JP5435756B1 - 表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】新規の表示装置の設置場所を容易に確保でき、表示装置を広告効率を良く利用でき、それにより資金不足及び設置と維持の費用を抑制できる表示方法を提供する。
【解決手段】表示装置を、電力網及び情報通信・放送網に接続すると共に、道路上の複数の構造物を利用して設置するステップ(S1)と、各表示装置に、固有の識別情報を与えるステップ(S2)と、制御装置を、周囲の状態についての情報を有する外部組織に接続するステップ(S4)と、制御装置が、各外部組織から周囲の状態に関する情報を時間毎に受信するステップ(S5)と、制御装置が、受信した各情報に基づいて、各表示装置に対して、各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信するステップ(S10)と、各表示装置が、制御装置から受信した前記各識別情報毎の指示に基づいて、表示画像を変更するステップ(S11)を有する。
【選択図】図4

Description

本発明はデジタルサイネージ等の静止画又は動画を配信する表示方法に関し、特に、道路又は歩道に設置されて歩行者に対する広告/通知等を表示する表示方法に関する。
デジタルサイネージ等の表示方法について説明する前に、まず、表示装置が設置される道路又は歩道と電力網の概略状況について簡単に説明する。
<無電柱化、電線類の共同溝による地中化について>
例えば東京都等の都市部では、電柱等の地上に架設された電線類を歩道等の地下に収容する無電柱化を推進している。これは電柱があることによって、都市景観を損ねる問題と、歩道の道幅を狭めて歩行者や車いすあるいはベビーカー等の通行の妨げとなる問題があるが、さらに災害時等には電柱が倒壊したり電線が切れて非難や救助活動及び物資輸送に支障が生じて復旧を遅らせてしまい、電力及び電話/通信回線等の通信サービスの安定供給が妨げられるという問題を抑制するためである。
東京都の無電柱化では、現在は電線共同溝により、電線類を歩道等の地下に収容している。例えば、過去には自治体(東京都)又は電線管理者の占用物件としての管路を地中に敷設する管路方式を実施したり、蓋掛け式U字構造物を敷設するCAB(キャブ)方式を実施していた(以上は、例えば「東京都無電柱化方針、平成19年6月、東京都建設局)、又は、「東京都電線共同溝整備マニュアル、平成23年6月、東京都建設局)参照)。いずれにしても、無電柱化により、電力網と電話網あるいは有線放送(CATV)網等の情報通信・放送網の電線類は、歩道等の地下の共同溝又は近傍に略並行して敷設される管路等に収容されている。
<電力網のインテリジェント化について>
また、世界的な電力網の方向性として、スマートグリッド、スマートシティ、電力計のスマートメーター化等の電力網のインテリジェント化構想があり、電力網の端末においても、電力網と情報通信・放送網の結びつきは増加している。例えば政府は2016年までに日本全体の電力の8割をスマートメーターで対応できるようにする方針を打ち出している。また、HEMS(home energy management system)やBEMS(building and energy management system)等のエネルギー管理システム(EMS)との連係も進められている。従来の電力網に情報通信・放送網を結びつける目的は、電力網における故障検知/復旧自動化等の電力品質の向上と、電力網の連係による電力消費の最適化と、比較的新たな再生可能エネルギーと既存電力網との連係である。そして、電力網と情報通信・放送網とを結びつけた結果として、地域全体でのエネルギー利用を最適化したり省エネできることが知られている。従って電力網は、単独で構築されるのではなく、情報通信・放送網と組み合わせるか、近傍に情報通信・放送網を並設させて両方の網を使用可能に構築される場合が増加している。
<(電力用)地上機器について>
一般的に送配電の電線(幹線)は、電力の輸送効率を高くするために22000V(特別高圧)6600V(高圧)等の高電圧で供給されており、降圧トランス(変圧器)によりその高電圧を200V/100Vの低電圧に降圧させて引き込み線により各需要家に供給される。従来のように電信柱で送配電する場合には柱上に降圧トランス(柱上トランス)が設置されて需要家向けの低圧に降圧されて配電されるが、無電柱化して電線類を地中化する場合には、トランス等についてはメンテナンス等の利便性から地下に設置できず、地上に設置される。地上に設置されるトランス(地上用変圧器)の他には、低圧分岐装置、多回路開閉器等が地上に設置される。その場合のトランス等は、共同溝等の直上の地上部又は共同溝に隣接した地上部に設置された蓋付きの箱状の筐体に収容される。トランス等を収容した箱状の筐体を、電力用地上機器、又は、単に地上機器と称する。地上機器は、例えば、共同溝が歩行者用の歩道部分に埋設される場合には、一般的に歩道における車道寄り等に設置される。地上機器は、無電柱化が一般的に駅近傍や商業地等の需要者が密に配置されて流動人口が多い地域を優先して実施されていることから、駅近傍や商業地等に設置されることが多くなっており、またそのような地域は需要者が密に配置されていることから隣の地上機器との間隔が狭く密に設置されている。
これら歩道上等に設けられた地上機器は、例えば数メートルおき〜数百メートルおきに設けられている。しかし地上機器は、車道寄りに設置されてはいるものの歩行者にとっては通行する際の障害物と認識されることが多い。言い換えれば地上機器は、需要家又は電線共同溝に新規配線等の変更が発生した時か、あるいはメンテナンス等の時以外は箱が開けられないので、一般の歩行者にとっては、歩道上に存在理由が不明であり、従って歩道上の通行時の障害となる物体と認識されることが多くなっている。また、電力会社/電話会社/有線放送(CATV)会社にとっては、地中化は都市部等では必要不可欠ではあるが、そのために建設コストが増加する。
<デジタルサイネージについて>
一方で、近年になり、商業施設/交通手段の入り口近傍/通路等の比較的、流動する人口密度が高くなるエリアに大型の電子画像表示パネル(例えば液晶方式又はプラズマ方式等の画像表示パネル)を配置して、広告主の希望する静止画又は動画を時間管理して配信するデジタルサイネージ(電子看板)が普及しつつある。そこで使用されている電子画像表示パネルは、基本的にテレビジョン放送の受像器やパソコン等のディスプレイと同様な構成なので、テレビジョン放送しているニュース、天気予報、株価等の情報、スポーツ、ドラマ等の番組/イベントをコンテンツとして表示させることもできるし、商店内の商品の機能/使用方法説明、駅/空港/ホテル等でチケットの買い方/チェックインの方法説明等を表示するようにも使用可能である。また、一部の電子画像表示パネルはタッチパネルになっていたり、別途の入力手段を有して、使用者の文字入力や選択入力を可能にしているものもある。
デジタルサイネージの中でも、例えば比較的大型で汎用の表示パネルは、一般的に広告の効果を見込めるような流動する人口密度が高いエリアに設置されることが多いので、画像表示を希望する広告主が多くなり、競売(オークション)となり落札によって広告主を決める場合がある。とくに、流動人口は時間で変動するので、時間によって競売となる場合がある。また、サイネージでマルチ表示の表示枠を各表示枠毎に競売によって広告主を決める取引ができ、また、各表示枠の縦横寸法比率が入札により割り振られることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、デジタルサイネージの表示パネルが、タッチパネル方式であるか別途の入力手段を有している場合には一種の情報端末になっていると考えられるが、そのような場合に、情報端末内のメタデータ等を分析して、分析結果に応じて使用状況や使用者に適した広告を配信することや、情報配信ネットワーク内のメタデータを収集し、情報配信サービスを受け取るユーザ装置のユーザに選択した情報を提供し、メタデータの獲得権を得るために広告主が入札に参加すること(例えば、特許文献2参照)、センサデータと位置情報から取得した人流情報により、表示装置の画面に正対して人の通過する人数を属性別に推定し、推定結果に応じて表示情報を生成または選択して表示装置に表示させること(例えば、特許文献3参照)、複数のセンサから取得される情報からユーザの負荷状況を決定し、ユーザの負荷に対応する広告枠情報を特定し、広告枠情報に関連付けられる広告情報を提示すること(例えば、特許文献4参照)が提案されている。
特開2011―242899号公報 特開2011―86299号公報 特開2012―78722号公報 特開2013―45169号公報
<無電柱化、電線類の地中化の遅れ>
無電柱化、電線類の共同溝による地中化は、震災時の電柱の倒壊等により交通が妨害されて避難の遅れや救助活動の遅れになったこと等で防災意識の高まったことや、数年以内に別の大地震の発生が予想されて、その発生確率の予想値が非常に高率なこともあり、電柱地区の電線類を可能な限り早く地中化することが自治体にとっての急務になっている。しかし、様々な理由から電線類の地中化は遅れており、特に、電線類の地中化が必要な各地域自治体(市や区)における新設/改修の資金不足が障害となって地中化が遅延している。また、仮に地中化エリアが広がれば建設コストも増大して、その点でも資金不足が予想されて設置を困難にしている。
<災害時の交通表示装置の不足>
