JPH1114419A - 内燃機関の吸気系ダクト - Google Patents

内燃機関の吸気系ダクト

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JPH1114419A
JPH1114419A JP9165608A JP16560897A JPH1114419A JP H1114419 A JPH1114419 A JP H1114419A JP 9165608 A JP9165608 A JP 9165608A JP 16560897 A JP16560897 A JP 16560897A JP H1114419 A JPH1114419 A JP H1114419A
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JP
Japan
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duct
intake
combustion engine
air
internal combustion
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Pending
Application number
JP9165608A
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English (en)
Inventor
Keiichi Nakada
圭一 中田
Kaoru Uchiyama
内山  薫
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高精度で低価格な内燃機関の吸気系及び空気流
量測定用センサの提供にある。 【解決手段】樹脂製ダクトの上流または下流の少なくと
も一方の円筒管路部に金属製のダクト5を設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車エンジンの
吸入空気量を検出する空気流量測定用センサに係り、そ
の吸気系ダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−327423 号公報に記載の空気流
量測定用センサ設置用の樹脂製ダクトは、上流或いは下
流部に、前記樹脂製ダクトを補強する部材が設置されて
いないため、前記樹脂製ダクトとゴムホースを固定する
際にホースリングを用いた場合、エンジンルーム内にて
発生する熱により、前記樹脂製ダクトが変形する。特に
前記樹脂製ダクトが、熱変形の大きいポリプロピレン
(PP)材ではその変形量はかなり大きくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在自動車では、排気
ガス規制等によりその制御をより高精度に行うことが要
求されている。
【0004】そこで、自動車の内燃機関を制御する場合
に必要となる空気流量の測定においても、同様に精度向
上が求められている。自動車の内燃機関に供給される空
気を流す吸気通路は、エンジンレイアウトの関係で、幾
つかの部材に分けられているが、それらのうち樹脂製ダ
クトの接続固定には、ホースリングが用いられている場
合がほとんどである。
【0005】また前記樹脂製ダクトが設置されるエンジ
ンルーム内は、高温となるので、前記樹脂製ダクトの接
続を前記ホースリング等で行うと、前記樹脂製ダクトが
大きく変形する。前記樹脂製ダクトが変形すると、通路
の断面形状が歪むため、圧力損失を増加させたり、前記
空気流量測定用センサの計測誤差を発生させ、高精度な
制御が行えない可能性がでてくる。
【0006】本発明の目的は、前記樹脂製ダクトの変形
を防止し、高精度な自動車制御方法の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、以下の方策を講じた。
【0008】(1)樹脂製ダクトの上流または下流の少
なくとも一方の円筒管路部に金属製のパイプを設置し
た。
【0009】(2)前記樹脂製ダクトの上流または下流
の少なくとも一方の円筒管路部に上流或いは下流方向か
ら見て、十字形状となる補強部材を設置した。
【0010】(3)上記(1)(2)に記載の樹脂製ダク
トに、空気流量測定装置を設置した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を、図1
〜図4を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態で
ある空気通路ボディ1に、吸入空気量を測定する空気流
量測定用センサ2が設置された構造を示し、図2は図1
のA−A断面図を示す。
【0012】吸入空気は、前記空気通路ボディ内の主通
路3及び前記空気流量測定用センサの副通路4を通過
し、内燃機関に供給される。前記空気通路ボディ1には
吸入空気量を測定する空気流量測定用センサ2が設置さ
れ、内燃機関に吸入される空気流量を測定する。
【0013】前記空気通路ボディ1がエンジンルーム内
の熱により変形すると、通路の断面形状が歪むため、圧
力損失を増加させたり、通路内の流速分布が変化し、前
記空気流量測定用センサ2の計測誤差を発生して、高精
度な制御が行えない。特に前記空気通路ボディ1と吸入
空気通路を構成するゴムホースの接続にホースリングを
用いた場合、前記空気通路ボディ1の前記ホースリング
締め付け部の変形が大きくなる。
【0014】また、前記空気通路ボディ1の材料が熱変
形の大きいポリプロピレン(PP)材となるとその変形
量はかなり大きくなる。
【0015】そこで、変形が大きい前記空気通路ボディ
1の前記ホースバンド締め付け部の内側に金属製パイプ
5を設置し、前記空気通路ボディ1の断面形状が歪み変
形することを防止して、前記空気流量測定用センサ2の
計測誤差の発生を抑制する。また、前記空気通路ボディ
1と前記金属製パイプ5を一体成形することにより生産
性が向上し、前記空気流量測定用センサ2の精度を更に
向上させることができる。
【0016】一方、前記空気通路ボディ1と前記金属製
パイプ5を別個に成形し、後から取り外し可能なストッ
パー等で固定することにより、リサイクル性に優れた構
造とすることもできる。
【0017】図3は本発明の一実施形態であるエアクリ
ーナエレメント11下流に構成されるエアクリーナクリ
ーンサイドケース10の、円筒形通路に前記空気流量測
定用センサ2を挿入・設置した吸気系構造を示す。この
円筒形通路13の前記ホースリング締め付け部には、前
述した金属製リングが設置されている。
【0018】吸入空気はエアクリーナダストサイドケー
ス12の入口部から吸入され、エアクリーナエレメント
11を通過し、エアクリーナクリーンサイドケース10
と一体となっている円筒形通路13内の主通路14及び
前記空気流量測定用センサの副通路4を通過し内燃機関
に供給される。
【0019】このように前記空気流量測定用センサ2を
前記エアクリーナクリーンサイドケース12と一体とな
