JPH0624078U - 分岐栓 - Google Patents

分岐栓

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JPH0624078U
JPH0624078U JP6634792U JP6634792U JPH0624078U JP H0624078 U JPH0624078 U JP H0624078U JP 6634792 U JP6634792 U JP 6634792U JP 6634792 U JP6634792 U JP 6634792U JP H0624078 U JPH0624078 U JP H0624078U
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明 西岡
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株式会社三栄水栓製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば既設の便器洗浄装置に新たに局部洗浄
装置を付帯させることを、簡単な作業で且つローコスト
で達成される分岐栓を提供する。 【構成】 弁座26の下流側に二つの流出口23,24
を備えた栓本体21の一方の流出口24に、分岐路39
が連設された分岐栓部材33を装着し、この分岐栓部材
33に逆止機能を備えたスピンドル軸29を移動自在に
螺着し、前記分岐路39に対するストレーナー37をス
ピンドル軸挿通用開口を通して挿抜自在に設け、この開
口を密閉する閉塞部材38を、スピンドル軸29の弁体
操作部43を外部に露呈させる状態で分岐栓部材33に
設け、かつ、スピンドル軸29の分岐栓部材33に対す
る螺着部に、弁座流路を分岐路39に連通させる連通流
路42を設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、給水源からの給水を2方に分岐してたとえば2種類の衛生器具へ の給水を行うための分岐水栓およびこの分岐水栓を用いた給水分岐機構に関し、 さらに詳しくは衛生器具の1つである便器洗浄装置を構成する洗浄タンクと、最 近、一般家庭にまで普及しつつあるもう一つの衛生器具としての局部洗浄装置と にそれぞれ給水の分岐を行うことのできる分岐水栓およびそれを用いた給水分岐 機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種分岐水栓は、主として図4に示すような便器5に用いられている 。すなわち、分岐水栓6は、便器5の洗浄タンク1に手洗部2を備え、かつ洗浄 タンク1を便器本体3の後方に一体に取り付けるとともに、便器本体3の後方に これを跨ぐ状態で局部洗浄装置4を取り付けてなる便器5に用いられている。
【0003】 ところで、この分岐水栓6による給水の分岐機構においては、洗浄タンク1の 給水取入口7が洗浄タンク1の側面上部に設けられているとともに、給水源に連 通する元栓用止水栓としての配管止水栓8が給水取入口7よりは下位に設けられ ており、一方、分岐水栓6は、給水取入口7と配管止水栓8間における給水管9 の配管止水栓側において、給水源からの水の流入口10を下方に向け、これに常 時連通している一方の流出口11を上方に向けた状態で取り付けられ、分岐水栓 6のもう一方の流出口12は下向きとなり、この流出口12と局部洗浄装置4の 裏面下部に設けられた給水取入口13との間が送水管14により接続され、分岐 水栓6に設けられた止水弁を前方より操作できるようにセットされていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような機構で給水を分岐しようとすると、 分岐水栓6は給水管9および送水管14に接続されている訳であるが、一般 家庭で便器洗浄装置に新たに局部洗浄装置を取り付けるに際しては、まず、配管 止水栓8を閉めた後、既設の給水管をはずし、分岐水栓6を流入口10を介して 配管止水栓8に取り付け、しかる後、前記既設の給水管を分岐水栓6の占有分だ け切断するための工事を行う必要があり、 しかも、前記既設の給水管の切断に用いる極めて高価なパイプカッター等の 道具を一般家庭で確保することは難しい等が原因で、一般家庭においては、局部 洗浄装置を既存の便器洗浄装置と併用したくても、工事が極めて難しく、しかも 取り付け部品が多いから手間がかかるとともにコスト高になるおそれがあった。
