JPH11145290A - スタンダードセル配置方法 - Google Patents

スタンダードセル配置方法

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Publication number
JPH11145290A
JPH11145290A JP9304789A JP30478997A JPH11145290A JP H11145290 A JPH11145290 A JP H11145290A JP 9304789 A JP9304789 A JP 9304789A JP 30478997 A JP30478997 A JP 30478997A JP H11145290 A JPH11145290 A JP H11145290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
belonging
output terminal
input terminal
standard cells
Prior art date
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Pending
Application number
JP9304789A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Yamamoto
敦志 山本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9304789A priority Critical patent/JPH11145290A/ja
Publication of JPH11145290A publication Critical patent/JPH11145290A/ja
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じネットに属する出力端子から入力端子へ
の各信号の伝達の際に、その信号伝達の遅延の値の差が
大きくならないようにするためのセル配置を、容易に決
定することができるスタンダードセル配置方法を提供す
る。 【解決手段】 同じネットに属する出力端子51から入
力端子52,53までの距離の差を小さくし、同じネッ
トに属する出力端子51から入力端子52,53への信
号伝達の際の遅延の値の差が大きくならないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップの一種
であるVLSI内の各素子のセル単位でのレイアウトに
おけるスタンダードセル配置方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ICチップの一種でありスタ
ンダードセルを用いたVLSIにおいて、その内部の各
素子のセル単位でのレイアウトは、一般的に、以下のよ
うな手順で行なわれている。 手順(1);スタンダードセルの配置 手順(2);スタンダードセルとI/Oセルおよび機能
ブロック間の配線 これらのうち、手順(1)を行なう方法をスタンダード
セル配置方法といい、従来のスタンダードセル配置方法
について、以下に説明する。
【0003】図2はVLSI内の各素子のセル単位での
レイアウトの一例を示す内部構成図である。図2におい
て、20はI/Oセル、21はスタンダードセル、22
は機能ブロックを示す。
【0004】従来のスタンダードセル配置方法として
は、例えば、Mを2以上の整数とする時、M個のスタン
ダードセル21を接続するネットの仮想配線長を、M個
のスタンダードセル21を囲む最小矩形の半周囲長で近
似し、その最小矩形の半周囲長の全ネットに関する総和
を最小化するように配置する方法、あるいは、3以上の
N個のスタンダードセル21を接続するネットを除去
し、N個のスタンダードセル21から2個を取り出すす
べての組合せに対して2端子ネットを形成して、すべて
の2端子ネットの仮想配線長の総和を最小化するように
配置する方法が一般的であった。
【0005】図3は、従来のスタンダードセル配置方法
において、3以上のN個のスタンダードセルを接続する
ネットを除去する方法を示す図であり、図4は、従来の
スタンダードセル配置方法において、2端子ネットを形
成する方法を示す図である。例えば、図3に示す出力端
子31と入力端子32および入力端子33を接続するネ
ット30を除去すると、図4に示すように、出力端子3
1と入力端子32とを接続するネット34、出力端子3
1と入力端子33とを接続するネット35、および入力
端子32と入力端子33とを接続するネット36が形成
される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のスタンダードセル配置方法では、同じネット
に属する入力端子の数が多い場合、出力端子を持つスタ
ンダードセルも入力端子を持つスタンダードセルも同じ
扱いとなるため、同じネットに属する出力端子から入力
端子への各信号の伝達の際に、その信号伝達の遅延の値
の差が大きくなることがあるという問題点を有してい
た。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、同じネットに属する出力端子から入力端子への各
信号の伝達の際に、その信号伝達の遅延の値の差が大き
くならないようにするためのセル配置を、容易に決定す
ることができるスタンダードセル配置方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のスタンダードセル配置方法は、同じネット
に属する出力端子から入力端子までの距離の差を小さく
し、同じネットに属する出力端子から入力端子への信号
伝達の際の遅延の値の差が大きくならないようにするこ
とを特徴とする。
【0009】以上により、同じネットに属する出力端子
から入力端子への各信号の伝達の際に、その信号伝達の
遅延の値の差が大きくならないようにするためのセル配
置を、容易に決定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のスタン
ダードセル配置方法は、ICチップの一種であるVLS
I内において、ネットで接続されるスタンダードセルの
集合を配置するスタンダードセル配置方法であって、前
記スタンダードセルの配置の際に、前記スタンダードセ
ルの集合のうち、3個以上のスタンダードセルを接続す
るネットのすべてあるいは一部を、前記ネットに属する
すべての出力端子各々と前記ネットに属するすべての入
力端子各々とを接続する2端子ネットに分割し、前記ス
タンダードセルの集合を配置する方法とする。
【0011】この方法によると、同じネットに属する出
力端子から入力端子までの距離の差を小さくし、同じネ
ットに属する出力端子から入力端子への信号伝達の際の
遅延の値の差が大きくならないようにする。
【0012】以下、本発明の実施の形態を示すタンダー
ドセル配置方法について、図面を参照しながら具体的に
説明する。図1は本実施の形態のスタンダードセル配置
方法における処理手順を示すフロー図である。
【0013】このスタンダードセル配置方法は、図1
(a)に示すように、最初にステップ10において、属
するスタンダードセルの個数が3以上のN個(Nは整
数)のネットを1つ抽出し、ステップ11において、抽
出されたネットを除去する。次にステップ12におい
て、抽出されたネットに属するすべての出力端子各々と
前記のネットに属するすべての入力端子各々とを接続す
る2端子ネットを形成する。例えば、ステップ11にお
いて除去されたネットが、図5に示すネット50のよう
に、出力端子51と入力端子52および入力端子53と
を接続している場合には、ステップ12において形成さ
れるネットは、図6に示すように、出力端子51と入力
端子52とを接続するネット54および出力端子51と
入力端子53とを接続するネット55の2本になる。
【0014】ステップ12では、図1(b)に示すよう
に、最初にステップ120において、抽出されたネット
に属する出力端子を1つ抽出する。次にステップ121
において、抽出されたネットに属する入力端子を1つ抽
出する。次にステップ122において、抽出した出力端
子と抽出した入力端子とを接続する2端子ネットを形成
する。次にステップ123において、抽出されたネット
に属する入力端子が残っているかどうかを判定し、残っ
ていればステップ121に戻り、最後にステップ124
において、抽出されたネットに属する出力端子が残って
いるかどうかを判定し、残っていればステップ120に
戻る。
【0015】つづいて、図1(a)に示すように、ステ
ップ13において、ステップ10で抽出されないで残っ
たネットで、ネットに属するスタンダードセルの個数が
3以上のネットが残っているかどうかを判定し、残って
いればステップ10に戻り、最後にステップ14におい
て、スタンダードセルの配置を行う。
【0016】なお、上記のステップ10において、属す
るスタンダードセルの個数が3以上のN個(Nは整数)
のネットのうち、例えばクロック端子に接続するものを
抽出し、ステップ13において、ステップ10で抽出さ
れないで残ったネットで、ネットに属するスタンダード
セルの個数が3以上のネットのうち、例えばクロック端
子に接続するものが残っているかどうかを判定するよう
にしてもよい。
【0017】以上の方法によって、同じネットに属する
出力端子から入力端子までの距離の差を小さくし、同じ
ネットに属する出力端子から入力端子への信号伝達の際
の遅延の値の差が大きくならないようにすることができ
る。
【0018】その結果、同じネットに属する出力端子か
ら入力端子への各信号の伝達の際に、その信号伝達の遅
延の値の差が大きくならないようにするためのセル配置
を、容易に決定することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、同じネッ
トに属する出力端子から入力端子までの距離の差を小さ
くし、同じネットに属する出力端子から入力端子への信
号伝達の際の遅延の値の差が大きくならないようにする
ことができる。
【0020】そのため、同じネットに属する出力端子か
ら入力端子への各信号の伝達の際に、その信号伝達の遅
延の値の差が大きくならないようにするためのセル配置
を、容易に決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のスタンダードセル配置方
法の処理を示すフロー図
【図2】一般的なVLSIの内部レイアウトの説明図
【図3】従来のスタンダードセル配置方法におけるネッ
トの除去前の回路図
【図4】同従来例の方法における2端子ネットの形成後
の回路図
【図5】本発明の実施の形態のスタンダードセル配置方
法でのネット除去前の回路図
【図6】同実施の形態の方法における2端子ネットの形
成後の回路図
【符号の説明】
20 I/Oセル 21 スタンダードセル 22 機能ブロック 50 除去されるネット 51 出力端子 52,53 入力端子 54,55 形成されるネット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップの一種であるVLSI内にお
    いて、ネットで接続されるスタンダードセルの集合を配
    置するスタンダードセル配置方法であって、前記スタン
    ダードセルの配置の際に、前記スタンダードセルの集合
    のうち、3個以上のスタンダードセルを接続するネット
    のすべてあるいは一部を、前記ネットに属するすべての
    出力端子各々と前記ネットに属するすべての入力端子各
    々とを接続する2端子ネットに分割し、前記スタンダー
    ドセルの集合を配置することを特徴とするスタンダード
    セル配置方法。
JP9304789A 1997-11-07 1997-11-07 スタンダードセル配置方法 Pending JPH11145290A (ja)

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JP9304789A JPH11145290A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 スタンダードセル配置方法

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JPH11145290A true JPH11145290A (ja) 1999-05-28

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ID=17937264

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JP9304789A Pending JPH11145290A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 スタンダードセル配置方法

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