JPH1114785A - 核燃料アセンブリのための貯蔵ラックおよびその製造方法 - Google Patents

核燃料アセンブリのための貯蔵ラックおよびその製造方法

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JPH1114785A
JPH1114785A JP10156468A JP15646898A JPH1114785A JP H1114785 A JPH1114785 A JP H1114785A JP 10156468 A JP10156468 A JP 10156468A JP 15646898 A JP15646898 A JP 15646898A JP H1114785 A JPH1114785 A JP H1114785A
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plates
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JP10156468A
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Jean Robert
ジャン・ロベール
Bernard Kopecky
ベルナール・コペッキー
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ATEA SOC ATLANTIQUE DE TECHNIC
ATEA SOC ATLANTIQUE DE TECHNIC AVANCEES
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ATEA SOC ATLANTIQUE DE TECHNIC
ATEA SOC ATLANTIQUE DE TECHNIC AVANCEES
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
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    • G21C19/40Arrangements for preventing occurrence of critical conditions, e.g. during storage
    • GPHYSICS
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    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 核燃料アセンブリのための貯蔵ラックを、比
較的安価に、かつ、寸法および形状の再現性を高めて、
構成すること。 【解決手段】 複数のハウジング10を規則的に配置し
てなる、核燃料アセンブリのための貯蔵ラックであっ
て、複数の主プレート12と、複数のスペーサプレート
14と、ベースプレート18と、を具備してなり、スペ
ーサプレート14の2つの長尺エッジに形成された歯2
2a、22bが、主プレート12のノッチ20内に収容
され琉ことにより、主プレート12およびスペーサプレ
ート14が機械的嵌込によって互いに固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新品であれ、原子
炉内において使用済のものであれ、核燃料アセンブリを
貯蔵するためのラックに関するものである。
【0002】この説明全体にわたって、「貯蔵ラック」
という用語は、新品のまたは使用済の任意数の核燃料ア
センブリを貯蔵するのに適した、任意形状または任意寸
法の、固定式のまたは可動式の、構造を指している。
【0003】原子力産業においては、原子力プラントの
エネルギー源をなす核燃料アセンブリは、しばしば、貯
蔵しなければならない。
【0004】そのような貯蔵は、新品のものと、長期に
わたってまたは短期にわたって原子炉内において既に使
用されたものと、の双方に関連している。この場合、新
品のアセンブリは、原子力プラント内において、製造場
所に貯蔵することができる。使用済アセンブリの貯蔵
も、また、原子力プラントサイト内において行うことが
できる。また、使用済アセンブリの貯蔵は、プラントサ
イトから移動させて、再処理サイトのような場所で行う
こともできる。
【0005】
【従来の技術】核燃料アセンブリの貯蔵が必要とされた
ときには、核燃料アセンブリは、プール内に沈められた
貯蔵ラック内に配置される。より詳細には、貯蔵ラック
は、通常、実質的に正方形断面とされた個別の縦型ハウ
ジング内に各アセンブリを受領した形態で、数十の核燃
料アセンブリを収容することができる。その同じプール
内には、1つまたは複数のラックを配置することがで
き、ハウジング数は、ラックの寸法に応じて、また、ラ
ックの外形形状に応じて、変化させることができる。
【0006】核燃料アセンブリのための貯蔵ラックの構
成は、互いに相反するいくつかの要求を満たさなければ
ならない。このような要求には、コンパクトさ(与えら
れた容積内にできるだけ多数のアセンブリを貯蔵するこ
と)、臨界状態とさせないこと、製造が容易であるこ
と、低コストであること、がある。
【0007】仏国特許出願公開明細書第2 680 90
9号には、これら要求のすべてを満たすような核燃料ア
センブリのための貯蔵ラックが提案されている。このラ
ックは、チューブの外面上に溶接された連結ラグを利用
して、実質的に正方形断面のチューブをジグザグ式に連
結することにより、得られている。臨界状態とさせない
という要求を満たすために、特にラック内に収容された
アセンブリが新品の場合にまたは少ししか使用していな
いものの場合に臨界状態とさせないという要求を満たす
ために、中性子吸収性材料から形成された複数のフラッ
トプレートが、複数のチューブの正に組立時において、
チューブどうしを隔離する自由空間内に組み込まれる。
「中性子吸収性材料」という用語は、中性子に対して吸
収性を備えたステンレスボロン鋼のような材料を指して
いる。
【0008】1997年2月10日付けの仏国特許出願
第97 01487号には、先の仏国特許出願公開明細
書第2 680 909号に開示された貯蔵ラックの改良
が提案されている。この場合には、中性子吸収性材料製
の独立プレートは、実質的に正方形断面を有した中性子
吸収性材料製組立体に代えられている。このような組立
体の各々は、少なくとも2つの保持システムによって囲
まれた、中性子吸収性材料製の、4つのフラットプレー
トから構成されている。このような中性子吸収性材料製
組立体は、ラックをなすチューブの組立後における任意
の時点において、組み込むことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、この
タイプの貯蔵ラックは、このような構造に課せられた主
な要求を満足している。しかしながら、構造の製造の容
易さは、実質的に正方形断面のチューブの使用、およ
び、チューブの表面上に溶接された連結ラグの使用、に
支配されている。比較的高価なチューブに依存する必要
があることから、ラックのコストが増大する傾向があ
る。加えて、ハウジングが、チューブ内において、ま
た、4つの隣接するチューブどうしの間において、交換
可能式に形成されていることにより、無視できない寸法
差および形状差が、製造の許容誤差を考慮すれば、ハウ
ジングどうしの間において発生する可能性がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の格別の目的は、
先の仏国特許出願公開明細書第2 680 909号に開
示されたラックと比較して、製造コストを低減すること
により、また、ハウジングの寸法および形状の規則性を
改良することにより、このような構造に課せられたすべ
ての要求を満足させ得るような独自構成を備えた、核燃
料アセンブリのための貯蔵ラックである。
【0011】本発明においては、上記目的は、実質的に
正方形断面とされた複数のハウジングを規則的な分布形
態で規定しかつ配置してなる、核燃料アセンブリのため
の貯蔵ラックであって、 −一定間隔でもって互いに平行に配置される複数の主プ
レートと、 −隣接する前記主プレートどうしの間において、前記一
定間隔でもって互いに平行に、かつ、前記主プレートに
対して垂直に、さらに、前記主プレートの両側において
位置合わせされた状態で、固定される複数のスペーサプ
レートと、 −前記主プレートおよび前記スペーサプレートに対して
垂直に、前記主プレートのうちの少なくともいくつかの
ものおよび前記スペーサプレートのうちの少なくともい
くつかのものに対して固定されるベースプレートと、を
具備してなり、前記スペーサプレートの反対側を向く2
つの長尺エッジのそれぞれに形成された歯および突出部
が、前記主プレートにカット形成されたノッチ内に収容
され、前記歯および前記突出部には、前記主プレートお
よび前記スペーサプレートが機械的嵌込によって互いに
固定されるよう、前記主プレートのうちの、前記2つの
連続したノッチどうしの間に位置した部分を拘束するの
に適したグルーブが設けられていることを特徴とする貯
蔵ラックにより、得られる。
【0012】好ましくは、2つの端部プレートが、スペ
ーサプレートと平行に、かつ、スペーサプレートに対し
ては一定間隔だけ離間して、主プレートに対して固定さ
れる。
【0013】ラック構造は、典型的には、与えられた高
さおよび複数の側面を備えた矩形平行六面体構造を形成
する。この場合、主プレートの各々は、平行六面体構造
の高さと同じ高さと、平行六面体構造の側面のうちの1
つと同じ幅と、からなる寸法を有した矩形形状とされ、
スペーサプレートの各々は、平行六面体構造の高さと同
じ高さと、主プレートどうしを隔離する前記間隔に等し
い幅と、からなる寸法を有した矩形形状とされ、ベース
プレートは、平行六面体構造の両側面と同じ寸法を有し
た矩形形状とされる。
【0014】本発明の好ましい実施形態においては、主
プレート、スペーサプレート、端部プレート、および、
ベースプレートは、実質的にフラットである。
【0015】臨界とさせない要求を満たすために、少な
くとも2つの中性子吸収性材料製プレートが、構造の各
ハウジング内において、主プレートおよびスペーサプレ
ートに平行に配置される。この場合、少なくとも1つの
