JPH0640709A - 安定な過炭酸ソーダ及びその製造法並びに安定な過炭酸ソーダを含有する漂白洗浄剤組成物 - Google Patents
安定な過炭酸ソーダ及びその製造法並びに安定な過炭酸ソーダを含有する漂白洗浄剤組成物Info
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- JPH0640709A JPH0640709A JP5094464A JP9446493A JPH0640709A JP H0640709 A JPH0640709 A JP H0640709A JP 5094464 A JP5094464 A JP 5094464A JP 9446493 A JP9446493 A JP 9446493A JP H0640709 A JPH0640709 A JP H0640709A
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Abstract
酸アルカリ金属塩からなる群(A)から選ばれた被覆
剤、及び炭酸塩、重炭酸塩及び硫酸塩からなる群(B)
から選ばれた被覆剤を用い、且つ、前記(A)群及び前
記(B)群から選ばれた少なくとも1種の被覆剤を水性
スラリー状被覆剤として過炭酸ソーダの表面を被覆する
ことを特徴とする過炭酸ソーダの製造法、その製造法に
よって製造された安定な過炭酸ソーダ、並びに必須成分
として界面活性剤を含有する粉末洗剤組成物と上記製造
法によって製造された安定な過炭酸ソーダを含有する漂
白洗浄剤組成物。 【効果】 漂白剤組成物、洗剤組成物、特にゼオライト
を含有する洗剤組成物に配合した場合の安定性に優れた
過炭酸ソーダが得られる。また、安定な過炭酸ソーダの
製造に際し、被覆剤の添加量及び溶媒の量等の制限がな
くなる。
Description
た過炭酸ソーダの製造法、その方法によって製造された
過炭酸ソーダおよびそれを含有する漂白洗浄剤組成物に
関する。更に詳しくは、特定の被覆剤を水スラリー状態
で用いて、過炭酸ソーダ粒子の表面を処理する工程を含
む、漂白剤の主成分として又は洗剤に好適に配合できる
過炭酸ソーダの製造法に関する。
しくは除菌剤組成物に配合される主基剤として、又はそ
れ自体が酸化剤として周知のものであり、一般的に炭酸
ソーダと過酸化水素を作用させて製造され、一般式 2Na
2CO3・3H2O2 で表され、炭酸ソーダに過酸化水素が付加
したものである。過炭酸ソーダは、塩素系漂白剤に比
べ、常温での漂白力はやや落ちるものの、色柄物の漂白
にも使用できること、生地を損なうことがないこと及び
生地を黄変させることがないこと等のため、家庭用ある
いは業務用漂白剤組成物において広く使用されている。
は、その分解生成物が全く無公害であり、排水汚染等の
公害問題を引き起こさない点にある。
り、保存時に活性が低下するなどの問題がある。その
上、不純物として微量な金属類、例えば鉄や銅などが存
在する場合、これらが触媒として作用するために、過炭
酸ソーダの活性の低下は更に加速される。また、近年で
は、閉鎖系水域での環境汚染問題から、洗剤ビルダーと
してリン化合物に替わって合成ゼオライトが使用され
た、低リン・無リン化洗剤が広く普及している。しかし
ながら、ゼオライトもまた触媒として作用するため、ゼ
オライトを配合した洗剤中においては、過炭酸ソーダは
非常に不安定になり、ゼオライトによる触媒的分解作用
を受けて急速に有効酸素を失ってしまう。
基剤としては、過硼酸ソーダが知られている。この過硼
酸ソーダは、洗剤組成物等に比較的安定に配合すること
ができるが、溶解度が小さい為、その使用温度を高くす
る必要があるため、洗濯等の水仕事を低い温度で行う国
においては、漂白剤組成物の基剤として過硼酸ソーダは
殆ど使用されていない。
ソーダを洗剤組成物中に安定に配合することができれ
ば、洗濯と同時に漂白も行うことができて好都合である
ことから、過炭酸ソーダの貯蔵安定性を高める技術の開
発が強く望まれている。
は、数多くの研究がなされており、種々の方法が提案さ
