JPH09144896A - 緊急開放機能付き緊急遮断弁 - Google Patents

緊急開放機能付き緊急遮断弁

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Publication number
JPH09144896A
JPH09144896A JP29947395A JP29947395A JPH09144896A JP H09144896 A JPH09144896 A JP H09144896A JP 29947395 A JP29947395 A JP 29947395A JP 29947395 A JP29947395 A JP 29947395A JP H09144896 A JPH09144896 A JP H09144896A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
pipe
emergency
water
valve body
Prior art date
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Pending
Application number
JP29947395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Nakakubo
祥文 中窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの緊急遮断弁と1つの緊急開放弁との機
能を有すること。 【解決手段】 同心状に嵌合した内管11と外管12と
からなる二重管の途中にバタフライ弁13が介在され、
該バタフライ弁13を開閉する弁開閉装置14が設けら
れており、バタフライ弁13は、外管12に接続した弁
箱13aと、該弁箱13a内に開閉可能に設けた弁体1
3bと有し、該弁体13bには内管11に接続可能な接
続管15が設けられ、また、弁開閉装置14は、弁体1
3bを閉鎖方向に付勢するばね16と、上流側内管11
aを流通する水道水の水圧を連通管22を介して受圧し
て弁体13bをばね16に抗して開放状態にするシリン
ダー装置17とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば耐震貯水槽
と水道管との間に介装される緊急開放機能付き緊急遮断
弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、耐震貯水槽装置の一例として図5
に示すものがある。これは、水道本管1と貯水槽2とが
一対の枝管3,4により連通され、該両枝管3,4に常
時開放状態の緊急遮断弁5,6が介装されると共に、水
道本管1の両枝管接続部間に常時閉鎖状態の緊急開放弁
7が介装されている。
【0003】上記構成において、平常時は、水道本管1
内の水圧により両緊急遮断弁5,6が開放されると共
に、緊急開放弁7が閉鎖されており、水道本管1の上流
側から一方の枝管3を通って貯水槽2内に水道水が流入
すると共に、該貯水槽2内の水道水が他方の枝管4を通
って水道本管1の下流側に流出し、貯水槽2内の水道水
が死水にならないようになっている。また、震災発生時
などの緊急時には、水道本管1内の水圧が低下すること
により、両緊急遮断弁5,6が遮断されて、貯水槽2内
に一定量の水を確保することができると共に、緊急開放
弁7が開放されて、水道本管1の水流を確保して火災な
どに対応することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におい
て、緊急遮断弁5,6及び緊急開放弁7は、緊急時に1
つの流路を遮断または開放するだけの機能しかなく、こ
のため、耐震貯水槽装置には、2つの緊急遮断弁5,6
と1つの緊急開放弁7とを必要とし、部品点数が多く、
製作費が高くつくと共に、保守点検に手間と費用がかか
るという難点がある。
【0005】本発明は、上記難点に鑑み、2つの緊急遮
断弁と1つの緊急開放弁との機能を有する緊急開放機能
付き緊急遮断弁を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、同心状に嵌合した内管と外管とからなる
二重管の途中にバタフライ弁が介在され、該バタフライ
弁は、前記外管に接続した弁箱と、該弁箱内に開閉可能
に設けた弁体とを有し、該弁体には前記内管に接続可能
な接続管が設けられ、前記弁体を閉鎖方向に付勢する付
勢手段が設けられ、内管または外管を流通する流体の圧
力を受圧して前記弁体を前記付勢手段に抗して開放状態
にする弁体開放手段が設けられていることを特徴として
いる。
【0007】上記構成において、本発明の緊急開放機能
付き緊急遮断弁を耐震貯水槽装置に用いた場合の作用を
説明すると、平常時には、内管または外管を流通する水
道水の水圧を受圧した弁体開放手段により付勢手段に抗
して弁体が開放される。これにより、上流側内管と下流
側内管とが弁体に設けた接続管を介して接続されると共
に、上流側外管と下流側外管とが弁箱を介して接続さ
れ、水道本管の上流側から上下両内管及び接続管を通っ
て貯水槽内に水道水が流入すると共に、該貯水槽内の水
道水が上下両外管及び弁箱を通って水道本管の下流側に
流出し、貯水槽内の水道水が死水にならないようになっ
ている。
【0008】また、震災発生時などの緊急時には、水道
本管内の水圧が低下することにより弁体開放手段の受圧
力が低下して、付勢手段により弁体が閉鎖状態にされ
る。これにより、内外両管が遮断されて、貯水槽内に一
定量の水を確保することができると共に、上流側内管と
下流側外管とが連通され、水道本管の水流を確保して火
災などに対応することができる。
【0009】この場合、本発明の緊急開放機能付き緊急
遮断弁は、従来の2つの緊急遮断弁と1つの緊急開放弁
との機能を有しており、水道本管と貯水槽との間に介在
させることにより、耐震貯水槽装置を簡単に形成するこ
とができ、部品点数が少なくて済み、製作費が安くつく
と共に、保守点検に手間と費用がかからない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図4は本発明の実施の一形
態である緊急開放機能付き緊急遮断弁10を水道本管1
と貯水槽2との間に介在させることにより形成された耐
震貯水装置を示すものであって、前記緊急開放機能付き
緊急遮断弁10は、同心状に嵌合する内管11と外管1
2とからなる二重管と、該二重管の途中に介在されたバ
タフライ弁13と、、該バタフライ弁13を開閉する弁
開閉装置14とを有している。
【0011】前記内管11は、水道本管1の上流側に接
続された上流側内管11aと、貯水槽2に接続された下
流側内管11bとから構成され、前記外管12は、水道
本管1の下流側に接続された下流側外管12aと、貯水
槽2に接続された上流側外管12bとから構成されてい
る。
【0012】前記バタフライ弁13は、下流側外管12
aと上流側外管12bとを接続する弁箱13aと、該弁
箱13a内に開閉可能に設けた弁体13bとを有し、該
弁体13bには上流側内管11aと下流側内管11bと
に接続可能な接続管15が設けられている。
【0013】前記弁開閉装置14は、弁体13bを閉鎖
方向に付勢するためのばね(付勢手段)16と、該ばね
16に抗して弁体13bを開放するためのシリンダー装
置(弁体開放手段)17とから構成されており、そのシ
リンダー装置17のシリンダー本体17a内のピストン
17bから延びるピストンロッド17cの先端部が弁体
13bの弁軸13cに固着したレバー18に連結ピン1
9を介して連結され、シリンダー本体17a内の伸長側
室20に前記ばね16が介装され、シリンダー本体17
a内の縮小側室21が連通管22を介して上流側内管1
1aに連通されている。なお、23はシリンダー本体1
7aを枢支する枢支軸である。
【0014】前記緊急開放機能付き緊急遮断弁10は、
従来の2つの緊急遮断弁と1つの緊急開放弁との機能を
有しており、水道本管1と貯水槽2との間に介在させる
ことにより、耐震貯水槽装置を簡単に形成することがで
きる。
【0015】上記構成において、平常時には、図1〜図
3に示すように、水道本管1の上流側から連通管22を
介してシリンダー本体17aの縮小側室21に流入する
水道水の水圧によりピストン17bが押し下げられ、ピ
ストンロッド17c、レバー18及び弁軸13cを介し
て弁体13bが開放状態にされる。これにより、上流側
内管11aと下流側内管11bとが接続管15を介して
連通されると共に、上流側外管12bと下流側外管12
aとが弁箱13aを介して連通され、図1に矢印aで示
すように、水道本管1の上流側から水道水が内管11を
通って貯水槽2内に流入されると共に、同図に矢印bで
示すように、貯水槽2内の水道水が外管12を通って水
道本管1の下流側に流出し、貯水槽2内の水道水が死水
にならないようになっている。
【0016】また、震災発生時などの緊急時には、図4
に示すように、水道本管1の上流側内管11a内の水圧
が低下することにより、ピストン17bの押下力も低下
し、該ピストン17bがばね16により付勢されて押し
上げられ、ピストンロッド17c、レバー18及び弁軸
13cを介して弁体13bが90°回転して閉鎖状態に
される。これにより、内管11及び外管12が弁体13
bにより遮断されて、貯水槽2内に一定量の水を確保す
ることができると共に、上流側内管11aと下流側外管
12aとが連通され、水道本管1の水流を確保して火災
などに対応することができる。
【0017】上記構成では、連通管22を上流側内管1
1aに連通させたが、その連通管22を下流側外管12
aに連通させるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、従来の2つの緊急遮断
弁と1つの緊急開放弁との機能を有しており、例えば水
道本管と貯水槽との間に介在させることにより、耐震貯
水槽装置を簡単に形成することができ、部品点数が少な
くて済み、製作費が安くつくと共に、保守点検に手間と
費用がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である緊急開放機能付き
緊急遮断弁の水平断面図である。
【図2】同要部の縦断面図である。
【図3】同要部の横断面図である。
【図4】同弁の緊急時における水平断面図である。
【図5】従来の耐震貯水槽を示す概略平面図である。
【符号の説明】
10 緊急開放機能付き緊急遮断弁 11 内管 11a 上流側内管 11b 下流側内管 12 外管 12a 下流側外管 12b 上流側外管 13 バタフライ弁 13a 弁箱 13b 弁体 14 弁開閉装置 15 接続管 16 ばね(付勢手段) 17 シリンダー装置(弁体開放手段) 18 レバー 22 連通管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心状に嵌合した内管と外管とからなる
    二重管の途中にバタフライ弁が介在され、該バタフライ
    弁は、前記外管に接続した弁箱と、該弁箱内に開閉可能
    に設けた弁体とを有し、該弁体には前記内管に接続可能
    な接続管が設けられ、前記弁体を閉鎖方向に付勢する付
    勢手段が設けられ、内管または外管を流通する流体の圧
    力を受圧して前記弁体を前記付勢手段に抗して開放状態
    にする弁体開放手段が設けられていることを特徴とする
    緊急開放機能付き緊急遮断弁。
JP29947395A 1995-11-17 1995-11-17 緊急開放機能付き緊急遮断弁 Pending JPH09144896A (ja)

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JP (1) JPH09144896A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102734516A (zh) * 2012-06-12 2012-10-17 南京国能环保工程有限公司 自动溢流空气隔离阀
CN110068074A (zh) * 2019-05-29 2019-07-30 珠海格力电器股份有限公司 连接管及空调机组

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CN102734516A (zh) * 2012-06-12 2012-10-17 南京国能环保工程有限公司 自动溢流空气隔离阀
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