JPH11136901A - 小型モータおよび小型モータの製造方法ならびにその製造方法に使用するスポット溶接機 - Google Patents
小型モータおよび小型モータの製造方法ならびにその製造方法に使用するスポット溶接機Info
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- JPH11136901A JPH11136901A JP29762497A JP29762497A JPH11136901A JP H11136901 A JPH11136901 A JP H11136901A JP 29762497 A JP29762497 A JP 29762497A JP 29762497 A JP29762497 A JP 29762497A JP H11136901 A JPH11136901 A JP H11136901A
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Abstract
簡素化することのできる小型モータを提供する。 【解決手段】 刷子と電気的に接続され、小型モータの
組込装置側から給電される通電端子7をバネ板状に構成
する。これにより、組込装置へのモータ実装時にモータ
の位置決めだけで通電端子の位置を決定することがで
き、従来のリード線付きモータでは自動化することがで
きず人の手が必要であったリード線の位置決め工数が不
要になる。また、通電端子と組込装置の給電端子との接
触によりモータへの給電を行うため、バネ板状の通電端
子を半田付けする必要がなくなって半田付け工数をも削
減することができ、生産能率を向上させることができ
る。
Description
ページャー、携帯電話等の振動発生源として使用する小
型振動モータとして最適な小型モータおよび小型モータ
の製造方法に関するものである。
音呼び出しの振動発生源としては、刷子および整流子を
備えたいわゆる小型直流モータが使用されている。この
小型振動モータとしては例えば実開平7−16573号
公報に開示されている。この小型振動モータを図9に示
す。図9に示すように、この種の小型振動モータ30で
は、モータ本体31から突出する回転軸32に、分銅部
33が偏重心状態で取り付けられており、この分銅部3
3を回転させることにより振動(バイブレーション)を
発生させるようになっている。また、2本のリード線3
4がモータ本体31から突出されており、小型振動モー
タ30を組込装置に組み込む際には、小型振動モータ3
0のリード線34を人手により組込装置の接続部に位置
決めし、リード線34を半田付けして接続していた。そ
して、これらのリード線34を通じて、モータ本体31
に給電している。
構造については、特開平7−39115号公報などに開
示されている。この種の小型振動モータの整流子を概略
的に図10に示す。図10に示すように、予め被覆を除
去したコイルタップ41を整流子42の端部に設けられ
たライザー43の上に配置させ、スポット溶接用の2つ
の電極44、45で回転子のコイルタップ41と整流子
42のライザー43とを挟み込んで通電し、そのときに
発生するジュール熱を用いてライザー43とコイルタッ
プ41とのスポット溶接を行い、コイル46と整流子4
2とを電気的に導通させている。
しては、半田漕につけて被覆を融かす、いわゆるディッ
プと呼ばれる方法を採用したり、溶剤を用いて被覆を溶
かす方法を採用したりしている。
ータにおいては、小型振動モータが組み込まれるページ
ャーや携帯電話などの組込装置の小型化に伴い、さらに
小型化されることが望まれている。また、前記組込装置
のコストダウンのために、その部品の一つである小型振
動モータ自身のコストダウンを図るだけでなく、小型振
動モータの組込装置への取付作業を簡素化し、組み付け
作業を行うメーカーにおけるモータの取付工数を削減
し、この工数削減によるコストダウンを図ることのでき
る小型振動モータも要望されている。
線34を通じてモータ本体31に給電するものでは、リ
ード線34の位置決めや半田付けを人手で行わなければ
ならず、小型モータの取付工数が多くなるとともに多く
の手間や時間がかかっていた。
モータの整流子構造によれば、コイルタップ41と整流
子42のライザー43とをスポット溶接するために、事
前に別工程としてコイルタップ41の絶縁被覆除去工程
が必要であり、この場合にも小型モータの取付工数が多
くなってしまう。さらに、半田にて絶縁被覆を除去して
いた場合には、半田による銅喰われにより芯線がやせ細
り断線しやすくなるといった課題があった。また、溶剤
にて絶縁被覆を除去していた場合には、溶剤にて環境破
壊を引き起こすおそれがあった。
モータを組み付けるメーカー側でのモータ取付工数を削
減するとともに、より小型のモータを製作するときに課
題となるコイル結線工数を削減することにより、小型モ
ータの組込装置に対する電気的接続を簡素化することの
できる小型モータおよび小型モータの製造方法ならびに
その製造方法に使用するスポット溶接機を提供すること
を目的とする。
に、本発明は、フレームと軸受とマグネットとを有する
固定子と、前記固定子の内部に回転自在に支持されたシ
ャフトと前記シャフトに固定された整流子と前記整流子
に電気的に接続されたコイルとを有する回転子と、前記
整流子に接触する一対の刷子と前記刷子に電気的に接続
され外部に突出された給電用の一対の通電端子とこの通
電端子または通電端子を固定した部品を支持する絶縁材
料よりなるブラケットおよびホルダーとからなり前記固
定子側に固定されるブラケット組立体とを備えた小型モ
ータであって、前記通電端子をバネ板状に構成したもの
である。
み付けるメーカー側でのモータ取付工数を削減すること
ができる。また、本発明の小型モータの製造方法は、回
転子に、固定子の内部に回転自在に支持されたシャフト
と前記シャフトに固定された整流子と前記整流子に電気
的に接続され前記ているコイルとが設けられ、絶縁被覆
されているコイルの接続部と整流子の接続部とをスポッ
ト溶接により接続する小型モータの製造方法であって、
スポット溶接用の一方の電極をコイルの接続部に当接さ
せるとともに前記一方の電極に通電して発熱させて、コ
イルの接続部の絶縁被覆を破壊させ、この後、前記一方
の電極をコイルの接続部に当接させた状態で、他方の電
極を整流子の接続部に当接させ、これらの電極間で通電
させて、絶縁被覆が破壊されたコイルの接続部と整流子
の接続部とをスポット溶接により接続するものである。
モータの組込装置に対する電気的接続を簡素化すること
ができる。
フレームと軸受とマグネットとを有する固定子と、前記
固定子の内部に回転自在に支持されたシャフトと前記シ
ャフトに固定された整流子と前記整流子に電気的に接続
されたコイルとを有する回転子と、前記整流子に接触す
る一対の刷子と前記刷子に電気的に接続され外部に突出
された給電用の一対の通電端子とこの通電端子または通
電端子を固定した部品を支持する絶縁材料よりなるブラ
ケットおよびホルダーとからなり前記固定子側に固定さ
れるブラケット組立体とを備えた小型モータであって、
前記通電端子をバネ板状に構成したものである。
した通電端子が、モータを組み込む組込装置の通電端子
への接続箇所に接触するように小型モータを配置するこ
とで、小型モータと組込装置との電気的接続を行うこと
ができて小型振動モータへの給電を果たし、小型モータ
を組み付けるメーカー側で従来必要であった、モータの
リード線の位置決めやリード線の半田付けをしなくても
済むので、モータ取付工数を削減することができる。
記載の小型モータにおいて、バネ板状に構成した一対の
通電端子が、その長手方向および厚み方向に沿う面が互
いに対向するように並べて突出され、対向する面が先端
側ほど離れるようにテーパ面が形成されているものであ
る。
側ほど離れるようにテーパ面が形成されているため、こ
のバネ板状の通電端子をモータ取付時にたわませたとき
でも、通電端子の先端部がお互いに離れるようにたわ
み、通電端子同士が接触することを防ぐという作用を有
する。
に振動発生用の偏心分銅が固定され、シャフトの回転に
より振動が発生される小型振動モータも適している。本
発明の請求項3記載の発明は、回転子に、固定子の内部
に回転自在に支持されたシャフトと前記シャフトに固定
された整流子と前記整流子に電気的に接続されているコ
イルとが設けられ、絶縁被覆されているコイルの接続部
と整流子の接続部とをスポット溶接により接続する小型
モータの製造方法であって、スポット溶接用の一方の電
極をコイルの接続部に当接させるとともに前記一方の電
極に通電して発熱させて、コイルの接続部の絶縁被覆を
破壊させ、この後、前記一方の電極をコイルの接続部に
当接させた状態で、他方の電極を整流子の接続部に当接
