JPH11135070A - セラミック製放電ランプ - Google Patents
セラミック製放電ランプInfo
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- JPH11135070A JPH11135070A JP29888297A JP29888297A JPH11135070A JP H11135070 A JPH11135070 A JP H11135070A JP 29888297 A JP29888297 A JP 29888297A JP 29888297 A JP29888297 A JP 29888297A JP H11135070 A JPH11135070 A JP H11135070A
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Abstract
ックスよりなるバルブを具え、発光管部と気密封止領域
との間の温度緩衝領域における封止管部と電極構造体と
の間の間隙の温度が高く維持されて封入物の凝縮の発生
が抑制され、高い発光効率が得られるセラミック製放電
ランプを提供すること。 【解決手段】 セラミック製放電ランプは、透光性セラ
ミックスよりなり、発光管部と封止管部とを有するバル
ブを具え、封止管部内に電極を先端に有する電極構造体
が挿通された状態で当該封止管部の外端側部分と電極構
造体との間に封止用フリットガラスが充填されて気密封
止構造が形成されており、封止管部における気密封止領
域と発光管部との間の温度緩衝領域において、その全容
積に対して金属部分が占める体積の割合が2.6%以下
である。
Description
スよりなるバルブを有するセラミック製放電ランプに関
する。
ト用光源や紫外線処理装置の光源として、高圧または低
圧水銀放電ランプやメタルハライドランプなどの放電ラ
ンプが使用されている。このような放電ランプでは、バ
ルブの発光管部内に一対の電極が互いに対向するよう配
置されると共に、水銀と希ガス、並びに必要に応じて各
種の金属のハロゲン化物よりなる発光物質が封入されて
いる。放電ランプのバルブは、通常、石英ガラスにより
形成され、球形または楕円球形の発光管部と、その両端
に一体に連設された封止管部とを具えてなり、先端に電
極を有する電極構造体がこの封止管部において封着され
て気密封止構造が形成され、発光管部内に気密に伸びる
電流供給部が構成されている。
ナ、イットリア、イットリウム−アルミニウム−ガーネ
ット(いわゆる「YAG」)、ジルコニアなどの透光性
セラミックスが知られており、これらは石英ガラスより
も強度が大きくて耐熱温度も高い利点を有している。こ
のため、最近においては、バルブを透光性セラミック
ス、特に透光性アルミナで形成したセラミック製放電ラ
ンプが注目されている。このようなセラミック製放電ラ
ンプのバルブも、球形や楕円球形あるいは円筒状の形状
を有する発光管部を具えたものである。
ては、バルブの材質が透光性セラミックスであるため
に、封止管部に気密封止構造を形成する工程において、
当該封止管部を溶融変形加工することができず、このた
め、封止管部とこれに挿通された電極構造体との間の間
隙に封止用フリットガラスを充填することにより、気密
封止構造が形成されている。しかしながら、フリットガ
ラスはその耐熱温度が約840℃と十分に高いものでは
ないため、当該放電ランプの点灯時に過熱状態となるこ
とを避けなければならない。このような要請から、セラ
ミック製放電ランプの封止管部においては、点灯時にき
わめて高い温度となる発光管部の中央部と、気密封止領
域との間を離隔させるために、発光管部に続いて適宜の
長さの温度緩衝領域を設ける構成とされている。
な温度緩衝機能を得るためには相当の長さとされること
が必要であり、その結果、封止管部と電極構造体の間に
は狭くて長い間隙が形成されることとなる。然るに、そ
のような構成では、当該間隙において当該放電ランプの
封入物の凝縮が生ずることがある。これは、放電ランプ
の封入物の蒸気圧は、一般に封入物のガスが接触する部
分のうちで温度が最低となる最冷点の温度によって決定
されるところ、セラミック製放電ランプでは、長い温度
緩衝領域が設けられる結果、最冷点が上記の間隙の個所
に生ずるからである。
色性を向上させるために希土類系金属のハロゲン化物が
封入されることがあるが、希土類系金属のハロゲン化物
は他の金属ハロゲン化物に比して蒸気圧が低く、そのた
めに封止管部内で凝縮が生ずると発光管部内において発
光に必要な高さにまで有効蒸気圧が到達せず、その結
果、ランプの発光効率が低くて十分な演色性を得ること
ができない、という問題がある。
