JPH11147143A - プレス装置 - Google Patents
プレス装置Info
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- JPH11147143A JPH11147143A JP31376897A JP31376897A JPH11147143A JP H11147143 A JPH11147143 A JP H11147143A JP 31376897 A JP31376897 A JP 31376897A JP 31376897 A JP31376897 A JP 31376897A JP H11147143 A JPH11147143 A JP H11147143A
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- Japan
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- cam
- slide
- guide post
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/24—Perforating, i.e. punching holes
- B21D28/32—Perforating, i.e. punching holes in other articles of special shape
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/869—Means to drive or to guide tool
- Y10T83/8776—Constantly urged tool or tool support [e.g., spring biased]
- Y10T83/8785—Through return [noncutting] stroke
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/869—Means to drive or to guide tool
- Y10T83/8821—With simple rectilinear reciprocating motion only
- Y10T83/8828—Plural tools with same drive means
- Y10T83/8831—Plural distinct cutting edges on same support
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T83/869—Means to drive or to guide tool
- Y10T83/8821—With simple rectilinear reciprocating motion only
- Y10T83/8841—Tool driver movable relative to tool support
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/869—Means to drive or to guide tool
- Y10T83/8821—With simple rectilinear reciprocating motion only
- Y10T83/8841—Tool driver movable relative to tool support
- Y10T83/8853—Including details of guide for tool or tool support
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スライドカムベースと、スライドカムベース
に案内されパンチなどの加工部材を取付けるスライドカ
ムと、スライドカムベースとスライドカムとの間に介在
してスライドカムを付勢する付勢体と、スライドカムに
当接してスライドカムを駆動する作動カムとよりなるプ
レス装置のスライドカムベースがスライドカムを保持す
る際、撓みが殆どなく精度良いプレス加工ができ、また
スライドカムの保持部の加工時間を短くしてプレス装置
を安価に提供できることを目的とする。 【解決手段】 スライドカムベースと、スライドカムベ
ースに案内されパンチなどの加工部材を取付けるスライ
ドカムと、スライドカムベースとスライドカムとの間に
介在してスライドカムを付勢する付勢体と、スライドカ
ムに当接してスライドカムを駆動する作動カムとよりな
るプレス装置であって、スライドカムベースに架設した
円形断面のガイドポストにスライドカムを摺動自在に設
けたプレス装置とした。
に案内されパンチなどの加工部材を取付けるスライドカ
ムと、スライドカムベースとスライドカムとの間に介在
してスライドカムを付勢する付勢体と、スライドカムに
当接してスライドカムを駆動する作動カムとよりなるプ
レス装置のスライドカムベースがスライドカムを保持す
る際、撓みが殆どなく精度良いプレス加工ができ、また
スライドカムの保持部の加工時間を短くしてプレス装置
を安価に提供できることを目的とする。 【解決手段】 スライドカムベースと、スライドカムベ
ースに案内されパンチなどの加工部材を取付けるスライ
ドカムと、スライドカムベースとスライドカムとの間に
介在してスライドカムを付勢する付勢体と、スライドカ
ムに当接してスライドカムを駆動する作動カムとよりな
るプレス装置であって、スライドカムベースに架設した
円形断面のガイドポストにスライドカムを摺動自在に設
けたプレス装置とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のスライドカムベースと、スライド
カムベースに案内されパンチなどの加工部材を取付ける
スライドカムと、スライドカムベースとスライドカムと
の間に介在してスライドカムを付勢する付勢体と、スラ
イドカムに当接してスライドカムを駆動する作動カムと
よりなるプレス装置としては、図１３・図１４に示すも
のがある。
カムベースに案内されパンチなどの加工部材を取付ける
スライドカムと、スライドカムベースとスライドカムと
の間に介在してスライドカムを付勢する付勢体と、スラ
イドカムに当接してスライドカムを駆動する作動カムと
よりなるプレス装置としては、図１３・図１４に示すも
のがある。
【０００３】図１３・図１４で、先端に断面四角状の案
内部１０１を形成したスライドカムベース１０２と、ス
ライドカムベース１０２に案内されパンチ１０９などの
加工部材を取付けるスライドカム１０３と、スライドカ
ムベース１０２とスライドカム１０３との間に介在する
スライドカム１０３を付勢するコイルスプリング１０４
と、スライドカム１０３に当接してスライドカム１０３
を駆動する作動カム１０５とよりなるプレス装置があ
る。スライドカムベース１０２の断面四角状の案内部１
０１は、スライドカム１０３のウェアプレート１０６に
当接させて、案内板１０７で保持し、案内板１０７は多
数のボルト１０８でスライドカム１０３に螺締されてい
る。
内部１０１を形成したスライドカムベース１０２と、ス
ライドカムベース１０２に案内されパンチ１０９などの
加工部材を取付けるスライドカム１０３と、スライドカ
ムベース１０２とスライドカム１０３との間に介在する
スライドカム１０３を付勢するコイルスプリング１０４
と、スライドカム１０３に当接してスライドカム１０３
を駆動する作動カム１０５とよりなるプレス装置があ
る。スライドカムベース１０２の断面四角状の案内部１
０１は、スライドカム１０３のウェアプレート１０６に
当接させて、案内板１０７で保持し、案内板１０７は多
数のボルト１０８でスライドカム１０３に螺締されてい
る。
【０００４】ダイブッシュ１１０を埋設した下型１１４
の支持部材１１１にワークＷを載置し、上型１１５が下
降すると、くさび状のスライドカム１０３はスライドカ
ムベース１０２と作動カム１０３との間でワークＷに向
けて移動する。加工が完了して上型１１５が上昇し始め
ると、スライドカム１０３はコイルスプリング１０４の
付勢力により後退し復帰する。
の支持部材１１１にワークＷを載置し、上型１１５が下
降すると、くさび状のスライドカム１０３はスライドカ
ムベース１０２と作動カム１０３との間でワークＷに向
けて移動する。加工が完了して上型１１５が上昇し始め
ると、スライドカム１０３はコイルスプリング１０４の
付勢力により後退し復帰する。
【０００５】なお、ストリッパープレート１１２は加圧
用ゴム１１３で付勢されている。
用ゴム１１３で付勢されている。
【０００６】
【発明が解決しようすとる課題】上記のようなプレス装
置において、図１４に示すような幅方向（図での左右方
向）が短い場合はあまり問題にならないが、特に、スラ
イドカム１０３の幅方向の長さが、例えば３００ｍｍ程
度以上の長さになると、スライドカムベース１０２の案
内部１０１の保持を、スライドカム１０３に取付けたウ
ェアプレート１０６と案内板１０７では不十分で、撓み
が顕著に生じて精度良いプレス加工ができにくく、ま
た、案内部１０１やウェアプレート１０６、案内板１０
７の加工に加工時間がかかり過ぎてプレス装置が高価と
なる。
置において、図１４に示すような幅方向（図での左右方
向）が短い場合はあまり問題にならないが、特に、スラ
イドカム１０３の幅方向の長さが、例えば３００ｍｍ程
度以上の長さになると、スライドカムベース１０２の案
内部１０１の保持を、スライドカム１０３に取付けたウ
ェアプレート１０６と案内板１０７では不十分で、撓み
が顕著に生じて精度良いプレス加工ができにくく、ま
た、案内部１０１やウェアプレート１０６、案内板１０
７の加工に加工時間がかかり過ぎてプレス装置が高価と
なる。
【０００７】また、従来のプレス装置では、保守の際、
スライドカム１０３をスライドカムベース１０２から取
り外すには、多数のボルト１０８を緩めて案内板１０７
を取り外さねばならず、保守に時間がかかっていた。さ
らに、スライドカム１０３の付勢力としてのコイルスプ
リング１０４は、圧縮される長さに応じて出力が大きく
なり、コイルスプリング１０４の圧縮長さが短いと出力
は小さく、コイルスプリング１０４ではスライドカム１
０３を確実に復帰できない場合がある。また、通常の大
きさのコイルスプリングでは圧縮長さを１５０ｍｍ程度
までとることはなかなか困難で、スライドカムに１５０
ｍｍ程度のストロークを与えることができず、昨今の大
形ワークの自動車薄板成形部品のサイドパネルなどのプ
レス加工で、スライドカムに長いストロークが要求され
るのに対応できなかった。
スライドカム１０３をスライドカムベース１０２から取
り外すには、多数のボルト１０８を緩めて案内板１０７
を取り外さねばならず、保守に時間がかかっていた。さ
らに、スライドカム１０３の付勢力としてのコイルスプ
リング１０４は、圧縮される長さに応じて出力が大きく
なり、コイルスプリング１０４の圧縮長さが短いと出力
は小さく、コイルスプリング１０４ではスライドカム１
０３を確実に復帰できない場合がある。また、通常の大
きさのコイルスプリングでは圧縮長さを１５０ｍｍ程度
までとることはなかなか困難で、スライドカムに１５０
ｍｍ程度のストロークを与えることができず、昨今の大
形ワークの自動車薄板成形部品のサイドパネルなどのプ
レス加工で、スライドカムに長いストロークが要求され
るのに対応できなかった。
【０００８】さらにその上に、従来のプレス装置、特に
大型プレス装置は、摺動面の面圧が１５０ｋｇ／ｃｍ2
程度の大きさにもなり摩耗が激しく、摩耗対策が十分で
はなかった。また、スライドカムのスライドカムベース
上の移動は、スライドカムが十分に案内されておらず、
必ずしも正確に移動するものではなかった。
大型プレス装置は、摺動面の面圧が１５０ｋｇ／ｃｍ2
程度の大きさにもなり摩耗が激しく、摩耗対策が十分で
はなかった。また、スライドカムのスライドカムベース
上の移動は、スライドカムが十分に案内されておらず、
必ずしも正確に移動するものではなかった。
【０００９】さらに、スライドカムの作動カム上の移動
も、スライドカムが十分に案内されておらず、必ずしも
正確に移動するものではなかった。
も、スライドカムが十分に案内されておらず、必ずしも
正確に移動するものではなかった。
【００１０】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、スライドカムベースがスライドカムを保
持する際、撓みが殆どなく精度良いプレス加工ができ、
また、スライドカムの保持部の加工時間を少なくして安
価に提供できるようにすべく、スライドカムベースと、
スライドカムベースに案内されパンチなどの加工部材を
取付けるスライドカムと、スライドカムベースとスライ
ドカムとの間に介在してスライドカムを付勢する付勢体
と、スライドカムに当接してスライドカムを駆動する作
動カムとよりなるプレス装置であって、スライドカムベ
ースに架設した円形断面のガイドポストにスライドカム
を摺動自在に設けたプレス装置とした。
の事情に鑑み、スライドカムベースがスライドカムを保
持する際、撓みが殆どなく精度良いプレス加工ができ、
また、スライドカムの保持部の加工時間を少なくして安
価に提供できるようにすべく、スライドカムベースと、
スライドカムベースに案内されパンチなどの加工部材を
取付けるスライドカムと、スライドカムベースとスライ
ドカムとの間に介在してスライドカムを付勢する付勢体
と、スライドカムに当接してスライドカムを駆動する作
動カムとよりなるプレス装置であって、スライドカムベ
ースに架設した円形断面のガイドポストにスライドカム
を摺動自在に設けたプレス装置とした。
【００１１】また、保守のためスライドカムベースから
スライドカムを外す際、取外しを容易にすべく、ガイド
ポストの両端を丸孔に嵌めて支持させ、丸孔に至るスリ
ットを刻設し、スリットをボルトで螺締してガイドポス
トを架設するようにした。さらに、本発明は、スライド
カムがスライドカムベース上を確実に摺動できるよう
に、付勢体をガススプリングとした。
スライドカムを外す際、取外しを容易にすべく、ガイド
ポストの両端を丸孔に嵌めて支持させ、丸孔に至るスリ
ットを刻設し、スリットをボルトで螺締してガイドポス
トを架設するようにした。さらに、本発明は、スライド
カムがスライドカムベース上を確実に摺動できるよう
に、付勢体をガススプリングとした。
【００１２】さらにその上に、大型プレス装置の摩耗が
激しいのに十分対応できるように、スライドカムとスラ
イドカムベースの摺動面のそれぞれにウェアプレートを
設けた。また、本発明は、スライドカムのスライドカム
ベースに対する移動を正確にさせるため、側部に摺動面
を設けた。
激しいのに十分対応できるように、スライドカムとスラ
イドカムベースの摺動面のそれぞれにウェアプレートを
設けた。また、本発明は、スライドカムのスライドカム
ベースに対する移動を正確にさせるため、側部に摺動面
を設けた。
【００１３】さらに、スライドカムの作動カムに対する
移動の横ブレを無くするため、摺動面に山状の摺動面を
設けた。
移動の横ブレを無くするため、摺動面に山状の摺動面を
設けた。
【００１４】
【発明の実施の態様】本発明を、添付する図面に示す具
体的な実施例に基づいて、以下詳細に説明する。図１
は、本発明の具体的一実施例のプレス装置で、その下死
点時の縦断面図、図２は図１のII−II矢視図、図３は図
１のIII−III矢視図、図４は図１のIV−IV矢視図、図５
〜図１０は、スライドカムの大きさに応じたガイドポス
ト、ガススプリング、ウェアプレートの配置図である。
図１１は上死点時の縦断面図である。図１２はスライド
カムベースを下型に、作動カムを上型に配置した例のプ
レス装置の縦断面図である。
体的な実施例に基づいて、以下詳細に説明する。図１
は、本発明の具体的一実施例のプレス装置で、その下死
点時の縦断面図、図２は図１のII−II矢視図、図３は図
１のIII−III矢視図、図４は図１のIV−IV矢視図、図５
〜図１０は、スライドカムの大きさに応じたガイドポス
ト、ガススプリング、ウェアプレートの配置図である。
図１１は上死点時の縦断面図である。図１２はスライド
カムベースを下型に、作動カムを上型に配置した例のプ
レス装置の縦断面図である。
【００１５】本実施例で述べる例は、ワークに孔をあけ
る例について述べる。図１に示すように、下型８２の下
基板１上にはワークＷを位置決めする支持部材２をボル
ト３により固定する。支持部材２の近傍に上面を支持部
材２に近づくにしたがって下がる、図に向かった右上が
りの作動カム４をボルト５により下基板１に固定する。
また、この作動カム４は、その傾斜面６に山状案内部材
７をボルト８により固定する。
る例について述べる。図１に示すように、下型８２の下
基板１上にはワークＷを位置決めする支持部材２をボル
ト３により固定する。支持部材２の近傍に上面を支持部
材２に近づくにしたがって下がる、図に向かった右上が
りの作動カム４をボルト５により下基板１に固定する。
また、この作動カム４は、その傾斜面６に山状案内部材
７をボルト８により固定する。
【００１６】また、山状案内部材７の上面には、図２に
示すように、ウェアプレート９をボルト１０により固定
し、さらに、作動カム４の傾斜面６にもウェアプレート
１１をボルト１２に固定する。図２に示すように、下面
にＶ溝１６を刻設し、下面の他の箇所にウェアプレート
１７をボルト１８で取付けた、概略くさび状のスライド
カム１９は、そのＶ溝１６を作動カム４のウェアプレー
ト９に、ウェアプレート１７を作動カム４のウェアプレ
ート１１にそれぞれ当接させて、作動カム４にスライド
カム１９を摺動自在に載置する。
示すように、ウェアプレート９をボルト１０により固定
し、さらに、作動カム４の傾斜面６にもウェアプレート
１１をボルト１２に固定する。図２に示すように、下面
にＶ溝１６を刻設し、下面の他の箇所にウェアプレート
１７をボルト１８で取付けた、概略くさび状のスライド
カム１９は、そのＶ溝１６を作動カム４のウェアプレー
ト９に、ウェアプレート１７を作動カム４のウェアプレ
ート１１にそれぞれ当接させて、作動カム４にスライド
カム１９を摺動自在に載置する。
【００１７】一方、前記作動カム４と逆傾斜状、図に向
かって右下がりのスライドカムベース２１は上型８１の
上基板２２にボルト２３により固定し、スライドカムベ
ース２１下端部に架設した右下がり状のガイドポスト２
４に、前記のスライドカム１９を摺動自在に設ける。ま
た、スライドカム１９はスライドカムベース２１内に内
蔵し、右下がり状に配置したガススプリング２５により
付勢する。
かって右下がりのスライドカムベース２１は上型８１の
上基板２２にボルト２３により固定し、スライドカムベ
ース２１下端部に架設した右下がり状のガイドポスト２
４に、前記のスライドカム１９を摺動自在に設ける。ま
た、スライドカム１９はスライドカムベース２１内に内
蔵し、右下がり状に配置したガススプリング２５により
付勢する。
【００１８】ガイドポスト２４は、図１に示すように、
スライドカムベース２１の両側にボルト２６・２７でそ
れぞれ固定した支持板２８・２９に架設する。このガイ
ドポスト２４はスライドカム１９の上部のガイドポスト
保持部４１の挿通孔４２に同軸心状に圧入固定したブッ
シュ３０・３１に嵌合させる。ガイドブッシュ２４の一
端の細径部３２は支持板２８の嵌合孔３３に内嵌めし、
他端部３４は支持板２９の締め付け孔３５に内嵌めす
る。
スライドカムベース２１の両側にボルト２６・２７でそ
れぞれ固定した支持板２８・２９に架設する。このガイ
ドポスト２４はスライドカム１９の上部のガイドポスト
保持部４１の挿通孔４２に同軸心状に圧入固定したブッ
シュ３０・３１に嵌合させる。ガイドブッシュ２４の一
端の細径部３２は支持板２８の嵌合孔３３に内嵌めし、
他端部３４は支持板２９の締め付け孔３５に内嵌めす
る。
【００１９】図３に示すように、支持板２９には外周縁
部より締め付け孔３５に至るスリット３６を刻設し、そ
のスリット３６の隙間を減少させて締め付け孔３５内に
位置するガイドポスト２４の他端部３４を締め付けられ
るように、ボルト３８をスリット３６に直交状に貫通す
るように螺着させる。円形状の外周面や円形の孔は、角
状やその他の形状に比して、円形であるため、精度よく
機械加工することができる。そこで、本発明では、ガイ
ドポスト２４は円形断面に、ブッシュ３０・３１、嵌合
孔３３、締め付け孔３４は円形孔にしたので、精度よく
機械加工できる。円形状の外周面のガイドポスト２４と
円形孔のブッシュ３０・３１との嵌合関係であるので、
軸心から３６０°の全周にわたり高精度の嵌合が維持さ
れる。
部より締め付け孔３５に至るスリット３６を刻設し、そ
のスリット３６の隙間を減少させて締め付け孔３５内に
位置するガイドポスト２４の他端部３４を締め付けられ
るように、ボルト３８をスリット３６に直交状に貫通す
るように螺着させる。円形状の外周面や円形の孔は、角
状やその他の形状に比して、円形であるため、精度よく
機械加工することができる。そこで、本発明では、ガイ
ドポスト２４は円形断面に、ブッシュ３０・３１、嵌合
孔３３、締め付け孔３４は円形孔にしたので、精度よく
機械加工できる。円形状の外周面のガイドポスト２４と
円形孔のブッシュ３０・３１との嵌合関係であるので、
軸心から３６０°の全周にわたり高精度の嵌合が維持さ
れる。
【００２０】また、ガイドポストは円形断面であれば、
中実であっても中空であってもよいが、できれば強度の
観点からは中実の方が好ましい。スライドカム１９や作
動カム４、スライドカム２１などの保守で、スライドカ
ム１９をスライドカムベース２１から取り外すことがあ
る。この時は、従来のように多数のボルトを外すことな
く、支持板２９のただ１本のボルト３８を緩めてガイド
ポスト２４を容易に引き抜くことができる。ガイドポス
ト２４の他端部３４に刻設したネジ孔３９にボルトを螺
着すれば、そのボルトにより一層容易にガイドポスト２
４を引き抜くことができる。
中実であっても中空であってもよいが、できれば強度の
観点からは中実の方が好ましい。スライドカム１９や作
動カム４、スライドカム２１などの保守で、スライドカ
ム１９をスライドカムベース２１から取り外すことがあ
る。この時は、従来のように多数のボルトを外すことな
く、支持板２９のただ１本のボルト３８を緩めてガイド
ポスト２４を容易に引き抜くことができる。ガイドポス
ト２４の他端部３４に刻設したネジ孔３９にボルトを螺
着すれば、そのボルトにより一層容易にガイドポスト２
４を引き抜くことができる。
【００２１】図４には、スライドカムベース２１にスラ
イドカム１９がガイドポスト２４およびガススプリング
２５を介在させて設けられていることが図示されてい
る。スライドカムベース２１の下面には、図示例では２
箇所に右下がり状の案内溝４０を設け、スライドカム１
９は上面に右下がり状のガイドポスト保持部４１を突設
し、このガイドポスト保持部４１は前記案内溝４０を通
過可能に設定する。このガイドポスト保持部４１に右下
がり状の挿通孔４２を穿設し、この挿通孔４２に同軸心
状にブッシュ３０・３１を圧入し、ブッシュ３０・３１
にガイドポスト２４を内嵌めする。前記案内溝４０とガ
イドポスト保持部４１を覆うように前記支持板２８を設
けボルト２６で固定する。
イドカム１９がガイドポスト２４およびガススプリング
２５を介在させて設けられていることが図示されてい
る。スライドカムベース２１の下面には、図示例では２
箇所に右下がり状の案内溝４０を設け、スライドカム１
９は上面に右下がり状のガイドポスト保持部４１を突設
し、このガイドポスト保持部４１は前記案内溝４０を通
過可能に設定する。このガイドポスト保持部４１に右下
がり状の挿通孔４２を穿設し、この挿通孔４２に同軸心
状にブッシュ３０・３１を圧入し、ブッシュ３０・３１
にガイドポスト２４を内嵌めする。前記案内溝４０とガ
イドポスト保持部４１を覆うように前記支持板２８を設
けボルト２６で固定する。
【００２２】ガススプリング２５を右下がり状に配置し
てその基端を支持板２８に固着し、ガススプリング２５
のシリンダー４３の先端の伸縮するロッド４４は、スラ
イドカム１９の上面の右下がり端部にボルト４５にて固
定したブラケット４６に当接させる。スライドカム１９
はくさび状体で作動カム４とスライドカムベース２１と
に挟まれて押圧されて支持部材２上のワークＷに向けて
移動し、ワークＷを加工する。図１は下死点の状態であ
る。スライドカム１９は支持部材２寄り、図で最も左側
に位置し、ガススプリング２５のロッド４４は最も収縮
した状態である。スライドカム１９に作動カム４とスラ
イドカムベース２１との拘束力がなくなると、スライド
カム１９にはガススプリング２５の付勢力が働き、その
ロッド４４は伸長しだす。上死点の位置がロッド４４が
最も伸長した状態で図１１に示した状態である。
てその基端を支持板２８に固着し、ガススプリング２５
のシリンダー４３の先端の伸縮するロッド４４は、スラ
イドカム１９の上面の右下がり端部にボルト４５にて固
定したブラケット４６に当接させる。スライドカム１９
はくさび状体で作動カム４とスライドカムベース２１と
に挟まれて押圧されて支持部材２上のワークＷに向けて
移動し、ワークＷを加工する。図１は下死点の状態であ
る。スライドカム１９は支持部材２寄り、図で最も左側
に位置し、ガススプリング２５のロッド４４は最も収縮
した状態である。スライドカム１９に作動カム４とスラ
イドカムベース２１との拘束力がなくなると、スライド
カム１９にはガススプリング２５の付勢力が働き、その
ロッド４４は伸長しだす。上死点の位置がロッド４４が
最も伸長した状態で図１１に示した状態である。
【００２３】ガススプリング２５は、シリンダー４３内
に使用用途に応じた高圧ガス、例えば１５０ｋｇ／ｃｍ
2 の高圧が収容されていて、シリンダー４３から突出し
たロッド４４が伸縮しても、ロッド収縮行程の全長にわ
たりほぼ一定の出力、例えば１５０ｋｇ／ｃｍ2 が得ら
れる。これは、２個のタンクがシリンダー４３内に内蔵
されているが、ロッド４４が収縮し、一方のタンクに圧
力がかかると一方のタンクから高圧ガスが流出し、他方
のタンクに流入させて、ロッドの全行程にわたり、ほぼ
一定の出力が得られる。
に使用用途に応じた高圧ガス、例えば１５０ｋｇ／ｃｍ
2 の高圧が収容されていて、シリンダー４３から突出し
たロッド４４が伸縮しても、ロッド収縮行程の全長にわ
たりほぼ一定の出力、例えば１５０ｋｇ／ｃｍ2 が得ら
れる。これは、２個のタンクがシリンダー４３内に内蔵
されているが、ロッド４４が収縮し、一方のタンクに圧
力がかかると一方のタンクから高圧ガスが流出し、他方
のタンクに流入させて、ロッドの全行程にわたり、ほぼ
一定の出力が得られる。
【００２４】このように、ガススプリング２５は、コイ
ルスプリングと異なり、作動し始めから高出力が全行程
にわたり得られ、スライドカム１９を確実に復帰させる
ことができ、安全である。また、ガススプリング２５に
よるとスライドカム１９に１５０ｍｍ程度の長い距離の
移動をさせることができ、大形のワークの自動車の薄板
成形品のサイドパネルなどの加工も可能となる。
ルスプリングと異なり、作動し始めから高出力が全行程
にわたり得られ、スライドカム１９を確実に復帰させる
ことができ、安全である。また、ガススプリング２５に
よるとスライドカム１９に１５０ｍｍ程度の長い距離の
移動をさせることができ、大形のワークの自動車の薄板
成形品のサイドパネルなどの加工も可能となる。
【００２５】スライドカムベース２１とスライドカム１
９の摺動面には、それぞれにウェアプレート５１・５２
を設ける。ウェアプレート５１はボルト５３によりスラ
イドカムベース２１に固定し、ウェアプレート５２はボ
ルト５４によりスライドカム１９に固定する。従来のこ
の種のスライドカムを備えたプレス装置では、面圧も５
０〜６０ｋｇ／ｃｍ2 程度で、スライドカムベースかス
ライドカムかのいずれかの一方にのみウェアプレートを
設けていたが、本発明では大形のプレス装置の面圧が１
５０ｋｇ／ｃｍ2 程度のものにも使用できるように、ス
ライドカムベースとスライドカムにそれぞれウェアプレ
ートを設け、摩耗したウェアプレートのみ取り替えれば
よいようにする。
９の摺動面には、それぞれにウェアプレート５１・５２
を設ける。ウェアプレート５１はボルト５３によりスラ
イドカムベース２１に固定し、ウェアプレート５２はボ
ルト５４によりスライドカム１９に固定する。従来のこ
の種のスライドカムを備えたプレス装置では、面圧も５
０〜６０ｋｇ／ｃｍ2 程度で、スライドカムベースかス
ライドカムかのいずれかの一方にのみウェアプレートを
設けていたが、本発明では大形のプレス装置の面圧が１
５０ｋｇ／ｃｍ2 程度のものにも使用できるように、ス
ライドカムベースとスライドカムにそれぞれウェアプレ
ートを設け、摩耗したウェアプレートのみ取り替えれば
よいようにする。
【００２６】スライドカム１９は、前述のように、スラ
イドカムベース２１に架設したガイドポスト２４に案内
されるが、スライドカム１９のスライドカムベース２１
上を正確に移動できるように、スライドカムベース２１
の両側部にウェアプレート５５をボルト５６で固定し、
そのウェアプレート５５にスライドカム１９の側部５７
の内摺動面５８を当接させるようにした。
イドカムベース２１に架設したガイドポスト２４に案内
されるが、スライドカム１９のスライドカムベース２１
上を正確に移動できるように、スライドカムベース２１
の両側部にウェアプレート５５をボルト５６で固定し、
そのウェアプレート５５にスライドカム１９の側部５７
の内摺動面５８を当接させるようにした。
【００２７】さらに、スライドカム１９は両方の側部５
７の上面に案内板５９をボルト６０で固定し、案内板５
９の下面をスライドカムベース２１の案内面６１に当接
させ、スライドカム１９の案内の補助用とすると共に、
万一ガイドポスト２４が折損してもスライドカム１９を
スライドカムベース２１に保持できるようにし、安全上
万全を期する。
７の上面に案内板５９をボルト６０で固定し、案内板５
９の下面をスライドカムベース２１の案内面６１に当接
させ、スライドカム１９の案内の補助用とすると共に、
万一ガイドポスト２４が折損してもスライドカム１９を
スライドカムベース２１に保持できるようにし、安全上
万全を期する。
【００２８】従来のこの種のスライドカムを備えたプレ
ス装置では、大形化してスライドカムの幅方向（図４に
おいて左右方向）が長くなっても、両側部の案内板のみ
で保持していたので、スライドカムが撓んだ状態であっ
た。本発明では、適宜箇所にガイドポストを設けて撓ま
ないようにした。本発明では、スライドカムの大きさに
応じて図５〜図１０に示すように、ガイドポスト、ガス
スプリング、ウェアプレートの配置を用意している。た
だし、図５〜図１０の例は、後述の図１２のスライドカ
ムベースを下型に作動カムを上型に配置したプレス装置
についての例である。
ス装置では、大形化してスライドカムの幅方向（図４に
おいて左右方向）が長くなっても、両側部の案内板のみ
で保持していたので、スライドカムが撓んだ状態であっ
た。本発明では、適宜箇所にガイドポストを設けて撓ま
ないようにした。本発明では、スライドカムの大きさに
応じて図５〜図１０に示すように、ガイドポスト、ガス
スプリング、ウェアプレートの配置を用意している。た
だし、図５〜図１０の例は、後述の図１２のスライドカ
ムベースを下型に作動カムを上型に配置したプレス装置
についての例である。
【００２９】図５では、スライドカム１９の大きさ、幅
方向の寸法が３２０ｍｍであれば、中心にガススプリン
グ２５を位置させ、その両側部にガイドポスト２４を配
置し、ウェアプレート５１・５２・５５もそれぞれ図示
の位置に配置する。図６はスライドカム１９の大きさが
３８０ｍｍ、図７は４４０ｍｍ、図８は５００ｍｍ、図
９は６００ｍｍ、図１０は７００ｍｍの大きさが異なっ
た場合のガイドポスト２４、ウェアプレート５１・５２
・５５の配置を示す。
方向の寸法が３２０ｍｍであれば、中心にガススプリン
グ２５を位置させ、その両側部にガイドポスト２４を配
置し、ウェアプレート５１・５２・５５もそれぞれ図示
の位置に配置する。図６はスライドカム１９の大きさが
３８０ｍｍ、図７は４４０ｍｍ、図８は５００ｍｍ、図
９は６００ｍｍ、図１０は７００ｍｍの大きさが異なっ
た場合のガイドポスト２４、ウェアプレート５１・５２
・５５の配置を示す。
【００３０】スライドカム１９の作動カム４上での移動
を正確にするため、図２に示すように、山状案内部材７
のウェアプレート９にスライドカム１９のＶ溝１６を当
接させて、スライドカム１９を摺動させスライドカム１
９の横ブレを無くしている。また、上型８１が上昇する
時、スライドカム１９を強制的に後退させるために、リ
ターンプレート６１を設ける。リターンプレート６１は
スライドカム１９の側面にボルト６２で固定し、作動カ
ム４の傾斜面６にボルト６３で固定した案内部材６４に
係合させる。
を正確にするため、図２に示すように、山状案内部材７
のウェアプレート９にスライドカム１９のＶ溝１６を当
接させて、スライドカム１９を摺動させスライドカム１
９の横ブレを無くしている。また、上型８１が上昇する
時、スライドカム１９を強制的に後退させるために、リ
ターンプレート６１を設ける。リターンプレート６１は
スライドカム１９の側面にボルト６２で固定し、作動カ
ム４の傾斜面６にボルト６３で固定した案内部材６４に
係合させる。
【００３１】本発明の実施例は、ワークＷに孔をあける
例で述べる。図１に示すように、スライドカム１９のワ
ークＷの支持部材２に対向する位置に、スペーサ７１を
ボルト７２でスライドカム１９の前面に固定する。ワー
クＷに孔を抜くパンチ７３をパンチプレート７４に保持
し起立させ、そのパンチプレート７４をボルト７５で固
定する。パンチ７３の先端はストリッパープレート７６
に内嵌めし、ストリッパープレート７６は加圧用ゴム７
７で付勢させる。一方、支持部材２のパンチ７３に対向
する位置にダイブッシュ７８を埋設する。
例で述べる。図１に示すように、スライドカム１９のワ
ークＷの支持部材２に対向する位置に、スペーサ７１を
ボルト７２でスライドカム１９の前面に固定する。ワー
クＷに孔を抜くパンチ７３をパンチプレート７４に保持
し起立させ、そのパンチプレート７４をボルト７５で固
定する。パンチ７３の先端はストリッパープレート７６
に内嵌めし、ストリッパープレート７６は加圧用ゴム７
７で付勢させる。一方、支持部材２のパンチ７３に対向
する位置にダイブッシュ７８を埋設する。
【００３２】一方、このプレス装置の上死点での状態を
図１１に示す。次に、このプレス装置の作動について述
べる。図１１に示すように、ワークＷを支持部材２に載
せ、上型８１を下降させる。図１１に示す状態は上死点
の状態で、ここで、上型８１の上基板２２に取付けられ
ているスライドカムベース２１のガイドポスト２４に摺
動自在に設けられている。スライドカム１９は支持板２
９に当接した状態である。
図１１に示す。次に、このプレス装置の作動について述
べる。図１１に示すように、ワークＷを支持部材２に載
せ、上型８１を下降させる。図１１に示す状態は上死点
の状態で、ここで、上型８１の上基板２２に取付けられ
ているスライドカムベース２１のガイドポスト２４に摺
動自在に設けられている。スライドカム１９は支持板２
９に当接した状態である。
【００３３】この状態から上型８１が下降すると、スラ
イドカム１９のウェアプレート１７、Ｖ溝１６が作動カ
ム４のウェアプレート１１、ウェアプレート９に当接し
て、スライドカム１９は作動カム４とスライドカムベー
ス２１との間で、上型８１が下降するにしたがって、ワ
ークＷに向かって前進し、パンチ７３とダイブッシュ７
８でワークＷに孔あけをする。
イドカム１９のウェアプレート１７、Ｖ溝１６が作動カ
ム４のウェアプレート１１、ウェアプレート９に当接し
て、スライドカム１９は作動カム４とスライドカムベー
ス２１との間で、上型８１が下降するにしたがって、ワ
ークＷに向かって前進し、パンチ７３とダイブッシュ７
８でワークＷに孔あけをする。
【００３４】パンチ７１で孔あけをし、下死点の状態が
図１に示す状態である。この後、上型８１が上昇する
と、ガススプリング２５の付勢力がブラケット４６から
スライドカム１９に伝達されてスライドカム１９は後退
し、支持板２９に当接して停止する。スライドカム１９
にはリターンプレート６１が設けてあるので、何らかの
事情でスライドカム１９が後退しない場合、このリター
ンプレート６１が作動カム４に係合することによりスラ
イドカム１９を強制的に後退させる。
図１に示す状態である。この後、上型８１が上昇する
と、ガススプリング２５の付勢力がブラケット４６から
スライドカム１９に伝達されてスライドカム１９は後退
し、支持板２９に当接して停止する。スライドカム１９
にはリターンプレート６１が設けてあるので、何らかの
事情でスライドカム１９が後退しない場合、このリター
ンプレート６１が作動カム４に係合することによりスラ
イドカム１９を強制的に後退させる。
【００３５】本実施例は孔あけの加工例について述べた
が、この他のトリミング加工、成形加工や折り曲げ加工
などにも本発明は適用できる。また、スライドカムベー
ス２１、スライドカム１９および作動カム４の大きさを
標準化しておくと、種々の大きさのワークの加工に直ち
に対応できる。上記では、スライドカムベース２１が上
型８１に作動カム４が下型８２に設けた例について述べ
たが、図１２に示すように、スライドカムベース２１を
下型８２に、作動カム４を上型８１に設けてもよい。こ
の例ではスライドカム１９が上型８１に吊り下げられて
なく、下型８２にあるので、作業上安全と認識される場
合もある。
が、この他のトリミング加工、成形加工や折り曲げ加工
などにも本発明は適用できる。また、スライドカムベー
ス２１、スライドカム１９および作動カム４の大きさを
標準化しておくと、種々の大きさのワークの加工に直ち
に対応できる。上記では、スライドカムベース２１が上
型８１に作動カム４が下型８２に設けた例について述べ
たが、図１２に示すように、スライドカムベース２１を
下型８２に、作動カム４を上型８１に設けてもよい。こ
の例ではスライドカム１９が上型８１に吊り下げられて
なく、下型８２にあるので、作業上安全と認識される場
合もある。
【００３６】本発明は、スライドカム１９が上型８１に
ある場合のみならず、スライドカム１９が下型８２に配
置された場合にも及ぶ。
ある場合のみならず、スライドカム１９が下型８２に配
置された場合にも及ぶ。
【００３７】
【発明の効果】本発明は、上述のように、スライドカム
ベースと、スライドカムベースに案内されパンチなどの
加工部材を取付けるスライドカムと、スライドカムベー
スとスライドカムとの間に介在してスライドカムを付勢
する付勢体と、スライドカムに当接してスライドカムを
駆動する作動カムとよりなるプレス装置であって、スラ
イドカムベースに架設した円形断面のガイドポストにス
ライドカムを摺動自在に設けたプレス装置であるので、
スライドカムベースがスライドカムを保持する際、撓み
が殆どなく、精度の良いプレス加工ができる。また、本
発明では、スライドカムの保持を円形断面のガイドポス
トで行うため、スライドカムの保持部の加工時間を少な
くできてプレス装置を安価に提供できる。
ベースと、スライドカムベースに案内されパンチなどの
