JPH11146538A - 配線保持装置 - Google Patents

配線保持装置

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JPH11146538A
JPH11146538A JP9320365A JP32036597A JPH11146538A JP H11146538 A JPH11146538 A JP H11146538A JP 9320365 A JP9320365 A JP 9320365A JP 32036597 A JP32036597 A JP 32036597A JP H11146538 A JPH11146538 A JP H11146538A
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wiring
opening
mounting
mounting plate
modular jack
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Yoichi Yoshida
陽一 善田
Kenji Yokoo
健司 横尾
Kenichi Mototani
健一 元谷
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Kokuyo Co Ltd
Nifco Inc
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Kokuyo Co Ltd
Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モジュラージャックの使い勝手を向上させる。 【解決手段】天板2の下方に形成される配線空間Sに、
モジュラージャックMの配線mを保持するに際して、配
線空間S内に複数の態様で取付け可能な取付板8と、こ
の取付板8に設けられてモジュラージャックMの配線m
を保持する配線保持部9とを具備し、取付板8の取付態
様を変更することにより、配線空間S内における配線保
持部9の配設位置を変更し得るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天板下方に形成さ
れる配線空間にモジュラージャックを保持しておくため
に利用される配線保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時におけるオフィスの急速なOA化の
進展に伴って、配線を好適に引き回し処理するために様
々な工夫が凝らされている。その一環として、デスクの
後縁側に配線挿通用の開口部を設け、この開口部を開閉
し得る位置に蓋を配設するとともに、その開口部の下方
にデスクの幅方向に延びる配線空間を形成しておき、必
要に応じて開口部を介してデスク上から配線空間に配線
を落とし込むことができるようにしたものが開発されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時におけ
るインターネット等の普及により、デスク上に配置した
コンピュータに電話線を接続して使用する態様が一般的
となっている。そして、このような場合に、前記配線空
間を利用することで、配線の引き回しを目隠し状態で好
適に行うことができる環境が整いつつある。
【0004】しかしながら、単にこのようなものでは、
サテライトオフィス等のように1つのデスクを不特定多
数の者が共用する場合に、都度コンピュータのケーブル
を配線して壁面に開口するモジュラージャックに接続し
なければならず、使用が終わればモジュラージャックと
の配線を断ってケーブルを回収しなければならない。こ
のため、使い勝手が悪いばかりか、このような手間を省
くためにデスクの配線空間が結果的に利用されなくなる
ケースも起こり得る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の不具合を解消する
ために、本発明は、デスク上においてモジュラージャッ
クを簡単に利用できるようにした配線保持装置を提供し
ようとするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明の配線保持装置
は、天板下方に形成される配線空間に、モジュラージャ
ックの配線を保持するためのものであって、前記配線空
間内に高さ位置や水平方向位置等を複数の態様で取付け
可能な取付板と、この取付板に設けられてモジュラージ
ャックの配線を保持する配線保持部とを具備してなり、
取付板の取付態様を変更することにより、配線空間内に
おける配線保持部の配設位置を変更し得るように構成し
てなることを特徴とする。
【0007】このように構成すれば、モジュラージャッ
クを常に配線空間に待機させておくことができる。この
ため、必要に応じてモジュラージャックに対しケーブル
の着脱を簡便に行うことが可能となる。しかも、逐一ケ
ーブルを引き回して壁面に開口するモジュラージャック
に接続したり、その接続を断ってケーブルを回収する等
の作業を必要としなくなるため、デスクを交代で使用し
てもモジュラージャックの配線を良好な配線隠蔽状態に
維持することができる。
【0008】配線空間が、天板側に開口する開口部の下
方位置に形成される場合に、取扱いの便を向上させるた
めには、配線保持部を、取付板を介してモジュラージャ
ックを前記開口に臨む位置と前記開口に臨まない位置と
に選択的に配設し得るように構成しておくことが有効と
なる。好ましい取付態様としては、天板面側に開口する
開口部を開閉する位置に蓋部材が設けられ、取付板が、
その一端を前記蓋部材の下面に形成した複数の装着部に
それぞれ着脱可能とされて、その状態で配線空間内に垂
設され得るように構成しているものが挙げられる。
【0009】配線保持部の好ましい構成としては、取付
板の中央から一端側又は他端側へ偏位して設けられてい
るものが挙げられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。このデスクは、図1から図3に示すように、
左右の脚体1に天板2を支持させることにより構成され
るものである。詳述すると、脚体1は、前後端をアジャ
スタ11aに支持されたベース11と、このベース11
の後端側より立設する支柱12と、この支柱12の上端
より前方に向かって前記ベース11と略平行に延出しそ
の上面13aを天板載置面として利用されるステー13
とを具備してなるもので、これらベース11、支柱12
及びステー13を互いに適当な手段によって剛結してい
る。ステー13の天板載置面13aには、その後端側
に、上部が底部よりも大径な段付ピン13bが突設さ
れ、前端側にねじ挿通孔13cが上下方向に貫通して設
けられている。
【0011】左右のステー13の後端近傍部には、互い
に対向する側に連結用の突起14が剛接されており、こ
れらの突起14に角パイプ状の連結杆15の左右両端部
を外嵌して、左右の脚体1の間を門形に連結している。
一方、天板2は、その下面における前記脚体1のピン1
3b及びねじ挿通孔13cに対応する位置に達磨孔21
及びねじ孔22を有してなるもので、先ず達磨孔21の
大径部にピン13bを挿通することにより天板1の後端
側を先にステー13に係合させた後、天板2を前方にス
ライドさせ、ねじ孔22をねじ挿通孔13cに合致させ
た位置で、ステー13の下方からねじ挿通孔13cに挿
通した図示しないねじを天板2のねじ孔22に螺着する
ことにより、天板2を脚体1に取り付けている。
【0012】このような構成において、本実施例は、左
右各脚体1の背面にオプション部材を取り付けるための
アルミダイキャスト等の素材よりなる支持体3を固設
し、これらの支持体3間に図2及び図3に示す背カバー
4を取り付けるとともに、この背カバー4の前面4aと
天板2の後端面2aとの間に、配線空間Sを形成してい
る。また、前記配線空間Sが天板面側に開口するその開
口部5の中央を蓋封する位置にカバー61を、またその
両側を蓋封する位置に各対をなすカバー62、63を装
着している。これらのカバー61、62、63の上面も
天板面の一部を構成している。そして、このうちのカバ
ー62の一部に、開口窓62xを設けて蓋60を配設す
るとともに、この開口窓62xの隣接位置に本発明に係
る配線保持装置を構成している。
【0013】この配線保持装置は、図5に示すカバー6
2に設けた装着部7a、7bと、これらの装着部7a、
7bに着脱可能に装着される図4に示す取付板8と、こ
の取付板8に取着される配線保持部9とを具備してな
る。装着部7a、7bは、図5及び図6に示すように、
カバー62の下面側の2箇所に設けた底面視偏平「凸」
形状をなすもので、一方の装着部7aはカバー62に形
成した矩形状の開口窓62xを囲繞する側壁62aの側
方にあって該側壁62aに平行をなし、他方の装着部7
bはカバー62の開口窓62xを囲繞する奥壁62bの
斜め奥方にあって該奥壁62bに平行をなして設けられ
ている。なお、それらの装着部7a、7bの内壁には、
係合窓70が水平方向い開口している。
【0014】一方、取付板8は、図4並びに図7〜図9
に示すように、平板部81及び一対の突条82により、
前記[凸」形状の装着部7a、7bに比較的密接に嵌装
され得る断面形状を構成したもので、装着位置において
前記装着部7a、7bの係合窓70に対応する部位に係
合可能な弾性爪83を有している。なお、弾性爪83
は、平板部81の長手方向中央部から一端側及び他端側
へ偏位した位置に対をなして存している。
【0015】これに対して、配線保持部9は、前記取付
板81より延出する横断面十字状の延出杆91と、この
延出杆91の先端に連設された[C」字状の巻付部92
と、この巻付部92の端部に形成した球状の係合端93
とを樹脂により一体成形してなるもので、図11に示す
ように、その巻付部92の内側にモジュラージャックM
の配線mを位置づけ、その状態で係合端93をねじって
絡ませることにより、開口を閉止して配線mをその状態
に保持し得るようにしている。
【0016】しかして、本実施例の配線保持装置を使用
する際には、取付板8の上端又は下端をカバー62に下
向きに開口する前記装着部7a、7bの何れに装着して
も、配線保持部9を取付板8を介して図3に示す配線空
間S内に垂設することができる。その際、図10に示す
ように、装着部7aに装着したときには配線保持部9を
カバー62の開口部62xに臨ませて配置することがで
き、装着部7bに装着したときには前記保持部分をカバ
ー62の開口部62xに臨まない位置に隠蔽状態で配置
することができるようにしている。
【0017】このようにして、本実施例の配線保持装置
は、モジュラージャックMを常に配線空間に待機させて
おくことができる。このため、必要に応じ、デスクに居
ながらにして、モジュラージャックMにコンピュータか
らのケーブル等を自在に着脱することが可能となる。し
かも、逐一ケーブルを引き回して壁面に開口するモジュ
ラージャックに接続したり、その接続を断ってケーブル
を回収する等の作業を必要としなくなるため、デスクを
交代で使用してもモジュラージャックMの配線を良好な
配線隠蔽状態に維持することができる。モジュラージャ
ックM自体の配線は変更の必要がないため、デスクを交
代で使用しても良好な配線隠蔽状態を維持することがで
きる。
【0018】また、取付板8の取付先である装着部7
a、7bを選択することによって、モジュラージャック
Mを開口62xに臨ませる位置と開口62xに臨ませな
い位置とに随意に配設することができるようにしている
ため、比較的頻繁に使用する予定があるときには装着部
7aに保持し、使用の予定がないときや出荷、搬出入、
移動時等には装着部7bに保持して待機させ、小物物品
であるために紛失し易いといった不都合も解消すること
ができる。
【0019】さらに、天板面側に開口する開口部5を開
閉する位置に蓋部材62を設け、取付板8の端部を、そ
の蓋部材62の下面に形成した複数の装着部7a、7b
にそれぞれ着脱可能な状態で係合させて、配線空間S内
に垂設し得るようにしているため、別途に取付用の部品
を設けることを不要にすることができ、また、最も好ま
しい位置に配線保持具9を保持することが可能となる。
【0020】さらにまた、配線保持部9を、取付板8の
中央から端部側へ偏位した位置に取り付けており、取付
板8の上端側を装着するか或いは反転して下端側を装着
するかでその取付高さを選択することができるので、モ
ジュラージャックMに図12に示すようなノイズフィル
タ100が付帯している場合には、それを天板面上に突
出しないような低位置に有効に保持することもできる。
【0021】なお、各部の具体的な構成は、上述した実
施例のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載される効果を奏する。すなわち、本
発明の配線保持装置は、天板下方に形成される配線空間
に、モジュラージャックの配線を保持するにあたり、配
線空間内に複数の態様で取付け可能な取付板に、モジュ
ラージャックの配線を保持する配線保持部を設け、取付
板の取付態様を変更することにより、配線空間内におけ
る配線保持部の配設位置を変更し得るように構成したも
のである。このため、モジュラージャックを常に配線空
間に待機させておくことができ、デスク等に居ながらに
してモジュラージャックに対しケーブルの着脱を簡便に
行うことが可能となる。しかも、デスクを交代で使用し
ても、モジュラージャックの配線を良好な配線隠蔽状態
に維持することができる。
【0023】特に、天板面側に開口する開口部の下方位
置に配線空間が形成されている場合に、配線保持部を、
取付板を介してモジュラージャックを開口に臨む位置と
臨まない位置とに選択的に配設し得るようにした場合に
は、使用頻度が高い場合等の的確な待機状態と、移動、
運搬時等における小物物品の適切な管理状態とを両立さ
せることができる。
【0024】また、天板面側に開口する開口部を開閉す
る蓋部材の下面に複数の装着部を形成して取付板を垂設
できるようにした場合には、別途に取付金具等を用いる
ことなく最も適切な位置に配線保持装置を配置すること
が可能となる。さらに、配線保持部を、取付板の中央か
ら一端側又は他端側へ偏位して設けた場合には、取付高
さを変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したデスクの斜視図。
【図2】同分解斜視図。
【図3】同縦断面図。
【図4】同実施例の配線保持装置を示す斜視図。
【図5】同配線保持装置が装着される位置を示す平面
図。
【図6】同底面図。
【図7】同実施例の取付板を配線保持部と共に示す正面
図。
【図8】同平面図。
【図9】同左側面図。
【図10】同配線保持装置の取り付け状態を示す図6に
対応した底面図。
【図11】配線保持状態を示す斜視図。
【図12】他の配線保持状態を示す斜視図。
【符号の説明】
2…天板 5…開口部 8…取付板 9…配線保持部 62…蓋部材(カバー) M…モジュラージャック m…配線 S…配線空間
フロントページの続き (72)発明者 横尾 健司 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内 (72)発明者 元谷 健一 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板下方に形成される配線空間に、モジュ
    ラージャックの配線を保持するためのものであって、 前記配線空間内に複数の態様で取付け可能な取付板と、
    この取付板に設けられてモジュラージャックの配線を保
    持する配線保持部とを具備してなり、取付板の取付態様
    を変更することにより、配線空間内における配線保持部
    の配設位置を変更し得るように構成してなることを特徴
    とする配線保持装置。
  2. 【請求項2】配線空間が、天板面側に開口する開口部の
    下方位置に形成されるものであり、配線保持部を、取付
    板を介してモジュラージャックを前記開口に臨む位置と
    前記開口に臨まない位置とに選択的に配設し得るように
    構成してなることを特徴とする請求項1記載の配線保持
    装置。
  3. 【請求項3】天板面側に開口する開口部を開閉する位置
    に蓋部材が設けられ、取付板が、その一端を前記蓋部材
    の下面に形成した複数の装着部にそれぞれ着脱可能とさ
    れて、その状態で配線空間内に垂設されることを特徴と
    する請求項2記載の配線保持装置。
  4. 【請求項4】配線保持部が、取付板の中央から一端側又
    は他端側へ偏位して設けられていることを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の配線保持装置。
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