JPH11140918A - 建設機械の盗難防止装置 - Google Patents

建設機械の盗難防止装置

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JPH11140918A
JPH11140918A JP30288897A JP30288897A JPH11140918A JP H11140918 A JPH11140918 A JP H11140918A JP 30288897 A JP30288897 A JP 30288897A JP 30288897 A JP30288897 A JP 30288897A JP H11140918 A JPH11140918 A JP H11140918A
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JP
Japan
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lever
signal
pump
construction machine
pressure
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Application number
JP30288897A
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English (en)
Inventor
Tokuji Nagira
篤司 柳楽
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め操作レバーの操作パターンによる暗号を
知っている者のみが始動できるようにして、簡単に盗難
できないようにする。 【解決手段】 原動機と、原動機2により駆動される可
変容量形の油圧ポンプと1、油圧ポンプからの圧油にて
駆動されるアクチュエータ8,8a〜8cと、原動機と
アクチュエータとの間に介装される流量制御弁と、流量
制御弁7a〜7cや油圧ポンプのポンプ押しのけ容積器
等の制御系を操作する操作レバーとを備えた建設機械に
おいて、この建設機械の制御系の作動をON,OFF可
能にロックするロック手段と、操作レバーの操作量に応
じて信号を出力するレバー信号出力手段と、このレバー
信号出力手段からの信号の入力パターンを暗号として記
憶すると共に、この暗号入力パターンの入力により上記
ロック手段に解除信号を出力する暗号入力パターン記憶
手段とを備えた構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル、ク
レーン等、油圧ポンプの圧油により複数のアクチュエー
タを駆動する建設機械の盗難防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の盗難防止装置としては、
例えば、特開平2−43422号公報、特開平2−13
2233号公報、及び特開平8−301072号公報に
示されたものが知られている。
【0003】上記特開平2−43422号公報に示され
たもの(第1の従来の技術)は図1に示すようになって
いて、可変容量形の油圧ポンプ1と共に原動機2にて駆
動されるパイロットポンプ3のパイロット回路に、隠し
キースイッチ4にて切換え作動される開閉弁5を介装
し、隠しキースイッチ4をONすることにより開閉弁5
が閉となってパイロット圧を遮断して盗難を防止するよ
うにしている。6は流量制御弁7を切換えるためのパイ
ロット弁(PPCバルブ)である。
【0004】また、特開平2−132233号公報(第
2の従来の技術)は図2に示すようになっている。すな
わち、原動機2と、この原動機2により駆動される可変
容量形の油圧ポンプ1と、油圧ポンプ1から吐出された
圧油で駆動されるアクチュエータ8と、油圧ポンプ1と
アクチュエータ8の間に配置されパイロット圧により駆
動される流量制御弁7と、流量制御弁7を操作レバーの
操作量に応じて駆動するパイロット弁6と、パイロット
弁6を駆動するパイロットポンプ3と、原動機2を始動
するためのスタータ回路9と、スタータを作動させるキ
ースイッチ10と、予め設定されたパターン信号を操作
入力することによってのみ導通状態となる組み合わせ暗
号パターンを認識する暗号パターン認識スイッチ11
と、電源12と、ポンプ押しのけ容積器13と、原動機
2の駆動を制御する回転コントローラ14と、ポンプ押
しのけ容積器13を制御するポンプコントローラ15で
構成されており、暗号パターン認識スイッチ11とキー
スイッチ10との双方の手段を併せて操作しなければ、
原動機2と油圧ポンプ1を駆動させることができないよ
うになっている。
【0005】例えば、キーを盗んだ者が、それでもって
原動機2を始動しようとしても、次の暗号パターン認識
スイッチ11に入力する暗号パターンを知っていなけれ
ば、結局原動機2や油圧ポンプ1を駆動させることがで
きないようになっている。
【0006】また、特開平8−301072号公報(第
3の従来の技術)では、信号を発生する特殊なキースイ
ッチを設けて、その信号を受ける側の装置を設けて信号
を判別して、原動機2の始動の可否を行うようになって
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記各従来の技術にお
ける第1の従来の技術にあっては、隠しキースイッチ4
のあり場所が判れば、この隠しキースイッチ4と開閉弁
5の電磁作動部とを接続する配線を切断すれば、パイロ
ット回路は操作可能になり、油圧駆動装置は操作可能に
なってしまう。
【0008】第2の従来技術にあっては、暗号パターン
認識スイッチ11を別途に装着する必要があり、また、
この暗号パターン認識スイッチ11を装着しても、これ
の前後の信号線を切断して、暗号パターン認識スイッチ
11をバイパスしてしまえば始動可能になってしまう。
【0009】第3の従来の技術では、特殊なキースイッ
チが必要となってコストアップとなり、また、キーを紛
失してしまうと、代わりのキーでの始動は全く受け付け
ないので、サービス性が悪くなる。
【0010】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、建設機械には必ず装備されている操作レバーを用
い、予め操作レバーの操作パターンによる暗号を知って
いる者のみが建設機械を始動できるようにして、簡単に
盗難できないようにした建設機械の盗難防止装置を提供
することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するために、本発明に係る建設機械の盗難防止装置
は、原動機と、原動機により駆動される可変容量形の油
圧ポンプと、油圧ポンプからの圧油にて駆動されるアク
チュエータと、原動機とアクチュエータとの間に介装さ
れる流量制御弁と、流量制御弁や油圧ポンプのポンプ押
しのけ容積器等の制御系を操作する操作レバーとを備え
た建設機械において、この建設機械の制御系の作動をO
N,OFF可能にロックするロック手段と、操作レバー
の操作に応じて信号を出力するレバー信号出力手段と、
このレバー信号出力手段からの信号の入力パターンを暗
号として記憶すると共に、この暗号入力パターンの入力
により上記ロック手段に解除信号を出力する暗号入力パ
ターン記憶手段とを備えている構成となっている。この
発明によれば、予め操作レバーの入力パターンの暗号を
知っている者のみが車両を稼働させることができ、他の
者が車両を盗もうとして、信号線を切断しても、その切
断した信号線同士を接続すれば始動できる等の簡単な手
段で盗むことができず、コントローラ自身のアルゴリズ
ムを改造しないと機械が作動しないので、容易に盗むこ
とができなくなり、盗難を防止することができる。そし
て特に、この発明では、既存の操作レバーの暗号入力用
に使用することができ、既存の建設機械において特に付
加的装置を必要とすることがない。
【0012】そして、上記装置において、レバー信号出
力手段が、操作レバーによってON,OFFされるO
N,OFF検出手段である。これにより、このON,O
FF検出手段は簡単な構成にすることができる。
【0013】また上記レバー信号出力手段が、操作レバ
ーの操作量に応じたアナログ信号を出力するアナログ検
出手段であり、また、操作レバーの操作により変化する
パイロット圧を信号として出力する圧力検出手段であ
り、さらに、操作レバーの操作量に応じてアナログ的に
変化するパイロット圧を信号として出力する圧力検出手
段である。この場合、レバー信号出力手段がアナログ検
出手段では、操作レバーの操作量に応じて微細な信号を
出力することができる。また、パイロット圧を検出する
圧力検出手段では、既存の圧力検出器を使用することが
できる。さらにアナログ的に変化するパイロット圧を信
号として出力する圧力検出手段では、既存の圧力検出器
を用いてより微細な信号出力が可能となる。
【0014】また上記各装置において、ロック手段に、
暗号入力パターン記憶手段からの暗号信号によるロック
操作を解除する暗号解除手段を設けた。これにより、盗
難のおそれがない場合等における始動操作を簡単にする
ことができる。
【0015】そして上記構成の装置は、ロック解除後の
