JPH11144206A - 磁気ヘッド、及びこの磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド、及びこの磁気ヘッドの製造方法Info
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- JPH11144206A JPH11144206A JP30184497A JP30184497A JPH11144206A JP H11144206 A JPH11144206 A JP H11144206A JP 30184497 A JP30184497 A JP 30184497A JP 30184497 A JP30184497 A JP 30184497A JP H11144206 A JPH11144206 A JP H11144206A
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Abstract
部材のガード部材を取り付けていたので、部品点数が多
くなっていた。そのために、組立効率が悪くなって、コ
ストアップになっていた。 【解決手段】 本発明の磁気ヘッドは、シールドケース
13に外層13a、中間層13b、内層13cの3層構
造のクラッド材又は積層材を用い、該クラッド材又は積
層材の材料を外層13aと内層13cの両層を磁性材料
で、前記中間層13bを耐摩耗材料とで構成した。そし
て、コア挿入窓15の端面15a、15bにシールドケ
ースの内方に向かって広がる傾斜面17を形成した。
Description
ルドケースの材料にクラッド材又は積層材を使用して、
磁気ヘッドの性能向上と組立効率の向上を図った磁気ヘ
ッド及びこの製造方法に関する。
ヘッド1は、図10に示すようにシールドケース2のテ
ープ摺接面2aにガード部材3が取り付けられ、このガ
ード部材3の両端側に形成されているコア挿入窓4、5
に、ギャップ部6b、7bを有する磁気コア6、7が挿
入された状態になっている。また、シールドケース2の
長手方向の図示左側の側面には、図示を省略した消去ヘ
ッドが取り付けられている。このような従来の磁気ヘッ
ド1のシールドケース2は、パーマロイ等の磁性材料か
ら成り、プレス加工等の絞り加工により、一方にテープ
摺接面2aと、他方が開放されて内部が空洞になってい
る。また、図11に示すように一方のテープ摺接面2a
は曲面状に形成されている。また、シールドケース2の
長手方向の両端寄りのテープ摺接面2aには、磁気コア
6、7を挿入するコア挿入窓4、5が略矩形状にプレス
等で打ち抜き形成されている。また、このコア挿入窓
4、5の間には、図11に示すような所定の幅と深さの
ガード溝2bが形成されている。このガード溝2bには
図11に示すような複数の樹脂孔2cが貫通形成されて
いる。
の長手方向の寸法より若干長い、耐摩耗性材料で板状の
ステンレス板等から成るガード部材3が、接着剤等で仮
止めされて取り付けられるようになっている。また、磁
気コア6、7はホルダー(図示せず)等に取り付けられ
て、該ホルダーと一体化されて、シールドケース2の中
空内部に挿入され、磁気コア6、7のギャップ部6b、
7b側が、コア挿入窓4、5に挿入されている。そし
て、テープ摺接面6a、7aがコア挿入窓4、5から外
側に露出している。前記磁気コア6、7は樹脂材料8に
よりシールドケース2内に埋設されている。また、前記
樹脂材料8は、ガード溝2bに形成されている樹脂孔2
eにも流れて、ガード溝2bに接着剤で仮止めされてい
るガード部材3も同時に固定されるようになっている。
また、図14(a)に示すように、シールドケース2の
ガード溝2bに取り付けられたガード部材3と、コア挿
入窓6a、7aから露出する磁気コア6、7のテープ摺
接面6a、7aと、シールドケース2のテープ摺接面2
aとが同時に研磨されて、図14(b)に示すように、
前記それぞれの面が同一曲面に研磨されて、ガード部材
3の表面にもテープ摺接面9が形成されている。
法は、図13に示すように、治具10にシールドケース
2を挿入する。そして、前記治具10の2個の凸部10
a、10aに、シールドケース2のコア挿入窓4、5を
位置させる。このとき、前記凸部10a、10aとコア
挿入窓4、5とは、作業性向上のために所定のクリアラ
ンスを設けられていた。そのために、このクリアランス
分だけ治具10に対してシールドケース2が矢印A方向
に動くガタが生じていた。次に、治具10の凸部10
a、10a間に位置するガード溝2bに、ガード部材3
を位置させて、接着剤等で仮止めする。このときガード
部材3を凸部10a、10a間に挿入しやすくするため
に、ガード部材3と凸部10a、10a間とにクリアラ
ンスを設けていた。このクリアランスにより、ガード部
材3は、凸部10a、10a間で矢印A方向に動くガタ
が生じていた。
