JPH11142138A - 3次元自動計測装置 - Google Patents

3次元自動計測装置

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JPH11142138A
JPH11142138A JP32691897A JP32691897A JPH11142138A JP H11142138 A JPH11142138 A JP H11142138A JP 32691897 A JP32691897 A JP 32691897A JP 32691897 A JP32691897 A JP 32691897A JP H11142138 A JPH11142138 A JP H11142138A
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dimensional
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測対象のワークの回りに広いスペースが要
らず、計測の自動化が可能で、計測精度を確保でき、計
測方向の制約が無く、計測ツール選択の自由度が高く、
識別ターゲットや反射ターゲットを貼る必要の無い3次
元自動計測装置を提供すること。 【解決手段】 3次元自動計測装置1の門型の可動架構
3はワークWの長手方向に自走可能で、この可動架構3
のビーム部材13に沿ってキャリッジ14が移動駆動さ
れ、キャリッジ14に装備したロボット支持体15が昇
降駆動され、そのロボット支持体15の下端に6軸多関
節ロボット4が倒立状に取付けられ、ロボット4のハン
ド4aに計測ツール5が設けられ、可動架構3を介して
数値制御方式にてロボット4をX,Y,Z方向へ独立に
移動駆動し、計測ツール5でワークWのボルト穴や板材
の頂点を計測し、ワークWの複数の計測対象点の3次元
位置を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、3次元自動計測
装置に関し、特に立体的な大型のワークにおける複数の
計測対象点の3次元位置を測定するのに適した計測装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】 比較的大型の橋梁を構築するには、通
常、多数の橋梁分割体(橋梁ブロック)を工場において
製作し、それら橋梁分割体を工場内において一体的に組
立てる「仮組立」を行い、各接合部のボルト取り合いや
寸法精度の確認を行って仕様精度を確保し、分解後現地
に搬送して架設し橋梁として完成する。前記橋梁分割体
のような立体的な大型構造物(ワーク)では各ブロック
における形状を表す多数の対象点(部材端コーナー位
置、孔芯位置等)の3次元位置を精密に計測できれば、
コンピュータによる数値仮組立(シミュレーション)を
行うことにより、工場内での仮組立を省略することが可
能となり、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0003】そこで、従来より橋梁分割体のような立体
的な大型のワークを計測する計測装置として、CCDカ
メラ方式計測装置と、自走台車方式計測装置と、光波測
距方式計測装置とが実用化されている。図16に示すよ
うに、CCDカメラ方式計測装置100においては、計
測ステーションに1対のレール101を設け、そのレー
ル101上を走行可能な走行台車102にワークWを載
置して搬入し、計測ステーションのワークWの両側に各
2台のCCDカメラ103を固定的に配設し、ワークW
の複数の計測対象点に識別ターゲットを夫々取付け、ワ
ークWを静止させた状態で片側各2台のCCDカメラ1
03により各識別ターゲットを順々に視準し、CCDカ
メラ103の水平回転角と仰角とを検出し、その水平回
転角と仰角の情報とCCDカメラ103の位置情報等に
基づいて各識別ターゲットの3次元位置を計測するよう
になっている。
【0004】図17に示すように、自走台車方式計測装
置104においては、計測ステーションにワークWを配
置し且つ光波測距機105を固定的に配置し、自走台車
106に多関節ロボット107を装備し、多関節ロボッ
ト107のハンドに反射ターゲットが貼られた3次元視
覚センサーを装備し、自走台車106により多関節ロボ
ット107を移動させながら、多関節ロボット107の
ハンドを移動させ、3次元視覚センサーによりワークW
の各計測対象点を検出すると共に、3次元視覚センサー
に貼られた反射ターゲットを光波測距機105で自動視
準し、その両計測値から各計測対象点の3次元位置を計
測するようになっている。
【0005】また、図18に示すように、光波測距方式
計測装置においては、計測テーションにワークWを配置
し且つ光波測距機(NC駆動式)109を4台固定的に
配置し、ワークWの複数の計測対象点に反射ターゲット
を夫々取付け、4台の光波測距機109により夫々割り
当てられた計測対象点の反射ターゲットを順々に自動視
準し、各計測対象点の3次元位置を計測する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 前記CCDカメラ方
式計測装置では、その計測精度が約±2.0 mmで計測精
度が低いこと、CCDカメラの操作専任者が必要である
こと、多数の計測対象点に夫々識別ターゲットを取付け
る必要があるのでワークによっては足場が必要となる等
ターゲットの取付けに多大の労力を要すること、計測の
完全自動化を図ることができないこと、ワークの両側か
ら且つワークから離れた位置から計測する関係上、広い
計測ステーションが必要で、複数のワークを並列配置で
きずワークの搬出入の頻度が高く段取り替えが多くなる
こと等の問題がある。
【0007】前記自走台車方式計測装置では、1群の計
測点の計測ごとに自走台車を介して多関節ロボットを移
動させる必要があるので計測能率を高めにくいこと、光
波測距機を適用する関係上計測方向が一方向に制約され
全面計測する為にはワークの周囲にかなり広いスペース
が必要で、且つ複数のワークを並列に配置できずワーク
の搬出入の頻度が高く段取り替えが多くなること、台車
が停止した位置においてロボットが昇降動作のみで動作
するため多関節ロボットハンドの姿勢が制約されるため
計測動作の自由度が低くなり狭隘部への適用が難しくな
ること、ロボットのハンドに装備して使用できる計測ツ
ールの選択の自由度が低くなること等の問題がある。
【0008】光波測距方式計測装置では、計測時間が長
い場合温度変化により内蔵の傾斜計に狂いが生じ計測精
度が低下すること、多数の計測対象点に夫々反射ターゲ
ットを取付ける必要があるためワークによっては足場が
必要となる等ターゲットの取付けに多大の労力を必要と
すること、計測の完全自動化を図ることができないこ
と、ワークの両側から計測する関係上、複数のワークを
並列配置できずワークの搬出入の頻度が高く段取り替え
が多くなること等の問題がある。
【0009】本発明の目的は、前記課題を解決するた
め、計測の完全自動化が可能で、十分な計測精度を確保
でき、計測対象点に反射ターゲットを取付ける必要がな
く、計測方向の制約とロボットのハンドの姿勢の制約が
なく、複数のワークを並列配置でき、計測ツールの選択
の自由度を高め得る3次元自動計測装置を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】 請求項1の3次元自動
計測装置は、立体的な大型のワークにおける複数の計測
対象点の3次元位置を計測するのに適した3次元自動計
測装置であって、レール上をワークの長手方向である水
平なX方向に自走可能な可動架構と、この可動架構を介
してX方向、X方向と直交する水平なY方向、X,Y方
向と直交するZ方向へ夫々独立に移動可能に可動架構に
装備された多関節ロボットと、この多関節ロボットのハ
ンドに装備された計測ツールとを備えたものである。
【0011】前記可動架構としては例えば門型架構や門
型架構の半分に近い片持ち架構が適用され、ワークの長
手方向がX方向となるように計測対象のワークが配置さ
れ、可動架構と多関節ロボットとによりワークに対する
計測が行われる。多関節ロボットは、可動架構を介して
X方向、X方向と直交する水平なY方向、X,Y方向と
直交するZ方向へ夫々独立に移動可能に可動架構に装備
されているので、多関節ロボットのハンドに装備した計
測ツールをワークの外面の所望の計測対象点やワークの
内部の所望の計測対象点へ移動させ、多関節ロボットの
X,Y,Z方向への移動量と、多関節ロボットのバンド
の移動量(例えば、6軸多関節ロボットの場合はその6
軸の移動量)とから、複数の計測対象点の3次元位置を
計測することができる。尚、前記計測対象点は例えばワ
ークに形成されたボルト穴であり、前記計測ツールはボ
ルト穴に係合させるスタイラスプローブ(タッチセンサ
部材)を含み、スタイラスをボルト穴に係合させ、タッ
チセンサがオンした時の位置を計測することになる。
【0012】請求項2の3次元自動計測装置は、請求項
1の発明において、前記可動架構は、Y方向に離隔した
1対のレール上を自走可能な1対の脚部と、これら脚部
に立設された1対の柱部材と、これら柱部材の上端に架
着されY方向に延びるビーム部材とを有する門型架構で
あることを特徴とするものである。可動架構が前記のよ
うな門型架構であるので、ワークの両側及び上面の複数
の計測対象点を確実に計測することができ、ビーム部材
の長さを大きくすることもでき、複数の並列配置したワ
ークについて計測可能になる。
【0013】請求項3の3次元自動計測装置は、請求項
1の発明において、前記可動架構は、レール上を自走可
能な1つの脚部と、この脚部に立設された1つの柱部材
と、この柱部材の上部に固着されY方向に片持ち状に延
びるビーム部材とを有する片持ち架構であることを特徴
とするものである。可動架構が前記のような片持ち架構
であるので、可動架構の構成が簡単化する。
【0014】請求項4の3次元自動計測装置は、請求項
2又は3の発明において、前記ビーム部材にY方向に移
動可能に装備されたキャリッジと、このキャリッジに昇
降可能に装備されたロボット支持体とを備え、前記多関
節ロボットはロボット支持体に倒立状に取付けられたこ
とを特徴とするものである。それ故、可動架構を自走さ
せることで多関節ロボットをX方向へ移動でき、キャリ
ッジをビーム部材に沿って移動させることで多関節ロボ
ットをY方向へ移動でき、キャリッジに対してロボット
支持体を昇降させることで多関節ロボットをZ方向へ移
動させることができる。また、多関節ロボットをロボッ
ト支持体に倒立状に取付けるため、ワークの両側や上面
は元よりワークの内部や下面側をも計測可能になる。
【0015】請求項5の3次元自動計測装置は、請求項
4の発明において、前記可動架構をX方向へ移動駆動す
る走行駆動手段と、キャリッジをY方向へ移動駆動する
横行駆動手段と、ロボット支持体をZ方向へ昇降駆動す
る昇降駆動手段と、走行駆動手段と横行駆動手段と昇降
駆動手段を数値制御方式で夫々制御する制御手段と、多
関節ロボットを制御するロボット制御手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。走行駆動手段により可動架
構がX方向へ移動駆動され、横行駆動手段によりキャリ
ッジがY方向へ移動駆動され、昇降駆動手段によりロボ
ット支持体がZ方向へ昇降駆動される。制御手段は走行
駆動手段と横行駆動手段と昇降駆動手段を数値制御方式
で夫々制御し、ロボット制御手段は多関節ロボットを制
御する。それ故、多関節ロボットをX,Y,Z方向へ独
立に自動的に数値制御方式で移動駆動することができ、
制御手段におけるX,Y,Z方向の制御量とロボット制
御手段における複数の制御量とから計測対象点の3次元
位置を知ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本発明は、橋梁の橋梁分割
体(橋梁ブロック)等の立体的な大型のワークを工場に
おいて組立後に、ワークの形状を表す複数の計測対象点
の3次元位置を高精度に計測する3次元自動計測装置に
関するものであり、本実施形態におけるワークは種々の
形状の橋梁分割体である。
【0017】図1は本実施形態に係る3次元自動計測装
置1の概略斜視図であり、図2は本実施形態に係る3次
元自動計測装置1の斜視図、図3は図2の3次元自動計
測装置1の背面図である。図1〜図3に示すように、3
次元自動計測装置1は、ワークWの長手方向である水平
なX方向に延びる左右1対のレール2上をX方向に自走
可能な可動架構3と、この可動架構3に装備された6軸
多関節ロボット4(図4参照)と、この多関節ロボット
4のハンド4aに装備された計測ツール5(図5参照)
と、制御系(図6参照)とを備えている。
【0018】前記左右1対のレール2は、最大幅のワー
クWの幅よりも十分大きな間隔を空けて平行に配設さ
れ、可動架構3は、それらレール2上を自走可能な1対
の脚部11と、それら脚部11上に立設された1対の柱
部材12と、これら柱部材12の上端に架着されX方向
と直交する水平なY方向へ延びるビーム部材13とを有
する門型架構であり、ビーム部材13にはそれに沿って
Y方向へ移動可能なキャリッジ14が設けられ、このキ
ャリッジ14に昇降可能にロボット支持体15及び支持
筒部材16が設けられ、多関節ロボット4はロボット支
持体15の下端部に倒立状に取付けられている。尚、左
右1対のレール2の間には左右1対のレール6に沿って
移動可能な2つのベース台7が設けられ、ワークWはこ
れらベース台7上に水平姿勢に載置される。
【0019】各レール2にはその全長に亙ってラック部
材が固着され、各脚部11にはレール2上を転動する1
対の従動輪と1つの走行用サーボモータ45(図6参
