JPH11150137A - バリ取り方法および装置 - Google Patents

バリ取り方法および装置

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JPH11150137A
JPH11150137A JP31685797A JP31685797A JPH11150137A JP H11150137 A JPH11150137 A JP H11150137A JP 31685797 A JP31685797 A JP 31685797A JP 31685797 A JP31685797 A JP 31685797A JP H11150137 A JPH11150137 A JP H11150137A
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JP
Japan
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deburring
burrs
work
movable nozzle
lead frame
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JP31685797A
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English (en)
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Yukihiro Chatani
幸弘 茶谷
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリ取り装置の小形化、低価格化および低騒
音化を図るとともに少量多品種化への対応を可能にす
る。 【解決手段】 リードフレーム2を固定して支持する支
持台5aが設けられたバリ取り部と、リードフレーム2
に形成された樹脂バリに対して流動体であるエアー6の
加圧により研磨材7を噴射しかつ前記樹脂バリの位置に
応じて移動可能な移動式ノズル8と、移動式ノズル8を
三次元方向に移動させるノズル移動機構13と、移動式
ノズル8の前記三次元方向への動作を制御する制御部と
からなり、前記バリ取り部において、樹脂封止を終えた
リードフレーム2を支持台5aに載置して固定し、リー
ドフレーム2上に形成された前記樹脂バリに応じて移動
式ノズル8を移動させながら、研磨材7を前記樹脂バリ
に噴射して前記樹脂バリの除去を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造技術に
おいて、特に、樹脂封止工程で形成された樹脂のバリを
除去するバリ取り方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に説明する技術は、本発明を研究、
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
【0003】IC(Integrated Circuit)やトランジス
タを製造する半導体製造工程の樹脂封止工程において、
半導体チップが搭載されたリードフレーム(ワーク)に
対して樹脂封止を行うと、封止本体部から突出した樹脂
バリ(バリ)がリードフレーム上に形成される。
【0004】したがって、樹脂封止後には、この樹脂バ
リの除去作業すなわちブラスト作業を行わなければなら
ない。
【0005】なお、前記ブラスト作業においては、専用
のバリ取り装置(デフラッシャーまたはデフラッシュ装
置ともいう)を使用することが多く、このバリ取り装置
には、エアーまたは液体などの流動体と研磨材とを噴射
する複数本(例えば、5〜10本)の固定式ノズルが設
けられている。
【0006】これにより、前記バリ取り装置は、複数本
の固定式ノズルの直下で、ベルトチェーンによってワー
ク(樹脂封止済みのリードフレーム)を移動させなが
ら、ワーク上の樹脂バリに固定式ノズルから研磨材を噴
射して前記樹脂バリを除去する構造となっている。
【0007】したがって、このようなタイプのバリ取り
装置は、少品種多量生産向きのものである。
【0008】ここで、樹脂封止によって形成された樹脂
バリを除去するデフラッシュ装置(バリ取り装置)につ
いては、例えば、株式会社工業調査会、1981年11
月10日発行、「超LSI製造・試験装置ガイドブック
<1982年版>、電子材料別冊(1981年別
冊)」、174〜175頁に記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記した技
術におけるバリ取り装置では、ベルトチェーンによって
ワークを移動させる構造であるため、バリ取り装置が大
形となり、スペースの有効活用ができないという問題が
起こる。
【0010】さらに、ベルトチェーンによってワークを
移動させる構造であるため、その機構が複雑になり、バ
リ取り装置の価格が高くなることや騒音が大きいことが
問題とされる。
【0011】本発明の目的は、小形化、低価格化および
低騒音化を図るとともに少量多品種化に対応するバリ取
り方法および装置を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0014】すなわち、本発明のバリ取り方法は、バリ
が形成されたワークをバリ取り部の支持台に搭載して固
定する工程と、前記支持台に固定された前記ワークの前
記バリに応じて移動式ノズルを移動させ、前記移動式ノ
ズルから流動体または研磨材もしくはその両者を前記バ
リに噴射させて前記バリを除去する工程とを有するもの
である。
【0015】さらに、本発明のバリ取り方法は、樹脂封
止を行ったワークであるリードフレームに形成された樹
脂のバリを除去するものであり、半導体チップの樹脂封
止が行われて前記バリが形成された前記リードフレーム
をバリ取り部の支持台に搭載して固定する工程と、前記
支持台に固定された前記リードフレームの前記バリに応
じて移動式ノズルを移動させ、流動体であるエアーの加
圧によって前記移動式ノズルから研磨材を前記バリに噴
射させて前記バリを除去する工程とを有するものであ
る。
【0016】また、本発明のバリ取り装置は、ワークを
固定して支持する支持台が設けられたバリ取り部と、前
記ワークに形成されたバリに対して流動体または研磨材
を噴射しかつ前記バリの位置に応じて移動可能な移動式
ノズルと、前記移動式ノズルの動作を制御する制御部と
を有し、前記バリ取り部において、前記ワークに形成さ
れた前記バリに応じて前記移動式ノズルを移動させ、前
記流動体または前記研磨材もしくはその両者を前記バリ
に噴射させて前記バリの除去を行うものである。
【0017】これにより、ワークのバリに応じて移動式
ノズルを移動させながら研磨材をバリに噴射することが
可能になる。
【0018】その結果、バリ取り装置においてワークを
移動させる複雑な機構が不要になるため、バリ取り装置
の小形化を図ることができ、したがって、スペースを有
効活用できる。
【0019】また、移動式ノズルを設置したことによ
り、固定されたワーク上でこの移動式ノズルを自由に動
かすことができる。
【0020】その結果、バリ取りを行う上でのフレキシ
ブル性を向上させることが可能になり、多品種のワーク
のバリ取りを行うことができる。
【0021】なお、本発明のバリ取り装置は、樹脂封止
を行ったワークであるリードフレームに形成された樹脂
のバリを除去するものであり、前記リードフレームを固
定して支持する支持台が設けられたバリ取り部と、半導
体チップの樹脂封止が行われて前記リードフレームに形
成された前記バリに対して流動体であるエアーの加圧に
より研磨材を噴射しかつ前記バリの位置に応じて移動可
能な移動式ノズルと、前記移動式ノズルの動作を制御す
る制御部とを有し、前記バリ取り部において、前記リー
ドフレームに形成された前記バリに応じて前記移動式ノ
ズルを移動させ、前記研磨材を前記バリに噴射させて前
記バリの除去を行うものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0023】図1は本発明によるバリ取り装置の構造の
実施の形態の一例を一部破断して示す外観斜視図、図2
は図1に示すバリ取り装置のバリ取り部の内部構造の一
例を示す構成概念図、図3は本発明のバリ取り装置に設
けられたノズル移動機構の構造の実施の形態の一例を示
す拡大部分斜視図、図4は本発明のバリ取り装置によっ
て樹脂バリの除去が行われるワークの構造の一例を示す
拡大部分平面図である。
【0024】図1に示す本実施の形態のバリ取り装置
は、デフラッシャーまたはデフラッシュ装置とも呼ば
れ、ICやトランジスタなどの半導体装置を製造する半
導体製造工程の組立て工程において、図4に示す半導体
チップ1が搭載されたリードフレーム2(ワーク)に対
して樹脂封止を行った際に、リードフレーム2上で封止
本体部3から突出して形成された樹脂のバリである樹脂
バリ4(バリ)や樹脂残りを除去するものである。
【0025】すなわち、前記バリ取り装置は、樹脂封止
を行ったリードフレーム2に形成された樹脂バリ4(樹
脂残りを含む)を除去するものであり、樹脂封止後のこ
の樹脂バリ4の除去作業すなわちブラスト作業において
用いられるものである。
【0026】前記バリ取り装置の構成について説明する
と、リードフレーム2を固定して支持する支持台5aが
設けられたバリ取り部5と、リードフレーム2に形成さ
れた樹脂バリ4に対して流動体であるエアー6の加圧に
より研磨材7を噴射し、かつ樹脂バリ4の位置に応じて
移動可能な移動式ノズル8と、移動式ノズル8の動作を
制御する制御部9とからなり、バリ取り部5において、
樹脂封止を終えたリードフレーム2を支持台5aに載置
して固定し、リードフレーム2上の封止本体部3から突
出して形成された樹脂バリ4に応じて移動式ノズル8を
移動させながら、研磨材7を樹脂バリ4に噴射して樹脂
バリ4の除去を行うものである。
【0027】さらに、前記バリ取り装置には、バリ取り
前のリードフレーム2を収容するローダ部10と、バリ
取り後のリードフレーム2を収容するアンローダ部11
と、ローダ部10からバリ取り部5へのリードフレーム
2の搬入およびバリ取り部5からアンローダ部11への
リードフレーム2の搬出を案内するガイドレール12
(ワーク搬送手段)とが設けられている。
【0028】また、本実施の形態のバリ取り装置には、
図3に示すように、移動式ノズル8を三次元方向に移動
させることが可能なノズル移動機構13が設けられ、図
1に示す制御部9によって移動式ノズル8の前記三次元
方向への移動制御を行う。
【0029】つまり、移動式ノズル8をX方向14、Y
方向15およびZ方向16に移動させるロボットである
X軸ブロック13a、Y軸ブロック13bおよびZ軸ブ
ロック13cが設けられており、それぞれのブロック部
材の案内により、予め設定された移動距離(移動範囲)
および移動速度に基づいて移動式ノズル8を三次元的に
移動させるものである。
【0030】なお、本実施の形態のバリ取り装置のノズ
ル移動機構13においては、移動式ノズル8と連結しか
つ高圧のエアー6を導入するエアー導入口17aを有し
た主配管17が配管支持ブロック18に取り付けられ、
さらに、この配管支持ブロック18がY軸ブロック13
bに固定され、また、Y軸ブロック13bはY方向15
に移動自在にX軸ブロック13aに取り付けられ、さら
に、X軸ブロック13aはX方向14に移動自在にZ軸
ブロック13cに取り付けられ、また、Z軸ブロック1
3cはZ方向16に移動自在にブラスト本体部5c(図
2参照)に取り付けられている。
【0031】したがって、ノズル移動機構13におい
て、移動式ノズル8をX方向14に移動させる際には、
Z軸ブロック13cに対してX軸ブロック13aをX方
向14に移動させ、また、Y方向15に移動させる際に
は、X軸ブロック13aに対してY軸ブロック13bを
Y方向15に移動させ、さらに、Z方向16に移動させ
る際には、ブラスト本体部5cに対してZ軸ブロック1
3cをZ方向16に移動させる。
【0032】これにより、本実施の形態のバリ取り装置
においては、移動式ノズル8を三次元的に移動させるこ
とができる。
【0033】なお、本実施の形態のノズル移動機構13
において、各々のブロック部材は、モータ駆動によって
移動し、その移動距離は、例えば、移動式ノズル8をX
方向14に最大250mm程度移動させることができ、
かつ、Y方向15に最大70mm程度移動させることが
できる(Z方向16についても、ほぼ同様に移動可)。
【0034】ただし、X軸ブロック13a、Y軸ブロッ
ク13bまたはZ軸ブロック13cの支持機構や各々の
係合関係、あるいは、その移動距離などは、前述した内
容に限定されるものではなく、移動式ノズル8を三次元
的に移動させる機能を満たしていれば他のものであって
もよい。
【0035】また、本実施の形態は、バリ取り装置のバ
リ取り部5のブラスト本体部5cに移動式ノズル8が1
本設置された場合であり、この移動式ノズル8には、研
磨材7を導く研磨材導入口8aが設けられ、これによ
り、バリ取りを行う際には、主配管17を通って供給さ
れた高圧のエアー6によって、研磨材導入口8aから導
入された研磨材7を加圧し、その結果、移動式ノズル8
の先端から樹脂バリ4に向けて研磨材7を噴射してバリ
取りを行う。
【0036】なお、移動式ノズル8と主配管17とは、
連結部材19によって連結かつ支持されている。
【0037】また、前記バリ取り装置のバリ取り部5
は、大別すると、図2に示すように、前エアーブロー部
5bと、ブラスト本体部5cと、後エアーブロー部5d
との3つの部屋に分けられ、ブラスト本体部5cの入口
側(前エアーブロー部5b側)と出口側(後エアーブロ
ー部5d側)とには、それぞれシャッター20aとシャ
ッター20bとが設置されており、バリ取りで発生する
粉塵がブラスト本体部5cから流出して前エアーブロー
部5bおよび後エアーブロー部5dに流入しないよう
に、シャッター20a,20bによって阻止する。
【0038】ここで、前エアーブロー部5bは、ブラス
ト作業の前準備として異物除去を行う箇所であり、図示
しないノズルが設置され、バリ取り(ブラスト作業)の
前処理として、リードフレーム2に付着した異物をエア
ーブローによって大まかに除去する部屋である。
【0039】また、後エアーブロー部5dは、バリ取り
によって発生した粉塵を、再び、エアーブローによって
除去する箇所であり、前エアーブロー部5bと同様に図
示しないノズルが設置され、これによって、後処理のエ
アーブローを行う部屋である。
【0040】さらに、ブラスト本体部5cには、その上
方(真上)に、図3に示すノズル移動機構13が設置さ
れ、ここで、樹脂バリ4のバリ取り(ブラスト作業)を
行うとともに、研磨材7の貯蔵用のタンク(図示せず)
が設置されている。
【0041】したがって、本実施の形態のバリ取り装置
は、リードフレーム2の表面側から1本の移動式ノズル
8によって樹脂バリ4に研磨材7を噴射して樹脂バリ4
の除去を行うものである。
【0042】なお、ブラスト本体部5cの上方(真上)
にノズル移動機構13が設置されたことにより、スペー
スを有効活用することができ、これにより、バリ取り装
置をコンパクトにすることができる。
【0043】また、ローダ部10は、樹脂封止済みのリ
ードフレーム2(ワーク)を予め収容した図示しないマ
ガジン(複数のワークを収容可能なケース)がセットさ
れると、このマガジンからリードフレーム2を1枚ずつ
吸着して取り出し、ガイドレール12の所定箇所までリ
ードフレーム2を搬送するものである。
【0044】さらに、ガイドレール12は、リードフレ
ーム2のローダ部10からバリ取り部5への搬送と、バ
リ取り後のリードフレーム2のバリ取り部5からアンロ
ーダ部11への搬送を案内するものである。
【0045】また、アンローダ部11は、バリ取り後の
リードフレーム2を1枚ずつ吸着保持して空の前記マガ
ジンに収容するものである。
【0046】さらに、制御部9は、移動式ノズル8の動
作を含むバリ取り装置の全ての動作を制御するものであ
る。
【0047】ここで、本実施の形態のバリ取り装置にお
けるブラスト方法の原理について説明する。
【0048】前記ブラスト方法の原理は、機械製作法な
どで用いられるサンドブラストと同様のものであり、図
3に示す主配管17にエアー6の高圧の圧力(例えば、
2〜5kg程度)が掛かると、図示しないタンク内に貯
蔵された研磨材7が前記圧力からの圧縮空気によって研
磨材導入口8aを介して移動式ノズル8内に押し出さ
れ、その後、主配管17内のエアー6からの前記高圧の
圧力によって研磨材7が移動式ノズル8の先端方向に加
圧され、これにより、研磨材7が移動式ノズル8の先端
から外方に噴射する。
【0049】その結果、移動式ノズル8から噴射した研
磨材7がリードフレーム2に形成された樹脂バリ4に衝
突し、これによって、樹脂バリ4を除去できる。
【0050】つまり、本実施の形態のバリ取り装置は、
ドライホーニング方式のものでもある。
【0051】なお、前記バリ取り装置で用いるエアー6
(流動体)は、例えば、ドライエアーであり、また、研
磨材7は、比較的硬い高分子の微粒子などである。
【0052】ただし、流動体として水などの液体を使用
してもよい。
【0053】また、本実施の形態のバリ取り装置によっ
てバリ取り(ブラスト作業)が行われるワークは、図4
に示すように、半導体チップ1を搭載するとともに、こ
の半導体チップ1を樹脂封止したリードフレーム2であ
り、封止本体部3の外方周囲には、樹脂封止時に、図示
しないモールド金型から流出して固まった樹脂バリ4
(前記モールド金型のゲートなどで形成された樹脂残り
も含む)や、アウタリード2aとダムバー2bとにより
囲まれた領域に充填された樹脂バリ4が形成されてい
る。
【0054】なお、リードフレーム2は、例えば、鉄と
ニッケルとの合金などからなるものであり、封止本体部
3および樹脂バリ4となる封止用の樹脂は、エポキシ系
の熱硬化性樹脂などである。
【0055】次に、図1〜図4を用いて、本実施の形態
によるバリ取り方法について説明する。
【0056】本実施の形態のバリ取り方法は、図1に示
すバリ取り装置を用いるものであり、樹脂封止を行った
リードフレーム2(ワーク)に形成された樹脂のバリで
ある樹脂バリ4を除去するものである。
【0057】まず、半導体チップ1の樹脂封止が行われ
た複数のリードフレーム2を予め収容した図示しないマ
ガジンをローダ部10にセットする。
【0058】続いて、ローダ部10によって、このマガ
ジンからリードフレーム2を1枚吸着して取り出し、ガ
イドレール12の所定箇所までリードフレーム2を搬送
する。
【0059】ここで、リードフレーム2に形成された樹
脂バリ4の位置を確認して、移動式ノズル8の移動距離
(移動範囲)や移動速度を予め設定する。
【0060】その後、ガイドレール12によってリード
フレーム2を案内して、バリ取り部5の前エアーブロー
部5bの所定箇所までリードフレーム2を搬送し、そこ
で、バリ取り(ブラスト作業)の前処理を行う。
【0061】すなわち、図示しないノズルを用いたエア
ーブローによって、リードフレーム2に付着した粉塵な
どの異物を除去する。
【0062】その後、シャッター20aを開け、ガイド
レール12の案内によってリードフレーム2をブラスト
本体部5c内に搬送し、ノズル移動機構13の真下でか
つ支持台5aの上方に配置させる。
【0063】なお、リードフレーム2をブラスト本体部
5c内に搬送した後、シャッター20aを再び閉じる。
この時、シャッター20bも閉じておく。
【0064】続いて、リードフレーム2を支持台5aに
搭載するとともに、リードフレーム2を支持台5aに固
定する。
【0065】その後、支持台5aに固定されたリードフ
レーム2の樹脂バリ4に応じて移動式ノズル8をノズル
移動機構13によって移動させ、これとともに、エアー
6の加圧によって移動式ノズル8から研磨材7を樹脂バ
リ4に噴射させて樹脂バリ4を除去する。
【0066】すなわち、制御部9によってノズル移動機
構13をモータ制御することにより、予め設定した移動
式ノズル8の移動距離(移動範囲)や移動速度を制御
し、これにより、移動式ノズル8を樹脂バリ4の位置に
応じて三次元的(主にX方向14とY方向15)に移動
させる。
【0067】さらに、制御部9によって主配管17にエ
アー6の高圧の圧力(例えば、2〜5kg程度)を掛け
ることにより、移動式ノズル8を移動させながら研磨材
7を移動式ノズル8の先端から樹脂バリ4に向けて噴射
させる。
【0068】なお、本実施の形態のバリ取り装置におい
ては、リードフレーム2の表面側からのみ研磨材7を噴
射させてバリ取りを行う。
【0069】これにより、リードフレーム2を支持台5
aに固定した状態で、リードフレーム2に形成された樹
脂バリ4に沿って移動式ノズル8から研磨材7を噴射さ
せ、その結果、研磨材7を樹脂バリ4に衝突させて樹脂
バリ4を除去する。
【0070】バリ取り終了後、制御部9によってノズル
移動機構13のモータ制御と、主配管17へのエアー6
の圧力印加とを停止する。
【0071】続いて、リードフレーム2の支持台5aへ
の固定を開放し、シャッター20bを開け、ガイドレー
ル12の案内によってリードフレーム2を後エアーブロ
ー部5dに搬送する。
【0072】ここで、バリ取りによって発生した粉塵
を、図示しないノズルを用いてエアーブローにより除去
する。
【0073】すなわち、バリ取り(ブラスト作業)の後
処理のエアーブローを行う。
【0074】その後、ガイドレール12の案内によって
リードフレーム2を後エアーブロー部5dからアンロー
ダ部11に搬送し、そこで、バリ取り後のリードフレー
ム2を吸着保持して空のマガジンに収容する。
【0075】本実施の形態のバリ取り方法および装置に
よれば、以下のような作用効果が得られる。
【0076】すなわち、リードフレーム2(ワーク)上
の樹脂バリ4の位置に応じて移動可能な移動式ノズル8
と、この移動式ノズル8の動作を制御する制御部9とが
設けられたことにより、リードフレーム2上の樹脂バリ
4に応じて移動式ノズル8を移動させながら研磨材7を
樹脂バリ4に噴射することが可能になる。
【0077】これにより、ワークであるリードフレーム
2を移動させる複雑な機構が不要になるため、バリ取り
装置の小形化を図ることができ、その結果、スペースを
有効活用できる。
【0078】さらに、移動式ノズル8を設置したことに
より、固定されたリードフレーム2上でこの移動式ノズ
ル8を自由に動かすことができる。
【0079】その結果、バリ取りを行う上でのフレキシ
ブル性を向上させることが可能になり、多品種の半導体
装置に対してのリードフレーム2上の樹脂バリ4のバリ
取りを行うことができる。
【0080】また、移動式ノズル8を設けることによ
り、予め移動式ノズル8の移動速度や移動範囲(噴射エ
リア)などの作業条件を設定して移動式ノズル8を移動
させることができる。
【0081】これにより、リードフレーム2の品種すな
わち半導体装置の品種に応じて前記作業条件を自由に設
定することができる。
【0082】したがって、少量多品種化に対応するバリ
取りを実現できるとともに、汎用性を確保することがで
きる。
【0083】さらに、リードフレーム2の品種ごとに前
記作業条件のデータの入力を変更することができるた
め、この変更によって品種を切り換えることが可能にな
り、その結果、前記作業条件の設定に費やす時間を大幅
に短縮することができる。
【0084】これにより、バリ取り工程における処理時
間を短縮することができる。
【0085】また、リードフレーム2を移動させる複雑
な機構が不要になるため、バリ取り装置の構造を簡略化
することができ、その結果、バリ取り装置の低価格化を
図ることができる。
【0086】さらに、移動式ノズル8を設けることによ
り、比較的少ない本数(本実施の形態では1本)の移動
式ノズル8によってバリ取りを行うことが可能になると
ともに、ベルトによるリードフレーム2の移動を行わな
い構造にできるため、バリ取り装置の低騒音化を図るこ
とができる。
【0087】なお、本実施の形態では、移動式ノズル8
を三次元方向に移動させることが可能なノズル移動機構
13が設けられ、制御部9によって移動式ノズル8の三
次元方向への移動制御をモータ制御によって行うことに
より、リードフレーム2の品種に応じた前記作業条件の
設定をさらに自由に可変して行うことができる。
【0088】この際、ノズル移動機構13として汎用ロ
ボットを用いることにより、ノズル移動機構13の価格
を1/3程度に抑えることができる。
【0089】さらに、移動式ノズル8を設置したことに
より、リードフレーム2上の樹脂バリ4の発生状況に応
じて研磨材7の噴射方向を選択することができる。
【0090】すなわち、移動式ノズル8を設置したこと
により、リードフレーム2の表裏面の何れか一方側から
研磨材7を噴射させるか、もしくはその両側から噴射さ
せるかを選択して研磨材7の噴射を行えるため(本実施
の形態ではリードフレーム2の表面側からのみ研磨材7
を噴射させている)、より確実にかつ効率良く樹脂バリ
4を除去することができる。
【0091】また、バリ取り装置が、リードフレーム2
を収容するローダ部10と、バリ取り後のリードフレー
ム2を収容するアンローダ部11と、ローダ部10から
バリ取り部5へのリードフレーム2の搬入およびバリ取
り部5からアンローダ部11へのリードフレーム2の搬
出を案内するガイドレール12(ワーク搬送手段)とを
備えていることにより、リードフレーム2のバリ取り部
5への搬入出およびバリ取りを自動化できる。
【0092】したがって、バリ取り作業のスループット
を向上できる。
【0093】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言う
までもない。
【0094】例えば、前記実施の形態においては、ノズ
ル移動機構13が、移動式ノズル8を三次元方向に移動
させるものであったが、図5に示す他の実施の形態のバ
リ取り装置に設けられたノズル移動機構13のように、
X軸ブロック13aとY軸ブロック13bとを備え、移
動式ノズル8をX方向14とY方向15との二次元方向
にのみ移動させるものであってもよい。
【0095】これによっても、前記実施の形態のバリ取
り装置とほぼ同様の作用効果が得られる。
【0096】また、前記実施の形態においては、バリ取
り装置に移動式ノズル8が1本だけ設けられている場合
を説明したが、移動式ノズル8は、複数本設けられてい
てもよい。
【0097】これによれば、移動式ノズル8の可動範囲
を増やすことができ、その結果、バリ取り装置の汎用性
をさらに広げることができる。
【0098】また、前記実施の形態においては、移動式
ノズル8がワーク(リードフレーム2)の表面側にのみ
設けられ、これにより、前記ワークの表面側からのみ研
磨材7を噴射する場合について説明したが、移動式ノズ
ル8を前記ワークの裏面側に設置してもよく、また、表
裏両面側に設置してもよい。
【0099】すなわち、移動式ノズル8は、前記ワーク
の表裏面の少なくとも何れか一方側に設置されていれば
よく、また、移動式ノズル8を表裏両面側に設置して表
裏両面側から研磨材7を噴射させてもよい。
【0100】また、前記実施の形態においては、流動体
がエアー6の場合について説明したが、移動式ノズル8
を設置していれば、前記流動体としてエアー6の代わり
に水などを用いてもよく、また、研磨材7としてもガラ
スビーズなどを用いてもよい。
【0101】さらに、研磨材7を用いずに水などの前記
流動体のみを移動式ノズル8から高圧でバリに噴射し、
これによって前記バリを除去してもよい。
【0102】なお、ドライホーニングと液体ホーニング
とを一体化してもよい。これは、図1に示すバリ取り装
置のバリ取り部5に、図3に示したドライホーニング用
の移動式ノズル8に加えて、液体ホーニング用の他の移
動式ノズル8を設けるものであり、バリ取り部5におい
て、ドライホーニングと液体ホーニングとを別々の移動
式ノズル8を用いて行うものである。
【0103】これによれば、ドライホーニングだけでな
く、液体ホーニングも行えるため、ドライホーニングで
は除去しにくい比較的小さなバリも液体ホーニングによ
って確実に除去できる。
【0104】また、前記実施の形態においては、ワーク
が、樹脂封止を行ったリードフレーム2の場合で、かつ
バリが封止樹脂による樹脂バリ4の場合について説明し
たが、移動式ノズル8が設置され、この移動式ノズル8
から研磨材7または前記流動体もしくはその両者を噴射
してバリを除去するものであれば、前記ワークは、他の
成形樹脂部材、あるいは、鋳物部材などであってもよ
く、その際には、前記バリは、成形用の樹脂によるバ
リ、または、金属のバリであり、移動式ノズル8を用い
ることにより、これらのバリを除去できる。
【0105】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0106】(1).ワークのバリの位置に応じて移動
可能な移動式ノズルと、この移動式ノズルの動作を制御
する制御部とが設けられたことにより、ワークのバリに
応じて移動式ノズルを移動させながら研磨材をバリに噴
射することが可能になる。これにより、ワークを移動さ
せる複雑な機構が不要になるため、バリ取り装置の小形
化を図ることができ、その結果、スペースを有効活用で
きる。
【0107】(2).移動式ノズルを設置したことによ
り、固定されたワーク上でこの移動式ノズルを自由に動
かすことができる。その結果、バリ取りを行う上でのフ
レキシブル性を向上させることが可能になり、多品種の
ワークのバリ取りを行うことができる。
【0108】(3).移動式ノズルを設けることによ
り、移動式ノズルの移動速度や移動範囲などの作業条件
をワークの品種に応じて自由に設定することができる。
その結果、少量多品種化に対応するバリ取りを実現でき
るとともに、汎用性を確保することができる。
【0109】(4).ワークの品種ごとに作業条件のデ
ータの入力の変更を行うことができるため、この変更に
よって品種を切り換えることが可能になり、その結果、
前記作業条件の設定に費やす時間を大幅に短縮すること
ができる。これにより、バリ取り工程における処理時間
を短縮することができる。
【0110】(5).ワークを移動させる複雑な機構が
不要になるため、バリ取り装置の構造を簡略化すること
ができ、その結果、装置の低価格化を図ることができ
る。
【0111】(6).移動式ノズルを設けることによ
り、少ない本数の移動式ノズルによってバリ取りを行う
ことが可能になるとともに、ベルトによるワークの移動
を行わない構造を実現できるため、バリ取り装置の低騒
音化を図ることができる。
【0112】(7).移動式ノズルを三次元方向に移動
させることが可能なノズル移動機構を設ける際に、この
ノズル移動機構として汎用ロボットを用いることによ
り、ノズル移動機構の価格を1/3程度に抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバリ取り装置の構造の実施の形態
の一例を一部破断して示す外観斜視図である。
【図2】図1に示すバリ取り装置のバリ取り部の内部構
造の一例を示す構成概念図である。
【図3】本発明のバリ取り装置に設けられたノズル移動
機構の構造の実施の形態の一例を示す拡大部分斜視図で
ある。
【図4】本発明のバリ取り装置によって樹脂バリの除去
が行われるワークの構造の一例を示す拡大部分平面図で
ある。
【図5】本発明の他の実施の形態であるバリ取り装置に
設けられたノズル移動機構の構造を示す拡大部分斜視図
である。
【符号の説明】 1 半導体チップ 2 リードフレーム(ワーク) 2a アウタリード 2b ダムバー 3 封止本体部 4 樹脂バリ(バリ) 5 バリ取り部 5a 支持台 5b 前エアーブロー部 5c ブラスト本体部 5d 後エアーブロー部 6 エアー(流動体) 7 研磨材 8 移動式ノズル 8a 研磨材導入口 9 制御部 10 ローダ部 11 アンローダ部 12 ガイドレール(ワーク搬送手段) 13 ノズル移動機構 13a X軸ブロック 13b Y軸ブロック 13c Z軸ブロック 14 X方向 15 Y方向 16 Z方向 17 主配管 17a エアー導入口 18 配管支持ブロック 19 連結部材 20a,20b シャッター

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに形成されたバリを除去するバリ
    取り方法であって、 前記バリが形成された前記ワークをバリ取り部の支持台
    に搭載して固定する工程と、 前記支持台に固定された前記ワークの前記バリに応じて
    移動式ノズルを移動させ、前記移動式ノズルから流動体
    または研磨材もしくはその両者を前記バリに噴射させて
    前記バリを除去する工程とを有することを特徴とするバ
    リ取り方法。
  2. 【請求項2】 樹脂封止を行ったワークであるリードフ
    レームに形成された樹脂のバリを除去するバリ取り方法
    であって、 半導体チップの樹脂封止が行われて前記バリが形成され
    た前記リードフレームをバリ取り部の支持台に搭載して
    固定する工程と、 前記支持台に固定された前記リードフレームの前記バリ
    に応じて移動式ノズルを移動させ、流動体であるエアー
    の加圧によって前記移動式ノズルから研磨材を前記バリ
    に噴射させて前記バリを除去する工程とを有することを
    特徴とするバリ取り方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のバリ取り方法で
    あって、前記移動式ノズルを移動させてバリ取りを行う
    際に、予め、前記移動式ノズルの移動距離および移動速
    度を設定して移動させることを特徴とするバリ取り方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載のバリ取り方
    法であって、前記移動式ノズルを移動させてバリ取りを
    行う際に、前記ワークの表裏面の少なくとも何れか一方
    側から前記バリに対して前記流動体または前記研磨材も
    しくはその両者を噴射させてバリ取りを行うことを特徴
    とするバリ取り方法。
  5. 【請求項5】 ワークに形成されたバリの除去を行うバ
    リ取り装置であって、 前記ワークを固定して支持する支持台が設けられたバリ
    取り部と、 前記ワークに形成された前記バリに対して流動体または
    研磨材もしくはその両者を噴射し、かつ前記バリの位置
    に応じて移動可能な移動式ノズルと、 前記移動式ノズルの動作を制御する制御部とを有し、 前記バリ取り部において、前記ワークに形成された前記
    バリに応じて前記移動式ノズルを移動させ、前記流動体
    または前記研磨材もしくはその両者を前記バリに噴射さ
    せて前記バリの除去を行うことを特徴とするバリ取り装
    置。
  6. 【請求項6】 樹脂封止を行ったワークであるリードフ
    レームに形成された樹脂のバリを除去するバリ取り装置
    であって、 前記リードフレームを固定して支持する支持台が設けら
    れたバリ取り部と、 半導体チップの樹脂封止が行われて前記リードフレーム
    に形成された前記バリに対して流動体であるエアーの加
    圧により研磨材を噴射し、かつ前記バリの位置に応じて
    移動可能な移動式ノズルと、 前記移動式ノズルの動作を制御する制御部とを有し、 前記バリ取り部において、前記リードフレームに形成さ
    れた前記バリに応じて前記移動式ノズルを移動させ、前
    記研磨材を前記バリに噴射させて前記バリの除去を行う
    ことを特徴とするバリ取り装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載のバリ取り装置で
    あって、前記移動式ノズルを三次元方向に移動させるこ
    とが可能なノズル移動機構が設けられ、前記制御部によ
    って前記移動式ノズルの前記三次元方向への移動制御を
    行うことを特徴とするバリ取り装置。
  8. 【請求項8】 請求項5,6または7記載のバリ取り装
    置であって、前記移動式ノズルが複数本設けられている
    ことを特徴とするバリ取り装置。
  9. 【請求項9】 請求項5,6,7または8記載のバリ取
    り装置であって、バリ取り前の前記ワークを収容するロ
    ーダ部と、バリ取り後の前記ワークを収容するアンロー
    ダ部と、前記ローダ部から前記バリ取り部への前記ワー
    クの搬入および前記バリ取り部から前記アンローダ部へ
    の前記ワークの搬出を案内するワーク搬送手段とを有す
    ることを特徴とするバリ取り装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002310068A (ja) * 2001-04-16 2002-10-23 Matsushita Refrig Co Ltd 圧縮機吸入弁装置及び冷凍空調用圧縮機
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