JPH11131092A - 洗浄剤組成物用パッケージ - Google Patents
洗浄剤組成物用パッケージInfo
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- JPH11131092A JPH11131092A JP9311482A JP31148297A JPH11131092A JP H11131092 A JPH11131092 A JP H11131092A JP 9311482 A JP9311482 A JP 9311482A JP 31148297 A JP31148297 A JP 31148297A JP H11131092 A JPH11131092 A JP H11131092A
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Abstract
ージの膨脹、破裂が無く、また内容物の性状に変化をも
たらさない酸素系の洗浄剤を収納するパッケージを提供
する。 【解決手段】 過酸化物成分を含有する洗浄剤組成物を
収納するパッケージにおいて、ピンホールを有し、且つ
透湿度が30g/m2・24hr以下の材料からなるもの
とするか、又は過酸化物成分と粉粒状の界面活性剤を含
有する洗浄剤組成物を収納するパッケージにおいて、過
酸化物成分と少なくとも粉粒状の界面活性剤を含有する
成分とを分離して収納し、しかも該過酸化物成分側のパ
ッケージにピンホールを設けたものとする。
Description
定性、特に高温、多湿環境下における保存安定性に優れ
た酸素系の洗浄剤を収納するパッケージに関する。
流し台等、特に水を頻繁に使用する箇所の汚れは、カビ
やスライムに起因する有機物や不溶性の無機物によるも
のが多く、界面活性剤を主成分とする通常の洗浄剤では
なかなか除去することが出来ないため、これらの汚れを
除去するには、従来塩素系又は酸素系漂白剤を主成分と
するものを用いる方法が採られてきた。
素系漂白剤を主成分とするものは、汚れの除去性能は優
れているものの、目や皮膚を痛める危険性が大きい上、
塩素臭が強く、使用する際には十分な換気に留意しなけ
ればならず、また酸性の洗浄剤と誤って併用した場合、
有害な塩素ガスを発生する等の欠点を有している。
代表される酸素系漂白剤を主成分とするものは、塩素ガ
スを発生するという欠点はないが、高温環境下における
保存時に分解してガスが発生するため、密閉したパッケ
ージ或いは容器に収納した場合、内圧により膨脹し、破
裂してしまうという欠点を有している(例えば特表平9
−502742号公報)。
湿の環境下において水分を吸収し易く、結果組成物がダ
マになったり、吸湿が激しい場合はべとついて組成物が
パッケージから取り出せなくなるという欠点があり、ま
た洗浄剤をスプレー容器等により噴霧して用いるための
成分として、粉粒状の界面活性剤を使用する場合、長期
間多湿の環境下においておくと、吸湿するためにダマに
なったり、べとついたりするという欠点を有している。
従来技術の実情に鑑みてなされたものであって、高温、
多湿の環境下に長期保存してもパッケージの膨脹、破裂
が無く、また内容物の性状に変化をもたらさないパッケ
ージを提供することを目的とする。
る保存安定性に優れた酸素系の洗浄剤を収納するパッケ
ージを開発するために鋭意研究を重ねた結果、ピンホー
ルを有し、且つ特定範囲の透湿度を有したパッケージを
用いることにより、或いは過酸化物成分と少なくとも粉
粒状の界面活性剤を含有する成分とを分離して収納し、
該過酸化物成分側のパッケージにピンホールを開けるこ
とにより、前記目的を達成し得ることを見出し、この知
見に基づいて本発明を完成するに至った。
成分を含有する洗浄剤組成物を収納するパッケージにお
いて、該パッケージがピンホールを有し、且つ透湿度が
30g/m2・24hr以下の材料からなることを特徴と
する洗浄剤組成物用パッケージが提供される。第二に、
過酸化物成分と粉粒状の界面活性剤を含有する洗浄剤組
成物を収納するパッケージにおいて、過酸化物成分と少
なくとも粉粒状の界面活性剤を含有する成分とを分離し
て収納し、しかも該過酸化物成分側のパッケージにピン
ホールを有していることを特徴とする洗浄剤組成物用パ
ッケージが提供される。
する。本発明は、過酸化物成分を含有する洗浄剤組成物
を収納するパッケージにおいて、該パッケージがピンホ
ールを有し、且つ透湿度が30g/m2・24hr以下の
材料からなるか、或いは過酸化物成分と粉粒状の界面活
性剤を含有する洗浄剤組成物を収納するパッケージにお
いて、過酸化物成分と少なくとも粉粒状の界面活性剤を
含有する成分とを分離して収納し、しかも該過酸化物成
分側のパッケージにピンホールを有していることを特徴
とする。
用いられる有機或いは無機の過酸化物が挙げられ、無機
過酸化物としては、例えばアルカリ金属過ホウ酸塩、過
炭酸塩、過リン酸塩及び過硫酸塩が挙げられる。この中
でも特に好ましいのは、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナ
トリウム及び過硫酸カリウムである。また、有機過酸化
物としては、ヒドロ過酸化物、過酸化(ジ)アルキル、
過カルボン酸、過酸化(ジ)アシル、過酸エステル、過
ジ炭酸エステル、過炭酸エステル、ジ過炭酸エステル、
過シュウ酸エステル、アルキル過酸化物ラジカル等が挙
げられる。
いることができる。本発明においてはこれらの過酸化物
以外に、ペルオキシ酸前駆体と組み合わせて使用しても
よい。これらのペルオキシ酸前駆体としては、過酸化水
素遊離化合物と共に用いられ、浴中で有機過酸を生成す
るものが挙げられる。但し、2包分離型パッケージの場
合は、これらのペルオキシ酸前駆体は、前記過酸化物と
は分離して、パッケージ化することが好ましい。
ト、アシルアルキルフェノールスルホネート、アシルフ
ェノールカルボキシレート、アシル化クエン酸エステ
ル、アシルアルキルフェノールカルボキシレート、芳香
族二価カルボン酸と四級化アミンを有するアルコールと
のエステル、等のエステル類;ナトリウム−4−ベンゾ
イルオキシベンゼンスルホネート、ナトリウム−1−メ
チル−2−ベンゾイルオキシベンゼン−4−スルホネー
ト、ナトリウムノナノイルオキシベンゼンカルボキシレ
ート、ナトリウムデカノイルオキシベンゼンカルボキシ
レート、アセチルトリエチルシトレート、2−(4−メ
トキシカルボニルベンゾイルオキシ)−N,N,N−ト
リメチルエタンアミニウムメトサルフェート等が挙げら
れる。
N’,N’−テトラアセチルエチレンジアミンが、また
第4級アンモニウム置換ペルオキシ酸前駆体としては、
N,N,N,−トリメチルアンモニウムトルイルオキシ
ベンゼルスルホネート、2−(N,N,N−トリメチル
アンモニウム)エチル−4−スルホフェニルカーボネー
ト等が挙げられる。
浄剤の必須成分として用いるが、更に粉粒状の界面活性
剤を用いる場合には、2包分離型パッケージとするのが
好ましい。この場合の界面活性剤としては、一般に使用
される界面活性剤を用いることが出来る。この界面活性
剤としては、例えばアルキル硫酸塩、アルキルベンゼン
スルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫
酸塩、α−スルホ脂肪酸アルコールエステル塩、スルホ
コハク酸モノエステル塩等の陰イオン性界面活性剤、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸
エステル、アルキルグリコシド、アルキルグリコシド脂
肪酸エステル、等の非イオン性界面活性剤、長鎖モノ、
ジアルキル四級アンモニウム塩、アミンオキシド等の陽
イオン性界面活性剤、カルボシキベタイン、スルホベタ
イン等の両性界面活性剤等が挙げられる。
知の方法で行えばよく、スプレードライ等を用いるとよ
い。粉体化の際に、無機の粉体、例えば炭酸ナトリウ
ム、ゼオライト等を混合して粉体化することは任意であ
る。
により更に界面活性剤を洗浄剤の必須成分として用いる
が、これら以外にも金属錯体、アルカリ剤を含むことが
好ましい。金属錯体としては、中心金属のまわりに配位
子が結合しているものが挙げられる。具体的には、ピリ
ジン、エチレンジアミン等の2座配位子、ターピリジ
ン、ポルフィリン等の3座以上平面配位子、環状アミン
等の3座以上立体配位子、2核確定配位子等の配位子が
金属に結合したものが挙げられる。
られるが、その中でも特にV、Cr、Mn、Fe、C
o、Ni、Cu、Zn、Mo、Tc、Ru、Rh、P
d、W、Re、Ir、Pt、Au、より選ばれるII〜VI
I価の酸化状態の遷移金属が好ましい。
も、酸素系洗浄剤組成物浴中で形成されてもよい。ま
た、これらの金属錯体は単核でも多核でもよい。配位子
の種類及び金属の酸化状態で、2核又は多核の金属錯体
を形成し得る。該錯体中で配位種及び/又は架橋種が金
属中心間の架橋を形成している。
モニウムの水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩等、水に溶解
してアルカリ性を呈するものであればよいが、取り扱い
やすくpHの調整が容易であるという点で、炭酸ナトリ
ウム又は炭酸カリウムが好ましい。特に好ましいのは炭
酸カリウムである。
どを向上させる目的で、所望によりビルダー、ラジカル
捕捉剤、アルコール類、増粘剤、香料、色素、酵素など
を適宜配合することが出来る。
物の分解に伴うガスをリークさせるピンホールを設ける
必要がある。ピンホールを設けない場合、経時によりガ
スが充満し、パッケージが膨脹するばかりでなく、破裂
するという危険性を有している。
ず、また大きさについても特に限定されないが、円形に
抜き取る場合、直径が1mm以下が好ましく、より好ま
しくは0.5mm以下である。1mmより大きいと、経
時により組成物の性状が変化する可能性があると共に、
組成物が漏れる危険性があるので好ましくない。
その直径が2mm以下であることが好ましく、より好ま
しくは0.8mm以下である。2mmより大きいと円形
に抜き取る場合と同様に、経時により組成物の性状が変
化する可能性があると共に、組成物が漏れる危険性があ
るので好ましくない。
切り込みを入れた場合は、線の長さが5mm以下が好ま
しく、より好ましくは3mm以下である。5mmより長
い場合は経時により組成物の性状が変化する可能性があ
ると共に、組成物が漏れる危険性があるので好ましくな
い。
れないが、円形に抜き取る場合はパッケージフィルムの
製造時に、円形刃型によって所定の位置に打ち抜けばよ
い。また、針状物質の先端で突き刺すことにより円形に
開ける場合は、酸素系洗浄剤組成物をパッケージフィル
ムに充填・ヒートシールして酸素系洗浄剤組成物品を製
造する際に、充填包装機に針状突き刺し装置を付加して
所定の位置に円形のピンホールを開ければよい。
みを入れる場合も、針状物質の先端で突き刺して円形に
開ける場合と同様に、酸素系洗浄剤組成物をパッケージ
フィルムに充填・ヒートシールして酸素系洗浄剤組成物
品を製造する際に、充填包装機に切り込み装置を付加し
て所定の位置に線状のピンホールを開ければよい。尚、
線状の切り込みは、袋物品のヒートシール部に通常付与
されている開放用の切り込みノッチを延長して付加する
ことも可能である。
度として30g/m2・24hr以下の物性を有している
必要があり、透湿度がこれより大きい場合、経時により
組成物がダマになったり、べたついたりするので好まし
くない。より好ましくは透湿度は、10g/m2・24h
r以下である。
に、洗浄剤の必須成分として過酸化物と粉粒状の界面活
性剤とを用いた場合には、2包分離型パッケージとする
ことが好ましい。即ち、この場合には、全洗浄剤成分を
パッケージに収納する際に、過酸化物成分とそれ以外の
成分を分離して収納する。分離せずに一体で収納した場
合には、長期間多湿下に保存した時の安定性が悪くなる
傾向が生じるので好ましくない。尚、ペルオキシ酸前駆
体に関しては、分離して保存した方が好ましいが、この
限りではない。また、この場合のパッケージには、過酸
化物の分解に伴うガスをリークさせるピンホールを、過
酸化物を収納する側に設ける必要がある。
ッケージの素材は1包型の場合と異なり特に限定されな
いが、やはり透湿度として30g/m2・24hr以下の
物性を有しているものが好ましい。透湿度がこれより大
きい場合、経時により組成物がダマになったり、べたつ
いたりする傾向がでやすくなる。より好ましくは透湿度
は10g/m2・24hr以下である。
ージの素材としては、前記透湿度の点以外、特に限定さ
れるものではなく、各種フィルムを2種類以上融着或い
は接着剤等で積層した多層フィルムが好適に使用され
る。この様に複合化した多層フィルムの例としては、防
湿セロハン/ポリプロピレン(PP)、PP/延伸PP
(OPP)、OPP/ポリエチレン(PE)、ナイロン
/PE、ポリエチレンテレフタレート(PET)/P
E、PET/ナイロン/PP、ナイロン/PP/エチレ
ンビニルアルコール(EVOH)等が挙げられる。
をフィルムに蒸着させたものを複合化した多層フィルム
が使用される。この様な例としては、PET/PE/ア
ルミ蒸着フィルム/PE、PET/ナイロン/アミル蒸
着フィルム/PP、ナイロン/シリカ蒸着フィルム/P
E、シリカ蒸着フィルム/ナイロン/PE等が挙げられ
る。
れず、トータルの厚みとして、30μm〜100μmが
好適である。
するが、本発明はこれらの例によって何ら限定されるも
のではない。
を持ち、TPDC及び金属錯体は合成品である。 PC;過炭酸ナトリウム;三菱ガス化学社製 TAED:N,N,N’,N’−テトラアセチルエチレ
ンジアミン;ヘキスト社製 TPDC:2−(4−メトキシカルボニルベンゾイルオ
キシ)−N,N,N−トリメチルエタンアミニウム メ
トサルフェート 金属錯体:[Mn2(μ−O)3(Me−TACN)2]
(PF6)2 界面活性剤:α−オレフィンスルホン酸ナトリウム(粉
粒状);自社製 炭酸カリウム;旭硝子社製
保存安定性及び透湿度は、次のようにして測定した。
ケージに各種洗浄剤成分を充填し、図1の様に斜線部分
をヒートシールしたサンプルに、丸の中央部分に直径が
0.2mmになる様に針でピンホールを開け、50℃の
恒温槽で1ヶ月間保存した。保存後のパッケージ中央部
(厚み方向)の膨らみをノギスで測定し、イニシャル
(保存開始前)からの膨らみにより、以下の基準により
評価した。
分離型パッケージに各種洗浄剤成分を図2に示した様
に、過酸化物成分とそれ以外の成分を別々に充填し、斜
線部分をヒートシールしたサンプルに、丸の中央部分に
直径が0.2mmになる様に針でピンホールを開け、5
0℃の恒温槽で1ヶ月間保存した。保存後のパッケージ
中央部(過酸化物側の厚み方向)の膨らみをノギスで測
定し、イニシャル(保存開始前)からの膨らみにより、
以下の基準により評価した。
様に調製したサンプルを、25℃(65%)×16hr
⇔45℃(85%)×8hrのリサイクル条件で2ヶ月
間保存し、以下の基準により評価した。
料の透湿度試験方法;カップ法)に準じて試験を行っ
た。カップを清浄にし乾燥した後40℃まで温め、吸湿
剤(塩化カルシウム・無水)を入れた皿をカップに入れ
て水平に保ったカップ台にのせる。この時吸湿剤の表面
はできるだけ平らにし、試験片の下面との距離が3mm
くらいになるようにする。試験片をカップと同心円にな
るような位置にのせ、ガイドをカップ台の溝に合わせて
かぶせる。
密着するまでリングを押し込み、その上に重りをのせリ
ングが移動しないようにガイドを垂直に引き上げて取り
除く。カップを水平に回転しながら溶融した封ろう剤を
カップの周縁の溝に流し込み試験片の縁を封かんする。
封ろう剤が固化したら重りとカップ台を取り除き、封か
ん部分以外に付着した封ろう剤を取り除いて試験体とす
る。
槽に入れ、24時間置いたのち取り出して室温と平衡さ
せ、質量を測定する。試験体を再び恒温恒湿槽中に入
れ、24時間、48時間の時間間隔でカップを秤量する
操作を繰り返してカップの質量増加を求め、5%以内で
一定になるまで試験を続ける。
×m)/t・s s:透湿面積 t:試験を行った最後の二つの秤量間隔の時間の合計 m:試験を行った最後の二つの秤量間隔の増加質量の合
計
g、炭酸カリウム;3gの組成物を、表1に示した素材
を用いて図1の様にパッケージ化し、パッケージの膨脹
性、保存安定性の評価を行った。また、ピンホールは針
を用いて図1の円の中央部分に、直径0.3mmの所ま
で突き刺して開けた。尚、ピンホールを開けない場合の
結果を比較例として挙げた。その結果を表1に示す。
g、炭酸カリウム;3gの組成物を、表2に示した素材
を用いて図1の様にパッケージ化し、パッケージの膨脹
性、保存安定性の評価を行った。また、ピンホールは針
を用いて図1の円の中央部分に、直径0.3mmの所ま
で突き刺して開けた。その結果を表2に示す。
g、炭酸カリウム;3gの組成物を、表3に示した素材
を用いて図1の様にパッケージ化し、パッケージの膨脹
性、保存安定性の評価を行った。また、ピンホールは針