照)が設けられ、走行用サーボモータ45の出力軸に固
着されたピニオンがラック部材に噛合され、可動架構3
は左右1対の走行用サーボモータ45により1対のラッ
ク・ピニオン機構を介してX方向へ移動駆動される。左
側の脚部材11にはコントロール室8が設けられ、その
コントロール室8に電源用機器や制御系の機器が設けら
れている。
【0020】前記ビーム部材13の前面には上下1対の
ガイドレール13aが設けられ、これらガイドレール1
3aの間にはラック部材13bが設けられ、キャリッジ
14に設けた複数のガイドローラが、1対のガイドレー
ル13aに係合してキャリッジ14がY方向へ移動自在
に支持され、キャリッジ14に装備された横行用サーボ
モータ46(図6参照)の出力軸にはピニオンが固着さ
れ、そのピニオンがラック部材13bに噛合され、キャ
リッジ14は横行用サーボモータ46によりラック・ピ
ニオン機構を介してY方向へ移動駆動される。尚、可撓
式のケーブルラック13cも設けられている。
【0021】前記キャリッジ14の前面には支持筒部材
16が固定的に設けられ、ロボット持体15は、この支
持筒部材16に挿通されて昇降可能に案内され、ロボッ
ト支持体15の下端部に多関節ロボット4が倒立状に取
付けられている。支持筒部材16には鉛直のボールネジ
部材及び昇降用サーボモータ47(図6参照)が装備さ
れ、その昇降用サーボモータ47の出力軸に固着された
ボールネジシャフトとキャリッジ14に固着されたボー
ルネジナット機構を介して昇降駆動される。尚、可撓式
のケーブルラック17も設けられている。
【0022】6軸多関節ロボット4について説明する。
図4に示すように、多関節ロボット4は、ロボット支持
体15の下端部にボルト結合されるベース20と、この
ベース20に鉛直な第1軸軸心21a回りに旋回可能に
連結された旋回台21と、この旋回台21に一端部にお
いて水平な第2軸軸心22a回りに回転可能に連結され
た第1アーム22と、この第1アーム22の他端部に水
平な第3軸軸心23a回りに回転可能に連結されたアー
ム支持部23と、このアーム支持部23に第4軸軸心2
4a回りに回転可能に連結された第2アーム24と、こ
の第2アーム24の先端部に第5軸軸心25a回りに回
転可能に連結されたハンド支持部25と、このハンド支
持部25に第6軸軸心26a回りに回転可能に連結され
たハンド4aとを有する。
【0023】図示省略したが、多関節ロボット4は、旋
回台21を旋回駆動する第1サーボモータと、第1アー
ム22を回転駆動する第2サーボモータと、アーム支持
部23を回転駆動する第3サーボモータと、第2アーム
24を回転駆動する第4サーボモータと、ハンド支持部
25を回転駆動する第5サーボモヒータと、ハンド26
を回転駆動する第6サーボモータとを有する。
【0024】多関節ロボット4のハンド4aに装備され
た計測ツール5について説明する。図5に示すように、
計測ツール5は、数値制御式工作機械に設けられるタッ
チセンサと同様のもので、計測ツール5は多関節ロボッ
ト4のハンド4aに固定される本体部30と、筒状部3
1と、筒状部31の内部にネジ込み式に組み込まれたプ
ローブ32(センサ部)と、先端部のスタイラス33
(接触子)とを備え、スタイラス33が計測対象物に接
触するとプローブ32のセンサが働き、そのタッチ信号
がハーネス34を介して後述の外部信号入出力制御ユニ
ット41cへ供給される。但し、タッチ信号を赤外線の
無線信号やその他の無線信号にて同制御ユニット41c
(図6参照)へ供給する構成のものを適用してもよい。
【0025】次に、この3次元自動計測装置1の制御系
について説明する。図6に示すように、パーソナルコン
ピュータからなるホスト制御ユニット40と、ロボット
制御ユニット41a、外部3軸制御ユニット41b、外
部信号入出力制御ユニット41cとが一体に収められた
ロボット・装置制御ユニット41とが図示のように設け
られている。ホスト制御ユニット40には、操作盤42
とFDドライブ装置とCRTディスプレイ44とが接続
されており、ワークWのサイズと形状・構造と複数の計
測対象点の3次元座標情報等を含むワーク情報がFD4
3(フロッピーディスク)により入力される。ホスト制
御ユニット40はワーク情報と後述の初期計測により得
られたワーク位置情報と予め入力格納された制御プログ
ラムに基づいて、外部3軸のサーボモータ(走行用サー
ボモータ45、横行用サーボモータ46、昇降用サーボ
モータ47)を数値制御方式で夫々駆動制御する制御情
報と、多関節ロボット4を数値制御方式で駆動制御する
制御情報とを作成する。
