JPH11134856A - データ処理システムにおける記憶装置の制御装置及び制御方法 - Google Patents

データ処理システムにおける記憶装置の制御装置及び制御方法

Info

Publication number
JPH11134856A
JPH11134856A JP9301309A JP30130997A JPH11134856A JP H11134856 A JPH11134856 A JP H11134856A JP 9301309 A JP9301309 A JP 9301309A JP 30130997 A JP30130997 A JP 30130997A JP H11134856 A JPH11134856 A JP H11134856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage device
selected state
row address
strobe signal
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9301309A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Usami
元 宇佐美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP9301309A priority Critical patent/JPH11134856A/ja
Publication of JPH11134856A publication Critical patent/JPH11134856A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローアドレスが異なる場合でも、プリチャー
ジ時間を省略可能な場合には当該プリチャージ時間を省
略し、動作の高速化を図ることのできるデータ処理シス
テムにおける記憶装置の制御装置を提供すること。 【解決手段】 ページレジスタ20に各DRAMのペー
ジの大きさの情報を格納すると共に、CSレジスタ21
に各DRAMの容量の情報を格納し、高速動作モードの
一つであるページモードが選択された場合には、CPU
1から出力されたアドレスデータが、現在選択されてい
るページ内の領域を示すデータであるか、あるいはペー
ジ外の領域を示すデータではあるが同一のDRAM内の
領域を示すデータであるか、もしくは異なるDRAM内
の領域を示すデータであるかをコンパレータ22,23
及び判定回路24により判定する。その結果、現在選択
されているDRAMとは異なるDRAM内の領域が指定
された場合には、ページモード時であっても、新たなプ
リチャージ期間は設けない。例えばRAS#0を立ち上
げると同時にRAS#1を立ち下げてRAM1内の領域
をページモードで読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAM等の記憶
装置の制御装置、及びCPUとDRAM等を備えたデー
タ処理システムにおける当該DRAM等の制御方法の技
術分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサ等のコンピュータの
主記憶には、DRAMを採用するのが一般的であり、従
来からコンピュータシステムの高性能化を目的として、
DRAMの大容量化が図られてきた。
【0003】しかしながら、近年においては、大容量化
だけでなく、マイクロプロセッサの高速化伴うデータ転
送速度の高速化、あるいはシステムの多様化に伴う動作
モードの多様化が要望されており、様々な動作モードを
備えたDRAMの開発が行われている。
【0004】例えば、近年のDRAMには、ページモー
ドと呼ばれる高速アクセス動作モードが備えられてい
る。このページモードは、DRAMのサイクル時間の大
半が、ワードラインの選択からセンスアンプの動作まで
の時間、及び動作終了後のプリチャージ時間によって占
められていることに着目したもので、これらの時間を省
略してリードを行うモードである。
【0005】具体的には、ローアドレスが一定の場合に
は、ローアドレスを一定にしたままコラムアドレスを指
定することにより、センスアンプを各指定のコラムアド
レスの何ビット分でも順次連続してアクセスできる方法
である。
【0006】このページモードによりリードを行うこと
により、サイクル時間を標準モードの約1/3に減少さ
せることができ、DRAMを高速に動作させることがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ペ
ージモードを用いる場合でも、ローアドレスが異なる場
合には、プリチャージを行う必要があり、ローアドレス
ストローブ信号を一旦ハイレベルに立ち上げた後、所定
のプリチャージ時間このハイレベルを維持し、プリチャ
ージ時間終了後にローアドレスストローブ信号を立ち下
げて、次のローアドレスを指定しなければならない。
【0008】そして従来は、同一のDRAMでしかもロ
ーアドレスが同じである場合以外には常にプリチャージ
処理を行っていたため、異なるアドレスストローブ信号
により制御され、非選択時には当該アドレスストローブ
信号がハイレベルに維持されているDRAMに対しても
前記プリチャージ処理が行われ、高速な動作をさせるこ
とができなかった。
【0009】そこで、本発明は、前記問題点を解決し、
プリチャージ時間を省略可能な場合には当該プリチャー
ジ時間を省略し、動作の高速化を図ることのできるデー
タ処理システムにおける記憶装置の制御装置及び制御方
法を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
処理システムにおける記憶装置の制御装置は、前記課題
を解決するために、マトリクス状に配列された記憶要素
と、該記憶要素の選択の為の行アドレスデータと列アド
レスデータの入力を、行アドレスストローブ信号及び列
アドレスストローブ信号の非選択状態から選択状態への
切り換え時点で行う入力手段とを含み、同一の行アドレ
スに配列された記憶要素については、同一の行アドレス
