JPH11148496A - 羽根車 - Google Patents
羽根車Info
- Publication number
- JPH11148496A JPH11148496A JP31484697A JP31484697A JPH11148496A JP H11148496 A JPH11148496 A JP H11148496A JP 31484697 A JP31484697 A JP 31484697A JP 31484697 A JP31484697 A JP 31484697A JP H11148496 A JPH11148496 A JP H11148496A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shroud
- impeller
- welding
- blade
- welded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、溶接により製作される羽根車におい
て、シュラウドに相当する部分と羽根の接続部を突合せ
溶接を用いて製作することによって、強度を向上させよ
うとしている。 【解決手段】溶接により製作される羽根車において、シ
ュラウドに相当する部分と羽根の接続部を突合せ溶接を
用いて製作することによって、強度を向上させる。
て、シュラウドに相当する部分と羽根の接続部を突合せ
溶接を用いて製作することによって、強度を向上させよ
うとしている。 【解決手段】溶接により製作される羽根車において、シ
ュラウドに相当する部分と羽根の接続部を突合せ溶接を
用いて製作することによって、強度を向上させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接により製作さ
れる羽根車において、シュラウドに相当する部分と羽根
の接続部を電子ビーム溶接によって突合せ溶接し、その
後他の溶接法によって溶接止端部の形状を滑らかに形成
することによって、強度を向上させるものである。
れる羽根車において、シュラウドに相当する部分と羽根
の接続部を電子ビーム溶接によって突合せ溶接し、その
後他の溶接法によって溶接止端部の形状を滑らかに形成
することによって、強度を向上させるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の溶接構造型の羽根車においては、
特開平1−170583 号公報のように、溶接方法を制御する
ことにより、溶接継手部の強度を維持および向上させる
手法が一般的であった。また、特開平5−296257 号公報
では、継手の形状に着目し、応力集中の起こりにくい形
状を作成することにより、溶接継手の強度を向上させて
いる。ところが、継手の構造および形状そのものを変更
することにより溶接継手部の強度を維持および向上させ
る手法については、ほとんど着目されていなかった。
特開平1−170583 号公報のように、溶接方法を制御する
ことにより、溶接継手部の強度を維持および向上させる
手法が一般的であった。また、特開平5−296257 号公報
では、継手の形状に着目し、応力集中の起こりにくい形
状を作成することにより、溶接継手の強度を向上させて
いる。ところが、継手の構造および形状そのものを変更
することにより溶接継手部の強度を維持および向上させ
る手法については、ほとんど着目されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、溶接
により製作される羽根車において、シュラウドに相当す
る部分と羽根の接続部を電子ビーム溶接によって突合せ
溶接し、その後他の溶接法によって溶接止端部の形状を
滑らかに形成することによって、強度を向上させた羽根
車を提供することにある。
により製作される羽根車において、シュラウドに相当す
る部分と羽根の接続部を電子ビーム溶接によって突合せ
溶接し、その後他の溶接法によって溶接止端部の形状を
滑らかに形成することによって、強度を向上させた羽根
車を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、溶接により製作される羽根車において、シュラウド
に相当する部分と羽根の接続部を電子ビーム溶接によっ
て突合せ溶接し、その後他の溶接法によって溶接止端部
の形状を滑らかに形成することによって、強度を向上さ
せる。
に、溶接により製作される羽根車において、シュラウド
に相当する部分と羽根の接続部を電子ビーム溶接によっ
て突合せ溶接し、その後他の溶接法によって溶接止端部
の形状を滑らかに形成することによって、強度を向上さ
せる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。
にしたがって説明する。
【0006】図1は、本発明による板厚方向に電子ビー
ム溶接によって溶接を行った、羽根車の羽根1とシュラ
ウドに相当する部分2との溶接継手部の断面図を示す。
T型の形状をした溶接継手の羽根1とシュラウドに相当
する部分2は、電子ビームなどの溶接3により互いに接
合される。この状態では、羽根1とシュラウドに相当す
る部分2は垂直に取付けられているが、実際の羽根車で
はこの取付け角度は種々の角度をもつことになる。一例
として、取付け角度が30度傾いた場合の羽根車の羽根
1とシュラウドに相当する部分2との溶接継手部の断面
図を図2に示す。図1と図2では、羽根の両側にシュラ
ウドに相当する部分を接続することはまったく同じであ
ることがわかる。
ム溶接によって溶接を行った、羽根車の羽根1とシュラ
ウドに相当する部分2との溶接継手部の断面図を示す。
T型の形状をした溶接継手の羽根1とシュラウドに相当
する部分2は、電子ビームなどの溶接3により互いに接
合される。この状態では、羽根1とシュラウドに相当す
る部分2は垂直に取付けられているが、実際の羽根車で
はこの取付け角度は種々の角度をもつことになる。一例
として、取付け角度が30度傾いた場合の羽根車の羽根
1とシュラウドに相当する部分2との溶接継手部の断面
図を図2に示す。図1と図2では、羽根の両側にシュラ
ウドに相当する部分を接続することはまったく同じであ
ることがわかる。
【0007】羽根車全体の最終的な製作状態を図3に示
す。羽根4は、下側のシュラウド5および上側のシュラ
ウド6と、図1および図2に示した継手形状によって接
合される。このような継手構造をとることによって、羽
根車の羽根とシュラウドに相当する部分との溶接部は突
合せ構造となることから、構造を簡略化させ、かつ、曲
げ荷重を受ける羽根の強度を向上させることができる。
す。羽根4は、下側のシュラウド5および上側のシュラ
ウド6と、図1および図2に示した継手形状によって接
合される。このような継手構造をとることによって、羽
根車の羽根とシュラウドに相当する部分との溶接部は突
合せ構造となることから、構造を簡略化させ、かつ、曲
げ荷重を受ける羽根の強度を向上させることができる。
【0008】図4は、従来行っていた一体型シュラウド
に羽根を取付け溶接する場合の継手の断面図を示す。す
なわち、従来構造の羽根車の羽根7は、羽根車のシュラ
ウドに相当する部分8に開先加工したT型継手構造で、
溶接部9によって取付けられている。従来は応力集中部
を滑らかに仕上げることにより、溶接継手部に十分な強
度を持たせていた。今回の発明についても、図5に示す
ように、シュラウドに相当する部分と羽根の接続部を電
子ビーム溶接によって突合せ溶接し、その後に他の溶接
法によって溶接止端部の形状を溶接部10によって滑ら
かに形成することによって、溶接継手部に十分な強度を
持たせることも可能である。また、図3に示した羽根車
に関しても、羽根4と下側のシュラウド5および上側の
シュラウド6の接続部に図5のような継手構造をとるこ
とができる。
に羽根を取付け溶接する場合の継手の断面図を示す。す
なわち、従来構造の羽根車の羽根7は、羽根車のシュラ
ウドに相当する部分8に開先加工したT型継手構造で、
溶接部9によって取付けられている。従来は応力集中部
を滑らかに仕上げることにより、溶接継手部に十分な強
度を持たせていた。今回の発明についても、図5に示す
ように、シュラウドに相当する部分と羽根の接続部を電
子ビーム溶接によって突合せ溶接し、その後に他の溶接
法によって溶接止端部の形状を溶接部10によって滑ら
かに形成することによって、溶接継手部に十分な強度を
持たせることも可能である。また、図3に示した羽根車
に関しても、羽根4と下側のシュラウド5および上側の
シュラウド6の接続部に図5のような継手構造をとるこ
とができる。
【0009】
【発明の効果】本発明により、溶接により製作される羽
根車において、シュラウドに相当する部分と羽根の接続
部を突合せ溶接を用いて製作することによって、強度を
向上させることができる。
根車において、シュラウドに相当する部分と羽根の接続
部を突合せ溶接を用いて製作することによって、強度を
向上させることができる。
【図1】本発明による羽根車の羽根とシュラウドに相当
する部分との溶接継手部の断面図。
する部分との溶接継手部の断面図。
【図2】本発明による羽根車の羽根とシュラウドに相当
する部分との斜角に取付けられた溶接継手部の断面図。
する部分との斜角に取付けられた溶接継手部の断面図。
【図3】羽根車の全体を示す断面図。
【図4】従来の羽根車の羽根とシュラウドに相当する部
分との溶接継手部の断面図。
分との溶接継手部の断面図。
【図5】本発明による羽根車の羽根とシュラウドに相当
する部分との溶接継手部に、他の溶接法によって溶接止
端部の形状を滑らかに形成した溶接継手部の断面図。
する部分との溶接継手部に、他の溶接法によって溶接止
端部の形状を滑らかに形成した溶接継手部の断面図。
1,4,7…羽根、2,8…シュラウドに相当する部
分、3…羽根車のシュラウドに相当する部分と羽根との
突合せ溶接部の断面形状、5…下側のシュラウド、6…
上側のシュラウド、9,10…溶接部。
分、3…羽根車のシュラウドに相当する部分と羽根との
突合せ溶接部の断面形状、5…下側のシュラウド、6…
上側のシュラウド、9,10…溶接部。
Claims (1)
- 【請求項1】溶接により製作される羽根車において、シ
ュラウドに相当する部分と羽根の接続部を突合せ溶接を
用いて製作することによって、強度を向上させることを
特徴とする溶接構造型の羽根車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31484697A JPH11148496A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31484697A JPH11148496A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 羽根車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11148496A true JPH11148496A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18058319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31484697A Pending JPH11148496A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 羽根車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11148496A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011157867A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Panasonic Corp | 電動送風機及びそれを用いた電気掃除機 |
US8426766B2 (en) | 2007-10-10 | 2013-04-23 | Hitachi Plant Technologies, Ltd. | Welding method and welding apparatus for an impeller |
CN105275865A (zh) * | 2014-07-07 | 2016-01-27 | 韩华泰科株式会社 | 旋转机的旋转部及其制造方法 |
JP2018009501A (ja) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | 株式会社荏原製作所 | ボルテックス形ポンプ用羽根車、ボルテックス形ポンプ、及びボルテックス形ポンプ用羽根車の製造方法 |
US10197067B2 (en) | 2012-02-15 | 2019-02-05 | Hanwha Aerospace Co., Ltd. | Rotation body of rotary machine and method of manufacturing the rotation body |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP31484697A patent/JPH11148496A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8426766B2 (en) | 2007-10-10 | 2013-04-23 | Hitachi Plant Technologies, Ltd. | Welding method and welding apparatus for an impeller |
JP2011157867A (ja) * | 2010-02-01 | 2011-08-18 | Panasonic Corp | 電動送風機及びそれを用いた電気掃除機 |
US10197067B2 (en) | 2012-02-15 | 2019-02-05 | Hanwha Aerospace Co., Ltd. | Rotation body of rotary machine and method of manufacturing the rotation body |
CN105275865A (zh) * | 2014-07-07 | 2016-01-27 | 韩华泰科株式会社 | 旋转机的旋转部及其制造方法 |
US10124450B2 (en) | 2014-07-07 | 2018-11-13 | Hanwha Aerospace Co., Ltd. | Rotation part of rotary machine and method of manufacturing the same |
JP2018009501A (ja) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | 株式会社荏原製作所 | ボルテックス形ポンプ用羽根車、ボルテックス形ポンプ、及びボルテックス形ポンプ用羽根車の製造方法 |
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