JPH11141319A - 内燃機関の電磁駆動弁 - Google Patents

内燃機関の電磁駆動弁

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JPH11141319A
JPH11141319A JP9305912A JP30591297A JPH11141319A JP H11141319 A JPH11141319 A JP H11141319A JP 9305912 A JP9305912 A JP 9305912A JP 30591297 A JP30591297 A JP 30591297A JP H11141319 A JPH11141319 A JP H11141319A
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armature
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宏之 服部
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隆志 出尾
Tatsuo Iida
達雄 飯田
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昌彦 浅野
Yoshinori Kadowaki
美徳 門脇
Akihiro Yanagiuchi
昭宏 柳内
Toshio Fuwa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は内燃機関の吸気弁または排気弁とし
て機能する電磁駆動弁に関し、一対の電磁石に同等の励
磁電流を供給しつつ、開弁方向と閉弁方向とに同等の動
作特性を実現することを目的とする。 【解決手段】 内燃機関の排気弁12と共に動作するア
ーマチャ42を設ける。アーマチャ42の両側に第1電
磁石44および第2電磁石46を配設する。アーマチャ
42を中立位置に付勢するアッパスプリング34および
ロアスプリング26を設ける。アーマチャ42の中立位
置を、第1電磁石44と第2電磁石46との中間位置か
ら所定長だけ第2電磁石46側に偏った位置に設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の電磁駆
動弁に係り、特に、内燃機関の吸気弁または排気弁とし
て機能する内燃機関の電磁駆動弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平7ー33543
7号に開示される如く、内燃機関の吸気弁または排気弁
として機能する電磁駆動弁が知られている。上記従来の
電磁駆動弁は、内燃機関の吸気弁または排気弁として機
能する弁体と、弁体と共に動作するアーマチャとを備え
ている。アーマチャの両側には、一対の電磁石と、一対
のスプリングとが配設されている。一対の電磁石は、ア
ーマチャを開弁方向に引き寄せる電磁力、および、アー
マチャを閉弁方向に引き寄せる電磁力を発生する。ま
た、一対のスプリングは、アーマチャを中立位置に付勢
するバネ力を発生する。
【0003】上記の構造によれば、閉弁側の電磁石に所
定の励磁電流を供給することで、アーマチャおよび弁体
を閉弁側に動作させることができる。アーマチャが閉弁
側の電磁石に吸着された状態で、閉弁側の電磁石への励
磁電流が停止されると、アーマチャおよび弁体は、スプ
リングの付勢力により開弁方向に動作する。アーマチャ
および弁体が動作する過程では、摺動摩擦等に起因する
エネルギの損失が生ずる。
【0004】上記従来の電磁駆動弁によれば、開弁側の
電磁石に励磁電流を供給することで、上述したエネルギ
の損失を補うことができる。すなわち、上記従来の電磁
駆動弁によれば、閉弁側の電磁石への励磁電流を停止し
た後、適当な時期に開弁側の電磁石に励磁電流を供給し
始めることで、アーマチャを開弁側の電磁石まで動作さ
せること、すなわち、弁体を全開位置まで動作させるこ
とができる。
【0005】同様に、上記従来の電磁駆動弁によれば、
開弁側の電磁石への励磁電流を停止した後、適当な時期
に閉弁側の電磁石に励磁電流を供給し始めることによ
り、アーマチャを適正に閉弁側の電磁石まで動作させる
こと、すなわち、弁体を全閉位置まで動作させることが
できる。従って、上記従来の電磁駆動弁によれば、開弁
側の電磁石および閉弁側の電磁石に交互に励磁電流を供
給することで、弁体を適当に開閉動作させることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
電磁駆動弁において、アーマチャの中立位置は、開弁側
の電磁石と閉弁側の電磁石との中間位置に設定されてい
る。従って、一対のスプリングには、アーマチャが閉弁
側の電磁石に吸着されている場合と、アーマチャが開弁
側の電磁石に吸着されている場合とで等しいエネルギが
蓄えられる。この場合、スプリングがアーマチャを付勢
するエネルギは、弁体が開弁方向に動作する場合と、弁
体が閉弁方向に動作する場合とで同等となる。
【0007】しかし、電磁駆動弁の弁体の動作を妨げる
外力の大きさは、弁体が開弁方向に動作する場合と、弁
体が閉弁方向に動作する場合とで必ずしも同等ではな
い。このため、電磁駆動弁の弁体が開弁方向に動作する
場合と、その弁体が閉弁方向に動作する場合とでは、異
なるエネルギ損失量が発生することがある。開弁側の電
磁石に供給される励磁電流と、閉弁側の電磁石に供給さ
れる励磁電流とは、大きく相違しないことが望ましい。
従って、弁体の動作方向に応じてエネルギ損失量が異な
る場合には、スプリングがアーマチャを付勢するエネル
ギが弁体の動作方向に応じて相違していることが望まし
い。より具体的には、弁体が大きなエネルギ損失を伴う
方向に動作する場合に、弁体が逆方向に動作する場合に
比して、スプリングが大きなエネルギでアーマチャを付
勢することが望ましい。
【0008】上述の如く、上記従来の電磁駆動弁におい
て、スプリングは、弁体の動作方向に関わらず同等のエ
ネルギでアーマチャを付勢する。この場合、弁体の動作
方向に起因するエネルギ損失量の相違を、スプリングか
らアーマチャに供給されるエネルギで相殺することはで
きない。このため、上記従来の電磁駆動弁によっては、
開弁側の電磁石と閉弁側の電磁石とに同等の励磁電流を
供給しつつ、開弁方向への動作時および閉弁方向への動
作時に同等の動作特性を確保することができなかった。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、一対の電磁石に供給される励磁電流が同等であ
る状況下で、開弁方向と閉弁方向とに同等の動作特性を
発揮する内燃機関の電磁駆動弁を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、内燃機関の弁体と共に動作するアーマ
チャと、前記アーマチャの両側に配設される一対の電磁
石と、前記アーマチャの両側から前記アーマチャを中立
位置に向けて付勢する一対の弾性部材と、を備える内燃
機関の電磁駆動弁において、前記中立位置が、前記一対
の電磁石の中間位置から一方の電磁石側に偏っている内
燃機関の電磁駆動弁により達成される。
【0011】本発明において、弾性部材は、アーマチャ
を中立位置に向けて付勢する付勢力を発生する。中立位
置は、一方の電磁石に偏った位置に設定されている。こ
のため、アーマチャが他方の電磁石に吸着されている場
合は、アーマチャが上述した一方の電磁石に吸着されて
いる場合に比して、弾性部材に大きなエネルギが蓄えら
れる。従って、本発明において、弾性部材は、アーマチ
ャが他方の電磁石側から一方の電磁石側へ動作する際に
は大きなエネルギでアーマチャを付勢し、アーマチャが
一方の電磁石側から他方の電磁石側へ動作する際には小
さなエネルギでアーマチャを付勢する。
【0012】上記の目的は、請求項2に記載する如く、
上記請求項1記載の内燃機関の電磁駆動弁において、前
記弁体が内燃機関の排気弁であると共に、前記一方の電
磁石が前記アーマチャを開弁方向に引き寄せる電磁力を
発生する電磁石である内燃機関の電磁駆動弁により達成
される。
【0013】本発明において、電磁駆動弁の弁体は排気
弁として用いられる。排気弁は、内燃機関の燃焼室に高
圧の燃焼圧が残存する状況下で開弁方向に動作する。こ
のため、排気弁が開弁方向に動作する際には、排気弁が
閉弁方向に動作する場合に比して大きなエネルギ損失が
生ずる。本発明において、アーマチャの中立位置は、開
弁側の電磁石に偏った位置に設定されている。この場
合、弾性部材は、弁体が開弁方向に動作する際に、弁体
が閉弁方向に動作する場合に比して大きなエネルギでア
ーマチャを付勢する。弾性部材が発生するエネルギが上
記の如く変化すると、弁体の動作方向に起因するエネル
ギ損失の相違が、弾性部材の発するエネルギにより相殺
される。
【0014】また、上記の目的は、請求項3に記載する
如く、上記請求項1記載の内燃機関の電磁駆動弁におい
て、前記弁体が内燃機関の吸気弁であり、前記弁体と前
記アーマチャとが分離されており、前記一対のスプリン
グの一方が、前記弁体を介して前記アーマチャを閉弁方
向に付勢しており、かつ、前記一方の電磁石が前記アー
マチャを閉弁方向に引き寄せる電磁力を発生する電磁石
である内燃機関の電磁駆動弁により達成される。
【0015】本発明において、弁体とアーマチャとは分
離可能に構成されている。このため、弁体およびアーマ
チャが閉弁方向に動作する過程では、弁体が弁座に着座
した後、アーマチャのみが、弁体から分離して閉弁側の
電磁石に向かって動作する事態が生じ得る。本発明にお
いて、アーマチャを閉弁方向に付勢する付勢力は、弁体
を介してアーマチャに伝達される。従って、アーマチャ
が弁体から分離して閉弁側の電磁石に向かって動作する
過程では、アーマチャに対して閉弁方向へ向かう付勢力
が伝達されない。この場合、アーマチャには他方の弾性
部材が発生する付勢力、すなわち、アーマチャの閉弁方
向への動作を妨げる付勢力のみが作用する。一方、弁体
およびアーマチャが開弁方向に動作する場合は、アーマ
チャに対して双方の弾性部材の付勢力が常に伝達され
る。このため、本発明の電磁駆動弁において、弾性部材
の発する付勢力は、閉弁方向に向かうアーマチャの振幅
を、開弁方向に向かうアーマチャの振幅に比して大きく
減衰させ易い。
【0016】本発明において、弁体は吸気弁として用い
られる。吸気弁に作用する外力は、開弁方向に動作する
場合と、閉弁方向に動作する場合とで大きく相違しな
い。このため、アーマチャの振幅は、上述した付勢力の
作用により、閉弁側に動作する場合に、開弁側に動作す
る場合に比して大きく減衰される。本発明において、ア
ーマチャの中立位置は、閉弁側の電磁石に偏った位置に
設定されている。この場合、弾性部材は、弁体が閉弁方
向に動作する際に、弁体が開弁方向に動作する場合に比
して大きなエネルギでアーマチャを付勢する。この場
合、アーマチャは、上述した振幅の減衰率の相違に関わ
らず、開弁方向に動作する場合と閉弁方向に動作する場
合の双方の場合に同等の動作特性を示す。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
電磁駆動弁10の全体構成図を示す。本実施例の電磁駆
動弁10は、内燃機関の排気弁12を備えている。排気
弁12は、内燃機関の燃焼室内に露出するようにシリン
ダヘッド14に配設されている。シリンダヘッド14に
は、排気ポート16が設けられている。排気ポート16
には、排気弁12に対する弁座18が形成されている。
排気ポート16は、排気弁12が弁座18から離座する
ことにより導通状態となり、また、排気弁12が弁座1
8に着座することにより遮断状態となる。
【0018】排気弁12には、弁軸20が固定されてい
る。弁軸20は、バルブガイド22により軸方向に摺動
可能に保持されている。バルブガイド22は、シリンダ
ヘッド14に支持されている。また、弁軸20の上端部
には、ロアリテーナ24が固定されている。ロアリテー
ナ24の下方にはロアスプリング26およびスプリング
シート28が配設されている。ロアスプリング26は、
ロアリテーナ24を図1における上方へ向けて付勢して
いる。
【0019】弁軸20の上部には非磁性材料で構成され
たアーマチャ軸30が配設されている。アーマチャ軸3
0の上端部には、アッパーリテーナ32が固定されてい
る。アッパーリテーナ32の上部には、アッパースプリ
ング34が配設されている。アッパースプリング34
は、アッパーリテーナ32を図1における下方へ向けて
付勢している。
【0020】アッパースプリング34の上端部は、スプ
リングホルダ34により保持されている。また、スプリ
ングホルダ34の上部には、アジャスタボルト36が配
設されている。アジャスタボルト36は、アッパキャッ
プ38に螺着されている。アッパキャップ38は、ハウ
ジングプレート40に固定されている。アーマチャ軸3
0には、アーマチャ42が接合されている。アーマチャ
42は、磁性材料で構成された環状の部材である。アー
マチャ42の上下には、第1電磁石44および第2電磁
石46が配設されている。第1電磁石44は、アッパコ
イル48およびアッパコア50を備えている。また、第
2電磁石46は、ロアコイル52およびロアコア54を
備えている。第1電磁石44および第2電磁石46は、
ハウジングプレート40により、所定の位置関係に保持
されている。
【0021】電磁駆動弁10において、アーマチャ42
は、アッパスプリング34がアーマチャ軸30を下方に
向けて付勢することにより、また、ロアスプリング26
が弁軸22を上方に向けて付勢することにより、中立位
置に付勢されている。アーマチャ42の中立位置は、ア
ジャスタボルト36により調整することができる。本実
施例において、電磁駆動弁10は、アーマチャ42の中
立位置がアッパコア50とロアコア54の中間位置よ
り、所定長だけロアコア54側に偏った位置に設定され
ている点に特徴を有している。尚、以下の記載において
は、アッパコア50とアーマチャ42の中立位置との距
離をXLと、また、ロアコア54とアーマチャ42の中
立位置との距離をXS(<XL)とする。
【0022】以下、電磁駆動弁10の動作と共に、上記
の特徴部に起因して得られる効果について説明する。電
磁駆動弁10において、アッパコイル48およびロアコ
イル52の何れにも励磁電流が供給されていない場合
は、アーマチャ42が中立位置に保持される。この場
合、弁体12は、全開状態と全閉状態のほぼ中間の状態
となる。かかる状況下でアッパコイル48に励磁電流が
供給されると、第1電磁石44とアーマチャ42との間
には、アーマチャ42を第1電磁石44側へ引き寄せる
電磁力が発生する。
【0023】このため、電磁駆動弁10によれば、アッ
パコイル48に適当な励磁電流を供給することで、アー
マチャ42を第1電磁石44側へ動作させることができ
る。アーマチャ軸30は、アーマチャ42がアッパコア
50と衝突するまで第1電磁石44側へ動作することが
できる。電磁駆動弁10は、弁軸20の熱膨張等に影響
されることなく、アーマチャ42がアッパコア50に到
達する前に確実に排気弁12が弁座18に着座するよう
に構成されている。このため、電磁駆動弁10によれ
ば、アッパコイル48に適当な励磁電流を供給すること
で、確実に排気弁12を全閉状態とすることができる。
【0024】アーマチャ42が第1電磁石44に吸着さ
れている場合、アッパスプリング38の軸長、および、
ロアスプリング26の軸長は、アーマチャ42が中立位
置に維持されている場合に比して、ほぼ所定長XLだけ
縮小または伸長される。この場合、アッパスプリング3
8およびロアスプリング26のバネ定数をKとすると、
アッパスプリング38およびロアスプリング26に蓄え
られるエネルギEUは次式の如く表すことができる。
【0025】 EU=K・XL2 /2 ・・・(1) アーマチャ42が第1電磁石44に吸着されている状況
下で、アッパコイル48への励磁電流の供給が停止され
ると、以後、アーマチャ軸30、弁軸20および排気弁
12は、アッパスプリング34およびロアスプリング2
6のバネ力に起因して開弁方向に動作する。上記の動作
には、摺動摩擦等に起因するエネルギ損失が生ずる。こ
のため、排気弁12の振幅は、排気弁12が開弁方向に
動作する過程である程度減衰される。
【0026】電磁駆動弁10においては、ロアコイル5
2に励磁電流を供給することで、第2電磁石46とアー
マチャ42との間に、アーマチャ42を第2電磁石46
側へ引き寄せる電磁力が発生する。このため、電磁駆動
弁10によれば、アッパコイル44への励磁電流の供給
を停止した後、適当なタイミングでロアコイル52に励
磁電流を供給することで、上述した振幅の減衰を補っ
て、アーマチャ42を第2電磁石46まで動作させるこ
とができる。
【0027】排気弁12は、アーマチャ42が第2電磁
石46と当接する際に全開状態となる。従って、電磁駆
動弁10によれば、アッパコイル48への励磁電流の供
給を停止した後、適当な時期にロアコイル52への励磁
電流の供給を開始することで、排気弁12を全閉状態か
ら全開状態に変化させることができる。アーマチャ42
が第2電磁石46に吸着されている場合、アッパスプリ
ング38の軸長、および、ロアスプリング26の軸長
は、アーマチャ42が中立位置に維持されている場合に
比して、ほぼ所定長XSだけ伸長または縮小される。こ
の場合、アッパスプリング38およびロアスプリング2
6のバネ定数をKとすると、アッパスプリング38およ
びロアスプリング26に蓄えられるエネルギELは次式
の如く表すことができる。
【0028】 EL=K・XS2 /2 ・・・(2) アーマチャ42が第2電磁石46に吸着されている状況
下で、ロアコイル52への励磁電流の供給が停止される
と、以後、アーマチャ軸30、弁軸20および排気弁1
2は、アッパスプリング34およびロアスプリング26
のバネ力に起因して閉弁方向に動作する。上記の動作に
は、摺動摩擦等に起因するエネルギ損失が生ずる。この
ため、排気弁12の振幅は、排気弁12が閉弁方向に動
作する過程である程度減衰される。
【0029】電磁駆動弁10によれば、ロアコイル52
への励磁電流の供給を停止した後、適当な時期にアッパ
コイル48への励磁電流の供給を開始することで、上記
の減衰を補って、アーマチャ42を第1電磁石44まで
動作させることができる。このため、電磁駆動弁10に
よれば、アッパコイル34およびロアコイル40に交互
に励磁電流を供給することで、排気弁12を適正に開閉
動作させることができる。
【0030】ところで、内燃機関において、排気弁12
の開弁動作は、燃焼室に高圧の燃焼圧が残存している状
況下で行われる。このため、排気弁12の振幅は、排気
弁12が開弁方向に動作する場合に、排気弁12が閉弁
方向に動作する場合に比して大きく減衰される。従っ
て、排気弁12の開弁動作時と閉弁動作時とに、同等の
動作特性を得るためには、開弁動作時に、閉弁動作時に
比して大きなエネルギで排気弁12を付勢することが必
要である。
【0031】上述の如く、本実施例の電磁駆動弁10に
おいては、アーマチャ42が第1電磁石44に吸着され
ている場合に、アーマチャ42が第2電磁石46に吸着
されている場合に比して、アッパスプリング34および
ロアスプリング26に大きなエネルギが蓄えられる。こ
のため、電磁駆動弁10においては、アッパスプリング
34およびロアスプリング26が、開弁動作時に、閉弁
動作時に比して大きなエネルギで排気弁12を付勢する
現象が生ずる。
【0032】アッパスプリング34およびロアスプリン
グ26が、上記の如く排気弁12を付勢することによれ
ば、開弁動作時におけるエネルギ損失量と、閉弁動作時
におけるエネルギ損失量との相違を、アッパスプリング
34およびロアスプリング26の発生するエネルギによ
り相殺することができる。このため、本実施例の電磁駆
動弁10によれば、アッパコイル48に供給する励磁電
流と、ロアコイル52に供給する励磁電流とを大きく相
違させることなく、開弁動作時と閉弁動作時とに同等の
動作特性を実現することができる。
【0033】尚、上記の実施例においては、排気弁12
が前記請求項1記載の「弁体」に、第1電磁石44およ
び第2電磁石46が前記請求項1記載の「一対の電磁
石」に、アッパスプリング34およびロアスプリング2
6が前記請求項1記載の「一対の弾性部材」に、第2電
磁石が前記請求項1記載の「一方の電磁石」に、それぞ
れ相当している。
【0034】ところで、上記の実施例においては、アー
マチャ42の中立位置を、常に第2電磁石46に偏った
位置に設定することとしているが、本発明は、これに限
定されるものではなく、アーマチャ42の中立位置を可
変とするアクチュエータを設け、燃焼圧が高圧となる高
負荷・高回転時にのみアーマチャ42の中立位置を第2
電磁石46側に移動させることとしてもよい。
【0035】次に、図2を参照して、本発明の第2実施
例について説明する。図2は、本実施例の電磁駆動弁6
0の全体構成図を示す。本実施例の電磁駆動弁60は、
上記図1に示す電磁駆動弁10の構成において、第1電
磁石44に変えて第1電磁石62を備えている点に特徴
を有している。尚、図2において、上記図1に示す構成
部分と同一の部分には、同一の符号を付してその説明を
省略または簡略する。
【0036】第1電磁石62は、アッパコア64を備え
ている。アッパコア64には、アッパコイル48が収納
されている。アッパコア64は、アーマチャ42と対抗
する端面に環状突起66を備えている。環状突起66
は、アーマチャ42の外径に比して僅かに大きな内径を
有している。従って、アーマチャ42が第1電磁石62
に吸着された場合に、アーマチャ42と環状突起66と
の間には、所定のエアギャップが形成される。
【0037】本実施例において、アーマチャ42の中立
位置は、第1実施例の場合と同様に、第1電磁石62と
第2電磁石46との中間位置から所定長だけ第2電磁石
46側に偏った位置に設定されている。かかる構造は、
開弁動作時に、アッパスプリング34およびロアスプリ
ング26のバネ力により排気弁12を第2電磁石46の
近傍まで動作させる上で有効である。
【0038】しかし、上記の構造によれば、アーマチャ
42の中立位置が第1電磁石62と第2電磁石46の中
間位置に設定されている場合に比して、アーマチャ42
と第1電磁石62との間に大きな距離が生じ易い。アー
マチャ42と電磁石との間には、両者の距離が短いほど
効率よく電磁力が発生する。従って、アーマチャ42の
中間位置を第2電磁石46側に偏った位置に設定する構
造は、アーマチャ42と第1電磁石62との間に効率よ
く電磁力を発生させるうえでは、必ずしも好ましい構造
ではない。
【0039】本実施例の電磁駆動弁60において、アッ
パコア64には、上記の如く環状突起66が設けられて
いる。環状突起66によれば、環状突起66が設けられ
ていない場合に比して、アッパコア64の端面とアーマ
チャ42との間の距離を短縮することができる。このた
め、第1電磁石62は、アーマチャ42の中立位置が第
2電磁石46側に偏っている状況下で、効率良くアーマ
チャ42を引き寄せる電磁力を発生する。従って、本実
施例の電磁駆動弁60によれば、第1実施例の電磁駆動
弁10に比して、更に優れた省電力特性を実現すること
ができる。
【0040】次に、図3を参照して、本発明の第3実施
例について説明する。図3は、本実施例の電磁駆動弁7
0の全体構成図を示す。本実施例の電磁駆動弁70は、
吸気弁72を備えている点、および、アーマチャ42の
中立位置が第1電磁石44と第2電磁石46の中間点か
ら所定長だけ第1電磁石44側に偏った位置に設定され
ている点に特徴を有している。尚、図3において、上記
図1に示す構成部分と同一の部分には、同一の符号を付
してその説明を省略または簡略する。
【0041】シリンダヘッド14には、吸気ポート74
が形成されている。吸気ポート74には、弁座76が配
設されている。吸気弁72は、弁座76に着座すること
により、または、弁座76から離座することにより吸気
ポート74を遮断状態または導通状態とする。吸気弁7
2の開弁動作は、排気弁12の開弁動作と異なり、燃焼
室に燃焼圧が残存しない状況下で行われる。このため、
吸気弁72の動作を妨げる外力は、開弁動作時と閉弁動
作時とで大きく相違しない。従って、外力に起因する振
幅の減衰量は、吸気弁72の開弁動作時と、閉弁動作時
とでほぼ同等となる。
【0042】電磁駆動弁70は、弁軸20等の熱膨張に
影響されることなく、確実に吸気弁72が弁座76に着
座するように構成されている。すなわち、電磁駆動弁7
0は、弁軸20等に熱膨張が生じても、常にアーマチャ
42がアッパコア50に到達する前に吸気弁72が弁座
76に到達するように構成されている。このため、電磁
駆動弁70においては、アーマチャ42が第1電磁石4
4に引き寄せられる過程で、吸気弁72が弁座76に着
座した後、アーマチャ42およびアーマチャ軸30のみ
が、弁軸20から分離して第1電磁石44に向かって動
作する状況が生じ得る。
【0043】電磁駆動弁70において、アッパリテーナ
32は、アーマチャ軸30に固定されている。このた
め、アッパスプリング34のバネ力は、直接的にアーマ
チャ軸30に伝達される。一方、ロアリテーナ24は、
弁軸20に固定されている。このため、ロアリテーナ2
4のバネ力は、弁軸20を介して間接的にアーマチャ軸
30に伝達される。
【0044】上述の如く、電磁駆動弁70においては、
アーマチャ42が第1電磁石44の近傍に到達した後、
アーマチャ軸30が弁軸20から分離する状況が生ず
る。かかる状況下では、ロアスプリング26のバネ力が
アーマチャ軸30に伝達されず、アーマチャ軸30にア
ッパスプリング34のバネ力だけが伝達される事態が生
ずる。
【0045】アッパスプリング34は、アーマチャ42
を第2電磁石46へ向けて付勢するバネ力を発生する。
このため、アーマチャ軸30にアッパスプリング34の
発するバネ力のみが作用する状況下では、第1電磁石4
4に向かうアーマチャ42の振幅に急激な減衰が生ず
る。アーマチャ42が第2電磁石46に向かって動作す
る過程では、アーマチャ42が第1電磁石44を離れた
後、アーマチャ42が第2電磁石46に到達するまで常
に、アーマチャ軸30に、アッパスプリング34のバネ
力およびロアスプリング26のバネ力の双方が作用す
る。このため、アーマチャ42が第2電磁石46に向か
って動作する過程では、アーマチャ42の振幅に急激な
減衰が生ずることはない。
【0046】このように、電磁駆動弁70において、ア
ッパスプリング34のバネ力およびロアスプリング26
のバネ力は、アーマチャ42が第1電磁石44に向かっ
て動作する場合に、アーマチャ42が第2電磁石46に
向かって動作する場合に比して大きくアーマチャ軸30
の振幅を減衰させる。このため、吸気弁72の振幅は、
閉弁動作時に、開弁動作時に比して大きく減衰され易
い。
【0047】上述の如く、電磁駆動弁70において、ア
ーマチャ42の中立位置は、第1電磁石42に偏った位
置に設定されている。かかる構造によれば、アッパスプ
リング34およびロアスプリング26は、吸気弁12の
閉弁動作時に、吸気弁12の開弁動作時に比して大きな
エネルギでアーマチャ軸30を付勢する。この場合、開
弁動作時と閉弁動作時における減衰量の相違が、アッパ
スプリング34およびロアスプリング26の発生するエ
ネルギにより相殺される。このため、本実施例の電磁駆
動弁70によれば、アッパコイル48に供給する励磁電
流と、ロアコイル52に供給する励磁電流とを大きく相
違させることなく、開弁動作時と閉弁動作時とに同等の
動作特性を実現することができる。
【0048】尚、上記の実施例においては、吸気弁72
が前記請求項1記載の「弁体」に相当していると共に、
第1電磁石44が前記請求項1記載の「一方の電磁石」
に相当している。ところで、本実施例の電磁駆動弁70
において、アーマチャ42の中立位置は、第1実施例お
よび第2実施例における中立位置と異なる位置に設定さ
れている。このような構造の差異は、例えば、アジャス
タボルト36の締め込み調整を行うことにより、また
は、厚さの異なるスプリングシート28を用いることに
より設けることができる。厚さの異なるスプリングシー
ト28を用いることによれば、排気弁12を駆動する電
磁駆動弁10,60と、吸気弁72を駆動する電磁駆動
弁70とにおいて、アッパスプリング34およびロアス
プリング26の共通化を図りつつ、それらのセット高さ
を等しくすることができる。
【0049】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、弁体の動作方向に応じて、弾性部材に異なるエネル
ギでアーマチャを付勢させることができる。このため、
本発明によれば、2つの電磁石に供給する励磁電流を大
きく異ならせることなく、ほぼ同等の動作特性で弁体を
開弁方向および閉弁方向に動作させることができる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、電磁駆動弁
が排気弁として用いられる場合に、2つの電磁石に供給
する励磁電流を大きく異ならせることなく、ほぼ同等の
動作特性で弁体を開弁方向および閉弁方向に動作させる
ことができる。また、請求項3記載の発明によれば、電
磁駆動弁が吸気弁として用いられる場合に、2つの電磁
石に供給する励磁電流を大きく異ならせることなく、ほ
ぼ同等の動作特性で弁体を開弁方向および閉弁方向に動
作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の電磁駆動弁の全体構成図
である。
【図2】本発明の第2実施例の電磁駆動弁の全体構成図
である。
【図3】本発明の第3実施例の電磁駆動弁の全体構成図
である。
【符号の説明】
10;60;70 電磁駆動弁 12 排気弁 20 弁軸 26 ロアスプリング 30 アーマチャ軸 34 アッパスプリング 42 アーマチャ 44;64 第1電磁石 46 第2電磁石 72 吸気弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 昌彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 門脇 美徳 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 柳内 昭宏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 不破 稔夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の弁体と共に動作するアーマチ
    ャと、前記アーマチャの両側に配設される一対の電磁石
    と、前記アーマチャの両側から前記アーマチャを中立位
    置に向けて付勢する一対の弾性部材と、を備える内燃機
    関の電磁駆動弁において、 前記中立位置が、前記一対の電磁石の中間位置から一方
    の電磁石側に偏っていることを特徴とする内燃機関の電
    磁駆動弁。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関の電磁駆動弁に
    おいて、 前記弁体が内燃機関の排気弁であると共に、 前記一方の電磁石が前記アーマチャを開弁方向に引き寄
    せる電磁力を発生する電磁石であることを特徴とする内
    燃機関の電磁駆動弁。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の内燃機関の電磁駆動弁に
    おいて、 前記弁体が内燃機関の吸気弁であり、 前記弁体と前記アーマチャとが分離されており、 前記一対のスプリングの一方が、前記弁体を介して前記
    アーマチャを閉弁方向に付勢しており、かつ、 前記一方の電磁石が前記アーマチャを閉弁方向に引き寄
    せる電磁力を発生する電磁石であることを特徴とする内
    燃機関の電磁駆動弁。
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KR20030037504A (ko) * 2001-11-06 2003-05-14 현대자동차주식회사 터보차저 엔진의 가변밸브 타이밍을 가지는밸브구동시스템 및 그를 위한 제어방법
FR2840016A1 (fr) * 2002-05-22 2003-11-28 Toyota Motor Co Ltd Procede et dispositif de commande de demarrage pour des soupapes electromagnetiques de moteur a combustion interne
JP2004293326A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Toyota Motor Corp 内燃機関用電磁駆動弁
US7306196B2 (en) 2005-06-01 2007-12-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electromagnetically driven valve

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