【0005】 この考案は、既存の便器洗浄装置の給水管を切断することなく容易に局部洗浄 装置を設置できるための分岐水栓およびそれを用いた給水機構を提供することを 目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、1つの流入口と第1、第2の2つの流出口を有する分岐水栓にお いて、上流側の導水流路に連通する2つの分岐流路が、前記流入口と第1の流出 口の間に設けられた弁座に当接または離間状態のいずれかに切換え可能なスピン ドル軸によって形成され、かつそのスピンドル軸が、分岐水栓外壁との間に前記 流入口からの流水が第2の流出口に通じるための水流出孔を有することを特徴と する分岐水栓である。
【0007】 また、この考案は別の観点から、1つの流入口と第1、第2の2つの流出口を 有する分岐水栓を用いて、既存の衛生器具と新たに設置される別の衛生器具それ ぞれに給水の分岐を行うに際して、既存の衛生器具の元締め用の配管止水栓の接 続部分に分岐水栓の流入口が連結され、既存の衛生器具の供給タンクに接続され た給水管の導入口に分岐水栓の第1の流出口が連結され、さらに、前記別の衛生 器具に接続された送水管の導入口に分岐水栓の第2の流出口が連結されてなる分 岐水栓を用いた給水分岐機構が提供される。
【0008】
【作用】
上記構成により、導入流路に連通する2つの分岐流路に同時に流水できること から、既存の衛生器具と新たに設置される別の衛生器具それぞれに給水の分岐を 、従来のように既設の給水管を分岐水栓分だけ切断することなく、分岐水栓の流 入口を既設の配管止水栓に連結し、分岐水栓の第1の流出口を前記既設の給水管 の導入口に連結し、さらに残りの第2の流出口を、別の衛生器具の送水管の導入 口に連結するだけで行うことができる。従って、この給水分岐機構では、家庭の 主婦でも別の衛生器具を簡単に手間を要することなく設置できるものであり、取 り付け部品が少なく、特別な道具を用いないので安価ですむという利点がある。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例について説明する。なお、それによってこの考案は限 定を受けるものではない。
【0010】 図1はこの考案の第1の実施例を示す。
【0011】 図1において、分岐水栓21は1つの流入口22と2つの流出口23,24を 有し、そのうち第1の流出口23は流入口22の開口方向と直角に向けて開口さ れており、第2の流出口24は第1の流出口23と反対方向に向けて開口してい る。
【0012】 止水弁であるスピンドル軸25は、流入口22と第1流出口23の間に設けら れた弁座26に当接または離間し先端にパッキン27を備えた弁棒(ケレップ) 28と、この弁棒を進退自在に装着した弁棒案内筒29とからなる。パッキン2 7は、たとえば焼付等により固着したゴム製のものである。さらに、スピンドル 軸25は、この案内筒29と分岐水栓外壁21aとの間に流入口22からの流水 が第2の流出口24に通じるための水流出孔(図示せず)を有する。
【0013】 この実施例では、弁座26の上流側の導水流路Aに連通する2つの分岐流水路 B,Cが形成されている。分岐流路Bは本来の吐出流路として機能する。そして 、導水流路Aからの水圧によりスピンドル軸25がその軸芯方向(導水流路Aの 流れ方向)に移動し、パッキン27が弁座26に対し、離間状態になり、これに より導水流路Aから供給される流水が2つの分岐流路B,Cを通って、それぞれ 第1の流出口23と第2の流出口24に至る構成となっている。この際、第2の 流出口24へは水流出孔を通って流水が流れていく。また、給水停止は図示しな いボタンを操作することによって、スピンドル軸25をパッキン27を弁座26 に当接させて閉じることで行われる。