また、震災時に電柱が倒壊して電力供給が途絶えた場合には、交通信号や道路表示装置等の電動の交通標示装置が表示不可能になって、車両の誘導が不可能になる事態があり、震災に強く電源線及び通信線が地中化されている表示設備への切り替えや新設が要望されている。特に、震災時には多くの帰宅困難者が自動車やバス等の車両で帰る事態となったが、その際の車両の誘導は、電源の途絶えた地域の信号や道路表示装置ではできなかった。鉄道網が停止したことから歩いて自宅に帰る避難者も多かったが、そのような災害時の歩行者用の案内表示は無く、従って、車両用の交通表示装置の切り替えや新設と共に歩行者用の案内表示の設置も上記と同様に急務である。しかし、上記と同様な理由、特に資金不足と、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい設置場所(被設置構造物)の確保が煩雑であるということが障害となって遅延している。
<観光用案内板の不足>
また、日本の産業構造が変化し、製造業からサービス産業へのシフトと共に観光立国が国内の自治体や産業界等には求められており、徐々に観光地の表示板は英語だけでなく中国語や韓国語等の多言語化が進んではいる。また、外国人観光客の増加に従い、従来の観光地以外の場所にも多言語の案内板の設置の必要性が増加しているが、充分とは言えない状況である。例えば、外国人観光客が、国内のある著名ではないイベント場所(イベント施設)に行こうとした場合には、まだ日本語の住所表示や案内表示のみしかない場合が多く、目的地への到着を困難にしている。そのため、未だに都市部の街角の交差点等では、頻繁に、外国人が地図を広げて進行方向を検討している事態が数多く見受けられる。また、著名な観光地であっても英語、中国語、韓国語以外の言語地域からの観光客には対応できていない場合があり、さらに多くの言語の案内表示装置が求められている。この観光用案内板の切り替えや新設もなるべく早く実施することが求められているが、やはり上記と同様な理由、特に資金不足と、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい設置場所の確保が煩雑であるということが障害となって遅延が発生している。
<イベント開催時の一時的なイベント用案内板の不足>
特に、スポーツ等のイベント、例えば、今後の招致が予想される2020年のオリンピック等が開催された場合には、日本人も一時的にイベント施設に集中するが、さらに多様な言語の多数の外国人観光客の一時的な来日が予想される。そのような多様な言語の多数の外国人観光客の集中的な来日に対応するためのイベント用案内表示板の不足が懸念されており、新規にイベント用案内表示板を多数設置する必要があると予想される。例えば、オリンピックの招致が決まった場合には、かなり広域にわたり多言語のイベント用案内表示板を新設する必要があるので、何年か前から徐々に案内板の変更や新設を行う必要がある。従って、少なくともオリンピックに関係して外国人の来訪が予想される地域にとってはこの作業も急ぐ必要がある。このイベント用案内板の新設もなるべく早く実施することが求められているが、やはり上記と同様な理由、特に資金不足と、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい設置場所の確保が煩雑であるということが障害となって遅延が発生している。しかも、そのようなイベント用案内板は、オリンピックの際には役に立っても、その後に過剰な案内表示や実情と合わない案内表示となった場合には撤去しなければならない懸念がある。
<案内板の設置についての各種問題点>
しかも、交通誘導や観光案内を目的とする案内板を新設することは、道路や設置場所(被設置構造物)の占有料/使用料が新規に発生する。また、固定表示内容の案内板を増設する場合には、上記のオリンピックの例でも説明したように、イベント時に充分な数を供給すると、イベントの終了後には、過剰な数量や実情に合わない表示になる可能性が有るので、表示効果を見込める最小限の数量しか供給できない可能性が有る。それを避けるために、例えば電気的に表示内容を変更できる電動の案内板にすることは、設置時の案内板に関係する設備単価が増大するだけでなく、設置後の電気料金や制御施設の維持管理費用等まで発生することから資金不足になり実施がさらに困難であることが予想される。
<デジタルサイネージの広告効率>
従来のデジタルサイネージは、一般的に商業施設/地下道等の壁面やショーウインドウ、屋上壁面等に設置場所が限定されており、観光場所や商店街の入り口等の路上にピンポイント的な設置が提案され、バス停等にも設置が提案されている。広告価値が視聴者数×購買誘発率であることからデジタルサイネージの数を増加させれば広告効果も増加すると予想できるが、従来の路上における表示装置の数は様々な制約等により限られているので広告効果も限定的である。また、上記したようにセンサデータを活用することや、表示装置に予め設定されたデータや、使用者の入力を受け付ける場合の入力データの使用により使用者に適したデジタルサイネージを表示させて広告効率を高めることも提案されているが、やはり表示装置の数が限られているので広告効果も限定的である。また、センサや表示装置に格納された過去の人口流動データ等の使用により、ある程度は広告効果を向上させることは見込めるが、例えば、センサ入力が同じ混雑を示す値であっても、イベントや交通事故等の外部要因により周囲状態が異なる場合には広告効果が得られない場合もあり、その点でも広告効果が限定的となる。
そこで本発明は、上記の課題を解決するため、新規の表示装置の設置場所を容易に確保でき、それにより表示板/案内板の不足を抑制でき、また表示装置をデジタルサイネージとして且つ広告効率を良く利用でき、それにより資金不足及び設置と維持の費用を抑制できる表示方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る一態様の表示方法は、外部から入力する指示により表示画像を設定可能である表示装置の表示画像を、制御装置で制御する表示方法であって、表示装置が、道路の地下の共同溝又は管路に敷設された電力網及び情報通信・放送網に接続されると共に、共同溝又は管路が敷設された道路上の複数の構造物を利用して設置され、固有の識別情報を有し、制御装置が、情報通信・放送網に接続されると共に、各表示装置の周囲の状態について、表示装置が設置された道路上の少なくとも人の通行量の増減及び/又は人の進行方向の変化を間接的に示す情報を有する少なくとも一つの外部組織に接続され、制御装置が、各外部組織から周囲の状態に関する情報を時間毎に受信するステップと、制御装置が、受信した各情報に基づいて、前記道路上の人の通行量の増減及び/又は道路上の人の進行方向の変化を予想し、各表示装置に対して、各識別情報毎に表示画像を前記増減及び/又は変化が予想される道路上の人に適した商品/サービスに変更させる指示を送信するステップと、各表示装置が、制御装置から受信した各識別情報毎の指示に基づいて、表示画像を変更するステップを有する。
本態様の表示方法によれば、固有の識別情報が与えられた複数の表示装置を共同溝又は管路が敷設された道路の地上の構造物を利用して設置して電力網及び情報通信・放送網に接続し、情報通信・放送網に接続された制御装置で、外部組織から受信した情報に基づいて各表示装置の表示画像を各識別情報毎に変更させる指示を送信することで、デジタルサイネージとして使用可能な表示装置を付加することができる。これにより、新規の表示装置の設置場所を、歩行者が見やすい場所に容易に確保できる。
好ましくは、本発明に係る一態様の表示方法では、制御装置が、各表示装置の周囲の状態に関する情報を時間毎に検出する少なくとも一つの検出装置から情報を受信するステップ、をさらに含み、各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信するステップでは、制御装置が、各外部組織から受信した各情報と、各検出装置から受信した情報に基づいて、前記道路上の人の通行量の増減及び/又は道路上の人の進行方向の変化を予想し、各表示装置に対して、各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信する。
本態様の表示方法によれば、制御装置は、センサ等の検出装置からの各表示装置の周囲又は近傍の状態に関する情報により、外部組織から受信した情報に付加情報を加えたり、受信した情報の確度を高めたりすることができる。これにより、より現状に適応させて、より正確に、各表示装置に対して各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信することができる。
好ましくは、本発明に係る一態様の表示方法では、制御装置が、各識別情報毎の各表示装置に対して、地図上の各識別情報に基づく位置情報と、外部組織及び検出装置からの過去の周囲の状態に関する時間毎の情報、外部組織及び検出装置からの予想される周囲の状態に関する時間毎の情報、のうちの少なくとも一つを情報通信・放送網を介して複数の広告主に提示するステップと、制御装置が、各広告主により、各表示装置の時間毎の広告表示権を得るための競売処理を実施するステップと、制御装置が、競売で落札した広告主に対して落札を通知するステップと、制御装置が、落札した広告主の表示画像が、各識別情報毎の各表示装置に対する所定時間の表示画像となるように変更させる指示をするステップを有する。
本態様の表示方法によれば、広告主は、広告効率の良い時間帯、広告効率の良い場所、広告効率の良い予想される周囲の状態を選択して、広告表示権を得るための競売に参加できるので、広告画像の広告効率を高めることができる。
好ましくは、本発明に係る一態様の表示方法では、各表示装置が、各々複数の表示画像を表示するために複数の領域に画面の分割が可能であるか、又は複数の画面を組み合わせるマルチ画面を有する場合に、制御装置は、各表示装置に対する情報を広告主に提示するステップと、競売処理を実施するステップを、各表示装置の各領域毎又は各画面毎に実施する。
