JPH11135422A - 露光装置 - Google Patents
露光装置Info
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- JPH11135422A JPH11135422A JP9316423A JP31642397A JPH11135422A JP H11135422 A JPH11135422 A JP H11135422A JP 9316423 A JP9316423 A JP 9316423A JP 31642397 A JP31642397 A JP 31642397A JP H11135422 A JPH11135422 A JP H11135422A
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- Japan
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- chamber
- exposure apparatus
- main body
- conductive rubber
- shielding member
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電磁的に密閉構造であり電磁シールド特性に
優れ、さらに露光装置本体にチャンバーの振動が伝わら
ず、露光装置の結像性能や重ね合わせ精度を劣化させな
いチャンバーを有する露光装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 基板にパターンを露光する露光装置本体
と、露光装置本体を包囲するチャンバーと、露光装置本
体とチャンバーとの間に形成される隙間を電磁的に遮蔽
し、振動吸収性を有する遮蔽部材とを備えた露光装置と
する。露光装置本体をチャンバで包囲し、チャンバとの
間の隙間を電磁的に遮蔽したので、電磁シールド特性が
優れたものとすることができ、遮蔽部材が振動吸収性を
有するのでチャンバの振動が露光装置本体に伝わらない
ようにすることができる。よって、露光装置の結像性能
や重ね合わせ精度を劣化させない。
優れ、さらに露光装置本体にチャンバーの振動が伝わら
ず、露光装置の結像性能や重ね合わせ精度を劣化させな
いチャンバーを有する露光装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 基板にパターンを露光する露光装置本体
と、露光装置本体を包囲するチャンバーと、露光装置本
体とチャンバーとの間に形成される隙間を電磁的に遮蔽
し、振動吸収性を有する遮蔽部材とを備えた露光装置と
する。露光装置本体をチャンバで包囲し、チャンバとの
間の隙間を電磁的に遮蔽したので、電磁シールド特性が
優れたものとすることができ、遮蔽部材が振動吸収性を
有するのでチャンバの振動が露光装置本体に伝わらない
ようにすることができる。よって、露光装置の結像性能
や重ね合わせ精度を劣化させない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャンバで包囲さ
れた露光装置に関し、特に基板にパターンを投影露光す
る露光装置に関するものである。
れた露光装置に関し、特に基板にパターンを投影露光す
る露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年半導体の急激な進歩によって機械装
置、制御装置など多くの装置に、電磁気に敏感な半導体
デバイスが使われるようになり、電磁環境問題即ち電磁
ノイズによる干渉の問題が重要なテーマになってきた。
このため、各種装置の安全性向上のために、電磁環境両
立性を満足させて、電磁ノイズを出さないまた受け入れ
ないといった電磁ノイズに強い商品を作り出す必要があ
る。これに対処するため、一般的には電磁波を放射しに
くい回路設計、GND(グランド/接地)の強化、フィ
ルターの使用、シールドの使用による電磁波の封じ込め
等の対策が取られていた。
置、制御装置など多くの装置に、電磁気に敏感な半導体
デバイスが使われるようになり、電磁環境問題即ち電磁
ノイズによる干渉の問題が重要なテーマになってきた。
このため、各種装置の安全性向上のために、電磁環境両
立性を満足させて、電磁ノイズを出さないまた受け入れ
ないといった電磁ノイズに強い商品を作り出す必要があ
る。これに対処するため、一般的には電磁波を放射しに
くい回路設計、GND(グランド/接地)の強化、フィ
ルターの使用、シールドの使用による電磁波の封じ込め
等の対策が取られていた。
【0003】露光装置の場合において電磁シールド対策
をする場合、露光装置を覆うチャンバーは四角い箱を下
面が開いている状態で設置した自立タイプとなってお
り、その裾部と露光装置本体との間に隙間を設け、チャ
ンバーから露光装置本体への振動の伝達を防止する構造
としている。
をする場合、露光装置を覆うチャンバーは四角い箱を下
面が開いている状態で設置した自立タイプとなってお
り、その裾部と露光装置本体との間に隙間を設け、チャ
ンバーから露光装置本体への振動の伝達を防止する構造
としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の露
光装置において、チャンバーの裾部と露光装置本体との
間の隙間から許容量以上の強さの電磁波が漏れ、また他
