JPH11144168A - 災害対策情報システム及び災害対策情報処理方法 - Google Patents

災害対策情報システム及び災害対策情報処理方法

Info

Publication number
JPH11144168A
JPH11144168A JP31097997A JP31097997A JPH11144168A JP H11144168 A JPH11144168 A JP H11144168A JP 31097997 A JP31097997 A JP 31097997A JP 31097997 A JP31097997 A JP 31097997A JP H11144168 A JPH11144168 A JP H11144168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
observation
map
base
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31097997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Tatara
浩昌 多田羅
Takeo Ikutani
剛夫 幾谷
Hiroyuki Taniguchi
博之 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Information Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Information Systems Co Ltd filed Critical Matsushita Information Systems Co Ltd
Priority to JP31097997A priority Critical patent/JPH11144168A/ja
Publication of JPH11144168A publication Critical patent/JPH11144168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/40Controlling or monitoring, e.g. of flood or hurricane; Forecasting, e.g. risk assessment or mapping

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防災センターでの災害対策の意思決定を迅
速、的確に行えるような災害対策情報システム及び災害
対策情報処理方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 観測情報受信部110は、観測装置から
観測情報を受信する。拠点情報受信部112は、対策拠
点情報を受信する。情報蓄積部111は、観測情報、対
策拠点情報、地図情報を記憶する。可視化処理部114
は、観測情報、対策拠点情報、地図情報よりこれら情報
を可視化し表示情報を作成する。表示部116は、表示
情報を表示する。拠点情報送信部115は、表示情報を
各対策拠点側装置130に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防災情報を受信し
表示する災害対策情報システム及び災害対策情報処理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】地方公共団体などの運営する防災センタ
ーに設置された災害対策情報システムでは、各地に設置
された観測地点から気象情報・地震情報・災害の被害状
況を収集し、蓄積し、表示できるよう加工し、表示して
いた。また、防災センターは、災害対策情報システムと
は別のシステムを用いて、例えば電話やファクシミリを
使って、各地の災害対策拠点との間で情報の伝達・収集
を行っていた。
【0003】さらに、防災センターでは、人が上記の収
集した情報を統合し、災害対策を練り実施していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、収集し
た情報を人が統合するので、情報の統合に時間がかか
る、又は正確に情報を統合できないため、的確、迅速な
災害対策が立てられないという問題点があった。本発明
は、上記の問題点に鑑み、防災センターでの災害対策の
意思決定を迅速、的確に行えるような災害対策情報シス
テム及び災害対策情報処理方法を提供することを第1の
目的とする。
【0005】また、本発明は、防災センターが、各地の
災害対策拠点での災害対策の迅速・的確な実施を支援で
きるような災害対策情報システム及び災害対策情報処理
方法を提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、災害対策情報システムであって、複数の
観測地点で観測された観測情報を受信する観測情報受信
手段と、複数の対策拠点から送信された拠点情報を受信
する拠点情報受信手段と、受信された観測情報と拠点情
報とを加工し表示情報を得る表示加工手段と、得られた
表示情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とす
る。
【0007】ここで、前記災害対策情報システムは、さ
らに、前記表示加工手段により得られた表示情報を前記
複数の対策拠点に送信する送信手段を備えるように構成
してもよい。ここで、前記災害対策情報システムは、さ
らに地図情報を記憶している地図情報記憶手段を含み、
前記観測情報は、前記観測地点の位置を示す観測位置情
報と観測された内容を示す観測内容情報とから構成され
ており、前記拠点情報は、前記拠点の位置を示す拠点位
置情報と拠点から通知される通知情報とから構成されて
おり、前記表示加工手段は、前記地図情報記憶手段から
地図情報を読み出し、読み出した地図情報を用いて地図
を描画する地図描画部と、前記描画された地図上の、前
記観測位置情報で示される位置に前記観測内容を描画す
る観測情報描画部と、前記観測内容が描画された地図上
の、前記拠点位置情報で示される位置に前記通知情報を
描画する拠点情報描画部とを含むように構成してもよ
い。
【0008】また、本発明は、災害対策情報処理方法で
あって、複数の観測地点で観測された観測情報を受信す
る観測情報受信ステップと、複数の対策拠点から送信さ
れた拠点情報を受信する拠点情報受信ステップと、受信
された観測情報と拠点情報とを加工し表示情報を得る表
示加工ステップと、得られた表示情報を表示する表示ス
テップとを備えることを特徴とする。
【0009】ここで、前記災害対策処理方法は、さら
に、前記表示加工ステップにより得られた表示情報を前
記複数の対策拠点に送信する送信ステップを備えるよう
に構成してもよい。ここで、本発明は、地図情報を記憶
している地図情報記憶手段を含む災害対策情報システム
で用いられる災害対策処理方法であって、前記観測情報
は、前記観測地点の位置を示す観測位置情報と観測され
た内容を示す観測内容情報とから構成されており、前記
拠点情報は、前記拠点の位置を示す拠点位置情報と拠点
から通知される通知情報とから構成されており、前記表
示加工ステップは、前記地図情報記憶手段から地図情報
を読み出し、読み出した地図情報を用いて地図を描画す
る地図描画サブステップと、前記描画された地図上の、
前記観測位置情報で示される位置に前記観測内容を描画
する観測情報描画サブステップと、前記観測内容が描画
された地図上の、前記拠点位置情報で示される位置に前
記通知情報を描画する拠点情報描画サブステップとを含
むように構成してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】ここでは、本発明に係る一つの実
施の形態としての、災害対策情報システムについて、そ
の構成および動作を説明する。 (災害情報システムの構成)本発明に係る一つの実施の
形態としての、災害対策情報システムのブロック図を図
1に示す。
【0011】図1に示す災害対策情報システムは、防災
センター側装置120及び対策拠点側装置130よりな
る。防災センター側装置120は、観測情報受信部11
0、情報蓄積部111、拠点情報受信部112、シミュ
レーション部113、可視化処理部114、拠点情報送
信部115、表示部116から構成され、対策拠点側装
置130は、情報発信部141、情報受信部142、入
力部143、情報蓄積部144、表示部145から構成
される。
【0012】観測情報受信部110は、気象情報を提供
する民間の気象情報提供機関である天気情報提供サービ
ス101、各地に設置された降雨量計102、各地のた
め池の水位を観測するため池テレメータ103、図示し
ていない気象庁の気象観測システムであるL−ADES
S、図示していない各地の震度を観測する震度計に接続
され、それぞれの観測装置から観測情報を受信する。
【0013】拠点情報受信部112は、各地の対策拠点
側装置130から送信される各地の対策拠点毎の被害情
報、要請情報を受信し、情報蓄積部111に出力する。
情報蓄積部111は、観測情報受信部110が受信した
各種の観測情報、拠点情報受信部112が受信した被害
情報や要請情報を含む対策拠点情報を記憶する。また、
管轄地区の地図情報をあらかじめ記憶している。
【0014】一例として、情報蓄積部111には、図2
に示すように降雨量情報が蓄積されている。図2は、降
雨量計102より、観測情報受信部110が受信した観
測地区名201と降雨量202からなる降雨量情報20
0を示している。また、情報蓄積部111には、一例と
して、図3に示すように対策拠点からの連絡情報が記憶
されている。図3は、対策拠点側装置130より送信さ
れ、各対策拠点名301毎に、緊急援助の要請や被害状
況を含む連絡内容302からなる対策拠点情報300を
示している。
【0015】可視化処理部114は、情報蓄積部111
に蓄積された観測情報、対策拠点情報、地図情報を基に
して、これら情報を可視化して表示できる表示情報を作
成する。一例として、可視化処理部114は、情報蓄積
部111に蓄積された管轄地区の地図情報を描画し、防
災地図とする。次に、描画された防災地図上に、図2に
より示される観測地区毎の降雨量を、棒グラフにより描
画する。さらに、図3により示される対策拠点毎の対策
拠点情報を前記描かれた防災地図上に描画する。なお、
可視化処理部114は、上記説明した可視化処理を、所
定の時間毎に、例えば、1時間毎に行う。
【0016】図4には、このようにして描かれた防災地
図の一例を示す。防災地図400は、管轄地区の地図上