可変容量形の油圧ポンプのポンプ押しのけ容積器を、操
作レバーの操作量に応じて制御するポジコンシステム、
または、流量制御弁のセンタ中立回路に設けた可変絞り
の前後の差によって制御するテガコンシステム、さら
に、ポンプ圧とアクチュエータの最高負荷圧の差圧にて
制御するロードセンシングシステムの各油圧回路に適用
される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図3以下に
基づいて説明する。なお以下の説明において、図1、図
2に示した従来の技術のものと同一部材は同一符号を付
して説明する。
【0017】図3は発明の実施の形態に係る建設機械の
油圧駆動装置を概略的に示すもので、複数、例えば第1
・第2・第3のアクチュエータ8a,8b,8cへの圧
油の供給を切換える第1・第2・第3の各流量制御弁7
a,7b,7cは、それぞれ第1・第2・第3のパイロ
ット弁6a,6b,6cにて、これの各パイロット圧作
用部に作用するパイロット圧を制御することにより切換
制御されるようになっている。各パイロット弁6a,6
b,6cはそれぞれ操作レバー20a,20b,20c
にて切換操作されるようになっているが、各パイロット
弁6a,6b,6cには各操作レバー20a,20b,
20cの操作量を検出する接点スイッチ21a,21
b,21cが備えられている。
【0018】この各接点スイッチ21a,21b,21
cはそれぞれ、図4に示すように、操作レバー20a,
20b,20cの操作に従って中立時(0)、正側フル
レバー時(+1)、負側フルレバー時(−1)の各信号
を補助コントローラ22に出力するようになっている。
【0019】上記各パイロット弁6a,6b,6cとパ
イロットポンプ3とを接続するパイロット回路23に電
磁開閉弁24が介装してあり、この電磁開閉弁24は補
助コントローラ22からの信号により開閉制御されるよ
うになっている。
【0020】上記補助コントローラ22には、操作開始
時の暗号入力パターンを覚えさせておき、各パイロット
弁6a,6b,6cからの入力信号があるパターン、す
なわち暗号入力パターンが入力されたときに、電磁開閉
弁24にこれが開動するような信号を出力するようにな
っている。この暗号入力パターンの一例としては、[全
ての操作レバーが中立]→[第2の操作レバーを正側に
フルストローク]→[全ての操作レバーが中立]→[第
1の操作レバーを負側にフルストローク]→[全ての操
作レバーが中立]とし、それ以外の入力をすれば、ロッ
クを保持して電磁開閉弁24は閉のままとなり、暗号パ
ターン通りの入力をすればロック解除となって電磁開閉
弁24は開となって各パイロット弁6a,6b,6cヘ
パイロット圧が供給されて油圧駆動装置の運転操作が可
能になる。上記暗号パターン入力によるロックと解除の
アルゴリズムは図5に示すようになる。
【0021】また図6は図3に示した実施の形態におけ
る操作系を変えたポジコン(ポジテブコントロール)シ
ステムであり、操作レバー20a,20b,20cの操
作量がポテンショメータ25a,25b,25cを介し
て流量制御弁コントローラ25に入力し、これに基づい
て各流量制御7a,7b,7cを制御する電磁弁形のパ
イロットバルブ26a,26b,26cを制御するよう
にしている。
【0022】この実施の形態では、流量制御弁コントロ
ーラ25に予め操作開始時の暗号入力パターンを覚えこ
ませておく。この実施の形態の場合、操作レバーの信号
をその操作量においてアナログ的に検知できる。このア
ナログ的な暗号入力パターンの一例としては、[全ての
操作レバーが中立]→[第2の操作レバーを正側ヘハー
フストローク]→[全ての操作レバーが中立]→[第1
の操作レバーを負側へ3/4ストローク]→[全ての操
作レバーが中立]であり、このようにすることにより、
より解読しにくい暗号入力パターンを用意できる。
【0023】そして図7、図8に示すように、<ロック
解除?>を上記暗号入力パターンより判断して、流量制
御弁コントローラ25が各流量制御弁7a,7b,7c
の開口制御の指令を出力する。
【0024】なお、図6に示した油圧回路において、パ
イロット回路23に電磁開閉弁(図示せず)を介装し、
この電磁開閉弁を流量制御弁コントローラ25にて開閉
制御するようにしてもよい。この場合パイロットポンプ
3に接続されたパイロット回路23にコントローラ25
からの信号により開閉される元圧弁を設けてロック及び
これを解除するようにしてもよい。
【0025】また、図6に示した実施の形態のように操
作レバーの操作量に比例した電気信号を出力するポテン