させ、これらの電極間で通電させて、絶縁被覆が破壊さ
れたコイルの接続部と整流子の接続部とをスポット溶接
により接続するものである。
ルの絶縁被覆の除去に半田を使用しないので、半田によ
る銅喰われによる導体のやせ細りを防止し、極細径の線
材を用いた場合にも断線を防止することができるととも
に、従来半田揚げとスポット溶接という二つの工程が必
要であった結線を、スポット溶接の電極を接触させる工
程、すなわち一工程で行うことができるという作用を有
する。
タとしては、シャフトに振動発生用の偏心分銅が固定さ
れ、シャフトの回転により振動が発生される小型振動モ
ータも適している。
モータの製造方法を行う場合に適したスポット溶接機で
あって、一対の電極を有し、小型モータの回転子に設け
られているコイルの接続部と整流子の接続部とを溶接す
るスポット溶接機であって、前記コイルの接続部に当接
させる電極部に、この電極部だけを通電させた際に発熱
して前記コイルの接続部の絶縁被覆を破壊させる小断面
積部が形成されているものである。
続部に当接させた電極部を通電させることにより、電極
部の小断面積部が発熱してコイルの接続部の絶縁被覆を
破壊できる。
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1、図2はそれぞれ本発明の請求項
1記載の発明に対応する第1実施の形態にかかる小型振
動モータの側面図および下面図であり、図3の(a)、
(b)、図4の(a)、(b)は同小型振動モータ(コ
アレスモータ)のブラケット組立体の分解正面図、分解
側面図、組付正面図、組付側面図である。
る略カップ状のフレーム2(図1参照)内に略円筒状の
メタル軸受と略円筒状のマグネットとが組付けられた固
定子と、この固定子の内部に回転可能に支持されたシャ
フト3(図2参照)とこのシャフト3に固定された整流
子とこの整流子に電気的に接続されたコイルとからなる
回転子と、図1〜図4に示すように、シャフト2に固定
した振動発生用偏心分銅4と、前記整流子に接触する一
対の刷子5とこの刷子5に電気的かつ物理的に接続され
た端子板6と給電用の一対の通電端子7とナイロン等の
絶縁材料からなるブラケット8およびホルダー9とから
なるブラケット組立体10とを備えている。図1、図2
に示すように、ブラケット組立体10は、フレーム1の
開口端に配置される。
ケット8には一対の位置決めピン8aが突設されてい
る。そして、ホルダー9および端子板6には位置決めピ
ン8aに嵌合する嵌合孔9a、6aが形成され、ホルダ
ー9および端子板6は位置決めピン8aによって位置決
めされている。刷子5は端子板6とともにブラケット8
とホルダー9との間に挟み込まれて固定されている。
にて構成されており、この通電端子7はブラケット8と
端子板6との間に挟みこまれ、さらにカシメ、スポット
溶接等の手段により端子板6と電気的且つ機械的に接続
されている。図2に示すように、一対の通電端子7は、
その長手方向および厚み方向に沿う面が互いに対向する
ように平行に並べて突出されている。
置側の基板にセットして実装する時のイメージを示す図
である。図5、図6に示すように、組込装置側の基板1
1に設けた給電端子12と小型振動モータ側の通電端子
7とを接触させることにより、組込装置側から小型振動
モータ1への給電を行うことができる。
板6とが一体化されたものを示したが、これに限るもの
ではなく、刷子5と端子板6とを別部品として、これら
の刷子5と端子板6をスポット溶接またはカシメなどの
手段により、電気的かつ機械的に接続して構成しても良
く(図示せず)、さらにこの場合には端子板6と一体的
にバネ板よりなる通電端子7を設けてもよいことは言う
までもない。また、通電端子7は必ずしもバネ板で構成
しなくてもよく、少なくとも外部に露出する部分がバネ
板状であればよい。また、通電端子7には、小型振動モ
ータ1が組み込まれる組込装置側の給電端子との接触の
安定性を確保するために金メッキを施すことが望まし
い。
タの場合を説明したが、コアードモータで同様に構成し
ても良いことは言うまでもない。以上のように、この実
施の形態によれば組込装置からの給電を受ける通電端子
7をバネ板状に構成することで、組込装置に小型振動モ
ータ1を組み込むときに、小型振動モータ1の位置と角
度を決めれば通電端子の位置も決まって小型振動モータ
1への通電を行うことができる。したがって、リード線
で接続する場合のように、リード線の位置決め、またリ
ード線の半田付けという手作業による工数を削減するこ
とができる。
いるため、小型振動モータ1と組込装置側の基板11と
の相対位置が製造時における寸法誤差範囲内で変化して
も、この寸法誤差が通電端子7のバネ性により接触状態
が良好に保たれる。また、同様に、振動発生用偏心分銅
4が回転されて振動が発生しても通電端子7のバネ性に
より接触状態が良好に保たれる。 (実施の形態2)図7は本発明の請求項2記載の発明に
対応する第2の実施の形態にかかる小型振動モータの下
面図である。なお、上記実施の形態と同機能のものには
同符号を付してその説明は省略する。図7に示すよう
に、この小型振動モータ13と第1の実施の形態の小型
振動モータ1との相違点は、バネ板からなる通電端子7
の先端部側内面に、対向する面同士が先端側ほど離れる
ようにテーパ面7aを設けたことである。
側の間隔を狭く設定した場合にも、通電端子7の先端側
が離れており、この小型振動モータ13を組込装置に実
装したときに、この板バネからなる通電端子7の先端部
がお互いに離れるようにたわみ、通電端子7同士が接触
することが防止され、信頼性が向上する。 (実施の形態3)図8は本発明の請求項4および請求項
6に対応する第3の実施の形態にかかる小型振動モータ
(コアレスモータ)の整流子およびコイルの部分の要部
断面図である。
の形態と同様に、固定子、回転子、およびブラケット組
立体などが設けられており、回転子には、固定子の内部
に回転自在に支持されたシャフトと、このシャフトに固
定された整流子22と、この整流子22に電気的に接続
されているコイル23とが設けられている(図8参
照)。そして、絶縁被覆されているコイル23の接続部
としてのコイルタップ24と、整流子22の接続部とし
てのライザー25とがスポット溶接により接続される。
で、コイルタップ24に当接させる一方の電極26は略
U字型形状とされてこの電極26だけで通電可能とされ
ているとともに、コイルタップ24に当接させる部分の
断面積が他の部分の断面積より小さくされて細くされた
小断面積部26aが形成されている。
する場合には、電極26をコイルタップ24に当接させ
た状態で、まず電極26の両端26b、26c間に電流
を流す。この結果、電極26の中で抵抗値の高い小断面
積部26aが発熱し、この熱によりコイルタップ24の
絶縁被覆が破壊される。
し、コイルタップ24に当接させた電極26(電極26
の端部26b)と、整流子22のライザー25に当接さ
せた電極27との間に電流を流す。これにより、従来と
同様にコイルタップ24とライザー25のスポット溶接
が行われる。このとき、電極26のオープンにする側が
端部26cでも良いことは言うまでもない。また、溶接
をより安定化させるために、比較的低融点の金属、たと
えば錫や、銅となじみやすい金属、たとえば銀等をライ
ザー25の表面とコイルタップ24との溶接部にメッキ
やクラッドなどの手段により配置しておくことが望まし
い。
タの製造方法によれば、コイルタップ24と整流子22
のライザー25をスポット溶接するために事前に別工程
として従来必要だった、半田漕につけて被覆を融かす方
法や溶剤を用いて被覆を溶かす方法などで行っていたコ
イルタップの絶縁被覆除去工程が不要となる。またそれ
ばかりでなく、半田にて絶縁被覆を除去していた場合に
は半田による銅喰われにより芯線がやせ細り断線しやす
くなるといった従来の課題を解消し、近年問題にされて
いる環境破壊を引き起こす可能性のある危険な溶剤を使
用する必要がないという効果をもあわせ持つものであ
る。
にコアレスモータで説明したがコアードモータで同様に
構成しても良いことは言うまでもない。また、上記の第
1から第3の実施の形態をそれぞれ別個に採用してもよ
いが、これらをあわせて採用してもよいことは言うまで
もない。
れも小型振動モータの例を述べたが、これに限るもので
はなく、その他の小型モータにも適用できることは申す
までもない。
通電端子をバネ板状に構成することにより、組込装置へ
のモータ実装時にモータの位置決めだけで通電端子の位
置を決定することができるために、従来のリード線付き
モータでは自動化することができず人の手が必要であっ
たリード線の位置決め工数が不要になる。また、通電端
子と組込装置の給電端子との接触によりモータへの給電
を行うため、バネ板状の通電端子を半田付けする必要が
