JPH11148703A - 換気装置の開閉装置および自動開閉式換気装置 - Google Patents

換気装置の開閉装置および自動開閉式換気装置

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JPH11148703A
JPH11148703A JP33501597A JP33501597A JPH11148703A JP H11148703 A JPH11148703 A JP H11148703A JP 33501597 A JP33501597 A JP 33501597A JP 33501597 A JP33501597 A JP 33501597A JP H11148703 A JPH11148703 A JP H11148703A
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JP
Japan
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opening
closing
ventilation
ventilator
engaging member
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Pending
Application number
JP33501597A
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English (en)
Inventor
Yuichiro Kishimoto
悠一郎 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KISHIMOTO SEIKEI KK
Original Assignee
KISHIMOTO SEIKEI KK
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Publication date
Application filed by KISHIMOTO SEIKEI KK filed Critical KISHIMOTO SEIKEI KK
Priority to JP33501597A priority Critical patent/JPH11148703A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設の換気装置に取り付けることにより、換
気装置を気温の変化で自動的に開閉させる開閉装置を提
供する。 【解決手段】 形状記憶合金製の第1コイルスプリング
31および第2コイルスプリング32により、換気板2
を環境温度に応じて移動させて、換気装置本体1の換気
口11を開閉させる開閉装置に関する。換気板2に設け
た開閉用のツマミ部22に対し換気板2が移動する双方
向に係合すると共に着脱できる係合部材30を設けると
共に、該係合部材30に両コイルスプリング31,32
の一端を係合させ、係合部材30および両コイルスプリ
ング31,32を換気装置本体1との間で収容する収容
カバー36を設けると共に、該収容カバー36の両端近
傍において両コイルスプリング31,32の他端が係合
して両コイルスプリング31,32が引張状態に保持さ
れ、収容カバー36に該収容カバー36を換気装置本体
1に固定するための固定部36dを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形状記憶合金製の
コイルスプリングを用いた換気装置の開閉装置および自
動開閉式換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、形状記憶合金製の第1コイル
スプリングおよび該第1コイルスプリングのバネ力に抗
する第2コイルスプリング(バイアスコイルスプリン
グ)により、換気板を環境温度に応じて移動させて、換
気装置本体の換気口を開閉させる開閉装置が知られてい
る(たとえば、実開平7−26581号公報参照)。か
かる換気装置は、気温が低い冬場には換気口が自動的に
閉じ、一方、気温が高い夏場には換気口が自動的に開く
という利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では、自動の開閉装置を有していない既設の換気装置に
ついては、換気装置全体を取り替える必要があり、かか
る取替は困難であるから、既設の換気装置に適用できな
い。
【0004】したがって、本発明の目的は、自動の開閉
装置を有していない既設の換気装置に取り付けて、気温
の変化で自動的に開閉し得るようにすることである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。図1において、換気装置本体1
は、全体が枠状で建物の基礎コンクリートにモルタルな
どを介して固定されるもので、多数の縦桟10の間に換
気口11を形成している。該換気装置本体1の裏側に
は、換気板2が摺動自在に取り付けられており、該換気
板2には、多数の閉塞部20の間に多数の通気口21が
縦横に設けられている。前記換気板2の下部には、開閉
用のツマミ部22が一体に形成されており、該ツマミ部
22が換気装置本体1の貫通孔12から前方に突出して
いる。前記ツマミ部22が左端に位置しているときは、
前記通気口21が換気口11に合致した開状態となり、
一方、前記ツマミ部22が右端の位置まで移動したとき
は、前記閉塞部20が換気口11に合致した閉状態とな
る。したがって、前記ツマミ部22を左右に移動させる
ことで、換気装置本体1の換気口11が開閉される。
【0006】図2は開閉装置3を示す。開閉装置3は、
形状記憶合金製の第1コイルスプリング31と、該第1
コイルスプリング31のバネ力に抗するバイアスコイル
スプリング(第2コイルスプリング)32を備えてお
り、図1の換気装置本体1に装着されることで、換気板
2を環境温度に応じて移動させて、換気装置本体1の換
気口11を開閉させるものである。前記第1コイルスプ
リング31の右端は、第1連結金具33および係合用ネ
ジ34を介して、係合部材30に係合している。該係合
部材30には、前記係合用ネジ34を介してバイアスコ
イルスプリング32の左端が係合している。また、図3
(a)のように、前記第1コイルスプリング31の左端
は第2連結金具35などを介して、収容カバー36の左
端近傍の第1係合壁36aに係合しており、一方、前記
バイアスコイルスプリング32の右端は収容カバー36
の右端近傍の第2係合壁36bに係合している。こうし
て、両コイルスプリング31,32は、収容カバー36
内において引張状態に保持されていると共に、両コイル