に、各地区の降雨量を示す棒グラフ401、402、4
03、404、405と、対策拠点から送信された要請
内容410、対策拠点から送信された被害状況411を
描画したものである。また、可視化処理部114は、後
述するシミュレーション部113により出力されたシミ
ュレーション結果を基にして、可視化して表示できるよ
うな表示情報を作成する。
【0017】一例として、可視化処理部114は、前記
情報蓄積部111に記憶されている管轄地区の地図情報
を読み出し、地図を描画し、描画された管轄地区を南北
5Km毎の正方形の小地区に区分する。次に、後述する
シミュレーション部113により出力された各小地区毎
の予測降雨量を受け取り、降雨量に対応して定められた
色又は模様を用いて、前記小地区を塗りつぶす。このよ
うにして、降雨量予測地図を作成する。
【0018】表示部116は、可視化処理部114によ
り作成された表示情報を表示する。一例として、前記作
成された防災地図400又は降雨量予測地図を表示す
る。拠点情報送信部115は、可視化処理部114によ
り作成された表示情報を各対策拠点側装置130に送信
する。一例として、前記作成された防災地図400又は
降雨量予測地図を送信する。
【0019】シミュレーション部113は、情報蓄積部
111に蓄積された情報を基にして、シミュレーション
を行い、その結果を可視化処理部114に出力する。一
例として、シミュレーション部113は、管轄地区を南
北5Km毎の正方形の小地区に区分し、情報蓄積部11
1に記憶されている各地区毎の降雨量情報200を用い
て、各小地区毎に、10分おきに、現時点から1時間後
の降雨量を予測する。予測された降雨量を可視化処理部
114に出力する。
【0020】入力部143は、対策拠点側から防災セン
ターに対する緊急の救援要請からなる要請情報と、対策
拠点が把握している家屋への浸水、人的被害、河川の堤
防の決壊などからなる被害情報との入力を受け付ける。
情報蓄積部144は、入力部143により入力を受け付
けられた対策拠点側の要請情報、被害情報を蓄積する。
【0021】情報発信部141は、情報蓄積部144に
蓄積されている対策拠点側の要請情報、被害情報を防災
センター側装置120が有する拠点情報受信部112に
送信する。情報受信部142は、防災センター側装置1
20が有する拠点情報送信部115から送信された表示
情報を受信する。一例として、前記送信された防災地図
400又は降雨量予測地図を受信する。
【0022】表示部145は、情報受信部142により
受信された表示情報を表示する。一例として、前記受信
された防災地図400又は降雨量予測地図を表示する。
表示部145は、大型テレビジョンなどからなり、防災
センター内で災害対策会議が行われる災害対策本部に設
置される。前記災害対策会議では、大型テレビジョンに
写された防災地図や降雨量予測地図などを見ながら、対
策を立案する。 (災害情報システムの動作)ここでは、図1に示す災害
対策情報システムの動作について図を用いて説明する。
【0023】図5は、防災センター側装置120に接続
された各種観測装置から送信されてくる観測情報を受信
し、記憶する動作を示すフローチャートである。観測情
報受信部110は、天気情報提供サービス101、降雨
量計102、ため池テレメータ103、L−ADES
S、震度計から、観測情報を受信し、受信した各種観測
情報を情報蓄積部111に出力する(ステップS50
1)。情報蓄積部111は、観測情報受信部110から
出力された各種観測情報を蓄積する(ステップS50
2)。以後、ステップS501からステップS502を
繰り返す。図6は、防災センター側装置120において
防災地図を作成し、作成された防災地図を表示部116
に表示するとともに、対策拠点側装置130に送信し、
対策拠点側装置130において表示する動作を示すフロ
ーチャートである。
【0024】可視化処理部114は、情報蓄積部111
から地図情報を読み出し(ステップS601)、各地区
毎の降雨情報を読み出し(ステップS602)、拠点情
報を読み出す(ステップS603)。前記読み出した地
図情報を防災地図として描画し(ステップS604)、
前記読み出した各地区毎の降雨情報を、前記描画した防
災地図の上に、各地区毎に棒グラフとして描画し(ステ
ップS605)、前記読み出した拠点情報を、前記防災
地図の上に描画する(ステップS606)。可視化処理
部114は、このようにして作成された防災地図を表示
部116に出力し、表示部116は、可視化処理部11
4により出力された前記防災地図を画面上に表示する
(ステップS607)。また、可視化処理部114は、
このようにして作成された防災地図を拠点情報送信部1
15に出力し、拠点情報送信部115は、前記出力され
た防災地図を、対策拠点側装置130が有する情報受信
部142に送信する(ステップS608)。最後に、可
視化処理部114は、一定時間が経過したかどうかを監
視し、一定時間が経過するまで待機し、一定時間経過後
ステップS601に処理を移す(ステップS609)。
【0025】対策拠点側装置130が有する情報受信部
142は、防災センター側装置120が有する拠点情報
送信部115より送信された防災地図を受信し(ステッ
プS621)、表示部145は、前記送信された防災地
図を画面に表示する(ステップS622)。図7は、対