ショメータを持たない場合は、各パイロット弁6a,6
b,6cの出口側に圧力センサを設けて、その情報によ
りレバー操作量を得ることができる。例えば、レバー中
立時のパイロット圧は2〜3kg/cm2 であり、レバ
ー操作量に比例してその圧力は増加し、フルストローク
では約36kg/cm2 まで立つので、この圧力値のパ
ターンを暗号入力信号として読んで判断文を作成すれば
よい。このとき、圧力センサが用意できないときは、圧
力スイッチを代用し、その際は操作レバーが作動した
か、しなかったかのみを判断材料にして判断文を作成す
ればよい。
【0026】図9は図3に示した実施の形態の変形例を
示す。これは補助コントローラ22に予め操作開始時の
暗号入力パターンを記憶させておく場合であり、複数の
アクチュエータのうち、走行用以外(ブーム、アーム等
の作業機用)のアクチュエータの操作レバーを対象に暗
号入力パターンを作成し、ロックの対象を走行用のアク
チュエータにしている。
【0027】すなわち、例えば第1〜第5のアクチュエ
ータ8a〜8eのうち、走行用のアクチュエータ8d,
8eのパイロット回路に常時閉となっている電磁開閉弁
24a,24bを設け、他のアクチュエータ8a〜8c
のパイロット回路に圧力センサ28a,28b,28c
を設ける。そして、各アクチュエータ8a〜8eを操作
するための各パイロット弁6a〜6eのうち、走行用以
外のパイロット弁6a〜6cの操作をし、これらの操作
を検出する圧力センサ28a〜28cからの入力値が、
上記した予め記憶されている暗号入力パターンとなって
補助コントローラ22に入力されたときに、上記電磁開
閉弁24a,24bに補助コントローラ22よりロック
解除信号を出力してこれを開位置とし、走行用のパイロ
ット弁6d,6eによる操作により走行可能になるよう
にしている。
【0028】この実施の形態によれば、ロック解除にな
らなければ走行不能となる。建設機械が盗まれる場合、
走行してトレーラに乗せて運送することが多いので、こ
のように走行のみを対象にしてロックをかけることも有
効である。
【0029】上記したものは流量制御弁を対象にし、ロ
ック状態のときにはこの流量制御弁の操作が不能になる
ようにしたものであるが、これ以外に、油圧ポンプを対
象にしてロックをかけ、ロックを解除しない限りは油圧
ポンプは最低吐出量のポンプ押しのけ容積に維持し続け
るようにし、同様に車両を殆ど動けなくするようにした
盗難防止装置も有効である。
【0030】図10、図11はその実施の形態を示すも
ので、図10に示すものでは、各流量制御弁7a〜7c
を切換制御するための各パイロット回路に圧力センサ2
8a,28b,28cを設け、一方油圧ポンプ1のポン
プ押しのけ容積を制御するポンプ押しのけ容積器29に
制御信号を出力するポンプコントローラ30に予め暗号
入力パターンを記憶させておく。そして各パイロット弁
6a〜6cの操作によって発生する各パイロット回路の
圧力が各圧力センサ28a〜28cにて検出されてポン
プコントローラ30に入力され、この信号の入力パター
ンが暗号入力パンになったときに、ロック解除状態とな
って、油圧ポンプ1は通常の制御ができるようになるよ
うになっている。
【0031】一方図11に示すものは、図6に示した実
施の形態の変形例であり、流量制御弁コントローラ25
に操作レバー20a〜20cから暗号入力パターンが入
力されたときに、ロック状態にあるポンプ押しのけ容積
器29にロック解除信号を出力し、それ以後は操作レバ
ーの操作量に応じて出力される流量制御弁コントローラ
25からの出力信号にてパイロット弁26a〜26cと
共にポンプ押しのけ容積器29を制御する。
【0032】図12は上記ポンプ押しのけ容積器29の
制御系のアルゴリズムを示すもので、ロック解除の判断
によりポンプ押しのけ容積器29のポンプ押しのけ容積
qは操作レバーの操作量に応じてポンプコントローラ
が、このレバー操作量に対するポンプ押しのけ容積qの
マップを選択して出力する。ロックが解除されないとき
は図12の右側のマップに示すようにポンプ押しのけ容
積qは最低吐出容積のままとなる。
【0033】図13は中立回路を流れる圧油の絞り前後
の圧力または流量に対して油圧ポンプのポンプ押しのけ
容積qを制御するネガコン(ネガティブコントロール)
の場合を示すものである。すなわち、複数のセンサ中立
回路形の流量制御弁31a,31bを切換制御するため
の各パイロット回路に設けた圧力センサ28a,28b
からの入力信号が、ポンプコントローラ30にて予め記
憶しておいた暗号入力パターンの信号になったときにロ
ック解除となり、このロック解除判断により、中立回路