の電気装置から許容量以上の強さの電磁波が入り込むと
いう問題があった。電磁波の漏洩及び侵入がないように
するために、チャンバーの裾部と露光装置本体とを連結
してチャンバーを密閉構造にすると、電磁波の漏洩及び
侵入の問題は解決するが、チャンバーを通じて外部の振
動が露光装置本体に伝わり、露光装置の結像性能や重ね
合わせ精度を劣化させてしまうという問題を生じる。
光装置において、チャンバーの裾部と露光装置本体との
間の隙間から許容量以上の強さの電磁波が漏れ、また他
の電気装置から許容量以上の強さの電磁波が入り込むと
いう問題があった。電磁波の漏洩及び侵入がないように
するために、チャンバーの裾部と露光装置本体とを連結
してチャンバーを密閉構造にすると、電磁波の漏洩及び
侵入の問題は解決するが、チャンバーを通じて外部の振
動が露光装置本体に伝わり、露光装置の結像性能や重ね
合わせ精度を劣化させてしまうという問題を生じる。
【0005】そこで本発明は、電磁的に密閉構造であり
電磁シールド特性に優れ、さらに露光装置本体にチャン
バーからの振動が伝わらず、露光装置の結像性能や重ね
合わせ精度を劣化させないチャンバーを有する露光装置
を提供することを目的としている。
電磁シールド特性に優れ、さらに露光装置本体にチャン
バーからの振動が伝わらず、露光装置の結像性能や重ね
合わせ精度を劣化させないチャンバーを有する露光装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、一実施の形態を表す図1と図6とに対応付けて説明
すると、請求項1に係る発明による露光装置は、基板
(w)にパターンを露光する露光装置本体(1)と、露
光装置本体(1)を包囲するチャンバー10と、露光装
置本体(1)とチャンバー10との間に形成される隙間
を電磁的に遮蔽する遮蔽部材(21〜26)と、を設け
たことを特徴とする。
に、一実施の形態を表す図1と図6とに対応付けて説明
すると、請求項1に係る発明による露光装置は、基板
(w)にパターンを露光する露光装置本体(1)と、露
光装置本体(1)を包囲するチャンバー10と、露光装
置本体(1)とチャンバー10との間に形成される隙間
を電磁的に遮蔽する遮蔽部材(21〜26)と、を設け
たことを特徴とする。
【0007】露光装置本体はチャンバーにより包囲さ
れ、露光装置本体とチャンバーとの間の隙間は遮蔽部材
により電磁的に遮蔽されるので露光装置本体からチャン
バー外に電磁波が漏れることことがなく、チャンバーの
外から露光装置本体に電磁波が入り込むことがない。こ
こで一般的にはチャンバー自体も電磁遮蔽作用を有する
ように電磁遮蔽性を有する材料から構成されている。
れ、露光装置本体とチャンバーとの間の隙間は遮蔽部材
により電磁的に遮蔽されるので露光装置本体からチャン
バー外に電磁波が漏れることことがなく、チャンバーの
外から露光装置本体に電磁波が入り込むことがない。こ
こで一般的にはチャンバー自体も電磁遮蔽作用を有する
ように電磁遮蔽性を有する材料から構成されている。
【0008】請求項2に係る発明による露光装置は請求
項1に係る露光装置において、前記遮蔽部材は振動吸収
性を有していることを特徴とする。遮蔽部材は振動吸収
性を有しているのでチャンバーの振動を吸収し露光装置
本体に伝えることはない。遮蔽部材は隙間を塞ぎチャン
バーと露光装置本体とに連接される。遮蔽部材は、典型
的には露光装置本体とチャンバーのいずれか一方に固定
されて取り付けられ、他の残りの一方とは接触するのみ
で拘束されない。そのような構成の場合、遮蔽部材と露
光装置本体、または遮蔽部材とチャンバーとの間で相対
的な動きが可能であるので、チャンバーの振動が露光装
置本体に伝達されることがない。遮蔽部材をチャンバー
及び露光装置本体とに固定して取り付け、遮蔽部材を例
えば二つに分割し、遮蔽部材同士を互いに拘束すること
なく接触させてもよい。
項1に係る露光装置において、前記遮蔽部材は振動吸収
性を有していることを特徴とする。遮蔽部材は振動吸収
性を有しているのでチャンバーの振動を吸収し露光装置
本体に伝えることはない。遮蔽部材は隙間を塞ぎチャン
バーと露光装置本体とに連接される。遮蔽部材は、典型
的には露光装置本体とチャンバーのいずれか一方に固定
されて取り付けられ、他の残りの一方とは接触するのみ
で拘束されない。そのような構成の場合、遮蔽部材と露
光装置本体、または遮蔽部材とチャンバーとの間で相対
的な動きが可能であるので、チャンバーの振動が露光装
置本体に伝達されることがない。遮蔽部材をチャンバー
及び露光装置本体とに固定して取り付け、遮蔽部材を例
えば二つに分割し、遮蔽部材同士を互いに拘束すること
なく接触させてもよい。
【0009】また、遮蔽部材は振動吸収性を有するので
チャンバー及び露光装置本体に固定して取り付けること
もできる。遮蔽部材は、材料として振動を減衰させる材
料、あるいは織布や金網のように振動を伝達しにくい材
料や部材が好ましいが、例えば弾性材料を蛇腹に形成し
構造的に振動が伝達しにくくした部材であってもよい。
振動吸収性とはこのような意味である。
チャンバー及び露光装置本体に固定して取り付けること
もできる。遮蔽部材は、材料として振動を減衰させる材
料、あるいは織布や金網のように振動を伝達しにくい材
料や部材が好ましいが、例えば弾性材料を蛇腹に形成し
