JPH11145453A - 絶縁ゲート型半導体装置の製造方法 - Google Patents

絶縁ゲート型半導体装置の製造方法

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JPH11145453A
JPH11145453A JP31171897A JP31171897A JPH11145453A JP H11145453 A JPH11145453 A JP H11145453A JP 31171897 A JP31171897 A JP 31171897A JP 31171897 A JP31171897 A JP 31171897A JP H11145453 A JPH11145453 A JP H11145453A
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JP
Japan
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sidewall
forming
gate
source
drain
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JP31171897A
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English (en)
Inventor
Michitaka Kubota
通孝 窪田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート両側の半導体基板上に導電性のサイド
ウォールを形成しそれをシリサイド化する場合、ソース
とドレインとの短絡を防止するためにソース側とドレイ
ン側とにサイドウォールを分離する工程が必要になる。 【解決手段】 シリコン基板11上にゲートパターン15を
形成した後、その側壁に絶縁性の第1サイドウォール16
を形成し、ゲートパターン15の両側のシリコン基板11上
に第1サイドウォール16よりも低いシリコン層17,18 を
選択的エピタキシャル成長で形成する。次いで第1サイ
ドウォール16側のシリコン層17,18 上に第2サイドウォ
ール20を形成した後、それをエッチングマスクにしてシ
リコン層17,18 をエッチングし、第3サイドウォール2
1,22 を形成する。その後ソース・ドレイン23,24 、ソ
ース・ドレイン延長部25,26 を形成し、第3サイドウォ
ール21,22 、ソース・ドレイン23,24 上に金属シリサイ
ド層27,28 を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁ゲート型半導
体装置の製造方法に関し、詳しくはシリコンのサイドウ
ォールを有する絶縁ゲート型半導体装置の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】MOS(Metal-Oxide-Semiconductor )
型トランジスタの微細化にともない、電流駆動能力の向
上のため、ソース・ドレイン領域の低抵抗化が求められ
ている。その方法として、チタン(Ti)、コバルト
(Co)等の金属によるシリサイド化が広く知られてい
る。
【0003】一方、LDD(Lightly Doped Source/Dra
in)領域のシリサイド化は、図7の(1)に示すよう
に、半導体基板111上にゲート絶縁膜112を介して
形成したゲート電極113の側壁に絶縁性のサイドウォ
ール114を介して導電性のサイドウォールスペーサ1
15をシリコン(Si)で形成する。その際、サイドウ
ォールスペーサ115(115s)の下部はその直下の
LDD部116sに接触するようにし、サイドウォール
スペーサ115(115d)の下部はその直下のLDD
部116dに接触するようにする。さらにソース・ドレ
イン(ソース)117、ソース・ドレイン(ドレイン)
118とともに上記サイドウォールスペーサ115もシ
リサイド化することによって、電流を主にサイドウォー
ルスペーサ115のシリサイド層119s,119dに
流し、結果的にLDD部116s,116dの抵抗を下
げる構造が、Symposium on VLSI Technology Digest of
Technical Papers (USA), (1995) T.Yoshitomi,et.a
l.,p.11 に開示されている。
【0004】上記構造を形成するには、図7の(2)に
示すように、ゲート電極113とその側壁に形成した絶
縁性のサイドウォールスペーサ114を覆う状態にMO
Sトランジスタのサイドウォールスペーサ用シリコンを
通常の低圧化学的気相成長〔LP−CVD(Low Pressu
re Chemical Vapor Deposition)〕により堆積する。次
いでその堆積したシリコンをエッチバックし、ゲート電
極113の全側周にわたって、サイドウォールスペーサ
114を介してシリコンからなるサイドウォールスペー
サ115を形成する。その後リソグラフィー技術とエッ
チング技術とを用いて、図面で2点鎖線で示す領域のサ
イドウォールスペーサ115を除去して、ソース・ドレ
イン(ソース側)117のサイドウォールスペーサ11
5(115s)とソース・ドレイン(ドレイン側)11
8のサイドウォールスペーサ115(115d)とに分
離する。その後、ソース・ドレイン117,118とと
もにサイドウォールスペーサ115s,115dのシリ
サイド化を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明したように、MOSトランジスタのサイドウォールス
ペーサ用シリコンを通常のLP−CVDにより形成する
と、フィールド酸化膜上にもサイドウォールが形成さ
れ、ソースとドレインとがこのサイドウォールスペーサ
によって短絡される。そのため、サイドウォールスペー
サをシリサイド化するプロセスの場合、ソースとドレイ
ンとの短絡を防止するために、ソースとドレインとを分
離するための工程が必要になる。その工程は、通常、リ
ソグラフィー技術とエッチング技術とにより行うため、
エッチングマスクを形成するためのリソグラフィー技術
ではソースとドレインとを分離するためのマスクが必要
になる。すなわち、マスクが1枚多くなり、工程が増加
して製造コストの上昇を来すことになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた絶縁ゲート型半導体装置の製造方
法である。
【0007】第1の発明は、半導体基板上に絶縁ゲート
型半導体装置のゲートを形成した後、このゲートの側壁
に絶縁性の第1サイドウォールを形成した後、ゲートの
両側における半導体基板上に第1サイドウォールを介し
てこの第1サイドウォールよりも低い状態にシリコンを
選択的エピタキシャル成長させてシリコン層を形成す
る。そして第1サイドウォール側のシリコン層上にこの
シリコン層のエッチングマスクとなる第2サイドウォー
ルを形成した後、この第2サイドウォールをマスクに用