中性子吸収性材料製プレートは、構造の隣接するハウジ
ングからなる各対を隔離するようにして、配置される。
プレートの数および配置は、臨界とさせない要求に応じ
て変化させることができる。場合によっては、各ハウジ
ング内に配置されるプレートの数は、2枚以下とするこ
とができる。
【0016】ラックが新品のまたは弱くしか放射してい
ない核燃料アセンブリの収容を意図したものである場合
には、ハウジングのうちの少なくともいくつかには、4
枚の中性子吸収性材料製プレートが配置される。
【0017】有利な形態においては、与えられたハウジ
ング内に収容された4枚の中性子吸収性材料製プレート
は、着脱式の中性子吸収性組立体を形成するよう、19
97年2月10日付けの仏国特許出願第97 0148
7号に記載されたものと同等の保持システムを介して、
互いに連結される。
【0018】この場合には、主プレートおよびスペーサ
プレートは、着脱式の中性子吸収性組立体が1つおきの
ハウジング内に配置されたときに、すべてのハウジング
が実質的に同一の断面となるように、ラック構造の高さ
方向に矩形段部を備えている。
【0019】本発明の他の目的は、上記のような貯蔵ラ
ックを製造するための方法である。本方法においては、 −第1主プレートをツール上に配置し、 −第1列をなす複数のスペーサプレートを前記第1主プ
レート上に配置固定し、 −第2主プレートを、前記第1主プレートに対して平行
に配置するとともに、前記第1列をなす複数のスペーサ
プレートに対して固定し、 −これら2つの操作を、すべてのスペーサプレートおよ
びすべての主プレートを取り付けるまで繰り返す、こと
により貯蔵ラックを製造するに際して、前記主プレート
および前記スペーサプレートは、前記主プレートのうち
の該主プレートに形成された連続したノッチどうしの間
に位置する部分を、前記スペーサプレートの反対側を向
く2つの長尺エッジのそれぞれに形成された歯および突
出部に設けられたグルーブ内に拘束することにより、機
械的嵌込によって、固定される。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明を何ら制限するものではな
い例示として、以下、本発明の好ましい2つの実施形態
について、添付図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の第1実施形態による貯蔵
ラックの一部を示す分解斜視図であって、組立時の様子
を示している。図2は、図1に示すラックの一部を概略
的に示す平面図であって、中性子吸収性材料製の2つの
プレートが各ハウジング内に配置されている。図3は、
図2と同様に図1のラックの一部を示す平面図であっ
て、着脱式組立体の各々は、各ハウジング内に配置され
た中性子吸収性材料製の4つのプレートを備えている。
図4は、本発明の第2実施形態による貯蔵ラックの一部
を示す斜視図であって、組立時の様子を示している。図
5は、図4に示すラックを示す平面図であって、中性子
吸収性材料製のプレートが1個おきのハウジングに配置
されている。
【0022】図1は、本発明の第1実施形態による貯蔵
ラックの一部を示す分解斜視図であって、組立時の様子
を示している。
【0023】現存のすべての貯蔵ラックと同様に、本発
明によるラックは、各々が核燃料アセンブリを収容する
ことを意図された多数の隣接ハウジング10を規定する
構造を具備している。
【0024】より詳細には、ハウジング10は、実質的
に鉛直配置されることを意図したものであり、各ハウジ
ング10は、収容すべき核燃料アセンブリの断面よりも
わずかに大きな寸法とされた、実質的に正方形の断面を
有している。ハウジング10は、核燃料アセンブリの導
入および取出を可能とするよう、下端が閉塞されており
上端が開放されている。
【0025】上方から見ると、ハウジング10は、正方
形間隔による規則にしたがって配置されている。この規
則における間隔は、各ハウジングの断面によって形成さ
れている正方形の一辺の長さに等しい。
【0026】ラック構造は、内部に収容されるべき核燃
料アセンブリの高さに適応した高さとされた、矩形の平
行六面体形状を形成している。この平行六面体形状の、
水平面に沿った側面寸法は、ラック内に収容されるべき
核燃料アセンブリの数に依存している。より詳細には、
プレートの厚さを別として、側面寸法は、これらハウジ
ング10がなす規則性における間隔の複数倍である。
【0027】本発明においては、ラック構造は、矩形形
状とされた多数の主フラットプレート12を備えてい
る。これら主プレート12は、すべて同一寸法とされて
おり、ハウジング10がなす規則性における一定間隔に
したがって、互いに平行に配置されている。各々の主プ
レート12がなす矩形形状の側面形状は、高さに関して
は、ラック構造がなす矩形平行六面体形状の高さに等し
く、ラック構造によって形成された矩形平行六面体形状
の一側面の形状に等しい。
【0028】ラック構造は、さらに、長尺の矩形形状と
されたフラットなスペーサプレート14を備えている。
これらスペーサプレート14は、すべて同一のものであ
る。スペーサプレート14は、隣接する主プレート12
どうしの間において、主プレート12どうしを隔離して