構造的に振動が伝達しにくくした部材であってもよい。
振動吸収性とはこのような意味である。
【0010】請求項3に係る発明による露光装置は、請
求項1に係る露光装置において、前記遮蔽部材は、前記
露光装置本体と前記チャンバーとに面接触していること
を特徴とする露光装置である。遮蔽部材が露光装置本体
と前記チャンバーとに面接触しているので、隙間におけ
る高い電磁遮蔽特性が得られる。請求項4に係る発明に
よる露光装置は、レチクル(R)のパターンを基板
(W)に露光する露光部(2、6、9)と、レチクル
(R)と基板(W)との少なくとも一方を露光部(2、
6、9)に搬送する搬送部(13、14)と、露光部
(2、6、9)を包囲する第1チャンバー(10C)
と、搬送部(13、14)を包囲する第2チャンバー
(10D)と、第1チャンバー(10C)と前記第2チ
ャンバー(10D)との間に形成される隙間を電磁的に
遮蔽する遮弊部材(26)と、を設けたことを特徴とす
る。第1チャンバーと第2チャンバーとを有する、両チ
ャンバーを分離することもでき、さらに第1チャンバー
と第2チャンバーとの間に形成される隙間が遮蔽部材に
よって電磁的に遮蔽されているので、隙間から電磁波が
漏れたり、入り込んだりすることがない。
求項1に係る露光装置において、前記遮蔽部材は、前記
露光装置本体と前記チャンバーとに面接触していること
を特徴とする露光装置である。遮蔽部材が露光装置本体
と前記チャンバーとに面接触しているので、隙間におけ
る高い電磁遮蔽特性が得られる。請求項4に係る発明に
よる露光装置は、レチクル(R)のパターンを基板
(W)に露光する露光部(2、6、9)と、レチクル
(R)と基板(W)との少なくとも一方を露光部(2、
6、9)に搬送する搬送部(13、14)と、露光部
(2、6、9)を包囲する第1チャンバー(10C)
と、搬送部(13、14)を包囲する第2チャンバー
(10D)と、第1チャンバー(10C)と前記第2チ
ャンバー(10D)との間に形成される隙間を電磁的に
遮蔽する遮弊部材(26)と、を設けたことを特徴とす
る。第1チャンバーと第2チャンバーとを有する、両チ
ャンバーを分離することもでき、さらに第1チャンバー
と第2チャンバーとの間に形成される隙間が遮蔽部材に
よって電磁的に遮蔽されているので、隙間から電磁波が
漏れたり、入り込んだりすることがない。
【0011】請求項5に係る発明による露光装置は、請
求項4に係る露光装置において、前記遮蔽部材がさらに
振動吸収性を有することを特徴とする。
求項4に係る露光装置において、前記遮蔽部材がさらに
振動吸収性を有することを特徴とする。
【0012】請求項6に係る発明による露光装置は、請
求項4または請求項5に係る露光装置において、前記遮
蔽部材は、シート状に形成されていることを特徴とす
る。遮蔽部材がシート状に形成されているので、面接触
させ易い。
求項4または請求項5に係る露光装置において、前記遮
蔽部材は、シート状に形成されていることを特徴とす
る。遮蔽部材がシート状に形成されているので、面接触
させ易い。
【0013】請求項7に係る発明による露光装置は、請
求項4から請求項6のいずれかに記載の露光装置におい
て、前記遮蔽部材は、接合される前記部分の双方と面接
触していることを特徴とする。
求項4から請求項6のいずれかに記載の露光装置におい
て、前記遮蔽部材は、接合される前記部分の双方と面接
触していることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の形態を示
す。図1中、本発明の露光装置としての縮小投影露光装
置1は、水銀ランプ(図示せず)またはエキシマレーザ
(図示せず)等を有する照明光源部2と、照明光源部2
を出た光を集光するコンデンサレンズ3と、コンデンサ
レンズ3によって集光された光が通過するレチクルRが
載置されたレチクルステージ4と、架台部5と、架台部
5に支持され、レチクルRを通過した光が導かれる投影
レンズ6とを有する。
す。図1中、本発明の露光装置としての縮小投影露光装
置1は、水銀ランプ(図示せず)またはエキシマレーザ
(図示せず)等を有する照明光源部2と、照明光源部2
を出た光を集光するコンデンサレンズ3と、コンデンサ
レンズ3によって集光された光が通過するレチクルRが
載置されたレチクルステージ4と、架台部5と、架台部
5に支持され、レチクルRを通過した光が導かれる投影
レンズ6とを有する。
【0015】縮小投影露光装置1はさらに床面上に載置
された防震台7と、防震台7の上に配置された定盤8
と、定盤8の上に配置されたウエハステージ9とを有
し、投影レンズ6を介した光すなわちレチクルR上の写
し込みパターンは、ウエハステージ9上のウエハWに結
像される。レチクルR上の写し込みパターンはウエハW
上に投影転写され、一定時間露光されて1回の縮小露光
が完了する。露光はステップアンドリピート方式により
1枚のウエハWに対して位置をずらして複数回実施され
る。
された防震台7と、防震台7の上に配置された定盤8
と、定盤8の上に配置されたウエハステージ9とを有
し、投影レンズ6を介した光すなわちレチクルR上の写
し込みパターンは、ウエハステージ9上のウエハWに結
像される。レチクルR上の写し込みパターンはウエハW
上に投影転写され、一定時間露光されて1回の縮小露光
が完了する。露光はステップアンドリピート方式により
1枚のウエハWに対して位置をずらして複数回実施され
る。
【0016】縮小投影露光装置1は底面が開口した箱状
のチャンバー10を有し、縮小投影露光装置1は照明光
源部2の一部及び後述の空調機11を除いて、チャンバ
ー10に包囲されている。空調機11はチャンバー10
の外部の床面上に置かれチャンバ10の側面に隣接して
配置されている。チャンバー10の内部であって防震台
7上に空圧制御部12が配置され、これが空調機11を
制御して、チャンバー10内部の温度を一定に保ってい
る。レチクルRやウエハWの位置決めはレーザ干渉計に
よりなされるが、高精度が要求されるのでチャンバー1
0の内部は空調機11により温度が一定に保たれてお
り、投影レンズ6を含めた各部品の温度変化を防止して
いる。
のチャンバー10を有し、縮小投影露光装置1は照明光
源部2の一部及び後述の空調機11を除いて、チャンバ
ー10に包囲されている。空調機11はチャンバー10
の外部の床面上に置かれチャンバ10の側面に隣接して
配置されている。チャンバー10の内部であって防震台
7上に空圧制御部12が配置され、これが空調機11を
制御して、チャンバー10内部の温度を一定に保ってい
る。レチクルRやウエハWの位置決めはレーザ干渉計に
よりなされるが、高精度が要求されるのでチャンバー1
0の内部は空調機11により温度が一定に保たれてお
り、投影レンズ6を含めた各部品の温度変化を防止して
いる。
【0017】また、レチクルローダ13がチャンバー1
0の内部で架台部5上の支持台5Aの上に備え付けら
れ、ウエハローダ14がチャンバー10の内部で床面か
ら直接立ち上がって備え付けられている。必要に応じて
レチクルRはレチクルローダ13により交換され、ウエ
ハWはウエハローダ14により交換される。チャンバー
10にはレチクル交換用の扉(図示せず)及びウエハ交
換用の扉(図示せず)が形成され、これらの扉からレチ
クルR及びウエハWが出し入れされる。
0の内部で架台部5上の支持台5Aの上に備え付けら
れ、ウエハローダ14がチャンバー10の内部で床面か
ら直接立ち上がって備え付けられている。必要に応じて
レチクルRはレチクルローダ13により交換され、ウエ
ハWはウエハローダ14により交換される。チャンバー
10にはレチクル交換用の扉(図示せず)及びウエハ交
換用の扉(図示せず)が形成され、これらの扉からレチ
クルR及びウエハWが出し入れされる。
【0018】以上の一連の動作はチャンバー10外に別
置きされ、床面の上に載置されたコントロールラック
(図示せず)によりコンピュータ制御され自動運転され
る。
置きされ、床面の上に載置されたコントロールラック
(図示せず)によりコンピュータ制御され自動運転され
る。
【0019】本発明の遮蔽部材としての導電性ゴム部品
21、22、23、24が以下のごとく取り付けられて
いる。導電性ゴム部品21はチャンバー10と防震台7
とに連接し、導電性ゴム部品22はチャンバー10とウ
エハローダ14に連接し、導電性ゴム部品23は防震台
7とウエハローダ14に連接して取り付けられている。
導電性ゴム部品21、22、23、24は床面の近くに
取り付けられている。チャンバー10内部の床面で、防
震台7、ウエハローダ14以外の部分は、導電性ゴム部
品21、22、23のいずれかによって覆われている。
導電性ゴム部品21、22、23は床面とは接触せず、
両者の間には空間が存在している。
21、22、23、24が以下のごとく取り付けられて
いる。導電性ゴム部品21はチャンバー10と防震台7
とに連接し、導電性ゴム部品22はチャンバー10とウ
エハローダ14に連接し、導電性ゴム部品23は防震台
7とウエハローダ14に連接して取り付けられている。
導電性ゴム部品21、22、23、24は床面の近くに
取り付けられている。チャンバー10内部の床面で、防
震台7、ウエハローダ14以外の部分は、導電性ゴム部
品21、22、23のいずれかによって覆われている。
導電性ゴム部品21、22、23は床面とは接触せず、
両者の間には空間が存在している。
【0020】チャンバ10の側面に開口部25が形成さ
れ、照明光源部2の一部がこの開口部25より突出して
いる。導電性ゴム部品24は、開口部25のチャンバー
壁と照明光源部2の外周部とを連接して両者の隙間を塞
いでいる。以上のように、チャンバー10は導電性ゴム
部品21、22、23、24により防震台7と協働して
機械的に密閉構造となっている。
れ、照明光源部2の一部がこの開口部25より突出して
いる。導電性ゴム部品24は、開口部25のチャンバー
壁と照明光源部2の外周部とを連接して両者の隙間を塞
いでいる。以上のように、チャンバー10は導電性ゴム
部品21、22、23、24により防震台7と協働して
機械的に密閉構造となっている。
【0021】図2に、導電性ゴム部品21のチャンバー
10と防振台7との連結構造の詳細を示す。チャンバー
10の側壁部10Aに、垂直部31Aと水平部31Bを
有するL字形の補助板31の垂直部31Aが取り付けネ
ジ32によって取り付けられている。シート状の導電性
ゴム部品21の一端が、補助板31の水平部31Bの先
端近くに取り付けられた取り付けネジ33によって、押
え板34により夾まれて水平部31Bに面接触をして連
結され、導電性ゴム部品21の他の一端は防震台7の段
部7Aの水平部表面に面接触している。面接触している
ことにより、チャンバー10と、導電性ゴム部品21
と、防震台7との電気的な導通が確実に確保される。
10と防振台7との連結構造の詳細を示す。チャンバー
10の側壁部10Aに、垂直部31Aと水平部31Bを
有するL字形の補助板31の垂直部31Aが取り付けネ
ジ32によって取り付けられている。シート状の導電性
ゴム部品21の一端が、補助板31の水平部31Bの先
端近くに取り付けられた取り付けネジ33によって、押
え板34により夾まれて水平部31Bに面接触をして連
結され、導電性ゴム部品21の他の一端は防震台7の段
部7Aの水平部表面に面接触している。面接触している
ことにより、チャンバー10と、導電性ゴム部品21
と、防震台7との電気的な導通が確実に確保される。
【0022】補助板31等及び導電性ゴム部品21の上
側であるチャンバー10内の圧力が正圧となっており、
正圧による圧力によって導電性ゴム部品21が段部7A
の水平部表面に押し付けられている。この正圧は一般に
空調機11の送風によって生じる。
側であるチャンバー10内の圧力が正圧となっており、
正圧による圧力によって導電性ゴム部品21が段部7A
の水平部表面に押し付けられている。この正圧は一般に
空調機11の送風によって生じる。
【0023】段部7Aの水平部表面は塗装を行わず、導
電性ゴム部品21を置く前に防錆材を十分に除去するの
が望ましい。シート状の導電性ゴム部品には一般的には
カーボン入りのシリコンラバーや銀系導電材入りのシリ
コンラバーを使用する。以上の構造ではネジ32、33
のヘッドはチャンバーの内側にあるが、これらはチャン
バーを露光装置本体にかぶせる前に取り付けておき、導
電性ゴム部品21が組み立てられた状態で露光装置本体
に組み立てればよい。
電性ゴム部品21を置く前に防錆材を十分に除去するの
が望ましい。シート状の導電性ゴム部品には一般的には
カーボン入りのシリコンラバーや銀系導電材入りのシリ
コンラバーを使用する。以上の構造ではネジ32、33
のヘッドはチャンバーの内側にあるが、これらはチャン
バーを露光装置本体にかぶせる前に取り付けておき、導
電性ゴム部品21が組み立てられた状態で露光装置本体
に組み立てればよい。
【0024】導電性ゴム部品22のチャンバー10とウ
エハローダ14との連結構造は、図2に示されたものと
略同じであり、図2における導電性ゴム部品21を導電
性ゴム部品22に置き換え、防震台7をウエハローダ1
4に置き換えた構造である。図2に関する前述の説明
も、導電性ゴム部品21を導電性ゴム部品22に置き換
え、防震台7の段部7Aをウエハローダ14の段部14
Aに、防震台7をウエハローダ14に置き換えた内容が
該当するので詳細な記述は省略する。
エハローダ14との連結構造は、図2に示されたものと
略同じであり、図2における導電性ゴム部品21を導電
性ゴム部品22に置き換え、防震台7をウエハローダ1
4に置き換えた構造である。図2に関する前述の説明
も、導電性ゴム部品21を導電性ゴム部品22に置き換
え、防震台7の段部7Aをウエハローダ14の段部14
Aに、防震台7をウエハローダ14に置き換えた内容が
該当するので詳細な記述は省略する。
【0025】以上説明した構造は、図5に示すように、
図2の取り付けネジ32の取り付け方向を変えて、取り
付けネジ32のヘッド32Aがチャンバー10の外部側
になるように取り付けてもよい。取り付けネジ32のヘ
ッド32Aはチャンバ10ーの外部側に配置されている
ので、チャンバー10を設置した後に外部側から取り付
けネジ32を取り付けてヘッド32Aを回して導電性ゴ
ム部品21をチャンバー10の側壁部10Aに取り付け
ることができる。図5は前述のように取り付けネジ32
の取り付け方向が相違するのみで、それ以外は図2と同
じである。このような構造とすることにより、導電性ゴ
ム部品21はチャンバー10を露光装置本体にかぶせた
後に取り付けることができる。
図2の取り付けネジ32の取り付け方向を変えて、取り
付けネジ32のヘッド32Aがチャンバー10の外部側
になるように取り付けてもよい。取り付けネジ32のヘ
ッド32Aはチャンバ10ーの外部側に配置されている
ので、チャンバー10を設置した後に外部側から取り付
けネジ32を取り付けてヘッド32Aを回して導電性ゴ
ム部品21をチャンバー10の側壁部10Aに取り付け
ることができる。図5は前述のように取り付けネジ32
の取り付け方向が相違するのみで、それ以外は図2と同
じである。このような構造とすることにより、導電性ゴ
ム部品21はチャンバー10を露光装置本体にかぶせた
後に取り付けることができる。
【0026】図3に、導電性ゴム部品23の防振台7と
ウエハローダ14との連結構造の詳細を示す。シート状
の導電性ゴム部品23の一端が、ウエハローダ14の段
部14Aの水平部表面に取り付けられた取り付けネジ3
5によって、押え板36により夾まれて段部14Aの水
平部表面に連結され、導電性ゴム部品23の他の一端は
防震台7の段部7Aの水平部表面に面接触している。面
接触により、防震台7と、導電性ゴム部品23と、導電
性部材で構成されるウエハローダ14との電気的な導通
が確実に確保される。
ウエハローダ14との連結構造の詳細を示す。シート状
の導電性ゴム部品23の一端が、ウエハローダ14の段
部14Aの水平部表面に取り付けられた取り付けネジ3
5によって、押え板36により夾まれて段部14Aの水
平部表面に連結され、導電性ゴム部品23の他の一端は
防震台7の段部7Aの水平部表面に面接触している。面
接触により、防震台7と、導電性ゴム部品23と、導電
性部材で構成されるウエハローダ14との電気的な導通
が確実に確保される。
【0027】図中で、導電性ゴム部品23の上側である
チャンバー10内の内力が正圧となっており、正圧によ
る圧力によって導電性ゴム部品23が段部7Aの水平部
表面に押し付けられている。ウエハローダ14を床面に
設置するにあたり、ウエハローダ14に導電性ゴム部品
23を取り付けてからウエハローダ14を床面に設置す
るとよい。
チャンバー10内の内力が正圧となっており、正圧によ
る圧力によって導電性ゴム部品23が段部7Aの水平部
表面に押し付けられている。ウエハローダ14を床面に
設置するにあたり、ウエハローダ14に導電性ゴム部品
23を取り付けてからウエハローダ14を床面に設置す
るとよい。
【0028】図4に、導電性ゴム部品24のチャンバー
10と照明光源部2との連結構造の詳細を示す。チャン
バー10の側壁部10Bに形成された開口部25の縁の
近くに導電性ゴム部品24を取り付けるための取り付け
ネジ37が取り付けられている。シート状の導電性ゴム
部品24の一端がこの取り付けネジ37によって押え板
38により夾まれて側壁部10Bに連結され、導電性ゴ
ム部品24の他の一端は照明光源部2の外周部に形成さ
れた溝部2Aのチャンバーの外部側の垂直部表面2Bに
面接触している。面接触によりチャンバー10と、導電
性ゴム部品24の電気的な導通が確実に確保される。
10と照明光源部2との連結構造の詳細を示す。チャン
バー10の側壁部10Bに形成された開口部25の縁の
近くに導電性ゴム部品24を取り付けるための取り付け
ネジ37が取り付けられている。シート状の導電性ゴム
部品24の一端がこの取り付けネジ37によって押え板
38により夾まれて側壁部10Bに連結され、導電性ゴ
ム部品24の他の一端は照明光源部2の外周部に形成さ
れた溝部2Aのチャンバーの外部側の垂直部表面2Bに
面接触している。面接触によりチャンバー10と、導電
性ゴム部品24の電気的な導通が確実に確保される。
【0029】図4において、導電性ゴム部品24の左側
であるチャンバー10内の圧力が正圧となっており、正
圧による圧力によって導電性ゴム部品24が溝部2Aの
垂直部表面2Bに押し付けられている。
であるチャンバー10内の圧力が正圧となっており、正
圧による圧力によって導電性ゴム部品24が溝部2Aの
垂直部表面2Bに押し付けられている。
【0030】取り付けネジ37のヘッド37Aはチャン
バー10の外部側に配置されているので、チャンバー1
0を設置した後に外部側から取り付けネジ37を取り付
けてヘッドを回して導電性ゴム部品24をチャンバー1
0の側壁部10Bに取り付けることができる。
バー10の外部側に配置されているので、チャンバー1
0を設置した後に外部側から取り付けネジ37を取り付
けてヘッドを回して導電性ゴム部品24をチャンバー1
0の側壁部10Bに取り付けることができる。
【0031】遮蔽部材として導電性ゴムシートの代わり
に、導電性のベローズを使用してもよい。この場合は、
導電性ゴムシートよりもコストがかかるが、ベローズに
より振動伝達を防ぐことができる。また、ポリエステル
クロスやアクリルクロスに銅・ニッケルメッキを施した
導電性布や、錫メッキ銅線を編んで多層化した網シート
を使用してもよい。
に、導電性のベローズを使用してもよい。この場合は、
導電性ゴムシートよりもコストがかかるが、ベローズに
より振動伝達を防ぐことができる。また、ポリエステル
クロスやアクリルクロスに銅・ニッケルメッキを施した
導電性布や、錫メッキ銅線を編んで多層化した網シート
を使用してもよい。
【0032】図6に他の実施の形態のチャンバーを有す
る縮小投影露光装置1を示す。チャンバーは図1に示す
チャンバー10を床面に垂直でかつチャンバー前面に平
行な面で二つに分割しており、レチクルローダ(図6に
図示せず)及びウエハローダ(図6に図示せず)を包囲
する本発明の第2チャンバーとしてのローダチャンバー
10Dと、レチクルローダとウエハローダ以外と照明光
源部2の一部とを包囲する本発明の第1チャンバーとし
ての本体チャンバー10Cから構成される。空調機11
は外部の床面に設置されている。本発明の遮蔽部材とし
ての導電性ゴム部品26は本体チャンバ10Cとローダ
チャンバー10Dとに連接して取り付けられている。
る縮小投影露光装置1を示す。チャンバーは図1に示す
チャンバー10を床面に垂直でかつチャンバー前面に平
行な面で二つに分割しており、レチクルローダ(図6に
図示せず)及びウエハローダ(図6に図示せず)を包囲
する本発明の第2チャンバーとしてのローダチャンバー
10Dと、レチクルローダとウエハローダ以外と照明光
源部2の一部とを包囲する本発明の第1チャンバーとし
ての本体チャンバー10Cから構成される。空調機11
は外部の床面に設置されている。本発明の遮蔽部材とし
ての導電性ゴム部品26は本体チャンバ10Cとローダ
チャンバー10Dとに連接して取り付けられている。
【0033】本体チャンバー10Cとローダチャンバー
10Dとに分割すると、露光装置の保守がより楽にな
る。本体チャンバー10Cとローダチャンバー10Dを
連接する遮蔽部材は振動吸収性を有していてもよいが、
電磁遮蔽性を有していればよく必ずしも振動吸収性を有
する必要はない。
10Dとに分割すると、露光装置の保守がより楽にな
る。本体チャンバー10Cとローダチャンバー10Dを
連接する遮蔽部材は振動吸収性を有していてもよいが、
電磁遮蔽性を有していればよく必ずしも振動吸収性を有
する必要はない。
【0034】図7に導電性ゴム部品26が本体チャンバ
ー10Cとローダチャンバー10Dとに連結する連結構
造の詳細を示す。シート状の導電性ゴム部品26の一端
が、ローダチャンバー10Dの側壁部10Fの表面であ
って、本体チャンバーと並び合う側面の近くに取り付け
られた取り付けネジ39によって、押え板40により夾
まれてローダチャンバー10Dの側壁部10Fに面接触
して取り付けられる。導電性ゴム部品26の他の一端は
本体チャンバー10Cの側壁部10Eの表面であって、
ローダチャンバー10Dと並び合う側面の近くに面接触
している。面接触により、本体チャンバー10Cと、導
電性ゴム部品26と、ローダチャンバー10Dとの電気
的な導通が確実に確保される。
ー10Cとローダチャンバー10Dとに連結する連結構
造の詳細を示す。シート状の導電性ゴム部品26の一端
が、ローダチャンバー10Dの側壁部10Fの表面であ
って、本体チャンバーと並び合う側面の近くに取り付け
られた取り付けネジ39によって、押え板40により夾
まれてローダチャンバー10Dの側壁部10Fに面接触
して取り付けられる。導電性ゴム部品26の他の一端は
本体チャンバー10Cの側壁部10Eの表面であって、
ローダチャンバー10Dと並び合う側面の近くに面接触
している。面接触により、本体チャンバー10Cと、導
電性ゴム部品26と、ローダチャンバー10Dとの電気
的な導通が確実に確保される。
【0035】導電性ゴム部品26の上側であるチャンバ
ー10C、10D内の圧力が正圧となっており、正圧に
よる圧力によって導電性ゴム部品26が本体チャンバー
10Cの側壁部10Eの表面に押し付けられている。図
7の構造においては、押え板40は導電性ゴム部品26
の上面に貼り付けた構造としておけば組み立てが容易で
ある。また、機械的に密閉構造とするので消音効果、防
塵効果、チャンバーの内圧維持効果も得られる。
ー10C、10D内の圧力が正圧となっており、正圧に
よる圧力によって導電性ゴム部品26が本体チャンバー
10Cの側壁部10Eの表面に押し付けられている。図
7の構造においては、押え板40は導電性ゴム部品26
の上面に貼り付けた構造としておけば組み立てが容易で
ある。また、機械的に密閉構造とするので消音効果、防
塵効果、チャンバーの内圧維持効果も得られる。
【0036】また、露光装置の電磁環境両立性に関する
規格にはEMC指令89/336/EECがあり、EM
C規格に電磁環境両立性に関する各種テスト項目が定め
られている。本発明によれば、規格の要求する電磁環境
両立性の要件にも容易に対応できる。
規格にはEMC指令89/336/EECがあり、EM
C規格に電磁環境両立性に関する各種テスト項目が定め
られている。本発明によれば、規格の要求する電磁環境
両立性の要件にも容易に対応できる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、露光装置
本体とチャンバーの隙間に電磁的遮蔽部材を設けたの
で、露光装置を電磁的に遮蔽することができ、しかも遮
蔽部材に振動吸収性を持たせれば露光装置本体にチャン
バーの振動が伝わらないので結像性能や重ね合わせ精度
の劣化を防止できる。
本体とチャンバーの隙間に電磁的遮蔽部材を設けたの
で、露光装置を電磁的に遮蔽することができ、しかも遮
蔽部材に振動吸収性を持たせれば露光装置本体にチャン
バーの振動が伝わらないので結像性能や重ね合わせ精度
の劣化を防止できる。
【図1】本発明の実施の形態の縮小投影露光装置のチャ
ンバーを断面にして示した側面概念図である。
ンバーを断面にして示した側面概念図である。
【図2】図1の縮小投影露光装置の防震台とチャンバ
ー、またはウエハローダとチャンバーを連接する導電性
ゴム部品のチャンバーへの取り付け構造を示す図であ
る。
ー、またはウエハローダとチャンバーを連接する導電性
ゴム部品のチャンバーへの取り付け構造を示す図であ
る。
【図3】図1の縮小投影露光装置の防震台とウエハロー
ダを連接する導電性ゴム部品のウエハローダへの取り付
け構造を示す図である。
ダを連接する導電性ゴム部品のウエハローダへの取り付
け構造を示す図である。
【図4】図1の縮小投影露光装置の照明光源部の一部が
突出するチャンバーの開口部において、照明光源部の外
周部とチャンバーを連接する導電性ゴム部品のチャンバ
ーへの取り付け構造を示す図である。
突出するチャンバーの開口部において、照明光源部の外
周部とチャンバーを連接する導電性ゴム部品のチャンバ
ーへの取り付け構造を示す図である。
【図5】図2の取り付けネジ32の取り付け方向を変え
た場合の導電性ゴム部品のチャンバーへの取り付け構造
を示す図である。
た場合の導電性ゴム部品のチャンバーへの取り付け構造
を示す図である。
【図6】本発明の他の実施の形態のチャンバーを有する
縮小投影露光装置の正面概念図である。
縮小投影露光装置の正面概念図である。
【図7】図6の本体チャンバーとローダチャンバーを連
接する導電性ゴム部品のローダチャンバーへの取り付け
構造を示す図である。
接する導電性ゴム部品のローダチャンバーへの取り付け
構造を示す図である。
1 縮小投影露光装置 2 照明光源部 2A 溝部 2B 垂直部表面 3 コンデンサレンズ 4 レチクルステージ 5 架台部 5A 支持台 6 投影レンズ 7 防震台 7A 段部 8 定盤 9 ウエハステージ 10 チャンバー 10A、10E、10F 側壁部 10B 開口側壁部 10C 本体チャンバー 10D ローダチャンバー 11 空調機 12 空圧制御部 13 レチクルローダ 14 ウエハローダ 14A 段部 21、22、23、24、26 導電性ゴム部品
遮蔽部材 25 開口部 31 補助板 31A 垂直部 31B 水平部 32、33、35、37、39 取り付けネジ 32A、37A ヘッド 34、36、38、40 押え板 R レチクル W ウエハ
遮蔽部材 25 開口部 31 補助板 31A 垂直部 31B 水平部 32、33、35、37、39 取り付けネジ 32A、37A ヘッド 34、36、38、40 押え板 R レチクル W ウエハ
Claims (7)
- 【請求項1】 基板にパターンを露光する露光装置本体
と、 前記露光装置本体を包囲するチャンバーと、 前記露光装置本体と前記チャンバーとの間に形成される
隙間を電磁的に遮蔽する遮蔽部材と、を設けたことを特
徴とする露光装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の露光装置において、 前記遮蔽部材は振動吸収性を有していることを特徴とす
る露光装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の露光装置において、 前記遮蔽部材は前記露光装置本体と前記チャンバーとに
面接触していることを特徴とする露光装置。 - 【請求項4】 レチクルのパターンを基板に露光する露
光部と、 前記レチクルと前記基板との少なくとも一方を前記露光
部に搬送する搬送部と、 前記露光部を包囲する第1チャンバーと、 前記搬送部を包囲する第2チャンバーと、 前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとの間に形成
される隙間を電磁的に遮蔽する遮蔽部材と、を設けたこ
とを特徴とする露光装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の露光装置において、 前記遮蔽部材がさらに振動吸収性を有することを特徴と
する露光装置。 - 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の露光装
置において、 前記遮蔽部材は、シート状に形成されていることを特徴
とする露光装置。 - 【請求項7】 請求項4から請求項6のいずれかに記載
の露光装置において、 前記遮蔽部材は、接合される前
記部分の双方と面接触していることを特徴とする露光装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9316423A JPH11135422A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9316423A JPH11135422A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 露光装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11135422A true JPH11135422A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=18076923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9316423A Pending JPH11135422A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11135422A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009141349A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Asml Netherlands Bv | 音響共振器を有するリソグラフィ装置 |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP9316423A patent/JPH11135422A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009141349A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Asml Netherlands Bv | 音響共振器を有するリソグラフィ装置 |
US8243258B2 (en) | 2007-12-06 | 2012-08-14 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus having acoustic resonator |
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