データに対し順次切り換えられ入力される列アドレスデ
ータにより選択する高速動作モードを有する記憶装置が
複数備えられ、各記憶装置がデータ処理システムにおけ
る全アドレス空間の異なるアドレス領域に割り当てられ
たデータ処理システムにおける記憶装置の制御装置であ
って、前記複数の記憶装置の何れかの記憶要素を選択す
る為にアドレスデータを出力するアドレスデータ出力手
段と、選択された記憶要素を含む記憶装置が何れの記憶
装置であるかを前記アドレスデータに基づいて判定する
判定手段と、前記高速動作モードを実行する場合には、
前記行アドレスストローブ信号を非選択状態から選択状
態へ切り換えて選択状態を維持すると共に、行アドレス
の異なる記憶要素群に対しては、前記行アドレスストロ
ーブ信号を一旦選択状態から非選択状態へ切り換えて非
選択状態を所定期間維持した後、再び非選択状態から選
択状態へ切り換えて選択状態を維持する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記行アドレスの異なる記憶要素
群を含む記憶装置が、前記高速動作モード中に選択され
ていた記憶要素群を含む第1の記憶装置とは異なる第2
の記憶装置であると前記判定手段により判定された場合
には、前記第1の記憶装置に対する行アドレスストロー
ブ信号を選択状態から非選択状態へ切り換える時点ある
いはその時点より前記所定期間未満の時点で、前記第2
の記憶装置に対する行アドレスストローブ信号を非選択
状態から選択状態に切り換えて選択状態を維持すること
を特徴とする。
【0011】請求項1に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御装置によれば、アドレスデータ出力
手段から複数の記憶装置の何れかの記憶要素を選択する
為のアドレスデータが出力されると、判定手段により、
選択された記憶要素を含む記憶装置が何れの記憶装置で
あるかが、前記アドレスデータに基づいて判定される。
そして、制御手段は、高速動作モードを実行する場合に
は、前記アドレスデータに基づいて行アドレスデータを
生成すると共に、行アドレスストローブ信号を非選択状
態から選択状態へ切り換えて選択状態を維持する。行ア
ドレスデータは、この行アドレスストローブ信号の非選
択状態から選択状態への切り換え時点で入力手段により
入力される。次に、前記アドレスデータに基づいて列ア
ドレスデータを生成すると共に、列アドレスストローブ
信号を非選択状態から選択状態へ切り換える。列アドレ
スデータは、この列アドレスストローブ信号の非選択状
態から選択状態への切り換え時点で入力手段により入力
される。このようにして入力された行アドレスデータと
列アドレスデータによって所望の記憶要素が選択され、
記憶要素に記憶された入出力データの読み取り又は書き
込みが行われる。
【0012】次に、アドレスデータ出力手段から新たな
アドレスデータが出力されると、制御手段は、当該新た
なアドレスデータから生成される行アドレスデータが先
の行アドレスデータと一致している場合には、前記行ア
ドレスストローブ信号を選択状態に維持したままで、前
記新たなアドレスデータから新たな列アドレスデータを
生成し、列アドレスストローブ信号を非選択状態から選
択状態に切り換える。この列アドレスストローブ信号の
非選択状態から選択状態への切り換え時点で入力手段に
より前記新たな列アドレスデータが入力され、共通の行
アドレスデータと、前記新たな列アドレスデータとによ
り所望の記憶要素が選択され、入出力データの読み取り
又は書き込みが行われる。以下、行アドレスデータが一
致する場合には、列アドレスデータのみを順次入力させ
ることにより、順次入出力データの読み取り又は書き込
みが行われ、高速な動作が行われることになる。
【0013】一方、行アドレスデータが異なる場合に
は、制御手段は、上述のように選択状態に維持していた
行アドレスストローブ信号を一旦非選択状態に切り換
え、非選択状態を所定期間維持した後、再び非選択状態
から選択状態へ切り換えて選択状態を維持する。
【0014】しかし、前記制御手段は、当該行アドレス
データにより選択される記憶要素群を含む記憶装置が、
それまでに選択されていた記憶要素群を含む第1の記憶
装置とは異なる第2の記憶装置であると判定手段により
判定された場合には、前記第1の記憶装置に対する行ア
ドレスストローブ信号を選択状態から非選択状態へ切り
換える時点、あるいはその時点より前記所定期間未満の
時点で、前記第2の記憶装置に対する行アドレスストロ
ーブ信号を非選択状態から選択状態に切り換えて選択状
態を維持する。
【0015】つまり、第2の記憶装置の記憶要素群を選
択する行アドレスデータが生成された時点においては、
第2の記憶装置は非選択状態にあり、それ故に当該第2
の記憶装置に対する行アドレスストローブ信号も非選択
状態に維持されている。従って、同一の記憶装置におい
ては必要となる行アドレスストローブ信号の非選択状態
の維持期間は、非選択状態にあった第2の記憶装置に対
しては不要なり、当該維持期間分の時間を短縮すること
ができる。
【0016】以上のように、本発明によれば、データ処
理システムにおける記憶装置に高速な動作を行わせる。
【0017】請求項2に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御装置は、前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の制御装置において、夫々の記憶装
置の容量情報を記憶する容量情報記憶手段を更に備え、
前記判定手段は、当該容量情報記憶手段に記憶された夫
々の記憶装置の容量情報に基づいて前記判定を行うこと
を特徴とする。
【0018】請求項2に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御装置によれば、判定手段は、容量情
報記憶手段に記憶した夫々の記憶装置の容量情報に基づ
いて、前記行アドレスの異なる記憶要素群を含む記憶装
置が、それまでに選択されていた記憶要素群を含む第1
の記憶装置とは異なる第2の記憶装置であるか否かを判
