JPH11131892A - 自動引き戸懸架装置 - Google Patents
自動引き戸懸架装置Info
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- JPH11131892A JPH11131892A JP9340488A JP34048897A JPH11131892A JP H11131892 A JPH11131892 A JP H11131892A JP 9340488 A JP9340488 A JP 9340488A JP 34048897 A JP34048897 A JP 34048897A JP H11131892 A JPH11131892 A JP H11131892A
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- Japan
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- sliding door
- fixed frame
- upper fixed
- guide rail
- automatic sliding
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims description 13
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 12
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 10
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- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
- E05F15/60—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/06—Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane
- E05D15/0621—Details, e.g. suspension or supporting guides
- E05D15/0626—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top
- E05D15/063—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top on wheels with fixed axis
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/06—Suspension arrangements for wings for wings sliding horizontally more or less in their own plane
- E05D15/0621—Details, e.g. suspension or supporting guides
- E05D15/0626—Details, e.g. suspension or supporting guides for wings suspended at the top
- E05D15/0652—Tracks
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/13—Type of wing
- E05Y2900/132—Doors
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 上部固定枠（鴨居）の上下方向寸法を小さく
し、一般的に手動式引き戸に使用される上部固定枠と殆
ど差がない上部固定枠を提供する。 【構成】 リニアモーターによって駆動される自動引き
戸において、固定子を上部固定枠下を向けて固定し、可
動子を固定子に対向するよう上を向けて引き戸上端部に
固定し、吊り下げローラーの下端部を可動子の下端部よ
り下になるように位置し、ガイドレールを吊り下げロー
ラーの下端部に接するように配置して上部固定枠に固定
する事で、可動子と吊り下げローラー及びガイドレール
の位置が高さ方向で同様の位置になるように構成するこ
とで、上部固定枠の上下方向寸法を小さくした構成を提
供する。
し、一般的に手動式引き戸に使用される上部固定枠と殆
ど差がない上部固定枠を提供する。 【構成】 リニアモーターによって駆動される自動引き
戸において、固定子を上部固定枠下を向けて固定し、可
動子を固定子に対向するよう上を向けて引き戸上端部に
固定し、吊り下げローラーの下端部を可動子の下端部よ
り下になるように位置し、ガイドレールを吊り下げロー
ラーの下端部に接するように配置して上部固定枠に固定
する事で、可動子と吊り下げローラー及びガイドレール
の位置が高さ方向で同様の位置になるように構成するこ
とで、上部固定枠の上下方向寸法を小さくした構成を提
供する。
Description
【０００１】［産業上の利用分野］本発明は、リニアモ
ーターを駆動源とする自動引き戸懸架装置に関する。
ーターを駆動源とする自動引き戸懸架装置に関する。
【０００２】［従来の技術］従来技術の例として、特開
平９−１３７６７４の図１に示される構造を持つ例が知
られている。
平９−１３７６７４の図１に示される構造を持つ例が知
られている。
【０００３】［発明が解決しようとする課題］前記従来
例においては、リニアモーターの固定子と可動子が水平
方向で対向し、ガイドレールと併設され、引き戸上方部
の上部固定枠内に設置されることによって、上部固定枠
に前記機構を内蔵するための上下方向寸法が必要にな
る。引き戸を駆動するために必要なリニアモーターの駆
動力は、コイルとマグネットの移動方向に直角な長さに
比例することになる。駆動力の大きいリニアモーターを
得るには、より見付け方向の寸法の長い上部固定枠が必
要になる性質を持っている。一方引き戸が設置される建
築物の固定枠は、とりわけ住宅用建築物においては、一
般的には、手動引き戸が設置されていて自動引き戸は殆
ど普及していないため、手動引き戸用の通行用開口部と
して設計及び建造されており、前記従来例に示される自
動引き戸では、手動式引き戸の上部固定枠上下寸法に比
較して非常に大きくなる。上部固定枠は建築躯体開口部
に固定されていて、引き戸寸法を手動式引き戸と同寸法
にした場合、建築開口部の上下開口寸法を大きくする必
要がある。この理由から、建築躯体を自動引き戸用に設
計、建造する必要が生じ、設計及び建造費用の増大を招
く事と、建築躯体開口部を手動式引き戸と同寸法とした
場合、引き戸の上下寸法を小さくする必要が生じ、通行
者の身長を考慮して設計された設計意図を損なうという
欠点を持っている。また、上部固定枠の上下寸法は、デ
ザイン上の重要な要件となっており、上部固定枠上下寸
法の増大は、従来の内装デザインを損なうという欠点も
併せ持つ。本発明は、上述した課題を解決するためにな
された物であり、その目的とするところは、リニアモー
ターを駆動源とする自動引き戸において、一般的な手動
式引き戸の上部固定枠の上下方向寸法と大きな差を持た
ない上部固定枠を提供することにある。
例においては、リニアモーターの固定子と可動子が水平
方向で対向し、ガイドレールと併設され、引き戸上方部
の上部固定枠内に設置されることによって、上部固定枠
に前記機構を内蔵するための上下方向寸法が必要にな
る。引き戸を駆動するために必要なリニアモーターの駆
動力は、コイルとマグネットの移動方向に直角な長さに
比例することになる。駆動力の大きいリニアモーターを
得るには、より見付け方向の寸法の長い上部固定枠が必
要になる性質を持っている。一方引き戸が設置される建
築物の固定枠は、とりわけ住宅用建築物においては、一
般的には、手動引き戸が設置されていて自動引き戸は殆
ど普及していないため、手動引き戸用の通行用開口部と
して設計及び建造されており、前記従来例に示される自
動引き戸では、手動式引き戸の上部固定枠上下寸法に比
較して非常に大きくなる。上部固定枠は建築躯体開口部
に固定されていて、引き戸寸法を手動式引き戸と同寸法
にした場合、建築開口部の上下開口寸法を大きくする必
要がある。この理由から、建築躯体を自動引き戸用に設
計、建造する必要が生じ、設計及び建造費用の増大を招
く事と、建築躯体開口部を手動式引き戸と同寸法とした
場合、引き戸の上下寸法を小さくする必要が生じ、通行
者の身長を考慮して設計された設計意図を損なうという
欠点を持っている。また、上部固定枠の上下寸法は、デ
ザイン上の重要な要件となっており、上部固定枠上下寸
法の増大は、従来の内装デザインを損なうという欠点も
併せ持つ。本発明は、上述した課題を解決するためにな
された物であり、その目的とするところは、リニアモー
ターを駆動源とする自動引き戸において、一般的な手動
式引き戸の上部固定枠の上下方向寸法と大きな差を持た
ない上部固定枠を提供することにある。
【０００４】［課題を解決するための手段］前記目的を
達成するために、請求項１の発明は、駆動源であるリニ
アモーターの固定子を下方向けて上部固定枠内に固定
し、可動子を固定子に対向するように上方向けて引き戸
上端部に固定し、可動子より引き戸端部に近い引き戸両
端部近傍にローラーの下端部が可動子下端部より下にな
るように吊り下げローラー２個を対にして最小限２設置
し、吊り下げローラー下端部に接するようにガイドレー
ル一対を配置し、上部固定枠によって該ガイドレール
を、ガイドレールより上部の引き戸部分を覆う構造によ
って固定する構造とすることで、上部固定枠の上下方向
寸法を小さくする事を特徴とする自動引き戸懸架装置。
達成するために、請求項１の発明は、駆動源であるリニ
アモーターの固定子を下方向けて上部固定枠内に固定
し、可動子を固定子に対向するように上方向けて引き戸
上端部に固定し、可動子より引き戸端部に近い引き戸両
端部近傍にローラーの下端部が可動子下端部より下にな
るように吊り下げローラー２個を対にして最小限２設置
し、吊り下げローラー下端部に接するようにガイドレー
ル一対を配置し、上部固定枠によって該ガイドレール
を、ガイドレールより上部の引き戸部分を覆う構造によ
って固定する構造とすることで、上部固定枠の上下方向
寸法を小さくする事を特徴とする自動引き戸懸架装置。
【０００５】また、請求項２の発明は、上部固定枠を室
内側又は、室外側の側面を１部品とし、もう一方の側面
と上部の躯体固定側を接続した１部品とする２分割され
た構造とする事によって、引き戸設置時に引き戸を側面
（室内側又は、室外側）より設置することを可能とする
事を特徴とする。
内側又は、室外側の側面を１部品とし、もう一方の側面
と上部の躯体固定側を接続した１部品とする２分割され
た構造とする事によって、引き戸設置時に引き戸を側面
（室内側又は、室外側）より設置することを可能とする
事を特徴とする。
【０００６】［作用］リニアモーターを固定子と可動子
を上下方向で対向させ、吊り下げローラーの下端部を可
動子のか端部より下に位置するように引き戸上部に設置
したことで、可動子と吊り下げローラーが上下方向で近
い位置に設置することができ、上部固定枠の上下方向寸
法が従来例に比較して、非常に小さく構成することがで
きる。
を上下方向で対向させ、吊り下げローラーの下端部を可
動子のか端部より下に位置するように引き戸上部に設置
したことで、可動子と吊り下げローラーが上下方向で近
い位置に設置することができ、上部固定枠の上下方向寸
法が従来例に比較して、非常に小さく構成することがで
きる。
【０００７】［実施例］第１の実施例を図１を参照して
説明する。図１ａは本発明に係る自動引き戸懸架装置を
含む自動引き戸を室内側から見た正面図である。図１ｂ
は、図１ａ内に図示されたＡ１，Ａ２断面図である。図
１ｃは、図１内に図示されたＢ１、Ｂ２断面図である。
駆動源であるリニアモーターは、本実施例では、固定子
１２がマグネット、可動子１３がコイルを含む電子ユニ
ットで構成されている例を示しているが、逆の構成であ
っても良い。固定子１２が下方向いて上部固定枠１１ｃ
に固定されていて、可動子１３は引き戸１０の上端部に
固定されている。吊り下げローラー１５ａ，１５ｂ，１
５ｃ，１５ｄはその下端が可動子１３下端部１６より下
に位置するように設定され可動子より引き戸１０の外側
両端部付近に回転自由に結合され、該吊り下げローラー
下端部に接するように１対のガイドローラ１７ａ，１７
ｂが配置され、上部固定枠がガイドレールより上部の引
き戸側面部を覆うようにガイドレールを上部固定枠内部
に固定する。制御装置１４は、引き戸１０の厚み内部に
固定され、電力供給用ケーブル（図示せず）によって外
部から電力供給されている。
説明する。図１ａは本発明に係る自動引き戸懸架装置を
含む自動引き戸を室内側から見た正面図である。図１ｂ
は、図１ａ内に図示されたＡ１，Ａ２断面図である。図
１ｃは、図１内に図示されたＢ１、Ｂ２断面図である。
駆動源であるリニアモーターは、本実施例では、固定子
１２がマグネット、可動子１３がコイルを含む電子ユニ
ットで構成されている例を示しているが、逆の構成であ
っても良い。固定子１２が下方向いて上部固定枠１１ｃ
に固定されていて、可動子１３は引き戸１０の上端部に
固定されている。吊り下げローラー１５ａ，１５ｂ，１
５ｃ，１５ｄはその下端が可動子１３下端部１６より下
に位置するように設定され可動子より引き戸１０の外側
両端部付近に回転自由に結合され、該吊り下げローラー
下端部に接するように１対のガイドローラ１７ａ，１７
ｂが配置され、上部固定枠がガイドレールより上部の引
き戸側面部を覆うようにガイドレールを上部固定枠内部
に固定する。制御装置１４は、引き戸１０の厚み内部に
固定され、電力供給用ケーブル（図示せず）によって外
部から電力供給されている。
【０００８】制御装置１４から駆動電力を可動子１３の
コイルに供給することで磁力が発生し、固定子１２との
間に駆動力が発生し、可動子１３が固定されている引き
戸１０に左右方向に駆動する力が伝達され、引き戸１０
の上部両端部に結合されている吊り下げローラー１５
ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄと係合するガイドレール１
７ａ，１７ｂに案内される左右方向に引き戸１０が開閉
する。このように第１実施例では、上部固定枠１１ｃ
は、固定子１２と、可動子１３と吊り下げローラー１５
ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄと、ガイドレール１７ａ，
１７ｂと、リニアモーターに必要なエアギャップ１８と
を含むために必要な上下寸法を持てば良く、従来例で示
した構造と比較して、充分小さな上下寸法を提供してい
る。この実施例では、引き戸１０と上部固定枠１１ｃと
を係合させるために上部固定枠１１ｃ両端の何れかの端
部から引き戸１０上部の上部固定枠１１ｃに覆われる部
分を挿入する必要があり、施工段階で引き戸を上部固定
枠に係合させた後建築躯体に固定する手順が必要にな
る。
コイルに供給することで磁力が発生し、固定子１２との
間に駆動力が発生し、可動子１３が固定されている引き
戸１０に左右方向に駆動する力が伝達され、引き戸１０
の上部両端部に結合されている吊り下げローラー１５
ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄと係合するガイドレール１
７ａ，１７ｂに案内される左右方向に引き戸１０が開閉
する。このように第１実施例では、上部固定枠１１ｃ
は、固定子１２と、可動子１３と吊り下げローラー１５
ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄと、ガイドレール１７ａ，
１７ｂと、リニアモーターに必要なエアギャップ１８と
を含むために必要な上下寸法を持てば良く、従来例で示
した構造と比較して、充分小さな上下寸法を提供してい
る。この実施例では、引き戸１０と上部固定枠１１ｃと
を係合させるために上部固定枠１１ｃ両端の何れかの端
部から引き戸１０上部の上部固定枠１１ｃに覆われる部
分を挿入する必要があり、施工段階で引き戸を上部固定
枠に係合させた後建築躯体に固定する手順が必要にな
る。
【０００９】引き続き第２実施例を図２を参照して説明
する。前記第１実施例での施工段階での設置手順を簡略
化するために、上部固定枠を第１上部固定枠２１ｃ、第
２上部固定枠２１ｄの２分割構成とする。上述したよう
な構成とすることで、固定子１２を固定した第１上部固
定枠２１ｃを建築躯体開口部上端１９に固定し、引き戸
１０上部に結合されている吊り下げローラ１５ｂ、１５
ｄが、ガイドレール１７ｂに係合するよう設置した後、
第２上部固定枠２１ｄを吊り下げローラ１５ａ，１５ｃ
に係合させた後第１上部固定枠２１ｃに固定する。上記
した構造にすることで、設置後の故障等による引き戸１
０の取り外し、取り付けにおいても第２上部固定枠２１
ｄの取り外し、取り付けによって、第１上部固定枠の固
定には影響無く修繕工事が可能になるという特徴を持っ
ている。
する。前記第１実施例での施工段階での設置手順を簡略
化するために、上部固定枠を第１上部固定枠２１ｃ、第
２上部固定枠２１ｄの２分割構成とする。上述したよう
な構成とすることで、固定子１２を固定した第１上部固
定枠２１ｃを建築躯体開口部上端１９に固定し、引き戸
１０上部に結合されている吊り下げローラ１５ｂ、１５
ｄが、ガイドレール１７ｂに係合するよう設置した後、
第２上部固定枠２１ｄを吊り下げローラ１５ａ，１５ｃ
に係合させた後第１上部固定枠２１ｃに固定する。上記
した構造にすることで、設置後の故障等による引き戸１
０の取り外し、取り付けにおいても第２上部固定枠２１
ｄの取り外し、取り付けによって、第１上部固定枠の固
定には影響無く修繕工事が可能になるという特徴を持っ
ている。
【００１０】［発明の効果］以上記述したように請求項
１及び請求項２の発明では、自動引き戸の上部固定枠の
上下寸法が小さく設定することができ、一般に使用され
ている手動式引き戸に比較しても大きな差がない程度に
設定することができることで、建築躯体の引き戸設置開
口部上下寸法を変更する必要が無くなり、設計費用及び
施工費用を低く抑えることが可能になる。加えるに、既
設手動式引き戸を自動引き戸に変更する場合において
も、建築躯体の改造を必要としないため、変更工事費を
安価に抑えることができる。請求項２においては、施工
段階での設置を容易にし、施工費用を低くすることがで
きると共に、設置後の故障等による修繕工事に際して
も、引き戸の取り外し、取り付けが非常に容易になる。
１及び請求項２の発明では、自動引き戸の上部固定枠の
上下寸法が小さく設定することができ、一般に使用され
ている手動式引き戸に比較しても大きな差がない程度に
設定することができることで、建築躯体の引き戸設置開
口部上下寸法を変更する必要が無くなり、設計費用及び
施工費用を低く抑えることが可能になる。加えるに、既
設手動式引き戸を自動引き戸に変更する場合において
も、建築躯体の改造を必要としないため、変更工事費を
安価に抑えることができる。請求項２においては、施工
段階での設置を容易にし、施工費用を低くすることがで
きると共に、設置後の故障等による修繕工事に際して
も、引き戸の取り外し、取り付けが非常に容易になる。
【図１ａ】本発明の第１実施例に係る自動引き戸懸架装
置を含む自動引き戸を室内から見た正面図である。
置を含む自動引き戸を室内から見た正面図である。
【図１ｂ】図１ａに図示されているＡ−Ａ 線による断
面図である。
面図である。
【図１ｃ】図１ａに図示されているＢ−Ｂ 線による断
面図である。
面図である。
【図２】本発明の第２実施例に係る上部固定枠の断面図
である。
である。
１０ 引き戸 １１ａ、１１ｂ 縦固定枠 １１ｃ 上部固定枠 １２ 固定子 １３ 可動子 １４ 制御装置 １５ａ，１５ｂ，１５ｄ，１５ｄ 吊り下げローラ
ー １６ 可動子下端部 １７ａ，１７ｂ ガイドレール １８ エアギャップ １９ 建築躯体 ２１ｃ 第１上部固定枠 ２１ｄ 第２上部固定枠
ー １６ 可動子下端部 １７ａ，１７ｂ ガイドレール １８ エアギャップ １９ 建築躯体 ２１ｃ 第１上部固定枠 ２１ｄ 第２上部固定枠
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１０年２月１６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】
【実施例】第１の実施例を図１を参照して説明する。図
１は本発明に係る自動引き戸懸架装置を含む自動引き戸
を室内側から見た正面図である。図２は、図１内に図示
されたＡ１，Ａ２断面図である。図３は、図１内に図示
されたＢ１，Ｂ２断面図である。駆動源であるリニアモ
ーターは、本実施例では、固定子１２がマグネット、可
動子１３がコイルを含む電子ユニットで構成されている
例を示しているが、逆の構成であっても良い。固定子１
２が下方向いて上部固定枠１１ｃに固定されていて、可
動子１３は引き戸１０の上端部に固定されている。吊り
下げローラー１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄはその下
端が可動子１３下端部１６より下に位置するように設定
され可動子より引き戸１０の外側両端部付近に回転自由
に結合され、該吊り下げローラー下端部に接するように
１対のガイドローラ１７ａ，１７ｂが配置され、上部固
定枠がガイドレールより上部の引き戸側面部を覆うよう
にガイドレールを上部固定枠内部に固定する。制御装置
１４は、引き戸１０の厚み内部に固定され、電力供給用
ケーブル（図示せず）によって外部から電力供給されて
いる。
１は本発明に係る自動引き戸懸架装置を含む自動引き戸
を室内側から見た正面図である。図２は、図１内に図示
されたＡ１，Ａ２断面図である。図３は、図１内に図示
されたＢ１，Ｂ２断面図である。駆動源であるリニアモ
ーターは、本実施例では、固定子１２がマグネット、可
動子１３がコイルを含む電子ユニットで構成されている
例を示しているが、逆の構成であっても良い。固定子１
２が下方向いて上部固定枠１１ｃに固定されていて、可
動子１３は引き戸１０の上端部に固定されている。吊り
下げローラー１５ａ，１５ｂ，１５ｃ，１５ｄはその下
端が可動子１３下端部１６より下に位置するように設定
され可動子より引き戸１０の外側両端部付近に回転自由
に結合され、該吊り下げローラー下端部に接するように
１対のガイドローラ１７ａ，１７ｂが配置され、上部固
定枠がガイドレールより上部の引き戸側面部を覆うよう
にガイドレールを上部固定枠内部に固定する。制御装置
１４は、引き戸１０の厚み内部に固定され、電力供給用
ケーブル（図示せず）によって外部から電力供給されて
いる。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００９】引き続き第２実施例を図４を参照して説明
する。前記第１実施例での施工段階での設置手順を簡略
化するために、上部固定枠を第１上部固定枠２１ｃ、第
２上部固定枠２１ｄの２分割構成とする。上述したよう
な構成とすることで、固定子１２を固定した第１上部固
定枠２１ｃを建築躯体開口部上端１９に固定し、引き戸
１０上部に結合されている吊り下げローラ１５ｂ、１５
ｄが、ガイドレール１７ｂに係合するよう設置した後、
第２上部固定枠２１ｄを吊り下げローラ１５ａ，１５ｃ
に係合させた後第１上部固定枠２１ｃに固定する。上記
した構造にすることで、設置後の故障等による引き戸１
０の取り外し、取り付けにおいても第２上部固定枠２１
ｄの取り外し、取り付けによって、第１上部固定枠の固
定には影響無く修繕工事が可能になるという特徴を持っ
ている。
する。前記第１実施例での施工段階での設置手順を簡略
化するために、上部固定枠を第１上部固定枠２１ｃ、第
２上部固定枠２１ｄの２分割構成とする。上述したよう
な構成とすることで、固定子１２を固定した第１上部固
定枠２１ｃを建築躯体開口部上端１９に固定し、引き戸
１０上部に結合されている吊り下げローラ１５ｂ、１５
ｄが、ガイドレール１７ｂに係合するよう設置した後、
第２上部固定枠２１ｄを吊り下げローラ１５ａ，１５ｃ
に係合させた後第１上部固定枠２１ｃに固定する。上記
した構造にすることで、設置後の故障等による引き戸１
０の取り外し、取り付けにおいても第２上部固定枠２１
ｄの取り外し、取り付けによって、第１上部固定枠の固
定には影響無く修繕工事が可能になるという特徴を持っ
ている。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１０
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１０】
【発明の効果】以上記述したように請求項１及び請求項
２の発明では、自動引き戸の上部固定枠の上下寸法が小
さく設定することができ、一般に使用されている手動式
引き戸に比較しても大きな差がない程度に設定すること
ができることで、建築躯体の引き戸設置開口部上下寸法
を変更する必要が無くなり、設計費用及び施工費用を低
く抑えることが可能になる。加えるに、既設手動式引き
戸を自動引き戸に変更する場合においても、建築躯体の
改造を必要としないため、変更工事費を安価に抑えるこ
とができる。請求項２においては、施工段階での設置を
容易にし、施工費用を低くすることができると共に、設
置後の故障等による修繕工事に際しても、引き戸の取り
外し、取り付けが非常に容易になる。
２の発明では、自動引き戸の上部固定枠の上下寸法が小
さく設定することができ、一般に使用されている手動式
引き戸に比較しても大きな差がない程度に設定すること
ができることで、建築躯体の引き戸設置開口部上下寸法
を変更する必要が無くなり、設計費用及び施工費用を低
く抑えることが可能になる。加えるに、既設手動式引き
戸を自動引き戸に変更する場合においても、建築躯体の
改造を必要としないため、変更工事費を安価に抑えるこ
とができる。請求項２においては、施工段階での設置を
容易にし、施工費用を低くすることができると共に、設
置後の故障等による修繕工事に際しても、引き戸の取り
外し、取り付けが非常に容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施例に係る自動引き戸懸架装置
を含む自動引き戸を室内から見た正面図である。
を含む自動引き戸を室内から見た正面図である。
【図２】図１に図示されているＡ１，Ａ２線による断面
図である。
図である。
【図３】図１に図示されているＢ１、Ｂ１線による断面
図である。
図である。
【図４】本発明の第２実施例に係る上部固定枠の断面図
である。
である。
【符号の説明】 １０ 引き戸 １１ａ、１１ｂ 縦固定枠 １１ｃ 上部固定枠 １２ 固定子 １３ 可動子 １４ 制御装置 １５ａ，１５ｂ，１５ｄ，１５ｄ 吊り下げローラ
ー １６ 可動子下端部 １７ａ，１７ｂ ガイドレール １８ エアギャップ １９ 建築躯体 ２１ｃ 第１上部固定枠 ２１ｄ 第２上部固定枠
ー １６ 可動子下端部 １７ａ，１７ｂ ガイドレール １８ エアギャップ １９ 建築躯体 ２１ｃ 第１上部固定枠 ２１ｄ 第２上部固定枠
【手続補正４】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
Claims (2)
- 【請求項１】引き戸駆動源に直流リニアモーターを用
い、該リニアモーターの可動子と引き戸を機械的に連結
して直接駆動する自動引き戸であって、固定子を下方向
けて上部固定枠に設置し、可動子を前記固定子に対向す
るように引き戸上部に上方向けて設置し、可動子より引
き戸の戸先と戸尻両端部に近接する上端部近傍に、ロー
ラーの下端部が可動子の下端部より下になる位置に、吊
り下げローラーを、引き戸厚み方向の両端部近傍にそれ
ぞれ１個ずつの２個を対にして２対以上設置し、該吊り
下げローラー下端部と接するようにガイドレール１対を
上部固定枠内に固定する事で、該上部固定枠によって、
ガイドレールより上部の引き戸側面部分を覆う構造と
し、吊り下げローラー及びガイドレールと、可動子との
高さ方向の位置を殆ど同じ高さとし、上部固定枠の上下
方向寸法を小さくしたことを特徴とする自動引き戸懸架
装置。 - 【請求項２】上部固定枠を１つのガイドレールを含む第
２上部固定枠と他の１つのガイドレールを含む第１上部
固定枠の２分割として、第２上部固定枠を着脱可能な構
成とする請求項１に記載の自動引き戸懸架装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9340488A JPH11131892A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 自動引き戸懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9340488A JPH11131892A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 自動引き戸懸架装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11131892A true JPH11131892A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=18337454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9340488A Pending JPH11131892A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 自動引き戸懸架装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11131892A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010532832A (ja) * | 2007-07-10 | 2010-10-14 | ドルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 組み込まれたリニア駆動装置を備えたスライディングドア懸架装置 |
-
1997
- 1997-11-04 JP JP9340488A patent/JPH11131892A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010532832A (ja) * | 2007-07-10 | 2010-10-14 | ドルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | 組み込まれたリニア駆動装置を備えたスライディングドア懸架装置 |
| US8474185B2 (en) | 2007-07-10 | 2013-07-02 | Dorma Gmbh + Co. Kg | Sliding door suspension with integral linear drive system |
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