JPH11148807A - バンプ高さ測定方法及びバンプ高さ測定装置 - Google Patents

バンプ高さ測定方法及びバンプ高さ測定装置

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JPH11148807A
JPH11148807A JP10211110A JP21111098A JPH11148807A JP H11148807 A JPH11148807 A JP H11148807A JP 10211110 A JP10211110 A JP 10211110A JP 21111098 A JP21111098 A JP 21111098A JP H11148807 A JPH11148807 A JP H11148807A
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bump
shadow
image signal
image
height
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Application number
JP10211110A
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English (en)
Inventor
Mitsuji Inoue
三津二 井上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/02Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B11/06Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness ; e.g. of sheet material
    • G01B11/0608Height gauges

Abstract

(57)【要約】 【課題】ワーク表面上に形成された突起状のバンプの高
さを高速かつ高精度に測定することができるバンプ高さ
測定方法を提供すること。 【解決手段】基板WのバンプBを含む領域に対して所定
の仰角で、かつ、相対する二方向から光を照明し、バン
プBの影を基板W上に投影する照明工程と、この照明工
程で照明されている基板W上の領域Rを撮像してバンプ
Bの影を有する画像信号を出力する撮像工程と、画像信
号からバンプBの影のみが抽出された二値化画像信号を
出力する影抽出工程と、二値化影画像信号からバンプB
の二方向の影の先端間の長さLを求め、得られた影の長
さと仰角からバンプの高さを求める影長さ演算工程とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク表面上に形
成された突起状のバンプ高さを測定するバンプ高さ測定
方法及びバンプ高さ測定装置に関し、特に回路基板やL
SIチップ等に形成された微小なバンプの高さを高速か
つ高精度に測定するものに関する。
【0002】
【従来の技術】物体表面上の突起物の高さを測定する方
法に関しては、光切断法や共焦点法が一般的に知られて
いる。光切断法は、突起物の表面に帯状の照明光を斜め
から照射し、上方から観察したときに物体表面と突起物
表面とで生じる帯状光のずれ量から突起物の高さを求め
る方法である。
【0003】共焦点法は、光を被測定対象物の表面でス
ポット状に結像させ、その反射光をピンホールを介して
受光した光量が合焦点位置で最大になることを利用し、
物体の基準面と突起物の二箇所について検出光学系又は
ワークを上下に移動して合焦点位置を探索したときの上
下移動量からバンプの高さを求める方法である。
【0004】これらの高さ測定方法で、数百ミクロン程
度の高さの突起物を高精度に測定するには、次のような
工夫を要する。すなわち、光切断法の場合は、帯状光の
幅を細くしたり、帯状光を低角度から照射したり、帯状
光のずれを検出する分解能を上げる等する。また、共焦
点法の場合は、スポット光を小さく絞ったり、上下移動
分解能を上げる等する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような高さ測定方法で広範囲に散らばった数万点の突起
物を短時間に測定しようとすると次のような問題があっ
た。すなわち、照射光の高精度な位置決めを1点ずつ行
わなくてはならず、測定効率が非常に低いという問題が
あった。
【0006】そこで本発明は、ワーク表面上に形成され
た突起状のバンプの高さを高速かつ高精度に測定するこ
とができるバンプ高さ測定方法及びバンプ高さ測定装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載された発明は、ワーク
の表面に形成された突起状のバンプの高さを測定するバ
ンプ高さ測定方法において、上記ワークの上記バンプを
含む領域に対して所定の仰角で、かつ、相対する二方向
から光を照明し、上記バンプの影を上記ワーク上に投影
する照明工程と、この照明工程で照明されている上記ワ
ーク上の上記領域を撮像して上記バンプの影を有する画
像信号を出力する撮像工程と、この撮像工程で得られた
上記画像信号から上記バンプの影のみが抽出された二値
化画像信号を出力する影抽出工程と、この影抽出工程で
抽出された上記二値化影画像信号から上記バンプの二方
向の影の先端間の長さを求め、得られた影の長さと上記
仰角から上記バンプの高さを求める影長さ演算工程とを
備えるようにした。
【0008】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、上記照明工程は、上記照明を
上記二方向から交互に行うものであり、上記撮像工程
は、上記照明毎に画像信号を出力するものである。
【0009】請求項3に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、上記照明工程は、隣接したバ
ンプの影が重複した場合にその照明方向を変える工程を
含んでいる。
【0010】請求項4に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、画像の膨張と収縮とを同一回
数行って分離している上記二方向の影を連結する連結工
程を備えている。
【0011】請求項5に記載された発明は、請求項4に
記載された発明において、上記連結工程は、上記画像の
膨張と収縮は上記影の投影方向成分のみに行う。請求項
6に記載された発明は、請求項1に記載された発明にお
いて、上記影抽出工程は、上記照明毎の画像信号につい
て対応する画素毎に減算して上記バンプの影以外の画像
信号を相殺した後、得られた画像信号の絶対値をバンプ
の影と他の部分とで分離できるしきい値で二値化して出
力する。
【0012】請求項7に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、上記影抽出工程は、上記照明
毎の画像信号について対応する画素毎に加算すること
で、得られた画像信号をバンプの影と他の部分とで分離
できるしきい値で二値化して出力する。
【0013】請求項8に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、上記照明工程において、上記
照明は同時に、かつ、異なる波長で行う。請求項9に記
載された発明は、請求項2に記載された発明において、
上記撮像工程において、一画面に上記バンプの二方向の
影を記録する。
【0014】請求項10に記載された発明は、ワークの
表面に形成された突起状のバンプの高さを測定するバン
プ高さ測定方法において、上記ワークの上記バンプを含
む領域に対して所定の仰角で、かつ、相対する二方向か
ら交互に光を照明し、上記バンプの影を上記ワーク上に
投影する照明工程と、この照明工程で照明されている上
記ワーク上の上記領域を撮像して上記バンプの影を有す
る2つの画像信号を上記照明毎にそれぞれ出力する撮像
工程と、この撮像工程で得られた上記2つ画像信号から
上記バンプの影のみがそれぞれ抽出された2つの二値化
画像信号を出力する影抽出工程と、この影抽出工程で抽
出された上記2つの二値化影画像信号から上記バンプの
二方向の影の先端位置をそれぞれ求め、これら先端位置
間の長さを影長さとし、この影長さと上記仰角から上記
バンプの高さを求める影長さ演算工程とを備えるように
した。
【0015】請求項11に記載された発明は、ワークの
表面に形成された突起状のバンプの高さを測定するバン
プ高さ測定装置において、上記ワークを保持して相対的
に位置決めする保持部と、この保持部に保持された上記
ワークの上記バンプを含む領域に対して所定の仰角で、
かつ、相対する二方向から光を照明し、上記バンプの影
を上記ワーク上に投影する照明部と、この照明工程で照
明されている上記ワーク上の上記領域を撮像して上記バ
ンプの影を有する画像信号を出力する撮像部と、この撮
像工程で得られた上記画像信号から上記バンプの影のみ
が抽出された二値化画像信号を出力する影抽出部と、こ
の影抽出工程で抽出された上記二値化影画像信号から上
記バンプの二方向の影の先端間の長さを求め、得られた
影の長さと上記仰角から上記バンプの高さを求める影長
さ演算部とを備えるようにした。
【0016】上記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。すなわち、請求項1に記載された発明では、照
明工程でワークのバンプを含む領域に対して所定の仰角
で、かつ、相対する二方向から光を照明し、バンプの影
をワーク上に投影し、撮像工程でワーク上の領域を撮像
してバンプの影を有する画像信号を出力し、影抽出工程
で画像信号からバンプの影のみが抽出された二値化画像
信号を出力し、影長さ演算工程で二値化影画像信号から
バンプの二方向の影の先端間の長さを求め、得られた影
の長さと仰角からバンプの高さを求めるようにしてい
る。このため、ワークを高精度に位置決めしたり、測定
機器の分解能を向上させることがない。したがって、容
易に高速、かつ、高精度にバンプの高さを測定すること
ができる。
【0017】請求項2に記載された発明では、照明工程
は、照明を二方向から交互に行うものであり、撮像工程
は、照明毎に画像信号を出力するものであるから、各バ
ンプについて2枚の画像を得ることとなり、バンプの影
の判断が容易となる。
【0018】請求項3に記載された発明では、照明工程
は、隣接したバンプの影が重複した場合に、その照明方
向を変えることで測定対象となるバンプの影に隣接した
バンプの影が重複しないようにすることができる。
【0019】請求項4に記載された発明では、影抽出工
程は、画像の膨張と収縮とを同一回数行って分離してい
る上記二方向の影を連結するので高精度の測定が可能と
なる。
【0020】請求項5に記載された発明では、連結工程
は、画像の膨張と収縮は影の投影方向成分のみに行うこ
とで、影の投影方向と直交する方向に隣接したバンプの
影の重複を低減することができる。
【0021】請求項6に記載された発明では、影抽出工
程は、照明毎の画像信号について対応する画素毎に減算
してバンプの影以外の画像信号を相殺した後、得られた
画像信号の絶対値をバンプの影と他の部分とで分離でき
るしきい値で二値化して出力するので、容易にバンプの
影のみを抽出することができる。
【0022】請求項7に記載された発明では、影抽出工
程は、照明毎の画像信号について対応する画素毎に加算
することで、得られた画像信号をバンプの影と他の部分
とで分離できるしきい値で二値化して出力するので、容
易にバンプの影のみを抽出することができる。
【0023】請求項8に記載された発明では、照明工程
において、照明は同時に、かつ、異なる波長で行ってい
るので、一度に二方向の影を撮像することができ、測定
時間をさらに短縮することができる。
【0024】請求項9に記載された発明では、撮像工程
において、一画面にバンプの二方向の影を記録している
ので、2方向の影を合成する工程が不要となり、演算時
間を短縮することができる。
【0025】請求項10に記載された発明は、バンプを
相対する二方向から交互に照明することで、2つの画像
信号を得て、これらの画像信号からバンプの影のみを抽
出した2つの二値化画像信号に基づいて、バンプの二方
向の影の先端位置をそれぞれ求め、これら先端位置間の
長さを影長さとし、この影長さと仰角からバンプの高さ
を求めるようにした。
【0026】このため、ワークを高精度に位置決めした
り、測定機器の分解能を向上させることがない。したが
って、容易に高速、かつ、高精度にバンプの高さを測定
することができる。
【0027】請求項11に記載された発明では、バンプ
を相対する二方向から照明することで、ワーク上に投影
されたバンプの二方向の影を撮像し、この画像信号から
バンプの影のみを二値化して抽出し、この二値化画像信
号から二方向の影の先端間の長さを求めることで、バン
プの高さを求めることができる。
【0028】このため、ワークを高精度に位置決めした
り、測定機器の分解能を向上させることがない。したが
って、容易に高速、かつ、高精度にバンプの高さを測定
することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
に係るバンプ高さ測定装置10の構成を示すブロック
図、図2の(a),(b)はバンプ高さ測定装置10の
要部を示す図であって、図2の(a)は平面図、(b)
は(a)中A−A′線で切断した断面図でる。なお、図
2中Wは基板(ワーク)、Bは基板W上に突起状に形成
されたバンプを示している。また、図2中矢印XYは互
いに直交する水平方向の軸を示している。
【0030】バンプ高さ測定装置10は、基板Wを水平
に保持するとともに後述するCCDカメラ31に対して
相対的に位置決めする保持部20と、この保持部20の
上方に配置された光学系部(照明部及び撮像部)30
と、保持部20及び光学系部30を制御する制御部40
とを備えている。
【0031】保持部20は、その上面に基板Wを吸着保
持するとともに位置決めするXYテーブル21を備えて
いる。光学系部30は、XYテーブル21に対向配置さ
れたCCDカメラ31と、このCCDカメラ31の撮像
領域を照明する平行照明光源である第1の基本光源32
a,第2の基本光源32b及び第1の予備光源33a,
第2の予備光源33bとを備えている。
【0032】第1の基本光源32a,第2の基本光源3
2bはCCDカメラ31の撮像領域Rを挟んで相対して
配置されるとともに、それぞれX軸に対して30度回転
した位置に、かつ、基板Wに対して30度の仰角をもっ
て配置されている。
【0033】第1の予備光源33a,第2の予備光源3
3bはCCDカメラ31の撮像領域Rを挟んで相対して
配置されるとともに、それぞれY軸に対して30度回転
した位置に、かつ、基板Wに対して30度の仰角をもっ
て配置されている。
【0034】制御部40は、CPU41と、このCPU
41に接続された画像処理回路42、バンプ高さデータ
を表示するCRT等の表示部43と、バンプ高さデータ
を記憶するハードディスク等のデータ記憶部44とを備
えている。
【0035】CPU41は、画像処理回路42から得ら
れた影の長さのデータL及び第1の基本光源32a,第
2の基本光源32bの仰角からバンプ高さを演算すると
ともに予め格納されているプログラムにしたがって保持
部20、光学系部30及び画像処理回路42を後述する
ように制御する機能を有している。また、画像処理回路
42は、CCDカメラ31からの画像信号、すなわち第
1の基本光源32aと基本光源32bとを交互に点灯さ
せたときの画像信号がそれぞれ入力され、これらを画像
処理演算して影を抽出し、影の長さのデータLを出力す
る機能を有している。画像処理演算については後述す
る。
【0036】このように構成されたバンプ高さ測定装置
10では、次のようにして基板W表面上のバンプBの高
さを計測する。なお、基板Wは例えば540mm×44
0mm、厚さ35μmの銅箔である。また、バンプBは
例えば高さ100〜300μm、直径100〜300μ
mの円錐状に形成されたものが約2万個配置されてい
る。
【0037】保持部20のXYテーブル21をCCDに
測定対象となる基板Wを吸着保持させ、予めCPU41
にプログラムされた視野座標に基づいて、CCDカメラ
31の視野位置にXYテーブル21を位置決めする。
【0038】図3の(a)に示すように画像同期信号
(VD)により第1の基本光源32aを所定時間点灯
(右ストロボ)し、CCDカメラ31で撮像し、画像処
理回路42内の画像メモリM1に記憶する。図4の
(a)は画像メモリM1に記憶された画像の模式図であ
る。なお、図4の(a)中S1はバンプBの影部分、T
1は影以外の部分を示している。また、図4中破線はバ
ンプBの位置を示している。
【0039】なお、CCDカメラ31の視野内には複数
のバンプBが存在するが、ここでは1個のバンプBにつ
いてのみ説明する。次に図3の(b)に示すように画像
同期信号(VD)により第2の基本光源32bを所定時
間点灯(左ストロボ)し、同様に画像を画像メモリM2
に記憶する。図4の(b)は画像メモリM2に記憶され
た画像の模式図である。なお、図4の(b)中S2はバ
ンプBの影部分、T2は影以外の部分を示している。
【0040】次に画像処理回路42内の画像メモリM
1,M2に記憶された画像を対応する画素毎に絶対値減
算し、画像処理回路42内の画像メモリM3に記憶す
る。図4の(c)は画像メモリM3に記憶された画像の
模式図である。
【0041】なお、画像メモリM1に記憶された画像と
画像メモリM2に記憶された画像において、バンプの影
以外の部分T1,T2はほぼ同じ階調レベルであるため
絶対値減算することにより影以外の部分T1,T2の階
調レベルをほぼ0とすることができる。このため、影部
分S,S′のみが他方の画像で影以外の部分T1,T2
の階調レベル分残ることによって2方向の影画像Sを得
ることができる。
【0042】次に得られた階調レベルを有する影画像S
を画像処理回路42で影画像Sのみを抽出できる所定レ
ベルで二値化する。この後、影画像Sが図4の(c)に
示すように分離している場合があるので、図4の
(d),(e)に示すように画像処理で膨張・収縮を同
回数ずつ(例えば、膨張、膨張、収縮、収縮のように)
行って連結を行う。さらに、この膨張・収縮は、影の投
影方向に行うことで、影の投影方向と直交する方向に隣
接したバンプの影の重複を低減させることができる。な
お、膨張・収縮を行う回数は、分離している影が間違い
なくバンプの影であることを保証する分離間隔を連結で
きる回数とする。
【0043】画像処理回路42では、図4の(f)に示
すように影Sの先端位置2箇所(x1,y1)と(x
2,y2)を外接長方形処理によって求める。さらにこ
の影の先端位置間の長さLを次式で算出する。
【0044】 L=√((x2−x1)2 +(y1−y2)2 ) …(1) 次に式(1)で算出した影の長さLと第1の基本光源3
2a,第2の基本光源32bの仰角θ(この場合には3
0度)から次式でバンプ高さHを算出する。すなわち、 H=(L/2)×tanθ …(2) なお、CCDカメラ31の視野には複数のバンプBがあ
るため、各バンプの影画像にラベリング処理を施し、予
めCPU41内に記憶されているバンプBの位置座標と
照合する。そして、視野内の全てのバンプBについて同
様の処理を行い、各バンプ高さHを求め、データ記憶部
44に記憶する。
【0045】次に、予めプログラムされた通りにXYテ
ーブル21を作動し、基板Wの次の領域がCCDカメラ
31の視野領域Rに入るように移動し、同様の測定を繰
り返す。
【0046】なお、図5の(a)に示すように隣接する
バンプBの影同士が重なって先端部分が検出できないと
きには、第1の予備光源33a及び第2の予備光源33
bを点灯することで、図5の(b)に示すように良好な
影画像が得られるようにする。なお、図5中破線はバン
プBの位置を示している。
【0047】上述したように本第1の実施の形態に係る
バンプ高さ測定装置10では、バンプBに相対する二方
向から照明し、その二方向の影を含む画像を別々に撮像
し、この2つの画像に基づいてバンプBの高さを測定す
るようにしている。したがって、基板を高精度に位置決
めする必要がなく、また、分解能の高い測定機器が不要
である。このため、高速、かつ、高精度に測定を行うこ
とができる。
【0048】図6は、本発明の第2の実施の形態に係る
バンプ高さ測定装置10Aによって得られる画像の一例
を示す図である。なお、バンプ高さ測定装置10Aの構
成はバンプ高さ測定装置10と同様の構成しているが、
カメラは色画像を撮像できるカラーCCDカメラを使用
している。
【0049】バンプ高さ測定装置10Aでは、第1の基
本光源32aと第2の基本光源32bとの照明波長が例
えば緑色及び赤色というように異なっている。また、第
1の基本光源32aと第2の基本光源32bとは同時に
バンプBを照明する。
【0050】このように構成されていると、第1の基本
光源32aにより照明されたバンプBの影S3は図6の
(a)に示すようなものとなる。なお、影S3以外の部
分は緑色部T3となる。一方、第2の基本光源32bに
より照明されたバンプBの影S4は図6の(b)に示す
ようなものとなる。なお、影S4以外の部分は赤色部T
4となる。図6中破線はバンプBの位置を示している。
【0051】ここで、第1の基本光源32aにより形成
された影S3は第2の基本光源32bにより照明される
ことになるが、影S3を生成した第1の基本光源32a
とは波長が異なるため緑色部T3とは明らかに画像信号
値が異なる。同様に影S4も同様に赤色部T4とは画像
信号値が異なる。
【0052】したがって、CCDカメラ31で撮像され
た画像は図6の(c)に示すように影S3及び影S4の
みを抽出することができる。すなわち、抽出された影画
像に基づいてバンプ高さ測定装置10と同様にしてバン
プ高さを算出することができる。
【0053】図7は、本発明の第3の実施の形態に係る
バンプ高さ測定装置10Bの動作タイミングを示す説明
図である。なお、バンプ高さ測定装置50の構成はバン
プ高さ測定装置10Bと同様の構成しているので詳細な
説明は省略する。
【0054】バンプ高さ測定装置10Bでは、2回分の
画像同期信号(VD)の間に第1の基本光源32aによ
る右ストロボと第2の基本光源32bにより左ストロボ
を順次行い、一画面に画像入力し、図4の(c)に示す
ようなバンプB二方向の影を一度に得るようにしてい
る。
【0055】このため、バンプ高さ測定装置10に比べ
画像を合成する処理を行う必要がないため、演算時間を
短縮することができる。図8は、本発明の第4の実施の
形態に係るバンプ高さ測定装置10Cによって得られる
画像の一例を示す図である。なお、バンプ高さ測定装置
10Cの構成はバンプ高さ測定装置10と同様の構成し
ている。
【0056】バンプ高さ測定装置10Cでは、次のよう
にして基板W表面上のバンプBの高さを計測する。保持
部20のXYテーブル21をCCDに測定対象となる基
板Wを吸着保持させ、予めCPU41にプログラムされ
た視野座標に基づいて、CCDカメラ31の視野位置に
XYテーブル21を位置決めする。
【0057】図3の(a)に示すように画像同期信号
(VD)により第1の基本光源32aを所定時間点灯
(右ストロボ)し、CCDカメラ31で撮像し、影のみ
を抽出できる所定レベルで二値化し、画像処理回路42
内の画像メモリM1に記憶する。図8の(a)は画像メ
モリM1に記憶された画像の模式図である。なお、図8
の(a)中S1はバンプBの影部分、T1は影以外の部
分を示している。
【0058】次に図3の(b)に示すように画像同期信
号(VD)により第2の基本光源32bを所定時間点灯
(左ストロボ)し、CCDカメラ31で撮像し、影のみ
を抽出できる所定レベルで二値化し、画像を画像メモリ
M2に記憶する。図8の(b)は画像メモリM2に記憶
された画像の模式図である。なお、図8の(b)中S2
はバンプBの影部分、T2は影以外の部分を示してい
る。
【0059】また、図8中破線はバンプBの位置を示し
ている。なお、CCDカメラ31の視野内には複数のバ
ンプBが存在するが、ここでは1個のバンプBについて
のみ説明する。
【0060】次に画像処理回路42では、画像メモリM
1について図8の(c)に示すように影S1の先端位置
(x2,y2)を外接長方形処理によって求める。同様
に画像メモリM2についても図8の(d)に示すように
影S2の先端位置(x1,y1)を外接長方形処理によ
って求める。
【0061】次に、影S1の先端位置(x2,y2)と
相対する影S2の先端位置(x1,y1)からバンプB
の高さを求めるには2つの座標がバンプBの影であるこ
とを関連付ける。
【0062】まず、図8の(e)に示すように画像メモ
リM1から影S1の外接長方形において影の先端位置
(x2,y2)を示すコーナー座標と対角の座標(x2
a,y2a)を示すコーナ座標と対角の座標(x2a,
y2a)に最も近い(x1a,y1a)がある外接長方
形を影S2とする。
【0063】ここでバンプBの相対する2つの影の長さ
Lは、影S1の先端位置(x2,y2)と影S2の先端
位置(x1,y1)を結ぶ直線の長さであり、次式で算
出できる。
【0064】 L=√((x2−x1)2 +(y1−y2)2 ) …(3) 次に式(3)で算出した影の長さLと第1の基本光源3
2a,第2の基本光源32bの仰角θ(この場合には3
0度)から次式でバンプ高さHを算出する。すなわち、 H=(L/2)×tanθ …(4) なお、CCDカメラ31の視野には複数のバンプBがあ
るため、各バンプの影画像にラベリング処理を施し、予
めCPU41内に記憶されているバンプBの位置座標と
照合する。そして、視野内の全てのバンプBについて同
様の処理を行い、各バンプ高さHを求め、データ記憶部
44に記憶する。
【0065】次に、予めプログラムされた通りにXYテ
ーブル21を作動し、基板Wの次の領域がCCDカメラ
31の視野領域Rに入るように移動し、同様の測定を繰
り返す。
【0066】上述したように本第4の実施の形態に係る
バンプ高さ測定装置10Cでは、上述したバンプ高さ測
定装置10と同様の効果が得られるとともに、相対する
2つの影の先端位置を別々に認識するので、影の投影方
向への挟ピッチバンプ配置に対応できる。
【0067】なお、本発明は前記各実施の形態に限定さ
れるものではない。すなわち、上述したバンプ高さ測定
装置ではバンプ同士の影が干渉するときに基本光源の代
わりに予備光源を使用するようにしているが、基本光源
やXYテーブルを回転させて影の干渉を解消するように
してもよい。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0068】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、照
明工程でワークのバンプを含む領域に対して所定の仰角
で、かつ、相対する二方向から光を照明し、バンプの影
をワーク上に投影し、撮像工程でワーク上の領域を撮像
してバンプの影を有する画像信号を出力し、影抽出工程
で画像信号からバンプの影のみが抽出された二値化画像
信号を出力し、影長さ演算工程で二値化影画像信号から
バンプの二方向の影の先端間の長さを求め、得られた影
の長さと仰角からバンプの高さを求めるようにしてい
る。このため、ワークを高精度に位置決めしたり、測定
機器の分解能を向上させることがない。したがって、容
易に高速、かつ、高精度にバンプの高さを測定すること
ができる。
【0069】請求項2に記載された発明によれば、照明
工程は、照明を二方向から交互に行うものであり、撮像
工程は、照明毎に画像信号を出力するものであるから、
各バンプについて2枚の画像を得ることとなり、バンプ
の影の判断が容易となる。
【0070】請求項3に記載された発明によれば、照明
工程は、隣接したバンプの影が重複した場合に、その照
明方向を変えることで測定対象となるバンプの影に隣接
したバンプの影が重複しないようにすることができる。
【0071】請求項4に記載された発明によれば、影抽
出工程は、画像の膨張と収縮とを同一回数行って分離し
ている二方向の影を連結するので高精度の測定が可能と
なる。
【0072】請求項5に記載された発明では、連結工程
は、画像の膨張と収縮は影の投影方向成分のみに行うこ
とで、影の投影方向と直交する方向に隣接したバンプの
影の重複を低減することができる。
【0073】請求項6に記載された発明によれば、影抽
出工程は、照明毎の画像信号について対応する画素毎に
減算してバンプの影以外の画像信号を相殺した後、得ら
れた画像信号の絶対値をバンプの影と他の部分とで分離
できるしきい値で二値化して出力するので、容易にバン
プの影のみを抽出することができる。
【0074】請求項7に記載された発明によれば、影抽
出工程は、照明毎の画像信号について対応する画素毎に
加算することで、得られた画像信号をバンプの影と他の
部分とで分離できるしきい値で二値化して出力するの
で、容易にバンプの影のみを抽出することができる。
【0075】請求項8に記載された発明によれば、照明
工程において、照明は同時に、かつ、異なる波長で行っ
ているので、一度に二方向の影を撮像することができ、
測定時間をさらに短縮することができる。
【0076】請求項9に記載された発明によれば、撮像
工程において、一画面にバンプの二方向の影を記録して
いるので、2方向の影を合成する工程が不要となり、演
算時間を短縮することができる。
【0077】請求項10に記載された発明は、バンプを
相対する二方向から交互に照明することで、2つの画像
信号を得て、これらの画像信号からバンプの影のみを抽
出した2つの二値化画像信号に基づいて、バンプの二方
向の影の先端位置をそれぞれ求め、これら先端位置間の
長さを影長さとし、この影長さと仰角からバンプの高さ
を求めるようにした。
【0078】このため、ワークを高精度に位置決めした
り、測定機器の分解能を向上させることがない。したが
って、容易に高速、かつ、高精度にバンプの高さを測定
することができる。
【0079】請求項11に記載された発明によれば、バ
ンプを相対する二方向から照明することで、ワーク上に
投影されたバンプの二方向の影を撮像し、この画像信号
からバンプの影のみを二値化して抽出し、この二値化画
像信号から二方向の影の先端間の長さを求めることで、
バンプの高さを求めることができる。
【0080】このため、ワークを高精度に位置決めした
り、測定機器の分解能を向上させることがない。したが
って、容易に高速、かつ、高精度にバンプの高さを測定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバンプ高さ測
定装置の構成を示すブロック図。
【図2】同バンプ高さ測定装置の要部を示す図。
【図4】同バンプ高さ測定装置の動作タイミングを示す
説明図。
【図4】同バンプ高さ測定装置における画像の一例を示
す図。
【図5】同バンプ高さ測定装置における画像の別の例を
示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るバンプ高さ測
定装置における画像の一例を示す図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るバンプ高さ測
定装置の動作タイミングを示す説明図。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係るバンプ高さ測
定装置における画像の一例を示す図。
【符号の説明】
10,10A,10B,10C…バンプ高さ測定装置 20…保持部 21…XYテーブル 30…光学系部 31…CCDカメラ(撮像部) 32a,32b…基本光源 33a,33b…予備光源 40…制御部 41…CPU 42…画像処理回路 43…表示部 44…データ記憶部 W…基板 B…バンプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバンプ高さ測
定装置の構成を示すブロック図。
【図2】同バンプ高さ測定装置の要部を示す図。
【図3】同バンプ高さ測定装置の動作タイミングを示す
説明図。
【図4】同バンプ高さ測定装置における画像の一例を示
す図。
【図5】同バンプ高さ測定装置における画像の別の例を
示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るバンプ高さ測
定装置における画像の一例を示す図。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るバンプ高さ測
定装置の動作タイミングを示す説明図。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係るバンプ高さ測
定装置における画像の一例を示す図。
【符号の説明】 10,10A,10B,10C…バンプ高さ測定装置 20…保持部 21…XYテーブル 30…光学系部 31…CCDカメラ(撮像部) 32a,32b…基本光源 33a,33b…予備光源 40…制御部 41…CPU 42…画像処理回路 43…表示部 44…データ記憶部 W…基板 B…バンプ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークの表面に形成された突起状のバンプ
    の高さを測定するバンプ高さ測定方法において、 上記ワークの上記バンプを含む領域に対して所定の仰角
    で、かつ、相対する二方向から光を照明し、上記バンプ
    の影を上記ワーク上に投影する照明工程と、 この照明工程で照明されている上記ワーク上の上記領域
    を撮像して上記バンプの影を有する画像信号を出力する
    撮像工程と、 この撮像工程で得られた上記画像信号から上記バンプの
    影のみが抽出された二値化画像信号を出力する影抽出工
    程と、 この影抽出工程で抽出された上記二値化影画像信号から
    上記バンプの二方向の影の先端間の長さを求め、得られ
    た影の長さと上記仰角から上記バンプの高さを求める影
    長さ演算工程とを備えていることを特徴とするバンプ高
    さ測定方法。
  2. 【請求項2】上記照明工程は、上記照明を上記二方向か
    ら交互に行うものであり、 上記撮像工程は、上記照明毎に画像信号を出力するもの
    であることを特徴とする請求項1に記載のバンプ高さ測
    定方法。
  3. 【請求項3】上記照明工程は、隣接したバンプの影が重
    複した場合にその照明方向を変える工程を含むことを特
    徴とする請求項1に記載のバンプ高さ測定方法。
  4. 【請求項4】上記影抽出工程は、画像の膨張と収縮とを
    同一回数行って分離している上記二方向の影を連結する
    連結工程を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    のバンプ高さ測定方法。
  5. 【請求項5】上記連結工程は、上記画像の膨張と収縮は
    上記影の投影方向成分のみに行うことを特徴とする請求
    項4に記載のバンプ高さ測定方法。
  6. 【請求項6】上記影抽出工程は、上記照明毎の画像信号
    について対応する画素毎に減算して上記バンプの影以外
    の画像信号を相殺した後、得られた画像信号をバンプの
    影と他の部分とで分離できるしきい値で二値化して出力
    することを特徴とする請求項1に記載のバンプ高さ測定
    方法。
  7. 【請求項7】上記影抽出工程は、上記照明毎の画像信号
    について対応する画素毎に加算することで、得られた画
    像信号をバンプの影と他の部分とで分離できるしきい値
    で二値化して出力することを特徴とする請求項1に記載
    のバンプ高さ測定方法。
  8. 【請求項8】上記照明工程において、上記照明は同時
    に、かつ、異なる波長で行うことを特徴とする請求項1
    に記載のバンプ高さ測定方法。
  9. 【請求項9】上記撮像工程において、一画面に上記バン
    プの二方向の影を記録することを特徴とする請求項2に
    記載のバンプ高さ測定方法。
  10. 【請求項10】ワークの表面に形成された突起状のバン
    プの高さを測定するバンプ高さ測定方法において、 上記ワークの上記バンプを含む領域に対して所定の仰角
    で、かつ、相対する二方向から交互に光を照明し、上記
    バンプの影を上記ワーク上に投影する照明工程と、 この照明工程で照明されている上記ワーク上の上記領域
    を撮像して上記バンプの影を有する2つの画像信号を上
    記照明毎にそれぞれ出力する撮像工程と、 この撮像工程で得られた上記2つ画像信号から上記バン
    プの影のみがそれぞれ抽出された2つの二値化画像信号
    を出力する影抽出工程と、 この影抽出工程で抽出された上記2つの二値化影画像信
    号から上記バンプの二方向の影の先端位置をそれぞれ求
    め、これら先端位置間の長さを影長さとし、この影長さ
    と上記仰角から上記バンプの高さを求める影長さ演算工
    程とを備えていることを特徴とするバンプ高さ測定方
    法。
  11. 【請求項11】ワークの表面に形成された突起状のバン
    プの高さを測定するバンプ高さ測定装置において、 上記ワークを保持して相対的に位置決めする保持部と、 この保持部に保持された上記ワークの上記バンプを含む
    領域に対して所定の仰角で、かつ、相対する二方向から
    光を照明し、上記バンプの影を上記ワーク上に投影する
    照明部と、 この照明工程で照明されている上記ワーク上の上記領域
    を撮像して上記バンプの影を有する画像信号を出力する
    撮像部と、 この撮像工程で得られた上記画像信号から上記バンプの
    影のみが抽出された二値化画像信号を出力する影抽出部
    と、 この影抽出工程で抽出された上記二値化影画像信号から
    上記バンプの二方向の影の先端間の長さを求め、得られ
    た影の長さと上記仰角から上記バンプの高さを求める影
    長さ演算部とを備えていることを特徴とするバンプ高さ
    測定装置。
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