本態様の表示方法によれば、各表示装置が画面の分割が可能であるか、マルチ画面を有するので、例えば各画面毎に競売処理を実施することができ、同一時間帯の同一表示装置について、複数の広告主の表示画像を表示させることができる。各表示装置の使用効率を高め、広告主にとっても競売で希望時間帯に希望の表示装置に表示させることができる確率が高まり、好ましいデジタルサイネージを提供できる。
好ましくは、本発明に係る一態様の表示方法では、制御装置が、各外部組織から周囲の状態に関する情報を時間毎に受信するステップでは、各外部組織から受信した情報の優先順位を判断して、各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信するステップでは、優先順位の高い情報については、他の情報よりも優先して、各表示装置に対して表示画像を変更させる指示を送信する。
本態様の表示方法によれば、各外部組織からの情報に優先順を付けることができ、優先順の高い表示画像を表示装置に表示させることができるので、例えば重要度の高い画像及び/又は需要の多い画像を優先的に表示させ、通行人の便宜を図ることができる。あるいはイベント開催時には、イベント関係の案内を表示することで、イベント参加者に便宜を図ることができる。
好ましくは、本発明に係る一態様の表示方法では、制御装置が、各外部組織から周囲の状態に関する情報を時間毎に受信するステップで、各外部組織から受信した情報の優先順位の判定が緊急事態の情報である場合、各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信するステップでは、当該緊急事態の情報については、最優先として、各表示装置に対して表示画像を変更させる指示を送信する。
本態様の表示方法によれば、各外部組織からの情報の優先順の判定で緊急事態の情報を判定して、表示装置に緊急時の表示画像を表示させることができるので、例えば災害発生時には、避難経路等の画像を優先的に表示させ、被災者を減少させることができる。
本発明の表示方法によれば、新規の電気的に表示内容を変更できる電動の表示装置の設置場所を、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい場所に容易に確保でき、表示装置をデジタルサイネージとして利用する場合の広告効率も高めることができ、表示装置を新設する場合の資金不足を抑制できる表示方法を提供することができる。
本発明の第1及び第2実施形態に係る表示システムを示したシステムブロック図である。 表示装置の表示例を示す図である。 外部組織の例と制御装置の内部ブロックの例を示した図である。 (a)表示装置の設置から表示までと、(b)制御装置による競売処理から表示装置による表示までの動作フローチャートの一例である。 本発明の第3及び第4実施形態に係る表示システムを示したシステムブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る表示システムを示したシステムブロック図である。 本発明の第6実施形態に係る表示システムを示したシステムブロック図である。
以下に、図面を使って本発明の実施の形態を説明する。
<第1実施形態>
図1において第1実施形態の表示装置1は、歩道900上の地上機器71に、支持装置19により取り付けられる。支持装置19は、図1では地上機器71の上部に引っ掛ける形状になっているが、これに限られるわけではなく、地上機器71の上部等をネジ等とプレートで挟み込んだり、タッピングネジで地上機器71の上部等に固定する形状やタイプであってもよい。表示装置1は、液晶(LED)パネル、有機ELパネル等の平面ディスプレイが用いられ、電力線81と情報通信線91により、地上機器71を経由して地中の電力網501、情報通信・放送網100と接続される。電力網501は電力会社の送配電網であり、情報通信・放送網100は電話回線や有線放送回線の回線網であってインターネット網にも接続される。地上機器71は、前記したようにトランス(地上用変圧器)、低圧分岐装置、多回路開閉器等を、共同溝等の直上の地上部又は共同溝に隣接した地上部に設置された蓋付きの箱状の筐体に収容したものである。
歩道900の地下には電線共同溝401が埋設される。電線共同溝401内には1本以上の電力系管路550、1本以上の情報通信・放送計管路650が収容される。電力系管路550には電力網501の一部の線が収容され、情報通信・放送系管路650には情報通信・放送網100の一部の線が収容される。電力系管路550内の電力網501は、地上機器71を経由して電圧が調整されて電力線81と接続され、情報通信・放送系管路650内の情報通信・放送網100は、モデム+ブロードバンドルーター+ハブ等の分岐手段を介して情報通信線91と接続される。情報通信・放送網100は、複数の外部組織300及び管理/運営組織200内の制御装置(サーバー)210と接続される。管理/運営組織200は、制御装置210等を収容できれば公官庁内であっても、何らかの法人、あるいは民間組織であってもよい。
図2(a)は、図1の表示装置1の内部の概略機能ブロックと表示部についての一例を示すものである。表示装置1aの表示部は、第1表示部701、第2表示部702、第3表示部703及び第4表示部704の4個の表示部を有している。各第1〜第4表示部701〜704は、各々、文字、静止画、動画を表示でき、屋外での使用に耐えるように耐候性/強度等を有して設計及び製造される。第1〜第4表示部701〜704は、一つの平面ディスプレイを分割して用いてもよいし、複数の平面ディスプレイを組み合わせて用いても良い。図2(a)では、表示装置1aに各第1〜第4表示部701〜704の4つの表示部を示したが、それらの配置及び数量は、表示装置1aの表面の面積内で任意に設定することができる。
表示装置1aの内部には、電源部710、通信部720、表示制御部730及び記憶部740を有する。電源部710は、電力線81と接続されて、電力線81から供給される電圧/電流を表示装置1a内の各部に適した電圧/電流に変換して供給する。通信部720は、情報通信線91と接続されて、情報通信線91を介して情報通信・放送網100との間で画像データを含む各種情報/データの送受信を行う。表示制御部730は、情報通信・放送網100から受信した指示に従い、第1〜第4表示部701〜704に表示させる画像を選択/制御する。記憶部740には、さらに識別情報記憶部741と画像データ記憶部742を含む。識別情報記憶部741は、表示装置1aに割り振られた固有の識別情報を記憶する。画像データ記憶部742は、製造時や設置時に予め格納された画像データ又は通信部720で受信した画像データを記憶する。タイマー部750は、カレンダー機能と、時間計測機能を有している。これにより表示制御部730は、タイマー部750で予め設定された時刻に各表示装置1に表示させる表示画像を変更させることができる。
図2(b)は、図1の表示装置1の内部の概略機能ブロックと表示部についての図2(a)とは別の例を示すものである。表示装置1bの表示部は、第1表示部705、第2表示部706及び第3表示部707の3個の表示部を有している。各第1〜第3表示部705〜707の機能、性能、属性等については、上記した第1〜第4表示部701〜704と同様である。また、内部の電源部710、通信部720、表示制御部730及び記憶部740についても同様である。また、例えば、第1表示部705のみをタッチパネル付きとして、使用者による指示を入力可能な指示入力手段(選択指示/文字の入力部)としてもよい。
図2(b)の表示装置1bは、無線通信部708及び光学通信部709を有している。無線通信部708は、例えば、携帯電話機、スマートホン、タブレット等に内蔵されるNFC(near field communication:近接通信)機能を有しており、その機能を利用して、広告内容の店や商品の情報、地図(行き先データ)、クーポンデータ等をスマートホン等との間で入出力することができる。光学通信部709の場合は、例えば、赤外線通信機能を有しており、その機能により上記と同様な情報をスマートホン等との間で入出力することができる。その他は図2(a)の表示装置1aと同様である。
図3は、外部組織300の例と制御装置210の内部ブロックの例を示している。情報通信・放送網100を介して制御装置210に接続される外部組織300の例としては、公官庁301、当該地域の自治体302、警備・交通案内組織303、交通情報サービス組織304、気象情報サービス組織305、地図情報サービス組織306、防災情報サービス組織307、情報通信サービス組織308、電力サービス組織309、イベント運営/情報サービス組織310、当該地域内に複数店舗を有する事業者の管理部門311が挙げられる。
公官庁301は、大きく分類すれば、例えば情報通信・放送網100と接続された国土交通省又は文部科学省等である。国土交通省関係では、道路局/鉄道局/航空局の交通管理/交通管制に関係する部署及び情報提供システム、外局の気象庁、観光庁に加えて消防や災害に対処する防災情報センター等を含む。交通関係では、例えば一つの歩道(道路)が事故や工事で歩行できなければ、隣接するか回り道となる他の歩道(道路)の人の通行量が増加する。あるいは電車の遅延や事故が有れば、駅に出入りする人の通行量が減少し、解消すれば逆に一時的に通行量が増加する。また気象関係では、天気が良く温度が適当なら外出者が増加し人の通行量も増加するが、天気が悪く温度が高すぎたり低すぎたりすると外出者が減少し人の通行量も減少する。また観光関係であれば、観光シーズンになれば人の通行量も増加するが、シーズンオフには人の通行量も減少する。
その他の省庁についても、直接的又は間接的に人の移動、道路周辺環境の変化に関係する情報を有する部署であれば含まれる。間接的に人の移動等の変化に関係する情報とは、例えば展覧会、博覧会、スポーツ試合等のイベント関係の情報であり、その場合、イベントで間接的に人の移動が発生するのでその情報を有することで人の移動が予想でき、原因を把握できる。さらに詳しくは、例えば、イベントのスケジュールの情報とすると、イベント開始時からしばらくは、イベント会場側への人の移動が発生し、イベント終了近くには、最寄りの交通機関の駅等への人の移動が発生する。イベント関係の部署としては、前述の観光庁の他に、例えば、文部科学省のスポーツ・青少年局が含まれる。また、その他の省庁における防災関係についての情報を有する部署も含まれる。
当該地域の自治体302は、例えば情報通信・放送網100と接続された都道府県や市町村の役所等である。役所内の部署としては、上記した公官庁301の説明を地域を当該地域のみに狭くした場合で、より細分化された、より現場に近いレベルとして、直接的又は間接的に人の移動、道路周辺環境の変化に関係する情報を有する部署であれば含まれる。また、防災行政無線等とも接続される。
警備・交通案内組織303は、例えば情報通信・放送網100と接続された警視庁や各都道府県の警察等である。この組織は公官庁301又は当該地域の自治体302を拡張解釈すれば含まれる可能性が有り、業務的にも重複する内容も含まれており区別しない場合もあるが、法人としては別であり、ここでは別途の組織として分けた。警備・交通案内組織303は、道路等の事故や工事、交通渋滞等の情報を有しており、それらの場合に車両用の道路が通行不可能であれば、人も通行できない場合がある。また、事故等の場合は見物で人が集まったり、人の通行が困難になる場合がある。
交通情報サービス組織304は、例えば情報通信・放送網100と接続された道路交通情報センター等である。この組織も警備・交通案内組織303を拡張解釈すれば含まれる可能性が有り、業務的にも重複する内容も含まれており区別しない場合もあるが、法人としては別であり、ここでは別途の組織として分けた。
気象情報サービス組織305は、例えば情報通信・放送網100と接続された民間気象会社(予報業務許可事業者)である。すでに公官庁301に記載しているが、業務内容としては気象庁もこのサービス組織に分類される。予報業務許可事業者は、主に、国の事業として行うにはあまりに狭い地域を対象にしたり、地域に特有の産業を支援したりするための予報業務、気象庁の予報を解説する解説予報業務を行う。また、警報を独自に発表することはできず、客に対して気象庁発表の警報事項を伝達する努力義務が課されている。
地図情報サービス組織306は、例えば情報通信・放送網100と接続されており、表示装置1の画面上で展開可能で、出力も可能なデジタル地図情報を保有し、販売する事業者等である。デジタル地図情報は、例えば地理情報管理システム(GIS)による各種地図データである。地図情報は予め記憶させてもよいが、道の新設や周囲の建物の新築等があって情報が変わる場合もあり、最新情報に定期的にアップデートするために接続する。
防災情報サービス組織307は、例えば情報通信・放送網100と接続されており、火災報知、ガス漏れ、消火等の各種防災データを提供する事業者等である。あるいは、地理情報管理システム(GIS)による各種地図データと、地震による揺れの 強さ(最大加速度、震度等)の推定結果や施設被害推定結果等を重合表示し、地震防災情報を視覚的に 分かり易く提供することにより地震防災対策業務を支援する事業者等である。また、地震観測システムや公共機関と連携し、使用者のデータも活用して災害の情報を提供する事業者等である。
情報通信サービス組織308は、情報通信・放送網100と接続された携帯電話会社、NTT等である。災害情報の検知、放送内容、防災行政無線の内容、気象庁発表の警報、避難情報等を伝達(広報)する。
電力サービス組織309は、例えば情報通信・放送網100と接続された各電力会社である。災害時、非常時の電力供給情報を伝達(広報)する。
イベント運営/情報サービス組織310は、情報通信・放送網100と接続されており、民間のスポーツイベント、音楽イベント等の企画/運営を行い、情報サービスとして一般の人々へ情報等を伝達(広報)する。
当該地域内に複数店舗を有する事業者の管理部門311は、情報通信・放送網100と接続されており、当該地域の中に複数店舗が存在することにより、例えば地域内における各店舗の販売品目情報を分析することができ、その分析結果から各店舗近辺の嗜好の差を検出し、当該地域内の嗜好差を細分化した情報を、デジタルサイネージの画面変更のための情報として提供できる。当該地域は都道府県や市町村又はマーケティングエリアである。
広告管理組織351は、情報通信・放送網100と接続されており、広告を希望する事業者からの注文を受け、表示装置1に表示する広告の変更を管理し、費用の請求や管理を行う。広告を希望する複数の事業者が同じ地域/表示装置で同じ時間帯を希望する場合には、例えば競売形式で各表示装置の使用枠を決定する。
通信部201は、情報通信・放送網100と接続されており、情報通信・放送網100を介して外部組織300と制御装置210とを接続する。
制御装置210は、通信部201を介して外部組織300及び広告管理組織351からの情報を受信し、記憶部220に格納し、広告管理組織351から指示された時間の指示された表示装置1に指示された広告を表示させる。あるいは、広告管理組織351の管理する装置使用費用/コストの制約の中で、外部組織300からの情報に基づいて、最も広告効率の上がる地域の表示装置と時間帯を選択して、指示された広告を表示させる。あるいは、災害警報等の優先順位の高い入力が有った場合には、避難/誘導情報等を表示させる。
制御装置210は、記憶部220を有する。記憶部220には、表示画像データ記憶部230、優先順位判断テーブル記憶部240、地上機器位置データ記憶部250、地図データ記憶部260を有する。表示画像データ記憶部230は、各表示装置に表示させる画像データを記憶する。優先順位判断テーブル記憶部240は、受信した情報の内容又は受信パケットのヘッダー情報等から、通常時のデジタルサイネージの表示に対して、災害情報等の優先順の高い情報入力を合致等で判別するためのデータを記憶する。また、複数の広告主からの指示についても、どの広告主からの指示を優先的に用いるかの優先順位を判断する。また、複数の外部組織300及び/又は検出装置等から得られる各表示装置1の周囲情報についても、どの周囲情報を優先的に用いるかの優先順位を判断する。地上機器位置データ記憶部250は、表示装置1が設置された地上機器71の緯度と経度等の地点指定データを記憶する、地図データ記憶部260は、例えば地理情報管理システム(GIS)による各種地図データを記憶する。
表示画像データ記憶部230は、広告管理組織351から指示された各事業者の広告データの記憶部(A社広告データ記憶部231、B社広告データ記憶部232・・・)と、イベント時の案内データを記憶するイベント時案内データ記憶部233と、災害時の避難先や備蓄物/配給等のデータを記憶する災害時データ記憶部234とを有している。
制御装置210は、記憶部内の各データを同時に出力でき、合成又は組み合わせて出力することができる。例えば、例えば地理情報管理システム(GIS)による各種地図データの上に地上機器の位置を表示し、さらに広告データであれば商品販売店までのルートマップ、イベント時であればイベント会場までのルートマップ、災害時であれば避難場所や配給場所までのルートマップ等を表示させることができる。
図4(a)は、表示装置1の設置から表示までの動作フローチャートの一例である。地上機器71に支持装置19を用いて表示装置1が設置され、表示装置1に電力線81及び情報通信線91が接続される(S1)。次に設置された各表示装置1に対して設置者により識別情報が記憶され(S2)、その識別情報が制御装置210に送信され、制御装置210は各識別情報と各表示装置1を関連付けて記憶する(S3)。なお、ステップS2及びS3については、制御装置210側から各表示装置1に対して識別情報を送信して、各表示装置1に識別情報を記憶させるようにしても良い。結果的に各表示装置1が各々固有の識別情報を有し、制御装置210が各識別情報と各表示装置1を関連付けて記憶すれば、方法はいずれでも良い。
一方、制御装置210は、受信した各表示装置1と識別情報から各表示装置1が設置されたことを検出すると、地図データ記憶部260等を参照して場所を把握しつつ、外部組織300と接続し、その各表示装置1の周囲情報を外部組織300に求める(S4)。外部組織300では各表示装置1の周囲情報を制御装置210に送信し、制御装置210は当該周囲情報を受信する(S5)。制御装置210は受信した複数の周囲情報から優先順位を判断し、優先順位の高いものから順に周囲情報を使用する(S6)。
設置された各表示装置1は、後述する第6実施形態に説明される各種検出装置及び/又はカメラ等で、タイマー部750で時間を計測しながら、例えば30分毎等の所定時間毎に当該表示装置1の周囲状態情報を検出し(S7)、その周囲状態情報を制御装置210に送信する(S8)。なお、検出装置及び/又はカメラ等のデータから周囲状態情報の判断は、各表示装置1で実施して制御装置210に送信してもよいし、各表示装置1から制御装置210に生データを送信して制御装置210にて周囲状態情報を判断してもよい。
制御装置210は、各種検出装置から周囲状態情報を受信すると(S9)、外部組織300から受信した各表示装置1の周囲情報と、各種検出装置から受信した周囲状態情報とから、優先順位判断テーブル記憶部240を参照して、各表示装置1の各々に対してどの周囲情報を優先的に用いるかの優先順位を判断し、各表示装置1に表示させる画像データを決定し、決定した画像データに表示画像を変更する指示を各表示装置1に送信する(S10)。
