JPH11141495A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JPH11141495A
JPH11141495A JP30195997A JP30195997A JPH11141495A JP H11141495 A JPH11141495 A JP H11141495A JP 30195997 A JP30195997 A JP 30195997A JP 30195997 A JP30195997 A JP 30195997A JP H11141495 A JPH11141495 A JP H11141495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
air supply
supply line
pipe line
instrumentation
Prior art date
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Pending
Application number
JP30195997A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yoshioka
徹 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計装空気を供給するための小型圧縮機の運転
頻度を減らして、そのメンテナンスの頻度を減らし得る
圧縮機を提供する。 【解決手段】 圧縮機本体1の吸引口2に接続された吸
引管路3に空気圧式アクチュエータ4により作動する吸
気制御弁5を備えると共に、吐出口6に接続された吐出
管路7に逆止弁8を備え、更に計装空気供給用の小型圧
縮機16を備えてなる圧縮機において、吐出管路7の逆止
弁8の下流側と小型圧縮機16の計装空気供給管路15との
間に分岐計装空気供給管路17を設け、この分岐計装空気
供給管路17に計装空気供給管路15からの圧縮空気が吐出
管路7へ流れるのを防止する逆止弁18を設ける一方、分
岐計装空気供給管路17が接続された位置20より下流側の
計装空気供給管路15内にドライヤ21とレギュレータ22を
この順に接続してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計装空気供給用の
小型圧縮機を備えてなる圧縮機に関し、詳細には負荷運
転/無負荷運転(ロード/アンロード)の切換を空気圧
式アクチュエータにより作動する吸気制御弁によって行
う圧縮機(ターボ圧縮機等)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、負荷運転/無負荷運転(ロード
/アンロード)の切換を空気圧式アクチュエータにより
作動する吸気制御弁によって行う圧縮機の要部説明図で
ある。この図示例の圧縮機においては、圧縮機本体1の
吸引口2に接続された吸引管路3に空気圧式アクチュエ
ータ4により作動する吸気制御弁5が、また吐出口6に
接続された吐出管路7に逆止弁8が通常設けられてい
る。また必要により吐出管路7に放風管路9を接続し、
その放風管路9に電磁弁10を介して空気圧により作動す
る放風弁11を設けるとともに、放風管路9の先端部に放
風サイレンサ12を設けている。
【0003】上記圧縮機の運転開始に際しては、通常、
主モータ起動時のモータ負荷を軽減するため、上記吸引
制御弁5の開度を 5〜20%程度まで絞って主モータ13を
起動し、主モータ13が定格回転数に達した後、吸引制御
弁5を更に開いて負荷運転を開始している。また、この
主モータ13の起動は上記放風管路9を有するものにあっ
ては放風弁11を開いて行われる。
【0004】上記圧縮機の吸引制御弁5の開度調節、あ
るいは放風弁11の開閉などの動作には計装空気が必要で
ある。この計装空気は、工場などで他に稼働中の圧縮機
がある場合にはその圧縮機から入手し得るが、そのよう
な圧縮機の無い場合においては、図3に示すように計装
空気を供給するための小型圧縮機16が設けられ、その小
型圧縮機16に計装空気供給管路15を配管して供給され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記計装空
気を供給するための小型圧縮機16を付帯する圧縮機にお
いては、上述した運転開始初期の吸引制御弁5の開度調
節、放風弁11の開閉動作の際はもとより、その後にも弁
制御などで計装空気を必要とすることが多く、前記小型
圧縮機16を頻繁にオン、オフ制御して運転しなければな
らず、また頻繁に繰り返される小型圧縮機16の運転を安
定して行う必要からメンテナンスの頻度も多くなり問題
