JPH11133213A - 光制御板の製造方法 - Google Patents

光制御板の製造方法

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JPH11133213A
JPH11133213A JP30000997A JP30000997A JPH11133213A JP H11133213 A JPH11133213 A JP H11133213A JP 30000997 A JP30000997 A JP 30000997A JP 30000997 A JP30000997 A JP 30000997A JP H11133213 A JPH11133213 A JP H11133213A
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/0005Production of optical devices or components in so far as characterised by the lithographic processes or materials used therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡便な設備でべとつき感のない光制御
板を安定的に製造し得る方法を提供する。 【解決手段】 シート上に形成した光重合性組成物から
なる膜状体に、特定の方向から光を照射して該膜状体を
硬化させて硬化膜を得たのち、該硬化膜の上に透明基材
を密着するようにラミネートした後に光を照射すること
を特徴とする光制御板の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光制御板の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】特定の角度範囲の入射光のみを選択的に
散乱する光制御板は、例えばプライバシー保護のための
視覚制御用フィルムとして有用である。かかる光制御板
の製造方法としては、例えばシート上に屈折率が互いに
異なる少なくとも2種の化合物を含有する光重合性組成
物からなる膜状体を形成し、これに特定の方向から光を
照射して該膜状体を重合硬化させる方法などが知られて
いる(特開平01−77001号公報など)。
【0003】しかしながら、用いる光重合性組成物の種
類によっては、得られる光制御板にべとつき感が生じて
商品価値を大きく減ずる場合があるという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、比較的簡便な設備でべとつき感のない光制御板を安
定的に製造し得る方法を開発するべく鋭意検討した結
果、シート上に形成した光重合性組成物からなる膜状体
に、特定の方向から光を照射して該膜状体を硬化させて
硬化膜を得たのちに、該硬化膜の上に透明基材を密着す
るようにラミネートして、さらに光を照射することによ
り得られる光制御板は、べとつき感がほとんどなく、特
定方向からの光のみを十分に散乱し得ることを見出し、
本発明に至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、シー
ト上に形成した光重合性組成物からなる膜状体に、特定
の方向から光を照射して該膜状体を硬化させて硬化膜を
得たのち、該硬化膜の上に透明基材を密着するようにラ
ミネートして光を照射することを特徴とする光制御板の
製造方法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において用いられるシート
の厚みは特に限定されるものではなく、通常の厚み20
μm〜2cm程度の範囲のものが用いられ、いわゆるシ
ートの他、フィルム状、板状のものも含まれる。シート
の材質は特に限定されるものではなく、例えばポリエチ
レンテレフタレート、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポ
リプロピレンなどのポリオレフィン、塩化ビニル系樹脂
などの合成樹脂や、ガラスなどが挙げられる。かかるシ
ートは帯状のシートとして供給されてもよいし、枚葉で
供給されてもよい。ガラスの場合には枚葉で供給され
る。
【0007】光重合性化合物としては、例えば、特開昭
63−309902号公報、特開平03−107901
号、特開平03−107902号公報に記載の光重合性
組成物などが使用できる。それらの例としては、例えば 光重合性組成物(I):互いに屈折率が異なる二種以上
の(A)重合性二重結合を有するモノマー〔以下、化合
物(A)とする。〕および/または(B)重合性二重結
合を有するオリゴマー〔以下、化合物(B)とする。〕
の組成物、 光重合性組成物(II):(C)重合性二重結合を複数
有するモノマーもしくは重合性二重結合を複数有するオ
リゴマーであって硬化前後の屈折率が異なるもの〔以
下、化合物(C)とする。〕、 光重合性組成物(III):化合物(A)、化合物
(B)または化合物(C)と、(D)屈折率がこれらと
異なる光重合性を有しない化合物〔以下、化合物(D)
とする。〕との組成物などが挙げられる。
【0008】光重合性組成物(I)および光重合性組成
物(III)においては、互いに屈折率が異なる二種以
上の化合物(A)および/または化合物(B)の屈折率
差が0.01以上のものの組合せが好ましい。光重合性
組成物(II)においては、化合物(C)の硬化前後の
屈折率差が0.01以上であることが好ましい。
【0009】化合物(A)の具体例としては、テトラヒ
ドロフルフリルアクリレート、エチルカルビトールアク
リレート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレー
ト、フェニルカルビトールアクリレート、ノニルフェノ
キシエチルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノ
キシプロピルアクリレート、ω−ヒドロキシヘキサノイ
ルオキシエチルアクリレート、アクリロイルオキシエチ
ルサクシネート、アクリロイルオキシエチルフタレー
ト、トリブロムフェノキシエチルアクリレート、イソボ
ルニルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、ラウリルアクリレート、2,2,3,3−テトラフ
ルオロプロピルアクリレートならびにこれらのアクリレ
ートに対応するメタクリレートおよびN−ビニルピロリ
ドン、N−アクリロイルモルフォリンなどが挙げられ
る。これらのモノマーは2種以上を混合して使用するこ
とができる。
【0010】化合物(B)の具体例としては、ポリオー
ルポリアクリレート、変性ポリオールポリアクリレー
ト、イソシアヌル酸骨格のポリアクリレート、メラミン
アクリレート、ヒダントイン骨格のポリアクリレート、
ポリブタジエンアクリレート、エポキシアクリレート、
ウレタンアクリレートなどが挙げられる。これらのオリ
ゴマーは2種以上を混合して使用することができる。
【0011】化合物(C)の具体例としては、トリエチ
レングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコー
ルジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレ
ート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、水添
ジシクロペンタジエニルジアクリレート、エチレンオキ
サイド変性ビスフェノールAジアクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトー
ルヘキサアクリレート、トリスアクリロキシイソシアヌ
レート、多官能のエポキシアクリレート、多官能のウレ
タンアクリレートなどのアクリレート化合物や、これら
のアクリレートに対応するメタクリレートおよびジビニ
ルベンゼン、トリアリルイソシアヌレート、ジエチレン
グリコールビスアリルカーボネート等が挙げられる。こ
れらの化合物は、単独で用いてもよいし、他の化合物と
併用してもよい。なお、屈折率差の条件を満たせば、こ
れらの化合物を化合物(A)または化合物(B)として
用いることもできる。
【0012】化合物(D)の具体例としては、ポリスチ
レン、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンオキシ
ド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ナ
イロン等のポリマー類や、トルエン、n−ヘキサン、シ
クロヘキサン、メチルアルコール、エチルアルコール、
アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、
酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、アセトニトリル等の有機薬品等や有機ハロゲン化
合物、有機ケイ素化合物、可塑剤、安定剤等のプラスチ
ック添加剤などが挙げられる。かかる光重合性組成物
は、硬化性を向上させるために光重合開始剤を含有して
いてもよい。かかる光重合開始剤としては、例えばベン
ゾフェノン、ベンジル、ミヒラーズケトン、2−クロロ
チオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、ベ
ンゾインエチルエーテル、ジエトキシアセトフェノン、
ベンジルジメチルケタール、2−ヒドロキシ−2−メチ
ルプロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフ
ェニルケトンなどが例示される。
【0013】かかる光重合性組成物からなる膜状体をシ
ート上に形成するには、例えば光重合性組成物をシート
上に塗布すればよい。塗布は通常の方法で行われる。本
発明の方法においては、かくしてシート上に形成した膜
状体に、特定の方向から光を照射する。かかる特定の方
向は、得られる光制御板において目的とする選択的に散
乱する入射光の方向、用いる光重合性組成物などに応じ
て適宜選択される。かかる光の波長は、用いる光重合性
組成物に応じて適宜選択されるが、通常の作業環境(照
明)の下での取扱いが容易な点で、紫外線であることが
好ましく、従って光重合性組成物としても紫外線により
硬化するものが好ましい。
【0014】特定の方向から光を照射するには、例えば
光源の形状を線光源、点光源とする方法、一定方向の光
のみが照射されるように光源と膜状体との間にスリッ
ト、遮光板、干渉フィルターなどを設ける方法などが挙
げられる。光源の形状、光源とスリットまたは遮光板と
膜状体の位置関係を適宜調整することにより、得られる
光制御板において散乱される特定方向の光の角度範囲を
調整することができる。光の照射時間および照射エネル
ギーは用いる光重合性組成物の組成、膜厚などに応じて
適宜選択すればよい。光が照射されることによって、膜
状体は硬化して硬化膜を形成する。
【0015】次いで、かかる硬化膜の上にさらに透明基
材をラミネートする。透明基材は硬化膜と密着するよう
にラミネートされる。透明基材としては、次いで照射さ
れる光をある程度透過し得るものが用いられる。次いで
照射する光として紫外線を用いる場合の透明基材として
は、例えばポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポ
リスチレン、ポリアセチルセルロースなどが挙げられ
る。このように透明基材をラミネートすることによっ
て、硬化膜と空気中の酸素との接触が断たれ、これによ
って得られる光制御板の性能が向上するものと考えられ
る。
【0016】ラミネート後、光を照射する。かかる光
は、用いる光重合性組成物に応じて適宜選択されるが、
通常の照明光の下での取扱いが容易である点で、紫外線
であることが好ましい。かかる光は通常、拡散光であ
る。拡散光を照射するには、例えばラミネートする透明
基材により照射光を散乱してもよいが、スリガラスなど
の光拡散板を透過ささて照射することが照射光を十分に
拡散し得る点で好ましい。光の照射時間および照射エネ
ルギーは用いる光重合性組成物の組成、膜厚などに応じ
て適宜選択すればよい。照射後、ラミネートした透明基
材を剥離することにより、目的とする光制御板を得るこ
とができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の方法によれば、べとつき感のな
い十分な商品価値を有する光制御板を安定的に製造する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下に本発明を実施例によってさらに具体的
に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
【0019】比較例1 ポリプロピレングリコール(平均分子量3000)2モ
ルあたり、2.7モルのヘキサメチレンジイソシアネー
ト、0.3モルのトリレンジイソシアネートおよび2モ
ルの2−ヒドロキシエチルアクリレートを反応させて得
られたポリエーテルウレタンアクリレート(平均分子量
6000、屈折率1.460)40重量部に、2,4,
6−トリブロムフェニルアクリレート30重量部、2−
ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート(屈
折率1.526)30重量部および光重合開始剤〔2−
ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン〕1.5重量
部を混合して光重合性組成物を得た。この光重合性組成
物をシート〔ポリエチレンテレフタレートフィルム、厚
み188μm〕(1)上に塗布して、光重合性組成物の
膜状体(2)(厚み165μm)を形成させた。次い
で、この膜状体が形成されたシートをコンベアー(3)
に載せ、一定の速度(1.0m/分)で移動させなが
ら、紫外線を照射した(図1)。紫外線の光源(4)は
棒状水銀ランプ〔80W/cm〕とした。なお、図1に
おいて棒状の水銀ランプの長手方向は、紙面の法線方向
である。棒状水銀ランプ(4)とシートとの距離は11
00mmとした。また、棒状水銀ランプとシートとの間
には遮光板(5)を配置した。この遮光板により、紫外
線は、シートが棒状水銀ランプの真下にきたときから照
射が開始される。またシートはコンベアーのうえに載せ
られて該コンベアーと共に進行するが、その進行と共に
シート上の一点に対する紫外線の照射方向は変化する。
シート(1)上の一点に対する紫外線の照射時間は9秒
となるようにした。かかる照射により、膜状体が硬化さ
れて硬化膜(6)が形成された。この硬化膜のゲル分率
および状態を表1に示す。
【0020】実施例1 比較例1と同様に操作してシート上に硬化膜(6)を形
成し、この硬化膜(6)の上に透明基材〔ポリエチレン
テレフタレートフィルム、厚み38μm〕(7)をラミ
ネーターにて密着するようにラミネートし、コンベアー
(8)の上に載せて一定速度(1.0m/分)で移動さ
せながら、紫外線を照射した(図2)。この紫外線の光
源(9)としては、球状の水銀ランプを用いた。このと
き水銀ランプと該膜状体の間にはスリガラス(10)を
配置して、照射する紫外線を拡散光とした。光源(9)
とシート(1)との距離は400mm、光源(9)とス
リガラス(10)との距離は300mmとした。シート
(1)上の一点に対する紫外線の照射時間は13秒とし
た。その後、透明基材(7)を剥離して、光制御板(1
1)を得た。この光制御板の硬化膜(6)のゲル分率お
よび硬化膜の状態を表1に示す。
【0021】比較例2 ポリプロピレングリコール(平均分子量3000)2モ
ルあたり、2.7モルのヘキサメチレンジイソシアネー
ト、0.3モルのトリレンジイソシアネートおよび2モ
ルの2−ヒドロキシエチルアクリレートを反応させて得
られたポリエーテルウレタンアクリレート〔平均分子量
6000、屈折率1.460〕30重量部に、2−ヒド
ロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート(屈折率
1.526)70重量部および光重合開始剤〔2−ヒド
ロキシ−2−メチルプロピオフェノン〕1.5重量部を
添加して混合し、光重合性組成物を得た。比較例1で得
た光重合性組成物に代えて上記で得た光重合性組成物を
用いた以外は比較例1と同様に操作して、シート上に硬
化膜を形成した。この硬化膜のゲル分率および状態を表
1に示す。
【0022】実施例2 比較例2と同様に操作してシート上に硬化膜を形成し、
この硬化膜の上に透明基材〔ポリエチレンテレフタレー
トフィルム、厚み38μm〕をラミネーターにて密着す
るようにラミネートする以外は、実施例1と同様に操作
して光制御板を得た。この光制御板の硬化膜のゲル分率
および硬化膜の状態を表1に示す。
【0023】比較例3 硬化膜の上に透明基材〔ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム、厚み38μm〕をラミネートすることなく紫外
線を照射した以外は実施例1と同様に操作して、光制御
板を得た。この光制御板の硬化膜のゲル分率および硬化
膜の状態を表1に示す。
【0024】比較例4 硬化膜の上に透明基材〔ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム、厚み38μm〕をラミネートすることなく紫外
線を照射した以外は実施例2と同様に操作して、光制御
板を得た。この光制御板の硬化膜のゲル分率および硬化
膜の状態を表1に示す。
【0025】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】シート上に形成した光重合性組成物からなる膜
状体に特定の方向から光を照射して該膜状体を硬化する
工程を示す断面模式図である。
【図2】硬化膜の上に透明基材を密着するようにラミネ
ートした後に光を照射する工程を示す断面模式図であ
る。
【符号の説明】
1:シート 2:光重合性組成物の膜状体 3:コンベアー 4:光源 5:遮光板 6:硬化膜 7:透明基材 8:コンベアー 9:光源 10:スリガラス 11:光制御板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート上に形成した光重合性組成物からな
    る膜状体に、特定の方向から光を照射して該膜状体を硬
    化させて硬化膜を得たのち、該硬化膜の上に透明基材を
    密着するようにラミネートした後に光を照射することを
    特徴とする光制御板の製造方法。
  2. 【請求項2】特定の方向から照射される光が紫外線であ
    り、ラミネートした後照射される光が紫外線である請求
    項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】ラミネートした後に照射される光が拡散光
    である請求項1に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】光重合性組成物が、互いに屈折率が異なる
    二種以上の重合性二重結合を有するモノマーおよび/ま
    たは重合性二重結合を有するオリゴマーの組成物、重合
    性二重結合を複数有するモノマーもしくは重合性二重結
    合を複数有するオリゴマーであって硬化前後の屈折率が
    異なるもの、または互いに屈折率が異なる二種以上の重
    合性二重結合を有するモノマー、重合性二重結合を有す
    るオリゴマーもしくは重合性二重結合を複数有するモノ
    マーもしくは重合性二重結合を複数有するオリゴマーで
    あって硬化前後の屈折率が異なるものと、屈折率がこれ
    らと異なる光重合性を有しない化合物との組成物である
    請求項1に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】互いに屈折率が異なる二種以上の重合性二
    重結合を有するモノマーおよび/または重合性二重結合
    を有するオリゴマーの屈折率差が0.01以上である請
    求項4に記載の製造方法。
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