【0014】 なお、符号30は導水流路Aに沿って設けられた雌ネジであり、これと既設の 元締め用の配管止水管の基部に設けた雄ネジとの螺合により分岐水栓21が流入 口22を介して配管止水管と接続されることになる。また、符号31は分岐流路 Bの下流に第1流出口23を介して接続された給水管であり、これは給水管31 の導入口31aを介して便器洗浄装置の洗浄タンクに形成されている既設の給水 取入口と手洗部に至る。符号32は分岐水栓21に形成された雄ネジ33によっ て給水管31と分岐水栓21を接続するナットである。さらに、導水流路Aのも う一方の下流側に沿って、順次、袋ナット34、環状パッキン35、O−リング 36、円筒状のストレーナー37およびストレーナー用カバーナット38が設け られ、これらに水流出孔を加えることによって上述した分岐流路Cが形成されて いる。そして、第2の流出口24を介して分岐水栓外壁21aに形成された雄ネ ジ39とナット40により新たに設置される局部洗浄装置の給水取入口に至る送 水管41が分岐水栓21に接続されている。
【0015】 この分岐水栓21を用いて、既存の便器洗浄装置の洗浄タンクと、新たに設置 される局部洗浄装置とにそれぞれ給水を分岐するには、例えば、従来例の図4を 用いて述べることにすると、まず、既存の便器洗浄装置5の配管止水栓8を閉め た後、これの端部を簡単に分解するとともに、洗浄タンク1の給水取入口7に接 続されている既存の給水管9(図4では符号9に相当するが、この実施例では、 実際は、上述したように、図1における既設の給水管31に相当する。)の一端 の配管止水栓側も取りはずして、配管止水栓8の基部だけを残し、次に、その基 部先端の雄ネジが形成されている接続部分と分岐水栓21の雌ネジ30(図1参 照)が形成されている流入口22を結合する。次に、取りはずした給水管31の 導入口31aを分岐水栓21の第1の流出口23に接続し(図1参照)、さらに 残りの第2の流出口24に予め局部洗浄装置4の給水取入口13に接続されてい る送水管41の導入口を接続する(図1参照)。このようにして分岐水栓21の 取付けが完了する。
【0016】 以上のようにこの実施例では、以下の効果を奏する。
【0017】 従来のように配管止水管と水洗タンクの給水取入口とを接続している給水管 を切断することなく、既存の便器洗浄装置の配管止水管に分岐水栓を用いて局部 洗浄装置を極めて簡単に手間を要することなく設置できる。
【0018】 また、特別な道具を全く使うことなく取り付け部品が少ないのでコスト安で である。
【0019】 さらに、局部洗浄装置の修理・点検は、既存の便器洗浄装置とは関係なく行 うことができる。
【0020】 図2,図3は、スピンドル軸25,45を2つ連接するこにより分岐水栓の第 2の流出口42を流入口22と同一方向に向けて開口するようにしたこの考案の 第2の実施例を示す。これらの図において図1に示す符号と同一のものは同一物 または相当物を示す。
【0021】 図2,図3において、分岐水栓50は1つの流入口22と2つの流出口23, 42を有し、そのうち第1の流出口23は流入口22の開口方向と直角に向けて 開口されており、第2の流出口42は第1の流出口23と直角に向けて開口して いる。る。
【0022】 止水弁である第1のスピンドル軸25は、流入口22と第1の流出口23の間 に設けられた弁座26に当接または離間し先端にパッキン27を備えた弁棒28 と、この弁棒を進退自在に装着した弁棒案内筒29とからなる。パッキン27は 、たとえば焼付等により固着したゴム製のものである。さらに、第1のスピンド ル軸25は、この案内筒29と分岐水栓外壁50aとの間に流入口22からの流 水が後述する第2のスピンドル軸45の弁座穴26aに通じるための水流出孔4 4(図3参照)を有する。
