JPH07208229A - エンジン用吸気温センサーの取付構造 - Google Patents

エンジン用吸気温センサーの取付構造

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Publication number
JPH07208229A
JPH07208229A JP35410993A JP35410993A JPH07208229A JP H07208229 A JPH07208229 A JP H07208229A JP 35410993 A JP35410993 A JP 35410993A JP 35410993 A JP35410993 A JP 35410993A JP H07208229 A JPH07208229 A JP H07208229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
air temperature
temperature sensor
intake air
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP35410993A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Wada
学 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP35410993A priority Critical patent/JPH07208229A/ja
Publication of JPH07208229A publication Critical patent/JPH07208229A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料供給装置を有するエンジンの吸気温セン
サーの取付けにおいて、部品点数を減少させて作業数を
減少させ、取付位置の制約をなくす。 【構成】 インテークマニホールドの上流側に吸気温セ
ンサー8を取付け、この吸気温センサー8で計測した吸
気温度により燃料供給を制御するようにしたエンジンに
おいて、インテークマニホールドの側に、ジャバラ部14
を有し、かつ弾性材で形成したインテークホース5を接
続する。そして、このインテークホース5のジャバラ部
14より上流の周壁部に孔部15を形成して、孔部15に吸気
温センサー8を取付ける。孔部15に吸気温センサー8を
直接押込めば、孔部15の弾性力により吸気温センサー8
をインテークホース5に固定することができる。したが
って、従来のようなグロメットやネジ等の取付部品が不
要になり、作業数も少なくなって作業性を向上させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、EPI方式の燃料供給
装置を備えたエンジン用吸気温センサーの取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料供給装置を備えたエンジンの
概略を図5にもとづいて説明する。図5は、エンジン室
1の右側(車両前方向Fに対して)を示したものであ
る。エンジン室1の略中央には横置きエンジン2が載置
されている。
【0003】エンジン2にはインテークマニホールド3
が設けられ、インテークマニホールド3にはスロットル
ボディ4を介して前方向に延びるインテークホース5が
接続されている。
【0004】このインテークホース5の先端はフェンダ
エプロン6の上部に配設されたエアクリーナ7に接続さ
れている。また、エアクリーナ7には、後述する吸気温
センサー8が取付られている(図2参照)。このように
エアクリーナ7に吸気温センサー8を取付けるのは、セ
ンサー8にエンジン2からの振動が伝わらないようにす
るためである。この吸気温センサー8で計測される温度
によって図示しない燃料供給装置が燃料の供給量を制御
する。
【0005】吸気温センサー8は、図2および図4に示
すように、合成樹脂製のエアクリーナ7にゴム製のグロ
メット9やブッシュを介して差込まれ取付けられてい
る。この取付けは、ねじ10を介して取付けるようにして
もよい(図3参照)。また、エアクリーナ7には吸入空
気を取入れる空気取入口11が設けられている。
【0006】これにより、エアクリーナ7の吸気取入口
11から入った吸入空気はインテークホース5を通り、ス
ロットボディ4からインテークマニホールド3へと流込
むようになる。
【0007】なお、エンジン2の左側(車両前方向Fに
対して)に取付けられているものはトランスミッション
12であり、また、符号13で示すものは右側のヘッドライ
トである。
【0008】なお、内燃機関の吸気温度測定装置とし
て、実開平3-82851 号公報に開示されているものがあ
る。この公報に開示されているものは、吸気マニホール
ドの上流側端部に温度センサーを設け、この温度センサ
ーを内径の1/4以上離間させて位置に設けたものであ
る。
【0009】また、燃料噴射式内燃機関の空燃比補正装
置として、実開昭58-20342号公報に開示されているもの
がある。この公報に開示されているものは、燃料噴射式
内燃機関において、吸入空気の温度を感知するセンサを
機関温度、排気温度の高温の影響を受けることがない等
の場所に設けたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
においては、吸気温センサーをエンジンからの振動を回
避させるためにエアクリーナにグロメットやネジを介し
て取付けていたが、このようなグロメットやネジを使用
すると部品点数が多くなり、それだけ作業数も多くなる
問題があった。
【0011】また、吸入空気の温度を正確に測るために
は、吸気温センサーを空気の流れのある場所で、かつ、
振動等の少ない場所に取付けなければならない。しか
し、吸気温センサーをエアクリーナに取付けると、エア
クリーナの形状によって取付位置に制約を受ける問題が
あった。
【0012】なお、実開平3-82851 号公報に開示されて
いる内燃機関の吸気温度測定装置は、構造が若干複雑の
ため本発明の問題を解決しているものではない。
【0013】また、実開昭58-20342号公報に開示されて
いる燃料噴射式内燃機関の空燃比補正装置は、センサを
吸気系のエアクリーナに設けており、その取付けも部品
点数のうえで問題がある。
【0014】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、吸気温センサーの取付位置を変える
ことによって、部品点数を減少させて作業数を少なく
し、振動の影響をなくし、かつ、取付位置の制約を受け
ないエンジン用吸気温センサーの取付構造を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、インテークマニホールドの上
流側に吸気温センサーを取付け、該吸気温センサーで計
測した吸気温度により燃料供給を制御するようにしたエ
ンジンにおいて、前記インテークマニホールドの上流側
にジャバラ部を有し、かつ、弾性材で形成したインテー
クホースを接続し、該インテークホースの前記ジャバラ
部より上流の周壁部に孔部を形成し、該孔部に前記吸気
温センサーを取付けたことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】本発明は、以上説明したように、弾性材で形成
したインテークホースに孔部を形成し、この孔部に吸気
温センサーを直接押込めば、孔部の弾性力により吸気温
センサーをインテークホースに固定することが可能にな
る。
【0017】また、インテークホースのジャバラ部より
上流側に形成した孔部に吸気温センサーを取付けたの
で、エンジン本体からインテークホースに伝わってくる
振動をジャバラ部で吸収させることが可能になり、エン
ジンからの振動を抑えることが可能になる。
【0018】さらに、吸気温センサーをインテークホー
スの周壁部に取付けるようにしたので、インテークホー
スのどの位置にでも吸気温センサーを取付けることが可
能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1につき図2な
いし図5と同一の部材には同一の符号を付して説明す
る。図1は、図5に示すエンジン2に接続するインテー
クホース5を拡大して示したものである。
【0020】インテークホース5の一側5aはエンジン2
のインテークマニホールド3に接続したスロットルボデ
ィ4への接続口であり、他側5bはエアクリーナ7(図5
参照)への接続口となっている。
【0021】このインテークホース5は弾性材、すなわ
ち合成樹脂材で形成されているものである。このインテ
ークホース5の材質はこの合成樹脂材のほか、合成ゴム
材または半合成ゴム材等を使用してもよい。
【0022】また、インテークホース5の一側5a近傍に
は折曲を可能にするためのジャバラ部14が設けられてい
る。また、他側5bの近傍には吸気温センサー8を取付け
るための孔部15が形成されている。すなわち、孔部15は
ジャバラ部14よりも上流に設けられている。
【0023】本実施例は、以上説明したように、合成樹
脂材によって形成したインテークホース5に孔部15を形
成したので、この孔部15に吸気温センサー8を直接、押
込めば、吸気温センサー8を孔部15の弾性力により、グ
ロメットやねじ等を使用することなくインテークホース
5に固定することが可能になる。
【0024】また、インテークホース5に形成した孔部
15をインテークホース5のジャバラ部14より上流に設け
ると共にこの孔部15に吸気温センサー8を取付けたの
で、エンジン2からの振動をこのジャバラ部14によって
吸収させることが可能になる。したがって、吸気温セン
サー8にはエアクリーナ7に取付けた場合と同等の振動
がかかるだけである。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、弾性材
で形成したインテークホースに孔部を形成したので、こ
の孔部に吸気温センサーを直接、押込こむだけで吸気温
センサーをインテークホースに固定させることができ
る。したがって、従来のようなグロメットやネジ等の取
付部品が不要になり、これによって、作業数も少なくな
って作業性を向上させることができる。
【0026】また、インテークホースのジャバラ部より
上流に設けた孔部に吸気温センサーを取付けたので、エ
ンジン本体からインテークホースに伝わってくる振動も
ジャバラ部によって吸収させることができる。これによ
って、吸気温センサーへのエンジンからの振動が抑えら
れ、取付けが常時、安定して吸気温度を正確に計測する
ことができる。
【0027】また、吸気温センサーをインテークホース
の周壁部に取付けるようにしたので、吸気温センサーは
インテークホースの円周方向ならどの位置にでも取付け
ることができるようになり、取付場所の制約を回避する
ことができる。
【0028】インテークホースを弾性材とすることによ
り周壁部に形成した孔部に吸気温センサーを取付けても
シール性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す上面図である。
【図2】従来のエアクリーナの上面図である。
【図3】図2のエアクリーナに取付けられる吸気温セン
サーとネジの正面図である。
【図4】図2のエアクリーナの正面図である。
【図5】エンジン室を説明するための図である。
【符号の説明】
2 エンジン 5 インテークホース 8 吸気温センサー 11 空気取入口 15 孔部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インテークマニホールドの上流側に吸気
    温センサーを取付け、該吸気温センサーで計測した吸気
    温度により燃料供給を制御するようにしたエンジンにお
    いて、前記インテークマニホールドの上流側に、ジャバ
    ラ部を有し、かつ、弾性材で形成したインテークホース
    を接続し、該インテークホースの前記ジャバラ部より上
    流の周壁部に孔部を形成し、該孔部に前記吸気温センサ
    ーを取付けたことを特徴とするエンジン用吸気温センサ
    ーの取付構造。
JP35410993A 1993-12-30 1993-12-30 エンジン用吸気温センサーの取付構造 Pending JPH07208229A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35410993A JPH07208229A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 エンジン用吸気温センサーの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35410993A JPH07208229A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 エンジン用吸気温センサーの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH07208229A true JPH07208229A (ja) 1995-08-08

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ID=18435357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35410993A Pending JPH07208229A (ja) 1993-12-30 1993-12-30 エンジン用吸気温センサーの取付構造

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JP (1) JPH07208229A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017106467A (ja) * 2015-12-12 2017-06-15 マン・ディーゼル・アンド・ターボ・エスイー 空気を内燃エンジンのシリンダへと送り込むためのシステム
JP2019206955A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の吸気構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017106467A (ja) * 2015-12-12 2017-06-15 マン・ディーゼル・アンド・ターボ・エスイー 空気を内燃エンジンのシリンダへと送り込むためのシステム
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