JPH1114466A - ガス温度計 - Google Patents
ガス温度計Info
- Publication number
- JPH1114466A JPH1114466A JP16852697A JP16852697A JPH1114466A JP H1114466 A JPH1114466 A JP H1114466A JP 16852697 A JP16852697 A JP 16852697A JP 16852697 A JP16852697 A JP 16852697A JP H1114466 A JPH1114466 A JP H1114466A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cylinder
- gas
- outer cylinder
- cylinder
- thermocouple
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型・軽量で、外部から容易にセットでき、
正確に温度が計れるガス温度計をえる。 【解決手段】 単数又は複数のガス流入穴を設け内部に
熱電対１を備えた内筒３ａと、内筒のガス流入穴とずら
した位置にガス流入穴を設け内筒を覆って設けられた外
筒２ａとを設ける。
正確に温度が計れるガス温度計をえる。 【解決手段】 単数又は複数のガス流入穴を設け内部に
熱電対１を備えた内筒３ａと、内筒のガス流入穴とずら
した位置にガス流入穴を設け内筒を覆って設けられた外
筒２ａとを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は燃焼した排ガス等の
温度測定に適用されるガス温度計に関する。
温度測定に適用されるガス温度計に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２と図３に従来技術を示す。内筒３と
外筒２を持つステンレス製二重管で構成された円筒状の
輻射遮へいガス温度計で、内筒３の軸芯に同軸に熱電対
１を配置し、軸芯方向に流れるガス温度を測定する。
外筒２を持つステンレス製二重管で構成された円筒状の
輻射遮へいガス温度計で、内筒３の軸芯に同軸に熱電対
１を配置し、軸芯方向に流れるガス温度を測定する。
【０００３】測定の際、あらかじめガスの流れるダクト
内部の流れ方向に向け二重管を固定する。そしてガス温
度を測定している。
内部の流れ方向に向け二重管を固定する。そしてガス温
度を測定している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは次の
ような問題点があった。
ような問題点があった。
【０００５】（１）燃焼ガス温度を測定するとき、ステ
ンレス製二重管となっているガス温度計は非常に重く、
形状も大きいため、取り付け、取り外しが困難である。
すなわち、ガス温度計本体が大きいため、広い場所ある
いは、ダクトが大きくなければ温度計をセットすること
が困難であり、場合によって測定できないこともある。
ンレス製二重管となっているガス温度計は非常に重く、
形状も大きいため、取り付け、取り外しが困難である。
すなわち、ガス温度計本体が大きいため、広い場所ある
いは、ダクトが大きくなければ温度計をセットすること
が困難であり、場合によって測定できないこともある。
【０００６】（２）二重管の中心を流れるガス温度を計
測する構成になっているので、側方からの輻射熱遮へい
は問題ないが、ガス入口前方からの輻射熱は防げないた
め、狭い場所でのガス温度計測では誤差がでる。
測する構成になっているので、側方からの輻射熱遮へい
は問題ないが、ガス入口前方からの輻射熱は防げないた
め、狭い場所でのガス温度計測では誤差がでる。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【０００８】（１）単数又は複数のガス流入穴を設け内
部に熱電対を備えた内筒と、同内筒のガス流入穴とずら
した位置にガス流入穴を設け内筒を覆って設けられた外
筒とを備えた。
部に熱電対を備えた内筒と、同内筒のガス流入穴とずら
した位置にガス流入穴を設け内筒を覆って設けられた外
筒とを備えた。
【０００９】以上において、ダクトの外から、計測対象
のガス流中にほぼ垂直にガス温度計を挿入すると、ガス
は外筒の穴から外筒内にはいり、次に内筒の穴から内筒
内にはいり、熱電対に接触した後、前記とは逆順で内筒
から外筒の外へと流出する。そして熱電対でガス温度が
計測される。このとき、内筒の穴と外筒の穴の位置がず
れているため、熱電対は周囲の輻射熱の影響を受けな
い。このようにして、小型で、容易に挿入でき、正確に
ガス温度が計測できる。
のガス流中にほぼ垂直にガス温度計を挿入すると、ガス
は外筒の穴から外筒内にはいり、次に内筒の穴から内筒
内にはいり、熱電対に接触した後、前記とは逆順で内筒
から外筒の外へと流出する。そして熱電対でガス温度が
計測される。このとき、内筒の穴と外筒の穴の位置がず
れているため、熱電対は周囲の輻射熱の影響を受けな
い。このようにして、小型で、容易に挿入でき、正確に
ガス温度が計測できる。
【００１０】（２）前記内筒及び外筒がセラミック材質
である前記（１）記載のガス温度計。
である前記（１）記載のガス温度計。
【００１１】以上において、内筒と外筒をセラミック材
質としたため、従来のものより軽量となり、取扱が容易
になる。
質としたため、従来のものより軽量となり、取扱が容易
になる。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図１によ
り説明する。
り説明する。
【００１３】ボルト型の取付用ネジ８は同軸に穴ａがあ
り、この穴ａを通して熱電対１の基端が固定金具４で取
付けられている。また取付用ネジ８の先端面には同軸の
円筒型の突起ｂがあり、この内側面にセラミック製の内
筒３ａの基端が挿入され固定される。また内筒３ａの前
部の側面には径方向の複数の貫通穴５があけられてい
る。
り、この穴ａを通して熱電対１の基端が固定金具４で取
付けられている。また取付用ネジ８の先端面には同軸の
円筒型の突起ｂがあり、この内側面にセラミック製の内
筒３ａの基端が挿入され固定される。また内筒３ａの前
部の側面には径方向の複数の貫通穴５があけられてい
る。
【００１４】先端閉のセラミック製の外筒２ａの基端が
円筒型の突起ｂの外側面部に挿入され固定される。外筒
２ａには内筒３ａの先端より前方から穴５に直交する径
方向の複数の貫通穴６があけられている。
円筒型の突起ｂの外側面部に挿入され固定される。外筒
２ａには内筒３ａの先端より前方から穴５に直交する径
方向の複数の貫通穴６があけられている。
【００１５】この温度計が、計測対象のガスのダクトに
ガス流れに垂直に外部から挿入され、かつ穴６を流れ方
向に向け、取付ネジ８で固定されて、ガス温度が計測さ
れる。
ガス流れに垂直に外部から挿入され、かつ穴６を流れ方
向に向け、取付ネジ８で固定されて、ガス温度が計測さ
れる。
【００１６】ガスは矢印のように外筒２ａの穴６から外
筒内にはいり、次に内筒３ａの穴５および先端７から内
筒内にはいり、熱電対１に接触した後、前記とは逆順で
内筒３ａから外筒２ａの外へと流出する。そして熱電対
１でガス温度が計測される。このとき、内筒３ａの穴５
と外筒２ａの穴６の位置がずれているため、熱電対１は
周囲の輻射熱の影響を受けない。
筒内にはいり、次に内筒３ａの穴５および先端７から内
筒内にはいり、熱電対１に接触した後、前記とは逆順で
内筒３ａから外筒２ａの外へと流出する。そして熱電対
１でガス温度が計測される。このとき、内筒３ａの穴５
と外筒２ａの穴６の位置がずれているため、熱電対１は
周囲の輻射熱の影響を受けない。
【００１７】このようにして、小型軽量であるため、狭
い場所または小さなダクトでも、容易に挿入取付でき、
正確にガス温度が計測できる。
い場所または小さなダクトでも、容易に挿入取付でき、
正確にガス温度が計測できる。
【００１８】
（１）発明１において、外筒と内筒に穴をずらしてあけ
外筒で内筒を覆う構成としたので、小型となり、ガス流
れにほぼ垂直に、外部から容易にセットできる。また、
外筒の穴と内筒の穴の位置がずれているので、どの方向
に向けてセットしても熱電対は、外部の加熱部の熱輻射
の影響を受けず、ガス温度が正確に計測できる。
外筒で内筒を覆う構成としたので、小型となり、ガス流
れにほぼ垂直に、外部から容易にセットできる。また、
外筒の穴と内筒の穴の位置がずれているので、どの方向
に向けてセットしても熱電対は、外部の加熱部の熱輻射
の影響を受けず、ガス温度が正確に計測できる。
【００１９】（２）発明２では、前記発明１において、
外筒と内筒をセラミック製としたため、従来のものより
軽量小型となり、前記発明１の効果に加え取扱いが容易
となる。
外筒と内筒をセラミック製としたため、従来のものより
軽量小型となり、前記発明１の効果に加え取扱いが容易
となる。
【図１】本発明の実施の一形態の断面図である。
【図２】従来例の断面図である。
【図３】同従来例のＡ−Ａ視図である。
１ 熱電対 ２，２ａ 外筒 ３，３ａ 内筒 ４ 熱電対固定金具 ５ 内筒のガス流入穴 ６ 外筒のガス流入穴 ７ 先端 ８ 取付用ネジ
Claims (2)
- 【請求項１】 単数又は複数のガス流入穴を設け内部に
熱電対を備えた内筒と、同内筒のガス流入穴とずらした
位置にガス流入穴を設け内筒を覆って設けられた外筒と
を備えたことを特徴とするガス温度計。 - 【請求項２】 前記内筒及び外筒がセラミック材質であ
ることを特徴とする請求項１記載のガス温度計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16852697A JPH1114466A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | ガス温度計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16852697A JPH1114466A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | ガス温度計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1114466A true JPH1114466A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15869663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16852697A Pending JPH1114466A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | ガス温度計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1114466A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103644978A (zh) * | 2013-11-26 | 2014-03-19 | 北京航空航天大学 | 一种适用于真空羽流场总温测量装置 |
| CN103674304A (zh) * | 2013-12-03 | 2014-03-26 | 天津航空机电有限公司 | 一种热电偶的滞止室 |
| US9598976B2 (en) | 2014-01-14 | 2017-03-21 | Solar Turbines Incorporated | Ceramic pedestal and shield for gas path temperature measurement |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP16852697A patent/JPH1114466A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103644978A (zh) * | 2013-11-26 | 2014-03-19 | 北京航空航天大学 | 一种适用于真空羽流场总温测量装置 |
| CN103644978B (zh) * | 2013-11-26 | 2016-05-11 | 北京航空航天大学 | 一种适用于真空羽流场总温测量装置 |
| CN103674304A (zh) * | 2013-12-03 | 2014-03-26 | 天津航空机电有限公司 | 一种热电偶的滞止室 |
| CN103674304B (zh) * | 2013-12-03 | 2015-11-04 | 天津航空机电有限公司 | 一种热电偶的滞止室 |
| US9598976B2 (en) | 2014-01-14 | 2017-03-21 | Solar Turbines Incorporated | Ceramic pedestal and shield for gas path temperature measurement |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |