JPH11146874A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPH11146874A
JPH11146874A JP9317021A JP31702197A JPH11146874A JP H11146874 A JPH11146874 A JP H11146874A JP 9317021 A JP9317021 A JP 9317021A JP 31702197 A JP31702197 A JP 31702197A JP H11146874 A JPH11146874 A JP H11146874A
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shaped
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film cassette
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CT撮影だけでなく関心部位全体の透視撮影が
行えるX線CT装置を提供する。 【解決手段】この発明のX線CT装置は、コリメータ6
の調整によりファン状X線ビームだけでなくコーン状X
線ビームも被検体Mに照射でき、フィルムカセッテ4や
パネル型X線センサ5をX線管2と対向する位置へ離脱
可能にセットできる構成であるので、ファン状X線ビー
ムを用いるCT撮影に加え、フィルムカセッテ4やパネ
ル型X線センサ5をセットしてコーン状X線ビームを被
検体Mに照射し関心部位全体の透視像を撮影することに
より、透視撮影専用のX線管が無くても透視撮影が可能
である。また、透視撮影専用のX線管が無いので、装置
の設置も容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被検体のX線断
層撮影を行うX線CT装置に係り、特にX線断層撮影
(CT撮影)に加えて、被検体の関心部位全体の透視撮
影も行うことができるようにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院等で使われるX線CT装置
は、図14に示すように、X線ビームを扇形状(ファン
状)に整形するコリメータ(図示省略)を装備したX線
ビーム照射用のX線管51と、扇形状に整形されたX線
ビーム(ファン状X線ビーム)FBの広がりに合わせて
多数のX線検出素子52a,…,52aがライン状に配
列されているCT用X線検出器52を、天板53に載置
された被検体Mを挟んで対向配置したかたちで備えてお
り、CT撮影を実行する場合、X線管51およびCT用
X線検出器52を対向配置状態を維持したまま被検体M
の体軸(紙面に対し垂直方向の軸)Zまわりに矢印R
A,RBで示す向きへ回転させながらファン状X線ビー
ムFBを被検体Mに照射するとともに、ファン状X線ビ
ームの照射に伴ってCT用X線検出器52から出力され
るCT用X線検出データに基づき画像再構成を行うとい
う装置構成となっている。
【0003】しかし、X線CT装置によるCT撮影は、
断層撮影面を特定するために、CT撮影の他に、関心部
位全体を1枚のフィルムに透視像を撮るいわゆる一般X
線撮影(フィルム透視撮影)も必要とされる場合が多
い。そこで、従来、図15(a)に示すように、ファン
状X線ビームFBを照射するためのX線管51とは別
に、錐形状(コーン状)に整形されたX線ビーム(コー
ン状X線ビーム)を照射するための追加のX線管54
を、天井面に配備されたレール55に沿って移動可能な
ように設置している。透視撮影用のX線管54は、CT
撮影用のX線管51と共通の制御部によりコントロール
される。CT撮影に入る前に、天板51の下側にフィル
ムカセッテ56をセットするとともに、適当な位置に移
動させたX線管55からコーン状X線ビームCBを被検
体Mの関心部位全体に照射してフィルムカセッテ56の
中のフィルム57にX線像を写し込んで一般X線撮影す
ることができる装置がある。
【0004】もちろん、一般X線撮影が終了した後、図
15(b)に示すように、被検体Mを前進させてから、
X線管51からファン状X線ビームFBを被検体Mに照
射してCT撮影を実行しCT画像(X線断層画像)を得
る。なお、この装置の場合、CT撮影に先立ち、一般X
線撮影したフィルムを直ちに現像し、オペレータや医師
が、関心部位全体の写ったフィルムをみながらCT撮影
の撮影位置を決定するというようなことも行われる。こ
のように、被検体Mにおける関心部位のCT画像に加え
て関心部位全体を撮ったフィルムがあれば、CT撮影の
撮影位置を適切に決定できるし、患部の局所的情報だけ
でなく全体的情報も提供されることからより、医師の下
す診断もより的確なものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来装置の場合、一般X線撮影あるいは透視撮影のため
に追加のX線管54が必要となるので、装置が高価なも
のとなる上、X線管54を移動させるためのレール55
の敷設が必要となるので、装置の設置が大変である。そ
れだけでなく、従来装置の場合、一般X線撮影の時に被
検体Mの真上からしかコーン状X線ビームを照射するこ
とが出来ないので、被検体Mの真上以外の方向から関心
部位全体の透視像を撮影することは難しいという問題が
ある。
【0006】この発明は、上記の事情に鑑み、CT撮影
だけでなく関心部位全体の透視撮影が行えるX線CT装
置を提供することを第1の課題とし、加えて、関心部位
全体の透視撮影の際に撮影方向の選択が可能なX線CT
装置を提供することを第2の課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を達成す
るため、この発明のX線CT装置は、X線ビームを扇形
状(ファン状)に整形する扇形状ビーム形成手段を装備
したX線ビーム照射用のX線管と、扇形状に整形された
X線ビームの広がりに合わせて多数のX線検出素子がラ
イン状に配列されているCT用X線検出器とを被検体を
挟んで対向配置したかたちで備えるとともに、X線管お
よびCT用X線検出器を対向配置状態を維持したまま被
検体の体軸まわりに回転させる回転駆動手段と、X線管
にX線ビームの照射をおこなわせるX線照射制御手段
と、扇形状のX線ビームの照射に伴ってCT用X線検出
器から出力されるCT用X線検出データに基づき画像再
構成を行うCT画像用データ処理手段を備えているX線
CT装置において、被検体を挟んで前記X線管と対向す
る位置へ離脱可能に支持されるX線撮影用フィルムカセ
ッテおよびX線検出素子が縦横に配列されているX線面
センサのうちの少なくとも一方と、X線ビームを錐形状
(コーン状)に整形するとともに前記X線管に装備され
ている錐形状ビーム形成手段と、錐形状に整形されたX
線ビームの照射に伴ってX線面センサから出力される透
視用X線検出データに基づいてX線透視画像作成を行う
透視画像用データ処理手段とを備えている。
【0008】さらに、上記第2の課題を達成するため、
請求項2の発明は、請求項1に記載のX線CT装置にお
いて、X線面センサまたはフィルムカセッテが、回転駆
動手段によるX線管の回転と連動して回転するサポート
部材に取り付けられて支持されるとともに、X線面セン
サまたはフィルムカセッテがX線管との対向配置状態を
維持したままX線管の回転に伴って被検体の体軸まわり
を移動するよう構成されている。
【0009】さらに、上記第2の課題を達成するため、
請求項3の発明は、請求項1に記載のX線CT装置にお
いて、装置本体とは別体であって独立して移動可能な台
車を備えており、この台車が、回転に伴って新たな位置
に移動したX線管と対向する位置へ移動配置が可能なよ
うにX線面センサまたはフィルムカセッテを支持する構
成となっている。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項1から3
までのいずれかに記載のX線CT装置において、X線面
センサがフラットパネル型X線面センサである。
【0011】〔作用〕次に、この発明のX線CT装置に
よりX線撮影が行われる際の作用について説明する。こ
の発明のX線CT装置でCT撮影を行う場合、先ず、扇
形状ビーム形成手段によりX線管からファン状X線ビー
ムが照射されるようにセットしておいて撮影をスタート
させると、回転駆動手段により、X線管およびCT用X
線検出器が対向配置状態を維持したまま被検体の体軸ま
わりに回転しながら、X線管からファン状X線ビームの
照射が行われると同時に、CT用X線検出器からCT用
X線検出データがCT画像用データ処理手段へ出力され
る。このCT用X線検出データはCT画像用データ処理
手段に送られて画像再構成が行われ、最終的にCT画像
が得られる。
【0012】また、この発明のX線CT装置により透視
撮影をおこなう場合、先ず、X線撮影用フィルムカセッ
テまたはX線面センサを被検体を挟んでX線管と対向す
る位置へ支持配置するとともに錐形状ビーム形成手段に
よりX線管からコーン状X線ビームが照射されるように
セットしておいて撮影をスタートさせる。X線撮影用フ
ィルムカセッテが配置された場合は、コーン状X線ビー
ムの照射により被検体の関心部位が透視されてカセッテ
に装填したフィルムにX線像が撮影される。X線面セン
サが配置された場合は、コーン状X線ビームの照射と同
時にX線面センサから透視用X線検出データが出力され
る。この透視用X線検出データは透視画像用データ処理
手段に送られて画像処理が行われ、最終的にX線透視画
像が得られる。勿論、CT撮影を行う場合は、配置した
X線撮影用フィルムカセッテまたはX線面センサを外し
て撮影することになる。
【0013】この発明のX線CT装置では、同一のX線
管に対し、CT用X線検出器だけでなく、X線撮影用フ
ィルムカセッテまたはX線面センサが対向配置させられ
るとともに同一のX線管がファン状X線ビームとコーン
状X線ビームの両方を照射できる構成となっていること
から、関心部位全体を透視撮影するために、透視撮影専
用のX線管は必要がなく、また透視撮影専用のX線管に
付随する設備も不要である。
【0014】請求項2のX線CT装置では、X線管を回
転に連れてサポート部材が連動して回転し、サポート部
材に取り付けられて支持されているX線面センサまたは
フィルムカセッテもX線管との対向配置状態を維持した
まま自動的に移動する構成となっており、透視撮影の時
の撮影方向を変える場合、X線管を回転させて撮影方向
を規定するコーン状X線ビームの照射方向を変えればよ
いだけであり、簡単に撮影方向の選択が出来る。
【0015】請求項3のX線CT装置では、透視撮影を
行う際は台車をX線管に近づくよう移動させ、台車に支
えられているX線面センサまたはフィルムカセッテを、
X線管と対向する位置へセットする。そして、そして、
台車に支えられているX線面センサまたはフィルムカセ
ッテは、回転に伴って新たな位置に変化したX線管と対
向する位置へ移動させられる構成となっており、透視撮
影の時の撮影方向を変える場合、X線管を回転させてX
線管の位置を変更し撮影方向を規定するコーン状X線ビ
ームの照射方向を変えるとともに、X線面センサまたは
フィルムカセッテを新たな位置に変化したX線管と対向
する位置へ移動配置すればよく、撮影方向を選択するこ
とができる。勿論、CT撮影を行う際は反対に台車をX
線管から遠ざけるよう移動させて、X線面センサまたは
フィルムカセッテを所定の位置から台車ごと離脱させ
る。
【0016】請求項4のX線CT装置では、X線面セン
サがフラットパネル型X線面センサであり、解像度が高
い上に周辺像歪みがないので、高画質のX線透視画像が
得られるだけでなく、さらに薄型・軽量であって取扱い
が容易である。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例を図面を参照
しながら説明する。図1は第1実施例に係るX線CT装
置の全体構成を示すブロック図、図2は第1実施例装置
によるCT撮影時の状態を示す模式図、図3は第1実施
例装置による透視撮影時の状態を示す模式図である。
【0018】図1のX線CT装置は、被検体Mを載置す
る天板1と、天板1の上に載置された被検体MにX線を
照射するX線管2と、被検体Mを挟んでX線管2に対向
して配置されているCT用X線検出器3を備えている
他、図中に一点鎖線で示すように、被検体Mを挟んでX
線管2と対向する位置へ離脱可能に支持されるX線撮影
用フィルムカセッテ4および透視撮影用の2次元アレイ
方式フラットパネル型X線センサ(X線面センサ)5を
備えている。
【0019】X線管2は、X線ビームを扇形状(ファン
状)に整形したり、錐形状(コーン状)に整形したりす
るコリメータ6を前面に装備しており、コリメータ6は
CT撮影時にはファン状X線ビームを被検体Mに照射す
るようセットされ、透視撮影時にはコーン状X線ビーム
を被検体Mに照射するようセットされる。
【0020】CT用X線検出器3は、ファン状X線ビー
ムの広がりに合わせて多数のX線検出素子3a,…3a
がライン状に配列された通常の構成の検出器である。フ
ラットパネル型X線センサ(以下、適宜「パネル型X線
センサ」と略記)5は、詳しくは後述するように多数の
X線検出素子が縦横に配列された構成となっているセン
サである。また、フィルムカセッテ4は内側にフィルム
4aが装填されている通常の構成のカセッテである。
【0021】CT撮影では、X線管2およびCT用X線
検出器3が対向配置状態を維持したまま被検体Mの体軸
Zまわりを矢印RA,RBで示す向きへ回転しながら、
X線管2がファン状X線ビームを被検体Mに照射すると
ともに、このファン状X線ビームの照射に伴ってCT用
X線検出器3からCT用X線検出データが出力される。
CT用X線検出データはCT用データ収集部7により収
集されるとともにAD変換部8でディジタル化されてか
らCT用X線検出データメモリ9に記憶される。CT用
X線検出データメモリ9に記憶されたデータは適時に読
み出されて、データ処理部10により信号処理が施され
て画像再構成が行われ、最終的にCT画像としてモニタ
11の画面に映し出されたり、プリンタ12によりシー
トに印刷出力されたりする構成になっている。
【0022】透視撮影では、図1に一点鎖線で示すよう
に、先ずフィルムカセッテ4またはパネル型X線センサ
5のどちらかをX線管2と対向する位置へセットしてお
いて、コーン状X線ビームを被検体Mに照射することに
なる。フィルムカセッテ4の方がセットされた場合は、
コーン状X線ビームの照射に伴ってX線像がフィルム4
aに写されることになる。
【0023】パネル型X線センサ5の方がセットされた
場合は、コーン状X線ビームの照射に伴ってパネル型X
線センサ5から透視用X線検出データが出力される。そ
して、透視用X線検出データは透視用データ収集部13
により収集されるとともに、AD変換部14でディジタ
ル化されてから透視用X線検出データメモリ15に記憶
される。透視用X線検出データメモリ15に記憶された
データは適時に読み出されて、データ処理部10により
必要な画像処理が施されてから、最終的にX線透視画像
としてモニタ11の画面に映し出されたり、プリンタ1
2によりシートに印刷出力されたりする構成になってい
る。なお、第1実施例の場合のデータ処理部10は、C
T画像用データ処理手段と透視画像用データ処理手段と
を兼ねた構成となっている。
【0024】以下、第1実施例のX線CT装置の主要構
成部分について、より具体的に説明する。天板1は被検
体Mを載せたままの状態で、天板駆動部16のコントロ
ールにより前後・左右の他、上下に移動させられるよう
構成されている。この天板駆動部16は、キーボード1
7やマウス18からの操作入力により撮影制御部19か
ら送出される指令信号に従って、天板1の動きをコント
ロールすることになる。X線管2は、高電圧発生器など
を含む照射制御部21のコントロールにより、設定され
た照射条件に従ってX線ビームを被検体Mに照射するよ
う構成されている。照射制御部21によるコントロール
も、キーボード17やマウス18からの操作入力により
撮影制御部19から送出される指令信号に従って行われ
る。
【0025】また、X線管2およびCT用X線検出器3
やフィルムカセッテ4またはパネル型X線センサ5は、
回転駆動部20のコントロールにより、対向配置状態を
維持したままの状態で連動して自動的に移動させられる
よう構成されている。
【0026】すなわち、図2に示すように、X線管2と
CT用X線検出器3が回転リング22により結合されて
いるとともに、モータ(図示省略)から回転動力を受け
るプーリ23aおよびベルト23bにより回転リング2
2全体が矢印RA,RBで示す方向へ回転させられるこ
とにより、X線管2とCT用X線検出器3が対向配置状
態を維持したままで移動するのである。さらに、図3に
示すように、フィルムカセッテ4またはパネル型X線セ
ンサ5も、回転リング22に取り付けられて支持される
ので、モータ(図示省略)から回転動力を受けるプーリ
23aおよびベルト23bにより回転リング22全体が
矢印RA,RBで示す方向へ回転させられることによ
り、X線管2とフィルムカセッテ4またはパネル型X線
センサ5が対向配置状態を維持したままで移動すること
になる。これらX線管2やCT用X線検出器3、フィル
ムカセッテ4、パネル型X線センサ5の移動も、やはり
撮影制御部19から送出される指令信号に従ってコント
ロールされる。
【0027】フィルムカセッテ4またはパネル型X線セ
ンサ5の回転リング22への取り付けは、図3に示すよ
うに、フィルムカセッテ4の側面に設けられている2個
の支持ピース4bないしパネル型X線センサ5の側面に
設けられている2個の支持ピース5aを、回転リング2
2に設けられている一対の支持アーム22aへ、例えば
ボルト止めすることにより行うことができる。フィルム
カセッテ4またはパネル型X線センサ5を離脱させる際
は、ボルト止め外して引き出すことになる。
【0028】なお、X線管2やCT用X線検出器3は、
図4に示すように、ガントリ24の内側に設けられてい
るけれども、ガントリ24のトンネル25の内面には周
方向に沿ってスリット25aが切れ目なく開けられてお
り、図5に示すように、回転リング22からの支持アー
ム22aはスリット25aから突き出すように設けられ
ていて、回転リング22が回るのに連れて支持アーム2
2aがスリット25aに沿って速やかに移動し、フィル
ムカセッテ4またはパネル型X線センサ5がトンネル2
5の内を支障なく移動できる構成となっている。
【0029】次に、コリメータ6について具体的に説明
する。図6に示すように、コリメータ6はX方向に開閉
する一対のXリーフ26と、Y方向に開閉する一対のY
リーフ27を備えている。X線ビームをファン状X線ビ
ームFBとする場合には、図中に一点鎖線で示すよう
に、Yリーフ27が互いに近接させられ、Xリーフ26
が大きく開かれてX線ビームをファン状に整形するよう
構成されている。また、X線ビームをコーン状X線ビー
ムCBとする場合には、図中に実線で示すように、Xリ
ーフ26とYリーフ27の両方ともが一定程度開かれて
X線ビームをコーン状に整形するよう構成されている。
Xリーフ26およびYリーフ27の開き度合いの調整
は、リーフ移動用の電気モータ(図示省略)等を装備し
たコリメータ駆動部28により行われる。このコリメー
タ駆動部28によるリーフの開き度合いの調整は、キー
ボード17やマウス18からの操作入力により撮影制御
部19から送出される指令信号に従って行われる。つま
り、コリメータ6およびコリメータ駆動部28によっ
て、扇形状ビーム形成手段および錐形状ビーム形成手段
が構成されているのである。
【0030】続いて、X線透視画像を得るのに用いられ
るパネル型X線センサ5の説明を行う。パネル型X線セ
ンサ5でのX線検出素子の配列は、例えば横(x)方向
1024,縦(y)方向1024の正形マトリックス構
成が挙げられる。また、パネル型X線センサ5の平面寸
法としては、例えば縦横約30cmが挙げられる。この
パネル型X線センサ5は、矩形の平面形状を有すること
から、胸部や腹部など大きな部位を撮影するのに適した
方形の検出面が可能である他、周辺像歪みがなく解像度
も高い上、また薄型・軽量であって、扱いが容易である
など多くの利点を有する。
【0031】フラットパネル型X線センサ5は、図7に
示すように、入射X線を電荷あるいは光に変換するX線
変換層29と、X線変換層29で生じた電荷あるいは光
を検出する素子が縦横にマトリックス状に配置形成され
ている検出アレイ層30との積層構造となっており、図
8(a)に示す直接変換タイプのセンサと、図8(b)
に示す間接変換タイプのセンサとがある。前者の直接変
換タイプの場合、X線変換層29が入射X線を直に電荷
に変換するセレン層やCdZnTe層などからなり、検
出アレイ層30の表面に電荷検出素子31として表面電
極32に対向形成された電荷収集電極群でもって電荷の
検出を行いX線検出信号を送出する構成となっていて、
各電荷検出素子31とその上のX線変換層29の一部分
とで1個のX線検出素子XDが形成される。
【0032】後者の間接変換タイプの場合、X線変換層
29が入射X線を光に変換するシンチレータ層からな
り、検出アレイ層30の表面に光検出素子33として形
成されたフォトダイオード群でもって光の検出を行いX
線検出信号を送出する構成となっていて、各光検出素子
33とその上のX線変換層29の一部分とで1個のX線
検出素子XDが形成される。
【0033】そして、パネル型X線センサ5では、図9
に示すように、各X線検出素子XD,…,XDがそれぞ
れTFT(Thin Film Transister:薄膜トランジスタ)
34を介して縦横に走る読出配線35,36に接続され
ているとともに、読出し配線35,36は、それぞれ横
読出し駆動部37あるいは縦読出し駆動部38に接続さ
れており、横,縦読出し駆動部37,38へ読み出し用
の走査信号が送り込まれることになる。パネル型X線セ
ンサ5の各X線検出素子XDの特定は横方向・縦方向の
配列に沿って各X線検出素子XDへ順番に割り付けられ
ている0〜1023のアドレスに基づいて行われるの
で、読み出し用の走査信号は、それぞれ横方向アドレス
または縦方向アドレスを指定する信号となる。横,縦走
査信号に従って横読出し駆動部37あるいは縦読出し駆
動部38から読出し配線35,36に対して読み出し用
の電圧が印加されるのに伴い、各検出素子XD,…,X
Dより順番にX線検出信号がTFT34から読出し配線
36を通り、さらに透視用X線検出データとして透視用
データ収集部13の各プリアンプ39およびマルチプレ
クサ40を経て収集されることになる。
【0034】すなわち、パネル型X線センサ5からの検
出信号の読み出し方式は、概ね通常のTVカメラなどの
映像検出器に準ずる構成である。第1実施例では、両読
出し駆動部37,38や、プリアンプ39およびマルチ
プレクサ40も、パネル型X線センサ5の検出アレイ層
30の表面周縁に設置されていて、一段と集積化が図ら
れた構成となっている。また、パネル型X線センサ5か
ら得られた透視用X線検出データを記憶する透視用X線
検出データメモリ15は、X線センサ5でのX線検出素
子DXの縦横マトリック構成に対応するマトリックス構
成を持つフレームメモリ方式の記憶デバイスとなってい
る。
【0035】続いて、上述した構成を有する第1実施例
装置によりX線撮影を実行する時の動作を説明する。先
ず、パネル型X線センサ5を用いて行う透視撮影を先に
説明する。 〔ステップS1〕図3に示すように、パネル型X線セン
サ5を回転リング22に取り付けることにより、X線管
2と対向する位置へパネル型X線センサ5を支持配置す
る。
【0036】〔ステップS2〕天板1の上に被検体Mを
載せてから天板1をガントリ24のトンネル25内の撮
影位置へ移動させる。
【0037】〔ステップS3〕キーボード17またはマ
ウス18からの入力操作によりコリメータ6の各リーフ
26,27をコーン状X線ビーム照射用にセットする。
【0038】〔ステップS4〕キーボード17またはマ
ウス18からの入力操作により撮影を開始させる。
【0039】〔ステップS5〕図3に示すように、X線
管2からコーン状X線ビームCBが被検体Mの関心部位
全体に照射される。
【0040】〔ステップS6〕パネル型X線センサ5か
ら出力されるデータが透視用X線検出データメモリ15
に格納されるとともに、データ処理部10により透視用
X線検出データに対して画像処理が行われ、X線透視画
像がモニタ11の画面に映し出される。
【0041】〔ステップS7〕必要に応じて、適当な画
像を選び出しプリンタ12により印刷して出力する。
【0042】〔ステップS8〕撮影方向を変更して撮影
する必要があれば、次のステップS9に進む。撮影方向
を変更して撮影する必要がなければ、透視撮影は終了す
ることなる。
【0043】〔ステップS9〕例えば、図3の中に二点
鎖線で示すように、新たな撮影方向となる位置へX線管
2およびパネル型X線センサ5を移動させてから、ステ
ップS4に戻る。 ステップS1〜S9の順序で行われる透視撮影時の動作
の一連の流れを図10のフローチャートに纏めて示す。
なお、上記のステップS5では、X線管2とパネル型X
線センサ5とを回転移動させながらX線ビームを照射
し、連続的にデータを採取することもある。
【0044】なお、フィルムカセッテ4を用いて一般X
線撮影を行う場合は、パネル型X線センサ5の代わり
に、フィルムカセッテ4を回転リング22に取り付ける
ことによりX線管2と対向する位置へ支持配置してお
き、X線管2からコーン状X線ビームを照射することに
なる。
【0045】次に、第1実施例のX線CT装置によるC
T撮影を説明する。 〔ステップF1〕フィルムカセッテ4やパネル型X線セ
ンサ5が回転リング22に取り付けられていれば、取り
外して、図2に示すように、CT用X線検出器3だけに
する。
【0046】〔ステップF2〕天板1の上に被検体Mを
載せてから天板1をガントリ24のトンネル25内の撮
影位置へ移動させる。
【0047】〔ステップF3〕キーボード17またはマ
ウス18からの入力操作によりコリメータ6の各リーフ
26,27をファン状X線ビーム用の位置にセットす
る。
【0048】〔ステップF4〕キーボード17またはマ
ウス18からの入力操作により撮影を開始させる。
【0049】〔ステップF5〕図3に示すように、X線
管2とCT用X線検出器3が対向配置状態を維持したま
ま被検体Mの回りを回転しながら適当な位置でファン状
X線ビームを被検体Mに照射する。
【0050】〔ステップF6〕CT用X線検出器3から
出力されるデータがCT用X線検出データメモリ9に格
納されるとともに、データ処理部10により収集された
CT用X線検出データに対する信号処理により画像再構
成が行われる。
【0051】〔ステップF7〕新たにデータ収集を行う
関心部位がなければ、ステップF9へ進む。新たにデー
タ収集を行う関心部位が尚あれば、ステップF8へ進
む。
【0052】〔ステップF8〕被検体Mの新たにデータ
収集を行う関心部位を撮影位置へ移動させて、ステップ
F4に戻る。
【0053】〔ステップF9〕データ収集の終了後、必
要に応じて適当なCT画像をモニタ11に表示したり、
プリンタ12により印刷出力すれば、CT撮影は全て完
了となる。ステップF1〜F9の順序で行われるCT撮
影時の動作の一連の流れを図11のフローチャートに纏
めて示す。
【0054】続いて、この発明のX線CT装置の第2実
施例を説明する。第2実施例の装置は、第1実施例の装
置がフィルムカセット4またはパネル型X線センサ5を
回転リング22に取り付けて支持配置する構成であった
のに対し、図12に示すように、フィルムカセット4ま
たはパネル型X線センサ5が、装置本体と独立して移動
可能な台車WGに支持された状態でX線管2と対向する
位置に配置される構成である他は、実質的に同一の構成
であるので、異なる部分のみを説明し、共通する部分の
図示及び説明は省略する。
【0055】図12の台車WGは、X線CT装置本体と
は別体となっており、脚部41に付いている車輪42で
床を自由に動けるよう構成されている。脚部41から垂
直に立つ支柱43の頂部へ二重リング体44がリングが
周面を下にして立ち姿勢となるように取り付けられてい
る。二重リング体44は支柱43に固定された外リング
45は不動であるが、両リング45,46の間に設けら
れたベアリング構造により内リング46が周方向47に
回転できる構成となっている。そして、回転が可能な内
リング46にフィルムカセット4またはパネル型X線セ
ンサ5が面方向を内リング46の軸48の方向と平行と
なるように取り付けられて支持されている。したがっ
て、内リング46を回転させると、図12に一点鎖線で
示すように、フィルムカセット4またはパネル型X線セ
ンサ5が内リング46の軸47のまわりに回転して位置
が変化することになる。
【0056】第2実施例の場合、図13に示すように、
フィルムカセット4またはパネル型X線センサ5をX線
管2と対向する位置へセットするには、台車WGをガン
トリ24に近づけ、フィルムカセット4またはパネル型
X線センサ5をトンネル25の内に差し入れ、必要があ
れば内リング46を回転させてフィルムカセット4また
はパネル型X線センサ5をX線管2と正確に対向する位
置へ移動させればよい。
【0057】第2実施例の装置において、撮影方向を変
更した場合、X線管2を回転させてX線管2の位置を変
更するとともに、内リング46を回転させてフィルムカ
セット4またはパネル型X線センサ5を新たな位置に変
化したX線管2と対向する位置へ移動させればよい。フ
ィルムカセット4またはパネル型X線センサ5を離脱さ
せる必要のある場合は、台車WGを移動させてX線面セ
ンサ5またはフィルムカセッテ4をトンネル25の内か
ら台車WGごと引き出せばよい。
【0058】この発明は上記実施の形態に限られること
はなく、下記のように変形実施することができる。 (1)第1,第2実施例の装置は、いずれも、フィルム
カセット4とパネル型X線センサ5の両方を備えていた
が、フィルムカセット4とパネル型X線センサ5のいず
れか一方だけを備える構成の装置が変形例として挙げら
れる。
【0059】(2)第2実施例の装置は、内リング46
を手動で回転させて、フィルムカセット4やパネル型X
線センサ5を移動させる構成であったが、内リング46
を電動機構で回転させるよう構成し、X線管2の回転と
連動して内リング46を回転させ、第1実施例のよう
に、X線面センサ5またはフィルムカセッテ4とX線管
2が対向配置状態を維持したまま移動するよう構成した
装置が、変形例として挙げられる。
【0060】(3)第1,第2実施例の装置は、いずれ
も、フィルムカセット4やパネル型X線センサ5が、新
たな位置に変化したX線管2と対向する位置へ移動させ
られて撮影方向の選択が可能な構成であったが、X線管
2の一つの位置に対してだけ、フィルムカセット4やパ
ネル型X線センサ5がX線管2と対向する位置にセット
できるだけであって撮影方向の選択が出来ない構成もの
も、変形例として挙げることができる。
【0061】(4)第1,第2実施例の装置は、データ
処理部や表示用モニタがCT撮影・透視撮影で共用され
る構成であったが、CT撮影と透視撮影で個別にCT画
像用データ処理手段または透視画像用データ処理手段や
表示用モニタが設けられている構成であってもよい。
【0062】(5)この発明のX線CT装置のX線面セ
ンサはフラットパネル型X線センサに限られるものでは
ない。
【0063】
【発明の効果】この発明のX線CT装置によれば、同一
のX線管に対し、CT用X線検出器だけでなく、X線撮
影用フィルムカセッテまたはX線面センサが対向配置さ
せられるとともに、同一のX線管がファン状X線ビーム
とコーン状X線ビームの両方を照射できる構成となって
おり、透視撮影専用のX線管がなくても関心部位全体を
透視撮影することができるので、装置の高騰なくして関
心部位の全体的な透視撮影が行えるのに加え、透視撮影
専用のX線管に付随する設備も不要であるので、装置の
設置も容易である。
【0064】請求項2のX線CT装置によれば、X線管
を回転させてX線管の位置を変更すれば、X線面センサ
またはフィルムカセッテもX線管との対向配置状態を維
持したまま連動して自動的に移動することから、コーン
状X線ビームの照射方向の異なる透視撮影が行える結
果、透視撮影の時の撮影方向の選択が可能である。
【0065】請求項3のX線CT装置によれば、X線管
を回転させてX線管の位置を変更するとともに、X線面
センサまたはフィルムカセッテを新たな位置に変化した
X線管と対向する位置へ移動させられることから、コー
ン状X線ビームの照射方向の異なる透視撮影が行える結
果、透視撮影の時の撮影方向の選択が可能である。
【0066】請求項4のX線CT装置では、X線面セン
サがフラットパネル型X線面センサであり、解像度が高
い上に周辺像歪みがないので、高画質のX線透視画像が
得られるのに加え、さらに薄型・軽量であって取扱いが
容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るX線診断装置の全体構成を示
すブロック図である。
【図2】第1実施例装置によるCT撮影時の状態を示す
模式図である。
【図3】第1実施例装置による透視撮影時の状態を示す
模式図である。
【図4】第1実施例装置のガントリまわりの構成を示す
斜視図である。
【図5】パネル型X線センサおよびフィルムカセッテの
取付構造を示す図である。
【図6】第1実施例装置で使われるファン状X線ビーム
およびコーン状X線ビームを示す図である。
【図7】フラットパネル型X線センサの大略構成を示す
斜視図である。
【図8】フラットパネル型X線センサの層構造を示す断
面図である。
【図9】フラットパネル型X線センサまわりの回路構成
を示すブロック図である。
【図10】第1実施例装置による透視撮影動作の一連の
流れを示すフローチャ−トである。
【図11】第1実施例装置によるCT撮影動作の一連の
流れを示すフローチャ−トである。
【図12】第2実施例におけるパネル型X線センサおよ
びフィルムカセッテを支持するための台車を示す斜視図
である。
【図13】第2実施例におけるフラットパネル型X線セ
ンサおよびフィルムカセッテの支持配置状態を示す正面
図である。
【図14】従来装置の撮像系の概略構成を示す模式図で
ある。
【図15】従来装置による一般X線撮影およびCT撮影
の状況を示す正面図である。
【符号の説明】
1 …天板 2 …X線管 3 …CT用X線検出器 3a …X線検出素子 4 …フィルムカセッテ 5 …フラットパネル型X線センサ 6 …コリメータ 9 …CT用X線検出データメモリ 10 …データ処理部 15 …透視用X線検出データメモリ 19 …撮影制御部 20 …回転駆動部 21 …照射制御部 22 …回転リング CB …コーン状X線ビーム FB …ファン状X線ビーム WG …台車 M …被検体 XD …X線検出素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線ビームを扇形状(ファン状)に整形
    する扇形状ビーム形成手段を装備したX線ビーム照射用
    のX線管と、扇形状に整形されたX線ビームの広がりに
    合わせて多数のX線検出素子がライン状に配列されてい
    るCT用X線検出器とを被検体を挟んで対向配置したか
    たちで備えるとともに、X線管およびCT用X線検出器
    を対向配置状態を維持したまま被検体の体軸まわりに回
    転させる回転駆動手段と、X線管にX線ビームの照射を
    おこなわせるX線照射制御手段と、扇形状のX線ビーム
    の照射に伴ってCT用X線検出器から出力されるCT用
    X線検出データに基づき画像再構成を行うCT画像用デ
    ータ処理手段を備えているX線CT装置において、被検
    体を挟んで前記X線管と対向する位置へ離脱可能に支持
    されるX線撮影用フィルムカセッテおよびX線検出素子
    が縦横に配列されているX線面センサのうちの少なくと
    も一方と、X線ビームを錐形状(コーン状)に整形する
    とともに前記X線管に装備されている錐形状ビーム形成
    手段と、錐形状に整形されたX線ビームの照射に伴って
    X線面センサから出力される透視用X線検出データに基
    づいてX線透視画像作成を行う透視画像用データ処理手
    段とを備えていることを特徴とするX線CT装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のX線CT装置におい
    て、X線面センサまたはフィルムカセッテが、回転駆動
    手段によるX線管の回転と連動して回転するサポート部
    材に取り付けられて支持されるとともに、X線面センサ
    またはフィルムカセッテがX線管との対向配置状態を維
    持したままX線管の回転に伴って被検体の体軸まわりを
    移動するよう構成されているX線CT装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のX線CT装置におい
    て、装置本体とは別体であって独立して移動可能な台車
    を備えており、この台車が、回転に伴って新たな位置に
    移動したX線管と対向する位置へ移動配置が可能なよう
    にX線面センサまたはフィルムカセッテを支持する構成
    となっているX線CT装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかに記載の
    X線CT装置において、X線面センサがフラットパネル
    型X線面センサであるX線CT装置。
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