極構造体の温度緩衝領域に位置する部分に金属コイルを
巻き付けることにより、封止管部と電極構造体との間の
間隙を小さくし、これにより封入物の凝縮を防止するよ
うにしたセラミック製放電ランプが提案されている。し
かしながら、金属コイルは熱伝導率が高いために、コイ
ルの大きさによっては電極部で発生した熱を封止管部に
伝えてしまうために当該熱が封止管部の表面から大気中
に放散される現象が生じ、その結果、当該間隙の温度を
高温に維持することができず、結局、ランプの発光効率
を改善することを十分確実に達成することができない場
合があることが判明した。すなわち、セラミック製放電
ランプにおいては、封止管部の温度緩衝領域における熱
伝導の程度とランプの発光効率との間に重大な関連があ
ることが判明した。
事情に基づいてなされたものであって、その目的は、発
光管部と封止管部とを有する透光性セラミックスよりな
るバルブを具え、その封止管部において、発光管部に続
く温度緩衝領域の外端側に封止用フリットガラスによる
気密封止構造が形成されたセラミック製放電ランプにお
いて、当該温度緩衝領域における封止管部と電極構造体
との間の間隙の温度を高く維持することができて封入物
の凝縮の発生を有効に抑制することができ、その結果、
高い発光効率が得られるセラミック製放電ランプを提供
することにある。
電ランプは、透光性セラミックスよりなり、発光管部と
この発光管部に一体に連設された直管状の封止管部とを
有するバルブを具え、発光管部内に一対の電極が互いに
対向するよう配置され、封止管部内に前記電極を先端に
有する電極構造体が挿通された状態で当該封止管部の外
端側部分と電極構造体との間に封止用フリットガラスが
充填されて気密封止構造が形成されたセラミック製放電
ランプにおいて、前記封止管部における前記気密封止構
造が形成された気密封止領域と発光管部との間の温度緩
衝領域において、その全容積に対して金属部分が占める
体積の割合が2.6%以下であることを特徴とする。以
上において、温度緩衝領域に属する封止管部の外径は
1.6〜3.2mmとされ、長さは4.0〜12mmと
される。
ランプについて詳細に説明する。図1は、交流で点灯さ
れるメタルハライドランプとして構成されたセラミック
製放電ランプの一例の構成を示す説明用断面図、図2
は、その温度緩衝領域を含む部分の構成を示す拡大断面
図である。このセラミック製放電ランプにおいて、バル
ブ10は、放電空間Sを囲繞する大略球状の発光管部1
1と、この発光管部11の両端から外方に伸びるよう連
設された直管状の封止管部12とを有してなり、透光性
セラミックスにより形成されている。
スとしては、透光性アルミナ多結晶体、透光性イットリ
ウム−アルミニウム−ガーネット多結晶体、透光性イッ
トリア多結晶体を用いることができるが、これらのう
ち、アルミナ多結晶体が特に好ましい。また、バルブ1
0は、通常、発光管部11の最大外径が4.0〜15m
m、容積は25〜1500mm3 、封止管部12の外径
は1.6〜3.2mm、内径は0.5〜1.0mm、長
さは4.0〜12mmとされる。
部11内において互いに対向するよう配置されている。
図示の例の電極21は電極棒22の先端部に金属コイル
が巻き付けられて形成されており、電極棒22の基端に
は、これと同方向に伸びる棒状の中間リード23を介し
て、同方向に伸びる外部リード線24が例えば溶接によ
り一体に連結されて電気的に接続された状態とされてい
る。ここに、電極棒22および金属コイルの材質として
は例えばタングステンなどが、中間リード23の材質と
しては例えばニオブなどが、また外部リード線24の材
質としては例えば白金などが用いられる。
23および外部リード線24と、後述するスリーブ26
とにより構成される電極構造体がバルブ10の封止管部
12に挿通されている。具体的には、電極21が発光管
部11内に位置すると共に外部リード線24の先端が外
部に位置され、また電極棒22の基端側部分および中間
リード23が封止管部12内に位置された状態とされて
いる。
発光管部11に接近する内方部分には、セラミックスよ
りなるスリーブ26が、電極棒22が挿通された状態で
配置されている。このスリーブ26を構成する材料とし
ては、アルミナ多結晶体、シリカガラスなどを用いるこ
とができるが、バルブ10の材料と同一であることが好
ましい。またスリーブ26の長さは、封止管部12の長
さにもよるが、例えば4〜6mmである。このスリーブ
26の長さは、必ずしも温度緩衝領域Rの長さを規定す
るものではない。
の内径と適合すると共にその内径が電極棒22の外径と
適合する形状を有することが望ましい。特にスリーブ2
6の外径と封止管部12の内径との差は小さいことが好
ましく、具体的には0.12mm以下であることが望ま
しい。これにより、両者間の間隙が狭隘となってこれに
進入して凝縮する封入物の量を少なく抑えることが可能
となり、その結果、発光管部11内において、発光物質
の蒸気圧を、常に所期の演色性が実現される上で必要な
高さに維持することができる。
よりも外方に位置する外端側部分には気密封止構造が形
成されている。具体的には、封止用フリットガラス30
が封止管部12の外端側部分内に注入されて、スリーブ
26の外端(図2で右端)から突出する電極棒22の基
端部および中間リード23と封止管部12の内壁面との
間の間隙に充填されると共に、封止管部12の外端部上
にフリットガラスのビード部31が外方に突出するよう
形成され、このビード部31内に、中間リード23と外
部リード線24との接続部を含む部分が埋没された状態
で固定され、外部リード線24の先端部はこのフリット
ガラスのビード部31から外部に突出した状態とされて
いる。ここに、封止用フリットガラス30としては、例
えばアルミナ−シリカ−希土類酸化物系のものまたはア
ルミナ−カルシア系のものを好ましく用いることができ
る。
封止管部12の温度緩衝領域Rにおける全容積、すなわ
ち、封止管部12の当該温度緩衝領域Rに属する部分の
外表面で囲まれた円柱状部分の容積Vに対する、当該温
度緩衝領域Rにおける金属部分が占める体積Mの割合
(以下「温度緩衝領域の金属比率」ともいう。)M/V
が2.6%以下とされている。ここに、温度緩衝領域R
は、封止管部12と発光管部11との境界Aから、気密
封止構造が形成された気密封止領域の内方境界Bまでの
領域をいう。また、温度緩衝領域Rにおける全容積Vに
は、スリーブ26と電極棒22および封止管部12との
間の間隙の容積が含まれる。なお、上述の例では、温度
緩衝領域Rにおける金属部分は電極棒22による部分の
みである。また、バルブ内の封入物における金属成分
は、ランプの動作中に蒸発するので、温度緩衝領域Rに
おける金属部分として考慮されない。
下限は、実用上必要とされる機械的強度を確保する観点
から、1.2%とされる。すなわち、温度緩衝領域の金
属比率が1.2%未満の場合には、電極構造体を構成す
る電極棒22の外径が小さくなるために十分な電極支持
力が得られず、電極構造体の構成部分の変形が生ずるた
め、電極位置および電極間距離の精度が低くなり、良好
な性能のセラミック製放電ランプを得ることができな
い。
4.0〜12mmであることが好ましい。温度緩衝領域
Rの長さが過大の場合には、ランプの全長が徒に大きく
なるため、小型で高い発光効率が得られるセラミック製
放電ランプの利点が減殺されるようになり、一方、温度
緩衝領域Rの長さが過小の場合には、点灯時に所要の温
度緩衝作用が確実に発揮されない結果、気密封止領域の
フリットガラス30が過熱された状態となって気密封止
構造が損なわれるおそれがある。
が、封止管部12と発光管部11との境界Aの位置と一
致した状態となっているが、当該スリーブ26の内端位
置は当該境界Aよりも外端部側(図で右方)であっても
よい。しかし、スリーブ26の内端位置が境界Aよりも
内方(図で左方)の場合には、ランプの点灯時に当該ス
リーブ26の内端部分が過熱状態となるために、当該温
度緩衝領域Rの機能が十分に発揮されないおそれがあ
る。
放電ランプの場合と同様に、例えば水銀とバッファーガ
スとしての希ガス、並びに必要に応じて例えば特定の金
属ハロゲン化物が発光物質として封入されるが、これら
は、従来公知のものを適宜の量で使用される。
れると、電極21において発生する熱は、電極構造体を
構成する電極棒22、中間リード23およびバルブ10
の封止管部12の壁を介して気密封止領域に伝達される
が、封止管部12には、発光管部11に続いて温度緩衝
領域Rが設けられており、この温度緩衝領域Rで十分な
温度低下が達成されるために、気密封止領域で気密封止
構造を構成するフリットガラス30が過熱状態となるこ
とが有効に回避され、当該封止構造が損なわれることが
ない。
22と封止管部12との間の円筒状空間にスリーブ26
が配置されているので間隙の容積が小さくなっている
上、本発明では、この温度緩衝領域Rの金属比率M/V
が2.6%以下であるので、熱伝導率が相当に低い状態
である。従って、当該温度緩衝領域Rにおける封止管部
12を介して熱が大気中に放散される程度が少なく、当
該温度緩衝領域Rにおける間隙では比較的高い温度状態
が維持されるために、封入物の凝縮が生ずることが防止
され、その結果、発光管部11に包囲された放電空間S
では、封入物の蒸気圧が有効な動作に必要な程度に維持
され、従って常に高い発光効率を得ることができる。
したが、放電ランプの具体的構成については種々の変更
を加えることが可能である。図3は、セラミック製放電
ランプの他の例の温度緩衝領域を含む部分の構成を示す
拡大断面図であり、この例では、温度緩衝領域Rに属す
る電極棒22の外周に、スリーブ26の代わりに金属コ
イル40が巻き付けられており、その他の点は図1の例
と同様である。このような構成の温度緩衝領域Rにおい
ても、その全容積Vに対する、当該温度緩衝領域Rに属
する電極棒22および金属コイル40による全金属部分
が占める体積Mの割合が2.6%以下とされている。
棒が挿通されることによって温度緩衝領域Rでの電気的
導通状態が実現されているが、例えばアルミナ−タング
ステンサーメットのような金属粒子が分散された状態で
含有される焼結体を用いることによって電気的導通状態
を確保することもできる。この場合には、温度緩衝領域
Rにおける金属部分が占める体積Mの一部として当該焼
結体中の金属粒子による体積が考慮されなければなら
ず、その結果として、当該温度緩衝領域Rの金属比率が
2.6%以下とされることが必要である。ただし、発光
管部11内の封入物における金属成分を考慮する必要は
ない。
は図示のものに限られず、種々の構成とすることができ
る。例えば、電極構造体において、中間リード23が除
去されて電極棒22と外部リード線24が直接接続さ
れ、当該外部リード線24の内方部分の外周にニオブの
スリーブが配置された構成とすることができる。バルブ
の構成も両端封止型のものにに限られず、一端封止型と
することも可能である。放電ランプとしても、交流点灯
型でなくて直流点灯型とすることもできる。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
て、ランプの全長が36mm、電極間距離が6mm、定
格電力が75Wの交流点灯型メタルハライドランプを作
製した。バルブ(10)は、透光性多結晶アルミナより
なるセラミックスよりなり、発光管部(11)の最大外
径が8.7mm、内容積が0.3mm3 であり、封止管
部(12)の外径が2.5mm、内径が0.8mmであ
る。電極構造体の電極棒(22)は外径が0.3mmの
タングステン線、中間リード(23)は外径が0.4m
mのニオブ線、外部リード線(24)は外径が0.4m
mの20%のイリジウムを含有する白金合金線である。
スリーブ(26)は、多結晶アルミナよりなり、外径が
0.75mm、長さが5mmである。従って、スリーブ
(26)の外径と封止管部(12)の内径の差は0.0
5mmである。また、発光管部(11)には、水銀7m
gと、発光物質としてディスプロシウムとタリウムとナ
トリウムの複合沃化物(DyI3 −TlI−NaI)5
mgとが封入され、更にバッファーガスとしてアルゴン
ガスが13kPaの圧力で封入された。
において、温度緩衝領域Rの長さはスリーブ(26)の
長さと同じ5mmであり、温度緩衝領域Rにおける全容
積Vに対する金属部分が占める体積Mの割合(M/V)
は1.4%であった。このセラミック製放電ランプを定
格条件で点灯させたところ、その発光効率は106ルー
メン/Wであった。
て外径の異なるものを用い、スリーブ(26)として適
合するものを用いることにより、温度緩衝領域Rの金属
比率(M/V)を変化させたセラミック製放電ランプ
を、上記と同様にして作製し、点灯テストを行って、そ
の発光効率(ルーメン/W)を調べた。結果を、上記の
場合と共に表1に示す。
衝領域の金属比率が2.6%以下のランプ1または2に
よれば、100ルーメン/W以上とこのタイプの放電ラ
ンプとしては十分に高い発光効率が実現される。一方、
ランプ3または4によれば、従来のセラミック製放電ラ
ンプと同様の発光効率が得られるに過ぎず、特に発光効
率が改善されたものとはいえない。
部と封止管部とを有する透光性セラミックスよりなるバ
ルブを具え、その封止管部において、発光管部に続く温
度緩衝領域の外端側に封止用フリットガラスによる気密
封止構造が形成されたセラミック製放電ランプにおい
て、当該温度緩衝領域における封止管部と電極構造体と
の間の間隙の温度を高く維持することができて封入物の
凝縮の発生を有効に抑制することができ、その結果、高
い発光効率が得られるセラミック製放電ランプを提供す
ることができる。
示す説明用断面図である。
衝領域を含む部分の構成を示す拡大断面図である。
度緩衝領域を含む部分の構成を示す拡大断面図である。
って、ランプの全長が36mm、電極間距離が6mm、
定格電力が75Wの交流点灯型メタルハライドランプを
作製した。バルブ(10)は、透光性多結晶アルミナよ
りなるセラミックスよりなり、発光管部(11)の最大
外径が8.7mm、内容積が0.3mm3 であり、封止
管部(12)の外径が2.5mm、内径が0.8mmで
ある。電極構造体の電極棒(22)は外径が0.3mm
のタングステン線、中間リード(23)は外径が0.4
mmのニオブ線、外部リード線(24)は外径が0.4
mmの白金合金線である。スリーブ(26)は、多結晶
アルミナよりなり、外径が0.75mm、長さが5mm
である。従って、スリーブ(26)の外径と封止管部
(12)の内径の差は0.05mmである。また、発光
管部(11)には、水銀7mgと、発光物質としてディ
スプロシウムとタリウムとナトリウムの複合沃化物(D
yI3 −TlI−NaI)5mgとが封入され、更にバ
ッファーガスとしてアルゴンガスが13kPaの圧力で
封入された。
Claims (2)
- 【請求項1】 透光性セラミックスよりなり、発光管部
とこの発光管部に一体に連設された直管状の封止管部と
を有するバルブを具え、発光管部内に一対の電極が互い
に対向するよう配置され、封止管部内に前記電極を先端
に有する電極構造体が挿通された状態で当該封止管部の
外端側部分と電極構造体との間に封止用フリットガラス
が充填されて気密封止構造が形成されたセラミック製放
電ランプにおいて、 前記封止管部における前記気密封止構造が形成された気
密封止領域と発光管部との間の温度緩衝領域において、
その全容積に対して金属部分が占める体積の割合が2.
6%以下であることを特徴とするセラミック製放電ラン
プ。 - 【請求項2】 温度緩衝領域に属する封止管部の外径が
1.6〜3.2mmであり、長さが4.0〜12mmで
ある請求項1に記載のセラミック製放電ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29888297A JP3745519B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | セラミック製放電ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29888297A JP3745519B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | セラミック製放電ランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11135070A true JPH11135070A (ja) | 1999-05-21 |
JP3745519B2 JP3745519B2 (ja) | 2006-02-15 |
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ID=17865399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29888297A Expired - Fee Related JP3745519B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | セラミック製放電ランプ |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3745519B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004112086A1 (ja) * | 2003-06-16 | 2004-12-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | メタルハライドランプ |
-
1997
- 1997-10-30 JP JP29888297A patent/JP3745519B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004112086A1 (ja) * | 2003-06-16 | 2004-12-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | メタルハライドランプ |
US7679290B2 (en) | 2003-06-16 | 2010-03-16 | Panasonic Corporation | Metal halide lamp with light-transmitting ceramic arc tube |
Also Published As
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JP3745519B2 (ja) | 2006-02-15 |
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