JPH11136453A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

Info

Publication number
JPH11136453A
JPH11136453A JP9294304A JP29430497A JPH11136453A JP H11136453 A JPH11136453 A JP H11136453A JP 9294304 A JP9294304 A JP 9294304A JP 29430497 A JP29430497 A JP 29430497A JP H11136453 A JPH11136453 A JP H11136453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reading
traveling body
home position
image
scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9294304A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Hoshi
和徳 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9294304A priority Critical patent/JPH11136453A/ja
Publication of JPH11136453A publication Critical patent/JPH11136453A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行体を常に適切な位置に事前に移動させる
ことができる画像読み取り装置を提供する。 【解決手段】 読み取りを実行しているときに、その読
み取りをキャンセルする指示がきた場合には、第1走行
体111がホームポジションHPにいるかどうかで制御
が異なる。そこで、キャンセル指示がくると、まず、ホ
ームポジションHPにいるかどうかを判断し(ステップ
1001)、ホームポジションHPにいれば、走行体1
11,112の移動の必要はないので、そのまま待機中
に遷移する(ステップ1002)。ホームポジションH
Pにいない場合には、ホーミング動作を行なって(ステ
ップ1003)ホームポジションHPに戻った後、待機
中に遷移する(ステップ1002)。この場合、ホーミ
ング動作を行なわずにホームポジションHPとの距離の
分だけホームポジションHP側に移動するようにしても
よい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像読み取りを
行なうための走行体の制御に特徴のある画像読み取り装
置に係り、特に、画像の変倍時の走行体の位置制御に特
徴のある画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、画像形成装置としてデジタル複写
機が普及してきている。このデジタル複写機は、画像
(原稿)を読み取って電気信号に変換し、変換された電
気信号に基づいて画像を形成するもので、種々の機能が
設定されている。その中で、変倍という機能がある。こ
の変倍動作は、走行体の移動速度を可変にし、読み取る
密度を変更することによって行っているが、走行体を目
標の速度に到達させるためには、図11に示すように助
走距離L1が必要となる。なお、この図11では、説明
を簡単にするために立ち上がり時の加速度を一定にして
いる。
【0003】画像を読み取るまでに走行体は一定速度に
達している必要があるので、目標速度V3まで必要な装
置の場合、ホームポジション(HP)、白基準板WB、
及び画像先端GFの位置関係は図2に示すようになる。
【0004】一方、カラー原稿を読み取ったり、原稿を
繰り返して読み取る際、デジタル複写機においては、感
光体への書き込み位置合わせ、あるいは繰り返しコピー
速度(以下、CPM〔Copy per Minut
e〕と称す。)の関係で、走行体が常にホームポジショ
ンまで戻ると次のスキャン開始の時間に間に合わなくな
る場合が生じる。例えば、図11において目標速度V1
の場合には、一定速度に到達する時間が短い反面、画像
先端GFに移動を完了するまで、速度の遅い分時間がか
かり、繰り返しタイミングに間に合わなくなってしま
う。このため、デジタル複写機では、図12に示すよう
に目標速度(複写機では、変倍率に対応)に応じてホー
ムポジションHP位置を予め変更し、当該位置に移動さ
せることにより、画像先端GFに移動するまでの無駄な
時間を省くようにしてタイミングを合わせていた。この
ように制御しているものとして、例えば特開平5−01
4609号公報記載の発明が知られている。
【0005】しかし、図12に示すようにしてホームポ
ジションHPを移動させると、例えばHP1のようにホ
