JP2001132050A - 分岐水栓 - Google Patents

分岐水栓

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JP2001132050A
JP2001132050A JP30960299A JP30960299A JP2001132050A JP 2001132050 A JP2001132050 A JP 2001132050A JP 30960299 A JP30960299 A JP 30960299A JP 30960299 A JP30960299 A JP 30960299A JP 2001132050 A JP2001132050 A JP 2001132050A
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JP
Japan
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valve
water
branch faucet
pressure reducing
connecting pipe
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JP30960299A
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English (en)
Inventor
Takayuki Tamura
隆之 田村
Kazuhiro Hayakawa
和宏 早川
Takahiko Fukami
尊彦 深見
Shigeyuki Ishii
栄行 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujiclean Co Ltd
Original Assignee
Fujiclean Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水洗便器において、分岐水栓と衛生洗浄装置
とを接続するための連結管に対して水道水の圧力が直接
作用しないようにする。 【解決手段】 水道水を水洗便器用ロータンクと衛生洗
浄装置とへ分岐する分岐水栓2において、該分岐水栓2
と衛生洗浄装置とを接続する連結管4の上流側に減圧弁
24を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば水洗便器用
ロータンクへ供給される水道水を、人体の局部を洗浄す
る衛生洗浄装置へ分岐するために用いられる分岐水栓に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、水洗便器に衛生洗浄装置を設置
する場合には、給水源である水道管から連結管を経てロ
ータンクへ供給される水を、分岐水栓を用いて衛生洗浄
装置へ分岐する。図7は従来の給水源から衛生洗浄装置
までの水路構成を示したものである。給水源101から
供給される水は、分岐水栓102から連結管103を経
て衛生洗浄装置の給水装置104に送られる。給水装置
104は、上流側から水路開閉弁105、減圧弁10
6、流量調整弁107を含み、これらを経由後、温水タ
ンク108を経てノズル109に至る。
【0003】図5及び図6は従来の分岐水栓102の構
造図であり、図6は図5のB−B線断面を示している。
図示のように、分岐水栓102は、アングル止水栓11
1に接続された止水弁112及び逆止弁113から構成
されている。そして、図示矢印方向から供給される水道
水は、アングル止水栓111の1つの流出口111aに
接続された給水管114を経てロータンクに供給され、
また、アングル止水栓111の他の1つの流出口111
bに接続された「開」状態の止水弁112から逆止弁1
13及び連結管115を経て衛生洗浄装置の給水装置1
04へ供給される構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の構成では、水道水を分岐水栓102から衛生洗浄装
置の給水装置104へ導く連結管115には、水道水の
圧力(約0.1〜0.75MPa)が直接作用する。こ
のため、連結管115はその圧力に耐え得る構造にする
必要がある。従って、従来は本管の材質としては、銅パ
イプやステンレスの繊維を外周に織り込んだゴムホース
を使用したり、連結管115の接続部に至っては、前記
圧力で連結管115が抜けることがないように、黄銅を
切削加工した袋ナット116を使用したりしているが、
これらはコストが高くつくという問題がある。
【0005】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、水路構
成において、分岐水栓とその下流部品とを接続する連結
管に高圧が作用しないように改良された分岐水栓を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明に係る分岐水栓は、特許請求の範囲の各請求
項に記載の通りの構成を備えた。従って、請求項1に記
載の発明によれば、連結管の上流側に設けた減圧弁によ
って給水源の圧力が連結管に直接作用することを回避す
ることができる。このため、連結管として高い耐圧性を
必要としない安価なものを使用できるとともに、接続方
法も簡略化できる。
【0007】また、請求項2に記載の発明によれば、分
岐水栓に減圧弁を設けるに当たり該減圧弁のハウジング
と、分岐水栓の既存の構成部品である逆止弁のハウジン
グとを一体に形成したので、ハウジングを別々に形成す
る場合に比べて、減圧弁を有する構造でありながら、分
岐水栓の大型化を極力抑えることが可能となるととも
に、製作工数及び組付け工数をそれぞれ削減してコスト
の低減を達成できる。
【0008】また、請求項3の発明によれば、請求項1
又は2の発明によって得られる長所を有する分岐水栓を
備えた衛生洗浄装置を提供できる。また、従来構造にお
いて、衛生洗浄装置における給水装置の構成部材の1つ
であった減圧弁を省略できるため、収容スペースが減少
され、衛生洗浄装置が小型化される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は衛生洗浄装置が備えられた
水洗便器の全体を示している。図示のように、給水源と
しての水道管1には分岐水栓2が接続されている。分岐
水栓2には給水管3と連結管4が接続され、給水管3は
ロータンク5に接続されている。また、連結管4は衛生
洗浄装置6の給水装置7に接続され、該給水装置7から
ノズル11へと給水される。図2は、給水源としての水
道管から衛生洗浄装置6までの水道水の水路構成を示し
たものである。図示のように、給水源1から分岐水栓2
送られた水道水は、減圧弁24によって設定圧力まで減
圧された後、連結管4を経て衛生洗浄装置6の給水装置
7へ給水される。さらにその後、該給水装置7内の水路
開閉弁8、流量調整弁9を経て温水タンク10に給水さ
れ、図示省略の洗浄スイッチ操作でノズル11から噴射
される構成となっている。即ち、減圧弁24が連結管4
の上流側に設けられた構成となっている。
【0010】本実施の形態は、分岐水栓2に減圧弁24
を設けたものであり、以下その詳細を図3及び図4に基
づいて説明する。図示のように、分岐水栓2は、アング
ル止水栓21と、止水弁22と、逆止弁23と、減圧弁
24とを備えている。アングル止水栓21は1つの流入
口21aと、2つの流出口21b,21cを有する。流
入口21aには水道管1が接続され、一方の流出口21
bにはロータンク5に通じる給水管3が接続され、他方
の流出口21cには止水弁22のハウジング22aが嵌
入され、かつナット22bにて接続されている。止水弁
22におけるピストン形の弁体22cは、ハウジング2
2a内にねじ込まれており、そのねじ込み量を外部から
操作して先端の弁部をアングル止水栓21内の弁座21
dに当接又は引き離すことによって通路を開閉する。従
って、止水弁22の「開」状態では、水道水はロータン
ク5へ供給されるとともに、衛生洗浄装置6側へ供給さ
れる。
【0011】止水弁22の下流側には逆止弁用及び減圧
弁用のハウジング25が取り付けられている。即ち、こ
のハウジング25は、逆止弁取付用と減圧弁取付用の2
つの筒部25a,25bを一体かつ平行に形成した構成
とされている。そして、ハウジング25は止水弁22の
ハウジング22aの外周にネジによって締着され、逆止
弁取付用の円筒部25a内が止水弁22側の通路に連通
されている。また、両円筒部25a,25bは内部で相
互に連通されている。
【0012】ハウジング25における逆止弁取付用の円
筒部25aの内周には略円筒形のキャップ28が締着さ
れ、このキャップ28には有底円筒状のバルブガイド2
6が軸方向の位置調整可能にねじ込まれている。逆止弁
23におけるピストン形の弁体23aは、バルブガイド
26に軸方向に摺動可能に支持され、ハウジング25内
の弁座25cに対して下流側から当接することによって
通路を閉じる。そして、弁体23aは、常には一端がバ
ルブガイド26に支持された圧縮ばね27にて弁座25
cに押圧されて「閉」状態に保持され、下流側からの逆
流を阻止する構成となっている。また、バルブガイド2
6はキャップ28に対するねじ込み量を外部から操作し
て圧縮ばね27のバネ力を調整することが可能であり、
また、逆止弁23の水路中には水道水中に混入するゴミ
を除去して下流機器の機能を保護するメッシュ29が設
けられている。
【0013】減圧弁取付用の円筒部25bには、減圧弁
24が組付けられている。減圧弁24は、逆止弁23を
通過後、入口30から流入する水道水の一次圧をそれよ
り低圧の二次圧に減圧するための主弁24a及び減圧さ
れた二次圧を一定に保持するためのダイヤフラム弁24
bを備えている。主弁24aは調整ロッド32に固着さ
れている。この調整ロッド32は円筒部25bに締着さ
れた略円筒形のキャップ33に対して位置調整可能にね
じ込まれており、これを外部から操作して主弁24aと
弁座との隙間を調整することによって減圧度が設定され
る。また、ダイヤフラム弁24bは、外周が円筒部25
bの内周に固着されており、また一端が調整ロッド32
にて支持された圧縮ばね34によって主弁24aよりも
下流の出口31を閉じる方向に押圧されている。従っ
て、出口31から流出後の水道水は、上流側の圧力変化
にかかわらず、上流側圧力よりも低い設定圧力に調整さ
れる。そして、分岐水栓2の出口、即ち、減圧弁取付用
円筒部25bの最下流部に設けた出口には、前述の連結
管4が接続具35によって接続されている。
【0014】本実施の形態に係る分岐水栓2は、上記の
ように減圧弁24を連結管4よりも上流に設けたもので
あり、従って、水道水の圧力が連結管4に直接作用する
ことを回避することができる。このため、連結管4とし
て高い耐圧性を必要としない、ゴム、シリコン、塩化ビ
ニール等の安価なホースを用いることができるととも
に、接続具35としても安価なホースクリップを用いる
ことができる。また、従来の衛生洗浄装置の場合であれ
ば、前述したように、給水装置104が、水路開閉弁1
05、減圧弁106、流量調整弁107の3つの弁から
構成されていたので、大きな収容スペースを必要として
いたが、本実施の形態によれば、給水装置7が水路開閉
弁8と流量調整弁9との2つの弁のみとなり、収容スペ
ースが少なくて済み、衛生洗浄装置が小型化されること
になる。
【0015】また、本実施の形態によれば、分岐水栓2
に減圧弁24を設けるに当たり、該減圧弁24と、分岐
水栓2の既存の構成部品である逆止弁23のハウジング
25を一体に形成する構成としたので、ハウジングを別
々に形成する場合に比べると、減圧弁24を有する構造
でありながら、分岐水栓2の大型化を極力抑えることが
可能となり、また、製作工数及び組付け工数をそれぞれ
削減してコストの低減を達成できる。また、逆止弁23
と減圧弁24とを並列に設けたことにより、圧力調整作
業やメンテナンス作業を行う場合に、作業方向が同方向
であることから当該作業を楽に行うことができる。
【0016】なお、本実施の形態では、水道水を水洗便
器用のロータンク5と衛生洗浄装置6とに分岐する分岐
水栓2に適用した場合を例にして説明したが、必ずしも
これに限定されるものではなく、1つの流入口から2つ
以上の流出口に分岐する場合において、少なくとも1つ
の流出口から供給される水の圧力を減圧するような水路
構成のシステムであれば、適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
連結管の上流側に設けた減圧弁によって給水源の圧力が
連結管に直接作用することを回避することができるた
め、連結管として高い耐圧性を必要としない安価なもの
を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】衛生洗浄装置が備えられた水洗便器の全体斜視
図である。
【図2】給水源から衛生洗浄装置までの水路構成図であ
る。
【図3】分岐水栓の構造を示す断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】従来の分岐水栓の構造を示す断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】従来の給水源から衛生洗浄装置までの水路構成
図である。
【符号の説明】
1…水道管 2…分岐水栓 3…給水管 4…連結管 5…ロータンク 6…衛生洗浄装置 7…給水装置 11…ノズル 22…止水弁 23…逆止弁 24…減圧弁 25…ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深見 尊彦 愛知県名古屋市千種区今池四丁目1番4号 フジクリーン工業株式会社内 (72)発明者 石井 栄行 愛知県名古屋市千種区今池四丁目1番4号 フジクリーン工業株式会社内 Fターム(参考) 2D038 JA00 JB05 JB08 JF00 2D039 AA02 AE04 BA06 DB00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水源に接続される1つの流入口と、下
    流機器にそれぞれ連結管を介して接続される少なくとも
    2つの流出口とを備えた分岐水栓であって、前記流出口
    の少なくとも1つと、その流出口に接続される連結管と
    の間に減圧弁を備えたことを特徴とする分岐水栓。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の分岐水栓であって、前
    記流出口を開閉操作可能な止水弁と、前記下流機器側か
    らの逆流を阻止するための逆止弁とを備えており、しか
    も前記逆止弁と前記減圧弁のハウジングを一体に形成し
    たことを特徴とする分岐水栓。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の分岐水栓を備え
    た衛生洗浄装置。
JP30960299A 1999-10-29 1999-10-29 分岐水栓 Pending JP2001132050A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077753A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Hayakawa Valve Seisakusho:Kk 減圧弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077753A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Hayakawa Valve Seisakusho:Kk 減圧弁
JP4481227B2 (ja) * 2005-09-16 2010-06-16 株式会社早川バルブ製作所 減圧弁

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