JP3342854B2 - 同相合成・位相差検出回路 - Google Patents
同相合成・位相差検出回路Info
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Description
の目標衛星に対する指向誤差を検出するための位相差検
出回路に関する。また、位相が一致しない複数の受信信
号を自動的に同相に制御し合成する同相合成回路に関す
る。
からの電波を受信する場合、あるいは通信衛星と通信す
る場合、所定の回線品質を確保するために、衛星の方向
にアンテナの指向方向を合わせる継続的な操作、すなわ
ちアンテナ指向方向制御が必要となる。
追尾式受信装置」に開示されているような追尾式受信装
置があり、これを図7に示す。図7において、サブアン
テナ101、102からの入力信号は、共通の局部発振
器105の出力が入力されるダウンコンバータ103、
104によりそれぞれ第1中間周波数に変換される。さ
らに、これらの信号は、ミキサ106、107により第
2中間周波数に変換されるが、この時に使用されるロー
カル信号は、ミキサ107については局部発振器113
の出力であり、ミキサ106については電圧制御発振器
112の出力である。ミキサ107の中間周波数出力
と、ミキサ106の中間周波数出力は、バンドパスフィ
ルタ109、108を介して位相周波数比較器(PC
F)110または位相比較器(PD)により位相比較さ
れ、ループフィルタ111を介して前記電圧制御発振器
112にフィードバックされる。
較器110の入力であるサブアンテナ101とサブアン
テナ102の受信信号の位相差を減少させる方向に働
き、ミキサ106の中間周波数出力(追従系)は、ミキ
サ107の中間周波数出力(基準系)に位相同期される
ので、これら第2中間周波数を電力合成回路114で合
成することにより、同相合成出力115が得られる。
ナの指向誤差が生じ、サブアンテナ101及びサブアン
テナ102が受信する信号に位相差が生じた場合でも、
追従系が基準系にロツクされることにより、第2中間周
波数の2つの信号は正確に同相となり、同相合成出力1
15を得ることができる。すなわち、サブアンテナ間に
生じる位相差をフィードバックループによりキャンセル
することにより、アンテナの指向を衛星の方向に自動的
に制御(電子的な自動追尾)する事が可能である。
信装置は、電子的な同相合成により、アンテナビームを
衛星からの電波の到来方向に追従させることができ、ア
ンテナ全体としてのピーク利得を確保し、見かけ上1つ
のサブアレイアンテナと等価な広い半値幅を持つアンテ
ナが実現できる。しかし、大きな指向誤差に対しては利
得劣化が問題となり、各サブアレイを機械的に衛星方向
に指向させることが不可欠である。
る手段として、モノパルス方式が知られている。図8
に、伊藤他による”移動体用衛星放送受信システム”テ
レビジョン学会技報Vol.12、No.23、p47
−52、June、1988に開示されたモノパルス回
路例を示す。サブアンテナ131、132からの入力信
号は、共通の局部発振器135の出力が入力されるダウ
ンコンバータ133、134によりそれぞれ第1中間周
波数に変換される。さらに、これらの信号は共通の局部
発振器138の出力が入力されるチユーナ136、13
7により第2中間周波数に変換される。これら2つの信
号に位相差θが含まれるとすると、チューナ136の出
力はsin(ωt)、チューナ137の出力はsin
(ωt−θ)と表すことができる。ここで、ωは第2中
間周波数の角周波数、tは時間である。
とsin(ωt−θ)の乗算を行い、ローパスフィルタ
142を介して得られる出カ信号144(直流成分)は
sin(θ)に比例した電圧となる。一方、ミキサ14
1はsin(ωt)とsin(ωt−θ)の乗算を行
い、ローパスフィルタ143を介して得られる出力信号
145(直流成分)はcos(θ)に比例した電圧とな
る。このように出力信号144、145はサブアンテナ
131、132間の受信信号位相差であり、本位相差か
ら求められるアンテナの指向誤差からアンテナの指向方
向制御を機械的に行うことが可能である。
相合成によるアンテナビームの追尾だけではアンテナの
利得劣化が避けられないため、これに加えてアンテナの
機械的指向方向制御を併用する必要があった。このた
め、モノパルス回路など指向誤差(=各サブアンテナ間
の位相差)を検出する回路を別途用意する必要があり、
回路構成が複雑になるという問題があった。
の追尾を行う同相合成回路と、位相差を検出する回路を
共通化することにより、両機能を簡単な回路構成で実現
した同相合成・位相差検出回路を提供することにある。
は、nを2以上の整数としたとき、n個の入力信号をダ
ウンコンバートするn個のミキサと、これらのミキサの
うち、基準系に属する1個のミキサにローカル信号を供
給する1個の局部発振器と、前記ミキサのうち、追従系
に属する(n−1)個のミキサにローカル信号を供給す
る(n−1)個の電圧制御発振器と、前記n個のミキサ
の、中間周波数を出力する出力端子にそれぞれ連結され
たn個のフィルタと、これらのフィルタの出力に基づい
て、基準系と各追従系の信号位相をそれぞれ比較する
(n−1)個の第1位相比較手段と、これらの第1位相
比較手段が検出した位相差情報に応じて、前記(n−
1)個の電圧制御発振器を制御し、各追従系の信号位相
を基準系の信号位相にロックさせる(n−1)個の位相
制御手段と、前記n個のミキサが出力する中間周波数を
合成し、合成結果を同相合成出力端子に送出する電力合
成器と、前記1個の局部発振器と、前記(n−1)個の
電圧制御発振器との信号位相をそれぞれ比較する(n−
1)個の第2位相比較手段と、これらの第2位相比較手
段の出力を入力し、位相差情報を位相差出力端子に送出
する(n−1)個のローパスフィルタとを備えることを
特徴とする同相合成・位相差検出回路である。
個の第2位相比較手段の各入力に、それぞれ分周器を挿
入したことを特徴とする請求項1に記載の同相合成・位
相差検出回路である。
個の第2位相比較手段は、それぞれ、位相進み検出出力
および位相遅れ検出出カを備え、これらの位相進み検出
出力および位相遅れ検出出カを、それぞれセット信号お
よびリセット信号として入力し、位相差方向の極性を示
す位相差方向出力を出力するフリップフロップと、前記
第2位相比較手段とローパスフィルタとの間に設けら
れ、前記位相進み検出出力および位相遅れ検出出カを入
力するチャージポンプとをさらに備えることを特徴とす
る請求項1〜2に記載の同相合成・位相差検出回路であ
る。
個の第1位相比較手段にはロック検出出力が設けられ、
これらのロック検出出力を前記(n−1)個のローパス
フィルタのリセット入力に接続したことを特徴とする請
求項1〜3に記載の同相合成・位相差検出回路である。
ルタは、放送衛星または通信衛星が出力するビーコンま
たはパイロット信号の周波数、またはこれがダウンコン
バートされた周波数を中心周波数とするバンドパスフィ
ルタであることを特徴とする請求項1〜4に記載の同相
合成・位相差検出回路である。
個のローパスフィルタの出力をディジタル信号に変換
し、変換したディジタル信号を位相差出力端子に送出す
る(n−1)個のAD変換器をさらに備えることを特徴
とする請求項1〜5に記載の同相合成・位相差検出回路
である。
テナと、前記n個のサブアンテナからの信号をダウンコ
ンバートし、中間周波数を前記n個のミキサにそれぞれ
送出するn個のダウンコンバータとをさらに備えること
を特徴とする請求項1〜6に記載の同相合成・位相差検
出回路である。
電圧制御発振器および局部発振器の位相を比較し、位相
差を検出することにより、同相合成回路の動作は従来通
り実現しながら、簡単な付加回路により、位相差すなわ
ち指向誤差出力を同時に得ることを最も主要な特徴とす
る。
どを必要としたが、従来の同相合成回路に含まれる電圧
制御発振器と局部発振器には入力の位相差が反映される
ことを利用し、同相合成回路と位相差検出回路とを共通
化する事で、設計の簡素化、装置の小型化、低消費電力
化の効果が得られる。
差検出回路の第1の実施形態を示す。図において、ミキ
サ6は、電圧制御発振器12の出力をローカル信号とし
て、入力信号1をダウンコンバートし中間周波数を出力
し、ミキサ7は、局部発振器13の出力をローカル信号
として、入力信号2をダウンコンバートし中間周波数を
出力する。出力された両中間周波数は、バンドパスフィ
ルタ8及びバンドパスフィルタ9を介して位相周波数比
較器(PFC)10または位相比較器(PD)に入力さ
れる。
10に入力される2信号の位相が一致するように電圧制
御発振器12を制御する。このループフィルタ11によ
る位相制御により、電圧制御発振器12(追従系)の出
力の位相は、局部発振器13(基準系)の出力の位相に
ロックされる。従って、電力合成回路14には、位相が
同期した信号が入力され、同相合成出力15が得られ
る。
入力される場合、この位相ずれをミキサにおいて打ち消
すのに必要な位相差を保ちながら、電圧制御発振器12
は局部発振器13にロックされる。従って、電圧制御発
振器12の位相と局部発振器13の位相を位相比較器1
6により位相比較することにより、入カ信号1、2の位
相差を検出することができる。位相差の情報は、位相比
較器16の出力パルスのデューティ比として現れるが、
このままでは取り扱いにくいので、ローパスフィルタ1
7によりデューティ比を電圧に変えて、位相差出力18
すなわち指向誤差出力を得ている。
回路は、位相差を持つ入力信号1、2が入カされた場合
に、ミキサ6の中間周波数出カ(追従系)がミキサ7の
中間周波数出力(基準系)に位相同期することにより、
同相合成されて同相合成出力15が出力されると同時
に、入力信号1、2の位相差が位相差出力18として電
圧の形で出力される。
したが、入力信号は3信号以上とすることができる。そ
の場合、基準系は1個とし、残りすべてを追従系とすれ
ばよい。
にその出力振幅がほぼ一定である、電圧制御発振器12
の出力および局部発振器13の出力から、位相差検出の
ための信号を分岐して取り出すため、受信信号から直接
位相差検出を行うモノパルス方式などと比較して、入力
信号の振幅変化がAM−PM変換により位相差検出出力
に誤差として現れにくい。
から分岐する必要がないことは、受信信号から位相差検
出を行うモノパルス方式などと比較して、雑音特性に優
れ、分岐による損失を補うための増幅が不要であるとい
う利点がある。
路の第2の実施形態を示す。第2の実施形態は、第1の
実施形態における位相比較器16(本実施形態では16
a)の入力側に、分周比Nの分周器19、20を挿入し
た構成である。図2において、電圧制御発振器12aと
局部発振器13aの出力周波数は、方式の要求により決
定されるが、これらの周波数が高い場合、例えば1GH
zを超える場合には、位相比較器16aには高速ディジ
タルゲートを使用する必要があり、消費電カが大きくな
る。分周器19、20は、位相比較器16aに入力され
る周波数を低く抑えることができるため、位相比較器1
6aへの性能要求を緩和することができる。
路の第3の実施形態を示す。第3の実施形態では、第1
の実施形態における位相比較器16の代わりに、位相進
み出力uと位相遅れ出力dとを、別々の出カ端子として
持つタイプの位相比較器16bを使用し、位相差方向の
極性を出力する端子が設けられている。図3において、
位相比較器16bのu出力とd出力は、フリップフロッ
プ22のセット及びリセット入力へ接続され、フリップ
フロップ22は、位相差方向の極性を示す位相差方向出
力23を出力している。また、位相比較器16bのu出
力とd出力は、チャージポンプ21を介してローパスフ
ィルタ17bに入力され、このローパスフィルタ17b
からは、位相差出力18bとして位相差に比例した電圧
が出力される。
路の第4の実施形態を示す。第4の実施形態は、ロック
外れ時に真値ではない位相差情報を出力することを防ぐ
ことを目的として、第1の実施形態における位相周波数
比較器10を、ロック検出出カを有する位相周波数比較
器10cに置き換え、このロック検出出カによりローパ
スフイルタ17cをリセットする構成である。
されてから追従系が基準系にロックされるまでの期間
は、位相差出力18cにはロック外れによる真値ではな
い情報が出力される。そこで、この期間はローパスフィ
ルタ17cをリセットしておき、位相周波数比較器10
cがロック検出した時点からローパスフィル夕17cを
動作させて、正確な位相差出力18cを得る。
1)におけるバンドパスフィルタ8、9の中心周波数
を、放送衛星または通信衛星が出力するビーコン(パイ
ロット)信号がダウンコンバートされた周波数に一致さ
せる構成である。本発明の同相合成・位相差検出回路を
放送衛星または通信衛星に対する受信機に適用する場
合、入カ信号1、2には各チャネルの変調信号及びビー
コン(パイロット)信号が入力されるが、変調信号を位
相同期に使用しようとすると、変調による位相変化が指
向誤差による位相変化に重畳される問題が考えられる。
そこで、バンドパスフィルタ8、9の中心周波数を、無
変調信号であるビーコン(パイロツト)信号がダウンコ
ンバートされた周波数に合わせておくことで、受信チャ
ネルの変調方式に依らずに安定した位相同期を行わせる
ことができる。
路の第6の実施形態を示す。第6の実施形態は、第1の
実施形態における位相差出力18を出力するローパスフ
ィル夕17の後段に、AD変換器24を付加した構成で
ある。図5における位相差出力18dはディジタル信号
であるため、この信号を利用して演算処理を行う場合
や、この信号を制御信号として使用する場合に取り扱い
が容易である。
路の第7の実施形態を示す。図において、サブアンテナ
46、47から入力される信号は、共通の局部発振器5
0の出力をローカル信号とするダウンコンバータ48、
49によりダウンコンバートされる。ダウンコンバータ
48、49が出力する信号は、本発明の第1〜第6のい
ずれかの実施形態のミキサに入力される。なお、図6に
は、これらの代表として、第1の実施形態のミキサに入
力される例を示した。
信または受信する電波の波面が一致する場合、ダウンコ
ンバータ48、49の出力の周波数及び位相は一致す
る。逆に、サブアンテナ46、47を結ぶ直線と、送信
または受信する電波の波面が角度を持つ場合、サブアン
テナ46、47で受信される信号に位相差が現れる。ダ
ウンコンバータ48、49の出力においてもこの位相差
は存在し、これらの出力は、位相差を保ったまま本発明
の第1〜第6のいずれかの実施形態のミキサに入力され
る。位相差出力18eには、この位相差に比例した値が
出力されるので、この出力をもとにサブアンテナ46、
47を結ぶ線と電波の波面が一致するようにアンテナを
機械的に制御することが可能である。ここで、応答性の
点から機械追尾による対応が困難な移動体の振動、路面
の段差等による急激な移動体の姿勢変動による指向誤差
に対しても、電子的な同相合成により利得の劣化を防ぐ
ことが可能である。
1段としたが、ダウンコンバータの段数はこれに限られ
るものではない。
る電圧制御発振器及び局部発振器の位相を比較すること
で位相差を検出することにより、同相合成及び位相差検
出の両機能を従来の同相合成回路への簡単な回路の付加
により実現できる効果がある。
(すなわちサブアンテナ間の位相差検出)を行うために
は、同相合成回路とは別にモノパルス回路などを必要と
したが、同相合成回路と位相差検出回路とを共通化する
事で設計の簡素化、装置の小型化、低消費電力化の効果
が得られる。
は、位相差検出のために信号を分岐して取り出す必要が
ないので、雑音特性に優れ、分岐に伴う損失を補うアン
プが不要である効果がある。
差検出回路では、入力信号の振幅が位相差出力に影響を
与えるのに対して、本発明の同相合成・位相差検出回路
では、位相差検出を行う位相比較器に入力される信号は
電圧制御発振器及び局部発振器から得るため、その振幅
は受信信号の振幅に依らずほぼ一定である。従って、位
相比較器におけるAM−PM変換による位相検出誤差が
発生しにくい効果がある。
実施形態の構成図。
実施形態の構成図。
実施形態の構成図。
実施形態の構成図。
実施形態の構成図。
実施形態の構成図。
タ(フィルタ) 9、9a、9b、9c、9d、9e バンドパスフィル
タ(フィルタ) 10、10a、10b、10c、10d、10e 位相
周波数比較器(第1位相比較手段) 11、11a、11b、11c、11d、11e ルー
プフィルタ(位相制御手段) 12、12a、12b、12c、12d、12e 電圧
制御発振器 13、13a、13b、13c、13d、13e 局部
発振器 14、14a、14b、14c、14d、14e 電力
合成回路 15、15a、15b、15c、15d、15e 同相
合成出力端子 16、16a、16b、16c、16d、16e 位相
比較器(第2位相比較手段) 17、17a、17b、17c、17d、17e ロー
パスフイルタ 18、18a、18b、18c、18d、18e 位相
差出力端子 19、20 分周器 21 チャージポンプ 22 フリップフロップ 23 位相差方向出力端子 24 AD変換器 46、47 サブアンテナ 48、49 ダウンコンバータ 50 局部発振器 101、102、131、132 サブアンテナ 103、104、133、134 ダウンコンバータ 105、135 局部発振器 106、107 ミキサ 108、109 バンドパスフィルタ 110 位相周波数比較器 111 ループフィルタ 112 電圧制御発振器 113 局部発振器 114 電力合成回路 115 同相合成出力端子 136、137 チユーナ 138 局部発振器 139 90度移相器 140、141 ミキサ 142、143 ローパスフイルタ 144、145 位相差出力端子
Claims (7)
- 【請求項1】 nを2以上の整数としたとき、n個の入
力信号をダウンコンバートするn個のミキサと、 これらのミキサのうち、基準系に属する1個のミキサに
ローカル信号を供給する1個の局部発振器と、 前記ミキサのうち、追従系に属する(n−1)個のミキ
サにローカル信号を供給する(n−1)個の電圧制御発
振器と、 前記n個のミキサの、中間周波数を出力する出力端子に
それぞれ連結されたn個のフィルタと、 これらのフィルタの出力に基づいて、基準系と各追従系
の信号位相をそれぞれ比較する(n−1)個の第1位相
比較手段と、 これらの第1位相比較手段が検出した位相差情報に応じ
て、前記(n−1)個の電圧制御発振器を制御し、各追
従系の信号位相を基準系の信号位相にロックさせる(n
−1)個の位相制御手段と、 前記n個のミキサが出力する中間周波数を合成し、合成
結果を同相合成出力端子に送出する電力合成器と、 前記1個の局部発振器と、前記(n−1)個の電圧制御
発振器との信号位相をそれぞれ比較する(n−1)個の
第2位相比較手段と、 これらの第2位相比較手段の出力を入力し、位相差情報
を位相差出力端子に送出する(n−1)個のローパスフ
ィルタとを備えることを特徴とする同相合成・位相差検
出回路。 - 【請求項2】 前記(n−1)個の第2位相比較手段の
各入力に、それぞれ分周器を挿入したことを特徴とする
請求項1に記載の同相合成・位相差検出回路。 - 【請求項3】 前記(n−1)個の第2位相比較手段
は、それぞれ、位相進み検出出力および位相遅れ検出出
カを備え、 これらの位相進み検出出力および位相遅れ検出出カを、
それぞれセット信号およびリセット信号として入力し、
位相差方向の極性を示す位相差方向出力を出力するフリ
ップフロップと、 前記第2位相比較手段とローパスフィルタとの間に設け
られ、前記位相進み検出出力および位相遅れ検出出カを
入力するチャージポンプとをさらに備えることを特徴と
する請求項1〜2に記載の同相合成・位相差検出回路。 - 【請求項4】 前記(n−1)個の第1位相比較手段に
はロック検出出力が設けられ、これらのロック検出出力
を前記(n−1)個のローパスフィルタのリセット入力
に接続したことを特徴とする請求項1〜3に記載の同相
合成・位相差検出回路。 - 【請求項5】 前記n個のフィルタは、放送衛星または
通信衛星が出力するビーコンまたはパイロット信号の周
波数、またはこれがダウンコンバートされた周波数を中
心周波数とするバンドパスフィルタであることを特徴と
する請求項1〜4に記載の同相合成・位相差検出回路。 - 【請求項6】 前記(n−1)個のローパスフィルタの
出力をディジタル信号に変換し、変換したディジタル信
号を位相差出力端子に送出する(n−1)個のAD変換
器をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5に記載
の同相合成・位相差検出回路。 - 【請求項7】 n個のサブアンテナと、 前記n個のサブアンテナからの信号をダウンコンバート
し、中間周波数を前記n個のミキサにそれぞれ送出する
n個のダウンコンバータとをさらに備えることを特徴と
する請求項1〜6に記載の同相合成・位相差検出回路。
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JP24801999A JP3342854B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 同相合成・位相差検出回路 |
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