ームポジションを移動させると、ホームポジション位置
が白基準板123の領域に入ってしまい、シェーディン
グ動作が正常に行われないという不具合が生じていた。
また、変倍率によってホームポジションHPが異なるの
で、走行体のスタート時の処理が複雑になるという不具
合もあった。
【0006】そこで、1回目の読み取り時には、ホーム
ポジションからスタートし、走行体が白基準板位置を通
過する際にCCDセンサのバラツキを補正するためにシ
ェーディング補正を行い、走行体が原稿読み取り範囲の
走査が終了した時点で次の読み取り時にスタートすべき
位置を計算して求め、その位置まで走行体を戻し、さら
に、最後の読み取り時には、ホームポジションHPに戻
るように制御することが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように制
御したとしても、走行体がホームポジションから移動し
て停止しているときにキャンセル動作が入った場合に
は、対処することができなくなる。すなわち、コピー動
作のキャンセル原因としてユーザによるストップキー押
し下げやジャム、課金系などの様々な原因があるが、基
本的に対象となるプロセスの給紙が実行されていなけれ
ば停止することが望ましい。ところが、フルカラーコピ
ーのように数回スキャンする場合、最初の1回目のスキ
ャンで給紙も実行されるとは限らない。キャンセル指示
があった時点では給紙されておらず、1回目のスキャン
は実行されてしまっていることは十分に起こり得る。こ
の場合、走行体はホームポジションから移動した位置で
停止しているため、次の新しいコピー動作を行うときに
は、シェーディング補正を行うことが不可能な位置にあ
る場合がある。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、一連のスキャン動作またはキ
ャンセル動作を管理することによって、走行体を常に適
切な位置に事前に移動させることができる画像読み取り
装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、第1の手段は、走行体を走査して画像を光学的に読
み取り、光学的に読み取った画像を電気信号に変換し、
変換された画像信号を送信する画像読取り装置におい
て、前記走行体がホームポジションと異なる位置にある
ときに、読み取りの中断指示が入力された場合には、前
記走行体をホームポジションと現在の位置の差分だけ移
動させる制御手段を備えていることを特徴とする。
【0010】第2の手段は、同様の前提の画像読取り装
置において、前記走行体がホームポジションと異なる位
置にあるときに、読み取りの中断指示が入力された場合
には、前記走行体をホームポジション位置に移動させる
制御手段を備えていることを特徴とする。
【0011】第3の手段は、第1または第2の手段にお
いて、前記制御手段は、読み取り動作を実行する実行中
の状態と、読み取り動作を行なわないで待機している待
機中の状態との状態の管理を行い、走行体の停止位置が
ホームポジションでない場合には、待機中の状態になっ
たときに走行体をホームポジションに戻すことを特徴と
する。
【0012】第4の手段は、第1ないし第3の手段にお
いて、前記制御手段は、1回目の読み取り時はホームポ
ジションから走行体の走査を開始し、走行体が白基準板
位置を通過する際にシェーディング補正を行い、走行体
が原稿読み取り範囲の走査を終了した時点で、前記走行
体の次の読み取り時のスタートすべき位置を計算してそ
の位置まで移動させ、最後の読み取り時には前記ホーム
ポジションに戻るように前記画像読み取り手段を制御す
ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は本実施形態に係る画像形成装置の概
略構成図である。図において、この画像形成装置は、ス
キャナ部1と画像書き込み部2と画像形成部(プリンタ
エンジン)部3とから構成されている。スキャナ部1が
本発明の画像読み取り装置に対応している。
【0015】スキャナ部1は、装置本体部100の内部
に光学走査系110が、また、上部に原稿のセット部1
20が設けられている。光学走査系110は、第1及び
第2走行体111,112と、第1走行体111に搭載
された照明ランプ113及び第1ミラー114と、第2
走行体112に搭載された第2および第3ミラー11
5,116と、第3ミラー116によって導かれた読み
取り光をCCDセンサ117上に結像するレンズ118
と、CCDセンサ117によって読み取った画像データ
を記憶する後述のRAMと、記憶した画像データをプリ
ンタエンジン2側に送信させる制御手段としてのCPU
とから主に構成されている。
【0016】原稿のセット部120は、原稿121の読
み取り面を置いてセットするコンタクトガラス122
と、コンタクトガラス122の前記第1走行体111の