策拠点側において、入力を受け付けられた要請情報、被
害情報を、防災センター側に送信し、防災センター側で
は、受信した要請情報、被害情報を蓄積する動作を示す
フローチャートである。
【0026】対策拠点側装置130が有する入力部14
3は、要請情報、被害情報の入力を受け付け、情報蓄積
部144は入力を受け付けられた要請情報、被害情報を
蓄積し(ステップS711)、情報発信部141は、情
報蓄積部144に蓄積された要請情報、被害情報を防災
センター側装置120の有する拠点情報受信部112に
送信する(ステップS712)。
【0027】防災センター側装置120の有する拠点情
報受信部112は、対策拠点側装置130が有する情報
発信部141により送信された要請情報、被害情報を受
信し(ステップS701)、情報蓄積部111は、前記
受信した要請情報、被害情報を蓄積する(ステップS7
02)。図8は、防災センター側装置120において降
雨量予測地図を作成し、作成された降雨量予測地図を表
示部116に表示するとともに、対策拠点側装置130
に送信し、対策拠点側装置130において送信された降
雨量予測地図を表示する動作を示すフローチャートであ
る。
【0028】可視化処理部114は、前記情報蓄積部1
11に記憶されている管轄地区の地図情報を読み出し
(ステップS801)、地図を描画し(ステップS80
2)、描画された管轄地区を南北5Km毎の正方形の小
地区に区分する(ステップS803)。次に、シミュレ
ーション部113は、管轄地区を南北5Km毎の正方形
の小地区に区分し、情報蓄積部111に記憶されている
各地区毎の降雨量情報200を読み出し(ステップS8
04)、各小地区毎に、10分おきに、現時点から1時
間後の降雨量を予測し、予測された降雨量を可視化処理
部114に出力する(ステップS805)。可視化処理
部114は、シミュレーション部113により出力され
た各小地区毎の予測降雨量を受け取り、降雨量に対応し
て定められた色又は模様を用いて、前記小地区を塗りつ
ぶす(ステップS806)。このようにして、降雨量予
測地図が作成される。可視化処理部114は、作成され
た降雨量予測地図を、表示部116に出力し、表示部1
16は出力された降雨量予測地図を表示する(ステップ
S807)。また、可視化処理部114は、作成された
降雨量予測地図を、拠点情報送信部115に出力し、拠
点情報送信部115は、出力された降雨量予測地図を対
策拠点側装置130の有する情報受信部142に送信す
る(ステップS808)。
【0029】対策拠点側装置130の有する情報受信部
142は、防災センター側装置120の有する拠点情報
送信部115により送信された降雨量予測地図を、受信
し(ステップS811)、表示部145は、受信された
降雨量予測地図を表示する(ステップS812)。以上
説明したように、本実施の形態では、各地に設置された
観測地点から受信した観測情報と、各地の対策拠点から
受信した被害情報や要請情報とをまとめて一つの防災情
報として表示する。また、一つにまとめられた防災情報
を各地の対策拠点に送信する。これによって、防災セン
ターでの災害対策の意思決定を迅速、的確に行えるよう
になる。また、防災センターが、各地の災害対策拠点で
の災害対策の迅速・的確な実施を支援できるようにな
る。なお、本発明を上記本実施の形態に基づいて説明し
てきたが、本発明は上記実施の形態に限定されないのは
もちろんである。すなわち、以下のような場合も本発明
に含まれる。 (1) 本実施の形態では、各地に設置された観測地点
から観測情報を受信するとしたが、受信する情報は観測
情報に限定されない。例えば、民間テレビ放送業者の放
映するテレビ放送、政府や地方公共団体が被災地上空か
ら撮影した画像、衛星から撮影した画像などを、防災セ
ンター側装置が受信し、受信した画像を防災地図上に描
画するようにしてもよい。 (2) 本実施の形態では、各地の対策拠点から、被害
情報と要請情報を受信するとしたが、その他にも、各地
の対策拠点の実施する対策情報も受信し、表示し、また
前記受信した対策情報を他の対策拠点に送信するとして
もよい。これにより、防災センターが総合的な対策を立
案する上で参考にしたり、他の対策拠点が対策を立案す
る上で参考とすることもできる。 (3) 本実施の形態では、防災地図や降雨量予測地図
が表示される表示部116は、災害対策本部に設置され
るとしたが、可視化処理部114が作成する防災地図や
降雨量予測地図などを、別途設けたWWWサーバを経由
して、一般市民に公開するとしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は、上記に説明したように、災害
対策情報システムであって、複数の観測地点で観測され
た観測情報を受信する観測情報受信手段と、複数の対策
拠点から送信された拠点情報を受信する拠点情報受信手
段と、受信された観測情報と拠点情報とを加工し表示情
報を得る表示加工手段と、得られた表示情報を表示する
表示手段とを備えることを特徴とする。
【0031】この構成によると、各地の観測地点から受
信した観測情報と、各対策拠点から受信した拠点情報と
を加工して表示できるので、防災センターでは、現場の
状況を正確に把握でき、実情に則した指示が迅速に行え
るという効果がある。その結果として、適切な初動活動
が行え、被害の拡大を防ぐことができるようになる。こ
こで、前記災害対策情報システムは、さらに、前記表示
加工手段により得られた表示情報を前記複数の対策拠点
に送信する送信手段を備えるように構成してもよい。
【0032】この構成によると、上記加工して表示され
た情報を各地の対策拠点に送信することができるので、
防災センターは各地の災害対策拠点に対して災害対策を
支援することができるという効果がある。その結果とし
て、各地での被害の拡大を防ぐことができるようにな
る。ここで、前記災害対策情報システムは、さらに地図
情報を記憶している地図情報記憶手段を含み、前記観測
情報は、前記観測地点の位置を示す観測位置情報と観測
された内容を示す観測内容情報とから構成されており、
前記拠点情報は、前記拠点の位置を示す拠点位置情報と
拠点から通知される通知情報とから構成されており、前
記表示加工手段は、前記地図情報記憶手段から地図情報
を読み出し、読み出した地図情報を用いて地図を描画す
る地図描画部と、前記描画された地図上の、前記観測位
置情報で示される位置に前記観測内容を描画する観測情
報描画部と、前記観測内容が描画された地図上の、前記
拠点位置情報で示される位置に前記通知情報を描画する
拠点情報描画部とを含むように構成してもよい。
【0033】この構成によると、観測地点から受信した
観測情報と、対策拠点から受信した要請情報や被害情報
とを、防災地図上に描くことができるので、描かれた防
災地図を見るだけで、管轄地区全体の状況が効率よく把
握できるという効果がある。また、本発明は、上記に説
明したように、災害対策情報処理方法であって、複数の
観測地点で観測された観測情報を受信する観測情報受信
ステップと、複数の対策拠点から送信された拠点情報を
受信する拠点情報受信ステップと、受信された観測情報
と拠点情報とを加工し表示情報を得る表示加工ステップ
と、得られた表示情報を表示する表示ステップとを備え
ることを特徴とする。
【0034】この方法を用いると、各地の観測地点から
受信した観測情報と、各対策拠点から受信した拠点情報
とを加工して表示できるので、防災センターでは、現場
の状況を正確に把握でき、実情に則した指示が迅速に行
えるという効果がある。その結果として、適切な初動活
動が行え、被害の拡大を防ぐことができるようになる。
【0035】ここで、前記災害対策処理方法は、さら
に、前記表示加工ステップにより得られた表示情報を前
記複数の対策拠点に送信する送信ステップを備えるよう
に構成してもよい。この方法を用いると、上記加工して
表示された情報を各地の対策拠点に送信することができ
るので、防災センターは各地の災害対策拠点に対して災
害対策を支援することができるという効果がある。その
結果として、各地での被害の拡大を防ぐことができるよ
うになる。
【0036】ここで、本発明は、地図情報を記憶してい
る地図情報記憶手段を含む災害対策情報システムで用い
られる災害対策処理方法であって、前記観測情報は、前
記観測地点の位置を示す観測位置情報と観測された内容
を示す観測内容情報とから構成されており、前記拠点情
報は、前記拠点の位置を示す拠点位置情報と拠点から通
知される通知情報とから構成されており、前記表示加工
ステップは、前記地図情報記憶手段から地図情報を読み
出し、読み出した地図情報を用いて地図を描画する地図
描画サブステップと、前記描画された地図上の、前記観
測位置情報で示される位置に前記観測内容を描画する観
測情報描画サブステップと、前記観測内容が描画された
地図上の、前記拠点位置情報で示される位置に前記通知
情報を描画する拠点情報描画サブステップとを含むよう
に構成してもよい。
【0037】この方法を用いると、観測地点から受信し
た観測情報と、対策拠点から受信した要請情報や被害情
報とを、防災地図上に描くことができるので、描かれた
防災地図を見るだけで、管轄地区全体の状況が効率よく
把握できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一つの実施の形態としての災害対
策情報システムのブロック図である。
【図2】図1に示す災害対策情報システムの情報蓄積部
111に蓄積される降雨量情報の一例を示す。
【図3】図1に示す災害対策情報システムの情報蓄積部
111に蓄積される対策拠点連絡情報の一例を示す。
【図4】図1に示す災害対策情報システムの可視化処理
部114により作成された防災地図の一例を示す。
【図5】図1に示す災害対策情報システムが観測情報を
受信し、蓄積する動作を示すフローチャートである。
【図6】図1に示す災害対策情報システムが、防災地図
を作成し、表示し、対策拠点側装置に送信し、表示する
動作を示すフローチャートである。
【図7】図1に示す災害対策情報システムにおいて、対
策拠点側装置が要請情報、被害情報の入力を受け付け、
防災センター側装置に送信し、防災センター側で蓄積す
る動作を示すフローチャートである。
【図8】図1に示す災害対策情報システムが、予測降雨
量地図を作成し、表示し、対策拠点側装置に送信し、表