なくなって半田付け工数をも削減することができ、生産
能率を向上させることができる。
する面が先端側ほど離れるようなテーパ面を形成するこ
とにより、通電端子の根本側の間隔を狭く設定した場合
でも、通電端子同士が接触することが防止されて、信頼
性が向上する。
ルの接続部に当接させるとともに前記一方の電極に通電
して発熱させて、コイルの接続部の絶縁被覆を破壊さ
せ、この後、前記一方の電極をコイルの接続部に当接さ
せた状態で、他方の電極を整流子の接続部に当接させ、
これらの電極間で通電させて、絶縁被覆が破壊されたコ
イルの接続部と整流子の接続部とをスポット溶接により
接続することで、コイルの接続部と整流子の接続部とを
良好にスポット溶接することができる。そして、この小
型モータの製造方法によれば、コイルの絶縁被覆の除去
に半田を使用しないので、半田による銅喰われによる導
体のやせ細りを防止し、極細径の線材を用いた場合にも
断線を防止することができるとともに、従来半田揚げと
スポット溶接という二つの工程が必要であった結線を、
スポット溶接の電極を接触させる工程、すなわち一工程
で行うことができ、生産能率を向上させることができ
る。しかも、近年問題にされている環境破壊を引き起こ
す可能性のある危険な溶剤を使用する必要がないという
効果をも有する。
ト溶接機として、コイルの接続部に当接させる電極部
に、この電極部だけを通電させた際に発熱してコイルの
接続部の絶縁被覆を破壊させる小断面積部を形成するこ
とにより、コイルの接続部の絶縁被覆を確実かつ容易に
破壊できる。
ータの側面図
のブラケット組立体の分解正面図 (b)は同実施の形態における小型振動モータのブラケ
ット組立体の分解側面図
のブラケット組立体の組付正面図 (b)は同実施の形態における小型振動モータのブラケ
ット組立体の組付側面図
け前の状態を示す正面図
け後の状態を示す正面図
ータの下面図
ータの整流子およびコイルの部分の要部断面図
の部分の要部断面図
Claims (6)
- 【請求項1】 フレームと軸受とマグネットとを有する
固定子と、前記固定子の内部に回転自在に支持されたシ
ャフトと前記シャフトに固定された整流子と前記整流子
に電気的に接続されたコイルとを有する回転子と、前記
整流子に接触する一対の刷子と前記刷子に電気的に接続
され外部に突出された給電用の一対の通電端子とこの通
電端子または通電端子を固定した部品を支持する絶縁材
料よりなるブラケットおよびホルダーとからなり前記固
定子側に固定されるブラケット組立体とを備えた小型モ
ータであって、前記通電端子をバネ板状に構成した小型
モータ。 - 【請求項2】 バネ板状に構成した一対の通電端子は、
その長手方向および厚み方向に沿う面が互いに対向する
ように並べて突出され、対向する面が先端側ほど離れる
ようにテーパ面が形成されている請求項1記載の小型モ
ータ。 - 【請求項3】 シャフトには振動発生用の偏心分銅が固
定され、シャフトの回転により振動が発生される請求項
1または2に記載の小型モータ。 - 【請求項4】 回転子に、固定子の内部に回転自在に支
持されたシャフトと前記シャフトに固定された整流子と
前記整流子に電気的に接続されているコイルとが設けら
れ、絶縁被覆されているコイルの接続部と整流子の接続
部とをスポット溶接により接続する小型モータの製造方
法であって、スポット溶接用の一方の電極をコイルの接
続部に当接させるとともに前記一方の電極に通電して発
熱させて、コイルの接続部の絶縁被覆を破壊させ、この
後、前記一方の電極をコイルの接続部に当接させた状態
で、他方の電極を整流子の接続部に当接させ、これらの
電極間で通電させて、絶縁被覆が破壊されたコイルの接
続部と整流子の接続部とをスポット溶接により接続する
小型モータの製造方法。 - 【請求項5】 製造する小型モータのシャフトには振動
発生用の偏心分銅が固定され、シャフトの回転により振
動が発生される請求項4に記載の小型モータの製造方
法。 - 【請求項6】 一対の電極を有し、小型モータの回転子
に設けられているコイルの接続部と整流子の接続部とを
溶接するスポット溶接機であって、前記コイルの接続部
に当接させる電極部に、この電極部だけを通電させた際
に発熱して前記コイルの接続部の絶縁被覆を破壊させる
小断面積部が形成されているスポット溶接機。
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