加工部材を取付けるスライドカムと、スライドカムベー
スとスライドカムとの間に介在してスライドカムを付勢
する付勢体と、スライドカムに当接してスライドカムを
駆動する作動カムとよりなるプレス装置であって、スラ
イドカムベースに架設した円形断面のガイドポストにス
ライドカムを摺動自在に設けたプレス装置であるので、
スライドカムベースがスライドカムを保持する際、撓み
が殆どなく、精度の良いプレス加工ができる。また、本
発明では、スライドカムの保持を円形断面のガイドポス
トで行うため、スライドカムの保持部の加工時間を少な
くできてプレス装置を安価に提供できる。
【００３８】また、本発明は、ガイドポストの両端を丸
孔に嵌めて支持させ、丸孔に至るスリットを刻設し、ス
リットをボルトで螺締してガイドポストを架設するよう
にしたので、保守のためスライドカムベースからスライ
ドカムを外す際、取外しが至極容易である。さらに、本
発明は、付勢体をガススプリングとしたので、スライド
カムがスライドカムベース上を確実に摺動でき安全であ
る。また、ガススプリングを使用すると、スライドカム
に長い行程を与えることができ、大形ワークの加工が可
能となる。
孔に嵌めて支持させ、丸孔に至るスリットを刻設し、ス
リットをボルトで螺締してガイドポストを架設するよう
にしたので、保守のためスライドカムベースからスライ
ドカムを外す際、取外しが至極容易である。さらに、本
発明は、付勢体をガススプリングとしたので、スライド
カムがスライドカムベース上を確実に摺動でき安全であ
る。また、ガススプリングを使用すると、スライドカム
に長い行程を与えることができ、大形ワークの加工が可
能となる。
【００３９】さらにその上に、本発明は、スライドカム
とスライドカムベースの摺動面のそれぞれにウェアプレ
ートを設けたので、大重量のプレス装置の摩耗が激しい
ものにも十分対応できる。また、本発明は、スライドカ
ムとスライドカムベースの側部に摺動面を設けたので、
スライドカムのスライドカムベースに対する移動を正確
に行うことができる。
とスライドカムベースの摺動面のそれぞれにウェアプレ
ートを設けたので、大重量のプレス装置の摩耗が激しい
ものにも十分対応できる。また、本発明は、スライドカ
ムとスライドカムベースの側部に摺動面を設けたので、
スライドカムのスライドカムベースに対する移動を正確
に行うことができる。
【００４０】さらに本発明は、スライドカムと作動カム
との摺動面に山状の摺動面を設けたので、スライドカム
の作動カムに対する移動の横ブレを無くすることができ
る。
との摺動面に山状の摺動面を設けたので、スライドカム
の作動カムに対する移動の横ブレを無くすることができ
る。
【図１】本発明の具体的一実施例のプレス装置でその下
死点での縦断面図である。
死点での縦断面図である。
【図２】図１のII−II矢視図である。
【図３】図１のIII −III 矢視図である。
【図４】図１のIV−IV矢視図である。
【図５】スライドカムベースを下型に作動カムを上型に
配置したプレス装置の場合で、スライドカムの大きさが
３２０ｍｍの場合のガイドポスト、ガススプリング、ウ
ェアプレートの配置図である。
配置したプレス装置の場合で、スライドカムの大きさが
３２０ｍｍの場合のガイドポスト、ガススプリング、ウ
ェアプレートの配置図である。
【図６】スライドカムの大きさが３８０ｍｍの場合のガ
イドポスト、ガススプリング、ウェアプレートの配置図
である。
イドポスト、ガススプリング、ウェアプレートの配置図
である。
【図７】スライドカムの大きさが４４０ｍｍの場合のガ
イドポスト、ガススプリング、ウェアプレートの配置図
である。
イドポスト、ガススプリング、ウェアプレートの配置図
である。
【図８】スライドカムの大きさが５００ｍｍの場合の場
合のガイドポスト、ガススプリング、ウェアプレートの
配置図である。
合のガイドポスト、ガススプリング、ウェアプレートの
配置図である。
【図９】スライドカムの大きさが６００ｍｍの場合の場
合のガイドポスト、ガススプリング、ウェアプレートの
配置図である。
合のガイドポスト、ガススプリング、ウェアプレートの
配置図である。
【図１０】スライドカムの大きさが７００ｍｍの場合の
場合のガイドポスト、ガススプリング、ウェアプレート
の配置図である。
場合のガイドポスト、ガススプリング、ウェアプレート
の配置図である。
【図１１】本発明の具体的一実施例のプレス装置でその
上死点での縦断面図である。
上死点での縦断面図である。
【図１２】スライドカムベースを下型に作動カムを上型
に配置した例のプレス装置の縦断面図である。
に配置した例のプレス装置の縦断面図である。
【図１３】従来のプレス装置の縦断面図である。
【図１４】図１３のXIV の矢視図である。
【符号の説明】 Ｗ…ワーク ２…支持部材 ４…作動カム １９…スライドカム ２１…スライドカムベース ２４…ガイドポスト ２５…ガススプリング ４４…ロッド ７３…パンチ ７８…ダイブッシュ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年１１月１０日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】また、保守のためスライドカムベースから
スライドカムを外す際、取外しを容易にすべく、ガイド
ポストはスライドカムベースの両側に固定した支持板に
架設し、ガイドポストの両端を支持板の丸孔に嵌めて支
持させ、一方の支持板に丸孔に至るスリットを刻設し、
スリットをボルトで螺締してガイドポストを架設するよ
うにした。さらに、本発明は、スライドカムがスライド
カムベース上を確実に摺動できるように、付勢体をガス
スプリングとした。
スライドカムを外す際、取外しを容易にすべく、ガイド
ポストはスライドカムベースの両側に固定した支持板に
架設し、ガイドポストの両端を支持板の丸孔に嵌めて支
持させ、一方の支持板に丸孔に至るスリットを刻設し、
スリットをボルトで螺締してガイドポストを架設するよ
うにした。さらに、本発明は、スライドカムがスライド
カムベース上を確実に摺動できるように、付勢体をガス
スプリングとした。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３８
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３８】また、本発明は、ガイドポストはスライド
カムベースの両端に固定した支持板に架設し、ガイドポ
ストの両端を支持板の丸孔に嵌めて支持させ、一方の支
持板に丸孔に至るスリットを刻設し、スリットをボルト
で螺締してガイドポストを架設するようにしたので、保
守のためスライドカムベースからスライドカムを外す
際、取外しが至極容易である。さらに、本発明は、付勢
体をガススプリングとしたので、スライドカムがスライ
ドカムベース上を確実に摺動でき安全である。また、ガ
ススプリングを使用すると、スライドカムに長い行程を
与えることができ、大形ワークの加工が可能となる。
カムベースの両端に固定した支持板に架設し、ガイドポ
ストの両端を支持板の丸孔に嵌めて支持させ、一方の支
持板に丸孔に至るスリットを刻設し、スリットをボルト
で螺締してガイドポストを架設するようにしたので、保
守のためスライドカムベースからスライドカムを外す
際、取外しが至極容易である。さらに、本発明は、付勢
体をガススプリングとしたので、スライドカムがスライ
ドカムベース上を確実に摺動でき安全である。また、ガ
ススプリングを使用すると、スライドカムに長い行程を
与えることができ、大形ワークの加工が可能となる。
Claims (6)
- 【請求項１】 スライドカムベースと、スライドカムベ
ースに案内されパンチなどの加工部材を取付けるスライ
ドカムと、スライドカムベースとスライドカムとの間に
介在してスライドカムを付勢する付勢体と、スライドカ
ムに当接してスライドカムを駆動する作動カムとよりな
るプレス装置であって、スライドカムベースに架設した
円形断面のガイドポストにスライドカムを摺動自在に設
けたことを特徴とするプレス装置。 - 【請求項２】 ガイドポストの両端を丸孔に嵌めて支持
させ、丸孔に至るスリットを刻設し、スリットをボルト
で螺締してガイドポストを架設するようにした請求項１
記載のプレス装置。 - 【請求項３】 付勢体がガススプリングである請求項１
記載のプレス装置。 - 【請求項４】 スライドカムとスライドカムベースの摺
動面にそれぞれウェアプレートを設けた請求項１記載の
プレス装置。 - 【請求項５】 スライドカムとスライドカムベースの側
部に摺動面を設けた請求項１記載のプレス装置。 - 【請求項６】 スライドカムと作動カムとの摺動面に山
状の摺動面を設けた請求項１記載のプレス装置。
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31376897A JP2880490B1 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | プレス装置 |
| TW86117818A TW434140B (en) | 1997-11-14 | 1997-11-27 | Pressing device |
| CA 2223164 CA2223164C (en) | 1997-11-14 | 1997-12-02 | Press device |
| AU46875/97A AU733267B2 (en) | 1997-11-14 | 1997-12-04 | Press device |
| ZA9710980A ZA9710980B (en) | 1997-11-14 | 1997-12-08 | Press device. |
| EP97121870A EP0922509B1 (en) | 1997-11-14 | 1997-12-11 | Press device |
| DE1997620001 DE69720001T2 (de) | 1997-11-14 | 1997-12-11 | Pressvorrichtung |
| ES97121870T ES2194146T3 (es) | 1997-11-14 | 1997-12-11 | Dispositivo de prensa. |
| US08/991,488 US5931074A (en) | 1997-11-14 | 1997-12-16 | Press device |
| BR9706293A BR9706293A (pt) | 1997-11-14 | 1997-12-18 | Dispositivo de prensa |
| CN97123456A CN1099924C (zh) | 1997-11-14 | 1997-12-26 | 冲压装置 |
Applications Claiming Priority (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31376897A JP2880490B1 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | プレス装置 |
| CA 2223164 CA2223164C (en) | 1997-11-14 | 1997-12-02 | Press device |
| ZA9710980A ZA9710980B (en) | 1997-11-14 | 1997-12-08 | Press device. |
| EP97121870A EP0922509B1 (en) | 1997-11-14 | 1997-12-11 | Press device |
| US08/991,488 US5931074A (en) | 1997-11-14 | 1997-12-16 | Press device |
| CN97123456A CN1099924C (zh) | 1997-11-14 | 1997-12-26 | 冲压装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2880490B1 JP2880490B1 (ja) | 1999-04-12 |
| JPH11147143A true JPH11147143A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=31721870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31376897A Expired - Fee Related JP2880490B1 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | プレス装置 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5931074A (ja) |
| EP (1) | EP0922509B1 (ja) |
| JP (1) | JP2880490B1 (ja) |
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