っている円筒形通路13に直接挿入・設置する構造とす
ることにより、部品数が低減し、生産性の向上を図るこ
とができる。
【0020】図4は本発明の一実施形態であり、図1の
A−A断面図を示す。図4は金属製補強構造を十字形に
したもので、前記空気通路ボディ1の前記ホースバンド
締め付け部の補強に加えて、下流側からの内燃機関によ
る脈動等による乱流を整流することにより、前記空気流
量測定用センサ2の精度を向上させることができる。ま
た、この十字形状の金属製補強構造6の場合について
も、前記金属製パイプ5を前記空気通路ボディ1に設置
する場合と同様に、一体成形することにより生産性を向
上させることができ、前記空気流量測定用センサ2の精
度を向上させることができる。
【0021】一方、別体成形し後から取り外し可能なス
トッパー等で固定する構造とすることにより、リサイク
ル性に優れた構造とすることができる。
【0022】また、図3の吸気系構造に採用することに
より、前記金属製パイプ5を設置する場合と同様、部品
数の低減による生産性の向上を図ることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明による内燃機関の吸気系ダクト構
造を採用することにより、空気流量測定用センサの精度
を向上させることができる。
【0024】また、熱変形の大きいポリプロピレン(P
P)材を採用した場合でも、空気流量測定用センサの精
度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す空気流量測定用セン
サの模式断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本発明の一実施形態を示す内燃機関の吸気系構
造図。
【図4】図1のA−A断面図。
【符号の説明】
1…空気通路ボディ、2…空気流量測定用センサ、3…
主通路、4…副通路、5…金属製パイプ、6…十字形状
の金属製補強構造、10…エアクリーナクリーンサイド
ケース、11…エアクリーナエレメント、12…エアク
リーナダストサイドケース、13…エアクリーナクリー
ンサイドケース一体型円筒形通路、14…エアクリーナ
クリーンサイドケース一体型円筒形通路主通路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関に吸入される空気を流す吸入空気
    通路を構成する吸気系ダクトにおいて、該ダクトが樹脂
    製ダクトからなり、該樹脂製ダクトの上流側または下流
    側の少なくとも一方の円筒管路部に、金属製のパイプを
    配置したことを特徴とする内燃機関の吸気系ダクト。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記樹脂製ダクトと前
    記金属製パイプを一体成形したことを特徴とする内燃機
    関の吸気系ダクト。
  3. 【請求項3】請求項1において、別個に形成された前記
    樹脂製ダクトと前記金属製パイプを一体に固定したこと
    を特徴とする内燃機関の吸気系ダクト。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかにおいて、前記樹
    脂製ダクトに吸入空気流量を測定する空気流量測定用セ
    ンサを設置したことを特徴とする内燃機関の吸気系ダク
    ト。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、前記樹
    脂製ダクトを、エアクリーナのエレメント下流に構成さ
    れるエアクリーナクリーンサイドケースと一体化したこ
    とを特徴とする内燃機関の吸気系ダクト。
  6. 【請求項6】内燃機関の吸入空気を流す吸入空気通路の
    吸気系ダクトにおいて、該ダクトが樹脂製ダクトからな
    り、該樹脂製ダクトの上流側または下流側の少なくとも
    一方の円筒管路部に、上流或いは下流方向から見て、十
    字形状となる補強部材を設置したことを特徴とする内燃
    機関の吸気系ダクト。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記樹脂製ダクトと前
    記十字形状の補強部材を一体成形したことを特徴とする
    内燃機関の吸気ダクト。
  8. 【請求項8】請求項6において、前記樹脂製ダクトと前
    記十字形状の補強部材を別個に形成し、後から一体に固
    定したことを特徴とする内燃機関の吸気系ダクト。
  9. 【請求項9】請求項6,7のいずれかにおいて、前記樹
    脂製ダクトに吸入空気流量を測定する空気流量測定用セ
    ンサを設置したことを特徴とする内燃機関の吸気系ダク
    ト。
  10. 【請求項10】請求項5〜7のいずれかにおいて、前記
    樹脂製ダクトを、エアクリーナのエレメント下流に構成
    されるエアクリーナクリーンサイドケースと一体化した
    ことを特徴とする内燃機関の吸気系ダクト。
JP9165608A 1997-06-23 1997-06-23 内燃機関の吸気系ダクト Pending JPH1114419A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000063542A1 (fr) * 1999-04-15 2000-10-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Moteur thermique : dispositif de regulation du volume des gaz d'admission
JP2000303921A (ja) * 1999-04-22 2000-10-31 Toyoda Spinning & Weaving Co Ltd 内燃機関用空気清浄器
JP2002089416A (ja) * 2000-09-12 2002-03-27 Mitsubishi Motors Corp エアフローセンサ取付部構造
JP2011132913A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Hino Motors Ltd 吸気ダクト
JP2019052566A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 トヨタ自動車株式会社 エアクリーナ
US10711818B2 (en) 2016-07-01 2020-07-14 Mann+Hummel Gmbh One-time only snap connection system mounting two parts and a sensor mounting system using the snap connection system

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