない。一方、先に述べたよう
に、振幅方向と共に位相方向にも変調を施して情報伝達
する代表的な方式である64QAMや256QAM等と
呼ばれる方式でデジタル変調した場合、その位相歪みが
ほんのわずかであっても情報が位相方向にも細分化され
て含まれているため、受信装置側で情報を誤認しやす
く、結果としてビット誤り率の劣化となってしまう。
【0023】第2点として、特に周波数シンセサイザ4
4の位相雑音36を極小に押さえるために、周波数シン
セサイザ44は非常に高精度の部品を使用しなければな
らず、コストの増大となってしまう。
【0024】第3点として、位相雑音36を極小に押さ
えるためには、さらに非常に精密な微調整を必要とし、
しかも周波数シンセサイザ44が出力可能なあらゆる周
波数について位相雑音36の管理を行わなければなら
ず、製品の製造管理面においても煩わしい管理が必要
で、結果的にコストの増大となる。
【0025】第4点として、位相と振幅方向にさらに多
くの情報を乗せる512QAMや1024QAMなどと
いった方式を考えていった場合に、周波数シンセサイザ
44の位相雑音36をさらに極小化しなければならない
が、位相雑音は周波数シンセサイザの原理上必ず存在す
るので皆無とすることは不可能であり、さらに大容量の
情報を伝達しようとしても、いずれは不可能な点に必ず
行き詰まってしまう。
【0026】ここにおいて、本発明の目的は、高精度の
部品を使用せず、また非常に精密な微調整も行わずに、
受信装置側の局部発振器である周波数シンセサイザの位
相雑音の影響を回避して符号誤り率の劣化を防止し、安
価に実現が可能なデジタル変調波送受信方式と送受信装
置を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は以下のように構成される。
【0028】(1)デジタル変調波を送信するデジタル
変調波送信方式において、前記デジタル変調波を2系統
に分配し、各系統のデジタル変調波を互いに帯域が周波
数軸上で近接し且つ周波数方向及び位相方向の変調極性
が異なるように周波数変換した後、混合して送信する。
【0029】(2)デジタル変調波を2系統に分配し、
各系統のデジタル変調波を互いに帯域が周波数軸上で近
接し且つ互いに周波数方向及び位相方向の変調極性が異
なるように周波数変換した後、混合して送信するデジタ
ル変調波送信方式に対応するデジタル変調波受信方式で
あって、当該送信方式による複数の送信信号を周波数シ
ンセサイザを用いて選択的に受信し、2系統に分配して
それぞれの受信信号から互いに帯域が周波数軸上で近接
し且つ互いに周波数方向及び位相方向の変調極性が異な
るデジタル変調波を抽出し、一方のデジタル変調波を周
波数変換し且つ変調極性の反転または無反転した後、他
方のデジタル変調波と加算または減算して復調処理す
る。
【0030】(3)デジタル変調波送信装置において、
2系統に分配されるデジタル変調波を互いに帯域が周波
数軸上で近接して且つ互いに周波数方向及び位相方向の
変調極性が異なるように周波数変換する周波数変換手段
と、この周波数変換手段で変換されたデジタル変調波を
合成する合成手段とを具備し、前記合成手段で合成され
たデジタル変調波を送信出力する。
【0031】(4)(3)の構成において、前記周波数
変換手段は、前記2系統に分配されるデジタル変調波に
互いに異なる局部発振信号を混合して、各系統のデジタ
ル変調波を、帯域が周波数軸上の一箇所で隣り合って且
つ周波数方向及び位相方向の変調極性が互いに逆極性と
なるように周波数変換する。
【0032】(5)(3)の構成において、前記周波数
変換手段は、周波数固定の第1の局部発振信号を発生す
る第1の局部発振器と、前記2系統に分配される一方の
デジタル変調波に前記第1の局部発振信号を混合して当
該デジタル変調波を周波数変換する第1の混合器と、こ
の第1の混合器の出力信号から所定の周波数成分を通過
させて不要帯域を除去する第1のフィルタとを有する第
1の周波数変換部と、周波数固定の第2の局部発振信号
を発生する第2の局部発振器と、前記2系統に分配され
る他方のデジタル変調波に前記第2の局部発振信号を混
合して当該デジタル変調波を周波数変換する第2の混合
器と、この第2の混合器の出力信号から所定の周波数成
分を通過させて不要帯域を除去する第2のフィルタとを
有する第2の周波数変換部とを備え、前記第1及び第2
の局部発振器は、前記第1及び第2の周波数変換部から
出力されるデジタル変調波の周波数方向及び位相方向の
変調極性が互いに逆極性となるような局部発振信号を発