【0023】 また、第2のスピンドル軸45は、第1のスピンドル軸25の下流に設けられ た弁座26に当接または離間し先端にパッキン27を備えた弁棒28と、この弁 棒を進退自在に装着した弁棒案内筒29とからなる。さらに、第2のスピンドル 軸45は、この案内筒29と分岐水栓外壁50aとの間に弁座穴26aからの流 水が第2の流出口42に通じるための水流出孔(図示せず)を有する。
【0024】 この実施例では、第1のスピンドル軸25における弁座26の上流側の導水流 路Aに連通する1つの分岐流路(吐出流路)Bと、第1のスピンドル軸25にお ける水流出孔44で形成される中間分岐流路Dおよび第2のスピンドル軸45に おける水流出孔で形成される補助分岐流路Eを介して第2の流出口42に至るも う1つの分岐流路が形成されており、導水流路Aからの水圧によりスピンドル軸 25がその軸芯方向(導水流路Aの流れ方向)に移動し、パッキン27が弁座2 6に対し、離間状態になり、これにより導水流路Aから供給される流水が分岐流 路Bを通って、第1の流出口23に至るとともに、水流出孔44が形成された中 間分岐流路Dを通る流水の水圧によって第2のスピンドル軸45の弁座26に対 し、パッキン27が離間して水流出孔を含む補助分岐流路Eに水が流れ込み第2 の流出口42に至る構成となっている。また、第2の流出口42への給水停止は 図示しないボタンを操作することによって、スピンドル軸45をパッキン27を 弁座26に当接させて、閉じることで行われる。
【0025】 なお、符号30は導水流路Aに沿って設けられた雌ネジであり、これと既設の 元締め用の配管止水管8の基部に設けた雄ネジとの螺合により分岐水栓50が流 入口22を介して配管止水管8と接続されることになる。また、符号31は分岐 流路Bの下流に第1の流出口23を介して接続されてた給水管であり、これは給 水管31の導入口31aを介して便器洗浄装置5の洗浄タンク1に形成されてい る既設の給水取入口7と手洗部2に至る。符号32は分岐水栓50に形成された 雄ネジ33によって給水管31と分岐水栓50を接続するナットである。さらに 、導水流路Aの下流側に沿って、順次、環状パッキン35、袋ナット34、O− リング36、円筒状のストレーナー37およびカバーナット38が設けられ、こ れらに水流出孔44を加えることによって中間分岐流路Dが形成されている。ま た、導水流路Aのさらに下流側に沿って順次、O−リング36、円筒状ストレー ナー37、O−リング36,36およびカバーナット38が設けられ、これらに 水流出孔を加えることによって補助分岐流路Eが形成されている。そして、第2 の流出口42を介して分岐水栓50の外壁50aに形成された雄ネジ39とナッ ト40により局部洗浄装置4の給水取入口13に至る送水管41が分岐水栓50 に接続されている。この分岐水栓50を用いて便器洗浄装置5の洗浄タンク1と 、局部洗浄装置4とにそれぞれ給水を分岐する機構は上記第1の実施例と同様で あり、この第2の実施例も第1の実施例と同様の効果を奏す。
【0026】 なお、上記2つの実施例では洗浄タンク1に手洗部2を備えた便器5にそれぞ れの実施例の分岐水栓21,50を用いたものを示したが、手洗部を備えず洗浄 タンクの給水取入口が洗浄タンクの底面左側に設けられ、配管止水管を給水取入 口よりは下位に設けたものや、あるいは、洗浄タンクに手洗部を設けるとともに 、その洗浄タンクを便器本体の後方部壁面に取り付け、その洗浄タンクと便器本 体との間を排水パイプにて接続し、かつ便器本体の後方に便器本体を跨ぐ状態に 局部洗浄装置を取り付けてなる便器に流入口、流出口の開口方向に応じて上記第 1,第2の実施例の分岐水栓を用いてもよい。要するに、既設の配管止水管およ び給水管を利用できるものであればすべてこの考案の分岐水栓の適用が可能であ る。
【0027】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、1つの流入口と2つの流出口を有する分岐水 栓を用いることによって、以下の効果を奏する。