示する動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 天気情報提供サービス 102 降雨量計 103 ため池テレメータ 110 観測情報受信部 111 情報蓄積部 112 拠点情報受信部 113 シミュレーション部 114 可視化処理部 115 拠点情報送信部 116 表示部 120 防災センター側装置 130 対策拠点側装置 141 情報発信部 142 情報受信部 143 入力部 144 情報蓄積部 145 表示部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の観測地点で観測された観測情報を
    受信する観測情報受信手段と、 複数の対策拠点から送信された拠点情報を受信する拠点
    情報受信手段と、 受信された観測情報と拠点情報とを加工し表示情報を得
    る表示加工手段と、 得られた表示情報を表示する表示手段とを備えることを
    特徴とする災害対策情報システム。
  2. 【請求項2】 前記災害対策情報システムは、さらに、 前記表示加工手段により得られた表示情報を前記複数の
    対策拠点に送信する送信手段を備えることを特徴とする
    請求項1記載の災害対策情報システム。
  3. 【請求項3】 前記災害対策情報システムは、さらに地
    図情報を記憶している地図情報記憶手段を含み、 前記観測情報は、前記観測地点の位置を示す観測位置情
    報と観測された内容を示す観測内容情報とから構成され
    ており、 前記拠点情報は、前記拠点の位置を示す拠点位置情報と
    拠点から通知される通知情報とから構成されており、 前記表示加工手段は、 前記地図情報記憶手段から地図情報を読み出し、読み出
    した地図情報を用いて地図を描画する地図描画部と、 前記描画された地図上の、前記観測位置情報で示される
    位置に前記観測内容を描画する観測情報描画部と、 前記観測内容が描画された地図上の、前記拠点位置情報
    で示される位置に前記通知情報を描画する拠点情報描画
    部とを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の災害対策情報システム。
  4. 【請求項4】 複数の観測地点で観測された観測情報を
    受信する観測情報受信ステップと、 複数の対策拠点から送信された拠点情報を受信する拠点
    情報受信ステップと、 受信された観測情報と拠点情報とを加工し表示情報を得
    る表示加工ステップと、 得られた表示情報を表示する表示ステップとを備えるこ
    とを特徴とする災害対策情報処理方法。
  5. 【請求項5】 前記災害対策処理方法は、さらに、 前記表示加工ステップにより得られた表示情報を前記複
    数の対策拠点に送信する送信ステップを備えることを特
    徴とする請求項4記載の災害対策情報処理方法。
  6. 【請求項6】 地図情報を記憶している地図情報記憶手
    段を含む災害対策情報システムで用いられる災害対策処
    理方法であって、 前記観測情報は、前記観測地点の位置を示す観測位置情
    報と観測された内容を示す観測内容情報とから構成され
    ており、 前記拠点情報は、前記拠点の位置を示す拠点位置情報と
    拠点から通知される通知情報とから構成されており、 前記表示加工ステップは、 前記地図情報記憶手段から地図情報を読み出し、読み出
    した地図情報を用いて地図を描画する地図描画サブステ
    ップと、 前記描画された地図上の、前記観測位置情報で示される
    位置に前記観測内容を描画する観測情報描画サブステッ
    プと、 前記観測内容が描画された地図上の、前記拠点位置情報
    で示される位置に前記通知情報を描画する拠点情報描画
    サブステップとを含むことを特徴とする請求項4又は請
    求項5記載の災害対策情報処理方法。
JP31097997A 1997-11-13 1997-11-13 災害対策情報システム及び災害対策情報処理方法 Pending JPH11144168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31097997A JPH11144168A (ja) 1997-11-13 1997-11-13 災害対策情報システム及び災害対策情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31097997A JPH11144168A (ja) 1997-11-13 1997-11-13 災害対策情報システム及び災害対策情報処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11144168A true JPH11144168A (ja) 1999-05-28

Family

ID=18011701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31097997A Pending JPH11144168A (ja) 1997-11-13 1997-11-13 災害対策情報システム及び災害対策情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11144168A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001039513A (ja) * 1999-08-02 2001-02-13 Fujitsu Ltd 在庫移動システムおよび在庫移動プログラム記憶媒体