各表示装置1は、制御装置210から受信した表示画像の変更指示に従い、表示させる画像を変更する(S11)。その際に、タイマー部750で時間を計測しながら、例えば5分毎等の所定時間毎に異なる表示画像に変更するようにしてもよい。このようにして、地上機器71に表示装置1を設置し、表示装置1にデジタルサイネージの画像を表示させることができる。
図4(b)は、制御装置による競売処理から表示装置による表示までの動作フローチャートの一例である。制御装置210は、広告主(広告希望事業主)から広告伺いを受けた場合、各広告主に各表示装置1の位置情報を提示し(S21)、さらに外部組織300又は検出装置から得られた周囲状態を提示する(S22)。
制御装置210は、各表示装置1の情報を提示した結果、少なくとも一つの表示装置に対して複数の広告主(広告希望事業主)から広告依頼を受けた場合、各広告主に開始時の最低価格を含む競売の方法を連絡し、競売処理を実施する(S23)。制御装置210は、競売処理で落札した広告主に落札できたことを通知し(S24)、対応する各表示装置1に対して落札した広告主の画像を表示するように指示を送信する。必要に応じて落札した広告主の画像データも送信する(S25)。広告主が落札した表示装置1では、落札した広告主の画像を表示する(S26)。
以上のように本実施形態の表示システムでは、各表示装置1に固有の識別情報が与えられる。各表示装置1は、電力線81及び情報通信線91を介して道路の地下の共同溝401又は管路550/650に敷設された電力網501及び情報通信・放送網100に接続される。各表示装置1は、情報通信・放送網100から受信した指示により表示画像を設定可能であり、共同溝401又は管路550/650が敷設された道路(歩道900)の地上の構造物(地上機器71)に設置される。制御装置210は、各表示装置1の周囲の状態に関する情報を有する少なくとも一つの外部組織300に情報通信・放送網100を介して接続される。制御装置210は、各外部組織300から受信した情報に基づいて、各表示装置1に対して、各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信できる。
本実施形態の表示システムによれば、固有の識別情報が与えられた複数の表示装置1を共同溝401又は管路550/650が敷設された道路900の地上の構造物71に設置して電力網501及び情報通信・放送網100に接続し、情報通信・放送網100に接続された制御装置210で、外部組織300から受信した情報に基づいて各表示装置1の表示画像を各識別情報毎に変更させる指示を送信することで、従来は有効活用が困難であり道路に沿って複数設置された通行時の障害となる電力用地上機器に、少なくともデジタルサイネージとしても使用可能な表示装置1を付加することができる。これにより、新規の電気的に表示内容を変更できる電動の表示装置1を、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい場所に容易に確保できる。
各表示装置1は、通常時はデジタルサイネージとして機能させることで、従来からのピンポイント的な点での広告効果に加えて、さらに歩道(道路)900に沿った複数の表示装置1を用いて線的な広告効果、あるいは無電柱化エリアでの面的な広告効果を得ることができる。デジタルサイネージの表示画像は、外部組織300から受信した情報に基づいて、各表示装置1(各識別情報)毎に表示画像を変更させることで、より広告効果を高める事ができる。また、デジタルサイネージの広告収入は、自装置の維持管理費用および新規の表示装置1の設置費用として費用/資金不足を抑制することができる。
また、各表示装置1は、イベント時等には多言語対応の観光用案内板として機能でき、災害時等には交通表示装置として機能させることができる。交通表示装置や案内板としての表示は、通常時においては、例えばデジタルサイネージの広告画像の間に挿入すればよく、事故や災害等の緊急時には、広告画像よりも優先させて表示させればよい。
また、本実施形態の表示システムでは、各外部組織300は、交通情報サービス組織、イベント運営/情報サービス組織、防災情報サービス組織、公官庁、当該地域の自治体、気象情報サービス組織、地図情報サービス組織、及び当該地域内に複数店舗を有する事業者の管理部門、のうちの少なくとも一つを含む。
本実施形態の表示システムによれば、制御装置210が外部組織300として、例えば道路/バス、鉄道、航空等の交通情報サービス組織に接続されて、その交通情報サービス組織から受信した情報に基づいて、各表示装置1に対して各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信する。その場合、制御装置210は、例えば受信した道路/バスの事故/渋滞/閉鎖、鉄道の遅延/運行停止/運行変更、航空飛行機の遅延/運行停止/運行変更により、人の流れが変わるので、その情報に基づいて道路上の人の流れを判断し、各表示装置1に対して各識別情報毎に表示画像を、道路上の交通手段利用者に適した商品/サービスに変更させる指示を送信する。これにより、デジタルサイネージの広告画像の広告効率をより高めることができる。
同様にして、制御装置210がイベント運営/情報サービス組織、防災情報サービス組織、公官庁と当該地域の自治体と接続する場合は、制御装置210は、例えば受信したイベントの開催日/時間情報及び/又は火事や災害の発生場所と日時情報により、各表示装置1に対して各識別情報毎に表示画像を、道路上のイベント参加者や被災者に適した商品/サービスに変更させる指示を送信する。これにより、デジタルサイネージの広告画像の広告効率をより高めることができる。
制御装置210が気象情報サービス組織と接続する場合は、制御装置210は、例えば受信した気象情報により、各表示装置1に対して各識別情報毎に表示画像を、当該気象に適した商品/サービスに変更させる指示を送信する。より具体的には、例えば気象情報が雨の場合なら、雨具や雨宿りに適した商品/サービスに変更させる指示を送信する。これにより、デジタルサイネージの広告画像の広告効率をより高めることができる。
制御装置210が地図情報サービス組織と接続する場合は、制御装置210は、例えば受信した地図情報をイベント情報や交通情報と共に用いることにより、イベント会場や駅等までの最短経路や主となる経路を判断し、経路上の各表示装置1に対して各識別情報毎に表示画像を、道路上のイベント参加者や交通手段利用者に適した商品/サービスに変更させる指示を送信する。これにより、デジタルサイネージの広告画像の広告効率をより高めることができる。
制御装置210が当該地域内に複数店舗を有する事業者の管理部門と接続する場合は、制御装置210は、例えば受信した他の地域内店舗からの交通/気象/来店情報により、各表示装置1に対して各識別情報毎に表示画像を、道路上の歩行者に適した商品/サービスに変更させる指示を送信する。これにより、デジタルサイネージの広告画像の広告効率をより高めることができる。交通/気象情報は、上記と同様であり、来店情報は、例えば、所定の経路上や地域内の店舗では、他の店舗で販売されたものと同種の商品やサービスの需要が高い可能性があるので、制御装置210は、他の店舗で販売された商品と同一/類似するか関連した商品/サービスに変更させる指示を送信する。
また、本実施形態の表示システムでは、制御装置210は、各外部組織300から受信した情報の優先順位を判断するテーブルを記憶する記憶手段240を有し、当該優先順位に基づいて表示画像を変更させる指示を送信する。
本実施形態の表示システムによれば、複数の外部組織300から受信した情報について優先順位を判断することができる。例えば当該自治体302からの災害避難情報は、最優先で表示させることができるので、災害発生時に被災者を減少させることができる。
また、本実施形態の表示システムでは、各表示装置1は、各々複数の表示画像を表示するために複数の領域に画面の分割が可能であり、制御装置210は、各表示装置1の各画面毎に、表示画像を変更させる指示を送信する。
本実施形態の表示システムによれば、複数の分割領域画面毎に表示画面を変更させることができるので、必要に応じて、デジタルサイネージの広告領域を小分けしたり、広告と案内板を同時表示したり、多言語表示を同時に行ったりすることができる。これにより、表示の柔軟性/実用性を向上させることができる。
また、本実施形態の表示システムでは、各表示装置1は、少なくとも一つの表示画像を記憶する記憶手段を有し、情報通信・放送網から指示を受信するまでは、それ以前の指示により設定された表示画像を表示する。
本実施形態の表示システムによれば、例えばデジタルサイネージを表示しない時間に案内板を表示させることができるので、無駄な時間が無くなる。また、何も表示しない時間を無くすことで、通行者に表示板が動作していないか故障していると誤解されないようにできる。
また、本実施形態の表示システムでは、各表示装置1及び/又は制御装置210は、タイマー手段(タイマー部750)を有し、予め設定された時刻に各表示装置1に表示させる表示画像を変更させる。
本実施形態の表示システムによれば、時刻に応じて表示画像を変更できるので、複数の広告主の指定した表示画像を指定時刻に開始し、表示時間を管理して、変更することができる。
また、本実施形態の表示システムでは、制御装置210は、各表示装置1の識別情報に対応する位置情報を有し、地図上の各表示装置1の位置に応じて各表示装置1に表示させる表示画像を変更する。
本実施形態の表示システムによれば、各表示装置1の位置情報により、地図上の各表示装置1の位置を判断し、最適位置の表示装置1の表示画像を変更できる。これにより、デジタルサイネージの広告画像の広告効率をより高めることができる。
また、本実施形態の表示システムでは、制御装置210は、情報通信・放送網100を介して各表示装置1に表示画像を送信し、各表示装置1は、制御装置210から受信した表示画像により画像を変更する。
本実施形態の表示システムによれば、最新の画像に変更することが容易であり、画像メモリの容量が少なくても画素が高密度の動画を表示させることができる。
また、本実施形態の表示システムでは、各表示装置1は、複数の表示画像を記憶する記憶手段を有し、制御装置210から受信した指示により記憶手段から表示画像を読み出して表示画像を変更する。
本実施形態の表示システムによれば、情報通信・放送網100の回線通信容量が小さくても、通信速度が遅くても、表示画像を一旦記憶手段に記憶させることで、最新の画像に変更することができ、画素が高密度の動画を表示させることができる。
また、本実施形態の表示システムでは、各表示装置1は、使用者による指示を入力可能な指示入力手段(例えばタッチパネルの第1表示部705)を有し、表示画像を使用者の指示入力内容に対応する画像に変更する。
本実施形態の表示システムによれば、通行人が表示装置1の使用者になって指示入力手段(例えばタッチパネルの第1表示部705)から指示を入力し、使用者の指示入力内容に対応する表示画像を表示させることができるので、例えば案内板等の通行人に必要な表示画像を表示させることができる。また、デジタルサイネージについても、使用者の希望する広告画像を表示させることができるので、広告画像の広告効率をより高めることができる。
また、本実施形態の表示システムでは、各表示装置1は、使用者の指示入力手段(例えばタッチパネルの第1表示部705)からの指示入力内容を制御装置210に送信し、制御装置210は、受信した使用者の指示入力内容に対応する表示画像を、各表示装置1に送信し、各表示装1は、受信した表示画像により画像を変更する。
本実施形態の表示システムによれば、通行人が表示装置1の使用者になって指示を入力し、使用者の指示入力内容を制御装置210に送信し、制御装置210で指示入力内容に対応する表示画像を表示させることができるので、通行人に必要な最新の表示画像を表示させることができる。また、デジタルサイネージについても、使用者の希望する最新の広告画像を表示させることができるので、広告画像の広告効率をより高めることができる。
また、本実施形態の表示システムでは、各表示装置1は、複数の表示画像を記憶する記憶手段を有し、使用者の指示により記憶手段から表示画像を読み出して表示画像を変更する。
本実施形態の表示システムによれば、情報通信・放送網100の回線通信容量が小さくても、通信速度が遅くても、表示画像を一旦記憶手段に記憶させることで、通行人に必要な表示画像を表示させることができる。また、デジタルサイネージについても、情報通信・放送網100の回線通信容量が小さくても、通信速度が遅くても、使用者の希望する広告画像を表示させることができるので、広告画像の広告効率をより高めることができる。
また、本実施形態の表示システムでは、地上の構造物(地上機器71)は、少なくとも道路の地下の共同溝401又は管路550/650に敷設された電力網501及び情報通信・放送網100により搬送された電力又は情報を各需要家向けに変換する変換装置を格納する。
本実施形態の表示システムによれば、例えば共同溝401又は管路550/650で搬送される電力を変換するトランスを格納する地上機器71のような構造物に、各表示装置1を後付けで設置するので、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい場所に容易に確保でき、表示装置1を新設する場合の資金不足を抑制できる。
また、本実施形態の表示システムでは、表示装置1は、地上の構造物(地上機器71)の形状に対応して寸法が可変する支持装置19を有するようにしてもよい。
本実施形態の表示システムによれば、地上の構造物(地上機器71)の形状/寸法が可変しても、支持装置19の寸法を可変させることで、表示装置1を構造物の周囲に容易に設置できる。
また、以上のように本実施形態の表示方法では、外部から入力する指示により表示画像を設定可能である表示装置1を、道路の地下の共同溝401又は管路550/650に敷設された電力網501及び情報通信・放送網100に接続すると共に、共同溝401又は管路550/650が敷設された道路900上の複数の構造物(地上機器71)に設置するステップ(S1)と、各表示装置1に、固有の識別情報を与えるステップ(S2)と、制御装置210を、各表示装置の周囲の状態についての情報を有する少なくとも一つの外部組織300に接続するステップ(S4)と、制御装置210が、各外部組織300から周囲の状態に関する情報を時間毎に受信するステップ(S5)と、制御装置210が、受信した各情報に基づいて、各表示装置1に対して、各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信するステップ(S10)と、各表示装置1が、制御装置210から受信した各識別情報毎の指示に基づいて、表示画像を変更するステップ(S11)を有する。
本実施形態の表示方法によれば、固有の識別情報が与えられた複数の表示装置1を共同溝401又は管路550/650が敷設された道路900の地上の構造物(地上機器71)に設置して電力網501及び情報通信・放送網100に接続し、情報通信・放送網100に接続された制御装置210で、外部組織300から受信した情報に基づいて各表示装置1の表示画像を各識別情報毎に変更させる指示を送信することで、デジタルサイネージとして使用可能な表示装置1を付加することができる。これにより、新規の表示装置1の設置場所を、歩行者が見やすい場所に容易に確保できる。
各表示装置1は、通常時はデジタルサイネージとして機能させることで、従来のピンポイント的な点での広告効果に加えて、さらに歩道(道路)に沿った複数の表示装置1を用いて線的な広告効果、あるいは無電柱化エリアでの面的な広告効果を得ることができる。デジタルサイネージの表示画像は、外部組織300から受信した情報に基づいて、各表示装置1(各識別情報)毎に表示画像を変更させることで、より広告効果を高める事ができる。また、デジタルサイネージの広告収入は、新規の表示装置1の設置費用として費用/資金不足を抑制することができる。
また、各表示装置1は、イベント時等には多言語対応の観光用案内板として機能でき、災害時等には交通表示装置として機能させることができる。交通表示装置や案内板としての表示は、通常時においては、例えばデジタルサイネージの広告画像の間に挿入すればよく、事故や災害等の緊急時には、広告画像よりも優先させて表示させればよい。
また、本実施形態の表示方法では、制御装置210が、各表示装置1の周囲の状態に関する情報を時間毎に検出する少なくとも一つの検出装置から情報を受信するステップ(S7)、をさらに含み、各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信するステップ(S10)では、制御装置210が、各外部組織300から受信した各情報と、各検出装置から受信した情報に基づいて、各表示装置1に対して、各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信する。
本実施形態の表示方法によれば、制御装置210は、センサ等の検出装置からの各表示装置1の周囲又は近傍の状態に関する情報により、外部組織300から受信した情報に付加情報を加えたり、受信した情報の確度を高めたりすることができる。これにより、より現状に適応させて、より正確に、各表示装置1に対して各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信することができる。
また、本実施形態の表示方法では、制御装置210が、各識別情報毎の各表示装置1に対して、地図上の各識別情報に基づく位置情報と、外部組織300及び検出装置からの過去の周囲の状態に関する時間毎の情報、外部組織300及び検出装置からの予想される周囲の状態に関する時間毎の情報、のうちの少なくとも一つを情報通信・放送網100を介して複数の広告主に提示するステップ(S21、S22)と、制御装置210が、各広告主により、各表示装置1の時間毎の広告表示権を得るための競売処理を実施するステップ(S23)と、制御装置210が、競売で落札した広告主に対して落札を通知するステップ(S24)と、制御装置210が、落札した広告主の表示画像が、各識別情報毎の各表示装置1に対する所定時間の表示画像となるように変更させる指示をするステップ(S25)を有する。
本実施形態の表示方法によれば、広告主は、広告効率の良い時間帯、広告効率の良い場所、広告効率の良い予想される周囲の状態を選択して、広告表示権を得るための競売に参加できるので、広告画像の広告効率を高めることができる。
また、以上のように本実施形態の表示方法では、各表示装置1が、各々複数の表示画像を表示するために複数の領域に画面の分割が可能である
場合に、制御装置210は、各表示装置1の各領域に対する情報を広告主に提示するステップ(S21、S22)と、競売処理を実施するステップ(S23)を、各表示装置1の各領域毎に実施する。
本実施形態の表示方法によれば、各表示装置1が画面の分割が可能であるので、例えば各画面の領域毎に競売処理を実施することができ、同一時間帯の同一表示装置1について、複数の広告主の表示画像を表示させることができる。各表示装置1の使用効率を高め、広告主にとっても競売で希望時間帯に希望の表示装置1に表示させることができる確率が高まり、好ましいデジタルサイネージを提供できる。