定する。従って、データ処理システムにおける記憶装置
として、夫々容量の異なる記憶装置を備えた場合でも、
記憶装置の別の判定を確実に行い、上述のような高速な
動作を行わせる。
【0019】請求項3に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御方法は、前記課題を解決するため
に、マトリクス状に配列された記憶要素と、該記憶要素
の選択の為の行アドレスデータと列アドレスデータの入
力を、行アドレスストローブ信号及び列アドレスストロ
ーブ信号の非選択状態から選択状態への切り換え時点で
行う入力手段とを含み、同一の行アドレスに配列された
記憶要素については、同一の行アドレスデータに対し順
次切り換えられ入力されるて列アドレスデータにより選
択する高速動作モードを有する記憶装置が複数備えら
れ、各記憶装置がデータ処理システムにおける全アドレ
ス空間の異なるアドレス領域に割り当てられたデータ処
理システムにおける記憶装置の制御方法であって、前記
複数の記憶装置の何れかの記憶要素を選択する為にアド
レスデータを出力する工程と、選択された記憶要素を含
む記憶装置が何れの記憶装置であるかを前記アドレスデ
ータに基づいて判定する工程と、前記高速動作モードを
実行する場合には、前記行アドレスストローブ信号を非
選択状態から選択状態へ切り換えて選択状態を維持する
と共に、行アドレスの異なる記憶要素群に対しては、前
記行アドレスストローブ信号を一旦選択状態から非選択
状態へ切り換えて非選択状態を所定期間維持した後、再
び非選択状態から選択状態へ切り換えて選択状態を維持
する工程と、前記行アドレスの異なる記憶要素群を含む
記憶装置が、前記高速動作モード中に選択されていた記
憶要素群を含む第1の記憶装置とは異なる第2の記憶装
置であると判定された場合には、前記第1の記憶装置に
対する行アドレスストローブ信号を選択状態から非選択
状態へ切り換える時点あるいはその時点より前記所定期
間未満の時点で、前記第2の記憶装置に対する行アドレ
スストローブ信号を非選択状態から選択状態に切り換え
て選択状態を維持する工程とを備えたことを特徴とす
る。
【0020】請求項3に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御方法によれば、複数の記憶装置の何
れかの記憶要素を選択する為のアドレスデータが出力さ
れると、選択された記憶要素を含む記憶装置が何れの記
憶装置であるかが、前記アドレスデータに基づいて判定
される。そして、高速動作モードを実行する場合には、
前記アドレスデータに基づいて行アドレスデータを生成
すると共に、行アドレスストローブ信号を非選択状態か
ら選択状態へ切り換えて選択状態を維持する。行アドレ
スデータは、この行アドレスストローブ信号の非選択状
態から選択状態への切り換え時点で入力される。次に、
前記アドレスデータに基づいて列アドレスデータを生成
すると共に、列アドレスストローブ信号を非選択状態か
ら選択状態へ切り換える。列アドレスデータは、この列
アドレスストローブ信号の非選択状態から選択状態への
切り換え時点で入力される。このようにして入力された
行アドレスデータと列アドレスデータによって所望の記
憶要素が選択され、記憶要素に記憶された入出力データ
の読み取り又は書き込みが行われる。
【0021】次に、新たなアドレスデータが出力される
と、当該新たなアドレスデータから生成される行アドレ
スデータが先の行アドレスデータと一致している場合に
は、前記行アドレスストローブ信号を選択状態に維持し
たままで、前記新たなアドレスデータから新たな列アド
レスデータを生成し、列アドレスストローブ信号を非選
択状態から選択状態に切り換える。この列アドレススト
ローブ信号の非選択状態から選択状態への切り換え時点
で前記新たな列アドレスデータが入力され、共通の行ア
ドレスデータと、前記新たな列アドレスデータとにより
所望の記憶要素が選択され、入出力データの読み取り又
は書き込みが行われる。以下、行アドレスデータが一致
する場合には、列アドレスデータのみを順次入力させる
ことにより、順次入出力データの読み取り又は書き込み
が行われ、高速な動作が行われることになる。
【0022】一方、行アドレスデータが異なる場合に
は、上述のように選択状態に維持していた行アドレスス
トローブ信号を一旦非選択状態に切り換え、非選択状態
を所定期間維持した後、再び非選択状態から選択状態へ
切り換えて選択状態を維持する。
【0023】しかし、当該行アドレスデータにより選択
される記憶要素群を含む記憶装置が、それまでに選択さ
れていた記憶要素群を含む第1の記憶装置とは異なる第
2の記憶装置であると判定された場合には、前記第1の
記憶装置に対する行アドレスストローブ信号を選択状態
から非選択状態へ切り換える時点、あるいはその時点よ
り前記所定期間未満の時点で、前記第2の記憶装置に対
する行アドレスストローブ信号を非選択状態から選択状
態に切り換えて選択状態を維持する。
【0024】つまり、第2の記憶装置の記憶要素群を選
択する行アドレスデータが生成された時点においては、
第2の記憶装置は非選択状態にあり、それ故に当該第2
の記憶装置に対する行アドレスストローブ信号も非選択
状態に維持されている。従って、同一の記憶装置におい
ては必要となる行アドレスストローブ信号の非選択状態
の維持期間は、非選択状態にあった第2の記憶装置に対
しては不要なり、当該維持期間分の時間を短縮すること
ができる。
【0025】以上のように、本発明によれば、データ処
理システムにおける記憶装置に高速な動作を行わせる。
【0026】請求項4に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御方法は、前記課題を解決するため
に、請求項3に記載の制御方法において、夫々の記憶装
置の容量情報を記憶する工程を更に備え、前記記憶装置
を判定する工程は、記憶された夫々の記憶装置の容量情
報に基づいて前記判定を行う工程であることを特徴とす
る。
【0027】請求項4に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御方法によれば、記憶された夫々の記
憶装置の容量情報に基づいて、前記行アドレスの異なる
記憶要素群を含む記憶装置が、それまでに選択されてい
た記憶要素群を含む第1の記憶装置とは異なる第2の記
憶装置であるか否かが判定される。従って、データ処理
システムにおける記憶装置として、夫々容量の異なる記
憶装置を備えた場合でも、記憶装置の別の判定が確実に
行われ、上述のような高速な動作を行わせる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面の図1乃至図4に基づいて説明する。図1は、本実
施形態におけるデータ処理システムの一例としてのプリ
ントシステムの概略構成を示すブロック図である。
【0029】このプリントシステムは、図1に点線で囲
まれたプリンタ装置Aと、このプリンタ装置Aに接続さ
れたパーソナルコンピュータ等のホスト装置10とから
構成されており、ホスト装置10から出力される印字デ
ータがプリント装置AのRAMに一旦格納され、この印
字データに基づいて生成されるビデオデータが適宜プリ
ントエンジンに出力されることにより、プリント処理を
行うシステムである。以下、このプリンタ装置Aの構成
について詳しく説明する。
【0030】CPU1は、ROM2に記憶された制御プ
ログラムに基づいて、ASIC5等のプリンタ装置Aの
構成手段を制御する手段であり、アドレスデータの出力
と、当該アドレスに割り当てられた手段との間における
データの入出力と、各手段に対する制御信号の入出力を
行う。
【0031】ROM2は、上述したように制御プログラ
ムを記憶するメモリであり、実行プログラムの他に、テ
ーブルデータ等をも記憶する。
【0032】記憶装置としての内蔵RAM3は、CPU
1による演算処理に必要な作業領域と、このデータ処理
システムにおける主記憶としての役割を有するメモリで
あり、本実施形態ではDRAMが用いられている。
【0033】また、もう一方の記憶装置としての拡張R
AM4は、主記憶の容量を増加させるために取り付けら
れるメモリであり、内蔵RAM3と同様に、本実施形態
ではDRAMが用いられている。
【0034】ASIC5は、CPU1による処理の負荷
を軽減するために設けられた、このデータ処理システム
に特有のIC回路であり、ROM2及び内蔵RAM3並
びに拡張RAM4を制御するためのメモリ制御回路5a
と、スイッチパネル6を制御するためのI/O制御回路
5bと、プリントエンジン7を制御するためのエンジン
制御回路5cと、ホスト装置10との通信を制御するた
めのインターフェース制御回路5dとから構成されてい
る。
【0035】ASIC5内の夫々の制御回路は、このデ
ータ処理システム内において、夫々特定のアドレスが割
り当てられており、CPU1から夫々の特定のアドレス
にアクセスすることにより、夫々の制御回路に対するア
クセスが可能になっている。
【0036】スイッチパネル6は、プリンタ装置Aのパ
ネル部に設けられた表示手段と、ステッチ等から構成さ
れており、スイッチの操作によるプリンタ装置Aの動作
モードの設定、あるいは表示手段におけるエラーメッセ
ージの表示等が行われる。
【0037】プリントエンジン7は、電子写真方式ある
いはインクジェット方式の画像形成手段であり、エンジ
ン制御回路5cから出力されるビデオデータに基づい
て、記録用紙に画像を形成する手段である。
【0038】次に、以上のようなプリントシステムにお
けるメモリ制御部分の構成を更に詳しく説明する。
【0039】図2は、図1のブロック図から、CPU1
と、ASIC5のメモリ制御回路5aにおけるDRAM
制御回路50aと、内蔵RAM3とを抜き出したブロッ
ク図である。なお、拡張RAM4については図示を省略
しているが、内蔵RAM3と同様に制御される。
【0040】図2に示すように、ASIC5のDRAM
制御回路50aは、ページレジスタ20と、CSレジス
タ21と、コンパレータ22,23と、判定回路24
と、制御回路25とを備えている。
【0041】容量情報記憶手段を構成するページレジス
タ20は、DRAMによって相違するローアドレスの大
きさを予め記憶しておくレジスタであり、本実施形態で
は、RAM0とRAM1の夫々のローアドレスの大きさ
が予め記憶されている。
【0042】また、前記ページレジスタ20と共に容量
情報記憶手段を構成するCSレジスタ21は、DRAM
によって相違する容量を記憶しておくレジスタであり、
本実施形態では、RAM0とRAM1の夫々の容量が予
め記憶されている。
【0043】前記ページレジスタ20に記憶された各D
RAMのローアドレスの大きさはコンパレータ22に、
また、前記CSレジスタ21に記憶された各DRAMの
容量はコンパレータ23に夫々出力される。コンパレー
タ22,23は、これらの情報と、アドレスバス30か
ら供給されるアドレスデータとを比較することにより、
CPU1から出力されたアドレスデータが同じページ内
の領域を指定するデータであるか否か、及びRAM0ま
たはRAM1の領域内のデータであるか否かについての
情報を判定回路24に出力する。なお、ここで、「同一
ページ」とは、ローアドレスが共通の領域をいう。
【0044】判定回路24は、前記コンパレータ22,
23から出力される判定結果に基づいて、制御回路25
に対して、ヒット情報を示す制御信号を出力する回路で
ある。具体的には、前記判定の結果、前記アドレスデー
タが同一ページ内の記憶領域を指定するデータであっ
て、その領域が現在選択されているDRAMの領域内に
存在する場合には、ページヒットである旨の制御信号を
出力する。また、前記アドレスデータが異なるページ内
の記憶領域を指定するデータである場合であって、その
領域が現在選択されているDRAMの領域内に存在する
場合には、ページミスヒットである旨の制御信号を出力
する。更に、その領域が現在選択されているDRAMの
領域内に存在しない場合には、CSミスヒットである旨
の制御信号を出力する。
【0045】制御回路25は、CPU1から制御信号バ
ス31を介して出力される制御信号に基づいて、DRA
Mに対する制御信号を出力する回路であり、当該制御回
路25から出力される制御信号としては、ローアドレス
