JPH11108765A - 温度検知センサーの固定構造 - Google Patents

温度検知センサーの固定構造

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JPH11108765A
JPH11108765A JP26724997A JP26724997A JPH11108765A JP H11108765 A JPH11108765 A JP H11108765A JP 26724997 A JP26724997 A JP 26724997A JP 26724997 A JP26724997 A JP 26724997A JP H11108765 A JPH11108765 A JP H11108765A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
pipe body
tube
sensor
fixing member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26724997A
Other languages
English (en)
Inventor
Minetake Yamashita
峰毅 山下
Hirotaka Josa
弘隆 帖佐
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度検知精度を高める。 【解決手段】 内部を熱媒体が通過する管体1に温度検
知センサー2を接触させて固定する構造である。温度検
知センサー2を管体1に固定する位置において、温度検
知センサー2が管体1に接触する部分以外の箇所を固定
部材3で覆っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部を例えば温水
のような熱媒体が通過する管体に温度検知センサーを接
触させて固定する構造に関し、詳しくは、検知精度を高
めようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内部を熱媒体が通過する管体に温
度検知センサーを接触させて固定する構造は、管体に温
度検知センサーをインシュロックのような結束バンド等
にて固定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成においては、図3に示すように、管体1の温度を測
定する場合、温度検知センサー2においてはセンサーの
外面全体で温度を検知するのであり、管体1に接触して
いない面は外気温の影響(図の矢印イは受熱作用を示し
ている)を受けやすく、単に、結束バンド等で固定する
だけでは、管体1の温度を正確に測定することができな
いという問題があった。
【0004】更に、管体1の外表面からは図の矢印ロに
示すように、放熱がおこなわれて熱媒体の温度を正確に
検知するのが難しいものとなっていた。本発明はこのよ
うな問題に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、管体の温度検知精度を高めることができる温
度検知センサーの固定構造を提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、内
部を熱媒体が通過する管体1に温度検知センサー2を接
触させて固定する構造であって、温度検知センサー2を
管体1に固定する位置において、温度検知センサー2が
管体1に接触する部分以外の箇所を固定部材3で覆って
成ることを特徴とするものである。
【0006】請求項2においては、偏平な温度検知セン
サー2を固定部材3の一部に形成したセンサー保持部3
aにて囲繞して保持し、センサー保持部3aの管体1が
わ部分の厚みtを薄くして成ることを特徴とするもので
ある。請求項3においては、固定部材3が熱伝導性の良
い金属材料にて形成されて成ることを特徴とするもので
ある。
【0007】(作用)請求項1においては、温度検知セ
ンサー2の管体1に接触する部分を除く箇所、及び管体
1の外周部分は固定部材3にて覆われていて、温度検知
センサー2が外気温に影響を受けるのを回避することが
でき、かつ、温度検知センサー2を固定する部分の管体
1の周部からの放熱を抑制することができ、熱媒体の温
度を精度高く検知することができる。
【0008】請求項2においては、偏平な温度検知セン
サー2の全周をセンサー保持部3aにて囲繞して保持し
て、偏平な温度検知センサー2を確実に保持することが
できながら、センサー保持部3aの管体1がわを薄くす
ることで、偏平な温度検知センサー2を管体1に近接さ
せることができ、管体1の温度検知を良好におこなうこ
とができる。
【0009】請求項3においては、管体1の温度をより
精度を高めて検知することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1(a)は斜視図、図1(b)は断
面図を示している。管体1は例えば、銅、鉄、ステンレ
ス鋼等の金属パイプであり、内部には温水・冷水のよう
な熱媒体が通過される。管体1の外表面には温度検知セ
ンサー2を筒状の固定部材3にて固定し、管体1の温度
を検知して熱媒体の温度を検知するようにしている。
【0011】温度検知センサー2を管体1に固定する位
置において、温度検知センサー2が管体1に接触する部
分以外の箇所を固定部材3で覆っている。固定部材3は
管体1と同材質の金属製であり、固定部材3の内径は管
体1の外径よりやや大きくて固定部材3を管体1に挿入
することができるようにしている。また、固定部材3に
は内面がわがスリット状に開口したセンサー囲繞部3b
を形成して略円筒状の温度検知センサー2を挿入して固
定することができるようになっている。
【0012】しかして、管体1に固定部材3を挿入し、
固定部材3のセンサー囲繞部3bに温度検知センサー2
を挿入して、温度検知センサー2を管体1に固定するの
である。温度検知センサー2には信号ケーブル4を接続
している。このような構成によれば、温度検知センサー
2が管体1に接触する部分を除く箇所、及び管体1の外
周部分は固定部材3にて覆っていて、温度検知センサー
2が外気温に影響を受けるのを回避するのであり、か
つ、温度検知センサー2を固定する部分の管体1の周部
からの放熱を抑制することができ、熱媒体の温度を精度
高く検知することができるのである。
【0013】(実施の形態2)図2は実施の形態2を示
している。但し、本実施の形態の基本構成は実施の形態
1と共通であり、共通する部分については同一の符号を
付して説明は省略する。本実施の形態においては、固定
部材3のセンサー囲繞部3bを角孔状にして、偏平な温
度検知センサー2を保持するセンサー保持部3aを形成
し、このセンサー保持部3aに偏平な温度検知センサー
2を挿入して保持することができるようにしたものであ
る。この場合、センサー保持部3aの管体1がわ部分の
厚みtを薄くしてある。
【0014】このような構成によれば、偏平な温度検知
センサー2の全周をセンサー保持部3aにて囲繞して保
持して、偏平な温度検知センサー2を確実に保持するこ
とができながら、センサー保持部3aの管体1がわを薄
くすることで、偏平な温度検知センサー2を管体1に近
接させることができ、管体1の温度検知を良好におこな
うことができるものである。
【0015】
【発明の効果】請求項1においては、内部を熱媒体が通
過する管体に温度検知センサーを接触させて固定する構
造であって、温度検知センサーを管体に固定する位置に
おいて、温度検知センサーが管体に接触する部分以外の
箇所を固定部材で覆っているから、温度検知センサーの
管体に接触する部分を除く箇所、及び管体の外周部分は
固定部材にて覆われていて、温度検知センサーが外気温
に影響を受けるのを回避することができ、かつ、温度検
知センサーを固定する部分の管体の周部からの放熱を抑
制することができ、管体の温度を精度高く検知すること
ができるという利点がある。
【0016】請求項2においては、偏平な温度検知セン
サーを固定部材の一部に形成したセンサー保持部にて囲
繞して保持し、センサー保持部の管体がわ部分の厚みを
薄くしているから、偏平な温度検知センサーを確実に保
持することができながら、センサー保持部の管体がわを
薄くすることで、偏平な温度検知センサーを管体に近接
させることができ、熱媒体の温度検知を良好におこなう
ことができるという利点がある。
【0017】請求項3においては、固定部材が熱伝導性
の良い金属材料にて形成されているから、管体の温度を
より精度を高めて検知することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示し、(a)は概略斜
視図、(b)は断面図である。
【図2】実施の形態2の断面図である。
【図3】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 管体 2 温度検知センサー 3 固定部材 3a センサー保持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を熱媒体が通過する管体に温度検知
    センサーを接触させて固定する構造であって、温度検知
    センサーを管体に固定する位置において、温度検知セン
    サーが管体に接触する部分以外の箇所を固定部材で覆っ
    て成ることを特徴とする温度検知センサーの固定構造。
  2. 【請求項2】 偏平な温度検知センサーを固定部材の一
    部に形成したセンサー保持部にて囲繞して保持し、セン
    サー保持部の管体がわ部分の厚みを薄くして成ることを
    特徴とする請求項1記載の温度検知センサーの固定構
    造。
  3. 【請求項3】 固定部材が高い熱伝導性を備えた金属材
    料にて形成されて成ることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載の温度検知センサーの固定構造。
JP26724997A 1997-09-30 1997-09-30 温度検知センサーの固定構造 Withdrawn JPH11108765A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6551621B1 (ja) * 2018-09-13 2019-07-31 中国電力株式会社 蒸気管の温度測定装置、蒸気管の温度測定方法
WO2020054011A1 (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 中国電力株式会社 蒸気管の温度測定装置、蒸気管の温度測定方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2020054010A1 (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 中国電力株式会社 蒸気管の温度測定装置、蒸気管の温度測定方法
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Effective date: 20041207