JPH0974406A - 送信装置 - Google Patents
送信装置Info
- Publication number
- JPH0974406A JPH0974406A JP7229222A JP22922295A JPH0974406A JP H0974406 A JPH0974406 A JP H0974406A JP 7229222 A JP7229222 A JP 7229222A JP 22922295 A JP22922295 A JP 22922295A JP H0974406 A JPH0974406 A JP H0974406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- reference frequency
- analog
- digital
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
く、高精度にディジタル信号処理を実行することができ
る送信装置を提供する。 【解決手段】 ディジタル信号処理部31で生成された
送信信号はD/Aコンバータ321、322でアナログ
信号に変換される。基準周波発振器331で発振された
基準周波に基づいて第1のPLL341において第1搬
送波が生成され、直交変調器251でアナログ信号によ
り直接送信周波数帯の信号に変換される。変調波は増幅
器391で増幅され、方向性結合器392を介して出力
される。その一部は混合器381におきて基準周波発振
器331で発振された基準周波に基づいて第2のPLL
343において生成される第2搬送波と混合され、直接
低周波帯の信号に変換される。従って中間周波段を省略
することができ小型、低価格化が可能となるだけでなく
信号処理精度を向上することも可能となる。
Description
送信装置に係わり、特に時分割多重アクセス通信(TD
MA)システムで使用されるバースト波の送信装置に関
する。
透するにしたがって電波資源の不足が著しくなってお
り、ディジタル変調波による周波数の有効利用が図られ
ている。即ち現在、携帯電話システムではπ/4シフト
差動QPSK変調が用いられているが、この変調方式は
情報を位相にのみ変調するため伝送効率が悪い。
ず振幅も同時に変調する16QAMや16QAMの変形
であるM16QAMが移動体通信に適用されるようにな
っている。例えばM16QAMがディジタルMCAシス
テムに採用され、高い伝送効率を実現している。
数だけでなく振幅も変調する方式では増幅器の非線形性
の影響による歪を生じやすく、隣接チャンネルへの干渉
や伝送エラー率の増加となって現れる。従って非線形性
を補償することが必要となるが、環境変化に起因する増
幅器の非線形性を補償するために増幅器の出力をフィー
ドバックする送信装置が既に提案されている。
て、例えばDSPで構成されるディジタル信号処理部2
1で生成されたディジタル信号はD/Aコンバータ22
1および222でアナログ信号に変換され、ローパスフ
ィルタ223および224を介して直交変換器251に
供給される。なおD/Aコンバータ221および222
は、クロック発振器225から出力されるクロックによ
って駆動される。
号は、基準発振器231から出力される基準周波数に基
づいて動作する第1のPLL241および移相器242
で生成される2相中間周波によって直交変調される。第
1の混合器252において直交変調器251の出力は、
基準発振器227から出力される基準周波数に基づいて
動作する第2のPLL243で生成される局部発振周波
数と混合され、バンドパスフィルタ261を介して増幅
器262で増幅される。
取り出され、第2の混合器281において基準発振器2
31から出力される基準周波数に基づいて動作する第2
のPLL243で生成される局部発振周波数と混合さ
れ、ローパスフィルタ282を介して直交復調器281
に供給される。直交復調器283においてローパスフィ
ルタ282の出力は、基準発振器231から出力される
基準周波数に基づいて動作する第1のPLL241およ
び移相器242で生成される2相中間周波によって直交
変調される。直交復調された信号は、ローパスフィルタ
291および292を介してA/Dコンバータ293お
よび294によってディジタル信号に変換され、ディジ
タル信号処理部21にフィードバックされる。
はクロック発振器225の出力をクロックシフタ295
によって信号がD/Aコンバータ221および222か
らA/Dコンバータ293および294に至るまでの時
間シフトしたクロックによって駆動される。例えばディ
ジタルMCAシステムで用いられるような1500MH
z帯では直接直交復調する場合には精度の劣化を避ける
ことが困難であるため、このように中間周波数帯を用い
た構成とする。
る中間周波として200MHzを、第2のPLL232
から出力される局部発振周波数に1300MHzを選択
する。従って第1の混合器の出力は1300±200M
Hzとなり、バンドパスフィルタ234で1500MH
z帯域の信号だけが増幅器235に供給される。
±1300MHzとなり、ローパスフィルタ242から
は200MHz帯域の信号だけが出力され、直交復調器
251からはもとの基底帯域の信号が出力される。
装置にあっては、情報をいったん中間周波で変調した後
さらに局部発振周波数で変調する構成となっているため
構成が複雑となるだけでなく、送信装置が大型化、高価
格化することは避けることができない。さらに直交復調
器は一般的に精度が低く、歪特性を十分に補償するため
には直交復調器の特性をも補正することが必要となる。
であり、高精度に非線形特性を補償することが可能であ
るだけでなく小型化、低価格化も可能な送信装置を提供
することにある。
置は、図1の構成図に示されるように、送信信号を生成
するとともにフィードバック信号に基づいて送信信号に
歪補償を施す信号処理手段11と、信号処理手段11か
ら出力される送信ディジタル信号を送信アナログ信号に
変換するディジタル/アナログ変換手段12と、基準周
波を発振する基準周波発振手段13と、基準周波発振手
段13で発振された基準周波に基づいて第1搬送波を生
成する第1搬送波生成手段14と、ディジタル/アナロ
グ変換手段12から出力される送信アナログ信号によっ
て第1搬送波生成手段14で生成された第1搬送波を変
調する変調手段15と、変調手段15の出力を増幅する
増幅手段16と、基準周波発振手段13で発振された基
準周波に基づいて第2搬送波を生成する第2搬送波生成
手段17と、増幅手段16の出力を第2搬送波生成手段
17で生成された第2搬送波によって周波数変換する周
波数変換手段18と、周波数変換手段18の出力をアナ
ログ/ディジタル変換してフィードバック信号を生成す
るアナログ/ディジタル変換手段19と、を具備する。
振手段13で発振された基準周波に基づいてディジタル
/アナログ変換手段12およびアナログ/ディジタル変
換手段19の変換タイミングを規制する変換タイミング
規制手段をさらに具備する。
第1の実施例の構成図であって、例えばDSPであるデ
ィジタル信号処理部31では基底帯域の送信信号が生成
される。この送信信号はD/Aコンバータ321および
322によってアナログ信号に変換された後ローパスフ
ィルタ323および324で高調波を除去する。
通のクロック発振器325で生成されるクロックによっ
て駆動される。基準周波発振器331で発振された基準
周波は第1のPLL(フェーズロックループ)341で
1496MHzの搬送波に変換され、さらに移相器34
2において相互に直交する搬送波に変換され、直交変調
器351においてローパスフィルタ323および324
で高調波が除去された送信信号によって直交変調され
る。
496MHzの信号に変換される。この信号は増幅器3
61で増幅されアンテナ(図示せず。)に出力されると
ともに、方向性結合器362を介してディジタル信号処
理部31にフィードバックされる。即ち方向性結合器3
62の出力は混合器381に入力され、基準周波発振器
331から発振される基準周波に基づいて動作する第2
のPLL343において生成される搬送波(例えば14
95.95MHz)と混合されて、直接50KHz帯の
信号に変換される。
タ382を介してA/Dコンバータ391に供給され、
ディジタル信号に変換されてディジタル信号処理部31
にフィードバックされる。なおA/Dコンバータ391
はクロック発振器325で発振されたクロックをクロッ
クシフタ392で所定量位相シフトしたクロックによっ
て駆動される。
21、322を出てA/Dコンバータ391に到達する
までの時間に相当する量として決定され、ディジタル信
号処理部31において処理される信号の同時性を確保す
る。以上説明したように第1の実施例によれば、基底帯
域の信号を直接1500MHz帯の信号に変換するこ
と、および1500MHz帯の信号からディジタル信号
処理が容易な50KHz帯の信号を取り出すことによ
り、従来の送信装置に比較してアナログで変換処理する
ステップを削減することが可能となる。
となるだけでなく、直交復調器を従来とは異なりディジ
タル信号処理できるので、信号処理精度を向上すること
も可能となる。しかしながら基準周波数発振器とクロッ
ク発振器とは独立で動作しているため送信信号とフィー
ドバック信号との間の同時性を厳密に確保することが困
難である。
ロック発振器325に代えて分周器326が設置され
る。分周器326は基準周波発振器331の発振する基
準周波を分周して、D/Aコンバータ321、322お
よびA/Dコンバータ391を駆動するクロックを生成
する。
変換、D/A変換およびA/D変換の同時性を厳密に維
持し、信号処理の精度を一層向上することが可能とな
る。なお双方向通信装置にあっては送信装置と受信装置
とが組み合わせて使用されるが、受信装置に本発明を適
用することも可能である。図5は第3の実施例の構成図
であって、方向性結合器392を介して出力される送信
信号はアンテナ共用器51を介してアンテナ52から放
射される。
テナ共用器51を介して受信用混合器53に導かれる。
受信用混合器53において受信信号(例えば1544M
Hz)は、第2のPLL343で生成される搬送波(例
えば1495.95MHz)と混合され、1544±1
495.95MHzの信号に変換される。
受信部54に導くことにより受信部54の高周波処理部
を省略することが可能となる。
信装置の小型化、低価格化が可能となるだけでなく、復
調信号処理精度を向上することも可能となる。請求項2
にかかる送信装置によれば、変調、周波数変換、D/A
変換およびA/D変換の同時性を厳密に維持し、信号処
理の精度を一層向上することが可能となる。
Claims (2)
- 【請求項1】 送信信号を生成するとともに、フィード
バック信号に基づいて送信信号に歪補償を施す信号処理
手段と、 前記信号処理手段から出力される送信ディジタル信号を
送信アナログ信号に変換するディジタル/アナログ変換
手段と、 基準周波を発振する基準周波発振手段と、 前記基準周波発振手段で発振された基準周波に基づいて
第1搬送波を生成する第1搬送波生成手段と、 前記ディジタル/アナログ変換手段から出力される送信
アナログ信号によって前記第1搬送波生成手段で生成さ
れた第1搬送波を変調する変調手段と、 前記変調手段の出力を増幅する増幅手段と、 前記基準周波発振手段で発振された基準周波に基づいて
第2搬送波を生成する第2搬送波生成手段と、 前記増幅手段の出力を前記第2搬送波生成手段で生成さ
れた第2搬送波によって周波数変換する周波数変換手段
と、 前記周波数変換手段の出力をアナログ/ディジタル変換
してフィードバック信号を生成するアナログ/ディジタ
ル変換手段と、を具備する送信装置。 - 【請求項2】 前記基準周波発振手段で発振された基準
周波に基づいて前記ディジタル/アナログ変換手段およ
びアナログ/ディジタル変換手段の変換タイミングを規
制する変換タイミング規制手段をさらに具備する請求項
1に記載の送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22922295A JP3615839B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22922295A JP3615839B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 送信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0974406A true JPH0974406A (ja) | 1997-03-18 |
JP3615839B2 JP3615839B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=16888748
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22922295A Expired - Fee Related JP3615839B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | 送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3615839B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008135878A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Japan Radio Co Ltd | 直交変調器 |
JP2008135879A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Japan Radio Co Ltd | 直交変調器 |
-
1995
- 1995-09-06 JP JP22922295A patent/JP3615839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008135878A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Japan Radio Co Ltd | 直交変調器 |
JP2008135879A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Japan Radio Co Ltd | 直交変調器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3615839B2 (ja) | 2005-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6975686B1 (en) | IQ modulation systems and methods that use separate phase and amplitude signal paths | |
US4888788A (en) | Transmitting and receiving systems | |
EP0619656B1 (en) | Time division multiplex transmitting/receiving system | |
KR0143023B1 (ko) | 디지탈 무선전화기의 송수신 신호처리 회로 | |
JP2917890B2 (ja) | 無線送受信機 | |
US7864882B2 (en) | Method and apparatus for generating constant envelope modulation using a quadrature transmitter | |
US6850750B2 (en) | Radio set and frequency converting method therefor | |
US5638401A (en) | Method and apparatus for generating plural quadrature modulated carriers | |
JP2998296B2 (ja) | ディジタル無線通信装置 | |
RU2325758C2 (ru) | Новая архитектура недорогостоящего/маломощного аналогового приемопередатчика | |
US6021164A (en) | Digital radio communication system having reduced phase-locked loop, and its synchronization | |
JPH0888660A (ja) | デジタル式無線通信装置 | |
JPH0974406A (ja) | 送信装置 | |
JPH05268188A (ja) | 多重無線変復調装置 | |
JPH0774790A (ja) | 非線形歪補償送受信回路 | |
JPH09233143A (ja) | ディジタル無線通信装置 | |
JP3422909B2 (ja) | 無線機 | |
JPH09181781A (ja) | 無線機 | |
KR100246539B1 (ko) | 직접변환방식리얼제로단측파대송신장치 | |
JP3387112B2 (ja) | 送信装置 | |
KR100249676B1 (ko) | 국부 발진신호의 누설 신호 소거장치 | |
JPH11127476A (ja) | 無線通信システム | |
JPH08316908A (ja) | 光ファイバ伝送装置 | |
JP3153158B2 (ja) | デジタル変調波送受信方式と送受信装置 | |
JPH04274642A (ja) | 直交変調回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040105 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040903 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |