JPH11131568A - トイレ専用分岐栓 - Google Patents

トイレ専用分岐栓

Info

Publication number
JPH11131568A
JPH11131568A JP30995697A JP30995697A JPH11131568A JP H11131568 A JPH11131568 A JP H11131568A JP 30995697 A JP30995697 A JP 30995697A JP 30995697 A JP30995697 A JP 30995697A JP H11131568 A JPH11131568 A JP H11131568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
water
branch
toilet
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30995697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3394898B2 (ja
Inventor
Akira Nishioka
明 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANEI FAUCET Manufacturing CO Ltd
Original Assignee
SANEI FAUCET Manufacturing CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANEI FAUCET Manufacturing CO Ltd filed Critical SANEI FAUCET Manufacturing CO Ltd
Priority to JP30995697A priority Critical patent/JP3394898B2/ja
Publication of JPH11131568A publication Critical patent/JPH11131568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3394898B2 publication Critical patent/JP3394898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 水洗便器等の止水栓の代わりに設置でき、温
水洗浄や便座カバー付温水便座等の付帯設備を同時設置
あるいは後付けできる小型化されたトイレ専用分岐栓を
提供すること。 【解決手段】 給水配管に連通する1つの給水入口9
と、貯水タンクへの給水管に連通する第1の分岐口11
と、給湯部への導水管に連通する第2の分岐口13と、
給水入口の直下流に位置する第1の弁座14と、この第
1の弁座に着座する第1の弁体15を進退方向に支持す
る第1の支持軸部16を螺着させる第1のねじ部17
と、第2の分岐口の直上流に位置する第2の弁座18
と、スプリング19の付勢力による逆流防止機能を持た
せた第2の弁体20を進退方向に支持する第2の支持軸
部21を螺着させる第2のねじ部22とを有する分岐栓
本体8を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はトイレ専用分岐栓
に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】貯水
タンクを備えた既設の水洗便器には、給水配管に接続さ
れ貯水タンクへの給水を行う給水管に止水栓が配置され
ているが、この水洗便器に温水洗浄や便座カバー付温水
便座等を新たに付帯設備として取り付けるのに、前記止
水栓に別途逆止機能を持たせた分岐バルブを接続する作
業と、この分岐バルブに前記温水便座に設けた給湯部へ
の導水管を取り付ける作業とが必要である上に、逆流防
止機能付の前記分岐バルブを後付けするから、その分ス
ペース的に余裕がなくなるといった問題があった。
【0003】この発明は、水洗便器等の止水栓の代わり
に設置でき、新築等で水洗便器等を新たに設置する場
合、その後簡単な施工によって、温水洗浄や便座カバー
付温水便座等の付帯設備を同時設置あるいは後付けでき
るとともに、既設の水洗便器にも止水栓の代わりに設置
するだけで前記付帯設備を新たに取り付けることが可能
な小型化されたトイレ専用分岐栓を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、給水配管から分岐して水洗便器の貯水
タンクへの給水と温水洗浄装置を有する付帯設備の給湯
部への給水を行うトイレ専用分岐栓において、給水配管
に連通する1つの給水入口と、貯水タンクへの給水管に
連通する第1の分岐口と、給湯部への導水管に連通する
第2の分岐口と、前記給水入口の直下流に位置する第1
の弁座と、この第1の弁座に着座する第1の弁体を進退
方向に支持する第1の支持軸部を螺着させる第1のねじ
部と、前記第2の分岐口の直上流に位置する第2の弁座
と、スプリングの付勢力による逆流防止機能を持たせた
第2の弁体を進退方向に支持する第2の支持軸部を螺着
させる第2のねじ部とを有する分岐栓本体を具備し、前
記スプリングの付勢力に抗して前記第2の支持軸部を回
動して弁体着座方向に螺進させると前記第2の支持軸部
が前記第2の弁体を前記第2の弁座に押し付けて止水で
きるように構成したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態につ
いて説明する。なお、この発明はそれによって限定され
るものではない。
【0006】図1、図2は、この発明の第1の実施形態
を示す。図1、図2において、1は、貯水タンク2を備
えた既設の水洗便器で、この水洗便器1に、温水洗浄装
置(図示せず)を有する例えば便座カバー3付きの温水
便座4が新たに付帯設備の1つとして取り付けられてい
る。
【0007】5はトイレ専用分岐栓で、壁から取り出さ
れた給水配管6から分岐して貯水タンク2への給水と前
記温水便座4の給湯部7への給水を行うためのものであ
る。
【0008】8は分岐栓本体である。この分岐栓本体8
は、給水配管6に連通する1つの給水入口9と、貯水タ
ンク2への給水管10に連通する第1の分岐口11と、
給湯部7への導水管12に連通する第2の分岐口13
と、前記給水入口9の直下流に位置する第1の弁座14
と、前記第2の分岐口13の直上流に位置する第2の弁
座18とを有するとともに、第1のねじ部17と、第2
のねじ部22とを有する。
【0009】すなわち、15は、前記第1の弁座14に
着座する第1の弁体で、前記第1のねじ部17に前記第
1の弁体15を進退方向に支持する第1の支持軸部16
が螺着するよう構成されている。また、20は、スプリ
ング19の付勢力による逆流防止機能を持たせた第2の
弁体で、第2のねじ部22に前記第2の弁体20を進退
方向に支持する第2の支持軸部21が螺着するよう構成
されている。
【0010】また、第1の支持軸部16の先端面mから
は凹穴16aが第1の支持軸部16の軸心線方向に延在
するように穿設されており、第1の弁体15のシャフト
30が凹穴16aに摺動自在に遊嵌されている。
【0011】同様に、第2の支持軸部21の先端面nか
らは凹穴21aが第2の支持軸部21の軸心線方向に延
在するように穿設されており、第2の弁体20のシャフ
ト31が凹穴21aに摺動自在に遊嵌されている。
【0012】そして、第1の弁体15が第1の孔15a
を通過する水の水圧によりシャフト30が凹穴16aを
弁体着座方向とは反対の方向に摺動して常時凹穴16a
を開状態にするために、通常は、第1の支持軸部16を
適正量だけ開方向へ回動させておく。これにより、貯水
タンク2への給水が行える。
【0013】同様に、第2の弁体20が第2の孔20a
を通過する水の水圧によりシャフト31が凹穴21aを
弁体着座方向とは反対の方向に摺動して常時凹穴21a
を開状態にするために、通常は、第2の支持軸部21を
適正量だけ開方向へ回動させておく。これにより、温水
便座4の給湯部7への給水が行える。
【0014】このように、第1の支持軸部16と第2の
支持軸部21の回動量を調節するだけで貯水タンク2へ
の給水と温水便座4の給湯部7への給水を同時に行うこ
とができる。しかも、1つの分岐栓本体8に給水入口
9、第1の分岐口11および第2の分岐口13を形成
し、かつ、第1の弁体15のシャフト30を支持する第
1の支持軸部16と、第2の弁体20のシャフト31を
支持する第2の支持軸部21とを設けて2つの給水機構
を一体化したので、前記止水栓に別途逆流防止を持たせ
た分岐バルブを接続して構成された従来のものに比し
て、小型化を実現できる。
【0015】その上、温水便座4を持たない貯水タンク
を備えた既設の水洗便器に従来構成で説明したような前
記止水栓に代えてこの発明のトイレ専用分岐栓5を設置
しておけば、前記導水管12を給湯部7および第2の分
岐口13間に接続する簡単な作業だけで、前記温水便座
4を後付けすることができる。また、新築等により新た
に水洗便器を設置する場合でも、従来構成のような前記
止水栓を用いないでこの発明のトイレ専用分岐栓5を始
めから設置しておれば、その後の簡単な施工により温水
便座4を後付けできる。
【0016】なお、前記スプリング19の付勢力に抗し
て前記第2の支持軸部21を回動して弁体着座方向に螺
進させると前記第2の支持軸部21が前記第2の弁体2
0を前記第2の弁座18に押し付けて止水できるように
構成してあるので、従来構成で説明したような前記止水
栓を設置しないでトイレ専用分岐栓5を設置した場合
に、温水便座4を設置しなくても第2の分岐口13から
水が漏れるといったおそれはない。
【0017】更に、33はストレーナで、キャップ34
を外すことによって溜まったゴミ、チリ等の水以外の異
物を回収できる。このストレーナは、第1の支持軸部1
6の外方で第1の弁座14を越えて第2の弁座18に至
る流路Rに設けられている。35は、キャップ34を螺
着させる第3のねじ部で、分岐栓本体8に形成されてい
る。すなわち、第2の弁体20に逆流防止機能を持たせ
るスプリング19の付勢力を弱く設定してあるので、仮
にストレーナ33がなければ、流路Rに流れ込んだ前記
異物は第2の弁体20および第2の弁座18間に溜まり
隙間が形成されて第2の弁体20が逆流防止機能を果た
せなくなるとともに、前記異物が第2の分岐口13を通
って導水管12に流れ込み導水管12および給湯部7が
前記異物で詰まるという事態が発生するが、この発明で
は、ストレーナ33により第2の弁座18に至る前に前
記異物を回収でき、上記の事態が発生するのを防止でき
る。
【0018】図3、図4は、床から取り出された給水配
管6から分岐して貯水タンク2への給水と温水便座4の
給湯部7への給水を行うよう構成したこの発明の第2の
実施形態を示す。図3、図4において、図1、図2に示
したものと同一の符号は、同一または相当物を示す。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、1つの分岐栓本体に、水洗便器の貯水タンクへの給
水と温水洗浄装置を有する便座カバー付温水便座の給湯
部への給水とを行う給水機構を一体化したので、小型の
トイレ専用分岐栓を得ることができ、省スペース化が可
能である。
【0020】また、水洗便器等の止水栓の代わりにこの
発明のトイレ専用分岐栓を用いれば、新築等で水洗便器
等を新たに設置する場合、その後簡単な施工によって、
温水洗浄や便座カバー付温水便座等の付帯設備を同時設
置あるいは後付けが行えるとともに、既設の水洗便器に
も止水栓の代わりに設置するだけで前記付帯設備を新た
に取り付けることができ、かつ、コスト的にも安価にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す図である。
【図2】上記第1の実施形態を示す構成説明図である。
【図3】この発明の第2の実施形態を示す図である。
【図4】上記第2の実施形態を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1…水洗便器、2…貯水タンク、3…便座カバー、4…
温水便座、5…トイレ専用分岐栓、6…給水配管、7…
給湯部、8…分岐栓本体、9…給水入口、10…給水
管、11…第1の分岐口、12…導水管、13…第2の
分岐口、14…第1の弁座、15…第1の弁体、16…
第1の支持軸部、17…第1のねじ部、18…第2の弁
座、19…スプリング、20…第2の弁体、21…第2
の支持軸部、22…第2のねじ部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水配管から分岐して水洗便器の貯水タ
    ンクへの給水と温水洗浄装置を有する付帯設備の給湯部
    への給水を行うトイレ専用分岐栓において、給水配管に
    連通する1つの給水入口と、貯水タンクへの給水管に連
    通する第1の分岐口と、給湯部への導水管に連通する第
    2の分岐口と、前記給水入口の直下流に位置する第1の
    弁座と、この第1の弁座に着座する第1の弁体を進退方
    向に支持する第1の支持軸部を螺着させる第1のねじ部
    と、前記第2の分岐口の直上流に位置する第2の弁座
    と、スプリングの付勢力による逆流防止機能を持たせた
    第2の弁体を進退方向に支持する第2の支持軸部を螺着
    させる第2のねじ部とを有する分岐栓本体を具備し、前
    記スプリングの付勢力に抗して前記第2の支持軸部を回
    動して弁体着座方向に螺進させると前記第2の支持軸部
    が前記第2の弁体を前記第2の弁座に押し付けて止水で
    きるように構成したことを特徴とするトイレ専用分岐
    栓。
  2. 【請求項2】 水以外の異物の詰まりが発生するのを防
    止するストレーナを設けた請求項1に記載のトイレ専用
    分岐栓。
  3. 【請求項3】 前記ストレーナを、前記第1の弁座を越
    えて前記第2の弁座に至る流路に設けた請求項1または
    請求項2に記載のトイレ専用分岐栓。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の支持軸部が、それ
    ぞれ、第1および2の弁体のシャフトを支持している請
    求項1ないし請求項3のいずれかに記載のトイレ専用分
    岐栓。
JP30995697A 1997-10-25 1997-10-25 トイレ専用分岐栓 Expired - Fee Related JP3394898B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30995697A JP3394898B2 (ja) 1997-10-25 1997-10-25 トイレ専用分岐栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30995697A JP3394898B2 (ja) 1997-10-25 1997-10-25 トイレ専用分岐栓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11131568A true JPH11131568A (ja) 1999-05-18
JP3394898B2 JP3394898B2 (ja) 2003-04-07

Family

ID=17999388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30995697A Expired - Fee Related JP3394898B2 (ja) 1997-10-25 1997-10-25 トイレ専用分岐栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3394898B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3394898B2 (ja) 2003-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080244819A1 (en) Self-plunging toilet and method of clearing a toilet
JPH11131568A (ja) トイレ専用分岐栓
JP2014166327A (ja) シャワー装置
JPH1113908A (ja) 水抜き機構付き逆止弁
JP4720062B2 (ja) 水洗便器装置
JP3042975B2 (ja) 水道機器の配管接続用装置
JPH08338564A (ja) 逆止弁装置
JP2008075749A (ja) 止水栓
JP5183697B2 (ja) 自動警報弁
JP3027354B2 (ja) ストレーナおよび逆流防止機能付止水栓
JP2000087417A (ja) 衛生洗浄装置
JP3500589B2 (ja) 水撃吸収機能付き水栓
JP3013287B2 (ja) 水道用機器のバイパス管付配管接続用装置におけるパイロット管の接続構造
US6718564B2 (en) Adapter for converting a flushometer valve to a water source
JP3536112B2 (ja) 減圧弁装置
JP3392601B2 (ja) 分岐水栓
JP2007309418A (ja) 止水栓
JP2001132050A (ja) 分岐水栓
JP4335373B2 (ja) 給湯設備
JP2000274578A (ja) 分岐栓及び分岐栓付局部洗浄装置
JP2000170979A (ja) 分岐水栓
JP2517002B2 (ja) 衛生洗浄装置
JPH06136795A (ja) 分岐水栓
JPS5855416B2 (ja) 給湯装置
JP3042974B2 (ja) 水道機器の配管接続用装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030121

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080131

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100131

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100131

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120131

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120131

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140131

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees