JPH11133150A - 車載用レーダ装置の軸合わせ方法 - Google Patents

車載用レーダ装置の軸合わせ方法

Info

Publication number
JPH11133150A
JPH11133150A JP9292427A JP29242797A JPH11133150A JP H11133150 A JPH11133150 A JP H11133150A JP 9292427 A JP9292427 A JP 9292427A JP 29242797 A JP29242797 A JP 29242797A JP H11133150 A JPH11133150 A JP H11133150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
wall
radar device
radar apparatus
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9292427A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Higuchi
崇 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP9292427A priority Critical patent/JPH11133150A/ja
Publication of JPH11133150A publication Critical patent/JPH11133150A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載用レーダ装置の軸合わせを簡易にかつ正
確に実施する。 【解決手段】 レーダ装置1を搭載する車両5の中心線
と壁3とが垂直に交わるように車両5と壁3とが相対的
に配置される。次いで、レーダ装置1と壁3との間に箱
体4が設置される。箱体4には対向する2つの面にそれ
ぞれ穴411,421が設けられている。箱体4の設置
の際には、レーダ装置1から壁3の面へ下ろした垂線上
に当該2個の穴が位置するようにされる。レーダ装置1
の操舵角が基準角度に設定された状態で、レーダ装置1
による距離測定が行われる。そして、レーダ装置1が障
害物との間の距離として、レーダ装置1と壁3との間の
距離Dを測定するようにレーダ装置1が車両5に固定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用レーダ装置
の軸合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の前部に搭載され先行車両等の障害
物との距離を測定する車載用レーダ装置が提供されてい
る。かかる車載用レーダ装置においては、カーブ走行時
においても先行車両を確実に捕らえることができるよう
にビーム操舵手段が設けられている。ビーム操舵手段を
制御するに際しては、操舵角が基準角度(真正面を照射
するときの角度)に制御された状態でビームの中心線と
車両の中心線とが一致する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、レーダの軸
ずれがあると、隣接走行車線の車両を検出するなどの不
具合が発生する。そのため、レーダ装置を搭載した車両
では、定期的に軸合わせを実施する必要がある。しかし
ながら、現在のところ、簡易にかつ正確にかかる軸合わ
せをする方法は提供されていない。
【0004】かかる実情に鑑み、本発明の目的は、簡易
にかつ正確に実施することができる、車載用レーダ装置
の軸合わせ方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明によれば、車両の中心線と壁面とが実質的に垂直
に交わるように車両及び壁を相対配置するステップと、
該車両の前部に搭載されたレーダ装置から該壁面への垂
線上に位置して該レーダ装置から該壁に向かう発射ビー
ムの該位置での断面積にほぼ等しい面積を有する穴を有
する板状部材を少なくとも1枚配置するステップと、該
レーダ装置の操舵角を基準角度に設定した状態で該レー
ダ装置が該壁との距離を測定するように該レーダ装置を
該車両に固定するステップと、を具備する、車載用レー
ダ装置の軸合わせ方法が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態について説明する。
【0007】図1は、本発明が適用される車載用レーダ
装置1の一構成例を示すブロック図である。レーダ装置
1は、センサ部11、ビーム操舵部12、レーダ電子制
御装置(レーダECU)13、等から構成される。セン
サ部11は、前方に向けてビームを照射するとともに障
害物2からの反射波を検出する。ビーム操舵部12は、
レーダECU13からの指示を受けてビームの照射方向
を変える。レーダECU13は、センサ部11で検出さ
れた反射波を受信して障害物2までの距離及び相対速度
を算出するとともに車速、車両ステアリング角、ヨーレ
ート等のデータを入力して、車両の速度が適正となるよ
うにスロットルバルブに対する調整を指示したり、先行
車両等の障害物2に接近しすぎている場合に警報ブザー
又は表示器を介して運転者に該接近状態を報知したり、
カーブ走行時に先行車両を追跡することができるように
ビームの照射方向を変更するよう操舵部12に指示した
りする。
【0008】ビーム操舵部12を制御するに際しては、
ビーム操舵角が基準角度(真正面を照射するときの角
度)に制御された状態にあるときに発射ビームの中心線
と車両の中心線とが一致するようにレーダ装置1が車両
に固定されていることが前提となる。そのために、定期
的に軸合わせをする必要がある。
【0009】図2は、本発明に係る、車載用レーダ装置
の軸合わせ方法の一実施形態を説明するための図(斜視
図)である。本方法においては、まず、レーダ装置1を
搭載する車両5の中心線と壁面とが実質的に垂直に交わ
るように車両5と壁3とが距離Dを置いて相対的に配置
される。次いで、レーダ装置1と壁3との間に箱体4が
設置される。箱体4には対向する2つの面41及び42
にそれぞれ穴411及び421が設けられている。箱体
4の設置の際には、レーダ装置1から壁3の面へ下ろし
た垂線上に当該2個の穴411及び421の中心が位置
するようにされる。レーダ装置1の距離測定結果は、表
示器14に表示される。なお、レーダ装置1から穴42
1までの距離dについては、以下で説明する。
【0010】図3は、車両5に対するレーダ装置1の軸
合わせが適切になされている場合においてビーム操舵角
が基準角度にあるときの発射ビームの照射範囲(斜線
部)を示す図(上面から見た断面図)である。発射ビー
ムは、レーダ装置1よりある特定の立体角を有して放射
される。そして、レーダ装置1から距離dの地点では、
発射ビームの中心線に対して垂直な面での発射ビームの
断面積が穴421の面積にほぼ一致している。すなわ
ち、箱体4の設置位置に関連する距離dと穴421との
関係は、上述のように設定されている。この図に示され
るように、軸合わせが適切になされているときには、発
射ビームの反射は、ほぼ壁3の表面でのみ起こるため、
レーダ装置1においては壁3までの距離Dが測定される
こととなる。なお、本実施形態においては、穴411の
面積は、穴421の面積に等しい。
【0011】一方、図4は、車両5に対するレーダ装置
1の軸合わせが適切になされていない場合においてビー
ム操舵角が基準角度にあるときの発射ビームの照射範囲
(斜線部)を示す図(上面から見た断面図)である。こ
の図に示されるような状況においては、レーダ装置1
は、障害物との距離として、側面41までの距離を測定
することとなる。従って、この場合には、レーダ装置1
と壁3との間の距離Dを正確に測定するように、レーダ
装置1の軸合わせが行われる。そして、レーダ装置1が
壁3との距離を正確に測定している状態にあるときに、
センサ部11の方向を調整するためのネジ等が調整され
ることにより、レーダ装置1が車両に固定される。かく
して、レーダ装置1の軸合わせが完了する。
【0012】なお、図5に示されるように、発射ビーム
の一部が壁3で反射され、その他の部分が側面41及び
42で反射される場合が起こりうる。この場合には、最
も強度の大きな反射波に関連する場所までの距離が測定
されることとなる。そして、壁3からの反射が最も強い
場合には、図3の場合と比較してやや軸がずれているこ
とになるが、これは許容誤差の範囲内である。また、上
述の実施形態においては、軸合わせのために2枚の穴付
き板が準備されたが、上記説明からわかるように、原理
的には、1枚の穴付き板でもよい。2枚設けた理由は、
より精度を向上させるためである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車載用レーダ装置の軸合わせが簡易にかつ正確に実施さ
れる。すなわち、既存の車両整備室において上述のよう
な箱体を準備するだけで軸合わせが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される車載用レーダ装置の一構成
例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る、車載用レーダ装置の軸合わせ方
法の一実施形態を説明するための図(斜視図)である。
【図3】車両に対するレーダ装置の軸合わせが適切にな
されている場合においてビーム操舵角が基準角度にある
ときの発射ビームの照射範囲(斜線部)を示す図(上面
から見た断面図)である。
【図4】車両に対するレーダ装置の軸合わせが適切にな
されていない場合においてビーム操舵角が基準角度にあ
るときの発射ビームの照射範囲(斜線部)を示す図(上
面から見た断面図)である。
【図5】図3及び図4の状態の中間として反射が重複し
て起こる場合について示す図(上面から見た断面図)で
ある。
【符号の説明】
1…車載用レーダ装置 11…センサ部 12…ビーム操舵部 13…レーダECU 14…表示器 2…障害物 3…壁 4…箱体 41…第1の側面 411…第1の穴 42…第2の側面 421…第2の穴 5…車両

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の中心線と壁面とが実質的に垂直に
    交わるように車両及び壁を相対配置するステップと、 該車両の前部に搭載されたレーダ装置から該壁面への垂
    線上に位置して該レーダ装置から該壁に向かう発射ビー
    ムの該位置での断面積にほぼ等しい面積を有する穴を有
    する板状部材を少なくとも1枚配置するステップと、 該レーダ装置の操舵角を基準角度に設定した状態で該レ
    ーダ装置が該壁との距離を測定するように該レーダ装置
    を該車両に固定するステップと、 を具備する、車載用レーダ装置の軸合わせ方法。
JP9292427A 1997-10-24 1997-10-24 車載用レーダ装置の軸合わせ方法 Withdrawn JPH11133150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9292427A JPH11133150A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 車載用レーダ装置の軸合わせ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9292427A JPH11133150A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 車載用レーダ装置の軸合わせ方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11133150A true JPH11133150A (ja) 1999-05-21

Family

ID=17781657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9292427A Withdrawn JPH11133150A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 車載用レーダ装置の軸合わせ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11133150A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003315442A (ja) * 2002-04-22 2003-11-06 Mitsubishi Electric Corp 車載レーダ装置の位置調整装置および位置調整方法
JP2014029318A (ja) * 2012-06-29 2014-02-13 Ricoh Co Ltd レーザ装置の光軸調整装置及び光軸調整方法
JP2016193672A (ja) * 2015-04-01 2016-11-17 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
CN108120966A (zh) * 2017-12-25 2018-06-05 深圳市道通科技股份有限公司 一种车载雷达标定设备及方法
CN108594187A (zh) * 2017-12-25 2018-09-28 深圳市道通科技股份有限公司 一种车载雷达标定设备及方法
WO2020071167A1 (ja) * 2018-10-01 2020-04-09 パイオニア株式会社 光軸調整用装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003315442A (ja) * 2002-04-22 2003-11-06 Mitsubishi Electric Corp 車載レーダ装置の位置調整装置および位置調整方法
JP2014029318A (ja) * 2012-06-29 2014-02-13 Ricoh Co Ltd レーザ装置の光軸調整装置及び光軸調整方法
JP2016193672A (ja) * 2015-04-01 2016-11-17 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
CN108120966A (zh) * 2017-12-25 2018-06-05 深圳市道通科技股份有限公司 一种车载雷达标定设备及方法
CN108594187A (zh) * 2017-12-25 2018-09-28 深圳市道通科技股份有限公司 一种车载雷达标定设备及方法
CN108120966B (zh) * 2017-12-25 2024-02-02 深圳市道通科技股份有限公司 一种车载雷达标定设备及方法
CN108594187B (zh) * 2017-12-25 2024-06-04 深圳市道通科技股份有限公司 一种车载雷达标定设备及方法
WO2020071167A1 (ja) * 2018-10-01 2020-04-09 パイオニア株式会社 光軸調整用装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9170101B2 (en) Method and apparatus for positioning a vehicle service device relative to a vehicle thrust line
US6025797A (en) Angular shift determining apparatus for determining angular shift of central axis of radar used in automotive obstacle detection system
US6636172B1 (en) Method for adjusting a vehicle-mounted radar sensor
CN111366901B (zh) 标定车载毫米波雷达方位角度安装偏差的方法及装置
EP1257843B1 (en) Automotive radar elevation alignment
US6418775B1 (en) Method and apparatus for aligning a beam path for a beam-emitting sensor
US7853374B2 (en) Apparatus for alignment adjusting of radar equipped in a vehicle
JPH0347209B2 (ja)
WO2017101912A1 (de) Vorrichtung zur kalibrierung wenigstens eines radarsensors
EP1953520A2 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Ausrichten eines Fahrzeug-Umfeldsensors oder Scheinwerfers
US20220042794A1 (en) System and method for operator guided identification of vehicle reference locations for adas sensor alignment
JP2007518995A5 (ja)
JPH11326495A (ja) 車載レーダのアンテナ軸調整装置
JPWO2011048831A1 (ja) 車両用障害物検知装置
JP3708507B2 (ja) 車載レーダの照準調整検査装置と照準調整検査方法
CN110954874A (zh) 车辆检查装置
JPH11133150A (ja) 車載用レーダ装置の軸合わせ方法
JP3708509B2 (ja) 車載レーダおよび車載カメラの照準調整検査装置
JP2003315442A (ja) 車載レーダ装置の位置調整装置および位置調整方法
US6771210B2 (en) Sensor alignment method and system
US8112178B2 (en) Robotic platform for autonomous automotive vehicle development
JP3157091B2 (ja) ビームの光軸調整装置
JP2002303672A (ja) 物体検知装置の軸調整状態検知方法および軸調整方法
JP2001235537A (ja) 指向性レーダー・アンテナの整列判定システム
KR20050097518A (ko) 사전 조립된 유닛 설치 방법 및 v형 측정편 수납 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104