JPH11134749A - カセット装着装置およびこのカセット装着装置を備えた記録または再生装置 - Google Patents

カセット装着装置およびこのカセット装着装置を備えた記録または再生装置

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JPH11134749A
JPH11134749A JP10240254A JP24025498A JPH11134749A JP H11134749 A JPH11134749 A JP H11134749A JP 10240254 A JP10240254 A JP 10240254A JP 24025498 A JP24025498 A JP 24025498A JP H11134749 A JPH11134749 A JP H11134749A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有効かつ適正に小型化を図り、使用性、取扱
性に優れたカセット装着装置、およびこのカセット装着
装置を備えた記録または再生装置を提供する。 【解決手段】 カセット1が挿入されるカセットホルダ
2と、カセットホルダ2がシャーシ11に対して昇降可
能に支持されるようにカセットホルダ2の左右両側に配
置された一対のリンク機構3,4と、カセットホルダ2
をその下降位置にロックするロックレバー5と、ロック
レバー5を回動付勢するバネ17と、を備える。ロック
レバー5の回動付勢用バネ17をカセットホルダ2の内
側でカセット1との空隙に配置する。バネ17は好適に
は捩じりコイルバネであり、その中心軸とロックレバー
5の回動軸が直交する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープカセットが
収納されるカセットホルダを昇降させるカセット装着装
置およびこのカセット装着装置を備えた例えばVTR等
の記録または再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のカセット装着装置を備
えた記録または再生装置の側面図である。図において1
01はカセット、102はカセット101が挿入される
カセットホルダである。103および104はリンクを
構成する一対のレバーであり、軸105により回動自在
に連結されている。レバー103の一端は軸106によ
りシャーシ107に回動自在に支持され、他端は長孔1
08によりホルダ102の軸109にスライド自在に係
合する。レバー104の一端は軸110により、シャー
シ107の長孔111にスライド自在に係合し、他端は
左右のリンクの連結部材112によりホルダ102に回
動自在に支持されている。
【0003】113はレバー103および104間に張
架された上昇付勢用のバネである。114はロックレバ
ーであり、シャーシ107に設けられたロック部材11
5にホルダ下降時に係合し、カセットホルダ102を下
降位置に保持する。116はロックレバー114を時計
まわりに回動付勢するバネである。
【0004】カセットホルダ102内にカセット101
を挿入してカセットホルダ102を押圧すると、レバー
103および104のリンク作用によりホルダ102が
下降する。そして、この下降位置でのロックを解除する
と、バネ113によりレバー103および104が動作
してホルダ102が上昇する。
【0005】この従来のカセット装着装置において、レ
バー104の一端に連結部材112が設けてあり、カセ
ットホルダ102の反対側にあるリンクのレバー(図1
0には図示されていないが、レバー104に対応するも
の)と連結され、カセットホルダ102を下降位置にお
いてほぼ水平姿勢に保つことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置においては、ロックレバー114を回動付勢
するバネ116とカセットホルダ102を上昇付勢する
バネ113とが、該カセットホルダ102の同一側に配
置される。このような配置構成は必ずしも装置の小型化
には適していなかった。また、小型化が進むのにしたが
ってこれらのバネ113あるいは116の設計の自由度
が小さくなり、このためバネ荷重の適正な選択が規制さ
れざるを得なかった。
【0007】さらに、これらのバネ113,116はカ
セット挿入側至近位置に配置されるため、人の手に触れ
て変形しないように細心の注意で取り扱う必要があっ
た。
【0008】そこで本発明は、有効かつ適正に小型化を
図り、使用性、取扱性に優れたカセット装着装置および
このカセット装着装置を備えた記録または再生装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のカセット装着装
置は、カセットが挿入されるカセットホルダと、このカ