スプリング31,32の連結部分に前記係合部材30が
配設されている。
【0007】図1に示すように、前記収容カバー36は
横断面が山形状(くの字状)の収容部36cと換気装置
本体1との間に、前記係合部材30および両コイルスプ
リング31,32を収容する。前記収容カバー36の両
端は、換気装置本体1の表面に接合される平板状の固定
部36dが設けられており、該固定部36dにはビス挿
通孔36eが形成されている。一方、換気装置本体1に
は、固定用のビス37をねじ込む雌ネジ部13が形成さ
れており、前記ビス37によって、図3(b)のよう
に、収容カバー36が換気装置本体1に着脱自在に固定
される。
【0008】図1の前記係合部材30は断面が略C字状
で、ツマミ部22の外周の一部に沿って嵌合する嵌合溝
30aを形成していることで、ツマミ部22の突出方向
に着脱できるようになっている。
【0009】なお、図3(b)に示すように、収容カバ
ー36には、係合部材30に対向する前面部36fに、
ツマミ部22を正面から視認することを可能とする切欠
部36gが形成されている。
【0010】前記係合部材30は換気板2が移動する双
方向にツマミ部22に係合しており、したがって、第1
コイルスプリング31の引張力がバイアスコイルスプリ
ング32の引張力よりも大きい温度範囲(たとえば17
℃)では換気口11が開き、一方、第1コイルスプリン
グ31の引張力がバイアスコイルスプリング32の引張
力よりも小さい温度範囲(たとえば7℃)では換気口1
1が閉じ、中間の温度範囲では換気口11が中間開度と
なる。
【0011】このように、本開閉装置3は、開閉装置3
が予め換気装置本体1に取り付けられていることで、自
動開閉式の換気装置の一部として用いることができる
他、以下に説明するように、既設の手動開閉式の換気装
置に取り付けることもできる。すなわち、図1の既設の
換気装置本体1の所定の位置に、雌ネジ部13を穿設
し、係合部材30の嵌合溝30aをツマミ部22に嵌合
させた後、ビス37によって収容カバー36を換気装置
本体1に固定することで、既設の手動開閉式の換気装置
が自動開閉式になる。
【0012】なお、前記実施形態では、図2の収容カバ
ー36に切欠部36gを設けたので、図3(b)の嵌合
溝30aをツマミ部22に嵌合させる作業が容易にな
る。
【0013】ところで、前記実施形態では、収容カバー
36の固定部36dをビス37で固定したが、本発明で
は、収容カバー36の固定部36dを換気装置本体1に
係合させて固定してもよい。また、前記実施形態では、
図示および説明を簡略化するために、バイアスコイルス
プリング32の右端が収容カバー36の第2係合壁36
bに直接係合する構造を採用したが、本説明では、バイ
アスコイルスプリング32の右端にフックを設けると共
に、該フックの先端に形成した雄ネジ部を第2係合壁3
6bに挿通し、該雄ネジ部にナットを螺合して、両コイ
ルスプリング31,32の張力を調整できるようにして
もよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
開閉操作用のツマミ部に係合する係合部材を前記ツマミ
部に対して着脱自在に設けると共に、該係合部材および
一対のコイルスプリングを収容する収容カバーを換気装
置本体に対して取り外し自在な構造としたから、既設の
手動開閉式換気装置に本開閉装置を取り付けることによ
り、手動開閉式を気温の変化で自動的に開閉する自動開
閉式に変えることができる。
【0015】なお、請求項2の発明のように、収容カバ
ーの前面部を切欠して、ツマミ部を視認できるようにし
ておけば、開閉装置の取付作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動開閉式換気装置の一実施形態を示
す一部破断した分解斜視図である。
【図2】開閉装置の分解斜視図である。
【図3】(a)は開閉装置の縦断面図、(b)は自動開
閉式換気装置の正面図である。
【符号の説明】
1:換気装置本体 11:換気口 2:換気板 3:開閉装置 30:係合部材 30a:嵌合溝 31:第1コイルスプリング 32:第2コイルスプリング 36:収容カバー 36d:固定部 36e:ビス挿通孔 37:ビス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形状記憶合金製の第1コイルスプリング
    および該第1コイルスプリングのバネ力に抗する第2コ
    イルスプリングにより、換気板を環境温度に応じて移動
    させて、換気装置本体の換気口を開閉させる開閉装置に
    おいて、 前記換気板に設けられた開閉用のツマミ部に対し前記換
    気板が移動する双方向に係合すると共に着脱できる係合
    部材を設けると共に、該係合部材に前記両コイルスプリ
    ングの一端を係合させ、 前記係合部材および両コイルスプリングを換気装置本体
    との間で収容する収容カバーを設けると共に、該収容カ
    バーの両端近傍において前記両コイルスプリングの他端
    が係合して両コイルスプリングが引張状態に保持され、 前記収容カバーに該収容カバーを換気装置本体に着脱自
    在に固定するための固定部を設けたことを特徴とする換
    気装置の開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記収容カバーには、前記係合部材に対向する前面部に
    切欠部が形成されていると共に、前記固定部にビス挿通
    孔が形成され、 前記係合部材は、前記ツマミ部の外周の少なくとも一部
    に沿って嵌合する嵌合溝を有していることで前記ツマミ
    部に着脱できるようになっている換気装置の開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2の開閉装置を有する
    自動開閉式換気装置。
JP33501597A 1997-11-19 1997-11-19 換気装置の開閉装置および自動開閉式換気装置 Pending JPH11148703A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332421B1 (ko) * 1999-09-04 2002-04-13 이세중 무동력 자동온도 조절 환풍기
JP2012247112A (ja) * 2011-05-26 2012-12-13 Sahara:Kk 換気装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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