【0026】外部3軸制御ユニット41b及びロボット
制御ユニット41aはホスト制御ユニット40から供給
される制御情報に基づいて、夫々外部3軸のサーボモー
タ45〜47及び多関節ロボット4を数値制御方式で駆
動制御し、計測ツール5のスタイラス33を計測対象点
に接触させる。尚、本サーボモータはアブソリュート型
エンコーダ使用により原点位置決めは設備設置時に1回
行うのみで通常設定は不要である。
【0027】次に、以上の3次元自動計測装置1の作用
について説明する。橋梁の仮組立の際、仮組立ヤードに
ワークWを搬送後、所期の位置に搭載して隣接のワーク
Wとボルト連結することになるが、ワークWの全体的な
寸法情報と、隣接のワークWと連結する連結個所の寸法
情報が重要である。計測ツール5により計測する際、ボ
ルト連結個所については、図7に示すように基準となる
ボルト穴48にスタイラス33を挿入して120度間隔
の3点a〜cの位置を計測してボルト穴48の中心位置
を求める。ワークWの主要な板材の頂点については図8
に示すように頂点を形成する3つの面49a〜49cの
3点d〜fをスタイラス33で計測して頂点の位置を求
めることもある。
【0028】各ワークWにおける多数の計測対象点の3
次元座標情報は、ワーク情報に含まれているが、ワーク
Wをベース台7上に配置した状態において、ワークW全
体の位置を正確に把握しておく必要があるので、後述の
ようにして初期計測が実行され、その初期計測の結果に
基づいて多数の計測対象点の3次元座標情報を、3次元
自動計測装置1におけるXYZ座標系に座標変換し、そ
の座標変換後の多数の計測対象点の3次元座標情報に基
づいて、前記ホスト制御ユニット40が制御情報を作成
し、その制御情報に基づいて外部3軸のサーボモータ4
5〜47と多関節ロボット4とを駆動制御しながら、多
数の計測対象点の3次元位置を精密に計測する。
【0029】前記初期計測について説明すると、初期計
測は、ワークWの一端側の2つの計測対象点と他端側の
1つの計測対象点とについて実行され、それら3点の3
次元位置情報からワークWの前記XYZ座標系における
位置が確定される。例えば図9に示すワークWの場合、
3次元自動計測装置1によって、一端の計測対象点A〜
Dのうちの所定の2点と、他端側の計測対象点E〜H
(但し、点Hは図示外)のうちの所定の1点の3次元位
置を計測し、これら3点の3次元位置情報からワークW
の前記XYZ座標系における位置を確定する。尚、前記
3点はボルト穴である場合もあるし、板材の頂点である
場合もある。
【0030】但し、初期計測において、ワークWの一端
側の計測対象点A〜D、ワークWの他端側の計測対象点
E〜Hについて計測し、これら計測対象点の3次元位置
情報に基づいてワークWの前記XYZ座標系における位
置を確定するようにしてもよい。
【0031】以上の初期計測後、ワークWの多数の計測
対象点の3次元座標情報を、3次元自動計測装置1にお
けるXYZ座標系に座標変換してから、それら多数の計
測対象点を計測する為の制御情報を作成し、サーボモー
タ45〜47及び多関節ロボット4を数値制御にて駆動
制御しつつ、計測ツール5のスタイラス33を計測対象
点またはその近傍位置に順々に移動させて計測を行う。
図9のワークWの場合、図中黒点で示す計測対象点のよ
うに、上下の主板50の4隅の計測対象点A〜H、左右
両側の各連結ブラケット51a〜51cの上下のフラン
ジ材とウェブ材の複数の計測対象点等について計測が実
行される。
【0032】ワークWが橋梁ブロックである場合、通常
ボルト穴48の直径は24mmであるので、ワークWが
高精度で組立てられ、初期計測が適切に実行されていれ
ば、計測ツール5のスタイラス33を各計測対象点の近
傍位置やボルト穴内へ確実に移動させて計測を行うこと
ができる。
【0033】しかし、ワークWの長さや高さが大きく組
立て誤差の影響が大きくなりやすい場合やワークWの組
立て精度が低いような場合には、一部の複数の計測対象
点については計測ツール5のスタイラス33を各計測対
象点の近傍位置へ移動させることが難しくなることがあ
る。そのような場合には、それ以前の計測により得られ
た複数の計測対象点の3次元位置情報を用いて、ワーク
Wの前記XYZ座標系における位置を修正してから計測
対象点に対する計測を続行したり、初期計測とその後の
本計測とをやり直すものとする。尚、図10〜図14に
は種々の橋梁ブロック(ワークW)が例示され、図中黒
点が計測対象点の例を示す。
【0034】この3次元自動計測装置1によれば、ワー
クWの長手方向であるX方向へ自走可能な可動架構3を