【0028】 既存の便器洗浄装置の配管止水管と、この配管止水管および便器洗浄装置の 水洗タンクの給水取入口を接続する既設の給水管とを利用して、従来のように既 設の導水管を切断することなく、分岐水栓を用いて極めて簡単に手間を要するこ となく局部洗浄装置を便器洗浄装置に設置できる。
【0029】 また、特別な道具を全く使わないのでコスト安である。
【0030】 さらに、局部洗浄装置の修理・点検は、既存の便器洗浄装置とは関係なく行 うことができる。
【提出日】平成4年12月12日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、給水源からの水を二つの給水対象、例えば便器洗浄装置を構成する 貯水タンクと局部洗浄装置とに分岐給水させるための分岐栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のように、例えば給水源からの水を洗浄タンクと局部洗浄装置とに分岐給 水させるためには、一般には図4に示すように、止水栓8の水流出口10に分岐 栓6を接続し、この分岐栓6の一方の流出口12と局部洗浄装置4の取水口13 とを送水管14によって接続すると共に、分岐栓6の他方の流出口11と便器洗 浄装置5を構成する貯水タンク1の取水口7とを給水管9によって接続する形態 がとられる。尚、図中の2は手洗器、3は水洗便器である。
【0003】 ところで近年、既設の便器洗浄装置に新たに局部洗浄装置を付帯させることが 普及されつつあるが、この際、上記の分岐給水の形態をとるには、先ず止水栓8 を閉じて止水栓8の水流出口10と貯水タンク1とにわたる給水管を取り外し、 この止水栓8に分岐栓6を取り付けると共に、当該分岐栓6の占有長さに相当す る分だけ給水管を切断し、その切断後の給水管9を分岐栓6の流出口11と貯水 タンク1の取水口7とにわたって接続し直す一方、前記分岐栓6のもう一方の流 出口12と局部洗浄装置4の取水口13とを送水管14によって接続する形態が とられることになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の分岐形態では、止水栓8と分岐栓6とが輻輳して見栄えが悪く なる上に、既設の給水管の取り外しと所定長さの選択、既設の止水栓8に対する 分岐栓6の取り付け、切断後の給水管9の再接続といった多くの手間と時間とを 要し、その上、既設の給水管を切断するための高価なパイプカッターを一般家庭 で用意することは困難であって、上記の工事を専門業者の手に委ねざるを得ない ことから、既設の便器洗浄装置に新たに局部洗浄装置を付帯させることがコスト 的に高く問題があった。
【0005】 更には、局部洗浄装置4の流路が比較的小径であることからストレーナーの設 置が要求されることから、このストレーナーを局部洗浄装置4の取水口13に組 み込んでいるが、このために取水口13の構造が特殊なものとなって更なるコス トアップに繋がり、かつ、交換などのメンテナンスも困難であった。
【0006】 本考案は、止水栓の本体をそのまま利用して、ストレーナー機能を備えた分岐 給水の形態をとることが可能であり、延いては、上記の作業を一切不要にする簡 単な作業で、例えば既設の便器洗浄装置に新たに局部洗浄装置を付帯させること がローコストで達成される分岐栓を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案による分岐栓は、弁座の下流側に二つの流出口を備えた栓本体に 対して、それの流路軸芯を弁座の流路軸芯と同芯状にする一方の流出口に装着さ れるものであって、前記一方の流出口に装着される分岐栓部材に、この分岐栓部 材の分岐路の上流側部分に対して弁座の流路軸芯方向に移動自在にスピンドル軸 を螺着させると共に、弁座流路に対する逆止機能を有せしめる状態で前記スピン ドル軸に弁座開閉用の弁体を保持させる一方、前記分岐路に対するストレーナー を分岐栓部材のスピンドル軸挿通用開口を通して挿抜自在に設け、更に、この開 口を密閉する閉塞部材を、前記スピンドル軸の弁体操作部を外部に露呈させる状 態で分岐栓部材に設けると共に、前記スピンドル軸の分岐栓部材に対する螺着部 に、前記弁座流路を分岐路に連通させる連通流路を設けた点に特徴を有する。