生し、前記第1及び第2のフィルタは、前記第1及び第
2の周波数変換部から出力されるデジタル変調波の帯域
が互いに周波数軸上の一箇所で隣接するような特性を有
する。
【0033】(6)(5)の構成において、前記合成手
段は、前記第1及び第2のフィルタの出力を混合する第
3の混合器を備える。
【0034】(7)(6)の構成において、前記合成手
段は、さらに、前記第3の混合器の出力信号から各々周
波数帯域が隣り合って且つ周波数方向及び位相方向の変
調極性が互いに逆極性となる2つの信号成分のみを通過
させる第3のフィルタを備え、この第3のフィルタの出
力を送信出力する。
【0035】(8)デジタル変調波を2系統に分配し、
各デジタル変調波を互いに帯域が周波数軸上で近接し且
つ互いに周波数方向及び位相方向の変調極性が異なるよ
うに周波数変換した後、混合して送信するデジタル変調
波送信方式に対応するデジタル変調波受信装置であっ
て、当該送信方式による複数の送信信号を周波数シンセ
サイザを用いて選択的に受信検出する受信検出手段と、
この受信検出手段の出力を2系統に分配してそれぞれの
受信信号から互いに異なる帯域で且つ互いに周波数方向
及び位相方向の変調極性が異なる2つのデジタル変調波
を抽出するデジタル変調波抽出手段と、この手段で抽出
される2つのデジタル変調波のいずれか一方を周波数変
換し且つ変調極性の反転または無反転して他方のデジタ
ル変調波と加算または減算することで両信号中に含まれ
る位相雑音を抑圧する演算手段と、この演算手段の出力
を復調処理する復調手段とを具備する。
【0036】(9)(8)の構成において、前記デジタ
ル変調波抽出手段は、前記2系統に分配された受信信号
からそれぞれ互いに帯域が周波数軸上で近接し且つ互い
に周波数方向及び位相方向の変調極性が異なる第1、第
2のデジタル変調波を抽出する第1及び第2のバンドパ
スフィルタを備え、前記演算手段は、前記第1のバンド
パスフィルタから出力される第1のデジタル変調波の中
心周波数とは異なる周波数固定の局部発振信号を発生す
る局部発振器と、前記第1のデジタル変調波と前記局部
発振信号とを混合して周波数変換し且つ変調極性の反転
または無反転する第1の混合器と、この第1の混合器の
出力から前記混合による差成分または和成分を抽出する
第3のバンドパスフィルタと、この第3のバンドパスフ
ィルタの出力と前記第2のバンドパスフィルタの出力と
を混合する第2の混合器と、この第2の混合器の出力か
ら前記混合による差成分または和成分を抽出する第4の
バンドパスフィルタとを備える。
【0037】(10)デジタル変調波送受信システムに
おいて、デジタル変調波を2系統に分配し、各デジタル
変調波を互いに帯域が周波数軸上で近接し且つ互いに周
波数方向及び位相方向の変調極性が異なるように周波数
変換した後、混合して送信する複数の送信装置と、前記
複数の送信装置からの複数の送信信号を周波数シンセサ
イザを用いて選択的に受信し、2系統に分配してそれぞ
れの受信信号から互いに帯域が周波数軸上で近接し且つ
互いに周波数方向及び位相方向の変調極性が異なるデジ
タル変調波を抽出し、両抽出信号のいずれか一方を周波
数変換し且つ変調極性の反転または無反転した後、他方
の抽出信号と加算または減算して復調処理する複数の受
信装置とを備え、前記複数の送信装置から前記複数の受
信装置への信号伝送路を共用し、各送信装置の送信周波
数が周波数軸上で互いに重ならないようにする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0039】図1は本発明に係るデジタル変調送受信方
式による送受信装置の構成を示すブロック図であり、図
2から図13までは本発明の効果を表現するための周波
数スペクトラム図である。
【0040】図1において、送信データは送信装置24
のデジタル変調器1に入力され、QPSKあるいはQA
Mなどの所定のデジタル変調が施される。デジタル変調
器1の出力信号32の周波数と振幅方向から見たスペク
トラムは模式的に図2に示すような形になる。図2のス
ペクトラムに付した黒丸はその周波数(位相)方向の極
性を表したものであるのは従来例で述べたことと同じで
ある。
【0041】このデジタル変調信号32を2分岐し、分
配後の2つの信号の内の1つを混合器2によって、分配
後の他方の信号を混合器3によって各々周波数変換す
る。このとき、周波数変換後の信号が各々fTX1 及びf
TX2 の異なる周波数となるように、局部発振器4と局部
発振器5の発振周波数が選定されている。これらの局部
発振信号の位相雑音は、従来例と同様に無視し得る程に
極小であるとする。
【0042】これら2つの信号がバンドパスフィルタ6
及びバンドパスフィルタ7により所要成分のみを抜き取
った後の信号33、34の各々の信号スペクトラムは、
図3と図4に示すようにfTX1 及びfTX2 の異なる周波
数となる。そこで、各々の周波数関係について、周波数
帯域が少なくとも周波数軸上の一カ所で隣り合って且つ
異なると共に、周波数方向及び位相方向の変調極性が互
いに逆極性となるように構成する。
【0043】このように周波数方向及び位相方向の変調
極性が互いに逆極性となるように構成することは、混合
器2及び混合器3において信号周波数に対して局部発振
周波数を高くするかまたは低くするか、及び混合器2、
3の出力において周波数の和成分を取るか、差成分を取
るかの選択で容易に可能である。
【0044】そして、この2つの信号を混合器8で合成
すると、図5に示すように周波数帯域が少なくとも周波
数軸上の一カ所で隣り合って且つ異なると共に、周波数
方向及び位相方向の変調極性が互いに逆極性となるよう
なfTX1 、fTX2 という2つの信号スペクトラムが得ら
れる。
【0045】この2つの信号はバンドパスフィルタ9の
通過により不要成分が除去され、出力回路10により所
定の信号レベルまで増幅された後に、伝送路11に送出
される。
【0046】次に、受信装置25において、伝送路11
を通ったデジタル変調信号は入力回路12によってその
周波数域が荒削りに選択され、次段の混合器13によっ
て周波数変換を行う。このとき、受信装置25は複数個
ある送信装置からのどの送信信号であっても受信可能な
ように、混合器13の他方の入力端子に入力する局部発
振信号27を周波数シンセサイザ14で生成し、その周
波数を任意に切替可能な構成となっている。この局部発
振信号27は、従来例と同じく、図16の周波数スペク
トラムに示すように位相雑音36が存在する。
【0047】ここでは説明を容易にするため、混合器1
3による周波数変換は、局部発振信号27がデジタル変
調波信号の周波数より高く、周波数の差成分を周波数変
換後の信号として使用することとする。但し、和信号を
使用、あるいは局部発振信号27の周波数がデジタル変
調波信号の周波数より低くても動作原理は同じである。
【0048】以上の条件で周波数変換を行い、バンドパ
スフィルタ15で不要成分を除去すると、図6に示す出
力信号35というfIF1 、fIF2 の2つの信号が得られ
る。当然、この2つの信号は従来例と同様に位相雑音3
6が各々に重畳された形になっている。
【0049】この出力信号35をバンドパスフィルタ1
6に通し、fIF1 側の信号だけ抜き取ると、出力信号2
8のスペクトラムは図7に示すようになる。同様に、こ
の出力信号35をバンドパスフィルタ19に通し、f
IF2 側の信号だけ抜き取ると、出力信号29のスペクト
ラムは図8に示すようになる。
【0050】この出力信号29を混合器20に入力し、
局部発振器21からの局部発振信号と混合して周波数変
換すると共に極性反転を行うが、これは局部発振器21
の発振周波数を出力信号29の周波数よりも高くして、
バンドパスフィルタ22で2つの信号周波数の差を取る
ことにより可能である。
【0051】また、局部発振器21の発振信号は位相雑
音が無視し得る程に極小であることが必要であるが、こ
れも送信装置の場合と同じく局部発振周波数が固定の単
一周波数であるので、周波数シンセサイザで構成する必
要はなく、水晶発振器などによって容易に構成できる。
【0052】この周波数変換後のバンドパスフィルタ2
2に通した出力信号30のスペクトラムを図9に示す。
図7と図9とを比較して明らかなように、バンドパスフ
ィルタ16の出力信号28とバンドパスフィルタ22の
出力信号30は、デジタル変調成分の極性(黒丸)が同
じで、周波数シンセサイザ14の位相雑音36が互いに
逆極性となる。
【0053】そこで、出力信号28と出力信号30を混
合器17で混合してバンドパスフィルタ18でその周波
数の和成分を抽出する。これにより、バンドパスフィル
タ18の出力は、図10に示すようにfIF4 を中心とす
るスペクトラムとなる。このとき、デジタル変調成分は
倍加して2倍の周波数スペクトラムとなるが、位相雑音
成分は逆極性なので相殺されて消えてしまうことにな
る。
【0054】ここで、図1に示した実施形態と同じ構成
であるが、それとは異なるように作用する実施形態を説
明する。本実施形態では、バンドパスフィルタ19の出
力信号29について混合器20によって周波数変換と共
に極性非反転を行う。これは、局部発振器21の発振周
波数をバンドパスフィルタ19の出力信号29の周波数
よりも低くして、バンドパスフィルタ22で局部発振器
21の発振周波数とバンドパスフィルタ19の出力信号
29との周波数の差または和を取ることにより可能であ
る。
【0055】この場合のバンドパスフィルタ22の出力
信号30のスペクトラムは図11に示すようになる。図
7と図11を比較してわかるように、バンドパスフィル
タ16の出力信号28とバンドパスフィルタ22の出力
信号30は、デジタル変調成分の極性(黒丸)が逆極性
で、周波数シンセサイザ14の位相雑音36が互いに同
極性となることになる。
【0056】したがって、出力信号28と出力信号30
を混合器17で混合してバンドパスフィルタ18でその
周波数の差成分を抽出すると、fIF1 周波数がfIF3
波数より高い場合は、図12に示すようにfIF4 を中心
とするスペクトラムとなる。このとき、デジタル変調成
分は倍加して2倍の周波数スペクトラムとなるが、位相
雑音成分は同極性なので相殺されて消えてしまうことに
なる。
【0057】また、バンドパスフィルタ16の出力信号
28とバンドパスフィルタ22の出力信号30を混合器
17で混合して、バンドパスフィルタ18でその周波数
の差成分を抽出すると、fIF1 周波数がfIF3 周波数よ
り低い場合は、図13に示すようにfIF4 を中心とする
スペクトラムとなる。このとき、デジタル変調成分は倍
加して2倍の周波数スペクトラムとなるが、位相雑音成
分は同極性なので相殺されて消えてしまうことになる。
【0058】よって、いずれの方法においても、バンド
パスフィルタ18の出力信号31の周波数スペクトラム
は、図10、図12、図13のように、位相雑音成分が
相殺されて消えてしまうことになる。これにより、デジ
タル復調器23は周波数シンセサイザ14の位相雑音3
6が相殺された出力信号31をデジタル復調するので、
振幅方向と共に位相方向にも変調を施して情報伝達する
代表的な方式(64QAMや256QAM等)でデジタ
ル変調した場合でも、その位相歪みは極小であり、受信
装置側で情報誤認してビット誤り率の劣化となってしま
うことがない。
【0059】以上の説明の通り、上記の各実施形態の構
成によれば、以下のような効果を奏する。
【0060】第1点として、デジタル復調器23は周波
数シンセサイザ14の位相雑音36が打ち消された出力
信号H31をデジタル復調するので、振幅方向と共に位
相方向にも変調を施して情報伝達する代表的な方式であ
る64QAMや256QAM等と呼ばれる方式でデジタ
ル変調した場合でも、その位相歪みは極小であり受信装
置側で情報を誤認してビット誤り率の劣化となってしま
うことがない。
【0061】第2点として、特に周波数シンセサイザ1
4の位相雑音36を極小に抑えることができるので、周
波数シンセサイザ14に非常に高精度の部品を使用する
必要は無く、コストの増大となってしまうことがない。
【0062】第3点として、位相雑音36を極小に抑え
ることができるので、非常に精密な微調整を必要とせ
ず、しかも周波数シンセサイザ14が出力可能なあらゆ
る周波数について位相雑音36の管理を行なう必要もな
いので、製品の製造管理面においても結果的にコストの
低減が可能である。
【0063】第4点として、位相と振幅方向にさらに多
くの情報を乗せる512QAMや1024QAMなどと
いった方式を考えていった場合に、周波数シンセサイザ
の位相雑音36をさらに極小化する必要があるのに対
し、位相雑音は周波数シンセサイザの原理上必ず存在す
るので皆無とすることは不可能であり、従来方式では周
波数シンセサイザの精度により伝送可能な情報量が制限
されてしまうが、本発明によればこの制限を緩和するこ
とができるので、さらに大容量の情報を伝達することが
可能である。
【0064】尚、図1の構成では、受信装置25におい
て、バンドパスフィルタ15によって選局信号から不要
な周波数成分を除去した後にバンドパスフィルタ16,
19に入力するものとして説明したが、バンドパスフィ
ルタ15を用いずにバンドパスフィルタ16,19に直
接入力するようにしてもよいことは勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各々周波
数が少なくとも周波数軸上の一カ所で隣り合って且つ異
なると共に、周波数方向及び位相方向の変調極性が互い
に逆極性となるような2つのデジタル変調波を伝送路に
送出し、受信装置側ではバンドパスフィルタによって2
