JPH1114663A - 物理量センサ - Google Patents

物理量センサ

Info

Publication number
JPH1114663A
JPH1114663A JP9171599A JP17159997A JPH1114663A JP H1114663 A JPH1114663 A JP H1114663A JP 9171599 A JP9171599 A JP 9171599A JP 17159997 A JP17159997 A JP 17159997A JP H1114663 A JPH1114663 A JP H1114663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
physical quantity
output
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9171599A
Other languages
English (en)
Inventor
Motomi Ichihashi
素海 市橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9171599A priority Critical patent/JPH1114663A/ja
Priority to DE19808349A priority patent/DE19808349C2/de
Priority to US09/031,673 priority patent/US6137287A/en
Publication of JPH1114663A publication Critical patent/JPH1114663A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/282Testing of electronic circuits specially adapted for particular applications not provided for elsewhere
    • G01R31/2829Testing of circuits in sensor or actuator systems
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D3/00Indicating or recording apparatus with provision for the special purposes referred to in the subgroups
    • G01D3/08Indicating or recording apparatus with provision for the special purposes referred to in the subgroups with provision for safeguarding the apparatus, e.g. against abnormal operation, against breakdown

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力からは正常範囲内の電圧が出力されてい
るにもかかわらず物理量を正常に検出できない異常状態
を検出することができる物理量センサを得る。 【解決手段】 物理量の検出を行う物理量センサ1にお
いて、何らかの原因で、発振回路部5から基準周波数信
号が出力されない、又は発振回路部5から出力された基
準周波数信号の周波数が所定の周波数範囲でない場合、
該異常を検出し、該異常を検出したことを示す信号を出
力する自己診断回路部6を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速度、角速度又
は圧力等の物理量を検出する物理量センサに関し、特
に、基準周波数に基づいて信号の処理を行う物理量セン
サに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、物理量センサの従来例を示し
た概略のブロック図である。なお、図11では角速度を
検出する物理量センサを例にして示している。図11に
おいて、物理量センサ200は、センサ部201、信号
検出回路部202、信号処理回路部203及び発振回路
部204で形成されている。発振回路部204は、基準
となる周波数の正弦波信号(以下、基準周波数信号と呼
ぶ)をセンサ部201及び信号検出回路部202に出力
している。センサ部201は、発振回路部204から入
力される基準周波数信号の周波数を基にして動作し、検
出した物理量を電気信号に変換して信号検出回路部20
2に出力する。
【0003】信号検出回路部202は、センサ部201
から入力された信号を増幅した後、整流してDC信号に
変換して信号処理回路部203に出力し、該整流して直
流信号に変換する際、発振回路部204から入力される
基準周波数信号が使用される。次に、信号処理回路部2
03は、信号検出回路部202から入力された信号の温
度補償を行い、更に増幅を行った後、物理量センサ20
0の出力信号として出力端子OUTから、マイコン等か
らなる制御回路210に出力する。該出力信号は、物理
量が0のときにオフセット出力と呼び、直流電源電圧を
Vccとすると、該オフセット出力はVcc/2になるよう
に設定されている。制御回路210は、物理量センサ2
00から出力される信号に基づいて所定の処理を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、何らかの原因
でセンサ部201に発振回路部204からの基準周波数
信号が入力されなくなった場合、センサ部201から信
号検出回路部202に入力される信号は0となることか
ら、信号処理回路部203から出力される出力信号はV
cc/2となる。このため、発振回路部204に何らかの
異常が発生したり配線の断線等により、センサ部201
が物理量の検出ができない状態にあるにもかかわらず、
物理量センサ200の出力からは正常範囲内の電圧が出
力され、物理量センサ200の異常を検出することがで
きないという問題があった。
【0005】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、出力からは正常範囲内の電圧
が出力されているにもかかわらず物理量を正常に検出で
きない異常状態を検出することができる物理量センサを
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る物理量セ
ンサは、物理量の検出を行う物理量センサにおいて、所
定の周波数の信号を生成して出力する発振回路部と、該
発振回路部から出力された信号を基にして動作し、物理
量を電気信号に変換するセンサ部と、上記発振回路部か
ら出力された信号を用いて、該センサ部で変換された電
気信号に対して所定の信号処理を行って出力する信号処
理部と、上記発振回路部から出力される信号を監視し、
該信号の異常を検出すると所定の異常検出信号を出力す
る自己診断回路部とを備えるものである。
【0007】また、この発明に係る物理量センサは、物
理量の検出を行う物理量センサにおいて、物理量を電気
信号に変換するセンサ部と、所定の周波数の信号を生成
して出力する発振回路部と、該発振回路部から出力され
た信号を基にして動作し、上記センサ部で変換された電
気信号に対して所定の信号処理を行って出力する信号処
理部と、上記発振回路部から出力される信号を監視し、
該信号の異常を検出すると所定の異常検出信号を出力す
る自己診断回路部とを備えるものである。
【0008】また、この発明に係る物理量センサは、請
求項1又は請求項2のいずれかにおいて、上記自己診断
回路部は、発振回路部から出力された信号の波形整形を
行う波形整形回路と、該波形整形回路で波形整形された
信号の周波数を直流電圧に変換する周波数‐電圧変換回
路と、該周波数‐電圧変換回路で変換された直流電圧値
から発振回路部から出力された信号の異常の有無を判定
し、該判定結果を出力する異常判定回路とで構成される
ものである。
【0009】また、この発明に係る物理量センサは、請
求項3において、上記周波数‐電圧変換回路は、入力さ
れた信号の周波数変化をデューティサイクルの変化に変
換する周波数変換回路と、該周波数変換回路で変換され
た信号の整流を行う整流回路とで形成されるものであ
る。
【0010】また、この発明に係る物理量センサは、請
求項4において、上記波形整形回路は、発振回路部から
出力された信号を矩形波に波形整形し、上記周波数‐電
圧変換回路は、波形整形回路で波形整形された信号の信
号レベルがLowレベルのとき、上記周波数変換回路の
出力をLowレベルにする回路を更に備えるものであ
る。
【0011】また、この発明に係る物理量センサは、請
求項1から請求項5のいずれかにおいて、上記自己診断
回路部は、電源投入から所定の時間、上記異常検出信号
を出力するパワーオンリセット回路を更に備えるもので
ある。
【0012】また、この発明に係る物理量センサは、請
求項1から請求項6のいずれかにおいて、上記自己診断
回路部は、信号処理部の出力信号を監視し、該信号の異
常を検出すると所定の異常検出信号を出力する出力異常
検出回路を更に備えるものである。
【0013】また、この発明に係る物理量センサは、請
求項1から請求項6のいずれかにおいて、上記自己診断
回路部は、信号処理部で信号処理されている信号を監視
し、該信号の異常を検出すると所定の異常検出信号を出
力する出力異常検出回路を更に備えるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
物理量センサの例を示した概略のブロック図である。な
お、図1では、角速度を検出する角速度センサ等のよう
にセンサ部が基準周波数信号を基にして動作する物理量
センサを例にして示している。
【0015】図1において、物理量センサ1は、センサ
部2、信号検出回路部3、信号処理回路部4、発振回路
部5及び自己診断回路部6で形成されている。発振回路
部5は、センサ部2、信号検出回路部3及び自己診断回
路部6にそれぞれ接続され、センサ部2は信号検出回路
部3に接続され、更に信号検出回路部3は信号処理回路
部4に接続されている。信号処理回路部4及び自己診断
回路部6の各出力は、物理量センサ1の出力をなし、マ
イコン等からなる制御回路8に接続される。制御回路8
は、物理量センサ1から出力される各信号に基づいて所
定の処理を行う。
【0016】発振回路部5は、基準となる周波数の正弦
波信号(以下、基準周波数信号と呼ぶ)をセンサ部2、
信号検出回路部3及び自己診断回路部6にそれぞれ出力
している。センサ部2は、発振回路部5から入力される
基準周波数信号の周波数を基にして動作し、検出した物
理量を電気信号に変換して信号検出回路部3に出力す
る。信号検出回路部3は、センサ部2から入力された信
号を増幅した後、整流して直流信号に変換して信号処理
回路部4に出力し、該整流して直流信号に変換する際、
発振回路部5から入力される基準周波数信号が使用され
る。
【0017】次に、信号処理回路部4は、出力が物理量
センサ1の出力端子OUTをなし、信号検出回路部3か
ら入力された信号の増幅を行い、更に温度補償を行った
後、物理量センサ1の出力信号として出力端子OUTか
ら制御回路8に出力する。該出力信号は、物理量が0の
ときにオフセット出力と呼び、直流電源電圧をVccとす
ると、該オフセット出力はVcc/2になるように設定さ
れている。自己診断回路部6は、発振回路部5から出力
される基準周波数信号を監視し、該基準周波数信号の周
波数が所定の範囲内にあるか否かの検出を行う。なお、
信号検出回路部3及び信号処理回路部4は信号処理部を
なす。
【0018】図2は、自己診断回路部6の回路例を示し
た図である。図2において、自己診断回路部6は、波形
整形回路11、周波数‐電圧変換回路12及び異常判定
回路13で構成され、波形整形回路11はコンパレータ
21及び抵抗27,28からなり、周波数‐電圧変換回
路12はコンパレータ22、コンデンサ25,26及び
抵抗29〜32からなり、異常判定回路13はコンパレ
ータ23,24及び抵抗33〜35からなる。なお、コ
ンパレータ22、コンデンサ25及び抵抗29〜31は
周波数変換回路をなし、コンデンサ26及び抵抗32は
整流回路をなす。
【0019】電源電圧Vccと接地との間には、抵抗27
及び28が直列に接続されて形成された直列回路が接続
されており、抵抗27及び28の接続部はコンパレータ
21の非反転入力に接続されており、該非反転入力には
所定の電圧、例えば直流電源電圧Vccの1/2の電圧が
入力されている。また、コンパレータ21の反転入力は
自己診断回路部6の入力をなし、発振回路部5に接続さ
れて基準周波数信号が入力される。
【0020】コンパレータ21の出力は、コンデンサ2
5及び抵抗29からなるローパスフィルタを介してコン
パレータ22の反転入力に接続されている。電源電圧V
ccと接地との間には、抵抗30及び31が直列に接続さ
れて形成された直列回路が接続されており、抵抗30と
31との接続部はコンパレータ22の非反転入力に接続
されている。コンパレータ22の出力は、コンデンサ2
6及び抵抗32からなるローパスフィルタを介してコン
パレータ23の反転入力及びコンパレータ24の非反転
入力にそれぞれ接続されている。コンパレータ23及び
24はウインドコンパレータを形成している。
【0021】電源電圧Vccと接地との間には、抵抗33
〜35が直列に接続された直列回路が接続されており、
抵抗33と34との接続部はコンパレータ23の非反転
入力に接続され、抵抗34と35との接続部はコンパレ
ータ24の反転入力に接続されている。コンパレータ2
3及び24の各出力は互いに接続され、該接続部は自己
診断回路部6の出力端子をなし、上記制御回路8に接続
されている。なお、自己診断回路部6の入力端子をなす
コンパレータ21の反転入力を入力端子Dinとし、自己
診断回路部6の出力端子をなすコンパレータ23及び2
4の出力の接続部を出力端子Doutとする。
【0022】上記のような構成において、入力端子Din
に入力された正弦波の基準周波数信号は、波形整形回路
11で矩形波に波形整形され、該波形整形された信号
は、周波数‐電圧変換回路12で、周波数の変化をデュ
ーティサイクルの変化に変換した後、整流して直流信号
に変換し、周波数を直流電圧に変換される。この際、コ
ンパレータ22の反転入力には、コンデンサ25及び抵
抗29からなるローパスフィルタの時定数に基づいて充
放電が繰り返された信号が入力され、コンパレータ23
の非反転入力とコンパレータ24の反転入力との接続部
には、コンデンサ26及び抵抗32からなるローパスフ
ィルタの時定数に基づいて充放電が繰り返された信号が
入力される。
【0023】コンデンサ26及び抵抗32からなるロー
パスフィルタの時定数は、コンパレータ23の反転入力
とコンパレータ24の非反転入力との接続部に入力され
る信号が、直流信号に近くなるように大きくする。図2
で示した回路では、入力端子Din入力された信号の周波
数が高いほど、周波数‐電圧変換回路12から出力され
る信号の電圧は高くなる。この後、周波数‐電圧変換回
路12で変換された信号が所定の電圧範囲にあるか否か
の判定を異常判定回路13で行い、該判定した結果を2
値の信号で出力端子Doutから出力する。
【0024】図3は、図2で示した自己診断回路部6の
動作例を示したタイミングチャートである。図3におい
て、(a)は自己診断回路部6の入力端子Dinに入力さ
れる基準周波数信号Vinを、(b)はコンパレータ21
の出力信号Vaを、(c)はコンパレータ22の反転入
力に入力される信号Vb及びコンパレータ22の非反転
入力に入力される信号Vcを、(d)はコンパレータ2
2の出力信号Vd、及びコンデンサ26及び抵抗32か
らなるローパスフィルタの出力信号Ve、すなわちコン
パレータ23の反転入力及びコンパレータ24の非反転
入力の接続部に入力される信号をそれぞれ示している。
【0025】図3の(d)で示した信号Veが、コンパ
レータ23及び24で構成されるウインドコンパレータ
に入力され、該入力された信号の電圧が、抵抗33〜3
5で設定されたスレッショルド電圧と比較され、信号V
eが基準外の電圧を示した場合、出力端子Doutから異常
を示す信号、例えば図2の場合「L」レベルの信号が制
御回路8に出力される。制御回路8は、該異常を示す信
号が入力されると、信号処理回路部4から入力される信
号を無視すると共に、上記異常に対する所定の処理を行
う。
【0026】ここで、図1では、角速度センサ等のよう
にセンサ部が基準周波数信号を基にして動作する物理量
センサを例にして説明したが、センサ部が基準周波数信
号を基にして動作しない物理量センサの場合について説
明する。図4は、本発明の実施の形態1における物理量
センサの他の例を示した概略のブロック図である。な
お、図4では、加速度を検出する加速度センサ等のよう
にセンサ部が基準周波数信号を基にして動作しない物理
量センサを示しており、図1と同じものは同じ符号で示
しており、ここではその説明を省略する。
【0027】図4において、物理量センサ41は、セン
サ部42、信号処理回路部43、発振回路部44及び自
己診断回路部45で形成されている。発振回路部44
は、信号処理回路部43及び自己診断回路部45にそれ
ぞれ接続され、センサ部42は信号処理回路部43に接
続されている。信号処理回路部43及び自己診断回路部
45の各出力は、物理量センサ41の出力をなし、マイ
コン等からなる制御回路8に接続される。なお、信号処
理回路部43は信号処理部をなす。
【0028】発振回路部44は、例えば矩形波の基準周
波数信号を信号処理回路部43及び自己診断回路部45
にそれぞれ出力している。信号処理回路部43は、発振
回路部44から入力される基準周波数信号を基にして動
作し、出力が物理量センサ41の出力端子OUTをな
す。信号処理回路部43は、センサ部42から入力され
たDC信号の温度補償を行い、更に増幅を行った後、物
理量センサ41の出力信号として出力端子OUTから制
御回路8に出力する。また、自己診断回路部45は、発
振回路部44から出力される基準周波数信号を監視し、
該基準周波数信号の周波数が所定の範囲内にあるか否か
の検出を行う。なお、自己診断回路部45の回路例は、
図2で示した自己診断回路部6と同じであるので省略す
る。
【0029】このように、本発明の実施の形態1におけ
る物理量センサは、何らかの原因で、発振回路部から基
準周波数信号が出力されない、又は発振回路部から出力
された基準周波数信号の周波数が所定の周波数範囲でな
い場合、該異常を検出し、該異常を検出したことを示す
信号を出力する自己診断回路部を備えた。このことか
ら、基準周波数信号の異常を検出することができ、物理
量センサの出力端子OUTからは正常範囲内の電圧が出
力されているにもかかわらず、物理量を正常に検出でき
ない異常状態を検出することができ、物理量センサにお
ける信頼性の向上を図ることができる。
【0030】実施の形態2.実施の形態1における自己
診断回路部において、入力された基準周波数信号の周波
数変化に対する出力信号の変化が大きくなるようにした
ものを本発明の実施の形態2とする。本発明の実施の形
態2における物理量センサの例を示した概略のブロック
図は、図1の自己診断回路部6を自己診断回路部51と
し、これに伴って図1の物理量センサ1を物理量センサ
55とした以外は図1と同じであるので省略する。
【0031】図5は、自己診断回路部51の回路例を示
した図である。なお、図5では、図2で示したものと同
じものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省
略すると共に、図2との相違点のみ説明する。図5にお
ける図2との相違点は、図2の自己診断回路部6におけ
る周波数‐電圧変換回路12にnpnトランジスタ6
1,62及び抵抗63,64を追加したことにあり、こ
れに伴って、図2の周波数‐電圧変換回路12を周波数
‐電圧変換回路67としたことにある。
【0032】図5において、コンパレータ21の出力
は、抵抗63を介してnpnトランジスタ61のベース
に接続され、npnトランジスタ61のコレクタは、n
pnトランジスタ62のベースに接続されると共に、抵
抗64を介して電源電圧Vccが入力される。npnトラ
ンジスタ61及び62の各エミッタはそれぞれ接地さ
れ、npnトランジスタ62のコレクタはコンパレータ
22の出力に接続されている。このような構成におい
て、コンパレータ21の出力が「L」レベルのとき、n
pnトランジスタ62はオンし、コンパレータ22の出
力を「L」レベルにする。
【0033】図6は、図5で示した自己診断回路部51
の動作例を示したタイミングチャートである。なお、図
6における図3との相違点は、(d)におけるコンパレ
ータ22の出力信号Vd、及びコンデンサ26及び抵抗
32からなるローパスフィルタの出力信号Veにあり、
ここでは図3との相違点を主に説明する。図6におい
て、(a)は自己診断回路部51の入力端子Dinに入力
される基準周波数信号Vinを、(b)はコンパレータ2
1の出力信号Vaを、(c)はコンパレータ22の反転
入力に入力される信号Vb及びコンパレータ22の非反
転入力に入力される信号Vcを、(d)はコンパレータ
22の出力信号Vd、及びコンデンサ26及び抵抗32
からなるローパスフィルタの出力信号Ve、すなわちコ
ンパレータ23の反転入力及びコンパレータ24の非反
転入力の接続部に入力される信号をそれぞれ示してい
る。
【0034】図6の(d)で示した信号Vdにおいて、
(b)で示した信号Vaが「L」レベルのとき、コンパ
レータ22の出力信号Vdは「L」レベルとなる。この
ため、(d)で示した信号Veの信号レベルは低下する
が、基準周波数信号Vinの周波数の変化に対する信号V
eの変化が大きくなる。
【0035】このように、本発明の実施の形態2におけ
る物理量センサは、実施の形態1と同様の効果に加え
て、基準周波数信号の周波数の変化に対するコンパレー
タ22の出力信号のデューティサイクルの変化を大きく
することができ、周波数‐電圧変換回路の感度を向上さ
せることができるため、基準周波数信号における微少な
周波数変化をも検出することができ、物理量センサにお
ける信頼性を更に向上させることができる。
【0036】実施の形態3.実施の形態1及び実施の形
態2において、自己診断回路部が基準周波数信号の異常
を検出して異常検出信号、すなわち「H」レベルの出力
信号Doutを制御回路8に出力した際、制御回路8が所
定の異常検出処理を正常に行うか否かの動作チェックを
電源投入時に行う場合、電源投入時に自己診断回路部か
らの出力信号Doutを強制的に「H」レベルにする必要
がある。このようにしたものを本発明の実施の形態3と
する。
【0037】本発明の実施の形態3における物理量セン
サの例を示した概略のブロック図は、図1の自己診断回
路部6を自己診断回路部71とし、これに伴って図1の
物理量センサ1を物理量センサ75とした以外は図1と
同じであるので省略する。図7は、自己診断回路部71
の回路例を示した図である。なお、図7では、図2で示
したものと同じものは同じ符号で示しており、ここでは
その説明を省略すると共に、図2との相違点のみ説明す
る。
【0038】図7における図2との相違点は、図2の自
己診断回路部6にパワーオンリセット回路77を追加し
たことにある。図7において、パワーオンリセット回路
77は、コンパレータ81、コンデンサ82及び抵抗8
3〜87で形成されている。電源電圧Vccと接地との間
には、抵抗83及びコンデンサ82が直列に接続されて
形成された直列回路が接続されており、該直列回路と並
列に抵抗85及び86で形成された直列回路が接続され
ている。抵抗83とコンデンサ82との接続部Fは、抵
抗84を介してコンパレータ81の非反転入力に接続さ
れ、抵抗85と86との接続部Gは、コンパレータ81
の反転入力に接続されている。また、コンパレータ81
において、出力と非反転入力との間に抵抗87が接続さ
れ、コンパレータ81の出力は自己診断回路部71の出
力端子Doutに接続されている。
【0039】上記のような構成において、電源投入と同
時に、抵抗83とコンデンサ82の時定数により接続部
Fの電圧VFが上昇し、該電圧VFが、スレッショルド電
圧である接続部Gの電圧VGを超えるとコンパレータ8
1の出力は「L」レベルから「H」レベルに反転する。
ここで、該反転前は、コンパレータ81の出力は「L」
レベルであることから、コンパレータ81の非反転入力
の電圧は、抵抗84の抵抗値をR84とし抵抗87の抵抗
値をR87とすると、(R87×VF)/(R84+R87)と
なる。
【0040】これに対して、コンパレータ81の出力が
「L」レベルから「H」レベルに反転した後のコンパレ
ータ81の非反転入力の電圧は、{VF+(Vcc−VF)×
R84/(R84+R87)}となる。このように、コンパレー
タ81の出力が「L」レベルから「H」レベルに反転す
る前後で、コンパレータ81の非反転入力の電圧を電圧
VGを挟んで大きく変化するように、抵抗84,87の
抵抗値、及び電圧VGを設定する。なお、本実施の形態
3においては、実施の形態1の場合を例にして示した
が、実施の形態2の場合においても同様であるのでその
説明を省略する。
【0041】このように、本発明の実施の形態3におけ
る物理量センサは、実施の形態1又は実施の形態2の効
果に加えて、電源投入時に出力端子Doutを強制的に所
定の時間「H」レベルにすることによって、電源投入時
における制御回路8の動作チェックを行う上で、自己診
断回路部が基準周波数信号の異常を検出した際における
動作チェックを行うようにすることができる。
【0042】実施の形態4.実施の形態1から実施の形
態3においては、自己診断回路部は基準周波数信号の異
常を検出するものであったが、更に基準周波数信号以外
の異常をも検出するようにしてもよく、このようにした
ものを本発明の実施の形態4とする。図8は、本発明の
実施の形態4における物理量センサの例を示した概略の
ブロック図である。なお、図8では、角速度を検出する
角速度センサ等のようにセンサ部が基準周波数信号を基
にして動作する物理量センサを例にして示しており、図
1と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説
明を省略すると共に、図1との相違点のみ説明する。
【0043】図8における図1との相違点は、図1の自
己診断回路部6は物理量センサの出力端子OUTの電圧
をも監視し、該電圧が所定の範囲内にあるか否かの検出
を行い、出力端子OUTの電圧が所定の範囲内にない場
合、出力端子Doutから異常を示す信号を出力するよう
にしたことにある。このことから、図1の自己診断回路
部6を自己診断回路部91とし、これに伴って図1の物
理量センサ1を物理量センサ95とする。
【0044】図8において、物理量センサ95は、セン
サ部2、信号検出回路部3、信号処理回路部4、発振回
路部5及び自己診断回路部91で形成されている。発振
回路部5は、センサ部2、信号検出回路部3及び自己診
断回路部91にそれぞれ接続され、更に自己診断回路部
91は信号処理回路部4の出力に接続されている。信号
処理回路部4及び自己診断回路部91の各出力は、物理
量センサ95の出力をなし、マイコン等からなる制御回
路8に接続される。制御回路8は、物理量センサ95か
ら出力される各信号に基づいて所定の処理を行う。自己
診断回路部95は、発振回路部5から出力される基準周
波数信号を監視し、該基準周波数信号の周波数が所定の
範囲内にあるか否かの検出を行うと共に、信号処理回路
部4から出力される信号が所定の範囲の電圧であるか否
かの検出を行う。
【0045】図9は、自己診断回路部91の回路例を示
した図である。なお、図9において、図2と同じものは
同じ符号で示しており、ここではその説明を省略すると
共に図2との相違点のみ説明する。図9における図2と
の相違点は、信号処理回路部4から出力される信号の電
圧を監視する出力異常判定回路100を追加したことに
ある。図9において、自己診断回路部91は、波形整形
回路11、周波数‐電圧変換回路12、異常判定回路1
3及び出力異常判定回路100で構成され、出力異常判
定回路100は、コンパレータ101,102及び抵抗
103〜105からなり、コンパレータ101及び10
2はウインドコンパレータを形成している。
【0046】出力異常判定回路100において、電源電
圧Vccと接地との間には、抵抗103〜105が直列に
接続された直列回路が接続されており、抵抗103と1
04との接続部はコンパレータ101の非反転入力に接
続され、抵抗104と105との接続部はコンパレータ
102の反転入力に接続されている。コンパレータ10
1の反転入力とコンパレータ102の非反転入力は接続
され、該接続部を入力端子Din1とし、入力端子Din1は
信号処理回路部4の出力に接続されている。また、コン
パレータ101及び102の各出力は互いに接続され、
該接続部は出力異常判定回路100の出力をなし、自己
診断回路部91の出力端子Doutに接続されている。
【0047】上記のような構成において、出力異常判定
回路100は、信号処理回路部4から出力される信号の
電圧、すなわち入力端子Din1に入力される信号の電圧
が、抵抗103〜105で設定されたスレッショルド電
圧の範囲内であれば、出力が「H」レベルとなり、自己
診断回路部91の出力端子Doutの信号レベルは異常判
定回路13の出力信号によって決まる。一方、出力異常
判定回路100は、入力端子Din1に入力される信号の
電圧が、抵抗103〜105で設定されたスレッショル
ド電圧の範囲外であれば、出力が「L」レベルとなり、
出力端子Doutから異常を示す信号、例えば図9の場合
「L」レベルの信号が制御回路8に出力される。制御回
路8は、該異常を示す信号が入力されると、信号処理回
路部4から入力される信号を無視すると共に、上記異常
に対する所定の処理を行う。
【0048】ここで、物理量センサ95の出力端子OU
Tに、制御回路8内でクランプ回路が接続されている場
合、出力端子OUTは、物理量センサ95内で異常が発
生した場合においても、常に出力異常判定回路100で
設定されたスレッショルド電圧の範囲内になることがあ
る。このような場合は、信号処理回路部4内において温
度補償が行われた後、増幅される前の信号が入力端子D
in1に入力されるようにすることにより、物理量センサ
95において、信号処理回路部4内における増幅回路以
外の異常を検出することができる。
【0049】一方、図8では、角速度センサ等のように
センサ部が基準周波数信号を基にして動作する物理量セ
ンサを例にして説明したが、センサ部が基準周波数信号
を基にして動作しない物理量センサの場合について説明
する。図10は、本発明の実施の形態4における物理量
センサの他の例を示した概略のブロック図である。な
お、図10では、加速度を検出する加速度センサ等のよ
うにセンサ部が基準周波数信号を基にして動作しない物
理量センサを示しており、図4と同じものは同じ符号で
示しており、ここではその説明を省略すると共に、図4
との相違点のみ説明する。
【0050】図10における図4との相違点は、図4の
自己診断回路部45は物理量センサの出力端子OUTの
電圧をも監視し、該電圧が所定の範囲内にあるか否かの
検出を行い、出力端子OUTの電圧が所定の範囲内にな
い場合、出力端子Doutから異常を示す信号を出力する
ようにしたことにある。このことから、図4の自己診断
回路部45を自己診断回路部111とし、これに伴って
図4の物理量センサ41を物理量センサ115とする。
【0051】図10において、物理量センサ115は、
センサ部42、信号処理回路部43、発振回路部44及
び自己診断回路部111で形成されている。発振回路部
44は、信号処理回路部43及び自己診断回路部111
にそれぞれ接続され、更に自己診断回路部111は、信
号処理回路部43の出力に接続されている。信号処理回
路部43及び自己診断回路部111の各出力は、物理量
センサ115の出力をなし、マイコン等からなる制御回
路8に接続される。
【0052】制御回路8は、物理量センサ115から出
力される各信号に基づいて所定の処理を行う。自己診断
回路部111は、発振回路部44から出力される基準周
波数信号を監視し、該基準周波数信号の周波数が所定の
範囲内にあるか否かの検出を行うと共に、信号処理回路
部43から出力される信号が所定の範囲の電圧であるか
否かの検出を行う。なお、自己診断回路部111の回路
例は、図9で示した自己診断回路部91と同じであるの
で省略する。
【0053】ここで、物理量センサ115の出力端子O
UTに、制御回路8内でクランプ回路が接続されている
場合、出力端子OUTは、物理量センサ115内で異常
が発生した場合においても、常に出力異常判定回路10
0で設定されたスレッショルド電圧の範囲内になること
がある。このような場合は、信号処理回路部43内にお
いて温度補償が行われた後、増幅される前の信号が入力
端子Din1に入力されるようにすることにより、物理量
センサ115において、信号処理回路部43内における
増幅回路以外の異常を検出することができる。なお、本
実施の形態4においては、実施の形態1の場合を例にし
て示したが、実施の形態2及び実施の形態3の場合にお
いても同様であるのでその説明を省略する。
【0054】このように、本発明の実施の形態4におけ
る物理量センサは、基準周波数信号の異常だけでなく、
物理量センサの出力信号の異常をも検出するようにし
た。このことから、実施の形態1、実施の形態2又は実
施の形態3のいずれかの効果に加えて、基準周波数信号
以外の異常をも検出することができ、物理量センサにお
ける信頼性を更に一層向上させることができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1に係る物理量センサは、センサ
部が発振回路部から出力された信号を基にして動作する
場合において、発振回路部から出力される所定の周波数
の信号が、何らかの原因で出力されない、又は所定の周
波数範囲にない場合、該信号の異常を検出して所定の異
常検出信号を出力する自己診断回路部を備えた。このこ
とから、センサ部が発振回路部から出力された信号を基
にして動作する場合において、所定の周波数の信号の異
常を検出することができ、物理量センサの出力端子、す
なわち信号処理部の出力からは正常範囲内の電圧が出力
されているにもかかわらず、物理量を正常に検出できな
い異常状態を検出することができ、物理量センサにおけ
る信頼性の向上を図ることができる。
【0056】請求項2に係る物理量センサは、信号処理
部のみが発振回路部から出力された信号を基にして動作
する場合において、発振回路部から出力される所定の周
波数の信号が、何らかの原因で出力されない、又は所定
の周波数範囲にない場合、該信号の異常を検出して所定
の異常検出信号を出力する自己診断回路部を備えた。こ
のことから、信号処理部のみが発振回路部から出力され
た信号を基にして動作する場合において、所定の周波数
の信号の異常を検出することができ、物理量センサの出
力端子、すなわち信号処理部の出力からは正常範囲内の
電圧が出力されているにもかかわらず、物理量を正常に
検出できない異常状態を検出することができ、物理量セ
ンサにおける信頼性の向上を図ることができる。
【0057】請求項3に係る物理量センサは、請求項1
又は請求項2のいずれかにおいて、具体的には、上記自
己診断回路部は、波形整形回路、周波数‐電圧変換回路
及び異常判定回路で構成され、発振回路部から出力され
た所定の周波数の信号を波形整形回路で矩形波に波形整
形し、該波形整形した信号の周波数を周波数‐電圧変換
回路で直流電圧に変換し、該変換した直流電圧値から異
常判定回路で発振回路部から出力された信号に対する異
常の有無を判定する。このことから、所定の周波数の信
号の異常を検出することができ、物理量センサの出力端
子、すなわち信号処理部の出力からは正常範囲内の電圧
が出力されているにもかかわらず、物理量を正常に検出
できない異常状態を検出することができ、物理量センサ
における信頼性の向上を図ることができる。
【0058】請求項4に係る物理量センサは、請求項3
において、具体的には、周波数‐電圧変換回路は、周波
数変換回路及び整流回路で形成され、波形整形回路で矩
形波に波形整形された信号の周波数を周波数変換回路で
デューティサイクルの変化に変換し、該デューティサイ
クルの変化に変換された信号を整流回路で整流する。こ
のことから、所定の周波数の信号の異常を検出すること
ができ、物理量センサの出力端子、すなわち信号処理部
の出力からは正常範囲内の電圧が出力されているにもか
かわらず、物理量を正常に検出できない異常状態を検出
することができ、物理量センサにおける信頼性の向上を
図ることができる。
【0059】請求項5に係る物理量センサは、請求項4
において、発振回路部から出力された信号の周波数の変
化に対する周波数変換回路の出力信号のデューティサイ
クルの変化を大きくすることができ、周波数‐電圧変換
回路の感度を向上させることができるため、発振回路部
から出力された信号における微少な周波数変化をも検出
することができ、物理量センサにおける信頼性を更に向
上させることができる。
【0060】請求項6に係る物理量センサは、請求項1
から請求項5のいずれかにおいて、電源投入時に異常検
出信号を強制的に所定の時間出力するようにしたことか
ら、電源投入時における物理量センサからの信号に応じ
て所定の処理を行う外部回路の動作チェックを行う上
で、自己診断回路部が発振回路部から出力される信号の
異常を検出した際における動作チェックを行うようにす
ることができる。
【0061】請求項7に係る物理量センサは、請求項1
から請求項6のいずれかにおいて、自己診断回路部は、
発振回路部から出力される信号の異常だけでなく、信号
処理部の出力信号の異常をも検出するようにした。この
ことから、発振回路部から出力される信号以外の異常を
も検出することができ、物理量センサにおける信頼性を
更に一層向上させることができる。
【0062】請求項8に係る物理量センサは、請求項1
から請求項6のいずれかにおいて、自己診断回路部は、
発振回路部から出力される信号の異常だけでなく、信号
処理部で信号処理されている信号の異常をも検出するよ
うにした。このことから、信号処理部の出力に外部回路
等によってクランプ回路が接続されている場合において
も、発振回路部から出力される信号以外の異常をも検出
することができ、物理量センサにおける信頼性を更に一
層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における物理量センサ
の例を示した概略のブロック図である。
【図2】 図1の自己診断回路部6の回路例を示した図
である。
【図3】 図2で示した自己診断回路部6の動作例を示
したタイミングチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態1における物理量センサ
の他の例を示した概略のブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における自己診断回路
部の回路例を示した図である。
【図6】 図5で示した自己診断回路部51の動作例を
示したタイミングチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態3における自己診断回路
部の回路例を示した図である。
【図8】 本発明の実施の形態4における物理量センサ
の例を示した概略のブロック図である。
【図9】 図8の自己診断回路部91の回路例を示した
図である。
【図10】 本発明の実施の形態4における物理量セン
サの他の例を示した概略のブロック図である。
【図11】 物理量センサの従来例を示した概略のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1,41,55,75,95,115 物理量センサ、
2,42 センサ部、 3 信号検出回路部、 4,
43 信号処理回路部、 5,44 発振回路部、
6,45,51,71,91,111 自己診断回路
部、 11 波形整形回路、 12,67 周波数‐電
圧変換回路、 13 異常判定回路、 22コンパレー
タ、 25,26 コンデンサ、 29〜32,63,
64 抵抗、 61,62 npnトランジスタ、 7
7 パワーオンリセット回路、 100 出力異常判定
回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理量の検出を行う物理量センサにおい
    て、 所定の周波数の信号を生成して出力する発振回路部と、 該発振回路部から出力された信号を基にして動作し、物
    理量を電気信号に変換するセンサ部と、 上記発振回路部から出力された信号を用いて、該センサ
    部で変換された電気信号に対して所定の信号処理を行っ
    て出力する信号処理部と、 上記発振回路部から出力される信号を監視し、該信号の
    異常を検出すると所定の異常検出信号を出力する自己診
    断回路部とを備えることを特徴とする物理量センサ。
  2. 【請求項2】 物理量の検出を行う物理量センサにおい
    て、 物理量を電気信号に変換するセンサ部と、 所定の周波数の信号を生成して出力する発振回路部と、 該発振回路部から出力された信号を基にして動作し、上
    記センサ部で変換された電気信号に対して所定の信号処
    理を行って出力する信号処理部と、 上記発振回路部から出力される信号を監視し、該信号の
    異常を検出すると所定の異常検出信号を出力する自己診
    断回路部とを備えることを特徴とする物理量センサ。
  3. 【請求項3】 上記自己診断回路部は、 発振回路部から出力された信号の波形整形を行う波形整
    形回路と、 該波形整形回路で波形整形された信号の周波数を直流電
    圧に変換する周波数‐電圧変換回路と、 該周波数‐電圧変換回路で変換された直流電圧値から発
    振回路部から出力された信号の異常の有無を判定し、該
    判定結果を出力する異常判定回路とで構成されることを
    特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の物
    理量センサ。
  4. 【請求項4】 上記周波数‐電圧変換回路は、 入力された信号の周波数変化をデューティサイクルの変
    化に変換する周波数変換回路と、 該周波数変換回路で変換された信号の整流を行う整流回
    路とで形成されることを特徴とする請求項3に記載の物
    理量センサ。
  5. 【請求項5】 上記波形整形回路は、発振回路部から出
    力された信号を矩形波に波形整形し、上記周波数‐電圧
    変換回路は、波形整形回路で波形整形された信号の信号
    レベルがLowレベルのとき、上記周波数変換回路の出
    力をLowレベルにする回路を更に備えることを特徴と
    する請求項4に記載の物理量センサ。
  6. 【請求項6】 上記自己診断回路部は、電源投入から所
    定の時間、上記異常検出信号を出力するパワーオンリセ
    ット回路を更に備えることを特徴とする請求項1から請
    求項5のいずれかに記載の物理量センサ。
  7. 【請求項7】 上記自己診断回路部は、信号処理部の出
    力信号を監視し、該信号の異常を検出すると所定の異常
    検出信号を出力する出力異常検出回路を更に備えること
    を特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の
    物理量センサ。
  8. 【請求項8】 上記自己診断回路部は、信号処理部で信
    号処理されている信号を監視し、該信号の異常を検出す
    ると所定の異常検出信号を出力する出力異常検出回路を
    更に備えることを特徴とする請求項1から請求項6のい
    ずれかに記載の物理量センサ。
JP9171599A 1997-06-27 1997-06-27 物理量センサ Pending JPH1114663A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9171599A JPH1114663A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 物理量センサ
DE19808349A DE19808349C2 (de) 1997-06-27 1998-02-27 Sensor für physikalische Parameter
US09/031,673 US6137287A (en) 1997-06-27 1998-02-27 Physical parameter sensor having a self-testing circuit which recognizes an abnormal sensor state

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9171599A JPH1114663A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 物理量センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1114663A true JPH1114663A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15926162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9171599A Pending JPH1114663A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 物理量センサ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6137287A (ja)
JP (1) JPH1114663A (ja)
DE (1) DE19808349C2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005085882A1 (ja) * 2004-03-09 2007-08-09 松下電器産業株式会社 周波数センサおよび半導体装置
US7759911B2 (en) 2005-05-09 2010-07-20 Rohm Co., Ltd. Switching regulator with reverse current detecting transistor
JP2022155008A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 横河電機株式会社 フィールド機器

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6229297B1 (en) * 1999-06-30 2001-05-08 Hewlett-Packard Company Device for determining the position of an object relative to a surface
DE10020081A1 (de) * 2000-04-22 2001-10-25 Bosch Gmbh Robert Anordnung zur Detektion eines Flüssigkeitspegels
JP4296811B2 (ja) * 2003-03-25 2009-07-15 株式会社デンソー 物理量センサ装置
US7321234B2 (en) * 2003-12-18 2008-01-22 Lecroy Corporation Resistive test probe tips and applications therefor
US20070164754A1 (en) * 2006-01-18 2007-07-19 International Business Machines Corporation On-chip high frequency power supply noise sensor
FR2913111B1 (fr) * 2007-02-28 2009-08-21 Hispano Suiza Sa Detection de panne de l'excitation sinusoidale d'une charge electrique.
JP5827812B2 (ja) * 2011-03-28 2015-12-02 ミネベア株式会社 角度検出装置
JP5768016B2 (ja) 2012-07-25 2015-08-26 日立オートモティブシステムズ株式会社 センサ装置
CN104182318B (zh) * 2013-05-28 2016-08-24 英业达科技有限公司 测试装置
DE102014119531B4 (de) * 2014-12-23 2019-06-27 Infineon Technologies Ag Sensorschaltung
US10401438B2 (en) * 2016-03-08 2019-09-03 Ablic Inc. Magnetic sensor and magnetic sensor device
JP6797035B2 (ja) * 2016-03-08 2020-12-09 エイブリック株式会社 磁気センサ及び磁気センサ装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726982B2 (ja) * 1987-04-13 1995-03-29 ソニ−マグネスケ−ル株式会社 レベル検出回路
US5686835A (en) * 1989-01-18 1997-11-11 Nippondenso Co., Ltd Physical quantity detection device for converting a physical quantity into a corresponding time interval
JPH04102326A (ja) * 1990-08-22 1992-04-03 Nikko Kyodo Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
DE4227113A1 (de) * 1992-08-17 1994-02-24 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Fehlererkennung bei der Auswertung der Ausgangssignale eines Drehzahlsensors
JPH081390B2 (ja) * 1992-10-07 1996-01-10 日本電気株式会社 故障検出回路付半導体センサ装置
DE4322897A1 (de) * 1993-07-09 1995-01-12 Juergen Blumenauer Drehzahlmeßeinrichtung
US5736852A (en) * 1995-06-21 1998-04-07 Alliedsignal Truck Brake Systems Co. Circuit and method for conditioning a wheel speed sensor signal

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005085882A1 (ja) * 2004-03-09 2007-08-09 松下電器産業株式会社 周波数センサおよび半導体装置
US7759911B2 (en) 2005-05-09 2010-07-20 Rohm Co., Ltd. Switching regulator with reverse current detecting transistor
JP2022155008A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 横河電機株式会社 フィールド機器
US11959783B2 (en) 2021-03-30 2024-04-16 Yokogawa Electric Corporation Field device

Also Published As

Publication number Publication date
DE19808349A1 (de) 1999-02-11
DE19808349C2 (de) 2003-05-28
US6137287A (en) 2000-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1114663A (ja) 物理量センサ
TWI481144B (zh) 感應式電源供應器之供電模組中電流訊號檢測方法
JP4103280B2 (ja) 力学量センサ装置
US7292021B2 (en) Anomaly detector for vibratory angular rate sensor
JP2002062211A (ja) 圧電式センサの信号処理装置
US8156354B2 (en) Power-saving system and method for computer
JPWO2013190727A1 (ja) 振動検出装置および振動検出方法
US5359238A (en) Analog to digital interface circuit with internal resistance compensation and integrity verification
CN208459549U (zh) 一种基于比较器的侦测装置
JP2001194256A (ja) センサ装置
JP2002176327A (ja) センサの過剰な負のオフセットを検出するための方法および装置
CN219736839U (zh) 一种传感器电路、传感器及裂纹检测装置
JP3385308B2 (ja) 熱式流量計および燃料制御装置
JP2004071864A (ja) 半導体集積回路の温度検出装置
JPH0548153A (ja) 熱電対温度計のバーンアウト検出回路
USRE47211E1 (en) Inertial sensor
JPS62287165A (ja) 直流電圧検出回路
JPH0439581Y2 (ja)
JP2004028719A (ja) 静電容量センサ
JPH06308067A (ja) 湿度検知装置
JPH0267933A (ja) 焦電型赤外線センサ用検知回路
JP2002340612A (ja) 差動トランスの故障検出方法及び装置
JPH11242049A (ja) 加速度検出装置及び加速度検出装置を内蔵した長期間設置型機器
JPH0240542Y2 (ja)
JPS6157841A (ja) 湿度検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040526

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20061208

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070816

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071119

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250