JP2014166327A - シャワー装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の吐水口12と、上方に設置されるシャワーヘッド14と、温度調整機能82、流量調整機能84、流路切換機能10を有する湯水混合水栓8と、を備えるシャワー装置2であって、流路切換機能10は第1の吐水口12からの吐水と、シャワーヘッド14からの吐水と、を少なくとも切り換えるものであり、湯水混合水栓8と、シャワーヘッド14とを接続する配管16から分岐される排水路18と、排水路18に設けられ、開弁することで装置2外へ排水を行う排水開閉弁20を備え、湯水混合水栓8の動作に応じて排水開閉弁20が開閉する。
【選択図】図1
Description
しかしながら、この場合、温度検出部や温度調節用モ−タ等、高価な装置を必要とする。また、設定温度に達すると自動的に吐水が始まるため、使用者が想定している温度と設定温度に乖離がある場合、熱すぎる/冷たすぎる水が吐水されることになってしまうという課題が存在した。
これにより、流路切換機能を別途に設けることによって、一般的に広く利用されている湯水調整機能・流量調整機能をもつ湯水混合水栓を利用することが可能となる。
これにより、第1の吐水口から吐水して吐水温度を確認する際には、確実にシャワーヘッドへの配管から貯水を排出することが出来ることに加えて、流路をシャワーヘッドに切り換えてシャワーヘッドから吐水を開始させる動作をもって、自動的に排出開閉弁を閉止することが出来る。
このように構成することによって、流路切換機能と排水開閉弁の連動を機械的なものとするなど、容易に行うことが可能となる。
通常、頭上から吐水されるオーバーヘッドシャワーであれば使用者は立った状態で浴びることが多い。第1の吐水口としてハンドシャワーを採用することにより、ハンドシャワーを手に持って吐水温度の確認を行うことが出来るようになる。
カランからの吐水は、使用者が浴びるようには設計されていない。したがって、第1の吐水口としてカランを選択することによって、温度設定が十分でない吐水が使用者にかかる可能性を低減することが可能となる。
オーバーヘッドシャワーは通常、浴室の天井面あるいは壁面などに固定される。その為、吐水範囲が固定されており、使用者が吐水範囲を変えることで吐水を避けるなどといった行為が難しい。そのような場合であっても、本発明を適用することによって、吐水開始直後から望ましい温度の吐水を行うことができるようになる。
近年のシャワー装置においては、シャワーヘッドから残水が長時間にわたって排出されることを防止するために、散水孔の表面張力を高めるなどの工夫を施し、ヘッドからの水の排出を抑制しているものが知られている。このようなシャワーヘッドにおいては、屈曲部よりシャワーヘッド側に溜まった水がシャワーヘッドからうまく排水されずに溜まってしまう恐れがある。
本発明を適用することにより、このような場合であっても、副流路に発生するサイホン現象によりシャワーヘッド内の残水を排出することが可能となる。具体的には、シャワーヘッドからの吐水中は、副流路は吐水によって満たされた状態となる。この状態で湯水混合水栓が操作され、排水開閉弁が開弁されると、重力に従って、副流路内の水も排水され始める。このとき、副流路は水で満たされているため、サイホン現象が発生し、シャワーヘッド内部において開口した端部に吸引力が発生して、シャワーヘッド内部の残水を排出することできる。このため、吐水開始直後から冷水ではなく確認した望ましい温度の吐水をより確実に行うことが可能となる。
シャワー装置の内部に副流路を設けることにより、外観がすっきりして、施工もしやすい。また、副流路が配管に被われているため、に衝撃や振動が伝わることが抑制され、サイホン現象を利用してより確実に残水を抜くことができ、確認した望ましい温度の吐水をより確実に行うことが可能となる。
シャワーヘッド内のもっとも低い位置で副流路を開口させることによって、効率よく確実にシャワーヘッド内部の残水を排出し、吐水開始直後から冷水ではなく確認した望ましい温度の吐水をより確実に行うことが可能となる。
止水後の水を集約する残水集約部を設けることによって、シャワーヘッド内部の残水を効率的に集約することができる。さらに、そこで副流路を開口させることによって、確実に残水を排出し、吐水開始直後から冷水ではなく確認した望ましい温度の吐水をより確実に行うことが可能となる。
湯水混合水栓の動作に応じて開閉する残水排出機構をシャワーヘッド内部に設けることによって、シャワーヘッド内部の残水を排出し、吐水開始直後から冷水ではなく確認した望ましい温度の吐水をより確実に行うことが可能となる。
残水排出機構を、作用する水圧に応じて開閉するものとすることで、簡易な操作で確実に残水の排出を行い、シャワーヘッド内部の残水を排出し、吐水開始直後から冷水ではなく確認した望ましい温度の吐水をより確実に行うことが可能となる。
排水開閉弁20内には、シート部材22と同軸となるように、フィルタ240、バルブガイド242、バルブ244、ばね246を備えた弁体24が設けられる。バルブ244の先端(シート部222と対峙する面)にはゴムシート248が設けられる。ばね246は、バルブ244をシート部222から離す方向に常にバルブ244を付勢している。シート部材22の吐水口接続ねじ部224側には、平パッキン226、整流網228が設けられ、排水路18を形成している排水配管180が設けられる。
また、流路切換部材10は流路切換弁26が紙面上方から挿入される形となっている。この流路切換弁26は、使用者が操作を行う流路切換操作部260と、こまパッキン262と、これら2部材を接続する軸部材264、そして軸部材264の周囲に設けられたばね266を有する。また、流路切換部材10には、オーバーヘッド側シート部100が設けられている。通常時、バネ266の付勢力によって、こまパッキン262はオーバーヘッド側シート部100に押し付けられており、遮断されている。
このとき、流入口102から水が流入してきた場合、図中に矢印で示したように、いったん流路切換弁26に設けられたシャワーヘッド側シート部268を通過して、ハンドシャワー流出口106へと至る。
このとき、こまパッキン262には流入する湯水の水圧によって、紙面上方向きに付勢する力が作用する。この水圧の力によってこまパッキン262はハンドシャワー側シート部268に押し付けられ、遮断する。このような動作によって、流路が切換わる仕組みとなっている。
流路切換部材10と異なる点は、オーバーヘッドシャワー側シート部100の下流側に、排水路18へと接続される排出流路280を設けた点にある。排出流路280には排出弁部材282が貫通するように設けられている。そして、排出流路280を塞ぐことが出来るパッキン284と、パッキン284を排出流路280へ押し付けるばね286が設けられている。
上記のように、パッキン284はばね286に付勢される状態となっているが、同時に、排出弁部材282の先端部分が、軸部材264によって押し付けられる構造となっている。先述の流路切換部材10と同じく、流路排水切換部材28においてもこまパッキン262はばね266によって付勢されている。このとき、ばね266とばね266の付勢力では、ばね246の付勢力を強く設定しているため、水圧がかかっていない状態において、排出弁部材282は紙面下方向に付勢され、パッキン284は排出流路280を開放する状態にある。つまり、オーバーヘッドシャワー流出口104へ至る配管16内部の水は排出流路280を経て、排水路18へ排水される状態となっている。
この状態においては、流路切換部材10と同じく、こまパッキン262には水圧によって、紙面上方向へ付勢する力が働く。つまり、排出弁部材282を紙面下方向に付勢する力が除去される。すると、排出弁部材282はばね266の付勢力により紙面上方向へと付勢され、移動させられる。これにより、パッキン284が排出流路280へ押し付けられ、排水は停止する。
手動流路排水切換部材29は、回転部材292とケーシング294からなり、回転部材292はケーシング294に回動可能に保持されている。回転部材292はその中心に、紙面奥側から水が流入する流入口102を備え、流入口102から外方向へつながる主流路296と、流入口102とは接続されず外方向2箇所を接続する迂回路298を備えている。また、ケーシング294はオーバーヘッドシャワー14へ流出するオーバーヘッドシャワー流出口104、ハンドシャワー12へと流出するハンドシャワー流出口106、排水路18へとつながる排水流出口108がそれぞれ90度ずつずれて設けられている。
図7(a)に示す状態において、主流路296がハンドシャワー流出口106へと接続される状態となっている。つまり、流入口102に流入した湯水は、主流路296を経てハンドシャワー流出口106へ流出し、ハンドシャワー12から吐水される状態である。
このとき、迂回路298はオーバーヘッドシャワー流出口104と排出流出口108とを接続する状態となっている。つまり、オーバーヘッドシャワー14とつながる配管16の排水が排出流出口108へと接続された状態となっており、配管16内部の残水が排出される状態となっているのである。
この状態においては、主流路296がオーバーヘッドシャワー流出口104へと接続される状態となっている。つまり、流入口102に流入した湯水は、主流路296を経てオーバーヘッドシャワー流出口104へ流出し、オーバーヘッドシャワー14から吐水される状態である。
このとき、迂回路298は片方の端部を排出流出口108へと接続されるのみである。換言すれば、排出流出口108は回転部材292の迂回路298によって遮断されている状態となっている。
第1の実施例と異なる点は2点ある。1点はハンドシャワー12に代えてカラン30を第1の吐水口として採用したこと。もう1点は流路切換機能を別体の流路切換部材10ではなく、湯水混合水栓8に持たせたことにある。この実施例における湯水混合水栓8は流調・吐水切換ハンドル86を有する。この流調・吐水切換ハンドル86は初期位置では何れの流路も閉止した止水状態にある。流調・吐水切換ハンドル86を上方に向かって回動するとオーバーヘッドシャワー14から吐水が開始され、回動角度に応じて流量を増大させる。また、初期位置に復帰すると、シャワー装置2からの吐水は停止される。逆に、流調・吐水切換ハンドル86を下方に向かって回動させると、カラン30から吐水が開始される。同様に、回動角度に応じて流量が増大してゆく。
つまり、流調・吐水切換ハンドル86を上方に回すと、排水開閉弁20が閉弁される。流調・吐水切換ハンドル86を初期位置あるいは下方に回すと、排水開閉弁20が開弁されるという構造となっている。
第5の実施例が第2の実施例と異なる点は、配管16内部に副流路としてホース32が設けられている点にある。このホース32はオーバーヘッドシャワー14側の端部がオーバーヘッドシャワー14内部に設けられており、他方の端部は少なくともオーバーヘッドシャワー14の最も低い位置よりも更に低い位置に設けられている。ホース32はゴムなどの樹脂で構成するととり回しが容易である。その他、可撓性を持たないパイプなどで構成してもよい。
第6の実施例は、第5の実施例と類似の構造である。第6の実施例は、副流路となる副配管34が配管16と並行に設けられている点で第5の実施例と異なる。この副配管32は第5の実施例と同様にオーバーヘッドシャワー14側の端部がオーバーヘッドシャワー14内部に設けられている。副流路を配管16内部に設けた場合と比較して、外部に露出しているため、メンテナンスが容易となる他、必ずしも配管16と同じ長さである必要がなくなり、短く構成出来る場合がある。
残水排出機構36は、残水排出孔362へと至る水路を閉止する残水排出弁364を備えており、残水排出弁364はその周囲にパッキン366を備えている。図面上方から水圧が作用することで残水排出弁364が図面下方へと移動し、パッキン366が残水排出弁座368と接触することにより、残水排出孔362への水路は閉鎖された状態となる。
従来のシャワー装置の場合は、吐水が開始された直後に、管内部に貯留した冷水が排出されるため、吐水温度が急激に低下する。その後徐々に適温へと上昇していく。
一方、本発明の第2の実施例では、冷水が予め排水路18から排水されているため、その影響はほとんどない。冷水による初期吐水温度の低下は、従来のシャワー装置に比べ、本発明のシャワー装置で改善されているのが分かる。
さらに、本発明の第5の実施例においては、サイホン現象により副流路経由で、オーバーヘッドシャワー14内部の水も排水されているため、冷水の影響は全くない。冷水による初期吐水温度の低下は、従来のシャワー装置はもちろん、副流路を設けていない第2の実施例と比較しても、さらに改善されていることがわかる。
また、流量調整機能としては、少なくとも吐水と止水を切り換えることが出来るものであれば良く、様々な方式のものが使える。たとえば、実施例においては、湯水混合水栓としてサーモスタット式湯水混合水栓を例示したが、シングルレバー水栓であっても問題ない。その他の構成についても本発明を逸脱しない範囲において、当業者が適宜設計できるものである。
4 給水配管
6 給湯配管
8 湯水混合水栓
82 温調ハンドル
84 流調ハンドル
86 流調・吐水切換ハンドル
10 流路切換部材
100 オーバーヘッド側シート部
102 流入口
104 オーバーヘッドシャワー流出口
106 ハンドシャワー流出口
108 排水流出口(分岐部分)
12 ハンドシャワー(第1の吐水口)
14 オーバーヘッドシャワー(シャワーヘッド)
16 配管
162 分岐部分
18 排水路
180 排水配管
20 排水開閉弁
202 流入口
204 シート部材挿入口
22 シート部材
220 貫通孔
222 シート部
224 排水路接続部
226 平パッキン
228 整流網
24 弁体
240 フィルタ
242 バルブガイド
244 バルブ
246 ばね
248 ゴムシート
26 流路切換弁
260 流路切換操作部
262 こまパッキン
264 軸部材
266 ばね
268 ハンドシャワー側シート部
28 流路排水切換部材
280 排出流路
282 排出弁部材
29 手動流路排水切換部材
292 回転部材
294 ケーシング
296 主流路
298 迂回路
30 カラン
32 ホース
34 副配管
36 残水排出機構
Claims (13)
- 第1の吐水口と、第1の吐水口より上方に設置されるシャワーヘッドと、温度調整機能、流量調整機能、流路切換機能を有する湯水混合水栓と、を備えるシャワー装置であって、前記流路切換機能は前記第1の吐水口からの吐水と、前記シャワーヘッドからの吐水と、を少なくとも切り換えるものであり、前記湯水混合水栓と、前記シャワーヘッドとを接続する配管から分岐される排水路と、排水路に設けられ、開弁することで装置外へ排水を行う排水開閉弁を備え、前記湯水混合水栓の動作に応じて前記排水開閉弁が開閉することを特徴とするシャワー装置。
- 前記流路切換機能を持つ部材と、前記湯水調整機能、前記流量調整機能を持つ部材と、を別体の部材として構成する請求項1に記載のシャワー装置。
- 前記流路切換機能を持つ部材と、前記湯水調整機能、前記流量調整機能を持つ部材と、を別体の部材として構成する請求項1または2に記載のシャワー装置。
- 前記排水開閉弁と、前記流路切換機能をもつ部材を一体化したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のシャワー装置。
- 前記第1の吐水口がハンドシャワーであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のシャワー装置。
- 前記第1の吐水口がカランであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のシャワー装置。
- 前記シャワーヘッドが天井または壁面に固定されるオーバーヘッドシャワーであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のシャワー装置。
- 前記配管の一部は、前記シャワーヘッドよりも高い位置で屈曲する屈曲部を備え、
前記配管より小径の副流路が設けられており、
前記副流路の前記シャワーヘッド側の端部は、前記シャワーヘッド内において開口しており、
他方の端部は前記シャワーヘッド側の端部よりも低く、前記排水開閉弁よりも高い位置において、前記配管又は前記排水路内に開口している請求項1乃至7の何れか1項に記載のシャワー装置。 - 前記副流路は前記配管の内部に配設されていることを特徴とする請求項8に記載のシャワー装置。
- 前記副流路の前記シャワーヘッド側の端部は、前記シャワーヘッド内のもっとも低い位置において開口している請求項8または9に記載のシャワー装置。
- 前記シャワーヘッド内部に、止水後の水を集約する残水集約部を設け、
前記副流路の前記シャワーヘッド側の端部は、前記残水集約部近傍において開口している請求項9に記載のシャワー装置。 - 前記配管の一部は、前記シャワーヘッドよりも高い位置で屈曲する屈曲部を備え、
前記シャワーヘッド内部に、前記湯水混合水栓の動作に応じて開閉する残水排出機構を備える請求項1乃至7の何れか1項に記載のシャワー装置。 - 前記残水排出機構は、作用する水圧に応じて弁を開閉する残水排出弁を備えた請求項12に記載のシャワー装置。
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