設け、その可動架構3を介してX,Y,Z方向へ移動可
能に可動架構3に多関節ロボット4を装備し、その多関
節ロボット4のハンド4aに計測ツール5を装備したの
で、立体的な大型のワークWであっても、ワークWの外
面側の所望の複数の計測対象点や内部側の所望の複数の
計測対象点へ計測ツール5を移動させて計測対象点の3
次元位置を計測することができる。
【0035】門型の可動架構3と多関節ロボット4を介
して計測ツール5を移動させるので、ワークWの周囲に
僅かのスペースがあれば計測可能であり、複数のワーク
Wを並列状に配置した状態でも計測できるから、計測ス
テーションのスペースが小さくてもよく、ワークWの搬
出入の頻度も低くなる。また、各計測対象点に識別ター
ゲットや反射ターゲット等を取付ける必要もない。ま
た、計測の方向が所定の方向に制約されることもないの
で、計測の自由度が高く、ワークWの内部側の計測対象
点をも計測可能である。可動架構3と多関節ロボット4
を自動制御することで自動計測も可能になり、計測精度
も十分に高めることができ、計測ツール5として種々の
ツールを適用でき計測ツール選択の自由度も高くなる。
【0036】可動架構3は、Y方向に離隔した1対のレ
ール2上を自走可能な1対の脚部11と、これら脚部1
1に立設された1対の柱部材12と、これら柱部材12
の上端に架着されY方向に延びるビーム部材13とを有
する門型架構であるので、ワークWの両側及び上面や下
面の複数の計測対象点を確実に計測することができ、ビ
ーム部材13の長さを大きくすることもでき、複数の並
列配置したワークWについて計測可能になる。
【0037】前記ビーム部材13にY方向に移動可能に
装備されたキャリッジ14と、このキャリッジ14に昇
降可能に装備されたロボット支持体15とを備え、多関
節ロボット4はロボット支持体15に倒立状に取付けら
れたので、可動架構3を自走させることで多関節ロボッ
ト4をX方向へ移動でき、キャリッジ14をビーム部材
13に沿って移動させることで多関節ロボット4をY方
向へ移動でき、キャリッジ14に対してロボット支持体
15を昇降させることで多関節ロボット4をZ方向へ移
動させることができる。多関節ロボット4をロボット支
持体15に倒立状に取付けるため、ワークWの両側や上
面側は元よりワークの内部側や下面側をも計測可能にな
る。
【0038】走行用サーボモータ45と、横行用サーボ
モータ46と、昇降用サーボモータ47と、これらを数
値制御方式で夫々制御する外部3軸制御ユニット41b
と、多関節ロボット4を制御するロボット制御ユニット
41aと、ホスト制御ユニット40とを設け、多関節ロ
ボット4をX,Y,Z方向へ独立に自動的に数値制御方
式で移動駆動することができ、外部3軸制御ユニット4
1bにおけるX,Y,Z方向の制御量と、ロボット制御
ユニット41aにおける6軸分の制御量とから計測対象
点の3次元位置を高精度に検知することができる。
【0039】次に、前記実施形態を部分的に変更した変
更形態について説明する。 1〕前記キャリッジ14を横行させるのにラック・ピニ
オン機構の代わりに、ボールネジシャフトとボールネジ
ナットを適用したり、チェーン機構を適用したり、タイ
ミングベルト機構を適用することもできる。同様に、ロ
ボット支持体15と多関節ロボット4を昇降させるのに
ボールネジシャフトとボールネジナット機構の代わりに
ラック・ピニオン機構を適用したり、チェーン機構を適
用したり、タイミングベルト機構を適用することもでき
る。
【0040】2〕前記計測ツール5に加えて、多関節ロ
ボット4のハンド4aに例えばCCDカメラのような2
次元撮像素子を含むイメージセンサを装備し、このイメ
ージセンサで得た画像データを解析することでボルト穴
や板材の頂点を検出してから、そのボルト穴や板材の頂
点に対する計測ツール5による計測を行うようにしても
よい。また、前記計測ツール5の代わりに前記のような
イメージセンサを適用することもできるし、その他の種
々の接触式または非接触式の計測ツールを適用すること
もできる。
【0041】3〕図15に示す3次元自動計測装置1A
においては、可動架構3Aとして片持ち架構が適用され
ている。この片持ち架構は、例えば1対の相接近状のレ
ール60a,60b上をX方向(ワークWの長手方向)
に自走可能な脚部61と、この脚部61に立設された柱
部材62と、この柱部材62の上部に固着されてX方向
と直交する水平なY方向に延びるビーム部材63とから
なり、ビーム部材63には前記実施形態と同様に、キャ
リッジ14、支持筒部材16、ロボット支持体15、6
