JPH11143816A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JPH11143816A
JPH11143816A JP30575097A JP30575097A JPH11143816A JP H11143816 A JPH11143816 A JP H11143816A JP 30575097 A JP30575097 A JP 30575097A JP 30575097 A JP30575097 A JP 30575097A JP H11143816 A JPH11143816 A JP H11143816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
bus
transfer
dma
cpu
Prior art date
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Pending
Application number
JP30575097A
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English (en)
Inventor
Kenji Tsutsumi
兼二 堤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30575097A priority Critical patent/JPH11143816A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DMA転送回路内部に演算回路を実装するこ
となく、豊富な演算機能によるデータ演算加工転送を伴
うDMA転送を行なうことができるデータ転送装置を提
供する。 【解決手段】 外部バス16に接続され、少なくとも演算
回路(ALU)8を有して逐次命令を実行するCPU4
と、CPU4における命令の実行とは無関係に外部バス
16を使用するDMA転送回路(DMAC)1と、CPU
4とDMA転送回路1との間でのバス使用権の調停を行
なうバス調停回路10と、DMA転送回路1がバス使用
権を有する時に、DMA転送回路1によって読み出され
たデータに対してCPU4の演算回路8を制御し、これ
に演算させるためのDMAコントロール部2を備えたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCPUの命令実行に
よらず、DMA(ダイレクトメモリアクセス)転送を用い
てデータの高速度転送を行なうデータ転送装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ転送装置としては、例えば
特開昭63−137351号公報に記載されたものが知られてお
り、図2はこの従来のデータ転送装置の回路構成を示す
ブロック図である。図2において、CPU25の内部には
バス調停回路26があり、DMA転送回路(以下DMAC
という)27の内部にはレジスタA28と、レジスタB29
と、これら2つのレジスタ出力が入力となる演算器30
と、演算器30の演算方法を決定し、かつCPU25にバス
使用権利(以下バス権という)を要求し、バス権を獲得
した後、DMA転送を実行させるDMAコントロール部
31がある。CPU25とDMAC27は外部バス32を経由し
てメモリA33、メモリB34、メモリC35に接続されてい
る。
【0003】DMAC27によるデータ転送を行なう際
は、DMAコントロール部31がバス調停回路26に対しバ
ス権要求(以下BRという)信号36をアクティブにし
て、このBR信号36が入力されるバス調停回路26ではD
MA転送を許可した時点でバス使用許可(以下BGとい
う)信号37をアクティブにし、このBG信号37がアクテ
ィブになったことで、DMAコントロール部31がバス権
を獲得したことを認識する。DMAC27がバス権を獲得
した後、メモリA33のソースデータA38は外部バス32を
経由してレジスタA28に転送され、メモリB34のソース
データB39は外部バス32を経由してレジスタB29に転送
される。その後レジスタA28とレジスタB29のデータに
対してDMAコントロール部31で指定された演算が演算
器30で実行され、その結果が外部バス32を経由してメモ
リC35のディスティネーションデータC40に転送され
る。以上の転送および演算は複数回、繰り返されること
が多い。メモリC35へのデータ転送が終了したら、DM
Aコントロール部31はBR信号36をインアクティブと
し、これによりバス調停回路26はBG信号37をインアク
ティブにして、CPU25にバス権が復帰する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、データの演算加工転送を行なう際、演算
回路をDMA転送回路内部に実装しなければならず、さ
らに、実装する演算回路も演算の種類が増えるに従いそ
の回路規模が増大するため、演算機能を限定せざるを得
ないという問題点があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、DMA転送回路内部に演算回路を実装すること
なく、豊富な演算機能によるデータ演算加工転送を伴う
DMA転送を行なうことができるデータ転送装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ転送装置
は、バスに接続され、少なくとも演算回路を有して逐次
命令を実行するCPUと、前記CPUにおける命令の実
行とは無関係に前記バスを使用するDMA転送回路と、
前記CPUと前記DMA転送回路との間でのバス使用権
の調停を行なうバス調停回路と、前記DMA転送回路が
バス使用権を有する時に、前記DMA転送回路によって
読み出されたデータに対して前記CPUの演算回路を制
御し、これに演算させるための制御回路を備え、データ
の演算加工転送を伴うDMA転送を行なうようにしたも
のである。
【0007】この発明によれば、DMA転送回路に演算
回路を実装することなく、CPUが実行できる演算機能
をすべて利用したデータ演算加工転送を伴うDMA転送
を行なうことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明のデータ転送装置の一実施の
形態における回路構成を示すブロック図であり、図中、
1はDMA転送回路(以下DMACという)、2はバス
権要求や後述の演算回路(以下ALUという)8の動作モ
ードを制御する制御回路を含むDMAコントロール部、
3はALU8をCPU4もしくはDMAC1のどちらが
使用するかを選択する信号(以下ALUSEL信号とい
う)、4はCPU、5はALU8に対するCPU4もし
くはDMAC1のどちらかの動作モード信号を選択する
セレクタ、6はCPU4がALU8の動作を制御する場
合のALU動作モードを決定するALUコントロール
部、7はALU8の動作モード信号(以下ALUOP信
号という)、8はALU、9はDMA転送時に行なう演
算加工モードを決定するDMAコントロールレジスタ、
10はバス調停回路、11はDMAC1がCPU4に出力す
るバスリクエスト信号(以下BR信号という)、12はC
PU4がDMAC1に出力するバス使用許可信号(以下
BG信号という)、13はDMAC1がALU8を使用す
る時のALU8の動作モード信号(以下DMAOP信号
という)、14はメモリA、15は1つ目のソースデータで
あるメモリA上のソースデータA、16はCPU4とメモ
リA〜CとDMAC1を接続する外部バス、17は1つ
目のソースデータを格納するレジスタA、18はメモリ
B、19は2つ目のソースデータであるメモリB18上のソ
ースデータB、20は2つ目のソースデータを格納するレ
ジスタB、21はレジスタA17の出力をALU8の1入力
とするALUバスA、22はレジスタB20の出力をALU
8の1入力とするALUバスB、23はメモリC、24はソ
ースデータA15とソースデータB19のALU8による演
算結果を格納するディスティネーションデータCであ
る。
【0010】以上のように構成されたデータ転送装置に
ついて、以下その動作を説明する。
【0011】まず、DMAC1によるデータ転送を行な
っていない時は、DMAコントロール部2が出力するA
LUSEL信号3がインアクティブであり、この時はC
PU4内部のセレクタ5は、ALUコントロール部6の
発行するALUOP信号7を選択し、ALU8はALU
OP信号7に従った算術論理演算を行なう。DMAC1
によるデータ転送を行なう時は、あらかじめDMAコン
トロールレジスタ9に、データ転送時の演算加工モード
を設定し、その後、DMA転送が起動して、DMAコン
トロール部2がバス調停回路10に対してBR信号11をア
クティブにし、バス調停回路10がDMAC1によるDM
A転送を許可した時点でBG信号12がアクティブにな
る。BG信号12がアクティブになったことでDMAコン
トロール部2がバス権を獲得したことを認識し、DMA
C1が外部バス16に関するバス権を獲得した後、DMA
C1によるデータ転送が開始される。
【0012】データ転送は、まず、DMAコントロール
レジスタ9に設定した演算加工モードに従ってDMAコ
ントロール部2がDMAによるDMAOP信号13を出力
する。DMAC1がバスを獲得した後はALUSEL信
号3がアクティブとなり、この時セレクタ5は、DMA
OP信号13を選択し、ALU8はDMAOP信号13に従
った算術論理演算を行なう。そして、DMAC1によっ
て出力されたアドレスに基づいて、最初にメモリA14の
ソースデータA15が外部バス16を経由してレジスタA17
に転送され、メモリB18のソースデータB19が外部バス
16を経由してレジスタB20に転送される。次にレジスタ
A17のデータ出力がALUバスA21を経由してALU8
の1入力となり、レジスタB20のデータ出力がALUバ
スB22を経由してALU8のもう一方の入力となって、
ALU8でDMAOP信号13に従った算術論理演算が行
なわれ、その算術論理演算結果が外部バス16を経由して
メモリC23のディスティネーションデータC24に転送さ
れる。メモリC23へのデータ転送が終了すると、DMA
コントロール部2はBR信号11をインアクティブにし、
これによりバス調停回路10はBG信号12をインアクティ
ブにして、CPU4にバス権が復帰する。以上の転送お
よび演算は、1回または複数回行われる。
【0013】なお、メモリA14のソースデータA15、メ
モリB18のソースデータB19、メモリC23のディスティ
ネーションデータC24は、DMAC1がアクセス可能な
メモリ空間に存在するメモリか、外部デバイスのデータ
のどちらでもよい。また、DMAC1によるデータ演算
加工転送を行なう時に演算結果をALU8から直接外部
バス16に出力しているが、ALUバスA21、ALUバス
B22のいずれかを経由してDMAC1が外部バス16に出
力するようにしてもよい。
【0014】以上のように本実施の形態によれば、DM
A転送時にCPU内部のALUを使用できるような制御
回路を設けることにより、DMA転送回路に算術論理演
算回路を実装することなく、最小のハードウエアで、A
LUに備わったすべての算術論理演算機能を利用したデ
ータ演算加工転送を伴うDMA転送を行なうことができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、DMA転
送回路のバス使用時にCPU内部の演算回路を利用でき
る制御回路を設けることにより、DMA転送回路に演算
回路を設けることなく、豊富な演算機能を利用したデー
タ演算加工転送を伴うDMA転送を行なうことができる
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ転送装置の一実施の形態におけ
る回路構成を示すブロック図
【図2】従来のデータ転送装置の回路構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
1 DMA転送回路 2 DMAコントロール部 4 CPU 5 セレクタ 6 ALUコントロール部 8 ALU 9 DMAコントロールレジスタ 10 バス調停回路 14 メモリA 16 外部バス 17 レジスタA 18 メモリB 20 レジスタB 21 ALUバスA 22 ALUバスB 23 メモリC

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスに接続され、少なくとも演算回路を
    有して逐次命令を実行するCPUと、前記CPUにおけ
    る命令の実行とは無関係に前記バスを使用するDMA転
    送回路と、前記CPUと前記DMA転送回路との間での
    バス使用権の調停を行なうバス調停回路と、前記DMA
    転送回路がバス使用権を有する時に、前記DMA転送回
    路によって読み出されたデータに対して前記CPUの演
    算回路を制御し、これに演算させるための制御回路を備
    え、データの演算加工転送を伴うDMA転送を行なうこ
    とを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 演算回路は、DMA転送回路と専用の転
    送路によって接続され、制御回路は、前記DMA転送回
    路から前記演算回路を作用させるための制御信号が与え
    られ、DMA転送回路は、バスを通じて読み出されたデ
    ータを前記転送路に転送することを特徴とする請求項1
    記載のデータ転送装置。
JP30575097A 1997-11-07 1997-11-07 データ転送装置 Pending JPH11143816A (ja)

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JP30575097A JPH11143816A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 データ転送装置

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JP30575097A JPH11143816A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 データ転送装置

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JPH11143816A true JPH11143816A (ja) 1999-05-28

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ID=17948904

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JP30575097A Pending JPH11143816A (ja) 1997-11-07 1997-11-07 データ転送装置

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