JP2002367065A (ja) * 2001-04-03 2002-12-20 Toshiba Corp 防災情報システム及び防災情報提供プログラム
JP2004295729A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Toshiba Corp 防災対応システム
JP2007183874A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 浸水情報管理システムとその管理装置
JP2008004130A (ja) * 2007-09-14 2008-01-10 Sun Corp 店舗監視システム
JP2021033021A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 株式会社ゼンリンデータコム 地図表示装置、方法およびプログラム
JP2023135453A (ja) * 2022-03-15 2023-09-28 東京海上日動火災保険株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001039513A (ja) * 1999-08-02 2001-02-13 Fujitsu Ltd 在庫移動システムおよび在庫移動プログラム記憶媒体
JP2002367065A (ja) * 2001-04-03 2002-12-20 Toshiba Corp 防災情報システム及び防災情報提供プログラム
JP2004295729A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Toshiba Corp 防災対応システム
JP2007183874A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 浸水情報管理システムとその管理装置
JP2008004130A (ja) * 2007-09-14 2008-01-10 Sun Corp 店舗監視システム
JP2021033021A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 株式会社ゼンリンデータコム 地図表示装置、方法およびプログラム
JP2023135453A (ja) * 2022-03-15 2023-09-28 東京海上日動火災保険株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6490525B2 (en) Systems and methods for distributing real-time site-specific weather information
US7411493B2 (en) User-centric event reporting
US6622082B1 (en) Location-related WAP traffic jam map by associating map excerpts in a traffic information center
US20090189979A1 (en) Method for Providing Images of Traffic Incidents
US20130069798A1 (en) System for Providing Environmental Condition Information to Vehicles and Related Methods
JP5464508B1 (ja) 表示システム
JP2013196632A (ja) 通信システム
JP2006163765A (ja) 船舶運航監視システム
JP3964553B2 (ja) 情報配信システム
CN103150598A (zh) 输电网突发故障处理系统和方法
JP6533814B2 (ja) 双方向型情報配信システム
JPH11144168A (ja) 災害対策情報システム及び災害対策情報処理方法
BRPI0614269A2 (pt) método e aparelho para prover informação de tráfego público
JP2012068883A (ja) 標示装置システム
JP5435756B1 (ja) 表示方法
CA2559684C (en) User-centric event reporting
PT2248353E (pt) Sistema de alerta do viajante
JP2005010166A (ja) 気象情報通知システム
JP2007079807A (ja) 配車システムとその配車管理装置及び移動局装置
CN110617856A (zh) 智能运检系统
JP3927558B2 (ja) 無線通信システム
JP2006292589A (ja) 地震情報管理システム及び地震情報管理方法
JP2016110432A (ja) 工事現場用デジタルサイネージ装置
KR20200010849A (ko) 노선버스용 재난 문자 정보 발송 시스템 및 그 방법
JP5487006B2 (ja) カメラ選択システム、及びカメラ選択装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041124