いる一定間隔と同じ隔離間隔で、列の形態で固定され
る。さらに、スペーサプレート14は、主プレート12
に対して垂直な向きとされており、図1に示すように、
ハウジング10を形成するよう、主プレート12の側面
上に配置されている。
【0029】各スペーサプレート14がなす矩形形状の
高さは、ラック構造によって形成される矩形平行六面体
形状の高さに等しい。各スペーサプレート14がなす矩
形形状の幅は、主プレート12およびスペーサプレート
14の厚さは別として、主プレート12およびスペーサ
プレート14の一定隔離間隔に等しい。
【0030】本発明による貯蔵ラック構造は、また、図
1には1つだけが示されているものの、2つの端部プレ
ート16を備えている。これら端部プレート16は、矩
形形状とされるとともに同一寸法を有したフラットプレ
ートである。これら端部プレート16の側面は、ラック
構造によって形成される矩形平行六面体形状の、それぞ
れ、高さ、および、第2側面に対応している。端部プレ
ート16は、主プレート12の鉛直エッジに対して、ス
ペーサプレート14と平行に、主プレート12の両側面
上に、固定される。これにより、端部プレート16は、
最も近くに位置するスペーサプレート14に対して、上
記の一定間隔でもって隔離される。
【0031】ラック構造は、ハウジング10を下端にお
いて閉塞するベースプレート18によって完成される。
ベースプレート18は、矩形形状を有したフラットプレ
ートである。ベースプレート18の面は、ラック構造に
よって形成される矩形平行六面体形状の底面に対応して
いる。ベースプレート18は、少なくともいくつかの主
プレート12とスペーサプレート14と端部プレート1
6との下端エッジに対して、これらプレートに対して垂
直に、固定される。
【0032】図1に示すように、各々の主プレート12
は、各プレート12のうちの端部プレート16に対して
固定されるべき鉛直エッジに対して平行に設けられた、
一連の位置合わせされたノッチ20を備えている。一連
のノッチ20は、上記の一定間隔にしたがって互いに隔
離されている。これにより、一連のノッチ20は、隣接
するスペーサプレート14の各々に向けて配置されてい
る。
【0033】ノッチ20は、すべて同一であって、長尺
の矩形形状を有している。ノッチ20のうちの水平方向
を向く小さい側面は、スペーサプレート14の厚さより
も、ごくわずかだけ大きな寸法とされている。
【0034】さらに、スペーサプレート14は、長い方
のエッジから鉛直方向を向いて突出する複数対の歯22
a、22bを備えている。組立時には、歯22a、22
bの各対は、ノッチ20内において入れ子式に重なる。
これにより、スペーサプレート14と主プレート12と
の間の相対配置が、鉛直方向とスペーサプレート14に
対して垂直な水平方向との双方において、確定される。
【0035】より詳細には、対をなす歯22aの各々に
関しては、下に位置した歯の下端は、上に位置した歯
(の上端)に対して、鉛直方向において、ノッチ20の
各々によって形成された矩形形状のうちの長辺寸法より
も、ごくわずかに小さな離間間隔とされている。
【0036】さらに、対をなす歯22bの各々に関して
は、下に位置した歯の下端と、上に位置した歯の上端と
は、歯22aの各対をなす2つの歯の離間間隔よりも、
ごくわずかに小さな離間間隔とされている。
【0037】また、与えられた一連のノッチ20に対し
て、歯22aの対および歯22bの対のすべては、同じ
間隔でもって規則的に配置されている。
【0038】その結果、与えられたノッチ20は、2つ
の隣接するスペーサプレート14のうちの一方のスペー
サプレートの一対の歯22aを収容する。この場合、一
対の歯22aは、このノッチの端部内に入れ子式に配置
される。また、与えられたノッチ20は、2つの隣接す
るスペーサプレート14のうちの他方のスペーサプレー
トの一対の歯22bを収容する。この場合、一対の歯2
2bは、2つの第1歯22aどうしの間に入れ子式に配
置される。
【0039】また、図1に示すように、端部プレート1
6は、主プレート12に対して、鉛直方向と、主プレー
トに対して垂直な水平方向と、の双方に沿って、配置さ
れる。この目的のために、主プレート12の鉛直方向エ
ッジは、端部プレート16に形成された複数列のスロッ
ト24内に嵌め込まれるタブ26を備えている。
【0040】より詳細には、位置揃えされた複数列のス
ロット24が、端部プレート16の鉛直方向エッジに平
行に、端部プレート16を貫通して形成されている。ス
ロット24がなす列は、上記の一定間隔に対応する隔離
間隔でもって、互いに隔離されている。スロット24の
すべては、主プレート12の厚さよりもごくわずかだけ
大きな幅と、鉛直方向においてタブ26の高さよりもご
くわずかだけ小さな長さと、された長尺の矩形形状を有
している。
【0041】加えて、与えられた列のスロット24およ
びタブ26は、すべて、同一間隔でもって規則的に配置
されている。
【0042】その結果、タブ26は、簡単な操作でもっ
て、スロット24内に嵌め込まれる。これにより、プレ
ート12、16間に必要とされる相対配置が確定され
る。
【0043】上記構成により、比較的単純にかつ安価
に、良好な精度でもってハウジング10の形状および寸
法の同一性を保証し得るラックを製造することができ
る。
【0044】まず最初に、第1主プレート12(1)お
よび第1端部プレート16(1)が、図示しないツール
上において、ベースプレート18に沿って配置される。
これにより、以降の組立プロセスにおける基準をなすよ
う機能する3つの直交平面が形成される。これらプレー
ト12(1)、16(1)およびベースプレート18
は、好ましくは溶接によって、互いに固定される。プレ
ート12(1)、16(1)およびベースプレート18
の隣接するエッジどうしは、図1に示すような凹所とこ
れら凹所内に嵌め込まれるラグとによって、互いに配置
されることに注意されたい。
【0045】製造プロセスの第2ステップにおいては、
スペーサプレートの第1列14(1)が、第1主プレー
ト12(1)に対して配置され固定される。各スペーサ
プレート14(1)の配置は、大きな間隔とされた方の
歯を、第1主プレート12(1)のノッチ20内に挿入
することにより、確定される。これにより、スペーサプ
レートは、端部プレート16(1)に対して平行な向き
に配置されるとともに、主プレート12(1)に対して
垂直な向きに配置される。
【0046】より詳細には、第1列をなす複数のスペー
サプレート14(1)は、第1端部プレート16(1)
に最も近いスペーサプレート14(1)を最初として順
に配置され固定される。これらプレートは、好ましくは
溶接により固定される。
【0047】その後、第2主プレート12(2)が、こ
の第2主プレートの鉛直方向エッジ上に形成されたタブ
26を端部プレート16(1)の第1列のスロット24
内に嵌め込むことにより、さらに、スペーサプレート1
4(1)の鉛直方向エッジ上に形成された歯22bを第
2主プレート12(2)のノッチ20内に入れ子式に嵌
め込むことにより、第1主プレートに対して平行に配置
される。その後、第2主プレート12(2)は、好まし
くは溶接によって、第1列をなすスペーサプレート14
(1)に対して、また、第1端部プレート16(1)に
対して、固定される。
【0048】上記操作が次々と繰り返されて、結局、必
要なだけのハウジング10の列が形成される。このよう
にして、すべてのスペーサプレート14、および、すべ
ての主プレート12が、既に組み立てられたプレートに
対して、順に溶接によって、取り付けられる。
【0049】最後に、第2端部プレート(図示せず)
が、主プレート12の残っている鉛直方向エッジ上に配
置され固定される。この目的のために、主プレート12
のタブ26が、第2端部プレートに設けられたスロット
内に嵌め込まれる。第2端部プレートは、その後、溶接
によって、固定される。
【0050】上記各ステップにおいては、導入されたプ
レートのうちの少なくともいくつかの下端エッジが、ま
た、そのプレートの組立時に、ベースプレート18上に
溶接される。
【0051】図2に概略的に示すように、中性子吸収性
材料から形成された少なくとも2つのフラットプレート
28が、ラック構造の各ハウジング10内に配置されて
いる。より詳細には、各ハウジング10内において、プ
レート28のうちの一方は、ハウジングを規定している
主プレート12の1つに対して適用されており、プレー
ト28のうちの他方は、ハウジングを規定しているスペ
ーサプレート14の1つに対して適用されている。ま
た、各ハウジング10内における2つのプレート28の
構成は、同一様式とされている。中性子吸収性材料製の
プレート28は、構造のうちの隣接している各対を隔離
している。
【0052】各ハウジング10内に配置された2つの中
性子吸収性材料製プレート28は、好ましくは、隣接す
るリブ付きエッジ(図示せず)でもって互いに係合して
いる。これにより、互いに不動状態に固定されている。
また、プレート28の他の鉛直方向エッジは、構造の対
応プレートに形成されたハウジングに対して面一に取り
付けられ得るよう、歯(図示せず)を有している。この
構成により、各ハウジング10内におけるプレート28
の完全な固定が確実に達成される。
【0053】中性子吸収性材料製のプレート28は、プ
レート12、14の組立時に、プレート12、14に沿
って取り付けられる。
【0054】図2に関連して説明した上記構成である
と、使用済の核燃料アセンブリを、小さな反応性で貯蔵
することができる。
【0055】核燃料アセンブリが新品またはわずかしか
使用されていないものである場合、すなわち、核燃料ア
センブリが大きな反応性を有している場合には、図3に
示すような構成が使用されることが好ましい。
【0056】この場合、4つの中性子吸収性材料製プレ
ート28が、各ハウジング10内において、ハウジング
を規定している各主プレート12および各スペーサプレ
ート14の近傍に、収容されている。この場合、各ハウ
ジング10内に収容された4つの中性子吸収性材料製プ
レート28は、好ましくは、4枚のプレートからなる各
グループを囲む保持システム30によって、互いに連結
されている。より詳細には、少なくとも2つの保持シス
テム30が、少なくとも2つの異なるレベル(高さ位