つの出力信号として分離抽出して、混合器による変換形
態を周波数及び位相の和成分をとるか、または差成分を
とるかの組み合わせと選択によって周波数シンセサイザ
の位相雑音を打ち消すよう作用するように構成している
ので、受信装置側の局部発振器である周波数シンセサイ
ザの位相雑音の影響を回避して、安価に実現が可能なデ
ジタル変調波送受信方式と送受信装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル変調方式の送受信装置の
一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態の動作を説明するための周波数と振
幅方向から見た第1のスペクトラム図である。
【図3】同実施形態の動作を説明するための周波数と振
幅方向から見た第2のスペクトラム図である。
【図4】同実施形態の動作を説明するための周波数と振
幅方向から見た第3のスペクトラム図である。
【図5】同実施形態の動作を説明するための周波数と振
幅方向から見た第4のスペクトラム図である。
【図6】同実施形態の動作を説明するための周波数と振
幅方向から見た第5のスペクトラム図である。
【図7】同実施形態の動作を説明するための周波数と振
幅方向から見た第6のスペクトラム図である。
【図8】同実施形態の動作を説明するための周波数と振
幅方向から見た第7のスペクトラム図である。
【図9】同実施形態の動作を説明するための周波数と振
幅方向から見た第8のスペクトラム図である。
【図10】同実施形態の動作を説明するための周波数と
振幅方向から見た第9のスペクトラム図である。
【図11】同実施形態の動作を説明するための周波数と
振幅方向から見た第10のスペクトラム図である。
【図12】同実施形態の動作を説明するための周波数と
振幅方向から見た第11のスペクトラム図である。
【図13】同実施形態の動作を説明するための周波数と
振幅方向から見た第12のスペクトラム図である。
【図14】従来例のデジタル変調方式による送受信装置
の構成を示すブロック図である。
【図15】従来例の動作を説明するための周波数と振幅
方向から見た第1のスペクトラム図である。
【図16】従来例の動作を説明するための周波数と振幅
方向から見た第2のスペクトラム図である。
【図17】周波数シンセサイザの位相雑音を説明するた
めに模式的に示した第3のスペクトラム図である。
【図18】従来例の動作を説明するための周波数と振幅
方向から見た第4のスペクトラム図である。
【符号の説明】
1…デジタル変調器 2…混合器 3…混合器 4…局部発振器 5…局部発振器 6…バンドパスフィルタ 7…バンドパスフィルタ 8…混合器 9…バンドパスフィルタ 10…出力回路 11…伝送路 12…入力回路 13…混合器 14…周波数シンセサイザ 15…バンドパスフィルタ 16…バンドパスフィルタ 17…混合器 18…バンドパスフィルタ 19…バンドパスフィルタ 20…混合器 21…局部発振器 22…バンドパスフィルタ 23…デジタル復調器 24…送信装置 25…受信装置 26…出力信号 27…受信機局部発振信号 28…出力信号 29…出力信号 30…出力信号 31…出力信号 32…デジタル変調器出力信号 33…出力信号 34…出力信号 35…出力信号 36…位相雑音 37…混合器 38…局部発振器 39…バンドパスフィルタ 40…出力信号 41…混合器 42…バンドパスフィルタ 43…デジタル復調器 44…周波数シンセサイザ 45…受信機局部発振信号 46…出力信号 47…送信装置 48…受信装置
フロントページの続き (72)発明者 引地 靖志 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−16440(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/00 - 27/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2系統に分配されるデジタル変調波に互
    いに異なる局部発振信号を混合して、各系統のデジタル
    変調波を、帯域が周波数軸上の一箇所で隣り合って且つ
    周波数方向及び位相方向の変調極性が互いに逆極性とな
    るように周波数変換する周波数変換手段と、 この周波数変換手段で変換された2系統のデジタル変調
    波を合成して送信出力を生成する合成手段とを具備した
    ことを特徴とするデジタル変調波送信装置。
  2. 【請求項2】 2系統に分配されるデジタル変調波を互