いてシリコン層をエッチングし、ゲートの側壁に第1サ
イドウォールを介してシリコン層からなる第3サイドウ
ォールを形成する。さらに、その第3サイドウォールの
表面に金属シリサイド層を形成することを特徴とする方
法である。
【0008】上記第1の発明に係わる絶縁ゲート型半導
体装置の製造方法では、第3サイドウォールを形成する
ためのシリコン層を選択的エピタキシャル成長により形
成することから、エピタキシャル成長するシリコンは、
ゲートの両側における半導体基板に形成されるソース・
ドレイン上に選択的に成長させることが可能になる。そ
のため、初めから一方のソース・ドレイン(例えばソー
ス)上のシリコン層と他方のソース・ドレイン(例えば
ドレイン)上のシリコン層とが電気的に分離した状態で
形成されるため、一方のソース・ドレイン上のシリコン
層と他方のソース・ドレイン上のシリコン層とを分離す
るためのマスクは不要になるとともに、その分離工程も
行なう必要がなくなる。
【0009】第2の発明は、半導体基板上に、絶縁ゲー
ト型半導体装置のゲートをこのゲートのゲート電極上に
オフセット絶縁膜を載せた状態に形成した後、ゲートの
側壁に絶縁性の第1サイドウォールを形成する。次いで
ゲートの両側における半導体基板上に第1サイドウォー
ルを介してこの第1サイドウォールよりも低い状態にシ
リコンを選択的エピタキシャル成長させてシリコン層を
形成する。その後第1サイドウォール側のシリコン層上
にシリコン層のエッチングマスクとなる第2サイドウォ
ールを形成し、続いて第2サイドウォールをマスクに用
いてシリコン層をエッチングし、第1サイドウォールを
介してゲートの側壁にシリコン層からなる第3サイドウ
ォールを形成する。その後オフセット絶縁膜と第2サイ
ドウォールとを除去した後に第3サイドウォール、ゲー
ト電極、半導体基板の各表面に金属シリサイド層を形成
することを特徴とする方法である。
【0010】上記第2の発明に係わる絶縁ゲート型半導
体装置の製造方法では、前記第1の発明と同様の作用が
得られるとともに、第3サイドウォール、ゲート電極、
半導体基板の各表面に金属シリサイド層が形成されるこ
とから、第3サイドウォール、半導体基板の低抵抗化と
ともに、ゲート電極の低抵抗化が図れる。
【0011】第3の発明は、上記第1の発明をCMOS
プロセスに適用した方法であって、素子分離領域で分離
された半導体基板のpチャネルトランジスタの形成領域
およびnチャネルトランジスタの形成領域のそれぞれ
に、pチャネルトランジスタおよびnチャネルトランジ
スタの各ゲートを形成した後、各ゲートの側壁に絶縁性
を有する第1サイドウォールを形成する。次いで第1サ
イドウォールを介した各ゲートの両側における半導体基
板上に第1サイドウォールよりも低い状態にシリコンを
選択的エピタキシャル成長させてシリコン層を形成す
る。その後、nチャネルトランジスタの形成領域を覆う
とともにpチャネルトランジスタの形成領域上に開口を
設けたマスクを形成し、pチャネルトランジスタの形成
領域のシリコン層にp型不純物をドーピングする。ま
た、pチャネルトランジスタの形成領域を覆うとともに
nチャネルトランジスタの形成領域上に開口を設けたマ
スクを形成し、nチャネルトランジスタの形成領域のシ
リコン層にn型不純物をドーピングする。次いで各第1
サイドウォール側のシリコン層上にシリコン層のエッチ
ングマスクとなる第2サイドウォールを形成し、それら
各第2サイドウォールをマスクに用いてシリコン層をエ
ッチングし、各第1サイドウォールを介して各ゲートの
側壁にシリコン層からなる第3サイドウォールを形成す
る。その後nチャネルトランジスタの形成領域を覆うと
ともにpチャネルトランジスタの形成領域上に開口を設
けたマスクを形成し、pチャネルトランジスタの形成領
域における、第3サイドウォールを介したゲートの両側
の半導体基板にp型不純物をドーピングしてソース・ド
レインを形成する。また、pチャネルトランジスタの形
成領域を覆うとともにnチャネルトランジスタの形成領
域上に開口を設けたマスクを形成し、nチャネルトラン
ジスタの形成領域における、第3サイドウォールを介し
たゲートの両側の半導体基板にn型不純物をドーピング
してソース・ドレインを形成する。次いで熱処理によ
り、pチャネルトランジスタの形成領域における第3サ
イドウォールより半導体基板の表層に第3サイドウォー
ル中のp型不純物を拡散してソース・ドレイン延長部を
形成するとともに、nチャネルトランジスタの形成領域
における第3サイドウォールより半導体基板の表層に第
3サイドウォール中のn型不純物を拡散してソース・ド
レイン延長部を形成することを特徴とする方法である。
【0012】上記第3の発明に係わる絶縁ゲート型半導
体装置の製造方法では、マスクを用いることによって、
pチャネルトランジスタの形成領域のシリコン層にはp
型不純物をドーピングし、nチャネルトランジスタの形
成領域のシリコン層にはn型不純物をドーピングするこ
とから、適切なる導電型の不純物がシリコン層にドーピ
ングされる。同様に、ソース・ドレインを形成する不純
物ドーピングでは、pチャネルトランジスタの形成領域
の半導体基板にはp型不純物をドーピングしてソース・
ドレインを形成し、nチャネルトランジスタの形成領域
の半導体基板にはn型不純物をドーピングしてソース・
ドレインを形成することから、適切なる導電型の不純物
が半導体基板にドーピングされてソース・ドレインが形
成される。これによって、第1の発明に係わる絶縁ゲー
ト型半導体装置の製造方法がCMOSプロセスに適用す
ることが可能になり、初めからpチャネルトランジスタ
およびnチャネルトランジスタの各形成領域におけるト
ランジスタの一方のソース・ドレイン(例えばソース)
上のシリコン層と他方のソース・ドレイン(例えばドレ
イン)上のシリコン層とが電気的に分離された状態で形
成されるため、一方のソース・ドレイン上のシリコン層
と他方のソース・ドレイン上のシリコン層とを分離する
ためのマスクは不要になるとともに、その分離工程も行
なう必要がなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】第1の発明に係わる実施形態の一
例を第1実施形態として、図1の製造工程図によって説
明する。図1では、一例として、PチャネルMOSFE
T(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transis
tor )を示す。また以下に説明する数値は一例であって
その示した値に限定されることはない。
【0014】図1の(1)に示すように、半導体基板
(以下シリコン基板とする)11に通常の局所酸化法
〔例えば、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)
法〕等により素子分離工程を施した後、シリコン基板1
1上にゲート酸化膜12とゲート電極13とオフセット
絶縁膜14とを順に積層してなるゲートパターン(ゲー
ト)15を形成する。その形成方法は、一例として、シ
リコン基板11上にゲート酸化膜12となる酸化膜を例
えば4nmの厚さに形成し、その酸化膜上に、ゲート電
極13となるホウ素(B)をドーピングしたシリコン膜
を例えば150nmの厚さに形成する。さらにその上に
オフセット絶縁膜14となる窒化シリコン膜を例えば1
00nmの厚さに形成する。その後、リソグラフィー技
術によってエッチングマスクとなるレジストパターン
(図示省略)を形成した後、そのレジストパターンをマ
スクに用いて、上記窒化シリコン膜、シリコン膜等をエ
ッチングして上記ゲートパターン15を形成する。その
後、上記レジストパターンを除去する。
【0015】次いで図1の(2)に示すように、LPC
VD法によってシリコン基板11上に上記ゲートパター
ン15を覆う窒化シリコン膜を例えば20nmの厚さに
堆積した後、その窒化シリコン膜をエッチバックして、
上記ゲートパターン15の側壁に上記窒化シリコン膜か
らなる絶縁性の第1サイドウォール16を形成する。こ
れによって、ゲート電極13と後の工程で形成されるシ
リコンからなる第3サイドウォールとが電気的に分離さ
れる。
【0016】次に図1の(3)に示すように、選択エピ
タキシャル成長法によって、ソース・ドレイン領域とな
るシリコン基板11上に、シリコンを選択的にエピタキ
シャル成長させ、シリコン層17,18を例えば150
nmの厚さに形成する。すなわち、ゲートパターン15
の両側におけるシリコン基板11上に第1サイドウォー
ル16を介してこの第1サイドウォール16よりも低い
状態にシリコンを選択的エピタキシャル成長させて上記
シリコン層17,18を形成する。その際、シリコン層
17,18を第1サイドウォール16よりも50nm〜
100nm程度低く形成することが望ましい。このシリ
コンの選択エピタキシャル成長条件は、一例として、原
料ガスにジシラン(Si2 6 ):3sccmと塩素
(Cl2 ):0.03sccmとを用い、シリコン基板
の温度を650℃に設定した。なお、上記sccmは標
準状態における体積流量(cm3 /分)を表す。
【0017】続いて、ソース・ドレイン延長部を形成す
るための不純物として例えば二フッ化ホウ素(BF2
を、15keVのエネルギーで5×1015個/cm2
ドーズ量でイオン注入することで、上記シリコン層1
7,18にホウ素をドーピングする。または、上記シリ
コン層17,18を形成する際に、原料ガス中にジボラ
ン(B2 6 )を添加して、ホウ素がドーピングされた
シリコン層を形成してもよい。
【0018】次いで図1の(4)に示すように、CVD
法によってシリコン基板11上に酸化シリコン膜を例え
ば150nmの厚さに堆積した後、反応性イオンエッチ
ングによって、上記酸化シリコン膜をエッチバックし
て、上記シリコン層17,18上における上記ゲートパ
ターン15の側壁に第1サイドウォール16を介して上
記酸化シリコン膜を残し、第2サイドウォール20を形
成する。さらに上記第2サイドウォール20をマスクに
した反応性イオンエッチングにより上記シリコン層1
7,18をエッチングして、上記ゲートパターン15の
両側壁に上記第1サイドウォール16を介してシリコン
層17,18を残すことで第3サイドウォール21,2
2を形成する。
【0019】次いで図1の(5)に示すように、上記ゲ
ートパターン15と第1,第2,第3サイドウォール1
6,20,21,22とをマスクに用いたイオン注入に
より不純物ドーピングを行って、シリコン基板11にソ
ース・ドレイン23,24を形成する。この時のイオン
注入条件は、一例として、不純物に二フッ化ホウ素(B
2 )を用い、エネルギーを15keV、ドーズ量を1
×1016個/cm2 に設定する。
【0020】続いて、熱処理を行ってシリコン基板11
をアニーリングしてソース・ドレイン23,24を活性
化する。この熱処理は、一例として、1000℃、10
秒間のRTA(Rapid Thermal Annealing )による。こ
のとき、第3サイドウォール21,22からその直下の
シリコン基板11の表層にこの第3サイドウォール2
1,22中のホウ素が拡散して、濃度が濃く浅い接合の
ソース・ドレイン延長部25,26を形成する。その
際、ソース・ドレイン延長部25は上記ソース・ドレイ
ン23に接続され、またソース・ドレイン延長部26は
上記ソース・ドレイン24に接続される。
【0021】次いで、希フッ酸等で酸化シリコンからな
る第2サイドウォール20を選択的に除去する。そして
図1の(6)に示すように、高融点金属膜として例えば
コバルト膜を形成した後、標準的な2段階アニーリング
工程を経て第3サイドウォール21,22、ソース・ド
レイン23,24等を自己整合的にシリサイド化する
〔いわゆる、サリサイド(Self-Aligned Silicidation
)プロセスを行う〕。例えば、希フッ酸で自然酸化膜
を除去した後、スパッタリングによってコバルト膜を1
0nmの厚さに形成する。ここで、コバルト膜上に窒化
チタン膜を形成しておいてもよい。次いで窒素雰囲気中
のRTAにより、550℃、60秒間のアニーリングを
行って第3サイドウォール21,22およびソース・ド
レイン23,24のみをシリサイド化して金属シリサイ
ド〔コバルトシリサイド(CoSi2)〕層27,28
を形成する。そしてフィールド酸化膜(図示省略)上、
ゲートパターン15上の未反応なコバルト膜(図示省
略)を、例えば硫酸過水で除去する。次に窒素雰囲気中
のRTAで、例えば、800℃、30秒間のアニーリン
グを行い、金属シリサイド層27,28を低抵抗化す
る。
【0022】その後、図示はしないが、層間絶縁膜の形
成、コンタクトの形成、配線の形成等のプロセスを行
う。
【0023】上記第1実施形態の絶縁ゲート型半導体装
置の製造方法では、第3サイドウォール21,22を形
成するためのシリコン層17,18を選択的エピタキシ
ャル成長により形成することから、エピタキシャル成長
するシリコン層17,18は、ソース・ドレイン23が
形成されているシリコン基板11上とソース・ドレイン
24が形成されているシリコン基板11上とに、選択的
に成長させることが可能になる。そのため、初めからソ
ース・ドレイン(例えばソース)23とソース・ドレイ
ン(例えばドレイン)24とを短絡することなく第3サ
イドウォール21,22になるシリコン層17,18が
形成される。そのため、シリコン層17,18をソース
側とドレイン側とに分離するためのマスクは不要になる
とともに、その分離工程も行なう必要がない。
【0024】上記第1実施形態の製造方法において、ソ
ース・ドレイン延長部はレーザドーピングにより形成す
ることも可能である。その製造方法を図2の製造工程図
によって説明する。なお、図2では、前記図1によって
説明した構成部品と同様のものには同一符号を付与す
る。
【0025】図2の(1)に示すように、前記図1によ
って説明したのと同様のプロセスによって、シリコン基
板11上にゲート絶縁膜12を介してゲート電極13、
オフセット絶縁膜14からなるゲートパターン(ゲー
ト)15を形成し、さらにゲートパターン15の側壁に
第1サイドウォール16を形成する。その後、レーザド
ーピングによりシリコン基板11に不純物を導入してソ
ース・ドレイン延長部25,26を形成する。この際、
ゲートパターン15と第1サイドウォール16とをマス
クに用いる。上記レーザドーピングの条件の一例とし
て、n型領域にp+型領域を形成する場合を説明する。
例えば、圧力が6.78kPaの三フッ化ホウ素(BF
3 )ガス雰囲気中に上記シリコン基板11を放置し、波
長が308nmのエキシマレーザ光を0.5J/cm2
〜1.0J/cm2 なるエネルギー密度で上記シリコン
基板11に照射する。その照射は、エキシマレーザ光を
20ns〜35nsのパルス幅で複数パルスとする。一
方、n+ 型領域を形成する場合には、三フッ化ホウ素
(BF3 )ガス雰囲気を、例えば、五フッ化リン(PF
5)ガス雰囲気に替えればよい。
【0026】次いで図2の(2)に示すように、選択的
エピタキシャル成長によって、シリコン基板11上にシ
リコン層17,18をノンドープのシリコンで形成す
る。このプロセスではシリコン層17,18へのイオン
注入は行わない。
【0027】そして図2の(3)に示すように、前記図
1によって説明したのと同様のプロセスによって、第2
サイドウォール20を形成し、さらに上記シリコン層1
7,18で第3サイドウォール21,22を形成した
後、上記第1サイドウォール16、第2サイドウォール
20、第3サイドウォール21,22およびゲートパタ
ーン15をマスクに用いた不純物ドーピング(例えばイ
オン注入)により、第3サイドウォール21,22を介
したゲートパターン15の両側におけるシリコン基板1
1にソース・ドレイン23,24を形成する。この不純
物ドーピングの際に、第3サイドウォール21,22に
も不純物がドーピングされる。その後、金属シリサイド
層を形成する場合には、上記第2サイドウォール20を
除去した後、前記図1の(6)によって説明したのと同
様にして、金属シリサイド層(図示省略)を形成すれば
よい。
【0028】また、第3サイドウォール21,22を十
分に低抵抗化する必要性から、第3サイドウォール2
1,22にも確実に不純物をドーピングすることが求め
られる。それを実現するには、図示はしないが、第2サ
イドウォール20を除去してから上記不純物ドーピング
(例えばイオン注入)を行うことにより、第3サイドウ
ォール21,22にも不純物がドーピングされる。この
ように不純物ドーピングを行うことにより、第3サイド
ウォール21,22には直接的に不純物がドーピングさ
れる。その後、前記図1の(6)によって説明したのと
同様に、金属シリサイド層(図示省略)を形成すればよ
い。
【0029】このように図2によって説明した上記製造
方法では、第1サイドウォール16を形成した後でシリ
コン層17,18を形成する前に、レーザドーピングに
よりシリコン基板11の表層に不純物を導入してソース
・ドレイン延長部25,26を形成することが可能にな
る。さらに、第3サイドウォール21,22を形成した
後で金属シリサイド層(図示省略)を形成する工程を行
う前に、第1サイドウォール16、第2サイドウォール
20、第3サイドウォール21,22およびゲートパタ
ーン15をマスクに用いたイオン注入により第3サイド
ウォール21,22を介したゲートパターン15の両側
におけるシリコン基板11にソース・ドレイン23,2
4を形成するので、ソース・ドレイン23は上記ソース
・ドレイン延長部25の一部を含む状態に形成されてソ
ース・ドレイン延長部25に接続され、またソース・ド
レイン24も上記ソース・ドレイン延長部26の一部を
含む状態に形成されてソース・ドレイン延長部26に接
続される。その際、第3サイドウォール21,22にも
不純物がドーピングされるので、この第3サイドウォー
ル21,22は低抵抗化される。また、この不純物ドー
ピングを第2サイドウォール20を除去した後に行うこ
とにより、第3サイドウォール21,22に不純物が直
接的にドーピングされるので、第3サイドウォール2
1,22は確実に低抵抗化される。
【0030】次に上記第1実施形態にサリサイドプロセ
スを適用した絶縁ゲート型半導体装置の製造方法を、第
2実施形態として、図3の製造工程図によって説明す
る。図3では、前記図1によって説明した構成部品と同
様のものには同一符号を付与する。
【0031】図3の(1)に示すように、前記図1の
(1)によって説明したのと同様にして、通常の素子分
離工程を経た後、シリコン基板11上にゲート酸化膜1
2とゲート電極13とオフセット絶縁膜14とを下から
順に積層してなるゲートパターン15を形成する。その
形成方法は、一例として、シリコン基板11上にゲート
酸化膜12となる酸化膜を例えば4nmの厚さに形成
し、その酸化膜上に、ゲート電極13となるホウ素
(B)をドーピングしたシリコン膜を例えば150nm
の厚さに形成する。さらにその上にオフセット絶縁膜1
4となる酸化シリコン膜を例えば100nmの厚さに形
成する。その後、リソグラフィー技術によってエッチン
グマスクとなるレジストパターン(図示省略)を形成し
た後、そのレジストパターンをエッチングマスクに用い
て、上記酸化シリコン膜とシリコン膜とをエッチングし
て上記ゲートパターン15を形成する。その後、上記レ
ジストパターンを除去する。このように本第2実施形態
では、オフセット絶縁膜14は窒化シリコンではなく酸
化シリコンで形成する。
【0032】次いで図3の(2)に示すように、前記図
1の(2)によって説明したのと同様にして、ゲートパ
ターン15の側壁に窒化シリコン膜からなる第1サイド
ウォール16を形成する。次いで図1の(3)によって
説明したのと同様にして、選択エピタキシャル成長法に
よって、ゲートパターン15の両側におけるシリコン基
板11上に第1サイドウォール16を介してこの第1サ
イドウォール16よりも低い状態にシリコンを選択的エ
ピタキシャル成長させてシリコン層17,18を例えば
150nmの厚さに形成する。その際、シリコン層1
7,18を第1サイドウォール16よりも50nm〜1
00nm程度低く形成することが望ましい。
【0033】続いて、ソース・ドレイン延長部を形成す
るための不純物として例えば二フッ化ホウ素(BF2
を、15keVのエネルギーで5×1015個/cm2
ドーズ量でイオン注入することで、上記シリコン層1
7,18にホウ素をドーピングする。または、上記シリ
コン層17,18を形成する際に、原料ガス中にジボラ
ン(B2 6 )を添加して、ホウ素がドーピングされた
シリコン層を形成してもよい。
【0034】次いで図3の(3)に示すように、前記図
1の(4)によって説明したのと同様にして、シリコン
基板11上に酸化シリコン膜を例えば150nmの厚さ
に堆積した後、反応性イオンエッチングによって、上記
酸化シリコン膜をエッチバックして、上記シリコン層1
7,18上における上記ゲートパターン15の側方に上
記第1サイドウォール16を介して上記酸化シリコン膜
を残し、第2サイドウォール20を形成する。さらに上
記第2サイドウォール20をマスクにした反応性イオン
エッチングにより上記シリコン層17,18をエッチン
グする。
【0035】その結果図3の(4)に示すように、上記
ゲートパターン15の両側壁に上記第1サイドウォール
16を介して残したシリコン層17,18からなる第3
サイドウォール21,22が形成される。次いで前記図
1の(5)によって説明したのと同様にして、イオン注
入によりシリコン基板11にソース・ドレイン23,2
4を形成する。その後、熱処理を行ってソース・ドレイ
ン23,24をアニーリングする。このとき、第3サイ
ドウォール21,22からその直下のシリコン基板11
の表層にこの第3サイドウォール21,22中のホウ素
が拡散して、濃度が濃く浅い接合のソース・ドレイン延
長部25,26を形成する。その際、ソース・ドレイン
延長部25はソース・ドレイン23に接続され、またソ
ース・ドレイン延長部26はソース・ドレイン24に接
続される。
【0036】次いで酸化シリコンからなるオフセット絶
縁膜14と第2サイドウォール20とをエッチングによ
り選択的に除去する。その結果図3の(5)に示すよう
に、ゲート電極13上と第3サイドウォール21,22
上が露出される。
【0037】その後図3の(5)に示すように、前記図
1の(6)によって説明したのと同様にして、高融点金
属膜として例えばコバルト膜を形成した後、標準的な2
段階アニーリング工程を経て、ゲート電極13、第3サ
イドウォール21,22およびソース・ドレイン層2
3,24を自己整合的にシリサイド化して〔いわゆる、
サリサイド(Self-Aligned Silicidation )プロセスを
行う〕、金属シリサイド(コバルトシリサイド)層2
9,27,28を形成する。なお、上記コバルト膜上に
窒化チタン膜を形成しておいてもよい。そしてフィール
ド酸化膜(図示省略)上、第1サイドウォール16上の
未反応なコバルト膜を除去する。次に窒素雰囲気中のR
TAで、例えば、800℃、30秒間のアニーリングを
行い、金属シリサイド層27,28,29を低抵抗化す
る。
【0038】上記第2実施形態に係わる絶縁ゲート型半
導体装置の製造方法では、前記第1実施形態と同様の作
用が得られるとともに、第3サイドウォール21,2
2、ゲート電極13、半導体基板に形成したソース・ド
レイン23,24の各表面に金属シリサイド層27〜2
9が選択的に形成されることから、ソース・ドレイン2
3,24の低抵抗化とともにゲート電極13の低抵抗化
も可能になる。また、シリコン層17,18が第1サイ
ドウォール16よりも低く、例えば50nm〜100n
m程度低く形成することから、シリサイド化の際に、金
属シリサイド層27,28と金属シリサイド層29とが
短絡することがない。
【0039】なお、上記第2実施形態の製造方法におい
ても、前記図2によって説明したように、ソース・ドレ
イン延長部25,26をレーザドーピングによって形成
することが可能である。その製造方法は、前記第2実施
形態で説明したのと同様に、第1サイドウォール16を
形成した後でシリコン層17,18を形成する前に、レ
ーザドーピングによりシリコン基板11に不純物を導入
してソース・ドレイン延長部25,26を形成する。さ
らに前記第3サイドウォール21,22を形成した後で
前記金属シリサイド層27〜29を形成する工程を行う
前に、第1サイドウォール16、第2サイドウォール2
0、第3サイドウォール21,22および前記ゲートパ
ターン15をマスクに用いた不純物ドーピング(例えば
イオン注入)により第3サイドウォール21,22を介
したゲートパターン15の両側におけるシリコン基板1
1にソース・ドレイン23,24を形成すればよい。
【0040】次に上記第1実施形態をCMOSプロセス
を適用した絶縁ゲート型半導体装置の製造方法を、第3
実施形態として、図4,図5および図6の製造工程図に
よって説明する。図4〜図6では、前記図1〜図3で説
明した構成部品と同様のものには同一符号を付与する。
【0041】図4の(1)に示すように、前記図1の
(1)および図3の(1)によって説明したのと同様に
して、通常の素子分離工程を行って、半導体基板である
シリコン基板11にpチャネルトランジスタの形成領域
41pおよびnチャネルトランジスタの形成領域41n
を分離する素子分離領域42を形成する。次いでシリコ
ン基板11のpチャネルトランジスタの形成領域41p
上にゲート酸化膜12とゲート電極13とオフセット絶
縁膜14とを下から順に積層してなるゲートパターン1
5pを形成するとともに、同シリコン基板11のnチャ
ネルトランジスタの形成領域41n上に、上記ゲートパ
ターン15pと同様なる構造のゲートパターン15nを
形成する。その形成方法は、前記第1実施形態で説明し
たのと同様なる方法による。その後、上記レジストパタ
ーンを除去する。
【0042】次いで図4の(2)に示すように、前記図
1の(2),(3)および図3の(2)によって説明し
たのと同様にして、各ゲートパターン15p,15nの
側壁に窒化シリコン膜からなる第1サイドウォール16
p,16nを形成する。次いで、選択エピタキシャル成
長法によって、各ゲートパターン15pの両側における
シリコン基板11上に第1サイドウォール16pを介し
てこの第1サイドウォール16pよりも低い状態にシリ
コンを選択的エピタキシャル成長させてシリコン層17
p,18pを例えば150nmの厚さに形成するととも
に、ゲートパターン15nの両側におけるシリコン基板
11上に第1サイドウォール16nを介してこの第1サ
イドウォール16nよりも低い状態にシリコンを選択的
エピタキシャル成長させてシリコン層17n,18nを
例えば150nmの厚さに形成する。
【0043】続いてレジスト塗布およびリソグラフィー
技術によって、pチャネルトランジスタの形成領域41
pを開口した状態でnチャネルトランジスタの形成領域
41nを覆うレジストマスク51を形成する。このレジ
ストマスク51を用いて、pチャネルトランジスタのソ
ース・ドレイン延長部を形成するための不純物として、
例えば二フッ化ホウ素を、15keVのエネルギーで5
×1015個/cm2 のドーズ量でイオン注入すること
で、上記シリコン層17p,18pにホウ素をドーピン
グする。
【0044】その後、上記レジストマスク51を除去す
る。そして図4の(3)に示すように、再びレジスト塗
布およびリソグラフィー技術によって、nチャネルトラ
ンジスタの形成領域41nを開口した状態でpチャネル
トランジスタの形成領域41pを覆うレジストマスク5
2を形成する。このレジストマスク52を用いて、nチ
ャネルトランジスタのソース・ドレイン延長部を形成す
るための不純物として、例えばリン(P)を、15ke
Vのエネルギーで5×1015個/cm2 のドーズ量でイ
オン注入することで、上記シリコン層17n,17nに
リンをドーピングする。
【0045】または、シリコン層17p,18p,17
n,18nを、原料ガス中にジボランを添加して、ホウ
素がドーピングされたシリコン層で形成した後、nチャ
ネルトランジスタの形成領域41nにおけるシリコン層
17n,18nのみにリンを選択的にイオン注入して、
これらのシリコン層17n,18nをn型としてもよ
い。
【0046】その後、上記レジストマスク52を除去す
る。次いで図5の(4)に示すように、前記図1の
(4)および図3の(3)によって説明したのと同様に
して、シリコン基板11上に酸化シリコン膜を例えば1
50nmの厚さに堆積した後、反応性イオンエッチング
によって、上記酸化シリコン膜をエッチバックして、上
記シリコン層17p,18p上における上記ゲートパタ
ーン15pの側壁に第1サイドウォール16pを介して
上記酸化シリコン膜を残して第2サイドウォール20p
を形成するとともに、上記シリコン層17n,18n上
における上記ゲートパターン15nの側壁に第1サイド
ウォール16nを介して上記酸化シリコン膜を残して第
2サイドウォール20nを形成する。さらに上記第2サ
イドウォール20p,20nをマスクにした反応性イオ
ンエッチングにより上記シリコン層17p,18p,1
7n,18nをエッチングして、上記ゲートパターン1
5pの両側壁に上記第1サイドウォール16pを介して
シリコン層17p,18pを残し、第3サイドウォール
21p,22pを形成するとともに、上記ゲートパター
ン15nの両側壁に上記第1サイドウォール16nを介
してシリコン層17n,18nを残し、第3サイドウォ
ール21n,22nを形成する。
【0047】次いで図5の(5)に示すように、次いで
レジスト塗布およびリソグラフィー技術によって、pチ
ャネルトランジスタの形成領域41pを開口した状態で
nチャネルトランジスタの形成領域41nを覆うレジス
トマスク53を形成する。このレジストマスク53を用
いて、シリコン基板11のpチャネルトランジスタの形
成領域41pに、例えば二フッ化ホウ素(BF2 )を、
15keVのエネルギーで1×1016個/cm2 のドー
ズ量でイオン注入して、ソース・ドレイン23p,24
pを形成する。
【0048】その後、上記レジストマスク53を除去す
る。そして図5の(6)に示すように、再びレジスト塗
布およびリソグラフィー技術によって、nチャネルトラ
ンジスタの形成領域41nを開口した状態でpチャネル
トランジスタの形成領域41pを覆うレジストマスク5
4を形成する。このレジストマスク54を用いて、シリ
コン基板11のnチャネルトランジスタの形成領域41
nに、例えばリンを、15keVのエネルギーで1×1
16個/cm2 のドーズ量でイオン注入して、ソース・
ドレイン23n,24nを形成する。
【0049】その後上記レジストマスク54を除去す
る。さらに図6の(7)に示すように、前記図1の
(5)および図3の(4)によって説明したのと同様に
して、熱処理を行ってソース・ドレイン23p,24
p,23n,24nをアニーリングする。このとき、第
3サイドウォール21p,22pからその直下のシリコ
ン基板11の表層にこの第3サイドウォール21p,2
2p中のホウ素が拡散して、濃度が濃く浅い接合のソー
ス・ドレイン延長部25p,26pが形成される。その
際、ソース・ドレイン延長部25pは上記ソース・ドレ
イン23pに接続され、またソース・ドレイン延長部2
6pは上記ソース・ドレイン24pに接続される。同時
に、第3サイドウォール21n,22nからその直下の
シリコン基板11の表層にこの第3サイドウォール21
n,22n中のホウ素が拡散して、濃度が濃く浅い接合
のソース・ドレイン延長部25n,26nが形成され
る。その際、ソース・ドレイン延長部25nは上記ソー
ス・ドレイン23nに接続され、またソース・ドレイン
延長部26nは上記ソース・ドレイン24nに接続され
る。
【0050】次いで前記図1の(5)および図3の
(5)によって説明したのと同様にして、第2サイドウ
ォール20p,20nをエッチングにより選択的に除去
して、図6の(8)に示すように、第3サイドウォール
25p,26p,25n,26n上を露出させる。
【0051】その後、前記図1の(6)および図3の
(6)によって説明したのと同様にして、高融点金属膜
として例えばコバルト膜を形成した後、標準的な2段階
アニーリング工程を経て、第3サイドウォール21p,
22p,21n,22nおよびソース・ドレイン23
p,24p,23n,24nを自己整合的にシリサイド
化して〔いわゆる、サリサイドプロセスを行う〕、金属
シリサイド(コバルトシリサイド)層27p,28p,
27n,28nを形成する。なお、上記コバルト膜上に
窒化チタン膜を形成しておいてもよい。そしてフィール
ド酸化膜(図示省略)上、ゲートパターン15p,15
n上、第1サイドウォール16p,16n上の未反応な
コバルト膜を除去する。次に窒素雰囲気中のRTAで、
例えば、800℃、30秒間のアニーリングを行い、金
属シリサイド層17p,18p,27n,18nを低抵
抗化する。
【0052】上記第3実施形態に係わる絶縁ゲート型半
導体装置の製造方法では、レジストマスク51,52を
用いることによって、pチャネルトランジスタの形成領
域41pのシリコン層17p,18pにはp型不純物を
ドーピングし、nチャネルトランジスタの形成領域41
nのシリコン層17n,18nにはn型不純物をドーピ
ングすることから、適切なる導電型の不純物が各シリコ
ン層17p,18p,17n,18nにドーピングされ
る。同様に、ソース・ドレインを形成する不純物ドーピ
ングでは、pチャネルトランジスタの形成領域41pの
シリコン基板11にはp型不純物をドーピングしてソー
ス・ドレイン23p,24pを形成し、nチャネルトラ
ンジスタの形成領域41nのシリコン基板11にはn型
不純物をドーピングしてソース・ドレイン23n,24
nを形成することから、適切なる導電型の不純物がシリ
コン基板11にドーピングされてソース・ドレイン23
p,24p,23n,24nが形成される。これによっ
て、第1の発明に係わる絶縁ゲート型半導体装置の製造
方法がCMOSプロセスに適用することが可能になり、
初めからソース・ドレイン(例えばソース)23pとソ
ース・ドレイン(例えばドレイン)24pとを短絡する
ことなく第3サイドウォール21p,22pになるシリ
コン層17p,18pが形成される。同様にソース・ド
レイン(例えばソース)23nとソース・ドレイン(例
えばドレイン)24nとを短絡することなく第3サイド
ウォール21n,22nになるシリコン層17n,18
nが形成される。そのため、シリコン層17pと18p
をソース側とドレイン側とに分離するとともにシリコン
層17nと18nをソース側とドレイン側とに分離する
ためのマスクは不要になるとともに、その分離工程も行
なう必要がない。
【0053】上記各実施形態で説明した金属シリサイド
層はコバルトシリサイドに限定されることはなく、他の
高融点金属シリサイド、例えばチタンシリサイド、白金
シリサイド、タングステンシリサイド等であってもよ
い。
【0054】また、上記第1,第2実施形態では、pチ
ャネルトランジスタに関して説明したが、nチャネルト
ランジスタであっても、上記説明したプロセスを採用す
ることは可能である、この場合には、p型不純物をドー
ピングする工程ではn型不純物をドーピングし、p型不
純物をドーピングする工程ではn型不純物をドーピング
すればよい。さらに上記第3実施形態において、イオン
注入は、pチャネルトランジスタの形成領域から始める
場合を記載したが、nチャネルトランジスタの形成領域
から始めることも可能である。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したように第1の発明によれ
ば、第3サイドウォールを形成するためのシリコン層を
選択的エピタキシャル成長により形成するので、エピタ
キシャル成長するシリコンは、ゲートの両側における半
導体基板に形成されるソース・ドレイン上に選択的に成
長させることができる。そのため、初めからゲートを挟
んで一方側のソース・ドレイン(例えばソース)上のシ
リコン層と他方側のソース・ドレイン(例えばドレイ
ン)上のシリコン層とが電気的に分離した状態で形成さ
れるので、各シリコン層を分離するためのマスクは不要
になるとともに、その分離工程も行なう必要がなくな
る。よって、少ない工程数で従来と同様なる構造の導電
性を有するサイドウォールを形成することが可能にな
る。
【0056】第2の発明によれば、前記第1の発明と同
様の効果が得られるとともに、第3サイドウォール、ゲ
ート電極、半導体基板の各表面に金属シリサイド層が選
択的に形成されるので、第3サイドウォール、半導体基
板の低抵抗化とともに、ゲート電極の低抵抗化を図るこ
とが可能になる。
【0057】第3の発明によれば、マスクを用いて不純
物のドーピングを行うので、pチャネルトランジスタの
形成領域のシリコン層にはp型不純物をドーピングする
ことができ、nチャネルトランジスタの形成領域のシリ
コン層にはn型不純物をドーピングすることが可能にな
る。同様に、pチャネルトランジスタの形成領域の半導
体基板にはp型不純物をドーピングしてソース・ドレイ
ンを形成することができ、nチャネルトランジスタの形
成領域の半導体基板にはn型不純物をドーピングしてソ
ース・ドレインを形成することができる。これによっ
て、第1の発明に係わる絶縁ゲート型半導体装置の製造
方法をCMOSプロセスに適用することが可能になり、
初めからpチャネルトランジスタおよびnチャネルトラ
ンジスタの各形成領域におけるトランジスタの一方のソ
ース・ドレイン(例えばソース)上のシリコン層と他方
のソース・ドレイン(例えばドレイン)上のシリコン層
とを電気的に分離した状態で形成できるため、一方のソ
ース・ドレイン上のシリコン層と他方のソース・ドレイ
ン上のシリコン層とを分離するためのマスクは不要にな
るとともに、その分離工程も行なう必要がなくなる。よ
って、少ない工程数で従来と同様なる構造の導電性のサ
イドウォールを形成することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係わる実施形態の一例の製造工程
図である。
【図2】レーザドーピングを用いた場合の製造工程図で
ある。
【図3】第2の発明に係わる実施形態の一例の製造工程
図である。
【図4】第3の発明に係わる実施形態の一例の製造工程
図(その1)である。
【図5】第3の発明に係わる実施形態の一例の製造工程
図(その2)である。
【図6】第3の発明に係わる実施形態の一例の製造工程
図(その3)である。
【図7】従来の技術の説明図である。
【符号の説明】
11…シリコン基板、15…ゲートパターン、16…第
1サイドウォール、17,18…シリコン層、20…第
2サイドウォール、21,22…第3サイドウォール

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に絶縁ゲート型半導体装置
    のゲートを形成した後、該ゲートの側壁に絶縁性の第1
    サイドウォールを形成する工程と、 前記ゲートの両側における前記半導体基板上に前記第1
    サイドウォールを介して該第1サイドウォールよりも低
    い状態にシリコンを選択的エピタキシャル成長させてシ
    リコン層を形成する工程と、 前記第1サイドウォール側の前記シリコン層上に該シリ
    コン層のエッチングマスクとなる第2サイドウォールを
    形成する工程と、 前記第2サイドウォールをマスクに用いて前記シリコン
    層をエッチングして、前記ゲートの側壁に前記第1サイ
    ドウォールを介して前記シリコン層からなる第3サイド
    ウォールを形成する工程とを備えたことを特徴とする絶
    縁ゲート型半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の絶縁ゲート型半導体装置
    の製造方法において、 前記第3サイドウォールを形成した後に前記第2サイド
    ウォールを除去する工程と、 前記第3サイドウォールの表面および前記半導体基板の
    表面に金属シリサイド層を形成する工程とを備えたこと
    を特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の絶縁ゲート型半導体装置
    の製造方法において、 前記シリコン層を形成した後で前記第2サイドウォール
    を形成する前に、 該シリコン層にソース・ドレイン延長部を形成するため
    の不純物をドーピングする工程と、 前記第3サイドウォールを形成した後で前記第2サイド
    ウォールを除去する前に、 前記第1サイドウォール、前記第2サイドウォール、前
    記第3サイドウォールおよび前記ゲートをマスクに用い
    た不純物ドーピングにより前記第3サイドウォールを介
    した前記ゲートの両側における半導体基板にソース・ド
    レインを形成する工程と、 熱処理により前記第3サイドウォールより前記半導体基
    板の表層に前記第3サイドウォール中の不純物を拡散し
    てソース・ドレイン延長部を形成する工程とを備えたこ
    とを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の絶縁ゲート型半導体装置
    の製造方法において、 前記第1サイドウォールを形成した後で前記シリコン層
    を形成する前に、 レーザドーピングにより半導体基板に不純物を導入して
    ソース・ドレイン延長部を形成する工程と、 前記第3サイドウォールを形成した後で前記金属シリサ
    イド層を形成する工程を行う前に、少なくとも前記第1
    サイドウォール、前記第3サイドウォールおよび前記ゲ
    ートをマスクに用いた不純物ドーピングにより前記第3
    サイドウォールを介した前記ゲートの両側における半導
    体基板にソース・ドレインを形成する工程とを備えたこ
    とを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に絶縁ゲート型半導体装置
    のゲートを該ゲートのゲート電極上にオフセット絶縁膜
    を載せた状態に形成した後、該ゲートの側壁に絶縁性の
    第1サイドウォールを形成する工程と、 前記ゲートの両側における前記半導体基板上に前記第1
    サイドウォールを介して該第1サイドウォールよりも低
    い状態にシリコンを選択的エピタキシャル成長させてシ
    リコン層を形成する工程と、 前記第1サイドウォール側の前記シリコン層上に該シリ
    コン層のエッチングマスクとなる第2サイドウォールを
    形成する工程と、 前記第2サイドウォールをマスクに用いて前記シリコン
    層をエッチングして、前記第1サイドウォールを介して
    前記ゲートの側壁に前記シリコン層からなる第3サイド
    ウォールを形成する工程と前記オフセット絶縁膜と前記
    第2サイドウォールとを除去した後に前記第3サイドウ
    ォールの表面、前記ゲート電極の表面および前記半導体
    基板の表面に金属シリサイド層を形成する工程とを備え
    たことを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の絶縁ゲート型半導体装置
    の製造方法において、 前記シリコン層を形成した後で前記第2サイドウォール
    を形成する前に、 該シリコン層にソース・ドレイン延長部を形成するため
    の不純物をドーピングする工程と、 前記第3サイドウォールを形成した後で前記第2サイド
    ウォールを除去する前に、 前記第1サイドウォール、前記第2サイドウォール、前
    記第3サイドウォールおよび前記ゲートをマスクに用い
    た不純物ドーピングにより前記第3サイドウォールを介
    した前記ゲートの両側における半導体基板にソース・ド
    レインを形成する工程と、 熱処理により前記第3サイドウォールより前記半導体基
    板の表層に前記第3サイドウォール中の不純物を拡散し
    てソース・ドレイン延長部を形成する工程とを備えたこ
    とを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の絶縁ゲート型半導体装置
    の製造方法において、 前記第1サイドウォールを形成した後で前記シリコン層
    を形成する前に、 レーザドーピングにより半導体基板に不純物を導入して
    ソース・ドレイン延長部を形成する工程と、 前記第3サイドウォールを形成した後で前記金属シリサ
    イド層を形成する工程を行う前に、少なくとも前記第1
    サイドウォール、前記第3サイドウォールおよび前記ゲ
    ートをマスクに用いた不純物ドーピングにより前記第3
    サイドウォールを介した前記ゲートの両側における半導
    体基板にソース・ドレインを形成する工程とを備えたこ
    とを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板に形成された素子分離領域で
    分離された該半導体基板のpチャネルトランジスタの形
    成領域およびnチャネルトランジスタの形成領域のそれ
    ぞれに、pチャネルトランジスタおよびnチャネルトラ
    ンジスタの各ゲートを形成した後、該各ゲートの側壁に
    絶縁性を有する第1サイドウォールを形成する工程と、 前記第1サイドウォールを介した前記各ゲートの両側に
    おける前記半導体基板上に該第1サイドウォールよりも
    低い状態にシリコンを選択的エピタキシャル成長させて
    シリコン層を形成する工程と、 前記nチャネルトランジスタの形成領域を覆うとともに
    前記pチャネルトランジスタの形成領域上に開口を設け
    たマスクを形成し、該pチャネルトランジスタの形成領
    域の前記シリコン層にp型不純物をドーピングする工程
    と、 前記pチャネルトランジスタの形成領域を覆うとともに
    前記nチャネルトランジスタの形成領域上に開口を設け
    たマスクを形成し、該nチャネルトランジスタの形成領
    域の前記シリコン層にn型不純物をドーピングする工程
    と、 前記各第1サイドウォール側の前記シリコン層上に該シ
    リコン層のエッチングマスクとなる第2サイドウォール
    を形成する工程と、 前記各第2サイドウォールをマスクに用いて前記シリコ
    ン層をエッチングして、前記各第1サイドウォールを介
    して前記各ゲートの側壁に前記シリコン層からなる第3
    サイドウォールを形成する工程と前記nチャネルトラン
    ジスタの形成領域を覆うとともに前記pチャネルトラン
    ジスタの形成領域上に開口を設けたマスクを形成し、該
    pチャネルトランジスタの形成領域における、前記第3
    サイドウォールを介した前記ゲートの両側の半導体基板
    にp型不純物をドーピングしてソース・ドレインを形成
    する工程と、 前記pチャネルトランジスタの形成領域を覆うとともに
    前記nチャネルトランジスタの形成領域上に開口を設け
    たマスクを形成し、該nチャネルトランジスタの形成領
    域における、前記第3サイドウォールを介した前記ゲー
    トの両側の半導体基板にn型不純物をドーピングしてソ
    ース・ドレインを形成する工程と、 熱処理により、前記pチャネルトランジスタの形成領域
    における前記第3サイドウォールより前記半導体基板の
    表層に前記第3サイドウォール中のp型不純物を拡散し
    てソース・ドレイン延長部を形成するとともに、前記n
    チャネルトランジスタの形成領域における前記第3サイ
    ドウォールより前記半導体基板の表層に前記第3サイド
    ウォール中のn型不純物を拡散してソース・ドレイン延
    長部を形成する工程とを備えたことを特徴とする絶縁ゲ
    ート型半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の絶縁ゲート型半導体装置
    の製造方法において、 前記各ソース・ドレイン延長部を形成した後、 前記各第2サイドウォールを除去する工程と、 前記各第3サイドウォールの表面および前記半導体基板
    の表面に金属シリサイド層を形成する工程とを備えたこ
    とを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010058666A (ko) * 1999-12-30 2001-07-06 윤종용 선택적으로 형성되는 에피텍셜층을 이용한 반도체장치의트랜지스터 및 그 제조방법
JP2008053349A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Elpida Memory Inc Mosトランジスタ、半導体装置及びその製造方法

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KR20010058666A (ko) * 1999-12-30 2001-07-06 윤종용 선택적으로 형성되는 에피텍셜층을 이용한 반도체장치의트랜지스터 및 그 제조방법
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