セットホルダがシャーシに対して昇降可能に支持される
ように該カセットホルダの左右両側に配置された一対の
リンク機構と、前記カセットホルダをその下降位置にロ
ックするロックレバーと、前記ロックレバーを回動付勢
するバネとを備え、前記ロックレバーの回動付勢用バネ
を前記カセットホルダの内側でカセットとの空隙に配置
したものである。
【0010】また、本発明のカセット装着装置におい
て、前記回動付勢用バネが捩じりコイルバネであること
を特徴とする。
【0011】また、本発明のカセット装着装置におい
て、前記回動付勢用バネの中心軸と前記ロックレバーの
回動軸が直交していることを特徴とする。
【0012】また、本発明のカセット装着装置におい
て、前記バネのロックレバーと係合する部分は折り曲げ
られており、そのなす角度は90°より小さいことを特
徴とする。
【0013】また、本発明のカセット装着装置におい
て、前記バネのロックレバーと係合する部分は折り曲げ
られており、その折り曲げ方向は、前記カセットホルダ
の下降方向であることを特徴とする。
【0014】また、本発明のカセット装着装置におい
て、前記ロックレバーは段付き部を有し、前記バネのロ
ックレバーと係合する部分は折り曲げられており、その
折り曲げられた部分の高さは、前記段付き部の高い部分
より低いことを特徴とする。
【0015】また、本発明の記録または再生装置は、上
記いずれかのカセット装着装置と、回転ドラム装置と、
少なくとも前記回転ドラム装置が取り付けられた第1の
シャーシと、少なくとも前記カセット装着装置およびリ
ール台を有し、前記第1のシャーシに対してスライド自
在に構成された第2のシャーシと、を具備したことを特
徴とする。
【0016】また、本発明の記録または再生装置におい
て、カセットが装填されたカセットホルダを上昇位置か
ら下降位置へ下降させて、前記第2のシャーシのリール
台上に前記カセットを装着した後、第2のシャーシを前
記第1のシャーシに対して相対的にスライドさせ、前記
回転ドラム装置の少なくとも一部を前記カセットの開口
部内へ相対的に挿入させて、そのドラム周面にテープを
巻き付けるように構成したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明によ
るカセット装着装置およびこのカセット装着装置を備え
た記録または再生装置の好適な実施の形態を説明する。
【0018】ここで、図1〜図3は、本発明に係るカセ
ット装着装置を備えたVTRのそれぞれ側面図である。
図4はカセット装着装置の平面図、図5はこのカセット
装着装置の一方の側面図、図6および図7は下降動作途
中にあるカセット装着装置の側面図である。また、図8
は連結部材と可動基板の取付部の概略図、図9はカセッ
ト装着装置をシャーシに固定するための固定部材を取り
付けたときの断面図である。
【0019】図4および図5において、1はカセット、
2はカセット1が挿入されるカセットホルダ、3はリン
クを構成するレバー、4はシャーシにホルダ2を回動自
在に支持し、リンクを構成するレバーの役目をする連結
部材、5はロックレバー、6はレバー3およびロックレ
バー5を回動自在に支持する、カセットホルダ2の側面
に設けられた軸である。7は連結部材4に設けられたカ
ム溝であり、ホルダ2の側面に設けられた軸8がこのカ
ム溝7にスライド自在に係合している。9は連結部材4
に設けられレバー3を回動自在に支持する回転中心であ
る。10はレバー3に設けられた軸であり、可動基板1
1に設けられたカム溝12にスライド自在に係合してい
る。
【0020】図1〜図3において、11は図4および図
5の場合と同様にサブシャーシである可動基板である。
13は可動基板11に設けられ、カセット装着装置の連
結部材4の回動を支持する孔である。14はレバー3と
連結部材4の間に張架されたホルダ2を上昇位置に付勢
するバネである。15は可動基板11に設けられたギア
である。ギア15はカセット装着装置に取り付けられた
ダンパ16と噛合し、このダンパ16に内蔵されたオイ
ルの粘性抵抗によってホルダ上昇時の負荷を与え、上昇
動作を滑らかにするようになっている。
【0021】図4および図5においてまた、17はロッ
クレバーバネであり、図5のようにロックレバー5を時
計回りの方向へ回動付勢している。ロックレバーバネ1
7は、ホルダ2の上板から下方へ伸びる立ち曲げ部に取
り付けられている。この部分は、カセット下降時にカセ
ット1の前蓋が開くことで生じるデッドスペースであ
る。可動基板11にはロック部材18とロック検出スイ
ッチ19(図1参照)が設けられており、ロックレバー
5の被ロック部5aは下降位置においてロック部材18
に係合可能であると共に、ロック検出スイッチ19を押
圧可能である。
【0022】この実施形態ではロックレバーバネ17
は、ホルダ2の内側にカセット1との間の空隙に配置さ
れる。図4に示されるようにロックレバーバネ17は、
捩じりコイルバネとし、その中心軸とロックレバー5の
回動軸がほぼ直交している。また、このようにホルダ2
の内側に配置されるため、人手が触れる心配がない。
【0023】図6および図7において、20は可動基板
11に一体に設けられたカセットストッパである。図7
のようにカセット1がホルダ2に正しく奥まで挿入され
た場合、カセットストッパ20はカセット1の前蓋1a
の開口部1bの中に入り込むため、カセット1とは干渉
しない。このときホルダ2に一体に設けられたカセット
1に対する前蓋ロック解除部2bは、カセット1の前蓋
ロックレバー1cを時計回りの方向に回動させ、前蓋1
aのロックを解除する。
【0024】図6に示すようにカセット1が奥まで挿入
されていない場合には、前蓋1aのロックが解除されず
カセット1の前板部1dに干渉し、カセット1がそれ以
上奥へ進入するを防止している。このときカセット1の
後端部1eは連結部材4の上端部4aに干渉し、不正な
位置のままカセット1が下降するを防ぐ。これにより可
動基板11上のテープガイドポスト等の他の部品への干
渉を防いでいる。
【0025】図8において、連結部材4の側面に形成さ
れた回動中心である円柱状の突起部9は、その外周部が
可動基板11に設けられた孔13に係合し、連結部材4
の回動を支持する。すなわちカセット装着装置の上昇、
下降動作を支持するものである。
【0026】図9は、連結部材4と可動基板11を固定
する固定部材21を取り付けたときの断面図である。固
定部材21は樹脂製の部品であり、図9(a)のように
図中矢印A方向からの挿入に対してその弾性を利用して
矢印B方向に広がりながら、連結部材4に取り付けられ
る。そして、可動基板11に対して一体となって回動す
ることができる。また、図9(b)のように固定部材2
1の支持部21aで連結部材4と可動基板11を挟持す
ることで、カセット装着装置を可動基板11に回動支持
し、はずれないように固定することができる。
【0027】つぎに、図1〜図3に示すように可動基板
11には、カセット1が装着されるリール台22等が設
けられている。この可動基板11はメインシャーシであ
る固定基板23上に前後方向へスライド自在に配置され
ている。固定基板23上には回転ドラム装置24が傾斜
して配置されている。
【0028】上述の構成において、図1に示すようにホ
ルダ2内にカセット1を挿入して該ホルダ2を上方から
押圧すると、レバー3に設けられた軸10とホルダ2の
側面に設けられた軸8が、可動基板11に設けられたカ
ム溝12と連結部材4に設けられたカム溝7に沿ってそ
れぞれ移動しながら、ホルダ2が下降していく。
【0029】ホルダ2の下降に伴い、ロックレバー5の
被ロック部5aが可動基板11のロック部材18に当接
し、ロックレバー5が反時計回り方向に回動されると共
に、バネ17がチャージされる。そしてロック部材18
の角部を過ぎたところで、そのチャージが開放され、ロ
ックレバー5が時計回り方向に回動し、被ロック部5a
がロック部材18に係合する。これと同時にロックレバ
ー5がロック検出スイッチ19を押圧する。
【0030】このようにすることで、図2に示すように
ホルダ2がその下降位置でロックされる。この状態でホ
ルダ2内のカセット1は可動基板11のリール台22上
に装着されると共に、そのカセット1がホルダ2の上板
のカセット押えバネ2a(図4参照)によって押圧され
る。
【0031】つぎに、ロック検出スイッチ19のONに
よって、図3に示すように可動基板11が固定基板23
に対して相対的に回転ドラム装置24の方向へスライド
し、回転ドラム装置24の一部が相対的にカセット1の
開蓋された開口部1bへ挿入される。このドラム挿入と
テープガイド等によるカセット1からのテープの引出し
(何れも図示せず)とによって、テープが回転ドラム装
置24の周面に螺旋状に巻き付けられると共に所定のテ
ープパスが形成される。そしてテープが走行して、回転
へッド等によってテープに対する所望の記録または再生
が行われる。
【0032】つぎに、エジェクト指令が出されると、図
3から図2に示すように、可動基板11が回転ドラム装
置24から離間する方向へスライドされると共に、テー
プがアンローディングされる。そして図2においてロッ
クレバー5が時計回り方向に回動してロックが解除され
ると、図2から図1に示すようにバネ14の力によりレ
バー3と連結部材4が前述の場合とは逆に動作する。こ
のときホルダ2が上昇して、カセットlがホルダ2内か
ら取出し可能となる。
【0033】次に、図11(a),(b)および図12
(a),(b)で、ロックレバー5周りの構成について
説明する。前述した通り、ロックバネ17は、ホルダー
2の内側に取り付けられており、その作動腕17aは、