スキャン方向上流側に設けられたシェーディング補正の
ための白基準板123とからなっている。なお、この白
基準板123のさらにスキャン方向上流側に前記第1走
行体111のホームポジション(HP)124が設定さ
れている。
【0017】画像書き込み部2は、レーザ発光部201
と、レーザ発光部201から出射されたレーザビームを
主走査方向に走査するポリゴンミラー202と、ポリゴ
ンミラー202によって等角速度で走査されるレーザビ
ームを等速度で走査するように変換するfθレンズ20
3と、fθレンズ203を通過したレーザビームを反射
して感光体表面を走査させるミラー204とから基本的
に構成されている。
【0018】画像形成部3は、感光体310、中間転写
ベルト320、リボルバ現像器330、搬送ベルト34
0、および定着ユニット350から主に構成されてい
る。
【0019】感光体310の外周に沿って、帯電器31
0やクリーナ311を含む公知の潜像形成系、クリーニ
ング系の各要素が配置されている。これにより、帯電器
310によって帯電された感光体310の表面にレーザ
光205を照射して各色毎に潜像を形成し、各色毎に形
成された潜像をリボルバ現像器330で現像する。そし
て、各色毎に中間転写ベルト320上に画像を転写し、
これを繰り返すことによってフルカラーの画像を形成す
る。フルカラーの画像は、転写チャージャ360によっ
て給紙経路を経て搬送されてくる転写紙上に転写され、
分離チャージャ370によって分離された後、定着ユニ
ット350で定着され、排紙される。
【0020】スキャナ部1の電気的な構成を図2に示
す。スキャナ部1は、ROM(Read Only Memory)10
1、RAM(Ramdum Access Memory)102、読み取り
実行指示部103、CP U104、ステッピングモー
タ105、ホームポジションセンサ106、およびシェ
ーディング実行部107を含んで構成されている。
【0021】第1および第2走行体111,112は、
ステッピングモータ105によって駆動され、立ち上が
り加速度の制御および位置制御をCPU104が管理す
る。走行体111,112の位置管理は、モータに取り
付けられている位置センサ、例えばモータ軸に取り付け
られたパルス発生手段からの出力、ステッピングモータ
の場合にはモータに送るパルス数によって管理される。
ROM101にはCPU104で実行すべきプログラム
が予め書き込まれ、RAM102はプログラムの実行に
必要なデータなどを一時的に格納し、CPU104の計
算に必要なワークエリアとして機能する。ステッピング
モータ106は、CPU104から出力された駆動パル
ス数分だけ回転して走行体111,112を駆動し、ホ
ームポジションセンサ106は、第1走行体111のホ
ームポジションHPを検出する。さらに、シェーディン
グ実行部107は前記白基準板123の検出値に基づい
てシェーディングを実行する。
【0022】ところで、カラー原稿を読み取る際、複数
回同一原稿を読み取る必要がある。例えばデジタル複写
機では、1回目の読み取りで黒(BK)のデータを処理
し、2回目以降はカラー再生に必要なシアン(C)、マ
ゼンタ(M)、およびイエロー(Y)の3原色の処理を
するための読み取りを行なう方式が一般的である。な
お、この方式を「面順次読み取り」と一般には称してい
る。その際、読取りの順番は特に問わない。また、黒
(BK)の読み取りを行なうことなく前記3原色で黒を
表現することも可能であることは言うまでもない。
【0023】この面順次読み取りでは、2回目以降走行
体がホームポジションHPまで戻ると、感光体310へ
の書き込み位置合わせタイミングに間に合わない場合が
生じる。そこで、2回目以降にスタートすべき位置を計
算して、1回目の読み取り実行後、及び2回目以降の読
み取り実行号に戻る距離を最短するように設定すること
ができる。
【0024】ここで、図3において、例えば目標速度2
の場合に不要な読み取り距離L2は画像先端GFから助
走距離L1を減算した距離となる。そこで、図2のよう
に駆動モータをステッピングモータ105で構成する
と、助走距離をステッピングモータに与えるパルス数で
計算できるため、不要な読み取り距離L2を計算するこ
とが可能になる。図4および図5を参照して距離の関係
を説明すると、常にホームポジションHPに戻る場合
は、図4に示すように、 1回目の読み取り距離=1回目のリターン距離 =2回目の読み取り距離 =2回目のリターン距離 1回目のシェーディング開始位置=2回目のシェーディング開始位置 となる。この説明では、2回目以降を省略しているが、
2回目以降、読み取る回数分同じとなる。
【0025】これに対し、本実施形態では、 1回目のリターン距離=2回目の読み取り距離 =1回目の読み取り距離−不要な読み取り距離 2回目のシェーディング開始位置=1回目のシェーディング開始位置 −不要な読み取り距離 とすることによっって1回目のリターン距離以降を短縮
し、タイミングを間に合わせることが可能になる。
【0026】また、最後のリターン距離は、 最後のリターン距離=1回目のリターン距離 または、 最後のリターン距離=最後の読み取り距離+不要な読み
取り距離 または、 最後のリターン距離=ホームポジションセンサ106を
検知するまでの距離 として求めることが可能である。
【0027】この一連の処理を図6のフローチャートに
示す。この処理では、まず、走行体111をスタートさ
せた後、シェーディング位置にきたら(ステップ60
1)、シェーディングを開始し(ステップ602)、走
行体111のリターン位置に達したら(ステップ60
3)全ての読み取り工程が終了したかどうかをチェック
する(ステップ604)。読み取り工程が終了していれ
ば、走行体111をホームポジションHPに戻して(ス
テップ605)処理を終了する。
【0028】一方、ステップ604のチェックで全ての
読み取り工程が終了していなければ、不要な読み取り距
離L2を計算し(ステップ606)、シェーディングが
可能かどうかをチェックする(ステップ607)。そし
て、シェーディングが可能ならばステップ601に戻っ
て以降の処理を繰り返し、シェーディングが不能ならば
ステップ603に戻って以降の処理を繰り返す。なお、
前記不要距離L2の計算は、 不要距離L2=画像先端距離−助走距離 によって行なわれる。
【0029】通常は、このようにして走行体の制御が行
なわれるが、この制御の途中でコピー動作に対してキャ
ンセル指示が行なわれた場合、動作が一時停止し、以降
の動作が上記のような手順で行なうことができない場合
がある。そこで、そのような事態が発生した場合には、
本実施形態では以下のようにして処理する。
【0030】この処理をスキャナ制御を一連のスキャン
動作を管理する部分と、1回のスキャン単位で動作する
部分に分けて説明する。
【0031】1回のスキャン単位で動作する部分は、直
接スキャナ制御を行なう部分で読み取り実行の指示を受
け、読み取り実行動作を開始し、終了通知を行なう。ま
た、ホーミングの指示を受け、ホームポジションに戻る
ホーミングを行なう。さらに、ホームポジションHPと
の距離を常に把握し、ホームポジションへの移動の指示
でその分だけ移動する機能を備えている。
【0032】以下、スキャン動作を管理する部分につい
て説明する。簡単のため、図7に待機中と実行中の2つ
の状態で動作の管理を行なう遷移図を示す。すなわち、
各動作を行なう際には、待機中701と実行中702の
各状態を交互に繰り返して実行中の動作状態のときに所
定の動作を行なうことになる。コピー動作は待機中70
1の状態で指示を受けるので、図8のフローチャートに
示すように待機中701の状態からコピー動作が開始さ
れる。この処理では、スキャン実行動作指示後、SCAN C
OUNTを色データから算出する(ステップ801)。この
SCAN COUNTはフルカラーコピーのように4色のトナーを
使用する場合は4になり、1色のトナーによって画像形
成が行なわれるシングルカラーの場合は1となる。色に
よっては2以上のトナーを使用する場合があるので、そ
の場合には、2以上の使用されるトナーの色に対応した
スキャン回数がSCAN COUNTにセットされる。次いで、読
み取り実行の指示を行い(ステップ802)、実行中7
02に遷移して新たなコピー実行開始指示を待つ(ステ
ップ803)。
【0033】実行中702の状態では、読み取り終了や
一連のスキャン動作のキャンセル指示がくる。読み取り
終了の場合には、図9に示すように、SCAN COUNTを
「1」減算し(ステップ901)、減算結果が「0」に
なってるかどうかを確認し(ステップ902)、「0」
になっていなければ、次の読み取り実行開始の指示を行
なって(ステップ903)終了待ちになる(ステップ9
04)。一方、ステップ902でSCAN COUNTが「0」に
なっていれば、待機中701に遷移し(ステップ90
5)、新たなコピー実行開始を待つ。
【0034】一方、キャンセル指示がきた場合には、第
1走行体111がホームポジションHPにいるかどうか
で制御が異なってくる。そこで、図10のフローチャー
トに示すように、キャンセル指示がくると、まず、ホー
ムポジションHPにいるかどうかを判断し(ステップ1
001)、ホームポジションHPにいれば、走行体11
1,112の移動の必要はないので、そのまま待機中7
02に遷移する(ステップ1002)。ホームポジショ
ンHPにいない場合には、ホーミング動作を行なって
(ステップ1003)ホームポジションHPに戻った
後、待機中702に遷移する(ステップ1002)。こ
の場合、ホーミング動作を行なわずにホームポジション
HPとの距離の分だけホームポジションHP側に移動す
るようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、走行体がホームポジションと異なる位置にあると
きに、読み取りの中断指示が入力された場合には、前記
走行体をホームポジションと現在の位置の差分だけ移動
させるので、走行体を常に適切な位置に事前に移動させ
ることができる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、走行体がホ
ームポジションと異なる位置にあるときに、読み取りの
中断指示が入力された場合には、前記走行体をホームポ
ジション位置に移動させるので、走行体を常に適切な位
置に事前に移動させることができる。
【0037】請求項3記載の発明によれば、読み取り動
作を実行する実行中の状態と、読み取り動作を行なわな
いで待機している待機中の状態との状態の管理を行い、
走行体の停止位置がホームポジションでない場合には、
待機中の状態になったときに走行体をホームポジション
に戻すので、走行体を常に適切な位置に事前に移動させ
ることができる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、1回目の読
み取り時はホームポジションから走行体の走査を開始
し、走行体が白基準板位置を通過する際にシェーディン
グ補正を行い、走行体が原稿読み取り範囲の走査を終了
した時点で、前記走行体の次の読み取り時のスタートす
べき位置を計算してその位置まで移動させ、最後の読み
取り時には前記ホームポジションに戻るように制御する
ので、カラー画像の読み取りにおいても、走行体を常に
適切な位置に事前に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像読み取り装置を備
えた画像形成装置の構成を示す概略構成図である。
【図2】本実施形態に係る画像読み取り装置の電気的な
構成の概略を示すブロック図である。
【図3】走行体のホームポジションと計算によるスター
ト位置との関係を示す説明図である。
【図4】走行体の読み取り距離とリターン距離との関係
を示す説明図である。
【図5】走行体の読み取り距離とリターン距離との他の
関係を示す説明図である。
【図6】走行体の走行制御の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】画像読み取りのための走行体の待機中と読み取
り実行中の状態の遷移を示す説明図である。
【図8】読み取り待機中からSCAN COUNTを算出して、算
出した走査回数に応じて読み取りを実行する処理手順を
示すフローチャートである。
【図9】実行中からの処理の一例を示すフローチャート
である。
【図10】実行中からの処理の他の例を示すフローチャ
ートである。
【図11】従来から実施されている走行体の目標速度と
移動距離との関係を示す図である。
【図12】従来から実施されている走行体の目標速度と
ホームポジション位置との関係を示す図である。
【符号の説明】
100 画像読み取り装置(スキャナ部) 101 原稿 102 コンタクトガラス 111 ROM 112 RAM 113 読み取り実行指示部 114 CPU 115 ステッピングモータ 116 ホームポジションセンサ 117 シェーディング実行部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行体を走査して画像を光学的に読み取
    り、光学的に読み取った画像を電気信号に変換し、変換
    された画像信号を送信する画像読取り装置において、 前記走行体がホームポジションと異なる位置にあるとき
    に、読み取りの中断指示が入力された場合には、前記走
    行体をホームポジションと現在の位置の差分だけ移動さ
    せる制御手段を備えていることを特徴とする画像読み取
    り装置。
  2. 【請求項2】 走行体を走査して画像を光学的に読み取
    り、光学的に読み取った画像を電気信号に変換し、変換
    された画像信号を送信する画像読取り装置において、 前記走行体がホームポジションと異なる位置にあるとき
    に、読み取りの中断指示が入力された場合には、前記走
    行体をホームポジション位置に移動させる制御手段を備
    えていることを特徴とする画像読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、読み取り動作を実行す
    る実行中の状態と、読み取り動作を行なわないで待機し
    ている待機中の状態との状態の管理を行い、走行体の停
    止位置がホームポジションでない場合には、待機中の状
    態になったときに走行体をホームポジションに戻すこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像読み取り装
    置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、1回目の読み取り時は
    ホームポジションから走行体の走査を開始し、走行体が
    白基準板位置を通過する際にシェーディング補正を行
    い、走行体が原稿読み取り範囲の走査を終了した時点
    で、前記走行体の次の読み取り時のスタートすべき位置
    を計算してその位置まで移動させ、最後の読み取り時に
    は前記ホームポジションに戻るように前記画像読み取り
    手段を制御することを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれか1項に記載の画像読み取り装置。
JP9294304A 1997-10-27 1997-10-27 画像読み取り装置 Pending JPH11136453A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9294304A JPH11136453A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 画像読み取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9294304A JPH11136453A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 画像読み取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11136453A true JPH11136453A (ja) 1999-05-21

Family

ID=17805970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9294304A Pending JPH11136453A (ja) 1997-10-27 1997-10-27 画像読み取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11136453A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6564028B2 (en) * 2000-07-31 2003-05-13 Ricoh Company, Ltd. Method of initializing an image reading device
JP2007279256A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6564028B2 (en) * 2000-07-31 2003-05-13 Ricoh Company, Ltd. Method of initializing an image reading device
JP2007279256A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100278164B1 (ko) 칼라화상형성장치
JP2008012694A (ja) 画像形成装置
US9785085B2 (en) Laser scanning unit, image forming apparatus, laser scanning method
JP2007328045A (ja) 画像形成装置
JPH11136453A (ja) 画像読み取り装置
JP2002029085A (ja) 画像形成装置
JP2010176001A (ja) 画像形成装置、定着温度制御方法、及び定着温度制御プログラム
JP5915049B2 (ja) 画像形成装置
JP3606506B2 (ja) フルカラー画像形成装置
JP2000101791A (ja) 画像形成装置
JP3603407B2 (ja) カラー画像形成装置
JP3029444B2 (ja) 画像読取装置
JP3989156B2 (ja) 画像形成装置
JP2002023589A (ja) 画像形成装置
JP2004345172A (ja) 画像形成装置
JP2004147078A (ja) 画像読み取り装置および画像形成装置
JPH09193463A (ja) カラー画像形成装置
JP4057152B2 (ja) フルカラー画像形成装置
JP2002123057A (ja) インラインカラーレーザプリンタの較正方法
JP4817770B2 (ja) 画像形成装置、及び画像形成方法
JP2000238321A (ja) カラー画像形成装置
JPH10235933A (ja) レーザスキャンユニット
JP3457723B2 (ja) 画像形成装置
JPH04218074A (ja) 多重画像形成装置及び多重画像形成方法
JP2002049281A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040914