置)において、与えられたハウジング10内に収容され
た、4枚のプレート28を囲んでいる。
【0057】プレート28の保持システム30は、有利
には、1997年2月10日付けの仏国特許出願第97
01487号に記載されているようにして得ることが
できる。すなわち、これら保持システム30は、上から
見て正方形断面であるとともに、4枚のプレート28か
らなるグループを囲む堅牢なフレームを備えることがで
き、これにより、フレームは、図3に示すようにして、
4枚のプレート28からなるグループを、所定位置に保
持することができる。堅牢なフレーム30は、例えば、
プレート28に設けられたノッチ(図示せず)により、
鉛直方向に沿って、固定することができる。
【0058】図3の実施形態においては、中性子吸収性
材料製プレート28とプレート12、14との間に保持
システム30が存在していることにより、隣接する核燃
料アセンブリ間に水を張ることを保証することができ
る。
【0059】中性子吸収性材料製のプレート28は、ま
た、他の方法でも所定位置に保持することができる。す
なわち、主プレートおよびスペーサプレートに楔を打ち
込んで、これらプレートを局所的に変形させ、保持する
方法、等がある。
【0060】フラットプレート28および関連する保持
システムから構成された中性子吸収性組立体は、通常、
主プレート12とスペーサプレート14と端部プレート
16とベースプレート18とから構成される構造の組立
後に、ハウジング10内に導入される。中性子吸収性組
立体は、ラックの組立時に、取り付けることもできる。
【0061】貯蔵されるべき核燃料アセンブリの反応性
が小さい場合には、1つおきのハウジング10に、中性
子吸収性組立体を設けるだけで良いことに注意された
い。
【0062】しかも、各スペーサプレート14の2つの
歯22a、22bを収容することに代えて、与えられた
ノッチ20は、各プレート14の1つの歯だけを収容す
ることができる。この場合、2種類の歯は、ノッチ内に
おいて、一方が他方の上に乗っかるようにして配置され
る。最後に、与えられた主プレート12の両サイドに配
置された(2枚の)スペーサプレート上に形成された
(2種類の)歯は、異なるノッチ内に収容することがで
きる。この場合、各ノッチは、単一の歯だけを収容する
形態とされる。
【0063】以下、図4および図5を参照して説明す
る、本発明の第2実施形態においては、主プレート12
とスペーサプレート14との連結は、溶接によるのでは
なく、機械的嵌込連結により得られている。
【0064】この第2実施形態においては、ラックは、
上記と同様に、主プレート12とスペーサプレート14
とハウジング基部(図示せず)とを組み立てることによ
って形成される。加えて、着脱型の上記と同様の中性子
吸収性組立体であって、各々が4枚の中性子吸収性材料
製プレート28を備えた中性子吸収性組立体(図5)
が、ジグザグ式に、1つおきのハウジング10内に配置
される。
【0065】この場合、主プレート12およびスペーサ
プレート14は、これらプレートの大面積面上に平行
に、ラックが完成したときには高さ方向に向くこととな
る、いくすじもの矩形段部13、15を備えている。段
部13、15は、中性子吸収性組立体が1つおきのハウ
ジング内に配置され終わったときに、すべてのハウジン
グ10の断面が実質的に同一となるように、構成されて
いる。
【0066】プレート12、14の組立を可能とするた
めに、主プレート12には、位置揃えされた複数シリー
ズのノッチが、ハウジング10の隔離間隔と同じだけの
隔離間隔で、大面積面上に平行にカットされている。複
数シリーズのノッチの各々は、3タイプのノッチ20
a、20b、20cから構成されている。
【0067】ノッチ20aは、規則的な間隔とされた矩
形ノッチである。ノッチ20aのうちのいくつかの、符
号20bで示されたもの(図4の例においては、2つに
1つがこのタイプである)は、短い長さとされている。
ノッチ20cは、同一の矩形ノッチであって、ノッチ2
0bの上方に配置されている。
【0068】さらに、スペーサプレート14の各側面上
には、共役的なまたは相補的な形状とされたリブが形成
されている。すなわち、主プレート12の両サイドに配
置された2つのスペーサプレート14の反対エッジどう
しが、与えられた列のノッチ20a、20b、20cを
介して、互いに正確に入れ子式となるように、リブが形
成されている。
【0069】より詳細には、各スペーサプレート14の
両側面のうちの一方が、規則的な間隔で隔離された矩形
歯22aを備えており、これに対して、各スペーサプレ
ート14の両側面のうちの他方が、同一レベルに配置さ
れるとともに同一寸法とされた矩形ニック22bを備え
ている。歯22aは、主プレート12にカット形成され
たノッチ20a、20bと一致するようにして配置され
ている。
【0070】歯22aのうちのいくつかのもの(例え
ば、図4に示されているように、2つに1つのもの)
は、例えばスペーサプレート14の対応エッジに沿って
上方を向いて開口する、グルーブ30を有している。グ
ルーブ30を有した歯22aは、ノッチ20bに対向配
置されており、グルーブが設けられていない歯22a
は、ノッチ20aに対向配置されている。各ノッチ20
aの長さは、(スペーサプレートの長さ方向エッジに平
行に測ったときに)歯22aの長さにグルーブ30の長
さを加えた長さに等しく、各ノッチ20bの長さは、歯
22aの長さに等しい。
【0071】グルーブ30を有した歯22aの各々の上
方には、矩形ノッチ32が、スペーサプレート14のエ
ッジに沿ってカットされている。このプレート14の反
対側エッジには、各ノッチ32と同じレベル(高さ位
置)に、ノッチ32と同じ寸法とされた矩形突出部34
が設けられている。これら突出部34およびノッチ32
の各々の長さは、(スペーサプレート14の長さ方向エ
ッジに平行に測ったときに)各ノッチ20cの長さに等
しく、各突出部34の離間間隔および各ノッチ32の離
間間隔と各ノッチ20cの離間間隔とは同じである。
【0072】この場合、下方を向いて開口する第2グル
ーブ36が、各突出部34において、スペーサプレート
14の対応エッジに沿って機械加工されている。各グル
ーブ36の長さは、実質的にグルーブ30の長さの2倍
である。
【0073】したがって、2つのスペーサプレートの反
対側エッジが、互いに組み付けられたときには、グルー
ブ30、36は、2つずつ、互いに延長上に位置するも
のとしてグループ化され、あたかも位置合わせされた閉
塞ノッチであるかのように振る舞う。そしてこれら閉塞
ノッチ内には、主プレート12のうちの、2つの連続す
るノッチ20b、20c間に位置した部分が拘束される
こととなる。
【0074】次に、プレート12、14の組立手順につ
いて、図4を参照して説明する。
【0075】第1主プレート12が、水平支持ツール
(図示せず)上にセットされる。
【0076】その後、第1列をなすスペーサ14が、歯
22aをノッチ20a、20b内に収容させることによ
り、設置される。プレート14どうしを互いに平行に揃
えることは、適切なツール(図示せず)によって行われ
る。この時点においては、グルーブ無しの歯22aは、
ノッチ20aの底部に位置しており、グルーブ付きの歯
22aは、ノッチ20bと同じレベルに位置している。
プレート14を図4において左方向に変位されることに
より、ロックが確実になされる。
【0077】その次に、第2主プレート12が、突出部
34をノッチ20c内に収容させることにより、第1列
をなす複数のスペーサプレート14上に配置される。そ
して、第2主プレート12は、図4において左方向に変
位される。これにより、グルーブ36の基部が、ノッチ
20cの右端に当接することとなる。この時点において
は、突出部34の右端は、ノッチ20bの左端と面一で
ある。
【0078】その後、上記と同様にして、第2列をなす
複数のスペーサプレート14が設置される。その後、各
プレート14は、図4において左方向に変位され、これ
により、グルーブ30の基部がノッチ20bの左端に当
接することとなる。この操作時においては、第2主プレ
ート12は、また、グルーブ36の長さの半分と同じだ
け、右方向に押される。よって、この操作の完了時に
は、第2主プレート12は、グルーブ30、36の双方
と同時に係合しており、第2列をなす複数のスペーサプ
レートは、互いにロックされる。
【0079】中性子吸収性組立体の収容を意図していな
いハウジングにおいて、底部(図示せず)が、ハウジン
グをなす4枚のプレートにスナップ止めされることによ
り取り付けられる。これにより、対象となっている列を
なす複数のプレートが確実にロックされる。
【0080】上記操作が、ラックとしての所望サイズが
得られるまで、必要回数だけ繰り返される。
【0081】最後に、ベースプレート(図示せず)が、
底部上にボルト止めされて、組立が完了する。
【0082】その後、中性子吸収性組立体を、図5に示
すような形態で、設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による貯蔵ラックの一
部を示す分解斜視図である。
【図2】 図1に示すラックの一部を概略的に示す平面
図である。
【図3】 図2と同様に図1のラックの一部を示す平面
図である。
【図4】 本発明の第2実施形態による貯蔵ラックの一
部を示す斜視図である。
【図5】 図4に示すラックを示す平面図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 12 主プレート 13 矩形段部 14 スペーサプレート 15 矩形段部 16 端部プレート 18 ベースプレート 20 ノッチ 20a ノッチ 20b ノッチ 20c ノッチ 22a 歯 24 スロット 26 タブ 28 中性子吸収性材料製プレート 30 保持システム 34 突出部 36 グルーブ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に正方形断面とされた複数のハウ
    ジングを規則的な形態で配置してなる、核燃料アセンブ
    リのための貯蔵ラックであって、 −一定間隔でもって互いに平行に配置される複数の主プ
    レートと、 −隣接する前記主プレートどうしの間において、前記一
    定間隔でもって互いに平行に、かつ、前記主プレートに
    対して垂直に、さらに、前記主プレートの両側において
    位置合わせされた状態で、固定される複数のスペーサプ
    レートと、 −前記主プレートおよび前記スペーサプレートに対して
    垂直に、前記主プレートのうちの少なくともいくつかの
    ものおよび前記スペーサプレートのうちの少なくともい
    くつかのものに対して固定されるベースプレートと、を
    具備してなり、 前記スペーサプレートの反対側を向く2つの長尺エッジ
    のそれぞれに形成された歯および突出部が、前記主プレ
    ートにカット形成されたノッチ内に収容され、 前記歯および前記突出部には、前記主プレートおよび前
    記スペーサプレートが機械的嵌込によって互いに固定さ
    れるよう、前記主プレートのうちの、前記2つの連続し
    たノッチどうしの間に位置した部分を拘束するのに適し
    たグルーブが設けられていることを特徴とする貯蔵ラッ
    ク。
  2. 【請求項2】 さらに、前記スペーサプレートと平行
    に、かつ、前記スペーサプレートに対しては前記一定間
    隔だけ離間して、前記主プレートに対して固定される、
    2つの端部プレートを具備することを特徴とする請求項
    1記載のラック。
  3. 【請求項3】 前記主プレートのうちの、前記スペーサ
    プレートに対して平行な2つの反対側を向くエッジに形
    成されたタブが、前記端部プレートにカット形成された
    スロット内に収容されていることを特徴とする請求項2
    記載のラック。
  4. 【請求項4】 前記主プレート、前記スペーサプレー
    ト、前記端部プレート、および、前記ベースプレート
    が、実質的にフラットであることを特徴とする請求項2
    記載のラック。
  5. 【請求項5】 前記ラック構造が、与えられた高さおよ
    び複数の側面を備えた矩形平行六面体構造をなし、 前記主プレートの各々は、前記平行六面体構造の前記高
    さと同じ高さと、前記平行六面体構造の前記側面のうち
    の1つと同じ幅と、からなる寸法を有した矩形形状とさ
    れ、 前記スペーサプレートの各々は、前記平行六面体構造の
    前記高さと同じ高さと、前記間隔に等しい幅と、からな
    る寸法を有した矩形形状とされ、 前記ベースプレートは、前記平行六面体構造の前記側面
    と同じ寸法を有した矩形形状とされていることを特徴と
    する請求項1記載のラック。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの中性子吸収性材料製プ
    レートが前記構造の隣接する前記ハウジングからなる各
    対を隔離するようにして、少なくとも2つの中性子吸収
    性材料製プレートが、前記構造の前記各ハウジング内に
    おいて、前記主プレートおよび前記スペーサプレートに
    平行に配置されていることを特徴とする請求項1記載の
    ラック。
  7. 【請求項7】 前記ハウジングのうちの少なくともいく
    つかには、4枚の中性子吸収性材料製プレートが配置さ
    れていることを特徴とする請求項6記載のラック。
  8. 【請求項8】 与えられたハウジング内に収容された4
    枚の中性子吸収性材料製プレートは、着脱式の中性子吸
    収性組立体を形成するよう、保持システムを介して、互
    いに連結されていることを特徴とする請求項7記載のラ
    ック。
  9. 【請求項9】 前記主プレートおよび前記スペーサプレ
    ートは、着脱式の中性子吸収性組立体が1つおきのハウ
    ジング内に配置されたときに、すべてのハウジングが実
    質的に同一の断面となるように、前記ラック構造の高さ
    方向に矩形段部を備えていることを特徴とする請求項8
    記載のラック。
  10. 【請求項10】 前記各ハウジング内には、2枚以下の
    中性子吸収性材料製プレートが配置されていることを特
    徴とする請求項1記載のラック。
  11. 【請求項11】 −第1主プレートをツール上に配置
    し、 −第1列をなす複数のスペーサプレートを前記第1主プ
    レート上に配置固定し、 −第2主プレートを、前記第1主プレートに対して平行
    に配置するとともに、前記第1列をなす複数のスペーサ
    プレートに対して固定し、 −これら2つの操作を、すべてのスペーサプレートおよ
    びすべての主プレートを取り付けるまで繰り返す、こと
    により貯蔵ラックを製造するに際して、 前記主プレートおよび前記スペーサプレートは、前記主
    プレートのうちの該主プレートに形成された連続したノ
    ッチどうしの間に位置する部分を、前記スペーサプレー
    トの反対側を向く2つの長尺エッジのそれぞれに形成さ
    れた歯および突出部に設けられたグルーブ内に拘束する
    ことにより、機械的嵌込によって、固定されることを特
    徴とする貯蔵ラックの製造方法。
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