また、本実施形態の表示方法では、制御装置210が、各外部組織300から周囲の状態に関する情報を時間毎に受信するステップ(S5)では、各外部組織300から受信した情報の優先順位を判断して、各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信するステップ(S10)では、優先順位の高い情報については、他の情報よりも優先して、各表示装置1に対して表示画像を変更させる指示を送信する。
本実施形態の表示方法によれば、各外部組織300からの情報に優先順を付けることができ、優先順の高い表示画像を表示装置1に表示させることができるので、例えば重要度の高い画像及び/又は需要の多い画像を優先的に表示させ、通行人の便宜を図ることができる。あるいはイベント開催時には、イベント関係の案内を表示することで、イベント参加者に便宜を図ることができる。
また、本実施形態の表示方法では、制御装置210が、各外部組織300から周囲の状態に関する情報を時間毎に受信するステップ(S5)で、各外部組織300から受信した情報の優先順位の判定が緊急事態の情報である場合、各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信するステップ(S10)では、当該緊急事態の情報については、最優先として、各表示装置1に対して表示画像を変更させる指示を送信する。
本実施形態の表示方法によれば、各外部組織300からの情報の優先順の判定で緊急事態の情報を判定して、表示装置1に緊急時の表示画像を表示させることができるので、例えば災害発生時には、避難経路等の画像を優先的に表示させ、被災者を減少させることができる。
以上のように本実施形態の表示方法によれば、新規の電気的に表示内容を変更できる電動の表示装置1の設置場所を、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい場所に容易に確保でき、表示装置1をデジタルサイネージとして利用する場合の広告効率も高めることができ、表示装置1を新設する場合の資金不足を抑制できる表示方法を提供することができる。さらに資金不足を解消できることから、さらなる電線類の地中化を推進することができる。
<第2実施形態>
図1に示した本発明の第2実施形態に係る表示システムでは、地上機器71の観音開きの左右2枚の蓋73に、各々表示装置2aと2bが、支持装置29により取り付けられる。支持装置29は、図1では地上機器71の蓋73に引っ掛ける形状になっているが、これに限られるわけではなく、蓋73をネジ等とプレートで挟み込んだり、タッピングネジで蓋73に固定する形状やタイプであってもよい。その他の表示システム構成/表示方法は第1実施形態と同様である。
以上のように本実施形態の表示システムでは、各表示装置2aと2bは、各々複数の表示画像を表示するために複数の領域に画面の分割が可能であり、制御装置210は、各表示装置1の各画面毎に、表示画像を変更させる指示を送信する。
本実施形態の表示システムによれば、複数のマルチ画面毎に表示画面を変更させることができるので、必要に応じて、デジタルサイネージの広告領域を小分けしたり、広告と案内板を同時表示したり、多言語表示を同時に行ったりすることができる。これにより、表示の柔軟性/実用性を向上させることができる。
また、以上のように本実施形態の表示方法では、各表示装置2aと2bが、各々複数の表示画像を表示するために複数の画面を組み合わせるマルチ画面を有する場合に、制御装置210は、各表示装置1に対する情報を広告主に提示するステップ(S21、S22)と、競売処理を実施するステップ(S23)を、各表示装置2aと2bの各画面毎に実施する。
本実施形態の表示方法によれば、各表示装置1がマルチ画面を有するので、例えば各画面毎に競売処理を実施することができ、同一時間帯の同一表示装置2aと2bについて、複数の広告主の表示画像を表示させることができる。各表示装置2aと2bの使用効率を高め、広告主にとっても競売で希望時間帯に希望の表示装置2aと2bに表示させることができる確率が高まり、好ましいデジタルサイネージを提供できる。
以上のように本実施形態の表示方法の場合も、新規の電気的に表示内容を変更できる電動の表示装置2aと2bの設置場所を、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい場所に容易に確保でき、表示装置2aと2bをデジタルサイネージとして利用する場合の広告効率も高めることができ、表示装置2aと2bを新設する場合の資金不足を抑制できる表示方法を提供することができる。
<第3実施形態>
図5に示した本発明の第3実施形態に係る表示システムでは、地上機器71の上部に支持装置39が固定され、その支持装置39の垂直な前面側に表示装置3が取り付けられる。支持装置39は、図5では地上機器71の上部に載置して、地上機器71の両側面をプレートで挟み込むことで固定する形状になっているが、これに限られるわけではなく、地上機器71の上部をネジ等とプレートで挟み込んだり、タッピングネジで地上機器71の上部に固定する形状やタイプであってもよい。その他の表示システム構成/表示方法は第1実施形態と同様である。
以上のように本実施形態の表示方法の場合も、新規の電気的に表示内容を変更できる電動の表示装置3の設置場所を、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい場所に容易に確保でき、表示装置3をデジタルサイネージとして利用する場合の広告効率も高めることができ、表示装置3を新設する場合の資金不足を抑制できる表示方法を提供することができる。
<第4実施形態>
図5に示した本発明の第4実施形態に係る表示システムでは、地上機器71の上部に支持装置49が固定され、その支持装置49の斜め上向きな前面側に表示装置4aが取り付けられる。支持装置49は、図5では地上機器71の上部に載置して、地上機器71の両側面をプレートで挟み込むことで固定する形状になっている。本実施形態では、その両側面のプレートにも表示装置4b及び4cが取り付けられる。支持装置49は、図5の形状に限られるわけではなく、地上機器71の上部をネジ等とプレートで挟み込んだり、タッピングネジで地上機器71の上部に固定する形状やタイプであってもよい。その他の表示システム構成/表示方法は第3実施形態と同様である。
以上のように本実施形態の表示方法の場合も、新規の電気的に表示内容を変更できる電動の表示装置4a、4b、4cの設置場所を、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい場所に容易に確保でき、表示装置4a、4b、4cをデジタルサイネージとして利用する場合の広告効率も高めることができ、表示装置4a、4b、4cを新設する場合の資金不足を抑制できる表示方法を提供することができる。また、表示装置4b、4cについては、デジタルサイネージとしない場合に蓄光板として、災害時に誘導灯となるようにしてもよい。
<第5実施形態>
図6に示した本発明の第5実施形態に係る表示システムでは、地上機器71を設置ベースとして利用するのではなく、単に位置基準として利用し、地上機器71の周囲に自立型の表示システムを形成する。支持装置59は、地上機器71の垂直方向の各四辺に平行に、歩道900上に立設される支持柱タイプの支持装置である。表示装置5aは、地上機器71の前面側の2本の支持装置59の間に設置される。表示装置5b、5cは、各々地上機器71の両側面の各2本の支持装置59の間に設置される。表示装置5aは、地上機器71の蓋73が開閉可能であるように、上機器71の前面側の左右何れか1本の支持装置59に、蝶番により開平可能であるように取り付けられても良い。その他の表示システム構成/表示方法は第3実施形態と同様である。
以上のように本実施形態の表示方法の場合も、新規の電気的に表示内容を変更できる電動の表示装置5a、5b、5cの設置場所を、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい場所に容易に確保でき、表示装置5a、5b、5cをデジタルサイネージとして利用する場合の広告効率も高めることができ、表示装置5a、5b、5cを新設する場合の資金不足を抑制できる表示方法を提供することができる。また、表示装置5b、5cについては、デジタルサイネージとしない場合に蓄光板として、災害時に誘導灯となるようにしてもよい。
<第6実施形態>
図7に示した本発明の第6実施形態に係る表示システムでは、表示装置自体は第3実施形態の表示装置3と同様であり、支持装置39も同様であるが、地上機器71上にカメラ61、マイクロフォン63、照度センサ65、光学センサ(可視光、又は赤外線センサ)67と、通信装置69が追加されている。
本実施形態の表示システムによれば、各表示装置3の周囲又は近傍には、各表示装置3の周囲の状態に関する情報を検出する少なくとも一つの検出装置が設けられ、検出された周囲の状態に関する情報が各表示装置3から制御装置210に送信され、制御装置210は、受信した状態に関する情報に基づいて表示画像を変更させる指示を送信する。
本実施形態の表示システムによれば、制御装置210は、センサ等の検出装置からの各表示装置3の周囲又は近傍の状態に関する情報により、外部組織300から受信した情報に付加情報を加えたり、受信した情報の確度を高めたりすることができる。これにより、より現状に適応させて、より正確に、各表示装置3に対して各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信することができる。
また、本実施形態の表示システムでは、検出装置は、カメラ、マイクロホン、温度計、湿度計、照度計、加速度計、放射線線量計、風速計、光学センサ、超音波センサ、及び降雨計のうちの少なくとも一つを含むようにしてもよい。
本実施形態の表示システムによれば、検出装置がカメラの場合は、歩行者の数や進行方向を判断したり車両の数や進行方向を判断することができる。検出装置がマイクロホンの場合は、歩行者の話し声、騒音レベルや雨音等を確認できる。検出装置が温度計、湿度計、照度計の場合は、表示装置3の周囲におけるピンポイントの温度、湿度、照度を測定できる。検出装置が加速度計の場合は、表示装置3の周囲における振動を測定できる。検出装置が降雨計の場合は、表示装置3の周囲におけるピンポイントの降雨量を測定できる。検出装置が放射線線量計の場合は、表示装置3の周囲におけるピンポイントの放射線の線量を測定できる。検出装置が風速計の場合は、表示装置3の周囲におけるピンポイントの風速を測定できる。検出装置が光学センサの場合は、表示装置3の周囲におけるピンポイントの人及び/又は車両等の可動物又は発熱物を検出できる。検出装置が超音波センサの場合は、表示装置3の周囲におけるピンポイントの人及び/又は車両等の可動物を検出できる。これにより、より現状に適応させて、より正確に、各表示装置3に対して各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信することができる。
また、本実施形態の表示システムでは、制御装置210は、検出装置がカメラを含む場合は、当該カメラの撮像画像から撮像された物体の移動方向、通行人の顔の肌及び髪の色彩から推察された年齢と性別を含む属性を検出する。
本実施形態の表示システムによれば、制御装置210は、カメラの撮像画像における人の肌の色や髪の毛の色彩から、歩行者の属性(年齢、性別等)を推察できる。これにより、より現状の歩行者又は通行人に適応させて、より正確に、各表示装置3に対して各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信することができる。
また、本実施形態の表示システムでは、各表示装置3は、検出装置で検出された周囲の状態に関する情報を受信する少なくとも一つの通信手段を有する。
本実施形態の表示システムによれば、各検出装置を表示装置3から離れた場所に設置し、各検出装置からの情報を通信手段で受信することができる。また、検出装置の数を容易に増加させることができる。例えば、検出装置がカメラの場合であれば、多方向から撮像できれば、通行人の顔の肌及び髪の色彩を得やすくできる。また、検出装置がマイクロホンの場合であれば、多地点で検出できれば、音声の発生源の移動方向を明確にすることができる。
以上のように本実施形態の表示方法の場合も、新規の電気的に表示内容を変更できる電動の表示装置3の設置場所を、歩行者の新たな障害になることが少なく歩行者が見やすい場所に容易に確保でき、表示装置3をデジタルサイネージとして利用する場合の広告効率も高めることができ、表示装置3を新設する場合の資金不足を抑制できる表示方法を提供することができる。
なお、本発明は上記した各実施形態に限られるものではなく、歩道上の構造物を利用して表示装置の取り付けが可能であればよい。また、上記した各実施形態は、本発明を実施するために相互に組み合わせて用いるようにしてもよい。
例えば、共同溝に沿って設置されている構造物、例えば、ビル、ポスト、バス停、街路灯、防犯灯、公衆電話ボックス、地下道入り口、地下鉄入り口、鉄道入り口、公共施設入り口であれば、同様な表示装置を設置可能である。
1、2、2a、2b、3、4、4a、4b、4c、5、5a、5b、5c 表示装置、
11、21、31、41、79 支持装置、
61 カメラ、
63 マイクロフォン、
65 照度センサ、
67 光学センサ(可視光センサ又は赤外線センサ)、
71 地上機器、
81 電力線、
91 情報通信線、
100 情報通信・放送網、
200 管理/運営組織、
201 通信部、
210 制御装置(サーバー)、
220 記憶部、
230 表示画像データ記憶部、
231 A社広告データ記憶部、
232 B社広告データ記憶部、
233 イベント時案内データ記憶部、
240 優先順位判断テーブル記憶部、
250 地上機器位置データ記憶部、
260 地図データ記憶部、
300 外部組織、
301 公官庁、
302 当該地域の自治体、
303 警備・交通案内組織、
304 交通情報サービス組織、
305 気象情報サービス組織、
306 地図情報サービス組織、
307 防災情報サービス組織、
308 情報通信サービス組織、
309 電力サービス組織、
310 イベント運営/情報サービス組織、
311 当該地域内に複数店舗を有する事業者の管理部門、
351 広告管理組織、
401 電線共同溝、
501 電力系管路、
601 情報通信・放送系管路、
701、705 第1表示部、
702、706 第2表示部、
703、707 第3表示部、
704 第4表示部、
708 無線通信部、
709 光学通信部、
710 電源部、
720 通信部、
730 表示制御部、
740 記憶部、
750 タイマー部、
900 歩道。

Claims (6)

  1. 外部から入力する指示により表示画像を設定可能である表示装置の表示画像を、制御装置で制御する表示方法であって、
    前記表示装置が、道路の地下の共同溝又は管路に敷設された電力網及び情報通信・放送網に接続されると共に、前記共同溝又は管路が敷設された道路上の複数の構造物を利用して設置され、固有の識別情報を有し、
    前記制御装置が、前記情報通信・放送網に接続されると共に、前記各表示装置の周囲の状態について、前記表示装置が設置された道路上の少なくとも人の通行量の増減及び/又は人の進行方向の変化を間接的に示す情報を有する少なくとも一つの外部組織に接続され、
    前記制御装置が、前記各外部組織から前記周囲の状態に関する情報を時間毎に受信するステップと、
    前記制御装置が、前記受信した各情報に基づいて、前記道路上の人の通行量の増減及び/又は道路上の人の進行方向の変化を予想し、前記各表示装置に対して、前記各識別情報毎に表示画像を前記増減及び/又は変化が予想される道路上の人に適した商品/サービスに変更させる指示を送信するステップと、
    前記各表示装置が、前記制御装置から受信した前記各識別情報毎の指示に基づいて、表示画像を変更するステップ
    を有することを特徴とする表示方法。
  2. 前記制御装置が、前記周囲の状態に関する情報を時間毎に検出する少なくとも一つの検出装置から情報を受信するステップ、
    をさらに含み、
    前記各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信するステップでは、前記制御装置が、前記各外部組織から受信した各情報と、前記各検出装置から受信した情報に基づいて、前記道路上の人の通行量の増減及び/又は道路上の人の進行方向の変化を予想し、前記各表示装置に対して、前記各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示方法。
  3. 前記制御装置が、前記各識別情報毎の前記各表示装置に対して、地図上の前記各識別情報に基づく位置情報と、前記外部組織及び前記検出装置からの過去の前記周囲の状態に関する時間毎の情報、外部組織及び検出装置からの予想される前記周囲の状態に関する時間毎の情報、のうちの少なくとも一つを前記情報通信・放送網を介して複数の広告主に提示するステップと、
    前記制御装置が、前記各広告主により、前記各表示装置の時間毎の広告表示権を得るための競売処理を実施するステップと、
    前記制御装置が、前記競売で落札した広告主に対して落札を通知するステップと、
    前記制御装置が、前記落札した広告主の表示画像が、前記各識別情報毎の前記各表示装置に対する所定時間の表示画像となるように変更させる指示をするステップステップ
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示方法。
  4. 前記各表示装置が、各々複数の表示画像を表示するために複数の領域に画面の分割が可能であるか、又は複数の画面を組み合わせるマルチ画面を有する場合に、
    前記制御装置は、前記各表示装置に対する情報を前記広告主に提示するステップと、前記競売処理を実施するステップを、前記各表示装置の前記各領域毎又は各画面毎に実施する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の表示方法。
  5. 前記制御装置が、前記各外部組織から前記周囲の状態に関する情報を時間毎に受信するステップでは、前記各外部組織から受信した情報の優先順位を判断して、
    前記各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信するステップでは、優先順位の高い情報については、他の情報よりも優先して、前記各表示装置に対して表示画像を変更させる指示を送信する
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の表示方法。
  6. 前記制御装置が、前記各外部組織から前記周囲の状態に関する情報を時間毎に受信するステップで、前記各外部組織から受信した情報の優先順位の判定で、緊急事態の情報である場合、
    前記各識別情報毎に表示画像を変更させる指示を送信するステップでは、当該緊急事態の情報については、最優先として、前記各表示装置に対して表示画像を変更させる指示を送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の表示方法。
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