を用いて図1の円の中央部分に、直径0.3mmの所ま
で突き刺して開けた。その結果を表3に示す。
0gを左側のパッケージに充填し、右側のパッケージに
TPDC;10g、金属錯体;0.01g、界面活性
剤;3g、炭酸カリウム;3gを充填し、ヒートシール
を行うことによりパッケージ化し、図2の様に円の中央
部に、針を用いて直径0.3mmの所まで突き刺してピ
ンホールを開けた。このものを用いてパッケージの膨脹
性、保存安定性の評価を行った。また、PC側にピンホ
ールを開けない場合の結果を比較例として挙げた。その
結果を表4に示す。
0gとTAED;2gを左側のパッケージに充填し、右
側のパッケージに金属錯体;0.01g、界面活性剤;
3g、炭酸カリウム;3gを充填し、ヒートシールを行
うことによりパッケージ化し、図2の様に円の中央部
に、針を用いて直径0.3mmの所まで突き刺してピン
ホールを開けた。このものを用いてパッケージの膨脹
性、保存安定性の評価を行った。また、上記の成分を分
離せずに、一体にパッケージ化し、ピンホールを開けな
かった場合の結果を比較例として挙げた。その結果を表
5に示す。
0gを左側のパッケージに充填し、右側のパッケージに
TPDC;10g、金属錯体;0.01g、界面活性
剤;3g、炭酸カリウム;3gを充填し、ヒートシール
を行うことによりパッケージ化し、図2の様に円の中央
部に、針を用いて直径0.3mmの所まで突き刺してピ
ンホールを開けた。このものを用いてパッケージの膨脹
性、保存安定性の評価を行った。その結果を表6に示
す。
ジは、高温、多湿の環境下に長期保存してもパッケージ
の膨脹、破裂が悪く、また内容物の性状に変化をもたら
さないものであることがわかる。
ケージは、ピンホールを有し、且つ特定範囲の透湿度を
有する材料からなるものとしたころから、又は過酸化物
成分と少なくとも粉粒状の界面活性剤を含有する成分と
を分離して収納し、該過酸化物成分側のパッケージにピ
ンホールを設けたものとしたことから、高温、多湿の環
境下に長期保存してもパッケージの膨脹、破裂が無く、
また内容物の性状に変化をもたらさないものである。
る。
説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 過酸化物成分を含有する洗浄剤組成物を
収納するパッケージにおいて、該パッケージがピンホー
ルを有し、且つ透湿度が30g/m2・24hr以下の材
料からなることを特徴とする洗浄剤組成物用パッケー
ジ。 - 【請求項2】 過酸化物成分と粉粒状の界面活性剤を含
有する洗浄剤組成物を収納するパッケージにおいて、過
酸化物成分と少なくとも粉粒状の界面活性剤を含有する
成分とを分離して収納し、しかも該過酸化物成分側のパ
ッケージにピンホールを有していることを特徴とする洗
浄剤組成物用パッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9311482A JPH11131092A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 洗浄剤組成物用パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9311482A JPH11131092A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 洗浄剤組成物用パッケージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11131092A true JPH11131092A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=18017770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9311482A Pending JPH11131092A (ja) | 1997-10-27 | 1997-10-27 | 洗浄剤組成物用パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
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