    いに帯域が周波数軸上で近接して且つ互いに周波数方向
    及び位相方向の変調極性が異なるように周波数変換する
    周波数変換手段と、 この周波数変換手段で変換された2系統のデジタル変調
    波を合成して送信出力を生成する合成手段とを具備し、 前記周波数変換手段は、周波数固定の第1の局部発振信
    号を発生する第1の局部発振器と、前記2系統に分配さ
    れる一方のデジタル変調波に前記第1の局部発振信号を
    混合して当該デジタル変調波を周波数変換する第1の混
    合器と、この第1の混合器の出力信号から所定の周波数
    成分を通過させて不要帯域を除去する第1のフィルタと
    を有する第1の周波数変換部と、周波数固定の第2の局
    部発振信号を発生する第2の局部発振器と、前記2系統
    に分配される他方のデジタル変調波に前記第2の局部発
    振信号を混合して当該デジタル変調波を周波数変換する
    第2の混合器と、この第2の混合器の出力信号から所定
    の周波数成分を通過させて不要帯域を除去する第2のフ
    ィルタとを有する第2の周波数変換部とを備え、 前記第1及び第2の局部発振器は、前記第1及び第2の
    周波数変換部から出力されるデジタル変調波の周波数方
    向及び位相方向の変調極性が互いに逆極性となるような
    局部発振信号を発生し、 前記第1及び第2のフィルタは、前記第1及び第2の周
    波数変換部から出力されるデジタル変調波の帯域が互い
    に周波数軸上の一箇所で隣接するような特性を有するこ
    とを特徴とするデジタル変調波送信装置。
  3. 【請求項3】 前記合成手段は、前記第1及び第2のフ
    ィルタの出力を混合する第3の混合器を備えることを特
    徴とする請求項2記載のデジタル変調波送信装置。
  4. 【請求項4】 前記合成手段は、さらに、前記第3の混
    合器の出力信号から各々周波数帯域が隣り合って且つ周
    波数方向及び位相方向の変調極性が互いに逆極性となる
    2つの信号成分のみを通過させる第3のフィルタを備
    え、この第3のフィルタの出力を送信出力するようにし
    たことを特徴とする請求項2記載のデジタル変調波送信
    装置。
  5. 【請求項5】 デジタル変調波を2系統に分配し、各デ
    ジタル変調波を互いに帯域が周波数軸上で近接し且つ互
    いに周波数方向及び位相方向の変調極性が異なるように
    周波数変換した後、混合して送信するデジタル変調波送
    信方式に対応し、 当該送信方式による複数の送信信号を、周波数シンセサ
    イザを用いて選択的に受信検出する受信検出手段と、 この受信検出手段の出力を2系統に分配してそれぞれの
    受信信号から互いに異なる帯域で且つ互いに周波数方向
    及び位相方向の変調極性が異なる2つのデジタル変調波
    を抽出するデジタル変調波抽出手段と、 この手段で抽出される2つのデジタル変調波のいずれか
    一方を周波数変換し且つ変調極性の反転または無反転し
    て他方のデジタル変調波と加算または減算することで両
    信号中に含まれる位相雑音を抑圧する演算手段と、 この演算手段の出力を復調処理する復調手段とを具備
    し、 前記デジタル変調波抽出手段は、前記2系統に分配され
    た受信信号からそれぞれ互いに帯域が周波数軸上で近接
    し且つ互いに周波数方向及び位相方向の変調極性が異な
    る第1、第2のデジタル変調波を抽出する第1及び第2
    のバンドパスフィルタを備え、 前記演算手段は、前記第1のバンドパスフィルタから出
    力される第1のデジタル変調波の中心周波数とは異なる
    周波数固定の局部発振信号を発生する局部発振器と、前
    記第1のデジタル変調波と前記局部発振信号とを混合し
    て周波数変換し且つ変調極性の反転または無反転する第
    1の混合器と、この第1の混合器の出力から前記混合に
    よる差成分または和成分を抽出する第3のバンドパスフ
    ィルタと、この第3のバンドパスフィルタの出力と前記
    第2のバンドパスフィルタの出力とを混合する第2の混
    合器と、この第2の混合器の出力から前記混合による差
    成分または和成分を抽出する第4のバンドパスフィルタ
    とを備えることを特徴とするデジタル変調波受信装置。
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