JPH11149250A - ディスプレイなどの支持構造及び支持具 - Google Patents
ディスプレイなどの支持構造及び支持具Info
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- JPH11149250A JPH11149250A JP9315343A JP31534397A JPH11149250A JP H11149250 A JPH11149250 A JP H11149250A JP 9315343 A JP9315343 A JP 9315343A JP 31534397 A JP31534397 A JP 31534397A JP H11149250 A JPH11149250 A JP H11149250A
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- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F7/00—Signs, name or number plates, letters, numerals, or symbols; Panels or boards
- G09F7/18—Means for attaching signs, plates, panels, or boards to a supporting structure
- G09F2007/1856—Means for attaching signs, plates, panels, or boards to a supporting structure characterised by the supporting structure
- G09F2007/186—Means for attaching signs, plates, panels, or boards to a supporting structure characterised by the supporting structure suspended, e.g. secured to the ceiling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 吊天井部のための吊持用ロッドを利用する
が、支持物の荷重負担を、多くの吊持用ロッドに分散さ
せ、安全性を確保した上で、支持物の吊持を達成でき、
さらに、支持物の支持箇所の選択自由度も向上させるデ
ィスプレイなどの支持構造を提供する。 【解決手段】 建造物の躯体を構成する鉄筋コンクリー
ト等の天井部１０や天井部の梁部の下方に吊持用ロッド
１を介して吊天井部２０を吊持し、該吊天井部２０の下
方にディスプレイなどの支持物８を支持するディスプレ
イなどの支持構造において、上記吊持用ロッド１中複数
の吊持用ロッドに支持具５を着脱自在として固定し、こ
れら複数の支持具５間に水平方向に支持梁６を固定し、
該支持梁６に支持用ロッド７の上端を着脱自在に固定
し、支持用ロッド７の吊天井部２０より下の部分を利用
して支持物８を吊持する。
が、支持物の荷重負担を、多くの吊持用ロッドに分散さ
せ、安全性を確保した上で、支持物の吊持を達成でき、
さらに、支持物の支持箇所の選択自由度も向上させるデ
ィスプレイなどの支持構造を提供する。 【解決手段】 建造物の躯体を構成する鉄筋コンクリー
ト等の天井部１０や天井部の梁部の下方に吊持用ロッド
１を介して吊天井部２０を吊持し、該吊天井部２０の下
方にディスプレイなどの支持物８を支持するディスプレ
イなどの支持構造において、上記吊持用ロッド１中複数
の吊持用ロッドに支持具５を着脱自在として固定し、こ
れら複数の支持具５間に水平方向に支持梁６を固定し、
該支持梁６に支持用ロッド７の上端を着脱自在に固定
し、支持用ロッド７の吊天井部２０より下の部分を利用
して支持物８を吊持する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、照明付
き吊り看板や、吊り下げ式の室内展示物のために装備さ
れるディスプレイなどの支持物の支持構造および支持具
に関するものである。
き吊り看板や、吊り下げ式の室内展示物のために装備さ
れるディスプレイなどの支持物の支持構造および支持具
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の支持物は、天井施工の後
に、別注で、装備されるので、吊持のための支持部材
を、必ずしも、建造物構築の際に、予め用意しているわ
けではない。そこで、吊天井部の天井梁、あるいは、そ
の天井梁を吊持する吊持用ロッドなどを利用して吊持す
ることになる。
に、別注で、装備されるので、吊持のための支持部材
を、必ずしも、建造物構築の際に、予め用意しているわ
けではない。そこで、吊天井部の天井梁、あるいは、そ
の天井梁を吊持する吊持用ロッドなどを利用して吊持す
ることになる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然るに、通常、吊天井
部のための前述の天井梁には、支持物を支持するに足る
充分な強度が確保されている訳ではなく、また、数少な
い吊持用ロッドに直接、支持物の荷重を負担すること
も、強度的に無理がある。また、ディスプレイなどの支
持物の支持箇所も制限されることになる。
部のための前述の天井梁には、支持物を支持するに足る
充分な強度が確保されている訳ではなく、また、数少な
い吊持用ロッドに直接、支持物の荷重を負担すること
も、強度的に無理がある。また、ディスプレイなどの支
持物の支持箇所も制限されることになる。
【０００４】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、吊天井部のための吊持
用ロッドを利用するが、支持物の荷重負担を、多くの吊
持用ロッドに分散させ、安全性を確保した上で、支持物
の吊持を達成でき、さらに、支持物の支持箇所の選択自
由度も向上させるディスプレイなどの支持構造を提供す
ることにある。
ので、その目的とするところは、吊天井部のための吊持
用ロッドを利用するが、支持物の荷重負担を、多くの吊
持用ロッドに分散させ、安全性を確保した上で、支持物
の吊持を達成でき、さらに、支持物の支持箇所の選択自
由度も向上させるディスプレイなどの支持構造を提供す
ることにある。
【０００５】また、本発明の他の目的とするところは、
支持物の吊持の際の、吊天井部のための吊持ロッドへの
支持を容易に実施できるディスプレイなどの支持具を提
供することにある。
支持物の吊持の際の、吊天井部のための吊持ロッドへの
支持を容易に実施できるディスプレイなどの支持具を提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のディ
スプレイなどの支持構造では、図示の実施の形態でも明
らかにしたように、建造物の躯体を構成する鉄筋コンク
リート等の天井部１０や天井部の梁部の下方に吊持用ロ
ッド１を介して吊天井部２０を吊持し、該吊天井部２０
の下方にディスプレイなどの支持物８を支持するディス
プレイなどの支持構造において、上記吊持用ロッド１中
複数の吊持用ロッドに着脱自在として固定される支持具
５と、これら複数の支持具５間に水平方向に固定される
支持梁６と、該支持梁６に上部が着脱自在に固定され、
下部は上記吊天井部２０を貫通して下方に延びる支持用
ロッド７とを具備し、上記支持用ロッド７の上記吊天井
部２０より下の部分を利用して上記支持物８を吊持する
ようにしたことを特徴としている。
スプレイなどの支持構造では、図示の実施の形態でも明
らかにしたように、建造物の躯体を構成する鉄筋コンク
リート等の天井部１０や天井部の梁部の下方に吊持用ロ
ッド１を介して吊天井部２０を吊持し、該吊天井部２０
の下方にディスプレイなどの支持物８を支持するディス
プレイなどの支持構造において、上記吊持用ロッド１中
複数の吊持用ロッドに着脱自在として固定される支持具
５と、これら複数の支持具５間に水平方向に固定される
支持梁６と、該支持梁６に上部が着脱自在に固定され、
下部は上記吊天井部２０を貫通して下方に延びる支持用
ロッド７とを具備し、上記支持用ロッド７の上記吊天井
部２０より下の部分を利用して上記支持物８を吊持する
ようにしたことを特徴としている。
【０００７】上記支持梁６には、その複数位置に上下方
向の取付孔６ａを形成し、該取付孔６ａ中任意の取付孔
６ａに上記支持用ロッド７の上部を挿入し、抜け止め係
止させるようにすることが望ましい。支持用ロッド７の
上部を取付孔６ａに挿入し、抜け止め係止させるため
に、支持用ロッド７の上部外周にフランジ状の係止具を
設け又は支持用ロッド７の上部螺子部にナットよりなる
係止具５７を設けることができる。
向の取付孔６ａを形成し、該取付孔６ａ中任意の取付孔
６ａに上記支持用ロッド７の上部を挿入し、抜け止め係
止させるようにすることが望ましい。支持用ロッド７の
上部を取付孔６ａに挿入し、抜け止め係止させるため
に、支持用ロッド７の上部外周にフランジ状の係止具を
設け又は支持用ロッド７の上部螺子部にナットよりなる
係止具５７を設けることができる。
【０００８】また、本発明にかかる支持具は、上記支持
構造に用いる支持具５であり、互いに一側縁において左
右方向に開閉自在に結合される一方及び他方の支持ブロ
ック５１、５２と、該一方及び他方の支持ブロック５
１、５２をその閉鎖位置において結合するボルトなどの
結合具５４とを具備し、一方及び他方の支持ブロック５
１、５２の各閉鎖対向面には上下方向に貫通する支持孔
５８の一方及び他方の半部５１ａ、５２ａが形成され、
他方の支持ブロック５２には口形若しくは逆Ｌ形などの
水平方向に貫通する形状の支持部５３を設けたことを特
徴としている。
構造に用いる支持具５であり、互いに一側縁において左
右方向に開閉自在に結合される一方及び他方の支持ブロ
ック５１、５２と、該一方及び他方の支持ブロック５
１、５２をその閉鎖位置において結合するボルトなどの
結合具５４とを具備し、一方及び他方の支持ブロック５
１、５２の各閉鎖対向面には上下方向に貫通する支持孔
５８の一方及び他方の半部５１ａ、５２ａが形成され、
他方の支持ブロック５２には口形若しくは逆Ｌ形などの
水平方向に貫通する形状の支持部５３を設けたことを特
徴としている。
【０００９】上記一方及び他方の支持ブロック５１、５
２は、互いに着脱自在とされていても、互いに分離しな
いように結合されていてもよい。例えば、図１〜図９の
実施の形態１に示すようにその一側縁においてヒンジ結
合により開閉自在に結合されていてもよい。
２は、互いに着脱自在とされていても、互いに分離しな
いように結合されていてもよい。例えば、図１〜図９の
実施の形態１に示すようにその一側縁においてヒンジ結
合により開閉自在に結合されていてもよい。
【００１０】また、図１０、図１１の実施の形態２に示
すように、上記一方及び他方の支持ブロック５１、５２
を合成樹脂により一体的に形成させるとともに、その一
側縁において合成樹脂による可撓帯などの可撓結合体５
６により開閉自在に一体的に結合させてもよい。
すように、上記一方及び他方の支持ブロック５１、５２
を合成樹脂により一体的に形成させるとともに、その一
側縁において合成樹脂による可撓帯などの可撓結合体５
６により開閉自在に一体的に結合させてもよい。
【００１１】上記本発明の支持具及び支持構造により、
吊り下げ形ディスプレイなどの支持物８を建造物の吊天
井部２０の下部に吊り下げて支持するために、図１に示
すように、建造物の天井部１０に吊天井部２０を吊り下
げ装備させるための複数本の吊持用ロッド１の下部に支
持具５を固定させる。この場合、支持具５を構成する一
方及び他方の支持ブロック５１、５２を横方向に開き、
吊持用ロッド１の下部外周を支持孔５８で挟持するよう
にして皿ネジなどの結合具５４で固定させる。
吊り下げ形ディスプレイなどの支持物８を建造物の吊天
井部２０の下部に吊り下げて支持するために、図１に示
すように、建造物の天井部１０に吊天井部２０を吊り下
げ装備させるための複数本の吊持用ロッド１の下部に支
持具５を固定させる。この場合、支持具５を構成する一
方及び他方の支持ブロック５１、５２を横方向に開き、
吊持用ロッド１の下部外周を支持孔５８で挟持するよう
にして皿ネジなどの結合具５４で固定させる。
【００１２】吊持用ロッド１の少なくとも下部には螺子
などの凹凸部を形成し、支持孔５８の内壁には雌螺子溝
などの凹凸部を形成して、支持具５が上下方向にずれる
ことがないように係合固定させることが望ましい。この
ようにして、複数の支持具５を同一水平レベルで同一方
向に固定させる。
などの凹凸部を形成し、支持孔５８の内壁には雌螺子溝
などの凹凸部を形成して、支持具５が上下方向にずれる
ことがないように係合固定させることが望ましい。この
ようにして、複数の支持具５を同一水平レベルで同一方
向に固定させる。
【００１３】このようにして、同一水平レベルで同一方
向に固定させた複数の支持具５の支持部５３に、支持梁
６を架設させる。この支持梁６に、支持用ロッド７の上
部を固定させ、吊天井部２０の下方に延出される支持用
ロッド７の下部に、ディスプレイなどの支持物８を吊持
させる。
向に固定させた複数の支持具５の支持部５３に、支持梁
６を架設させる。この支持梁６に、支持用ロッド７の上
部を固定させ、吊天井部２０の下方に延出される支持用
ロッド７の下部に、ディスプレイなどの支持物８を吊持
させる。
【００１４】支持具５の支持部５３が例えば口形の場合
には、支持梁６を挿入して架設し、上記支持部５３が例
えば逆Ｌ形の場合には、支持梁６を載置して架設させ
る。また、支持梁６の任意の取付孔６ａに支持用ロッド
７の上部を挿入して、係止具５７で抜け止め係止させる
ようにすればよい。
には、支持梁６を挿入して架設し、上記支持部５３が例
えば逆Ｌ形の場合には、支持梁６を載置して架設させ
る。また、支持梁６の任意の取付孔６ａに支持用ロッド
７の上部を挿入して、係止具５７で抜け止め係止させる
ようにすればよい。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態１を、図１乃
至図９を参照して説明する。このディスプレイなどの支
持構造は、図１に概略的に示すように、上端部を建造物
の天井部１０に固定した複数の吊持用ロッド１の下端部
で吊持する吊天井部２０の下部に、ディスプレイなどの
支持物８を吊持支持するための支持構造において採用さ
れる。吊天井部２０は、天井板２と、その上面に平行に
固定される補強用のビーム材より成る天井桟４と、天井
桟４の上面に直交する方向に固定されるビーム材より成
る天井梁３により形成され、吊持用ロッド１下端のフッ
ク金具及びねじ金具により天井梁３を結合固定すること
により、吊天井部２０を吊持用ロッド１の下端に結合固
定する。
至図９を参照して説明する。このディスプレイなどの支
持構造は、図１に概略的に示すように、上端部を建造物
の天井部１０に固定した複数の吊持用ロッド１の下端部
で吊持する吊天井部２０の下部に、ディスプレイなどの
支持物８を吊持支持するための支持構造において採用さ
れる。吊天井部２０は、天井板２と、その上面に平行に
固定される補強用のビーム材より成る天井桟４と、天井
桟４の上面に直交する方向に固定されるビーム材より成
る天井梁３により形成され、吊持用ロッド１下端のフッ
ク金具及びねじ金具により天井梁３を結合固定すること
により、吊天井部２０を吊持用ロッド１の下端に結合固
定する。
【００１６】ここでは、図１に示すように、複数の吊持
用ロッド１に、それらのロッドの雄ネジ部１ａに螺合す
る形で、複数の支持具５を装着し、これら支持具５に支
持物用支持梁６を架設し、該支持梁６から天井板２を貫
通して下方に延びる支持用ロッド７にディスプレイなど
の支持物８を吊持している。
用ロッド１に、それらのロッドの雄ネジ部１ａに螺合す
る形で、複数の支持具５を装着し、これら支持具５に支
持物用支持梁６を架設し、該支持梁６から天井板２を貫
通して下方に延びる支持用ロッド７にディスプレイなど
の支持物８を吊持している。
【００１７】支持具５は、図２に示すように、吊天井部
２０を吊持する吊持用ロッド１下部外周の雄ネジ部１ａ
を左右から挟んで、ネジ止めにより結合する一対の即ち
一方及び他方の支持ブロック５１、５２を構成し、他方
の支持ブロック５２に、支持梁６を支持する、例えば、
環状の支持部５３を設けている。支持部５３は、支持梁
６が挿通支持される、例えば、口形、逆Ｌ形又は開放部
を上向きとしたコ形の形状であればよい。
２０を吊持する吊持用ロッド１下部外周の雄ネジ部１ａ
を左右から挟んで、ネジ止めにより結合する一対の即ち
一方及び他方の支持ブロック５１、５２を構成し、他方
の支持ブロック５２に、支持梁６を支持する、例えば、
環状の支持部５３を設けている。支持部５３は、支持梁
６が挿通支持される、例えば、口形、逆Ｌ形又は開放部
を上向きとしたコ形の形状であればよい。
【００１８】更に詳述すれば、図３〜図９に示すよう
に、一方及び他方の支持ブロック５１、５２の接合面に
は上下方向に貫通する支持孔５８が形成され、支持孔５
８は、一方及び他方の支持ブロック５１、５２の接合面
のそれぞれに形成される一方及び他方の半部５１ａ、５
２ａにより形成されている。この支持孔５８の内壁面に
は、上記吊持ロッド１の雄ネジ部１ａに螺合される半割
りの雌ネジ部が形成されており、また、一方の支持ブロ
ック５１には皿ネジよりなる結合具５４を挿通するネジ
挿通孔５１ｂが４個、形成されている。また、これらに
対向して、他方の支持ブロック５２には、上記結合具５
４に螺合するナット５５を装填する溝孔５２ｂが形成さ
れている。
に、一方及び他方の支持ブロック５１、５２の接合面に
は上下方向に貫通する支持孔５８が形成され、支持孔５
８は、一方及び他方の支持ブロック５１、５２の接合面
のそれぞれに形成される一方及び他方の半部５１ａ、５
２ａにより形成されている。この支持孔５８の内壁面に
は、上記吊持ロッド１の雄ネジ部１ａに螺合される半割
りの雌ネジ部が形成されており、また、一方の支持ブロ
ック５１には皿ネジよりなる結合具５４を挿通するネジ
挿通孔５１ｂが４個、形成されている。また、これらに
対向して、他方の支持ブロック５２には、上記結合具５
４に螺合するナット５５を装填する溝孔５２ｂが形成さ
れている。
【００１９】また、一方及び他方の支持ブロック５１、
５２を開閉させるにあたり、その接合を容易、確実にす
るために、一方の支持ブロック５１の一側にフック形の
ヒンジ部５１ｃが形成されており、また、他方の支持ブ
ロック５２の一側にピン形のヒンジ部５２ｃが形成され
ている。更に、一方の支持ブロック５１の反対側に近
く、その対向面に位置合わせ用のピン５１ｄが突設して
あり、他方の支持ブロック５２の反対側に近く、その対
向面に上記ピン５１ｄが嵌合する位置合わせ用の嵌合孔
５２ｄが穿ってある。
５２を開閉させるにあたり、その接合を容易、確実にす
るために、一方の支持ブロック５１の一側にフック形の
ヒンジ部５１ｃが形成されており、また、他方の支持ブ
ロック５２の一側にピン形のヒンジ部５２ｃが形成され
ている。更に、一方の支持ブロック５１の反対側に近
く、その対向面に位置合わせ用のピン５１ｄが突設して
あり、他方の支持ブロック５２の反対側に近く、その対
向面に上記ピン５１ｄが嵌合する位置合わせ用の嵌合孔
５２ｄが穿ってある。
【００２０】図１０及び図１１は、実施の形態２を示
す。この実施の形態２では、一方及び他方の支持ブロッ
ク５１、５２を合成樹脂で一体的に形成し、樹脂の柔軟
性を利用した可撓帯よりなる結合体５６を介して一体に
連結された構造にして、これを上述のヒンジ構造に代え
ている。この場合も、位置合わせ用のピン５１ｄや嵌合
孔５２ｄは、そのまま、採用されている。
す。この実施の形態２では、一方及び他方の支持ブロッ
ク５１、５２を合成樹脂で一体的に形成し、樹脂の柔軟
性を利用した可撓帯よりなる結合体５６を介して一体に
連結された構造にして、これを上述のヒンジ構造に代え
ている。この場合も、位置合わせ用のピン５１ｄや嵌合
孔５２ｄは、そのまま、採用されている。
【００２１】このような実施の形態１、２の構成では、
既存の吊持用ロッド１を動かすことなく、適当な高さ
で、支持物用の支持具５を吊持用ロッド１に取り付ける
ことができる。即ち、予め、支持梁６を複数の支持具５
の支持部５３に支持させた状態で、位置合わせ用のピン
５１ｄを嵌合孔５２ｄに嵌合させながら、吊持用ロッド
１の雄ネジ部１ａに対して、左右から支持孔５８内壁の
半割りの雌ネジ部を係合し、螺合状態とすると共に、皿
ネジよりなる結合具５４をナット５５に螺合して、一方
及び他方の支持ブロック５１、５２を結合することによ
り、吊持用ロッド１への取付を完了する。
既存の吊持用ロッド１を動かすことなく、適当な高さ
で、支持物用の支持具５を吊持用ロッド１に取り付ける
ことができる。即ち、予め、支持梁６を複数の支持具５
の支持部５３に支持させた状態で、位置合わせ用のピン
５１ｄを嵌合孔５２ｄに嵌合させながら、吊持用ロッド
１の雄ネジ部１ａに対して、左右から支持孔５８内壁の
半割りの雌ネジ部を係合し、螺合状態とすると共に、皿
ネジよりなる結合具５４をナット５５に螺合して、一方
及び他方の支持ブロック５１、５２を結合することによ
り、吊持用ロッド１への取付を完了する。
【００２２】支持梁６の複数位置には、予め、上下に貫
通する取付孔６ａが穿ってあって、これに支持用ロッド
７を挿通し、支持用ロッド７の上端部に形成した雄ネジ
部７ａにナット係止具５７を螺合することで、支持梁６
に支持用ロッド７を吊持できる。そして、ロッド７の下
端は天井板２を貫通して、下方に延び、ディスプレイな
どの支持物８を吊持するのである。
通する取付孔６ａが穿ってあって、これに支持用ロッド
７を挿通し、支持用ロッド７の上端部に形成した雄ネジ
部７ａにナット係止具５７を螺合することで、支持梁６
に支持用ロッド７を吊持できる。そして、ロッド７の下
端は天井板２を貫通して、下方に延び、ディスプレイな
どの支持物８を吊持するのである。
【００２３】この場合、支持梁６にかかる支持物８の荷
重は、複数の支持具５を介して、複数の吊持用ロッド１
に分散されるので、吊持用ロッド１の強度の範囲内で、
支持物８の支持が安全に行え、また、既存の天井吊り部
材を利用できる。また、支持具５が一対の一方及び他方
の支持ブロックで構成され、片手で開閉でき、吊持用ロ
ッド１を左右から挟む形で、しかも、雄ネジ部１ａに雌
ネジ部を係合する形で、吊持用ロッド１に取り付けられ
るので、支持物の取付および高さ調整が容易、確実であ
る。
重は、複数の支持具５を介して、複数の吊持用ロッド１
に分散されるので、吊持用ロッド１の強度の範囲内で、
支持物８の支持が安全に行え、また、既存の天井吊り部
材を利用できる。また、支持具５が一対の一方及び他方
の支持ブロックで構成され、片手で開閉でき、吊持用ロ
ッド１を左右から挟む形で、しかも、雄ネジ部１ａに雌
ネジ部を係合する形で、吊持用ロッド１に取り付けられ
るので、支持物の取付および高さ調整が容易、確実であ
る。
【００２４】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、下
端部で吊天井部を吊持する複数の吊持用ロッドに複数の
支持具を装着し、これら支持具に支持梁を架設し、該支
持梁から吊天井部を貫通して下方に延びる支持用ロッド
にディスプレイなどの支持物を吊持している。従って、
支持梁にかかる支持物の荷重は、複数の支持具を介し
て、複数の吊持用ロッドに分散されるので、吊持用ロッ
ドの強度の範囲内で、支持物の支持が安全に行え、ま
た、既存の天井吊り部材を利用できる。
端部で吊天井部を吊持する複数の吊持用ロッドに複数の
支持具を装着し、これら支持具に支持梁を架設し、該支
持梁から吊天井部を貫通して下方に延びる支持用ロッド
にディスプレイなどの支持物を吊持している。従って、
支持梁にかかる支持物の荷重は、複数の支持具を介し
て、複数の吊持用ロッドに分散されるので、吊持用ロッ
ドの強度の範囲内で、支持物の支持が安全に行え、ま
た、既存の天井吊り部材を利用できる。
【００２５】また、本発明は、天井部材を吊持する吊持
用ロッドを左右から挟んで結合される一方及び他方の支
持ブロックを構成し、該他方の支持ブロックに、支持梁
を支持する支持部を設けたことにより、支持物の取付お
よび高さ調整が容易、確実である。さらに、一方及び他
方の支持ブロックは片手で開閉して吊持用ロッドに着脱
自在であるところから、その取付け位置決め作業が容易
である。
用ロッドを左右から挟んで結合される一方及び他方の支
持ブロックを構成し、該他方の支持ブロックに、支持梁
を支持する支持部を設けたことにより、支持物の取付お
よび高さ調整が容易、確実である。さらに、一方及び他
方の支持ブロックは片手で開閉して吊持用ロッドに着脱
自在であるところから、その取付け位置決め作業が容易
である。
【００２６】さらに、本発明によれば、支持物を吊持支
持する支持用ロッドの位置及び本数を容易に調整できる
ところから、支持物の支持位置の調整及び支持物の重量
に応じた調整が比較的自由であり、支持物支持の自由度
が向上する。
持する支持用ロッドの位置及び本数を容易に調整できる
ところから、支持物の支持位置の調整及び支持物の重量
に応じた調整が比較的自由であり、支持物支持の自由度
が向上する。
【図１】本発明の実施の形態１のディスプレイなどの支
持構造の概略斜視図である。
持構造の概略斜視図である。
【図２】同じく、要部を拡大して示した斜視図である。
【図３】同じく、支持具の構成を示す展開正面図であ
る。
る。
【図４】同じく、展開側面図である。
【図５】同じく、図３のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図６】同じく、端面図である。
【図７】同じく、支持具の構成を示す組立状態の正面図
である。
である。
【図８】同じく、組立側面図である。
【図９】同じく、図３のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図１０】支持具の実施の形態２を示す展開正面図であ
る。
る。
【図１１】同じく、展開側面図である。
１０ 天井部 １ 吊持用ロッド ２０ 吊天井部 ２ 天井板 ３ 天井梁 ４ 天井桟 ５ 支持具 ６ 支持梁 ６ａ 取付孔 ７ 支持用ロッド ７ａ 雄ネジ部 ８ 支持物 ５１、５２ 一方及び他方の支持ブロック ５１ａ、５２ａ 支持孔の一方及び他方の半部 ５１ｂ ネジ挿通孔 ５２ｂ 溝孔 ５１ｃ、５２ｃ ヒンジ部 ５１ｄ ピン ５２ｄ 嵌合孔 ５３ 支持部 ５４ 結合具 ５５ ナット ５６ 結合体 ５７ 係止具 ５８ 支持孔
Claims (5)
- 【請求項１】 建造物の天井部や天井部の梁部の下方に
吊持用ロッドを介して吊天井部を吊持し、該吊天井部の
下方にディスプレイなどの支持物を支持するディスプレ
イなどの支持構造において、 上記吊持用ロッド中複数の吊持用ロッドに着脱自在とし
て固定される支持具と、これら複数の支持具間に水平方
向に固定される支持梁と、該支持梁に上部が着脱自在に
固定され、下部は上記吊天井部を貫通して下方に延びる
支持用ロッドとを具備し、上記支持用ロッドの上記吊天
井部より下の部分を利用して上記支持物を吊持するよう
にしたことを特徴とするディスプレイなどの支持構造。 - 【請求項２】 上記支持梁には、その複数位置に上下方
向の取付孔が形成され、該取付孔中任意の取付孔に上記
支持用ロッドの上部が挿入されて抜け止め係止されてい
ることを特徴とする請求項１に記載のディスプレイなど
の支持構造。 - 【請求項３】 互いに一側縁において左右方向に開閉自
在に結合される一方及び他方の支持ブロックと、該一方
及び他方の支持ブロックをその閉鎖位置において結合す
る結合具とを具備し、一方及び他方の支持ブロックの各
閉鎖対向面には上下方向に貫通する支持孔の一方及び他
方の半部が形成され、他方の支持ブロックには口形若し
くは逆Ｌ形などの水平方向に貫通する形状の支持部を設
けたことを特徴とするディスプレイなどの支持具。 - 【請求項４】 上記一方及び他方の支持ブロックは、そ
の一側縁においてヒンジ結合により開閉自在に結合され
ていることを特徴とする請求項３に記載のディスプレイ
などの支持具。 - 【請求項５】 上記一方及び他方の支持ブロックは、合
成樹脂により一体的に形成されるとともに、その一側縁
において合成樹脂による可撓結合体により開閉自在に一
体的に結合されていることを特徴とする請求項３に記載
のディスプレイなどの支持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9315343A JPH11149250A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | ディスプレイなどの支持構造及び支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9315343A JPH11149250A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | ディスプレイなどの支持構造及び支持具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11149250A true JPH11149250A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18064276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9315343A Pending JPH11149250A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | ディスプレイなどの支持構造及び支持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11149250A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014001745A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Pioneer Tekku:Kk | 連結装置 |
| JP5547308B1 (ja) * | 2013-01-29 | 2014-07-09 | 武夫 駒村 | 分離式看板と看板吊下げ構造 |
| WO2015164718A1 (en) * | 2014-04-25 | 2015-10-29 | Worthington Armstrong Venture | Hanging load support |
| KR20160039356A (ko) * | 2014-10-01 | 2016-04-11 | 오상인 | 안내판 고정장치 |
| JP2017146064A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | ダイキン工業株式会社 | 天吊り用部材 |
| JP2020153215A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-24 | 株式会社佐藤型鋼製作所 | 天井枠吊り下げ構造 |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP9315343A patent/JPH11149250A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014001745A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Pioneer Tekku:Kk | 連結装置 |
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| US9255402B2 (en) | 2014-04-25 | 2016-02-09 | Worthington Armstrong Venture | Hanging load support |
| US9663947B2 (en) | 2014-04-25 | 2017-05-30 | Worthington Armstrong Venture | Hanging load support |
| AU2015249349B2 (en) * | 2014-04-25 | 2019-09-12 | Worthington Armstrong Venture | Hanging load support |
| KR20160039356A (ko) * | 2014-10-01 | 2016-04-11 | 오상인 | 안내판 고정장치 |
| JP2017146064A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | ダイキン工業株式会社 | 天吊り用部材 |
| JP2020153215A (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-24 | 株式会社佐藤型鋼製作所 | 天井枠吊り下げ構造 |
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