【0008】 第2の考案による分岐栓も同じく、弁座の下流側に二つの流出口を備えた栓本 体に対して、それの流路軸芯を弁座の流路軸芯と同芯状にする一方の流出口に装 着されるものであって、前記一方の流出口に装着される第1の分岐栓部材に、こ の分岐栓部材の分岐路の上流側部分に対して弁座の流路軸芯方向に移動自在にス ピンドル軸を螺着させると共に、弁座流路に対する逆止機能を有せしめる状態で 前記スピンドル軸に弁座開閉用の弁体を保持させ、かつ、前記スピンドル軸の弁 体操作部を外部に露呈させる一方、前記第1分岐栓部材の分岐路に連通される弁 座を備えた第2の分岐栓部材を第1分岐栓部材に回転自在に設け、この第2分岐 栓部材の分岐路の上流側部分に対して弁座の流路軸芯方向に移動自在に第2のス ピンドル軸を螺着させると共に、弁座流路に対する逆止機能を有せしめる状態で 第2スピンドル軸に弁座開閉用の弁体を保持させ、更に、第2分岐栓部材の分岐 路に対するストレーナーを当該第2分岐栓部材のスピンドル軸挿通用開口を通し て挿抜自在に設けると共に、この開口を密閉する閉塞部材を、第2スピンドル軸 の弁体操作部を外部に露呈させる状態で第2分岐栓部材に設け、かつ、第1およ び第2分岐栓部材に対する各スピンドル軸の分岐栓部材に対する螺着部に、前記 弁座流路を分岐路に連通させる連通流路を設けた点に特徴を有する。
【0009】
【作用】
即ち、例えば止水栓の栓本体は、止水栓の弁体構成部材を取り外すことによっ て弁座の下流側に二つの流出口を備えた栓本体と化すものであって、このような 栓本体の一方の流出口に第1考案による分岐栓を装着すれば、スピンドル軸の操 作によって栓本体の第1及び第2流出口の一挙の開閉が可能な状態で、当該栓本 体に分岐路が分岐形成される。 第2考案によれば、同じく栓本体の第1及び第2流出口の一挙の開閉が可能な 状態で当該栓本体に分岐路が分岐形成され、かつ、第2のスピンドル軸の操作に よって分岐路のみの開閉も可能であり、更に、この分岐路を構成する第2の分岐 栓部材を回転させることによって、分岐路の取り外し位置が第1分岐栓部材まわ りで変更される。 そして、第1及び第2考案の何れにおいても、スピンドル軸挿通用の開口を通 して分岐路に対するストレーナーが挿抜自在に装填される。
【0010】
【実施例】
以下、既設の栓本体を装備対象にして本考案の実施例を図1に基づいて説明す る。 図において、21は既設の止水栓の弁体構成部材を取り外した状態の栓本体で あって、雌ネジ30が形成された一つの流入口22に連なる弁座26の下流側に 二つの流出口23,24を備えており、このうち一方の流出口24はその流路軸 芯を弁座26の流路軸芯と同芯状にする状態で前記流入口22とは反対側に開口 されており、他方の流出口23は流入口22の開口方向と直角に向けて開口され ている。 そして、この栓本体21の他方の流出口23には、便器洗浄装置の貯水タンク に備えられた取入口に連結される給水管31が袋ナット32によって接続されて いる。
【0011】 33は環状パッキン35とOリング36とを介して袋ナット34により前記一 方の流出口24に装着される分岐栓部材であって、装着部とは反対側の側部には 分岐路39が一体形成されている。 29は分岐栓部材33の分岐路39の上流側部分に対して弁座26の流路軸芯 方向に移動自在に螺着されたスピンドル軸で、その先端部には、スプリング25 によって閉弁付勢させた逆止機能を有する弁体27付きの弁棒28が進退自在に 保持されており、かつ、このスピンドル軸29の前記分岐栓部材33に対する螺 着部には弁座流路を分岐路39に連通させる連通流路42が形成されている。
【0012】 37はスピンドル軸29の挿通用開口を通して分岐栓部材33に挿抜自在に設 けられたストレーナーであって、当該ストレーナー37の抜け止めを兼ねてスピ ンドル軸挿通用の開口を閉じる閉塞部材38が、前記スピンドル軸29の弁体操 作部43を外部に露呈させる状態で分岐栓部材33に設けられており、前記スプ リング25の付勢力に抗するスピンドル軸29の螺進により、前記弁座26の上 流側の導水流路Aに連通する二つの分岐流水路B,C、即ち二つの流出口23, 24が一挙に閉止されるように構成されている。
【0013】 本考案による分岐栓は上記の構成より成り、便器洗浄装置に新たに局部洗浄装 置を付帯させて、この局部洗浄装置の送水系に、便器洗浄装置の貯水タンクに対 する既設の給水系から分岐給水させるには、先ず既設の給水系における止水栓の スピンドル軸や弁体などの弁体構成部材を取り外して、残った栓本体21の弁体 関係の取り外し部分に本考案で云う一方の流出口24を現出させ、この流出口2 4に逆止機能を有せしめた弁体27付きのスピンドル軸29を挿通させつつ、当 該流出口24に分岐栓部材33を袋ナット34により装着するのである。
【0014】 そして、新たに設置される局部洗浄装置の取水口に至る送水管41を、前記分 岐栓部材33の分岐路39に袋ナット40を介して接続するのであり、これによ って、既設の栓本体21ならびに給水管31をそのまま利用して、第1及び第2 流出口23,24の一挙の開閉を可能にする状態で、かつ、ストレーナー37の 交換等のメンテナンスを可能にする状態で、新たに設置される局部洗浄装置への 分岐給水が達成されるのである。
【0015】 図2は分岐路の取り出し位置を弁座の流路軸芯まわりで変更可能に構成した分 岐栓の別実施例を示すものであって、図中の栓本体21と弁座26の流路に対す る逆止機能付きの弁体27を備えたスピンドル軸29の構成は、図1に示したも のと同じ構成のものであり、かつ、スピンドル軸29については、それの弁体操 作部43を外部に露呈させる状態で、分岐路39が形成された第1分岐栓部材3 3に予め螺装されており、このスピンドル軸29の弁体27などを栓本体21の 一方の流出口24に挿通させつつ、前記第1分岐栓部材33を環状パッキン35 を介して袋ナット34により一方の流出口24に装着している。 そして図3に示すように、前記スピンドル軸29の第1分岐栓部材33に対す る螺着部の両側を切除して、弁座流路を分岐路39に連通させる連通流路42を 形成している。
【0016】 図2において、図中の51はOリング52を介して水密状に且つ回転自在に第 1分岐栓部材33に保持された第2の分岐栓部材で、前記第1分岐栓部材33の 分岐路39に連通される弁座53と、この弁座53流路に連なる分岐路54とを 備えており、第1分岐栓部材33に螺着の袋ナット体55によって抜け止めが成 されている。 そして、この第2分岐栓部材51には、先端側に弁体56付きの弁棒57を進 退自在に保持した第2のスピンドル軸58が弁座53の流路軸芯方向に移動自在 に螺着され、かつ、当該スピンドル軸58の第2分岐栓部材51に対する螺着部 にも連通流路59が形成されている。
【0017】 60は第2スピンドル軸58の挿通用開口を通して第2分岐栓部材51に挿抜 自在に設けられた前記分岐路54に対するストレーナーであり、61はストレー ナー60の抜け止めを兼ねてスピンドル軸挿通用の開口を閉じる閉塞部材であっ て、第2スピンドル軸58の弁体操作部62を外部に露呈させる状態で第2分岐 栓部材51に設けられている。
【0018】 而して、前記スプリング25の付勢力に抗する第1スピンドル軸29の螺進に 伴って、栓本体21の導水流路Aに連通する二つの分岐流水路B,Dが一挙に閉 止され、或いは第2スピンドル軸58の螺進に伴って第2分岐栓部材51の弁座 流路が閉止されるもので、この第2分岐栓部材51の弁座流路を閉止させること によって、前記ストレーナー60の交換等のメンテナンスを簡易に行うことがで きる。
【0019】 上記の構成によれば、例えば新たに設置される局部洗浄装置の取水口に至る送 水管41を第2分岐栓部材51の分岐路54に接続するのであるが、この送水管 41の接続に際して、前記分岐路54の取り出し位置が第1分岐栓部材33まわ りで変更可能であるから配管施工の自由度が高くなり、配管系に無理をかけない 接続が達成される。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、二つの流出口を備えた栓本体の一方の流 出口に本考案による分岐栓を取り付けるだけの簡単な作業によって、従来のよう に給水管を切断することなく、従って専門業者の手に委ねることなく誰にでも簡 単に、既設の配管系から例えば局部洗浄装置用の分岐路を取り出すことができる ようになり、しかも、止水栓の下流側に分岐栓を接続する形態に比べて、分岐流 路の取り出しが見栄えよくシンプルに達成され、更に、ストレーナーに対するメ ンテナンスも必要に応じて任意に行うことができるのである。 特に第2考案においては、分岐路の取り出し位置が第1分岐栓部材まわりで変 更可能であるから、配管系に無理をかけない自由度の高い配管の施工が可能とな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例を示す構成説明図であ
る。
【図2】この考案の第2の実施例を示す構成説明図であ
る。
【図3】図2におけるX−X線の矢印の方向からみた構
成説明図である。
【図4】従来例を示す全体構成説明図である。
【符号の説明】
1…洗浄タンク(供給タンク)、4…局部洗浄装置(別
の衛生器具)、5…便器洗浄装置(既存の衛生器具)、
7,13…給水取入口、8…配管止水栓、21,50…
分岐水栓、21a,50a…分岐水栓外壁、22…流入
口、23…第1の流出口、24,42…第2の流出口、
25,45…スピンドル軸、26…弁座、31…既設の
給水管、31a…既設の給水管の導入口、41…送水
管、44…水流出孔、A…導水流路、B…分岐流路(吐
出流路)、C,D,E…もう一方の分岐流路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月12日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 分岐栓
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】栓本体に接続させた分岐栓の断面図である。
【図2】別実施例の分岐栓の断面図である。
【図3】図2におけるX−X線の矢視断面図である。
【図4】従来例の全体構成を示す説明図である。
【符号の説明】 21…栓本体、23,24…流出口、26,53…弁
座、27,56…弁体、29,58…スピンドル軸、3
3,51…分岐栓部材、37,60…ストレーナー、3
8,61…閉塞部材、39,54…分岐路、42,59
…連通流路、43,62…弁体操作部。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの流入口と第1、第2の2つの流出
    口を有する分岐水栓において、上流側の導水流路に連通
    する2つの分岐流路が、前記流入口と第1の流出口の間
    に設けられた弁座に当接または、離間状態のいずれかに
    切換え可能なスピンドル軸によって形成され、かつその
    スピンドル軸が、分岐水栓外壁との間に前記流入口から
    の流水が第2の流出口に通じるための水流出孔を有する
    ことを特徴とする分岐水栓。
  2. 【請求項2】 1つの流入口と第1、第2の2つの流出
    口を有する分岐水栓を用いて、既存の衛生器具と新たに
    設置される別の衛生器具それぞれに給水の分岐を行うに
    際して、既存の衛生器具の元締め用の配管止水栓の接続
    部分に分岐水栓の流入口が連結され、既存の衛生器具の
    供給タンクに接続された給水管の導入口に分岐水栓の第
    1の流出口が連結され、さらに、前記別の衛生器具に接
    続された送水管の導入口に分岐水栓の第2の流出口が連
    結されてなる分岐水栓を用いた給水分岐機構。
JP1992066347U 1992-08-27 1992-08-27 分岐栓 Expired - Lifetime JPH0750444Y2 (ja)

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