となっている。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであって、その目的は、計装空気を供給するための小
型圧縮機の運転頻度を減らして、そのメンテナンスの頻
度を減らし得る圧縮機を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る圧縮機は、圧縮機本体の吸引口に接続
された吸引管路に空気圧式アクチュエータにより作動す
る吸気制御弁を備えると共に、吐出口に接続された吐出
管路に逆止弁を備え、更に計装空気供給用の小型圧縮機
を備えてなる圧縮機において、前記吐出管路の逆止弁の
下流側(本発明においては気体の流れる方向を基準に上
流、下流としている。)と小型圧縮機の計装空気供給管
路との間に分岐計装空気供給管路を設け、この分岐計装
空気供給管路に前記計装空気供給管路からの圧縮空気が
吐出管路へ流れるのを防止する逆止弁を設ける一方、分
岐計装空気供給管路が接続された位置より下流側の計装
空気供給管路内にドライヤとレギュレータをこの順に接
続してなるものである。
【0008】上記構成の圧縮機では、吐出管路の逆止弁
の下流側と小型圧縮機の計装空気供給管路との間に分岐
計装空気供給管路を設けているので、この分岐計装空気
供給管路を介して自身で作った圧縮空気を計装空気供給
管路に供給することができ、これにより、圧縮機の運転
開始初期の無負荷運転状態時のみ小型圧縮機を運転して
計装空気を供給し、その後自身が負荷運転に入り圧縮空
気が安定供給され始めた時点で小型圧縮機を停止させる
ことができるので、小型圧縮機の運転頻度を大幅に減ら
せるとともに、運転頻度が少なくなる分そのメンテナン
スの回数も大きく減らすことができる。
【0009】そして、上記構成においては、計装空気供
給管路に圧力検出器を設け、この圧力検出器により検出
された圧力信号に基づいて小型圧縮機の稼働、停止を制
御する制御装置が設けられてあってもよい。この構成に
より、何らかの原因で圧縮機の吐出管路の圧力が低下し
た場合に、前記制御装置によって小型圧縮機が自動的に
起動されるので、圧縮機を支障なく継続運転することが
できる。
【0010】また、上記構成においては、計装空気供給
管路のレギュレータより上流側にレシーバタンクが配設
されてあってもよい。この構成により、レシーバタンク
に計装空気が蓄えられるので、計装空気の圧力変動が小
さくでき、空気圧式アクチュエータ、放風弁等の動作精
度を高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明に係る圧縮機の要部
説明図である。なお、以下の図を用いた説明において従
来技術と同じ部位は同じ符号で示す。
【0012】圧縮機本体1の吸引口2には吸引管路3が
接続され、その吸引管路3の吸引口2の近傍には空気圧
式アクチュエータ4により作動する吸気制御弁5が配設
されている。また、圧縮機本体1の吐出口6には吐出管
路7が接続され、その吐出管路7には逆止弁8を設ける
とともに、本例ではこの逆止弁8の上流側に放風管路9
を分岐して設け、この放風管路9に電磁弁10を介して空
気圧により作動する放風弁11を設けるとともに、先端部
に放風サイレンサ12を設けている。なお、符号13は主モ
ータ、14は吐出口6に設けられているアフタークーラー
である。
【0013】また、上記空気圧式アクチュエータ4と放
風弁11を動作させるため、それぞれに接続して計装空気
を供給するための計装空気供給管路15が配管され、その
管路15には小型圧縮機16が配設されている。そして更
に、計装空気供給管路15の途中には、吐出管路7の逆止
弁8の下流側に接続された分岐計装空気供給管路17が設
けられ、この分岐計装空気供給管路17には逆止弁18とエ
アフィルタ19が設けられ、また計装空気供給管路15の分
岐計装空気供給管路17との接続位置20より下流側にはド
ライヤ21とレギュレータ22がこの順に配設されている。
【0014】上記構成の圧縮機の運転開始に当たって
は、まず、小型圧縮機16を稼働し、計装空気供給管路15
に計装空気を供給する。この供給された計装空気が所定
圧になったところで、電磁弁10を通して放風弁11を閉じ
ると同時に、空気圧式アクチュエータ4を作動し吸気制
御弁5の開度を 5〜20%程度まで絞る。次いで主モータ
13を起動し、主モータ13が定格回転数に達した後、吸引
制御弁5を更に開いて負荷運転を開始する。そして、負
荷運転が安定し圧縮機自身から分岐計装空気供給管路17
を介して所定圧の計装空気が計装空気供給管路15へ送気
されたところで、小型圧縮機16の稼働を停止する。この
後、分岐計装空気供給管路17を介して所定圧の計装空気
が計装空気供給用管路15へ送気されている間は、小型圧
縮機16は稼働を停止したままでよく、何らかの原因で計
装空気供給管路15内の計装空気圧が減少した場合にのみ
手動で作動させればよいので、小型圧縮機16の運転頻度
を大幅に減らせるとともに、そのメンテナンスの回数も
大きく減らすことができる。
【0015】なお、上記した何らかの原因で計装空気供
給管路15内の計装空気圧が減少した場合、手動によら
ず、図2に示すように、計装空気供給管路15に圧力スイ
ッチ23を設け、この圧力スイッチ23によって検出された
圧力信号に基づいて小型圧縮機16の稼働、停止を自動制
御するように構成してもよい。この方が圧縮機を効率的
に継続運転することができる。
【0016】また、図1及び図2に二点鎖線で示すよう
に、小型圧縮機16と計装空気供給管路15の間にレシーバ
タンク24が配設されてあってもよい。レシーバタンク24
を配設することにより計装空気が蓄えられるので、計装
空気の圧力変動が小さくでき、空気圧式アクチュエータ
4と放風弁11等の動作精度を高めることができる。な
お、この場合、レシーバタンク24に代えてアキュムレー
タ−であってもよい。
【0017】また、圧縮機本体1から吐出される圧縮空
気を計装空気として流用することができるので、小型圧
縮機16は従来の構成のものに比して小型のものが採用で
きる。またこれにより、圧縮機全体の容積の小型化が可
能となり圧縮機全体を単一のパッケージに収容すること
も容易となり、単一のパッケージに圧縮機全体を収容す
ることで、圧縮機本体1と小型圧縮機16とが別置きとな
っていた従来の構成の場合に必要とした、圧縮機の設置
時の配管、配線等の工事が要らなくなり、設置作業の改
善が期待できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る圧縮
機によれば、計装空気を供給するための小型圧縮機の運
転頻度を減らすことができるとともに、運転頻度が減る
ことからそのメンテナンスの頻度も減らすことができ、
小型圧縮機のメンテナンス工数を大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧縮機の要部説明図である。
【図2】本発明に係る別の実施形態の圧縮機の部分説明
図である。
【図3】従来の圧縮機の要部説明図である。
【符号の説明】
1:圧縮機本体 2:吸引口
3:吸引管路 4:空気圧式アクチュエータ
5:吸気制御弁 6:吐出口 7:吐出管路
8:逆止弁 9:放風管路 10:電磁弁 1
1:放風弁 12:放風サイレンサ 13:主モータ 1
4:アフタークーラー 15:計装空気供給管路 16:小型圧縮機 17:分岐計装空気供給管路 1
8:逆止弁 19:エアフィルタ 20:接続位置 2
1:ドライヤ 22:レギュレータ 23:圧力スイッチ 2
4:レシーバタンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機本体の吸引口に接続された吸引管
    路に空気圧式アクチュエータにより作動する吸気制御弁
    を備えると共に、吐出口に接続された吐出管路に逆止弁
    を備え、更に計装空気供給用の小型圧縮機を備えてなる
    圧縮機において、前記吐出管路の逆止弁の下流側と小型
    圧縮機の計装空気供給管路との間に分岐計装空気供給管
    路を設け、この分岐計装空気供給管路に前記計装空気供
    給管路からの圧縮空気が吐出管路へ流れるのを防止する
    逆止弁を設ける一方、分岐計装空気供給管路が接続され
    た位置より下流側の計装空気供給管路内にドライヤとレ
    ギュレータをこの順に接続してなることを特徴とする圧
    縮機。
  2. 【請求項2】 計装空気供給管路に圧力検出器を設け、
    この圧力検出器により検出された圧力信号に基づいて小
    型圧縮機の稼働、停止を制御する制御装置を設けてなる
    請求項1に記載の圧縮機。
  3. 【請求項3】 計装空気供給管路のレギュレータより上
    流側にレシーバタンクを配設してなる請求項1又は2に
    記載の圧縮機。
JP30195997A 1997-11-04 1997-11-04 圧縮機 Pending JPH11141495A (ja)

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JP30195997A JPH11141495A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 圧縮機

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