JPH11143096A - 電子写真感光体 - Google Patents
電子写真感光体Info
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- JPH11143096A JPH11143096A JP30570297A JP30570297A JPH11143096A JP H11143096 A JPH11143096 A JP H11143096A JP 30570297 A JP30570297 A JP 30570297A JP 30570297 A JP30570297 A JP 30570297A JP H11143096 A JPH11143096 A JP H11143096A
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Abstract
を提供する。 【解決手段】 電荷発生層に含有される電荷発生材料
が、特定構造を有するフタロシアニン化合物と、(2
R,3R)−2,3−ブチレングリコラートチタニウム
フタロシアニンとオキシチタニウムフタロシアニンとの
混晶であるチタニウムフタロシアニン化合物または(2
S,3S)−2,3−ブチレングリコラートチタニウム
フタロシアニンとオキシチタニウムフタロシアニンとの
混晶であるチタニウムフタロシアニン化合物とを、使用
割合(フタロシアニン化合物:チタニウムフタロシアニ
ン化合物)が質量比で5:95〜80:20の範囲で含
有することを特徴とする。
Description
Dプリンタ、LEDプリンタ等に使用される電子写真感
光体、及び、新規なフタロシアニン化合物、に関する。
上に感光層を形成して成る構造を有する。感光層構成と
しては、感光層が1層の単層型と、電荷発生層と電荷輸
送層とに機能分離した複数層の積層型との種類がある。
般を満足することが望まれている。 (1)暗所において適当な電位に帯電できるだけの帯電
能を有する。 (2)暗所における電荷の保持能力が大きい。 (3)光照射によって、速やかに、かつ十分に電荷を逸
脱できるだけの光感度を有する。 (4)適当な面積を持つ電子写真感光体が容易に製造で
きる。 (5)繰り返し安定性に優れる。 (6)耐久性に優れる。(7)安価である。 (8)無害である。
感光体は、上記諸特性を満足する機能の調整が容易なこ
とから、積層型の電子写真感光体が一般的である。電荷
発生層の機能は、電界下で光照射を受けて電荷を発生さ
せることにあり、電荷発生層は、一般的には、電荷発生
材料とバインダー樹脂からなり、電子写真感光体の光感
度を決定する重要な層である。
て、電荷を発生させる効率(電荷発生効率)と電荷発生
材料の量によって左右される。
プリンター、複写機が商品化されており、特に種々の機
種ごとに対応する各種特性を最適化し、中でも電子写真
感光体の感度を最適化することが重要である。そこで、
これら要求に応じるために、種々の機種ごとに電子写真
感光体の感度を調整する必要がある。
は、導電性支持体上に種々の機種ごとに応じて適正な感
度を示す電荷発生層を作製することが必要となる。
よって感度を調整する方法がある。一般的な電子写真感
光体の製法である浸漬塗工法を用いた場合には、電荷発
生層形成用塗料を薄膜化して感度を調整しようとする
と、膜厚のむらが大きくなり、感度のばらつきが大きく
なる欠点があった。
の電荷発生材料に電荷発生効率の異なる複数の材料を用
いて感度を調整する方法がある。このような、複数の材
料を用いる技術としては、従来種々検討されているが、
複数の材料を用いて電子写真感光体の感度を調整する技
術としては、例えば、以下のようなものが挙げられる。
(a)銅フタロシアニン、アルミニウムフタロシアニ
ン、インジウムフタロシアニン、バナジウムフタロシア
ニンから成る群から選ばれるフタロシアニン、及び、
(b)チタニルフタロシアニンを含有し、必要に応じ
て、(c)アルミニウムフタロシアニン、無金属フタロ
シアニン(メタルフリーフタロシアニン)から成る群か
ら選ばれるフタロシアニンを含有する混合物を電荷発生
材料として用いることによって、感度を調整し得る機能
分離型電子写真用感光体が得られることが開示されてい
る。
(H2Pc) とアルミニウムフタロシアニン(AlCl
Pc)を用い、全フタロシアニン10重量部に対し、無
金属フタロシアニンを0、20、40、60、80、1
00重量%変化させた分散液で電荷発生層を形成し、無
金属フタロシアニン0〜40重量%の範囲で半減露光量
E50を4〜6erg/cm2 まで変化させて、感度を調
整し得ることが開示されている。
ニン(InClPc)とチタニルフタロシアニン(Ti
OPc)の全量に対して、インジウムフタロシアニンを
0、20、40、60、80、100重量%と振り、そ
れぞれを2x10−6torrの真空下で蒸着して、蒸
着層をエタノール液中に浸漬処理したものと浸漬処理し
ないものの電荷発生層を形成し、インジウムフタロシア
ニン0〜40重量%の範囲で半減露光量E50を2〜6e
rg/cm2 (エタノール処理)、4〜6erg/cm
2 (エタノール未処理)まで変化させて、感度を調整し
得ることが開示されている。
uPc)とチタニルフタロシアニンを用い、これらの全
量に対して銅フタロシアニンを0、20、40、60、
80、100重量%と振り、それぞれを2x10-6to
rrの真空下で蒸着して、電荷発生層を形成し、銅フタ
ロシアニン0〜40重量%の範囲で半減露光量E50を4
〜8erg/cm2 まで変化させて、感度を調整し得る
ことが開示されている。
オキシチタニウムフタロシアニン及びジハロゲノスズフ
タロシアニンを含有する感光層を設けることにより、感
度を調整し得ることが開示されている。
シアニンとジクロロスズフタロシアニンの比率が重量比
で10:90〜80:20の範囲の分散液で、静電複写
紙試験装置の測定で半減露光量E1/2 が0.16〜0.
36lux・秒の範囲で変化させて、感度を調整し得る
ことが開示されている。
製法である浸漬塗工法では、1)の実施例1で見られる
ように、無金属フタロシアニンとアルミニウムフタロシ
アニンを用いた分散液での感度の調整範囲は、1.5
倍、同様に2)の分散液では2倍の調整範囲である。
は、特定の異性体構造を有するチタニウムフタロシアニ
ン化合物を含有することによって、優れた感度を発現す
る電子写真感光体が開示されているものの、感度の調整
範囲についての具体的開示はない。
的な電子写真感光体の製法である浸漬塗工法において、
種々の機種に対応可能な、容易に、広い範囲で感度を調
整し得る電子写真感光体を提供することにある。
に鑑みて鋭意検討したところ、特定構造を有する芳香族
化合物とオキシチタニウムフタロシアニン化合物との反
応生成物であるフタロシアニン化合物と、(2R,3
R)−2,3−ブチレングリコラートチタニウムフタロ
シアニンとオキシチタニウムフタロシアニンのみから成
る混晶、(2S,3S)−2,3−ブチレングリコラー
トチタニウムフタロシアニンとオキシチタニウムフタロ
シアニンのみから成る混晶からなる群から選ばれる少な
くとも1種のチタニウムフタロシアニン化合物とを、浸
漬塗工法において電荷発生材料として併用することによ
り、電子写真感光体の感度を広範囲に調整することが可
能であることを見い出した。
層及び電荷発生層を有する電子写真感光体において、電
荷発生層が、下記一般式(1)
2 は、それぞれ独立に置換基を有していても良いオルト
フェニレン基を表し、Pcは無置換または置換のフタロ
シアニン残基を表す。)で表されるフタロシアニン化合
物(A)と、(2R,3R)−2,3−ブチレングリコ
ラートチタニウムフタロシアニンとオキシチタニウムフ
タロシアニンのみから成る混晶、(2S,3S)−2,
3−ブチレングリコラートチタニウムフタロシアニンと
オキシチタニウムフタロシアニンのみから成る混晶から
なる群から選ばれる少なくとも1種のチタニウムフタロ
シアニン化合物(B)とを、その使用割合(フタロシア
ニン化合物(A):チタニウムフタロシアニン化合物
(B))が質量比で5:95〜80:20の範囲で含有
する電荷発生材料の樹脂分散層であることを特徴とする
電子写真感光体を提供する。
シアニン化合物が、式(1)中、Ar1 及びAr2 がオ
ルトフェニレン基であるフタロシアニン化合物であるこ
とが好ましい。
び電荷発生層を有する電子写真用感光体において、電荷
発生層が、下記一般式(2)
2 は、それぞれ独立に置換基を有していても良いオルト
フェニレン基を表す。)で表されるビス(ヒドロキシア
リール)化合物と、オキシチタニウムフタロシアニン化
合物、との反応生成物であるフタロシアニン化合物
(C)と、(2R,3R)−2,3−ブチレングリコラ
ートチタニウムフタロシアニンとオキシチタニウムフタ
ロシアニンのみから成る混晶、(2S,3S)−2,3
−ブチレングリコラートチタニウムフタロシアニンとオ
キシチタニウムフタロシアニンのみから成る混晶からな
る群から選ばれる少なくとも1種のチタニウムフタロシ
アニン化合物(B)とを、その使用割合(フタロシアニ
ン化合物(C):チタニウムフタロシアニン化合物
(B))が質量比で5:95〜80:20の範囲で含有
する電荷発生材料の樹脂分散層であることを特徴とする
電子写真感光体を提供する。
(ヒドロキシアリール)化合物が、置換基を有していて
も良い2,2’−ビフェニールジオールであることが好
ましい。
細に説明する。
上に電荷輸送層及び電荷発生層を有し、電荷発生層が、
例えば下記式(3)
2 は、それぞれ独立に置換基を有していても良いオルト
フェニレン基を表す。)で表される環状ビスアリーラー
トチタニウムが、フタロシアニン残基の中心の2つの窒
素原子に結合した構造を有することを特徴とするフタロ
シアニン化合物を含有し、かつ、(2R,3R)−2,
3−ブチレングリコラートチタニウムフタロシアニンン
とオキシチタニウムフタロシアニンとの混晶であるチタ
ニウムフタロシアニン化合物、または、(2S,3S)
−2,3−ブチレングリコラートチタニウムフタロシア
ニンとオキシチタニウムフタロシアニンとの混晶である
チタニウムフタロシアニン化合物等を含有することが好
ましく、前記フタロシアニン化合物と前記チタニウムフ
タロシアニン化合物との使用割合(前記フタロシアニン
化合物:前記チタニウムフタロシアニン化合物)が質量
比で5:95〜80:20の範囲で含有する電荷発生材
料の樹脂分散層であることが特に好ましい。
香環基Ar1 及びAr2 は、それぞれ独立に置換基を有
していても良いオルトフェニレン基であり、その置換基
としては、例えば、塩素、臭素等のハロゲン原子、ある
いはメチル基、エチル基、t−ブチル基等のアルキル
基、あるいはメトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ
基、無置換もしくは置換の、フェニル基、ナフチル基等
のアリール基、無置換もしくは置換の、ピリジル基等の
複素環基、無置換もしくは置換のアミノ基、無置換もし
くは置換のチオール基等の各種官能基等を挙げることが
でき、導入し得る置換基数、及び置換位置は可能な限り
任意に選択することができる。
式(4)
感光体に含有されるフタロシアニン化合物の場合では、
フタロシアニン残基のベンゼン環の水素原子が無置換、
あるいは置換されていてもよく、その置換基としては塩
素、臭素等のハロゲン原子、あるいはメチル基、エチル
基等のアルキル基、あるいはメトキシ基、エトキシ基等
のアルコキシ基等を挙げることができる。また、ナフタ
ロシアニン化合物の如き環拡張型フタロシアニン誘導体
であっても構わない。
構造を有するフタロシアニン化合物の構造式の具体例と
しては、例えば以下のものを例示することができる。
エチル基を、n−Prは直鎖プロピル基を、iso−P
rはイソプロピル基を、t−Buはターシャリーブチル
基を、Phはフェニル基を、Tolはトリル基を、Pc
は置換もしくは無置換のフタロシアニン残基を、それぞ
れ表す。
感光体に含有されるフタロシアニン化合物の例示No.
を表すが、本発明のフタロシアニン化合物がこれによっ
て限定されるものではない。
ロシアニン化合物を得るための、オキシチタニウムフタ
ロシアニン化合物との反応で好ましく使用することので
きる、ビス(ヒドロキシアリール)化合物は、少なくと
も1つ以上のヒドロキシ基を持つ芳香環基が結合した形
態であればいずれでも良く、例えば下記式(2)
2 は、それぞれ独立に置換基を有していても良いオルト
フェニレン基を表す。)で表すことができる。
それぞれ独立に置換基を有していても良いオルトフェニ
レン基であり、その置換基としては、例えば、塩素、臭
素等のハロゲン原子、あるいはメチル基、エチル基、t
−ブチル基等のアルキル基、あるいはメトキシ基、エト
キシ基等のアルコキシ基、無置換もしくは置換の、フェ
ニル基、ナフチル基等のアリール基、無置換もしくは置
換の、ピリジル基等の複素環基、無置換もしくは置換の
アミノ基、無置換もしくは置換のチオール基等の各種官
能基等を挙げることができ、導入し得る置換基数、及び
置換位置は可能な限り任意に選択することができる。
のものを例示することができる。
エチル基を、n−Prは直鎖プロピル基を、iso−P
rはイソプロピル基を、t−Buはターシャリーブチル
基を、Phはフェニル基を、Tolはトリル基を、それ
ぞれ表す。
感光体に含有されるフタロシアニン化合物を得るため
の、オキシチタニウムフタロシアニン化合物との反応で
好ましく使用することのできる、ビス(ヒドロキシアリ
ール)化合物の例示No.を表す。
ロシアニン化合物を得るための、オキシチタニウムフタ
ロシアニン化合物との反応で好ましく使用することので
きる、ビス(ヒドロキシアリール)化合物がこれによっ
て限定されるものではない。これらは、単独でも二種以
上の併用でもかまわない。
アニン化合物と、(2R,3R)−2,3−ブチレング
リコラートチタニウムフタロシアニンとオキシチタニウ
ムフタロシアニンとの混晶であるチタニウムフタロシア
ニン化合物、あるいは、(2S,3S)−2,3−ブチ
レングリコラートチタニウムフタロシアニンとオキシチ
タニウムフタロシアニンとの混晶であるチタニウムフタ
ロシアニン化合物とを併用し、その使用割合(前記フタ
ロシアニン化合物:前記チタニウムフタロシアニン化合
物)が質量比で5:95〜80:20の範囲で含有する
電荷発生材料を樹脂中に分散させた電荷発生層とするこ
とにより、広範囲に感度調整を行うことができるため、
種々の機種に対応した適正な感度を有する電子写真感光
体を得ることができる。
いて、他の電荷発生材料を併用することも可能である。
α型、β型、α、β混合型、γ型、Y型、等の結晶型あ
るいは非晶質型オキシチタニウムフタロシアニン化合物
等、無金属フタロシアニン化合物、金属フタロシアニン
化合物、或いは例えば、アゾ系顔料、アントラキノ系顔
料、ペリレン系顔料、多環キノン系顔料、スクエアリウ
ム系顔料等、(2R,3R)−2,3−ブチレングリコ
ラートチタニウムフタロシアニン、(2S,3S)−
2,3−ブチレングリコラートチタニウムフタロシアニ
ン、(2R,3R)−1,4−ビス(ベンジロキシ)−
2,3−ブチレングリコラートチタニウムフタロシアニ
ン、(2S,3S)−1,4−ビス(ベンジロキシ)−
2,3−ブチレングリコラートチタニウムフタロシアニ
ン等のチタニウムフタロシアニン化合物等、を挙げるこ
とができる。
ロシアニン化合物を得るために、好ましく使用すること
のできるオキシチタニウムフタロシアニン化合物として
は、本発明の効果を損なわない限りにおいて、置換又は
無置換のフタロシアニン残基中心にオキシチタニウムを
持つものであれば良く、また本発明の効果を損なわない
限りにおいて、これらがいかなる結晶型であってもかま
わない。
型、γ型、Y型、非晶質型等の結晶型の置換又は無置換
オキシチタニウムフタロシアニン化合物を挙げることが
できる。また、オキシチタニウムナフタロシアニン化合
物の如き環拡張型オキシチタニウムフタロシアニン誘導
体であっても構わない。更に、これらは、単独でも二種
以上の併用でもかまわない。
例示したような特定構造を有するフタロシアニン化合物
の製造方法は、特に限定されるものではないが、例えば
オキシチタニウムフタロシアニン化合物と、前記例示し
たような特定構造を持つビス(ヒドロキシアリール)化
合物との反応により製造することができる。
造を有するフタロシアニン化合物の、反応当量比、反応
温度、反応時間、溶媒、触媒、精製方法、結晶化方法等
の各製造条件は、適宜選択して採用すればよい。
ウムフタロシアニン化合物1モル当量当たり、前記例示
したような特定構造を有するビス(ヒドロキシアリー
ル)化合物を0.3〜50モル当量の範囲から適宜選択
すればよい。
ロシアニン化合物を得るための、オキシチタニウムフタ
ロシアニンとビス(ヒドロキシアリール)化合物との反
応は、加熱条件で行うことが好ましく、反応温度は、3
0〜300℃の範囲が好ましく、50〜250℃の範囲
であることがより好ましい。
法を用いることも可能である。そのような例として、ジ
クロロチタニウムフタロシアニン等のジハロチタニウム
フタロシアニン化合物と、前記例示したような特定構造
のビス(ヒドロキシアリール)化合物との脱ハロゲン化
水素によるカップリング反応や、ビス(ヒドロキシアリ
ール)化合物存在下での、四塩化チタニウム等のチタニ
ウム塩と、オルトフタロジニトリル誘導体とのカップリ
ング反応等を挙げることができる。
の各種の有機溶剤を併用することができる。その例とし
ては、例えばベンゼン、ニトロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、トリクロロベンゼン、α−クロロナフタレン等の
芳香族系有機溶剤、シクロヘキサノン、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトン等のケトン系有機溶剤、
テトラヒドロフラン、ジメチルセロソルブ等のエーテル
系有機溶剤、ブタン酸エチル、乳酸ブチル等のエステル
系有機溶剤、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド等の非プロトン系極性有機溶剤、トリクロロエタン
等のハロゲン系有機溶剤、アミルアルコール、ドデカノ
ール等の一価アルコール系有機溶剤等を挙げることがで
きる。これらは、単独でも二種以上の併用でもかまわな
い。
るフタロシアニン化合物を得る際には、必要に応じて精
製を行ってもよく、その例としては、例えば昇華精製等
の方法が挙げられる。
る前記(2R,3R)−2,3−ブチレングリコラート
チタニウムフタロシアニンとオキシチタニウムフタロシ
アニンとの混晶であるチタニウムフタロシアニン化合
物、あるいは、(2S,3S)−2,3−ブチレングリ
コラートチタニウムフタロシアニンとオキシチタニウム
フタロシアニンとの混晶であるチタニウムフタロシアニ
ン化合物等のチタニウムフタロシアニン化合物の製造方
法は、例えば、オキシチタニウムフタロシアニン化合物
に対して1モル当量以下の特定異性体構造を有するジオ
ール化合物を反応させることで簡便に得ることができ
る。オキシチタニウムフタロシアニン化合物とジオール
との反応仕込み当量比は、前者1モル当量当たり、後者
を0.3〜40モル当量でよいが、結果的にオキシチタ
ニウムフタロシアニン化合物に対して1モル当量以下の
ジオール化合物を付加させるために適当な反応仕込み当
量比は、0.3〜1.5モル当量が好ましい。
輸送材料としては、特に限定されるものではなく、種々
のものが使用可能であり、例えば、アリールアミン系、
ヒドラゾン系、ピラゾリン系、オキオキサゾール系、オ
キサジアゾール系、スチルベン系、ブタジエン系、チア
ゾール系、カルバゾール系、ジフェノキノン系、アリー
ルメタン系化合物、或いは、ポリ−N−ビニルカルバゾ
ール、ポリシラン、ポリフォスファゼン等の重合性化合
物を挙げることができる。
物の構造を次に示す。なお、以下の各構造式の下に記載
した( )内の数字は例示化合物のNo.を表わす。
が知られているが、本発明の電子写真感光体の形態は、
そのいずれであってもよい。例として図1〜図3の電子
写真感光体を示した。
支持体1の上に電荷発生層2と、電荷輸送層3とから成
る感光層4a又は4bをそれぞれ設けたものである。図
3の電子写真感光体は導電性支持体1の上に電荷発生材
料5を電荷移動媒体6の中に分散せしめた感光層4cを
設けたものである。
は、電荷発生層2に含まれる電荷発生材料が電荷を発生
し、一方、電荷輸送層3は電荷の注入を受け、その輸送
を行う。即ち、光減衰に必要な電荷の生成が電荷発生材
料で行われ、また、電荷の輸送が電荷輸送媒体で行われ
る。図3の電子写真感光体では、電荷発生材料が光に対
して電荷を発生し、電荷移動媒体により電荷の移動が行
なわれる。
微粒子を必要に応じて結着樹脂を溶解した溶媒中に分散
して得た分散液を塗布、乾燥し、その上に電荷輸送材料
を単独、あるいは必要に応じて結着樹脂を併用し溶解し
た溶液を塗布、乾燥することによって製造することがで
きる。
単独あるいは必要に応じて結着樹脂を併用して溶解した
溶液を導電性支持体上に塗布、乾燥し、その上に電荷発
生材料の微粒子を溶剤又は結着樹脂溶液中に分散して得
た分散液を塗布、乾燥することにより製造することがで
きる。
独、あるいは必要に応じて結着樹脂を併用し溶解した溶
液に電荷発生材料の微粒子を分散せしめ、これを導電性
支持体上に塗布、乾燥することによって製造することが
できる。また、電荷輸送材料を除いて製造されても良
い。
ロシアニン化合物とチタニウムフタロシアニン化合物
を、粉砕して結着樹脂溶液に分散する方法として、具体
的には、一般的な攪絆装置の他に、ホモミキサー、ディ
スパーター、アジター、ボールミル、サンドミル、アト
ライター、ペイントコンディショナー等が挙げられる
が、これに限定されるものではない。
ィング法、スプレーコーティング法、スピンコーティン
グ法、ビードコーティング法、ワイヤーバーコーティン
グ法、ブレードコーティング法、ローラーコーティング
法、カーテンコーティング法等のコーティング法を用い
ることができる。
感光体の場合には、電荷発生層の厚さは5μm以下、好
ましくは0.01〜2μmであり、電荷輸送層の厚さは
3〜50μm、好ましくは5〜30μmである。図3の
電子写真感光体の場合には、感光層の厚さは、3〜50
μm、好ましくは5〜30μmである。
荷輸送層中の電荷輸送材料の割合は、5〜100重量%
の範囲が好ましく、図1及び図2の電子写真感光体の電
荷発生層中の電荷発生材料の割合は、5〜100重量%
の範囲が好ましく、40〜80重量%の範囲が特に好ま
しい。
の電荷輸送材料の割合は、5〜99重量%の範囲が好ま
しく、また電荷発生材料の割合は、1〜50重量%の範
囲が好ましく、3〜20重量%の範囲が特に好ましい。
の作製においても、結着樹脂と共に可塑剤、増感剤を用
いることができる。
性支持体としては、例えば、アルミニウム、銅、亜鉛、
ステンレス、クロム、チタン、ニッケル、モリブデン、
バナジウム、インジウム、金、白金等の金属又は合金を
用いた金属板、金属ドラム、或は、導電性ポリマー、酸
化インジウム等の導電性化合物やアルミニウム、パラジ
ウム、金等の金属又は合金を塗布、蒸着、或はラミネー
トした紙、プラスチックフィルム等が挙げられる。
脂としては、疎水性で、電気絶縁性のフィルム形成可能
な高分子重合体を用いるのが好ましい。このような高分
子重合体としては、例えば、ポリカーボネート、ポリエ
ステル、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリビニルア
セテート、スチレン−ブタジエン共重合体、塩化ビニル
−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体、シリコン樹
脂、シリコン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムア
ルデヒド樹脂、スチレン−アルキッド樹脂、ポリ−N−
ビニルカルバゾール、ポリビニルブチラール、ポリビニ
ルフォルマール、ポリスルホン等が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。これらの結着樹脂は、単
独で、或は、2種類以上の混合物として用いることもで
きる。
を使用することもできる。表面改質剤としては、例え
ば、シリコンオイル、フッソ樹脂等が挙げられる。
械的強度を向上するために周知の可塑剤を含有してもよ
い。可塑剤としては、例えばビフェニル、塩化ビフェニ
ル、o−ターフェニル、p−ターフェニル、ジブチルフ
タレート、ジエチルグリコールフタレート、ジオクチル
フタレート、トリフェニル燐酸、メチルナフタレン、ベ
ンゾフェノン、塩素化パラフィン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、各種のフルオロ炭化水素等フタル酸エステ
ル、リン酸エステル、ハロゲン化パラフィン、メチルナ
フタレン等の芳香族化合物が挙げられる。
も周知のものが使用できる。
ット、ブリリアントグリーン、クリスタルバイオレット
等のトリフェニルメタン染料、メチルブルー等のチアジ
ン染料、シアニン染料、ピリリウム染料、クロラニル、
テトラシアノエチレン、ローダミンB、メロシアニン染
料、チアピリリウム染料等が挙げられる。
は、保存性、耐久性、耐環境依存性を向上させるために
感光層中に酸化防止剤や光安定剤等の劣化防止剤を含有
させることもできる。その例としては、フェノール化合
物、ハイドロキノン化合物、アミン化合物などを挙げる
ことができ、具体的には、ブチルヒドロキシトルエンな
どを挙げることができる。
おいて、各種の添加剤を併用することが可能である。
感光層との接着性を向上させたり、導電性支持体から感
光層への自由電荷の注入を阻止する為、導電性支持体と
感光層との間に、必要に応じて接着層或はバリアー層を
設けることもできる。
記結着樹脂に用いられる高分子化合物のほか、例えばカ
ゼイン、ゼラチン、ポリビニルアルコール、エチルセル
ロース、ニトロセルロース、ポリビニルブチラール、フ
ェノール樹脂、ポリアミド、カルボキシ−メチルセルロ
ース、塩化ビニリデン系ポリマーラテックス、スチレン
−ブタジエン系ポリマーラテックス、ポリウレタン、ゼ
ラチン、酸化アルミニウム(アルマイト)、酸化スズ、
酸化チタン等が挙げられ、その膜厚は1μm以下が望ま
しい。
成であって、以下述べる実施例からも明らかなように、
優れた特性を有するものである。
実施例に限定されるものではない。尚、下記実施例にお
いて「部」はすべて『重量部』を表す。
タロニトリルより得られたCuKα線による粉末X線回
折において図4のスペクトルを示しIR吸収において図
5のスペクトルを示すオキシチタニウムフタロシアニン
20部と、2,2’−ビフェニールジオール9.0部
を、α−クロロナフタレン240部中で195〜205
℃で攪絆下1.5時間反応させた。
ンゼン、メタノール、DMF(ジメチルフォルムアミ
ド)、水の順に洗浄後、減圧乾燥することにより、青色
粉末を得た。
トルにおいてm/Z=744にピークを示し、IR吸収
において図6のスペクトルを示すことから、式(5)
る。
α線による粉末X線回折スペクトルを図7に、また、得
られたフタロシアニン化合物のα−クロロナフタレン溶
液の光吸収スペクトルを図8に示す。
アニン化合物2部及びブチラール樹脂(積水化学社製
「エスレックBH−3」)1部をメタノールと酢酸エチ
ル混合溶媒を用いてロール練肉を行い、その後粉砕して
チップ状顔料分散樹脂を得た。このチップ4.5部を、
塩化メチレン78部及び1,1,2−トリクロロエタン
117部から成る混合溶媒に添加し、ガラスビーズと共
にサンドグラインダーで溶解、分散してフタロシアニン
化合物の電荷発生物質分散液Iを得た。
76、648にピークを示し、IR吸収において図9の
スペクトルを示し、CuKα線による粉末X線回折にお
いて図10のスペクトルを示す、オキシチタニウムフタ
ロシアニンと(2R,3R)−2,3−ブチレングリコ
ラートチタニウムフタロシアニンとの混晶であるチタニ
ウムフタロシアニン化合物1部、及びブチラール樹脂
(積水化学社製「エスレックBH−3」)1部を、塩化
メチレン48部及び1,1,2−トリクロロエタン72
部から成る混合溶媒に添加し、ガラスビーズと共にサン
ドミルで分散、混合して、チタニウムフタロシアニン化
合物の電荷発生物質分散液IIを得た。
前記電荷発生物質分散液I及びIIを重量比で(イ)5:
95、(ロ)20:80、(ハ) 40:60、(ニ)
60:40、(ホ)80:20の割合で混合して、それ
ぞれ電荷発生物質分散液(イ)、(ロ)、(ハ) 、
(ニ)、(ホ)を得た。
記した例示化合物No.(10)の電荷輸送材料である
ヒドラゾン化合物14.4部及びポリカーボネート樹脂
(三菱瓦斯化学製「ユーピロンZ200」)16部を、
塩化メチレン67部及びモノクロロベンゼン17部から
成る混合溶媒で溶解して、電荷輸送層(CTL)用塗料
を得た。
Tフィルム上に、バーコーターで前記電荷発生物質分散
液(イ)を塗布し、乾燥後の膜厚が0.3μmの電荷発
生層を形成した。この電荷発生層の上に、バーコーター
で上記電荷輸送層(CTL)用塗料を塗布し、乾燥後の
膜厚が15μmの電荷輸送層を形成して、図1に示した
層構成を有する電子写真感光体を得た。
液(イ)に代えて、前記電荷発生物質分散液(ロ)を用
いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作
成した。
液(イ)に代えて、前記電荷発生物質分散液(ハ)を用
いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作
成した。
液(イ)に代えて、前記電荷発生物質分散液(ニ)を用
いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作
成した。
液(イ)に代えて、前記電荷発生物質分散液(ホ)を用
いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作
成した。
2部及びブチラール樹脂(積水化学社製「エスレックB
H−3」)2部を、塩化メチレン66部及び1,1,2
−トリクロロエタン99部から成る混合溶媒に添加し、
ガラスビーズと共にサンドミルで分散、混合して電荷発
生物質分散液III を得た。
20:80の割合で混合し、電荷発生物質分散液(ヘ)
を得た。
えて、前記電荷発生物質分散液(ヘ)を用いた以外は、
実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。
液(イ)に代えて、前記電荷発生物質分散液IIを単独で
用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を
作成した。
層の膜厚を0.3μmから0.2μmに代えた以外は、
比較例2と同様にして電子写真感光体を作成した。
mよりも薄い膜を形成させようとしたが、うまく形成で
きなかった。
得た各電子写真感光体の特性を、静電複写紙試験装置
(川口電気製作所製「EPA−8100」)を用いて測
定した。
放電により帯電し、この時の電子写真感光体の表面電位
をV0 (−V)とする。そのまま暗所で10秒間放置し
たときの電子写真K感光体の表面電位をV10(−V)と
する。V0 とV10より電子写真感光体の表面電位の電位
保持率V10/V0 (DDR)(%)を計算する。
nm、露光エネルギー0.5μW/cm2 の光で露光を
行い、表面電位がV10の半分になるまでの時間により半
減露光量E1/2 (μJ/cm2 )を求める。
0〜−1000Vであった。
真感光体の測定結果を表1に示した。
タロシアニン化合物の電荷発生物質分散液と他のチタニ
ウムフタロシアニン化合物の電荷発生物質分散液の、異
なる使用割合によって得た電子写真感光体では、同じ膜
厚でありながら、4.2倍の感度変化を示すことがわか
る。
多くなるにしたがい、電位保持率が良好になることもわ
かる。
を表2に示した
度が4.5倍の差があるが、比較例1と比較例2のよう
に、本発明の組み合わせ以外の組み合わせでは感度が
1.4倍の範囲でしか調整できないことがわかる。
うに、単独の電荷発生物質で膜厚のみで感度を調整しよ
うとしても、本発明のような幅広い範囲の感度調整はで
きないことがわかる。
有するフタロシアニン化合物とチタニウムフタロシアニ
ン化合物との使用割合を変化させて電荷発生層に使用す
ることによって、従来以上の幅広い範囲で感度調整がで
きるので、今後ますます予想される幅広いニーズに対応
できるという利点を有する。また、本発明の、特定構造
を有するフタロシアニン化合物とチタニウムフタロシア
ニン化合物との使用割合が質量比で5:95〜80:2
0の範囲にある電子写真感光体の電荷発生層を形成する
電荷発生材料分散液は、塗料の安定性に優れているの
で、製造面における利点が大きい。
を示す模式断面図である。
を示す模式断面図である。
を示す模式断面図である。
化合物を得るために使用したオキシチタニウムフタロシ
アニンのCuKα線による粉末X線回折スペクトル図で
ある。
化合物を得るために使用したオキシチタニウムフタロシ
アニンのIR吸収スペクトル図である。
化合物のIR吸収スペクトル図である。
化合物のCuKα線による粉末X線回折スペクトル図で
ある。
化合物のα−クロロナフタレン溶液の光吸収スペクトル
図である。
物の電荷発生物質分散液Cを得るために使用したチタニ
ウムフタロシアニン化合物のIR吸収スペクトル図であ
る。
合物の電荷発生物質分散液Cを得るために使用したチタ
ニウムフタロシアニン化合物のCuKα線による粉末X
線回折スペクトル図である。
Claims (4)
- 【請求項1】導電性支持体上に電荷輸送層及び電荷発生
層を有する電子写真用感光体において、電荷発生層が、
下記一般式(1) 【化1】 (但し、式(1)中、Ar1 及びAr2 は、それぞれ独
立に置換基を有していても良いオルトフェニレン基を表
し、Pcは無置換または置換のフタロシアニン残基を表
す。)で表されるフタロシアニン化合物(A)と、(2
R,3R)−2,3−ブチレングリコラートチタニウム
フタロシアニンとオキシチタニウムフタロシアニンのみ
から成る混晶、(2S,3S)−2,3−ブチレングリ
コラートチタニウムフタロシアニンとオキシチタニウム
フタロシアニンのみから成る混晶からなる群から選ばれ
る少なくとも1種のチタニウムフタロシアニン化合物
(B)とを、その使用割合(フタロシアニン化合物
(A):チタニウムフタロシアニン化合物(B))が質
量比で5:95〜80:20の範囲で含有する電荷発生
材料の樹脂分散層であることを特徴とする電子写真感光
体。 - 【請求項2】一般式(1)で表されるフタロシアニン化
合物が、式(1)中、Ar1 及びAr2 がオルトフェニ
レン基であるフタロシアニン化合物であることを特徴と
する請求項1記載のフタロシアニン化合物。 - 【請求項3】導電性支持体上に電荷輸送層及び電荷発生
層を有する電子写真用感光体において、電荷発生層が、
下記一般式(2) 【化2】 (但し、式(2)中、Ar1 及びAr2 は、それぞれ独
立に置換基を有していても良いオルトフェニレン基を表
す。)で表されるビス(ヒドロキシアリール)化合物
と、オキシチタニウムフタロシアニン化合物、との反応
生成物であるフタロシアニン化合物(C)と、(2R,
3R)−2,3−ブチレングリコラートチタニウムフタ
ロシアニンとオキシチタニウムフタロシアニンのみから
成る混晶、(2S,3S)−2,3−ブチレングリコラ
ートチタニウムフタロシアニンとオキシチタニウムフタ
ロシアニンのみから成る混晶からなる群から選ばれる少
なくとも1種のチタニウムフタロシアニン化合物(B)
とを、その使用割合(フタロシアニン化合物(C):チ
タニウムフタロシアニン化合物(B))が質量比で5:
95〜80:20の範囲で含有する電荷発生材料の樹脂
分散層であることを特徴とする電子写真感光体。 - 【請求項4】一般式(2)で表されるビス(ヒドロキシ
アリール)化合物が、置換基を有していても良い2,
2’−ビフェニールジオールであることを特徴とする請
求項3記載の電子写真感光体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP30570297A JP3855032B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 電子写真感光体 |
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JPH11143096A true JPH11143096A (ja) | 1999-05-28 |
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