ホルダー2の側面から外側に露出し、ロックレバー5の
ばね掛け部5aに引っかけることによって、ロックレバ
ー5を時計周りの方向に付勢している。作動腕17a
は、図11(b)に示すように、腕の動作方向(カセッ
ト平面と平行)に向けて曲げられており、これによりロ
ックバネ17が振動により外れないように構成される。
【0034】また、図12(a),(b)に示したよう
に、ホルダ2の上面には、ハッチングをつけて示すカバ
ー25が取り付けられる。これは、プレス製品であるホ
ルダー2およびカセット押さえバネ2aのエッジや上記
作動腕17aの先端部が使用者の指を傷付けることがな
いように保護すること、および外観向上の目的から取り
付けられるものである。
【0035】しかしながら、上述した装置においては、
ロックレバー5を回動付勢するバネ17の先端部17a
の部分に、前記カバー25により触れないように構成す
るため、図12(b)に示すように、カバー25をホル
ダー2の上面から庇のように張り出す必要があり、設計
の観点からすれば制約となり、製品の小型化を妨げるこ
とにもなる。
【0036】以下に説明する改良した実施形態では、ロ
ックバネ17の作動腕17aの曲げ方向をホルダー2の
下降方向であって、隣接するレバーの段曲げ部に向かう
方向とすることによって、ロックバネ17の先端エッジ
部が指に触れないように構成している。
【0037】図13(a),(b)および図14
(a),(b)に改良した実施形態を示す。図13
(a),(b)および図14(a),(b)において、
バネの作動腕17aの先端部は、バネの動作平面とは異
なり、隣接するロックレバー5の段曲げ部5aの方向に
曲げられている。また、バネの作動腕17aの曲げ部の
高さは、段曲げ部5aの高さより低く設定されるととも
に、曲げ内側の角度θは90°よりも小さく、したがっ
て、ロックバネ17の先端エッジ部は、曲げ根元部分よ
りもさらに断曲げ部5aの高さ方向において、低くなる
ように構成されている。このように構成することによ
り、使用者の指が、ホルダー2の操作時に不用意に前記
ロックバネ17の先端部付近に至っても、指はレバー5
の段曲げ部5aの高い面5bおよびバネの作動腕17a
の曲げ外側R部に触れるだけで、先端エッジ部に触れる
ことはない。したがって、カバー25を作動腕17aに
向かって突出させることもない。
【0038】また、この改良した実施形態では、ホルダ
ー2のロックレバー防いようのトーションバネについて
示したが、上昇力付勢用のコイルバネの先端部の処理
等、その他のカセットホルダーの周囲に配置されるバネ
の先端部の処理手法としても適用することが可能であ
る。
【0039】以上説明したように、この改良した実施形
態によれば、レバー付勢用のバネの先端部の曲げ方向
を、隣接するレバーの段曲げ部に対向させることによ
り、バネ先端部が使用者の指に触れないようにすること
が可能である。
【0040】以上の構成により、他に部品を追加するこ
となく、簡便な方法で、バネ先端部のカバー部材を廃止
することが可能になり、製品の小型化が可能となる。
【0041】上述した実施の形態では、カセット装着装
置を可動基板11に取り付けるとき、可動基板11の上
方から最初にレバー3の軸10を可動基板11のカム溝
12に係合させる。つぎに連結部材4を可動基板11を
弾性を利用して押し広げながら上方から挿入し、連結部
材4の回転中心9を可動基板11の孔14に係合させ
る。最後に固定部材21を連結部材4に取り付けること
により固定部材21で可動基板11と連結部材4を固定
部材21の支持部21aにて挟持し、連結部材4が可動
基板11に対して回動自在に固定される。このようにカ
セット装着装置の可動基板11への取付が一方向(上
方)から容易に行うことができる。
【0042】なお、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、
本発明の技術的思想に基づいて各種の有効な変更ならび
に応用が可能である。例えば、上記実施形態ではロック
レバー5の回動付勢用のロックレバーバネ17を捩じり
コイルバネとした例を説明したが、引張りあるいは圧縮
バネ等とすることも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種の記録または再生装置において、カセットホルダを
ロックするためのロックレバー回動付勢用バネを該カセ
ットホルダの内側の空隙に配置したことにより、設計の
自由度が増し、そのバネ荷重の最適化を図りながら有効
に小型化することができる。また、このバネを人が触れ
にくいカセットホルダの内側に配置したことで、不用意
に触れるのを防ぎ、部品保護と誤操作防止を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるカセット装着装置を
備えたVTRのホルダ上昇位置での側面図である。
【図2】本発明の実施形態におけるVTRのホルダ下降
位置での側面図である。
【図3】本発明の実施形態におけるVTRの可動基板が
移動した記録または再生状態での側面図である。
【図4】本発明の実施形態におけるカセット装着装置の
平面図である。
【図5】本発明の実施形態におけるカセット装着装置の
一方の側面図である。
【図6】本発明の実施形態においてカセットが正しく挿
入されないときのカセット装着装置の下降動作途中での
一方の側面図である。
【図7】本発明の実施形態においてカセットが正しく挿
入されたときのカセット装着装置の下降動作途中での一
方の側面図である。
【図8】本発明の実施形態における連結部材と可動基板
の固定部の概略図である。
【図9】本発明の実施形態における連結部材と可動基板
の固定部の断面図である。
【図10】従来のカセット装着装置を備えた記録または
再生装置の側面図である。
【図11】本発明の実施形態の要部説明図である。
【図12】本発明の実施形態の要部説明図である。
【図13】改良した実施形態の要部説明図である。
【図14】改良した実施形態の要部説明図である。
【符号の説明】
1 カセット 2 ホルダ 3 レバー 4 連結部材 5 ロックレバー 6 軸 7 カム溝 8 軸 9 回転中心 11 可動基板 12 カム溝 13 孔 14 バネ 15 ギア 16 ダンパ 17 ロックレバーバネ 18 ロック部材 19 ロック検出スイッチ 20 カセットストッパ 21 固定部材 22 リール台 23 固定基板 24 回転ドラム装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットが挿入されるカセットホルダ
    と、 このカセットホルダがシャーシに対して昇降可能に支持
    されるように該カセットホルダの左右両側に配置された
    一対のリンク機構と、 前記カセットホルダをその下降位置にロックするロック
    レバーと、 このロックレバーを回動付勢するバネとを備え、 前記ロックレバーの回動付勢用バネを前記カセットホル
    ダの内側でカセットとの空隙に配置したことを特徴とす
    るカット装着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記回動付勢用バネ
    が捩じりコイルバネであることを特徴とするカセット装
    着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記回動付
    勢用バネの中心軸と前記ロックレバーの回動軸が直交し
    ていることを特徴とするカセット装着装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、前記バネのロックレバーと係合する部分は折り曲げ
    られており、そのなす角度は90°より小さいことを特
    徴とするカセット装着装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、前記バネのロックレバーと係合する部分は折り曲げ
    られており、その折り曲げ方向は、前記カセットホルダ
    の下降方向であることを特徴とするカセット装着装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、前記ロックレバーは段付き部を有し、前記バネのロ
    ックレバーと係合する部分は折り曲げられており、その
    折り曲げられた部分の高さは、前記段付き部の高い部分
    より低いことを特徴とするカセット装着装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のカセッ
    ト装着装置と、 回転ドラム装置と、 少なくとも前記回転ドラム装置が取り付けられた第1の
    シャーシと、 少なくとも前記カセット装着装置およびリール台を有
    し、前記第1のシャーシに対してスライド自在に構成さ
    れた第2のシャーシと、を具備したことを特徴とする記
    録または再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、カセットが装填され
    たカセットホルダを上昇位置から下降位置へ下降させ
    て、前記第2のシャーシのリール台上に前記カセットを
    装着した後、第2のシャーシを前記第1のシャーシに対
    して相対的にスライドさせ、前記回転ドラム装置の少な
    くとも一部を前記カセットの開口部内へ相対的に挿入さ
    せて、そのドラム周面にテープを巻き付けるように構成
    したことを特徴とする記録または再生装置。
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