32に設けた絞り33の前後の差圧(あるいは流量)の
変化に従って、ポンプ押しのけ容積器29はポンプコン
トローラ30にて制御される。上記ロック解除が判断さ
れない場合には、ポンプコントローラ30からはポンプ
押しのけ容量qは最低吐出量となるような制御信号が出
力される。このときのアルゴリズムを示すと図14のよ
うになる。
【0034】また図15に示すものは、同じネガコンで
あり、中立回路32に可変絞り33aを設けた。そして
これに補助コントローラ22からのロック解除信号が入
力されないときには、図16の右のマップに示すように
絞りを小さくして可変絞り33aの前後の差圧を大きく
すれば、中立回路32の開口がレバーの操作量に対して
図17に示すような関係になっているネガコンシステム
では、仮に操作レバーがフルストロークで中立回路32
を流れる油量が少なくなっても、絞りを小さくすること
により、前後差圧が大きくなり、最低のポンプ押しのけ
容量の位置にポンプ押しのけ容量qが制御される。
【0035】次にポンプ圧とアクチュエータの最高負荷
ライン圧(LS圧)の関係を図18に示すようにポンプ
押しのけ容量qを制御するロードセンシングのシステム
で、図19に示すような油圧回路においては、流量制御
弁34a,34bの制御用のパイロット回路の圧力を検
出する圧力センサ28a,28bからの信号により補助
コントローラ22にて図20に示すように<ロック解除
?>を判断して、この補助コントローラ22から電磁弁
35に指令電流を出力し、ロック時はLS圧をドレンし
て0kgf/cm2 にし、ポンプ押しのけ容積器29に
作用するポンプ圧とLS圧との差が大きくなるようにし
て、ポンプ押しのけ容積器29が最低のポンプ押しのけ
容量の位置になるように制御されるようになっている。
【0036】図21に示すものも同じロードセンシング
であり、ロック時は高いポンプ圧をポンプ押しのけ容積
器29に入力し、ポンプ圧とLS圧の差を大きくするよ
うにして、同様に最低のポンプ押しのけ容量の位置に流
量qが制御される。図中36は補助パイロットポンプで
ある。
【0037】図22、図23に示した構成でも同様で、
ロック時は最低のポンプ押しのけ容量の位置の流量qに
なるようにする構成となっている。またポンプ押しのけ
容積器29のピストン29aに直接ストッパを設けても
よい。
【0038】図24は、油圧ポンプ1を制御するかわり
に、油圧ポンプ1が圧油を吐出しても、ロック時には多
量の圧油をタンクへドレンするドレン回路37を用い
て、ロック時にはメイン回路の圧力がたたないようにし
た構成となっており、ロック時には車両が殆ど動けなく
なり、盗難防止となる。ドレン回路37にはロック時に
ドレン位置となるリリーフ弁38を用いた。
【0039】この例のほかに、上記ドレン回路37のリ
リーフ弁38のかわりに可変リリーフ弁を用いて、ロッ
ク時にはリリーフ圧を極端に低く、例えば30kg/c
2くらいにセットしてもよい。また図25に示すよう
に、メイン回路にリリーフ弁38とは別に、ブリード弁
39を設け、例えばこのブリード弁39の開口が操作レ
バー20a,20bの操作量に応じて変化する場合、ロ
ック時には図26に示すようにブリード開口はレバー操
作量に関わらず目一杯開けておけば、操作レバー20
a,20bを操作してもメイン回路の圧力はたたないの
で車両は殆ど動けない。
【0040】図27は、ロック時は原動機2の回転数が
最低になるように原動機コントローラ40にて制御して
盗難防止を図るようにした構成を示す。これは各圧力ス
イッチ28a〜28cからの圧力信号により原動機コン
トローラ40にて<ロック解除?>を判断して、図28
に示すように、ロック時はスロットル41の指令に対し
て常に最低回転を保持し続けるようになる。
【0041】図29、、図30は本発明に係る装置をよ
り安全に利用する場合を示すもので、キースイッチとス
タータとの間に、流量制御弁コントローラ25、補助コ
ントローラ22からの信号でON,OFFするスイッチ
42を設け、原動機のキースイッチをON(スタータを
回す前)後に、操作レバー20a,20bで暗号入力パ
ターンを入力し、操作レバー20a,20bの入力パタ
ーンが予め記憶された操作パターンと一致しないと、ス
イッチ42がONとならず、キースイッチを始動位置に
しても原動機1が始動しないようにした回路を示す。
【0042】また同様に、安全に使用する場合、元圧レ
バーを解除した場合にのみ、操作レバーの操作入力信号
を受けてロックを解除し、その後、元圧レバーをONに
して初めて動作可能にすれば安全である。図31はその
場合の回路図を、また図32にそのアルゴリズムを示
す。図中43はパイロット回路に設けられれる元圧開閉
弁であり、この元圧開閉弁は図示しない元圧レバーにて
開閉操作されるようになっている。
【0043】上記した制御系において、時間を検出する
機能をもたせれば、予め記憶した操作レバーの入力パタ
ーンと同じ操作入力を制限時間内にしないと、機械が作
動しないようにし、暗号操作に時間制限をも加えること
により効果的に盗難防止を図ることができる。その場合
のアルゴリズムの例を図33に示す。このとき、例えば
時間制限を10秒とし、所定の操作パターンを10秒以
内にしなければ各コントローラは暗号を解除しないよう
にする。
【0044】また時間を検出する機能をもたせた場合、
さらには図34に示したアルゴリズムをもたせれば、効
率が向上される。
【0045】上記各制御系において、図35に示すよう
に暗号を解除することができる元スイッチ44を持たせ
れば、盗難のおそれがないときには、この元スイット4
4を単にOFFにしておけばよく、始動の度に、暗号解
除というややこしい操作を行うわずらわしさをしなくて
すむ。このときのアルゴリズムを図36に示す。
【0046】図37から図41はポジコン、ネガコン及
びロードセンサの各システムの油圧回路において、元ス
イッチにて暗号入力信号を解除できるようにした例を示
す。
【0047】図37は図11で示したポジコンシステム
の流量制御弁コントローラ25に暗号解除用の元スイッ
チ44を設けたもので、流量制御弁コントローラ25に
てこの元スイッチ44のON,OFFによる<ロック解
除?>を判断し、これに基づいて図12に示すような制
御がなされる。ロックが解除されない間は仮に操作レバ
ー20a〜20cを操作してもポンプ押しのけ容量は最
低のポンプ押しのけ容量の位置にあるので、車両は十分
に動かすことはできない。
【0048】図38は図13で示したネガコンシステム
で、中立回路を流れた後の圧油が絞り33の前後の圧力
差または流量に対してポンプ押しのけ容量qを制御する
場合であり、その油圧回路において、元スイッチ44を
ON,OFFして、ポンプコントローラ30に入力され
ている暗号入力パターンによるロックを解除する。この
ときの元スイッチ44のON,OFFによるアルゴリズ
ムは図14に示すものと同じである。
【0049】図39は上記図15で示したものと同じネ
ガコンで、絞りを可変にして、元スイッチ44をONし
て可変絞り33aに解除信号を入力することにより、補
助コントローラ22に記憶されている暗号入力パターン
によるロックが解除されるようになっている。このとき
のアルゴリズムは図16に示すものと同じである。
【0050】図40は図19で示したロードセンシング
のシステムで、補助コントローラ22にて制御される電
磁弁35に元スイッチ44を接続する。このときの元ス
イッチ44によるアルゴリズムは図20に示すものと同
じである。
【0051】図41は図27で示した油圧回路の原動機
コントローラ40に元スイッチ44を接続して、これを
ONにすることにより原動機コントローラ40に入力さ
れている暗号入力パターンを解除するようになってい
る。このときのアルゴリズムは図28と同じになる。
【0052】上記各制御系において、暗号となる操作入
力パターンを可変にすることができる暗号パターン回路
を持たせれば定期的に暗号パターンを変えることによ
り、トライ&エラーによる暗号解読を防ぐことができ
る。
【0053】このとき、暗号パターンを常時変更させる
と、より盗難防止性を高めることができる。例えば、フ
ラッシュメモリを用いて、毎回10秒間のレバー操作パ
ターンをフラッシュロムに記憶させるようにし、原動機
キーOFF直前の10秒間のレバー操作パターンとす
る。そのときのアルゴリズムを図42に示す。再度原動
機キーON後は、フラッシュロムに記憶したキーOFF
後のパターンを入力しないと暗号を解除できない。この
ようにすれば、毎回暗号操作パターンが変わるのでより
盗難防止性が高まる。
【0054】補助コントローラの機能を流量制御弁コン
トローラ、ポンプコントローラ、原動機コントローラの
いずれかの中に持たせれば、コントローラの知識を持っ
た人でないと、直結による始動等も行うことができな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の建設機械の盗難防止装置を示す回路図で
ある。
【図2】従来の建設機械の盗難防止装置を示す回路図で
ある。
【図3】本発明に係る建設機械の盗難防止装置の実施の
形態を示す回路図である。
【図4】接点スイッチを示す作用説明図である。
【図5】暗号パターン入力によるロックと解除のアルゴ