軸多関節ロボット4、計測ツール5等が装備されてい
る。
【0042】この片持ち架構は、脚部61と柱部材62
が夫々1つであるという点で前記可動架構3と異なるの
みで、基本的に前記可動架構3と同様の構成である。こ
の3次元自動計測装置1Aは、比較的小幅のワークWを
計測するのに適したものである。但し、外側のレール6
0bを小型のH型鋼等で構成し、その外側のレール60
bに係合して可動架構3Aが転倒しないように案内する
ガイド輪等を設けることも可能で、その場合にはビーム
部材63の長さを大きくし、広幅のワークWを計測でき
るようになる。前記片持ち架構を適用すると、計測ステ
ーションのスペース面と設備費の面で有利である。
【0043】4〕前記実施形態は、橋梁ブロックである
立体的な大型のワークWの複数の計測対象点の3次元位
置を計測する場合を例として説明したが、計測対象のワ
ークWは橋梁ブロックに限定される訳ではなく、大型の
ワークWや立体的なワークWに限定される訳でもない。
計測対象としてのワークWは、前記橋梁ブロック以外
に、道路橋分割体である道路橋ブロック、ビル等の建築
物の分割体である建築物ブロック、船体の分割体である
船体ブロック、航空機の機体分割体である機体ブロッ
ク、種々のタンク類の分割体であるタンクブロック、各
種の機械装置の本体フレーム又はその分割体である本体
フレームブロック、その他種々の物品や種々の分割ブロ
ック等が挙げられる。
【0044】5〕前記実施形態における座標軸方向は1
例を示すもので、この座標軸方向と異なる方向に自由に
決めることができる。
【0045】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、ワークの長
手方向であるX方向へ自走可能な可動架構を設け、その
可動架構を介してX,Y,Z方向へ移動可能に可動架構
に多関節ロボットを装備し、その多関節ロボットのハン
ドに計測ツールを装備したので、立体的な大型のワーク
であっても、ワークの外面の所望の複数の計測対象点や
内部の所望の複数の計測対象点へ計測ツールを移動させ
て計測対象点の3次元位置を計測することができる。
【0046】前記可動架構とこの可動架構に装備した多
関節ロボットを介して計測を行うので、ワークの周囲に
僅かのスペースがあれば計測可能であり、複数のワーク
を並列状に配置した状態でも計測できるから、計測の為
のスペースが小さくてもよく、ワークの搬出入の頻度も
低くなる。また、各計測対象点に反射ターゲット等を取
付ける必要もないので計測能率も高くなる。また、計測
の方向が所定の方向に制約されることもないので、計測
の自由度が高く、ワークの内部の計測対象点をも計測可
能である。可動架構と多関節ロボットを自動制御するこ
とで自動計測も可能になり、計測精度も十分に高めるこ
とができ、計測ツールとして種々のツールを適用でき計
測ツール選択の自由度も高くなる。
【0047】請求項2の発明によれば、可動架構は、Y
方向に離隔した1対のレール上を自走可能な1対の脚部
と、これら脚部に立設された1対の柱部材と、これら柱
部材の上端に架着されY方向に延びるビーム部材とを有
する門型架構であるので、ワークの両側及び上面の複数
の計測対象点を確実に計測することができ、ビーム部材
の長さを大きくすることもでき、複数の並列配置したワ
ークについて計測可能になる。その他、請求項1と同様
の効果を奏する。
【0048】請求項3の発明によれば、可動架構は、レ
ール上を自走可能な1つの脚部と、この脚部に立設され
た1つの柱部材と、この柱部材の上部に固着されY方向
に片持ち状に延びるビーム部材とを有する片持ち架構で
あるので可動架構の構成が簡単化し、設備コスト的に有
利である。その他、請求項1と同様の効果を奏する。
【0049】請求項4の発明によれば、前記ビーム部材
にY方向に移動可能に装備されたキャリッジと、このキ
ャリッジに昇降可能に装備されたロボット支持体とを備
え、前記多関節ロボットはロボット支持体に倒立状に取
付けられたので、可動架構を自走させることで多関節ロ
ボットをX方向へ移動でき、キャリッジをビーム部材に
沿って移動させることで多関節ロボットをY方向へ移動
でき、キャリッジに対してロボット支持体を昇降させる
ことで多関節ロボットをZ方向へ移動させることができ
る。また、多関節ロボットをロボット支持体に倒立状に
取付けるため、ワークの両側や上面は元よりワークの内
部や下面側をも計測可能になる。その他、請求項2又は
3と同様の効果を奏する。
【0050】請求項5の発明によれば、走行駆動手段
と、横行駆動手段と、昇降駆動手段と、これらの手段を
数値制御方式で夫々制御する制御手段と、多関節ロボッ
トを制御するロボット制御手段とを設けるので、多関節
ロボットをX,Y,Z方向へ独立に自動的に数値制御方
式で移動駆動することができ、制御手段におけるX,
Y,Z方向の制御量と、ロボット制御手段における複数
の制御量とから計測対象点の3次元位置を高精度に知る
ことができる。その他、請求項4と同様の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る3次元自動計測装置の
概略斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る3次元自動計測装置と
ワークの斜視図である。
【図3】図2の3次元自動計測装置とワークの背面図で
ある。
【図4】多関節ロボットの正面図である。
【図5】計測ツールの正面図である。
【図6】3次元自動計測装置の制御系のブロック図であ
る。
【図7】ワークのボルト穴の計測を説明する説明図であ
る。
【図8】ワークの板材の頂点の計測を説明する説明図で
ある。
【図9】第1例のワークの斜視図である。
【図10】第2例のワークの斜視図である。
【図11】第3例のワークの斜視図である。
【図12】第4例のワークの斜視図である。
【図13】第5例のワークの斜視図である。
【図14】第6例のワークの斜視図である。
【図15】変更形態に係る3次元自動計測装置の概略斜
視図である。
【図16】従来技術に係るCCDカメラ方式計測装置の
斜視図である。
【図17】従来技術に係る自走台車方式計測装置の斜視
図である。
【図18】従来技術に係る光波測距方式計測装置の斜視
図である。
【符号の説明】
W ワーク 1,1A 3次元自動計測装置 2 レール 3,3A 可動架構 4 多関節ロボット 4a ハンド 5 計測ツール 11 脚部 12 柱部材 13 ビーム部材 14 キャリッジ 15 ロボット支持体 16 支持筒部材 40 ホスト制御ユニット 41 ロボット・装置制御ユニット 41a ロボット制御ユニット 41b 外部3軸制御ユニット 41c 外部信号入出力制御ユニット 45 走行用サーボモータ 46 横行用サーボモータ 47 昇降用サーボモータ 60a,60b レール 61 脚部 62 柱部材 63 ビーム部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体的な大型のワークにおける複数の計
    測対象点の3次元位置を計測するのに適した3次元自動
    計測装置であって、 レール上をワークの長手方向である水平なX方向に自走
    可能な可動架構と、 この可動架構を介してX方向、X方向と直交する水平な
    Y方向、X,Y方向と直交するZ方向へ夫々独立に移動
    可能に可動架構に装備された多関節ロボットと、この多
    関節ロボットのハンドに設けられた計測ツールと、 を備えたことを特徴とする3次元自動計測装置。
  2. 【請求項2】 前記可動架構は、Y方向に離隔した1対
    のレール上を自走可能な1対の脚部と、これら脚部に立
    設された1対の柱部材と、これら柱部材の上端に架着さ
    れY方向に延びるビーム部材とを有する門型架構である
    ことを特徴とする請求項1に記載の3次元自動計測装
    置。
  3. 【請求項3】 前記可動架構は、レール上を自走可能な
    1つの脚部と、この脚部に立設された1つの柱部材と、
    この柱部材の上部に固着されY方向に片持ち状に延びる
    ビーム部材とを有する片持ち架構であることを特徴とす
    る請求項1に記載の3次元自動計測装置。
  4. 【請求項4】 前記ビーム部材にY方向に移動可能に装
    備されたキャリッジと、このキャリッジに昇降可能に装
    備されたロボット支持体とを備え、 前記多関節ロボットはロボット支持体に倒立状に取付け
    られたことを特徴とする請求項2または3に記載の3次
    元自動計測装置。
  5. 【請求項5】 前記可動架構をX方向へ移動駆動する走
    行駆動手段と、キャリッジをY方向へ移動駆動する横行
    駆動手段と、ロボット支持体をZ方向へ昇降駆動する昇
    降駆動手段と、走行駆動手段と横行駆動手段と昇降駆動
    手段を数値制御方式で夫々制御する制御手段と、多関節
    ロボットを制御するロボット制御手段とを備えたことを
    特徴とする請求項4に記載の3次元自動計測装置。
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