クリアランスと、凸部10a、10a間でのガード部材
3のクリアランスとによって、図12に示すように、シ
ールドケース2の長手方向の一方側の側面2dからガー
ド部材3の端部3aまでの寸法Cにバラツキが発生して
いた。次に、ガード溝2bにガード部材3を仮止め後、
シールドケース2から治具10を抜き取り、シールドケ
ース2の内部に、前記ホルダーで一体化された磁気コア
6、7を挿入する。そして、磁気コア6、7の側面6
c、7cのどちらか一方を、ガード部材3の端面3a、
3bのどちらかに当接、あるいは近接させて、ガード部
材を基準にして磁気コア6、7を位置決めする。このと
き、磁気コア6、7のテープ摺接面6a、7aがコア挿
入窓4、5から外側に露出した状態になっている。
8を充填して、磁気コア6、7をシールドケース2の内
部に固定する。また、ガード部材3も樹脂孔2cに流れ
た樹脂材料8により、ガード溝2bに固定される。前記
位置決めされた磁気コア6、7は、基準となるガード部
材3の位置がばらついているため、図12に示すシール
ドケース2の一方側の側面2dから、磁気コア6の側面
6cまでの寸法Dにバラツキが生じていた。次に、図1
4(a)に示すようにガード部材3がシールドケース2
のテープ摺接面2aから突出している部分と、コア挿入
窓4、5から露出している磁気コア6、7のテープ摺接
面6a、7aとを同時に研磨して、図14(b)に示す
ようにシールドケース2のテープ摺接面2aと段差のな
い同一曲面のテープ摺接面9を形成して従来の磁気ヘッ
ド1を製造していた。
ッド1は、シールドケース2とは別部材のガード部材3
を取り付けていたので、部品点数が多くなっていた。そ
のために、組立効率が悪くなって、コストアップになっ
ていた。また、図12に示す寸法Dのバラツキにより、
磁気ヘッド1の側面に取り付けられる消去用ヘッド(図
示せず)の磁気コアと磁気ヘッド1の磁気コア6との位
置ズレが発生し、消去ヘッドの位置調整をしなければな
らなかったので組立に時間が掛かった。
り、磁気ヘッド1を取り付ける装置(図示せず)側に配
置される磁気テープと、磁気コア6、7とに位置ズレが
生じるために、磁気ヘッド1を装置に取り付けるとき
の、磁気ヘッド1の高さ調整に時間が掛かり面倒であっ
た。また、磁気ヘッド1はシールドケース2の大きさは
同じもので、ガード部材3の長さと、コア挿入窓6、7
間の寸法が異なる、複数の製品バラエティがあった。
そのために、磁気ヘッド1を組み立てるときに、ガード
部材3とシールドケース2の組み合わせを間違える、組
立ミスが発生する問題があった。本発明は上記課題の磁
気コアの位置ズレを防止すると共に、磁気ヘッドの組立
効率を向上させることを目的とする。
決するための第1の手段として、ギャップ部を有する磁
気コアと、該磁気コアを挿入するコア挿入窓をテープ摺
接面側に設けたシールドケースとを備え、該シールドケ
ースは外層、中間層、内層の3層構造のクラッド材又は
積層材から成り、該クラッド材又は積層材の材料を外層
と内層の両層を磁性材料で、前記中間層を耐摩耗材料と
で構成し、前記コア挿入窓の磁気テープの幅方向に位置
する少なくとも一方の端面を、前記シールドケース内に
向かって広がるような傾斜面となし、前記一方の端面の
周辺部を含む前記テープ摺接面上の磁性材料の外層が削
られて、耐摩耗材料の中間層が露出された構成とした。
段として、前記磁気コアと前記コア挿入窓とをそれぞれ
2個有し、該2個の磁気コアに挟まれる2つの前記コア
挿入窓の内側の端面、または前記2個の磁気コアの外側
に位置する前記2個のコア挿入窓の外側の端面を前記傾
斜面と成した構成とした。
段として、ギャップ部を有する磁気コアと、該磁気コア
を挿入するコア挿入窓をテープ摺接面側に設けたシール
ドケースとを備え、該シールドケースは外層、中間層、
内層の3層構造のクラッド材又は積層材から成り、該ク
ラッド材又は積層材の材料を外層と内層の両層を磁性材
料で、前記中間層を耐摩耗材料とで構成すると共に、前
記シールドケースの前記テープ摺接面側の一部に凹部を
形成し、該凹部の周辺部と前記テープ摺接面上の磁性材
料の外層が削られて、耐摩耗材料の中間層が露出された
構成とした。
て、前記凹部を前記コア挿入窓近傍に形成した構成とし
た。
て、前記凹部の底面を前記中間層の耐摩耗材料の表面と
同じ位置にした構成とした。
て、前記コア挿入窓の磁気テープの幅方向に位置する少
なくとも一方の端面を、前記シールドケース内に向かっ
て広がるような傾斜面となし、前記一方の端面の周辺部
の磁性材料の外層が削られて、前記耐摩耗材料の中間層
が露出された構成とした。
て、前記3層構造のクラッド材又は積層材の外層と内層
の厚さを、同じ厚さに形成した構成とした。
て、前記3層構造のクラッド材又は積層材の外層と内層
の厚さを、外層側を内層側より薄く形成した構成とし
た。
て本発明の磁気ヘッドの製造方法は、外層と内層とが磁
性材料から成り、中間層が耐摩耗材料とから成る3層構
造のクラッド材又は積層材により形成され、テープ摺接
面側にコア挿入窓が形成されたシールドケースを有し、
前記コア挿入窓の磁気テープの幅方向に位置する少なく
とも一方の端面に、前記シールドケース内に向かって広
がる傾斜面を形成する工程と、前記コア挿入窓に磁気コ
アを挿入して前記傾斜面により前記磁気コアの前記コア
挿入窓に対する位置規制を行う工程と、前記磁気コアの
テープ摺接面と前記シールドケースのテープ摺接面とを
研磨する工程で、少なくとも前記一方の端面の周辺部
と、前記テープ摺接面上の磁性材料の外層を研磨して耐
摩耗材料の中間層を露出させた構成とした。
して本発明の磁気ヘッドの製造方法は、前記コア挿入窓
の前記端面側の一部を内方に突出させた端面を有する突
部を設けた前記シールドケースを有し、前記内方に突出
する前記突部の端面に前記傾斜面を形成する工程と、前
記突部の傾斜面により前記磁気コアの前記コア挿入窓に
対する位置規制を行う工程と、前記突部を含む前記磁気
コアのテープ摺接面と前記シールドケースのテープ摺接
面とを研磨する工程とを備えた構成とした。
して本発明の磁気ヘッドの製造方法は、外層と内層とが
磁性材料から成り、中間層が耐摩耗材料とから成る3層
構造のクラッド材又は積層材により形成され、テープ摺
接面側にコア挿入窓と凹部とが形成されたシールドケー
スを有し、前記磁気コアのテープ摺接面と前記シールド
ケースのテープ摺接面とを研磨する工程で、前記凹部の
周辺部と前記テープ摺接面上の磁性材料の外層を研磨し
て耐摩耗材料の中間層を露出させた構成とした。
して本発明の磁気ヘッドの製造方法は、前記コア挿入窓
の磁気テープの幅方向に位置する少なくとも一方の端面
に、前記シールドケース内に向かって広がる傾斜面を形
成する工程と、前記コア挿入窓に磁気コアを挿入して前
記傾斜面により前記磁気コアの前記コア挿入窓に対する
位置規制を行う工程と、前記磁気コアのテープ摺接面と
前記シールドケースの前記凹部を含むテープ摺接面とを
研磨する工程で、前記一方の端面の周辺部と前記テープ
摺接面上の磁性材料の外層を研磨して耐摩耗材料の中間
層を露出させた構成とした。
して本発明の磁気ヘッドの製造方法は、前記コア挿入窓
の前記端面側の一部を内方に突出させた端面を有する突
部を設けた前記シールドケースを有し、前記内方に突出
する前記突部の端面に前記傾斜面を形成する工程と、前
記突部の傾斜面により前記磁気コアの前記コア挿入窓に
対する位置規制を行う工程と、前記突部を含む前記磁気
コアのテープ摺接面と前記シールドケースの前記凹部を
含むテープ摺接面とを研磨する工程とを備えた構成とし
た。
気へツド11を、VTRの音声コントロールヘッド又は
オーディオ用ヘッドを例に図1〜図9を基に説明する。
また、従来の技術で説明したものと同一のものについて
は同一の番号を付して詳細な説明は省略する。まず、本
発明の磁気ヘッド11には、図1に示すように消去ヘッ
ド12が取り付けられている。そして、磁気ヘッド11
のシールドケース13は、図2に示すような外層13
a、中間層13b、内層13cの3層構造のクラッド材
又は積層材で形成され、その材質は外層13aと内層1
3cの両層に磁性材料であるパーマロイ材と、中間層1
3bに耐摩耗材料であるステンレス材とで構成されてい
る。そして、シールドケース13はプレス加工等の絞り
加工により、内部が空洞で他方側が開放されて、一方側
に磁気テープ(図示せず)が摺接するテープ摺接面14
が曲面状に形成されている。このテープ摺接面14は後
述する製造方法により、パーマロイ材の外層13aが研
磨により削られて、ステンレス材の中間層13bが露出
した状態になっている。しかし、本発明の構成の説明で
は前記外層13aを研磨しない状態の説明が多いので、
研磨後の説明をするときのみ、研磨がされていることの
注釈を加えて説明する。
幅方向には、形状が略矩形の一対のコア挿入窓15、1
6がプレス等で打ち抜き形成されている。このコア挿入
窓15、16には、四方がプレス等で打ち抜かれた切断
面から成る端面が形成されている。そして、例えば一方
側のコア挿入窓15に、磁気テープの幅方向に位置する
端面15a、15bを有し、前記コア挿入窓15をプレ
ス等で打ち抜き形成するときに、同時に端面15a、1
5bの一部にシールドケース13内に向かって広がる、
角度αの傾斜面17、17(図3参照)が設けられるよ
うになっている。この傾斜面17、17の角度αは10
゜〜45゜に形成されている。
の端面15a、15b側の一部を内方に突出させた端面
を有する突部17aが設けられている。この突部17a
は磁性材料から成る外層13aで形成され、前記突部1
7a、17aから前記傾斜面17、17がシールドケー
ス13内に向かって広がって形成されている。また、他
方側のコア挿入窓16の端面16a、16bは、打ち抜
き加工だけで略平行に形成されている。前記傾斜面1
7、17は、一方側のコア挿入窓15に形成したものに
限定されず、他方側のコア挿入窓16に傾斜面17、1
7を形成したものでもよい。
示せず)等に取り付けられて一体化されたギャップ部6
b、7bを有する磁気コア6、7が、シールドケース1
3の内部に収納され、前記コア挿入窓15、16には磁
気コア6、7のギャップ部6b、7b側が挿入され、コ
ア挿入窓15、16からテープ摺接面6a、7aが露出
した状態で位置決めされるようになっている。前記磁気
コア6、7は図3に示すように、幅寸法E、E’で形成
されている。また、コア挿入窓15の端面15a、15
b側の突部17a、17a間の間隔は、図3、4に示す
ように寸法fで形成されている。
の関係になるように形成されている。そして、磁気コア
6は前記突部17a、17aにガイドされて、コア挿入
窓15にガタのない状態、あるいはガタがあったとして
も、極めて微小なガタで挿入されるようになっている。
また、他方側のコア挿入窓16の幅寸法Gは、G>E’
の関係になるように形成されて、磁気コア7とコア挿入
窓16とには所定の隙間が形成されている。前記コア挿
入窓15への磁気コア6の挿入は、図3に示す傾斜面1
7、17の図示下方から、磁気コア6のテープ摺接面6
a側をコア挿入窓15に挿入する。すると、磁気コア6
のテープ摺接面6a側のコーナ部が、前記傾斜面17、
17に案内されるので、挿入の作業性が落ちることはな
い。また、磁気コア6、7はホルダーで一体化されてい
るので、一方側の磁気コア6がコア挿入窓15に挿入さ
れると、他方の磁気コア7も同時にコア挿入部16に挿
入されて位置するようになっている。そして、図3に示
すようにテープ摺接面14の外層13aの磁性材料と、
磁気コア6、7のテープ摺接面6a、7aとが略同一面
になるようになっている。
側の前記テープ摺接面14側の一部で、コア挿入窓15
近傍に凹部18が形成されている。この凹部18の底面
は図2に示すように、前記中間層13bの耐摩耗材料の
表面と同じ位置に、プレス等で突き出し形成されてい
る。前記コア挿入窓15、16に磁気コア6、7が挿入
されて位置決めされると、シールドケース13の内部に
樹脂材料8が充填され、この樹脂材料8により磁気コア
6、7がシールドケース13の内部に固定される。そし
て、図3に示すようにシールドケース13のテープ摺接
面14は、後述する製造方法により、磁気コア6、7の
テープ摺接面6a、7aと、シールドケースのテープ摺
接面14とを同時に研磨する。この研磨により、前記コ
ア挿入窓5の端面15a15b、及び突部17a、17
aの周辺部を含むテープ摺接面14上の磁性材料の外層
3aが削られて、テープ摺接面14に耐摩耗材料の中間
層13bが露出されるようになっている。そして、前記
磁気コア6、7のテープ摺接面6a、7aと、シールド
ケース13のテープ摺接面14とが鏡面状態になって本
発明の磁気ヘッド11が構成されている。
11の製造方法について、図1〜図6を用いて説明する
と、まず、前記シールドケース13は、プレス等で絞り
加工されて内部が中空に形成されている。そして、この
シールドケース13のテープ摺接面14側に、コア挿入
窓15、16を打ち抜き形成すると共に、一方側のコア
挿入窓15の磁気テープ(図示せず)の幅方向に位置す
る端面15a、15bの一部に、前記シールドケース1
3内に向かって広がる傾斜面17、17を形成する。こ
の傾斜面17、17は、図3、4に示すように、コア挿
入窓15の端面15a、15b側の一部を内方に突出さ
せた端面を有する突部17a、17aを設け、前記内方
に突出する突部17a、17aの端面に角度αでプレス
加工等で形成する。そして、この突部17a、17a間
は寸法fに形成されている。また、前記テープ摺接面1
4にコア挿入窓を打ち抜き形成するときに、同時もしく
は同じ工程にて前記凹部18を形成する。
6、7の位置規制を行う工程で、磁気コア6をコア挿入
窓15に挿入すると、磁気コア6が傾斜面17、17に
案内されて、磁気コア6のテープ摺接面6aが前記突部
17a、17a間に挟まれて位置規制されて、テープ摺
接面6aがコア挿入窓15から露出する。また、磁気コ
ア7は前記ホルダーで磁気コア6と所定の間隔が保たれ
て一体化されているので、前述のように一方の磁気コア
6が位置規制されることにより、他方の磁気コア7もコ
ア挿入窓16内に位置規制される。そのために、シール
ドケース13に取り付けられた磁気コア6、7の位置
に、ほとんどバラツキがなく、常にシールドケース13
の図1に示す上部側面13d、及び下部側面13eから
略同じ位置に磁気コア6、7を取り付けることができ
る。
状の樹脂材料8をシールドケース13内に流し込み、こ
の液状の樹脂材料を固化させて磁気コア6、7を固定す
る。次に磁気コア6、7のテープ摺接面6a、7aとシ
ールドケース13のテープ摺接面14とを研磨する工程
で、図3に示すように、少なくともコア挿入窓15の端
面15a、15bの周辺部と、前記凹部18の周辺部と
を研磨して、テープ摺接面14上のパーマロイ材の外層
を研磨して、耐摩耗材料の中間層13bを露出させる。
また、前記研磨工程により前記突部17a、17aを含
むシールドケース13のテープ摺接面14を研磨するこ
とにより、前記傾斜面17、17にステンレス材の中間
層13bの端部17b、17bが形成される。このステ
ンレス材から成る端部17b、17bはコア挿入窓15
の端面15a、15bと略同一面になるようになってい
る。そして端部17b、17b間は、コア挿入窓15の
幅寸法と同じ寸法Fに形成されて、磁気コア6とコア挿
入窓15とに所定の隙間hが形成される。
磁気ヘッド11は、研磨加工によりテープ摺接面14は
鏡面状態になっているので、研磨後のテープ摺接面14
に確実にステンレス材が露出されているかどうかの判断
が難しかった。そのために本発明の磁気ヘッド11は、
もし中間層13bのステンレス材を研磨しすぎて内層1
3cのパーマロイ材が露出した場合でも容易に肉眼等で
チェックできるようになっている。即ち、中間層13b
のステンレス材を研磨しすぎて内層13cのパーマロイ
材が露出すると、前記傾斜面17、17のステンレス材
から成る端部17b、17bがなくなり、図6に示すよ
うに傾斜面17、17の端部17c、17cが内層13
cのパーマロイ材で形成され、該内層13cから成る端
部17c、17cが前記コア挿入窓15の端面15a、
15bから外側に突出形成されて階段状に形成される。
そのために、コア挿入窓15の端面15a、15bの一
部に形成されている傾斜面17、17の端部を観察すれ
ば、テープ摺接面14が適正に研磨されているかどうか
が容易に判断することができる。
工程で、テープ摺接面14の表面から前記凹部18の痕
跡がなくなるまで研磨すると、中間層13bのステンレ
ス材が露出したと判断することができる。即ち、テープ
摺接面14を研磨仕上げ後に、テープ摺接面14に凹部
18の痕跡がなくて、且つ図6に示すようなコア挿入窓
15の端面15a、15bから外側に突出する階段状の
傾斜面17の端部17c、17cが形成されていなけれ
ば、テープ摺接面14が適正に研磨されて、中間層13
bのステンレス材が確実に露出されていると容易に判断
することができる。
は、傾斜面17をコア挿入窓15の両側の端面15a、
15bの一部に形成したもので説明したが、図7に示す
ようにどちらか一方の端面にだけに形成して、1個の傾
斜面17の突部17aに磁気コア6の側面6cを当接し
て、磁気コア6、7の位置規制をしたものでもよい。ま
た、前記傾斜面17の形成は、一方側のコア挿入窓15
だけに限定されず、他方側のコア挿入窓16に形成して
もよい。
6、7に挟まれる2つのコア挿入窓15、16の端面1
5a、16aに前記傾斜面17、17を形成して、該傾
斜面17、17の突部17a、17aで磁気コア6、7
を位置規制してもよい。
挿入窓15、16の外側の端面15b、16bに前記傾
斜面17、17を形成し、該傾斜面17、17の突部1
7a、17aで磁気コア6、7を位置規制してもよい。
する磁気コアと、該磁気コアを挿入するコア挿入窓をテ
ープ摺接面側に設けたシールドケースとを備え、該シー
ルドケースは外層、中間層、内層の3層構造のクラッド
材又は積層材から成り、該クラッド材又は積層材の材料
を外層と内層の両層を磁性材料で、前記中間層を耐摩耗
材料とで構成し、前記コア挿入窓の磁気テープの幅方向
に位置する少なくとも一方の端面を、前記シールドケー
ス内に向かって広がるような傾斜面となし、前記一方の
端面の周辺部を含む前記テープ摺接面上の磁性材料の外
層が削られて、耐摩耗材料の中間層が露出された構成に
なっているので、従来の磁気ヘッドに用いていたガード
部材等が不要になり部品点数を少なくすることができ、
且つ組み立て工数も削減できる。そのために、低コスト
の磁気ヘッドを提供することができる。また、前記傾斜
面で磁気コアの位置規制をすることができるので、シー
ルドケース内に樹脂材料で固定された磁気コアの位置バ
ラツキがほとんどなくなった。そのために、消去ヘッド
との位置調整が若干の微調整程度だけでよく、更に組み
立て時間を短縮することができる。また、従来のような
種類の異なるガード部材が不要になるので、組立ミス等
の問題のない磁気ヘッドを提供することができる。
それぞれ2個有し、該2個の磁気コアに挟まれる2つの
前記コア挿入窓の内側の端面、または前記2個の磁気コ
アの外側に位置する前記2個のコア挿入窓の外側の端面
を前記傾斜面と成したので、該傾斜面で磁気コアの位置
精度を向上させることができ、本発明の磁気ヘッドを得
意先で装置側に取り付けるときに、磁気ヘッドの取り付
け高さの調整も容易になり、装置側の組立時間を短縮す
ることができる。
磁気コアを挿入するコア挿入窓をテープ摺接面側に設け
たシールドケースとを備え、該シールドケースは外層、
中間層、内層の3層構造のクラッド材又は積層材から成
り、該クラッド材又は積層材の材料を外層と内層の両層
を磁性材料で、前記中間層を耐摩耗材料とで構成すると
共に、前記シールドケースの前記テープ摺接面側の一部
に凹部を形成し、該凹部の周辺部と前記テープ摺接面上
の磁性材料の外層が削られて、耐摩耗材料の中間層が露
出された構成になっているので、前記テープ摺接面を研
磨すると、前記凹部も研磨され、該研磨により前記凹部
の痕跡がなくなると、耐摩耗材料の中間層が露出された
と判断することができる。そのために研磨不足等のない
適正な研磨を行うことができる。
成したので、前記コア挿入窓を打ち抜き加工する金型の
ポンチと、前記凹部を加工する金型のポンチとを近づけ
て配置することができ、プレス金型を小型にすることが
できる。
耗材料の表面と同じ位置にしたので、前記テープ摺接面
を研磨するときに、前記凹部の底面の痕跡がなくなるま
で研磨すれば、テープ摺接面に耐摩耗材料の中間層が露
出されたと、容易に判断することができる。
向に位置する少なくとも一方の端面を、前記シールドケ
ース内に向かって広がるような傾斜面となし、前記一方
の端面の周辺部の磁性材料の外層が削られて、前記耐摩
耗材料の中間層が露出された構成になっているので、前
記傾斜面で磁気コアの位置規制をすることができ、且つ
前記凹部の底面の痕跡がなくなるまでテープ摺接面を研
磨すればよい。 そのために、磁気コアの位置のバラツ
キがなくて、テープ摺接面に耐摩耗材料の中間層を確実
に露出させた磁気ヘッドを提供することができる。
材の外層と内層の厚さを、同じ厚さに形成したので、本
発明の磁気ヘッドに周囲から熱等が加わっても、シール
ドケースが片方に反り返るような変形がない。そのため
に、耐熱特性に優れた磁気ヘッドを提供することができ
る。
材の外層と内層の厚さを、外層側を内層側より薄く形成
したので、外層の磁性材料を研磨するときの研磨量が少
なくてすみ、研磨時間を短縮することができる。また、
内層の体積を大きく取ることができるので、シールド効
果を向上させることができる。
外層と内層とが磁性材料から成り、中間層が耐摩耗材料
とから成る3層構造のクラッド材又は積層材により形成
され、テープ摺接面側にコア挿入窓が形成されたシール
ドケースを有し、前記コア挿入窓の磁気テープの幅方向
に位置する少なくとも一方の端面に、前記シールドケー
ス内に向かって広がる傾斜面を形成する工程と、前記コ
ア挿入窓に磁気コアを挿入して前記傾斜面により前記磁
気コアの前記コア挿入窓に対する位置規制を行う工程
と、前記磁気コアのテープ摺接面と前記シールドケース
のテープ摺接面とを研磨する工程で、少なくとも前記一
方の端面の周辺部と、前記テープ摺接面上の磁性材料の
外層を研磨して耐摩耗材料の中間層を露出させたので、
従来の磁気ヘッドに用いていたガード部材が不要にな
り、部品点数が少なくて、且つ組み立て工数も削減する
ことができる。
前記コア挿入窓の前記端面側の一部を内方に突出させた
端面を有する突部を設けた前記シールドケースを有し、
前記内方に突出する前記突部の端面に前記傾斜面を形成
する工程と、前記突部の傾斜面により前記磁気コアの前
記コア挿入窓に対する位置規制を行う工程と、前記突部
を含む前記磁気コアのテープ摺接面と前記シールドケー
スのテープ摺接面とを研磨する工程とを備えているの
で、前記突部で磁気コアの位置規制を精度よく行うこと
ができる。また、前記研磨工程で突部を研磨すると、該
突部が削られて前記傾斜面の端部が前記中間層の耐摩耗
材料で形成され、該耐摩耗材料から成る傾斜面の端部
と、前記コア挿入窓の端面とが略同一面になり、コア挿
入窓の形状の変化で、適正な研磨が行われているかどう
かの判断を容易に行うことができる。
外層と内層とが磁性材料から成り、中間層が耐摩耗材料
とから成る3層構造のクラッド材又は積層材により形成
され、テープ摺接面側にコア挿入窓と凹部とが形成され
たシールドケースを有し、前記磁気コアのテープ摺接面
と前記シールドケースのテープ摺接面とを研磨する工程
で、前記凹部の周辺部と前記テープ摺接面上の磁性材料
の外層を研磨して耐摩耗材料の中間層を露出させたの
で、前記研磨工程で前記凹部の底面の痕跡がなくなる
と、耐摩耗材料の中間層が露出されたと判断することが
できる。そのために、テープ摺接面の研磨量が適正かど
うかを肉眼等で容易に判断することができる。
前記コア挿入窓の磁気テープの幅方向に位置する少なく
とも一方の端面に、前記シールドケース内に向かって広
がる傾斜面を形成する工程と、前記コア挿入窓に磁気コ
アを挿入して前記傾斜面により前記磁気コアの前記コア
挿入窓に対する位置規制を行う工程と、前記磁気コアの
テープ摺接面と前記シールドケースの前記凹部を含むテ
ープ摺接面とを研磨する工程で、前記一方の端面の周辺
部と前記テープ摺接面上の磁性材料の外層を研磨して耐
摩耗材料の中間層を露出させたので、前記傾斜面により
磁気コアの位置規制をすることができ、磁気コアの位置
バラツキがない高精度の磁気ヘッドを提供することがで
きる。
前記コア挿入窓の前記端面側の一部を内方に突出させた
端面を有する突部を設けた前記シールドケースを有し、
前記内方に突出する前記突部の端面に前記傾斜面を形成
する工程と、前記突部の傾斜面により前記磁気コアの前
記コア挿入窓に対する位置規制を行う工程と、前記突部
を含む前記磁気コアのテープ摺接面と前記シールドケー
スの前記凹部を含むテープ摺接面とを研磨する工程とを
備えたので、前記凹部と前記突部とを組み合わせること
により、シールドケースのテープ摺接面が適正に研磨さ
れて、耐摩耗材料の中間層が露出したことを肉眼等で容
易に判断することができる。
面図。
アの関係を説明する要部断面図。
状を説明する概略平面図。
変化を説明する概略平面図。
変化を説明する概略平面図。
明するよう部断面図。
明するよう部断面図。
明するよう部断面図。
る概略斜視図。
断面図。
断面図。
Claims (13)
- 【請求項1】 ギャップ部を有する磁気コアと、該磁気
コアを挿入するコア挿入窓をテープ摺接面側に設けたシ
ールドケースとを備え、該シールドケースは外層、中間
層、内層の3層構造のクラッド材又は積層材から成り、
該クラッド材又は積層材の材料を外層と内層の両層を磁
性材料で、前記中間層を耐摩耗材料とで構成し、前記コ
ア挿入窓の磁気テープの幅方向に位置する少なくとも一
方の端面を、前記シールドケース内に向かって広がるよ
うな傾斜面となし、前記一方の端面の周辺部を含む前記
テープ摺接面上の磁性材料の外層が削られて、耐摩耗材
料の中間層が露出されたことを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 前記磁気コアと前記コア挿入窓とをそれ
ぞれ2個有し、該2個の磁気コアに挟まれる2つの前記
コア挿入窓の内側の端面、または前記2個の磁気コアの
外側に位置する前記2個のコア挿入窓の外側の端面を前
記傾斜面と成したことを特徴とする請求項1記載の磁気
ヘッド。 - 【請求項3】 ギャップ部を有する磁気コアと、該磁気
コアを挿入するコア挿入窓をテープ摺接面側に設けたシ
ールドケースとを備え、該シールドケースは外層、中間
層、内層の3層構造のクラッド材又は積層材から成り、
該クラッド材又は積層材の材料を外層と内層の両層を磁
性材料で、前記中間層を耐摩耗材料とで構成すると共
に、前記シールドケースの前記テープ摺接面側の一部に
凹部を形成し、該凹部の周辺部と前記テープ摺接面上の
磁性材料の外層が削られて、耐摩耗材料の中間層が露出
されたことを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項4】 前記凹部を前記コア挿入窓近傍に形成し
たことを特徴とする請求項3記載の磁気ヘッド。 - 【請求項5】 前記凹部の底面を前記中間層の耐摩耗材
料の表面と同じ位置にしたことを特徴とする請求項3、
または4記載の磁気ヘッド。 - 【請求項6】 前記コア挿入窓の磁気テープの幅方向に
位置する少なくとも一方の端面を、前記シールドケース
内に向かって広がるような傾斜面となし、前記一方の端
面の周辺部の磁性材料の外層が削られて、前記耐摩耗材
料の中間層が露出されたことを特徴とする請求項3、
4、または5記載の磁気ヘッド。、 - 【請求項7】 前記3層構造のクラッド材又は積層材の
外層と内層の厚さを、同じ厚さに形成したことを特徴と
する請求項1、2、3、4、5、または6記載の磁気ヘ
ッド。 - 【請求項8】 前記3層構造のクラッド材又は積層材の
外層と内層の厚さを、外層側を内層側より薄く形成した
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、または6
記載の磁気ヘッド。 - 【請求項9】 外層と内層とが磁性材料から成り、中間
層が耐摩耗材料とから成る3層構造のクラッド材又は積
層材により形成され、テープ摺接面側にコア挿入窓が形
成されたシールドケースを有し、前記コア挿入窓の磁気
テープの幅方向に位置する少なくとも一方の端面に、前
記シールドケース内に向かって広がる傾斜面を形成する
工程と、前記コア挿入窓に磁気コアを挿入して前記傾斜
面により前記磁気コアの前記コア挿入窓に対する位置規
制を行う工程と、前記磁気コアのテープ摺接面と前記シ
ールドケースのテープ摺接面とを研磨する工程で、少な
くとも前記一方の端面の周辺部と、前記テープ摺接面上
の磁性材料の外層を研磨して耐摩耗材料の中間層を露出
させたことを特徴とした磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項10】 前記コア挿入窓の前記端面側の一部を
内方に突出させた端面を有する突部を設けた前記シール
ドケースを有し、前記内方に突出する前記突部の端面に
前記傾斜面を形成する工程と、前記突部の傾斜面により
前記磁気コアの前記コア挿入窓に対する位置規制を行う
工程と、前記突部を含む前記磁気コアのテープ摺接面と
前記シールドケースのテープ摺接面とを研磨する工程と
を備えたことを特徴とする請求項9記載の磁気ヘッドの
製造方法。 - 【請求項11】 外層と内層とが磁性材料から成り、中
間層が耐摩耗材料とから成る3層構造のクラッド材又は
積層材により形成され、テープ摺接面側にコア挿入窓と
凹部とが形成されたシールドケースを有し、前記磁気コ
アのテープ摺接面と前記シールドケースのテープ摺接面
とを研磨する工程で、前記凹部の周辺部と前記テープ摺
接面上の磁性材料の外層を研磨して耐摩耗材料の中間層
を露出させたことを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項12】 前記コア挿入窓の磁気テープの幅方向
に位置する少なくとも一方の端面に、前記シールドケー
ス内に向かって広がる傾斜面を形成する工程と、前記コ
ア挿入窓に磁気コアを挿入して前記傾斜面により前記磁
気コアの前記コア挿入窓に対する位置規制を行う工程
と、前記磁気コアのテープ摺接面と前記シールドケース
の前記凹部を含むテープ摺接面とを研磨する工程で、前
記一方の端面の周辺部と前記テープ摺接面上の磁性材料
の外層を研磨して耐摩耗材料の中間層を露出させたこと
を特徴とする請求項11記載の磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項13】 前記コア挿入窓の前記端面側の一部
を内方に突出させた端面を有する突部を設けた前記シー
ルドケースを有し、前記内方に突出する前記突部の端面
に前記傾斜面を形成する工程と、前記突部の傾斜面によ
り前記磁気コアの前記コア挿入窓に対する位置規制を行
う工程と、前記突部を含む前記磁気コアのテープ摺接面
と前記シールドケースの前記凹部を含むテープ摺接面と
を研磨する工程とを備えたことを特徴とする請求項12
記載の磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30184497A JP3638767B2 (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 磁気ヘッド、及びこの磁気ヘッドの製造方法 |
KR1019980046962A KR100277376B1 (ko) | 1997-11-04 | 1998-11-03 | 자기헤드 및 그 자기헤드의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP30184497A JP3638767B2 (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 磁気ヘッド、及びこの磁気ヘッドの製造方法 |
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---|---|
JPH11144206A true JPH11144206A (ja) | 1999-05-28 |
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Family
ID=17901849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30184497A Expired - Fee Related JP3638767B2 (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 磁気ヘッド、及びこの磁気ヘッドの製造方法 |
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1997
- 1997-11-04 JP JP30184497A patent/JP3638767B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1998
- 1998-11-03 KR KR1019980046962A patent/KR100277376B1/ko not_active IP Right Cessation
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---|---|
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