リズムを示す図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す回路図である。
【図7】図6で示した油圧回路におけるアルゴリズムを
示す図である。
【図8】図6で示した油圧回路におけるアルゴリズムを
示す図である。
【図9】本発明の他の実施の形態を示す回路図である。
【図10】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図11】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図12】図10、図11に示した油圧回路におけるア
ルゴリズムを示す図である。本発明の他の実施の形態を
示す回路図である。
【図13】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図14】図13に示した油圧回路におけるアルゴリズ
ムを示す図である。
【図15】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図16】図15に示した油圧回路におけるアルゴリズ
ムを示す図である。
【図17】レバー操作量に対する中立回路の開口の関係
を示す線図である。
【図18】ポンプ圧とLS圧の差に対するポンプ押しの
け容量の関係を示す線図である。
【図19】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図20】図19に示した油圧回路におけるアルゴリズ
ムを示す図である。
【図21】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図22】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図23】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図24】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図25】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図26】本発明の他の実施の形態におけるアルゴリズ
ムを示す図である。
【図27】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図28】図27に示した回路図におけるアルゴリズム
を示す図である。
【図29】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図30】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図31】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図32】図31に示した回路図におけるアルゴリズム
を示す図である。
【図33】図31に示した回路図における他のアルゴリ
ズムを示す図である。
【図34】図31に示した回路図における他のアルゴリ
ズムを示す図である。
【図35】本発明の他の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図36】図35に示した回路図におけるアルゴリズム
を示す図である。
【図37】ロック解除用の元スイッチを設けた実施の形
態を示す回路図である。
【図38】ロック解除用の元スイッチを設けた他の実施
の形態を示す回路図である。
【図39】ロック解除用の元スイッチを設けた他の実施
の形態を示す回路図である。
【図40】ロック解除用の元スイッチを設けた他の実施
の形態を示す回路図である。
【図41】ロック解除用の元スイッチを設けた他の実施
の形態を示す回路図である。
【図42】暗号パターンを変更する場合のアルゴリズム
を示す図である。
【符号の説明】
1…油圧ポンプ 2…原動機 3…パイロットポンプ 4…隠しキースイッチ 5…開閉弁 6,6a,6b,6c,6d,6e…パイロット弁 7,7a,7b,7c,7d,7e,31a,31b,
34a,34b…流量制御弁 8,8a,8b,8c,8d,8e…アクチュエータ 9…スタータ回路 10…キースイッチ 11…暗号パターン認識スイッチ 12…電源 13,29…ポンプ押しのけ容積器 14…回転コントローラ 15…ポンプコントローラ 20a,20b,20c…操作レバー 21a,21b,21c…接点スイッチ 22…補助コントローラ 23…パイロット回路 24,24a,24b…電磁開閉弁 25…流量制御弁コントローラ 25a,25b,25c…ポテンショメータ 26a,26b,26c…パイロットバルブ 28a,28b,28c…圧力センサ 30…ポンプコントローラ 32…中立回路 33…絞り 33a…可変絞り 35…電磁弁 36…補助パイロットポンプ 37…ドレン回路 38…リリーフ弁 39…ブリード弁 40…原動機コントーラ 41…スロットル 42…スイッチ 43…元圧開閉弁 44…元スイッチ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機と、原動機により駆動される可変
    容量形の油圧ポンプと、油圧ポンプからの圧油にて駆動
    されるアクチュエータと、原動機とアクチュエータとの
    間に介装される流量制御弁と、流量制御弁や油圧ポンプ
    のポンプ押しのけ容積器等の制御系を操作する操作レバ
    ーとを備えた建設機械において、 この建設機械の制御系の作動をON,OFF可能にロッ
    クするロック手段と、操作レバーの操作に応じて信号を
    出力するレバー信号出力手段と、このレバー信号出力手
    段からの信号の入力パターンを暗号として記憶すると共
    に、この暗号入力パターンの入力により上記ロック手段
    に解除信号を出力する暗号入力パターン記憶手段とを備
    えたことを特徴とする建設機械の盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 レバー信号出力手段が、操作レバーによ
    ってON,OFFされるON,OFF検出手段であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の建設機械の盗難防止装
    置。
  3. 【請求項3】 レバー信号出力手段が、操作レバーの操
    作量に応じたアナログ信号を出力するアナログ検出手段
    であることを特徴とする請求項1記載の建設機械の盗難
    防止装置。
  4. 【請求項4】 レバー信号出力手段が、操作レバーの操
    作により変化するパイロット圧を信号として出力する圧
    力検出手段であることを特徴とする請求項1記載の建設
    機械の盗難防止装置。
  5. 【請求項5】 レバー信号出力手段が、操作レバーの操
    作量に応じてアナログ的に変化するパイロット圧を信号
    として出力する圧力検出手段であることを特徴とする請
    求項1記載の建設機械の盗難防止装置。
  6. 【請求項6】 ロック手段に、暗号入力パターン記憶手
    段からの暗号信号によるロック操作を解除する暗号解除
    手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5の
    いずれかに記載される建設機械の盗難防止装置。
  7. 【請求項7】 ロック解除後の可変容量形の油圧ポンプ
    のポンプ押しのけ容積器を操作レバーの操作量に応じて
    制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の建
    設機械の盗難防止装置。
  8. 【請求項8】 ロック解除後の可変容量形の油圧ポンプ
    のポンプ押しのけ容積器を、流量制御弁のセンタ中立回
    路に設けた可変絞りの前後の差によって制御するように
    したことを特徴とする請求項1記載の建設機械の盗難防
    止装置。
  9. 【請求項9】 ロック解除後の可変容量形の油圧ポンプ
    のポンプ押しのけ容積器を、ポンプ圧とアクチュエータ
    の最高負荷圧の差圧にて制御するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の建設機械の盗難防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008137454A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Furukawa Unic Corp 作業機の盗難防止装置
KR20150103554A (ko) * 2014-03-03 2015-09-11 두산인프라코어 주식회사 건설 기계의 비밀번호 입력 방법
WO2021060403A1 (ja) 2019-09-25 2021-04-01 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

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