ストローブ信号RAS#0,RAS#1、コラムアドレ
スストローブ信号CAS#0,CAS#1、ライトイネ
ープル信号WE#0,WE#1、アウトプットイネーブ
ル信号OE#0,OE#1等がある。
【0046】また、制御回路25はCPU1から出力さ
れる制御信号だけでなく、上述したように判定回路24
からの制御信号を参照して、ローアドレスストローブ信
号RAS#0,RAS#1を制御する。具体的には、判
定回路24からの制御信号が、ページヒットを示す信号
である場合には、ローアドレスストローブ信号RAS#
0,RAS#1を変化させない。また、判定回路24か
らの制御信号が、ページミスヒットを示す信号である場
合には、現在ローレベルに維持しているローアドレスス
トローブ信号を一旦ハイレベルに立ち上げ、予め設定さ
れた所定のプリチャージ期間後に、再び当該ローアドレ
スストローブ信号を立ち下げるように制御する。更に、
判定回路24からの制御信号が、CSミスヒットを示す
信号である場合には、現在出力しているローアドレスス
トローブ信号をハイレベルに立ち上げると共に、次に選
択すべきDRAMについてのローアドレスストローブ信
号を立ち下げる。例えば、現在RAM0が選択されてい
れば、ローアドレスストローブ信号RAS#0を立ち上
げると共にRAM1に対するローアドレスストローブ信
号RAS#1を立ち下げる。この時プリチャージ期間は
設けない。
【0047】内蔵RAM3は、符号3aで示されるRA
M0と、符号3bで示されるRAM1とから構成されて
おり、本実施形態においてはCPU1が32ビットのC
PUであるため、共に1ワードが8ビットで、容量が2
MバイトのDRAMを4個づつ備えて構成されている。
【0048】次に、以上のような構成の制御装置におけ
るDRAMの制御の具体例を、図3のタイミングチャー
トに基づいて説明する。
【0049】図3(A)は、通常の読み出しサイクルに
おけるタイミングチャートである。
【0050】通常の読み出しを行う場合には、まず、C
PU1から制御信号バス31を介して、DRAM制御回
路50aに通常の読み出しモードを設定する制御信号を
出力する。次に、CPU1によりメモリマップ上に割り
当てられたRAM0またはRAM1の領域から読み出し
を行うために、CPU1から当該領域に対応するアドレ
スデータがアドレスバス30を介して出力する。このア
ドレスデータは、制御回路25においてデコードされ、
更にロー(行)アドレスとコラム(列)アドレスに分け
られてアドレスバス36を介してRAM0またはRAM
1に供給される。このアドレスデータの供給は、図3
(A)に示すように、まず、ローアドレスを出力してロ
ーアドレスストローブ信号RAS#0またはRAS#1
を立ち下げ、次にコラムアドレスを出力してコラムアド
レスストローブ信号CAS#0またはCAS#1を立ち
下げることにより行われる。そして、このようなローア
ドレスとコラムアドレスにより選択されるメモリセルの
内容が、有効なデータとしてデータバス32を介して出
力され、CPU1により読み込まれることになる。この
後、ローアドレスストローブ信号RAS#0またはRA
S#1と、コラムアドレスストローブ信号CAS#0ま
たはCAS#1を立ち上げ、次のメモリセルを選択する
には、上述の処理を繰り返す。つまり、その都度ローア
ドレスストローブ信号RAS#0またはRAS#1と、
コラムアドレスストローブ信号CAS#0またはCAS
#1の立ち下げと立ち上げとを行う必要がある。このよ
うに、通常の読み出しサイクルではメモリセルを選択す
る度にローアドレスストローブ信号RAS#0またはR
AS#1の立ち下げと立ち上げを行う必要があるので、
読み出し速度は低い。
【0051】しかし、本実施形態のDRAMは、ページ
モードによる動作が可能となっている。このページモー
ドとは、図3(B)のタイミングチャートに示すよう
に、ローアドレスストローブ信号RAS#0またはRA
S#1をローレベルに維持したまま、コラムアドレスス
トローブ信号CAS#0またはCAS#1の立ち下げと
立ち上げとを行って、同一のローアドレスに接続された
メモリセルを任意に読み出すモードである。このような
ページモードによれば、コラムアドレスストローブ信号
CAS#0またはCAS#1の切り換えのみを行えばよ
いので、高速の読み出しが可能である。
【0052】但し、図3(B)に示すように、ページモ
ードにおいては、異なるローアドレスのメモリセルを読
み出す場合には、ローアドレスストローブ信号RAS#
0またはRAS#1を一旦立ち上げ、プリチャージ期間
と呼ばれる所定の期間ハイレベルを維持した後、ローア
ドレスストローブ信号RAS#0またはRAS#1を立
ち下げる必要がある。従って、異なるローアドレスの領
域、即ち異なるページについてアクセスする場合には、
このプリチャージ期間分だけ読み出し時間が遅くなって
しまう。
【0053】しかも、従来は、ページヒットでない場合
には、常にこのようなプリチャージ期間を設けていたた
め、アクセスするDRAMが異なる場合にも高速の読み
出しを行うことができなかった。図4(A)に従来の制
御方式によるタイミングチャートを示す。この例では、
RAM0においてページモードでの読み出しを行った
後、RAM1においてページモードでの読み出しを行っ
た例である。なお、図4(A)に示す信号AS#は、C
PU1からの出力信号であり、サイクルの始まりを表す
信号である。また、信号READY#は、CPU1の入
力信号であり、サイクルの終わりを表す信号である。
【0054】図4(A)に示すように、従来は、RAM
1に対するページモードでの読み出しを行う場合には、
RAM0に対するローアドレスストローブ信号RAS#
0を一旦立ち上げ、プリチャージ期間を設けてからRA
M1に対するローアドレスストローブ信号RAS#1を
立ち下げていた。従って、このプリチャージ期間分だけ
リードサイクルが長くなってしまっていた。
【0055】しかしながら、図4(A)からも判るよう
に、第1リードサイクル期間中は、RAM1は非選択状
態にあり、RAM1に対するローアドレスストローブ信
号RAS#1は少なくとも第1リードサイクル期間中常
にハイレベル状態にある。従って、第2リードサイクル
の開始時に新たにプリチャージ期間を設けなくても、第
2リードサイクルの開始時には既に充分なプリチャージ
が行われていることになる。
【0056】本発明はこの点に着目し、選択されたたD
RAMが、現在選択されているDRAMとは異なるDR
AMである場合には、プリチャージ期間を設けずに、ロ
ーアドレスストローブ信号を立ち下げるように構成した
ものである。
【0057】図4(B)に本実施形態における制御のタ
イミングチャートを示す。図4(E)に示すように、本
実施形態においてはRAM0に対するローアドレススト
ローブ信号RAS#0を立ち上げると略同時にRAM1
に対するローアドレスストローブ信号RAS#1を立ち
下げている。このように構成することにより、従来より
も第2リードサイクルを短くすることができる。現在使
用されているDRAMにおいては、一般的にプリチャー
ジ期間として60nsec〜90nsec必要であるた
め、本実施形態によれば、リードサイクルを60nse
c〜90nsec短縮できることになる。
【0058】このようなローアドレスストローブ信号の
制御は、上述したように、DRAM制御回路50aの制
御回路25により行っている。制御回路25は判定回路
24からページヒット、ページミスヒット、あるいはC
Sミスヒットの情報を受け、CSミスヒットの場合に
は、図4(B)に示すようなタイミングでローアドレス
ストローブ信号を制御するのである。
【0059】ページヒットであるか、ページミスヒット
であるかは、コンパレータ22によりページレジスタの
内容とアドレスバス30を介して出力されるアドレスデ
ータとを比較することにより判定回路24により判定さ
れる。
【0060】ページレジスタ20には、各DRAM毎に
ページの大きさの情報が格納されている。例えば、本実
施形態のDRAMは2Mバイトの容量を有しているの
で、CPU1からは24ビットのアドレスデータが出力
される。そして、本実施形態のDRAMが、このアドレ
スデータをローアドレス12ビット、コラムアドレス1
2ビットに分けて出力する必要のあるDRAMだとする
と、ページレジスタ20には、現在選択されているDR
AMのローアドレスを表す12ビットのデータを格納し
ておけば良い。そして、この12ビットのデータと、C
PU1から出力されるアドレスデータの対応する12ビ
ットのデータとをコンパレータ22で比較することによ
り、ローアドレスが一致するのか、あるいは異なるのか
を判定することができる。
【0061】但し、ページレジスタ20に格納される前
記12ビットのデータだけでは、ローアドレスが異なる
ことは判定できても、そのページが同一のDRAM内に
存在するか否かは判定することができない。特に、使用
されるDRAMの容量は、夫々異なることも考えられる
ので、使用されるDRAMに応じた判断が必要となる。
そこで、本実施形態では、各DRAMの容量の情報をC
Sレジスタ21に格納し、この情報に基づいて、前記ペ
ージが、同一のDRAM内に存在するか否かを判定する
ようにした。具体的には、各DRAMのローアドレスよ
りもさらに上位のアドレスをCSレジスタ21に格納し
ておき、CPU1から出力されるアドレスデータの対応
するデータが、アドレスをアクセスするデータでない場
合には、CSミスヒットと判定し、図4(B)に示すよ
うな制御を行うように構成した。なお、本実施形態にお
いては、選択されたアドレスがRAM1にも存在しない
場合には、同様の制御により拡張RAM4に対してアク
セスが行われる。
【0062】以上説明したように、本実施形態の構成に
よれば、アクセスするDRAMが現在アクセスしている
DRAMとは異なるローアドレスストローブ信号により
制御されるものである場合には、新たなブリチャージ期
間を設けることなくアドレスストローブ信号を立ち下げ
るように構成したので、リードサイクルの短縮化を図る
ことができる。
【0063】なお、本実施形態では、図4(B)に示す
ように、RAM0に対するローアドレスストローブ信号
RAS#0の立ち上がりと、RAM1に対するローアド
レスストローブ信号RAS#1の立ち下がりを同時に行
った場合について説明したが、本発明はこれに限られる
ものではなく、RAM0に対するローアドレスストロー
ブ信号RAS#0の立ち上がり後であっても、従来のプ
リチャージ期間よりも短い期間内にRAM1に対するロ
ーアドレスストローブ信号RAS#1を立ち下げれば、
従来よりもリードサイクルを短縮することができる。
【0064】また、本実施形態では、DRAMとして1
ワード8ビット、容量2Mバイトのものを使用したが、
本発明はこれに限られるものではなく、1ワードが1,
4,16ビット等の適宜のDRAMを使用可能である。
また、容量も種々の容量のものを使用できる。
【0065】また、本実施形態においては、プリンタシ
ステムに本発明を適用した場合について説明したが、上
述したようなモードレジスタの設定を行う記憶装置を用
いてるデータ処理システムであれば、他のシステムにも
適用可能である。例えばパーソナルコンピュータ、ワー
ドプロセッサ、複写機、通信装置等のデータ処理システ
ムに適用可能である。
【0066】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ処理システムに
おける記憶装置の制御装置によれば、高速動作モードに
おいて、現在アクセスされている第1の記憶装置とは異
なる行アドレスストローブ信号により制御される第2の
記憶装置に対するアクセスを行う場合には、現在アクセ
スされている第1の記憶装置に対する行アドレスストロ
ーブ信号を選択状態から非選択状態へ切り換える時点、
あるいはその時点よりもプリチャージ期間に相当する期
間未満の時点で、第2の記憶装置に対する行アドレスス
トローブ信号を非選択状態から選択状態に切り換えて選
択状態を維持するようにしたので、従来よりも記憶装置
を高速に動作させることができる。
【0067】請求項2に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御装置によれば、夫々の記憶装置の容
量情報を記憶する容量情報記憶手段を備え、これに記憶
させた容量情報に基づいて記憶装置の別の判定を行うの
で、取り付けられる記憶装置の容量が区々である場合に
でも、正確に記憶装置の別を判定することができ、常に
上述のような高速な動作を保証することができる。
【0068】請求項3に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御方法によれば、高速動作モードにお
いて、現在アクセスされている第1の記憶装置とは異な
る行アドレスストローブ信号により制御される第2の記
憶装置に対するアクセスを行う場合には、現在アクセス
されている第1の記憶装置に対する行アドレスストロー
ブ信号を選択状態から非選択状態へ切り換える時点、あ
るいはその時点よりもプリチャージ期間に相当する期間
未満の時点で、第2の記憶装置に対する行アドレススト
ローブ信号を非選択状態から選択状態に切り換えて選択
状態を維持するようにしたので、従来よりも記憶装置を
高速に動作させることができる。
【0069】請求項4に記載のデータ処理システムにお
ける記憶装置の制御方法によれば、夫々の記憶装置の容
量情報を記憶する容量情報記憶手段を備え、これに記憶
させた容量情報に基づいて記憶装置の別の判定を行うの
で、取り付けられる記憶装置の容量が区々である場合に
でも、正確に記憶装置の別を判定することができ、常に
上述のような高速な動作を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるデータ処理システ
ムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のブロック図から、記憶装置及び記憶装置
の制御装置を抜き出したブロック図である。
【図3】(A)は図1の制御装置における通常の読み出
しサイクルにおけるタイミングチャート、(B)は図1
の制御装置におけるページモード時のタイミングチャー
トはである。
【図4】(A)は本発明と比較される比較例において、
ページモード動作中に、互いに異なるアドレスストロー
ブ信号により制御されるDRAMの読み出しを行う際の
タイミングチャート、(B)は本発明の一実施形態にお
いて、ページモード動作中に、互いに異なるアドレスス
トローブ信号により制御されるDRAMの読み出しを行
う際のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…CPU 2…ROM 3…内蔵RAM 3a…RAM0 3b…RAM1 4…拡張RAM 5…ASIC 5a…メモリ制御回路 5b…I/O制御回路 5c…エンジン制御回路 5d…I/F制御回路 6…SWパネル 7…プリントエンジン 10…ホスト 20…ページレジスタ 21…CSレジスタ 22,23…コンパレータ 24…判定回路 25…制御回路 50a…DRAM制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配列された記憶要素と、
    該記憶要素の選択の為の行アドレスデータと列アドレス
    データの入力を、行アドレスストローブ信号及び列アド
    レスストローブ信号の非選択状態から選択状態への切り
    換え時点で行う入力手段とを含み、同一の行アドレスに
    配列された記憶要素については、同一の行アドレスデー
    タに対し順次切り換えられ入力される列アドレスデータ
    により選択する高速動作モードを有する記憶装置が複数
    備えられ、各記憶装置がデータ処理システムにおける全
    アドレス空間の異なるアドレス領域に割り当てられたデ
    ータ処理システムにおける記憶装置の制御装置であっ
    て、 前記複数の記憶装置の何れかの記憶要素を選択する為に
    アドレスデータを出力するアドレスデータ出力手段と、 選択された記憶要素を含む記憶装置が何れの記憶装置で
    あるかを前記アドレスデータに基づいて判定する判定手
    段と、 前記高速動作モードを実行する場合には、前記行アドレ
    スストローブ信号を非選択状態から選択状態へ切り換え
    て選択状態を維持すると共に、行アドレスの異なる記憶
    要素群に対しては、前記行アドレスストローブ信号を一
    旦選択状態から非選択状態へ切り換えて非選択状態を所
    定期間維持した後、再び非選択状態から選択状態へ切り
    換えて選択状態を維持する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記行アドレスの異なる記憶要素群を
    含む記憶装置が、前記高速動作モード中に選択されてい
    た記憶要素群を含む第1の記憶装置とは異なる第2の記
    憶装置であると前記判定手段により判定された場合に
    は、前記第1の記憶装置に対する行アドレスストローブ
    信号を選択状態から非選択状態へ切り換える時点あるい
    はその時点より前記所定期間未満の時点で、前記第2の
    記憶装置に対する行アドレスストローブ信号を非選択状
    態から選択状態に切り換えて選択状態を維持する、 ことを特徴とするデータ処理システムにおける記憶装置
    の制御装置。
  2. 【請求項2】 夫々の記憶装置の容量情報を記憶する容
    量情報記憶手段を更に備え、前記判定手段は、当該容量
    情報記憶手段に記憶された夫々の記憶装置の容量情報に
    基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項1に記
    載のデータ処理システムにおける記憶装置の制御装置。
  3. 【請求項3】 マトリクス状に配列された記憶要素と、
    該記憶要素の選択の為の行アドレスデータと列アドレス
    データの入力を、行アドレスストローブ信号及び列アド
    レスストローブ信号の非選択状態から選択状態への切り
    換え時点で行う入力手段とを含み、同一の行アドレスに
    配列された記憶要素については、同一の行アドレスデー
    タに対し順次切り換えられ入力されるて列アドレスデー
    タにより選択する高速動作モードを有する記憶装置が複
    数備えられ、各記憶装置がデータ処理システムにおける
    全アドレス空間の異なるアドレス領域に割り当てられた
    データ処理システムにおける記憶装置の制御方法であっ
    て、 前記複数の記憶装置の何れかの記憶要素を選択する為に
    アドレスデータを出力する工程と、 選択された記憶要素を含む記憶装置が何れの記憶装置で
    あるかを前記アドレスデータに基づいて判定する工程
    と、 前記高速動作モードを実行する場合には、前記行アドレ
    スストローブ信号を非選択状態から選択状態へ切り換え
    て選択状態を維持すると共に、行アドレスの異なる記憶
    要素群に対しては、前記行アドレスストローブ信号を一
    旦選択状態から非選択状態へ切り換えて非選択状態を所
    定期間維持した後、再び非選択状態から選択状態へ切り
    換えて選択状態を維持する工程と、 前記行アドレスの異なる記憶要素群を含む記憶装置が、
    前記高速動作モード中に選択されていた記憶要素群を含
    む第1の記憶装置とは異なる第2の記憶装置であると判
    定された場合には、前記第1の記憶装置に対する行アド
    レスストローブ信号を選択状態から非選択状態へ切り換
    える時点あるいはその時点より前記所定期間未満の時点
    で、前記第2の記憶装置に対する行アドレスストローブ
    信号を非選択状態から選択状態に切り換えて選択状態を
    維持する工程と、 を備えたことを特徴とするデータ処理システムにおける
    記憶装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 夫々の記憶装置の容量情報を記憶する工
    程を更に備え、前記記憶装置を判定する工程は、記憶さ
    れた夫々の記憶装置の容量情報に基づいて前記判定を行
    う工程であることを特徴とする請求項3に記載のデータ
    処理システムにおける記憶装置の制御方法。
JP9301309A 1997-10-31 1997-10-31 データ処理システムにおける記憶装置の制御装置及び制御方法 Pending JPH11134856A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9301309A JPH11134856A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 データ処理システムにおける記憶装置の制御装置及び制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9301309A JPH11134856A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 データ処理システムにおける記憶装置の制御装置及び制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11134856A true JPH11134856A (ja) 1999-05-21

Family

ID=17895305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9301309A Pending JPH11134856A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 データ処理システムにおける記憶装置の制御装置及び制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11134856A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2968486B2 (ja) メモリ、メモリサブシステム、メモリ装置およびメモリシステムアドレス方法
EP0393722B1 (en) Memory access control circuit for graphic controller
US6205516B1 (en) Device and method for controlling data storage device in data processing system
US7263020B2 (en) Memory device capable of refreshing data using buffer and refresh method thereof
EP0072219A2 (en) Memory addressing system
US5280599A (en) Computer system with memory expansion function and expansion memory setting method
JPH07248963A (ja) Dram制御装置
JPH11134856A (ja) データ処理システムにおける記憶装置の制御装置及び制御方法
US6433786B1 (en) Memory architecture for video graphics environment
US6141727A (en) Device and method for controlling data storage device
JPH0636550A (ja) 半導体記憶装置
JP2002163887A (ja) シンクロナスdram
JPH11184761A (ja) リードモディファイライト制御システム
JP3131918B2 (ja) メモリ装置
KR100459391B1 (ko) 디램의억세스타이밍제어장치
JPH0427571B2 (ja)
JPH0784866A (ja) メモリ制御回路
JPH08297606A (ja) 画像形成装置
JPH04248641A (ja) メモリ制御装置
JP3314395B2 (ja) メモリ制御装置
JPH0728990A (ja) グラフィックスメモリアクセス回路
JPH08212126A (ja) Dramコントローラ
JPH03134750A (ja) Dmaデータ転送装置
JPH0561769A (ja) メモリ・アクセス方法
JPH01258152A (ja) メモリ制御装置