れている。例えば、英国特許第1575792号には、
過酸化物の被覆剤として硼酸(オルトホウ酸、メタホウ
酸、テトラホウ酸)を使用することが開示されており、
特公昭61−4879号には、過酸化物の被覆剤として
硼酸塩水溶液を使用することが開示されている。また、
特公平3−52795号には、過炭酸ソーダを被覆する
ために硼酸塩水溶液を使用すること、および、過炭酸ソ
ーダをホウ酸塩と珪酸塩とを含む複合被覆剤水溶液を用
いて被覆することが開示されている。更に、上記公報に
は、これらの被覆剤の他に第二成分或いは第三成分とし
て炭酸ソーダ等を更に追加溶解した複合被覆剤水溶液を
過炭酸ソーダを被覆するために用い、その水溶液を過炭
酸ソーダに噴霧して処理する方法が記載されている。
ダの安定化技術の内、英国特許第1575792号に開
示された方法によって製造された過炭酸ソーダは、貯蔵
安定性、被覆強度並びに溶解性の点で十分なものとは言
えない。また、特公昭61−4879号、特公平3−5
2795号に記載されている方法によって製造された過
炭酸ソーダは、それが洗剤組成物に配合された時の貯蔵
安定性は飛躍的に改善されていたが、未だ過硼酸ソーダ
並みの安定度を得るには至っておらず、必ずしも満足し
得るものではなかった。
ーダが配合されてなる漂白洗浄剤組成物も研究されてい
る。例えば、特公昭58−217599号には、硼酸塩
を含む被覆剤組成物によって表面を被覆された過炭酸ソ
ーダを配合した漂白洗浄剤組成物が記載されている。し
かしながら、この公報には、漂白洗浄剤組成物に配合さ
れる表面を被覆された過炭酸ソーダに関して、過炭酸ソ
ーダの被覆方法は特定されない旨の記載があり、実施例
の欄には、硼酸塩水溶液を用いて過炭酸ソーダの被覆処
理を行う旨の記載がなされている。
成物又は洗剤組成物、特にゼオライトを含有する洗剤組
成物に、過炭酸ソーダを配合したとき、その貯蔵安定性
が、過硼酸ソーダを配合した時の貯蔵安定性と同等或い
はそれ以上である、貯蔵安定性に優れた過炭酸ソーダを
得るべく鋭意検討した結果、特定の被覆方法を用いるこ
とで優れた貯蔵安定性を示す過炭酸ソーダが得られるこ
とを見出し、本発明を完成した。
硼酸塩及び珪酸アルカリ金属塩からなる群(A)から選
ばれた少なくとも1種の被覆剤と、炭酸塩、重炭酸塩及
び硫酸塩からなる群(B)から選ばれた少なくとも1種
の被覆剤で処理する工程を含み、且つ前記(A)群及び
前記(B)群から選ばれた少なくとも1種の被覆剤を水
性スラリー状被覆剤として使用することを特徴とする安
定な過炭酸ソーダの製造法、その製造法によって製造さ
れた安定な過炭酸ソーダ、及び、界面活性剤を必須成分
として含有する粉末洗剤組成物と、上記本発明の製造法
によって製造された安定な過炭酸ソーダを含有する漂白
洗浄剤組成物を提供するものである。
群及び(B)群よりそれぞれ少なくとも1種の被覆剤を
選び、これらを水分と共に混合して水分含量30〜90
重量%のスラリー状被覆剤組成物とし、該スラリー状被
覆剤組成物で過炭酸ソーダの表面を被覆する製造法であ
る。 (A)群:硼酸塩及び珪酸アルカリ金属塩 (B)群:炭酸塩、重炭酸塩及び硫酸塩 この場合、(A)群の被覆剤と(B)群の被覆剤の配合割
合が、重量比で(A)/(B)=1/20〜20/1で
あり、且つ全被覆剤の量が過炭酸ソーダに対して0.1
〜30重量%が好ましく、また、(B)群の被覆剤の平
均粒径が、10〜500μmの範囲が好ましい。
前記(B)群の被覆剤及び水を含有し、水分含量が30
〜90重量%で、且つ(A)群及び(B)群の被覆剤の
うち少なくとも1種を分散質とする水性スラリー状被覆
剤により行なう。 過炭酸ソーダ表面の処理を、前記(A)群又は前記
(B)群から選ばれる少なくとも1種の被覆剤を分散質
とする水性スラリー状被覆剤と、前記(A)群又は前記
(B)群から選ばれる少なくとも1種の被覆剤を溶質と
する被覆剤水溶液とで行なう。 過炭酸ソーダの表面を水性スラリー状被覆剤で被覆す
る工程を含み、該被覆工程が、硼酸塩及び珪酸アルカリ
金属塩からなる群(A)から選ばれた少なくとも1種の
被覆剤と、炭酸塩、重炭酸塩及び硫酸塩からなる群
(B)から選ばれた少なくとも1種の被覆剤により行わ
れ、且つ前記(A)群及び前記(B)群から選ばれた少
なくとも1種の被覆剤が前記水性スラリー状被覆剤の分
散質として使用される。
ソーダと過酸化水素とを水性媒体中で反応させ、反応生
成物を濾別し、それを乾燥させるという湿式製法、或い
は、乾燥気流中において、炭酸ソーダ水溶液と過酸化水
素とを噴霧して反応させ、そのまま乾燥する乾式製法な
どの一般的製法で得られたものを使用し得る。これらの
方法で得られる過炭酸ソーダ結晶粒子中には、種々の目
的から、反応時もしくは濾別後もしくは乾燥後に添加さ
れた、珪酸塩、有機キレート剤、リン酸塩、ポリアクリ
ル酸塩、マグネシウム塩等が含有されていてもよい。
し得る硼酸塩としては、ナトリウム塩が好ましく、四ホ
ウ酸ソーダ(ホウ砂、Na2O・2B2O3 )、オクタホウ酸ソ
ーダ(Na2O・4B2O3)、ペンタホウ酸ソーダ(Na2O・5B2O
3)、メタホウ酸ソーダ(NaBO2) 等が挙げられ、特に好ま
しくはメタホウ酸ソーダである。これら硼酸塩には、無
水塩、有水塩があるが、特に限定されるものではない。
また、被覆剤(A)として使用し得る珪酸アルカリ金属
塩のうち、珪酸ソーダは、Na2O・nSiO2・xH2O(n= 0.5
〜4、n はSiO2/NaOのモル比) で表されるもので、例え
ばオルト珪酸ソーダ(2Na2O・SiO2・xH2O、n =0.5)、セ
スキ珪酸ソーダ(3Na2O・2 SiO2・xH2O、n =0.67) 、メ
タ珪酸ソーダ (Na2O・SiO2・xH2O、n =1)等の結晶性
珪酸ソーダ、及び、Na2O・nSiO2 (n=1〜4)で表され
る非結晶性珪酸ソーダが挙げられる。これらは、水溶液
及びそれを乾燥させて得た粉末として市販されている。
なお、被覆剤(A)としては、硼酸塩と、珪酸アルカリ
金属塩を併用することもでき、その重量比は、硼酸塩/
珪酸アルカリ金属塩=20/1〜1/1、好ましくは1
0/1〜1/1である。
ては、例えば炭酸ソーダ、炭酸カリウム、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム等があげられるが、好ましくは炭
酸ソーダであり、特に無水塩が好ましい。また、被覆剤
(B)として使用し得る重炭酸塩としては、例えば重炭
酸ソーダ、重炭酸カリウム等があげられるが、好ましく
は重炭酸ソーダである。さらに、被覆剤(B)として使
用し得る硫酸塩としては、例えば硫酸ソーダ、硫酸カリ
ウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム等があげられ
るが、好ましくは硫酸ソーダ及び硫酸マグネシウムであ
る。
ラリー状被覆剤を作るためには、被覆剤粉末の粒径は微
細なほど良い。特に、(B)群の被覆剤は、粉末の平均
粒径が3〜500μmのものを用いるのがよく、10〜
500μmのものを用いるのがさらによく、作業性から
は、10〜200μmの範囲内のものを用いるのが特に
好ましい。
(それぞれの合計量の割合)は、重量比で(A)/
(B)=1/20〜20/1が好ましく、1/10〜1
0/1がさらに好ましく、1/5〜5/1が特に好まし
い。
0.1〜30重量%が好ましく、1〜20重量%がさら
に好ましく、2〜20重量%が特に好ましい。
とも1種をスラリー化して過炭酸ソーダの表面に被覆処
理することである。
は、被覆剤(A)及び/又は被覆剤(B)と、水よりな
り、被覆剤(A)及び被覆剤(B)のうちの少なくとも
1種が、微細な固体粒子として、被覆剤(A)及び/又
は被覆剤(B)の水溶液中に混在しており、且つ流動性
を有しているものをいう。具体的には、被覆剤が、溶解
可能な量を越えて存在するために、被覆剤の水溶液中に
分散している状態、被覆剤が、完全な溶解に至る前の未
溶解段階にあるために、被覆剤の水溶液中に分散してい
る状態、若しくは、上記被覆剤の未溶解の微細な固体粒
子と、温度変化、撹拌等の刺激或いは経時変化等によっ
て水溶液中から析出したより微細な固体粒子とが、被覆
剤の水溶液中に混在して分散しており、流動性を有して
いる状態にあるスラリーを挙げることができる。
ばれる少なくとも一種の被覆剤を水性スラリー状被覆剤
として用い、最終的には被覆剤(A)及び(B)の両方
で過炭酸ソーダを被覆することを特徴とするものであ
る。また、被覆剤(A)又は(B)の一方を水性スラリ
ー状被覆剤として他方の粉末で用いることもできる。た
だし、被覆剤(A)及び(B)双方の水溶液、水溶液と
粉末、粉末と粉末の組み合わせは本発明では除かれる。
下記の群から選ばれる被覆剤組成物の少なくとも1種で
行なれる。 (1)前記(A)群の被覆剤と前記(B)群の被覆剤を
含有し、被覆剤の少なくとも1種が分散質として存在す
る水性スラリー状被覆剤組成物 (2)前記(A)群の被覆剤を含有する水性スラリー状
被覆剤組成物と、前記(B)群の被覆剤を含有する水溶
液 (3)前記(B)群の被覆剤を含有する水性スラリー状
被覆剤組成物と、前記(A)群の被覆剤を含有する水溶
液 (4)前記(A)群の被覆剤を含有する水性スラリー状
被覆剤組成物と、前記(B)群の被覆剤を含有する水性
スラリー状被覆剤組成物 (5)前記(A)群の被覆剤を含有する水性スラリー状
被覆剤組成物と、前記(B)群の被覆剤の粉末 (6)前記(B)群の被覆剤を含有する水性スラリー状
被覆剤組成物と、前記(A)群の被覆剤の粉末 (ただし、2種以上の被覆剤組成物を使用する場合は、
被覆剤組成物による処理の順序は限定されない。)水性
スラリー状被覆剤中に分散している固形分量は、一般的
には1重量%以上、好ましくは2〜50重量%、更に好
ましくは2〜20重量%である。その際の水性スラリー
状被覆剤の水分含量は、30〜90重量%、好ましくは
50〜70重量%である。水分含量が30重量%未満の
水性スラリー状被覆剤を用いると、本発明の効果が得ら
れないだけでなく、原料過炭酸ソーダへの水性スラリー
状被覆剤の均一な添加が難しくなる為に、作業性におい
ても有利ではない。
しては、分散媒である水と被覆剤成分とを、高速回転下
における混練、せん断に供することにより、被覆剤成分
を微細な固体粒子とするが、より均一で微細な固体粒子
を作製できればこの限りではない。
組成物(スラリー)中には、水と被覆剤成分の他に、エ
チレンジアミン四酢酸塩、ニトリロ三酢酸塩、ヒドロキ
シエチルイミノジ酢酸塩等の金属イオン封鎖剤を含有せ
しめてもよい。含有させる金属イオン封鎖剤の量は、過
炭酸ソーダに対して0.01〜3重量%が好ましい。金
属イオン封鎖剤はスラリー状被覆剤組成物に添加する
が、別途被覆剤水溶液を用いる場合には該被覆剤水溶液
に添加して用いてもよい。
法は、特に限定されないが、例えば、過炭酸ソーダをバ
ッチ式撹拌混合機に入れ、撹拌させながら、そこに、そ
れぞれ少なくとも1種の被覆剤(A)及び被覆剤(B)
を含有するスラリー状被覆剤組成物を徐々に添加し、熱
風乾燥することによって、容易に製造することができ
る。
た過炭酸ソーダの平均粒子径は、通常は100〜200
0μmであり、好ましくは、使用目的によるが、250
〜1000μmまたは300〜1200μmである。特
に、保存安定性と溶解性の観点からは、被覆された過炭
酸ソーダの平均粒子径は300〜1200μmであるこ
とが好ましい。1200μmよりも平均粒子径が大きい
場合には、使用時の溶解時間が長すぎて充分に漂白性能
を発揮できず、一方、300μmよりも小さい場合に
は、被覆された過炭酸ソーダが他の成分に配合された場
合に、被覆過炭酸ソーダ以外の成分粒子が被覆過炭酸ソ
ーダに接触することによる保存安定性への影響を受け易
くなる。
粒度分布が狭いことが好ましく、平均粒子径の前後±2
00μmの間に、30%以上の重量分率で被覆過炭酸ソ
ーダ粒子が含まれていることが好ましい。
炭酸ソーダは、漂白洗浄剤組成物に配合した場合、特に
ゼオライトのような分解触媒が共存する厳しい条件下に
おかれた場合でも、過硼酸ソーダと同等以上の安定性を
示す。このことは、まさに驚くべきことであって、この
安定性の水準は、従来の技術では到達することのできな
かったものである。
洗浄剤組成物が初めて得られたのであって、本発明は、
必須成分として界面活性剤を含有する粉末洗剤組成物
と、本発明の製造法によって製造された安定な過炭酸ソ
ーダ、即ち、硼酸塩及び珪酸アルカリ金属塩からなる群
(A)から選ばれた少なくとも1種の被覆剤と、炭酸
塩、重炭酸塩及び硫酸塩からなる群(B)から選ばれた
少なくとも1種の被覆剤で表面が処理され、且つ前記
(A)群及び前記(B)群から選ばれた少なくとも1種
の被覆剤を水性スラリー状被覆剤として使用することを
特徴とする製造法により製造された安定な過炭酸ソーダ
からなる漂白洗浄剤組成物を提供するものである。
面活性剤のうち、非イオン界面活性剤としては、以下に
示される化合物、すなわち、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルアミン、
グリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸アルカノールア
ミド、アルキルグルコシド、アルキルアミンオキサイド
等が挙げられる。これらのうち、主非イオン性界面活性
剤としては、炭素数10〜15、好ましくは12〜14
の、直鎖または分岐鎖の、1級または2級のアルコール
のエチレンオキサイド付加物であって、エチレンオキサ
イド平均付加モル数が5〜15、好ましくは6〜12、
さらに好ましくは6〜10のポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルを使用するのが望ましい。
ンゼンスルホン酸塩、アルキルまたはアルケニルエーテ
ル硫酸塩、アルキルまたはアルケニル硫酸塩、αーオレ
フィンスルホン酸塩、αースルホ脂肪酸塩またはエステ
ル塩、アルキルまたはアルケニルエーテルカルボン酸
塩、アミノ酸型界面活性剤、Nーアシルアミノ酸型界面
活性剤、アルキルまたはアルケニル燐酸エステルまたは
その塩等が例示される。
たはスルホベタイン型等の両性界面活性剤が、カチオン
型界面活性剤としては、第4アンモニウム塩〔例えばジ
(硬化牛脂アルキル)ジメチルアンモニウムクロリドや
欧州特許第239910号記載の4級アンモニウム塩〕
や、アルキルアミン又はその塩酸塩(例えば特開平4ー
108174記載のアルキルアミン)等が例示される。
酸ソーダを1〜99重量%含有するものである。また、
界面活性剤は粉末洗剤組成物中に60重量%未満の範囲
で配合される。ここで粉末洗剤組成物とは、漂白洗浄剤
組成物中の安定な過炭酸ソーダ以外の全ての成分を含有
する組成物いう。本発明の漂白洗浄剤組成物は界面活性
剤を5〜59.4重量%、安定な過炭酸ソーダを1〜4
0重量%含有することが好ましく、更に好ましくは界面
活性剤が10〜50重量%、安定な過炭酸ソーダが2〜
20重量%である。
白活性化剤を配合することも可能である。漂白活性化剤
としては、グルコースペンタアセテート;ソルビトール
ヘキサアセテート、シュクローズオクタアセテート等の
多価アルコールの酢酸エステル等の有機過酸前駆体;テ
トラアセチルエチレンジアミンテトラアセチルグリコー
ルウリル等のNーアセチル化合物;無水フタール酸、無
水コハク酸等の有機酸無水物;特公昭63ー12520
記載の漂白活性化剤;および特開平3ー17196記載
の漂白活性化剤等が挙げられる。
ーダの配合量が全漂白洗浄剤組成物中40重量%超の時
は、全漂白洗浄剤組成物中1〜50重量%であり、好ま
しくは5〜40重量%である。また、安定な過炭酸ソー
ダの配合量が、全漂白洗浄剤組成物中1〜40重量%の
時は、全漂白洗浄剤組成物中0.1〜20重量%であ
り、好ましくは0.5〜10重量%である。漂白活性化
剤が配合された本発明の漂白洗浄剤組成物中における本
発明の過炭酸ソーダの安定性は、過硼酸ソーダの安定性
と同等以上である。
洗剤成分の一つとして本発明の漂白洗浄剤組成物に含有
させることにより、組成物系内の過炭酸ソーダの不活性
化因子の働きを隠蔽できるため、過炭酸ソーダの安定化
効果が更に高まる。 (i)カルボキシル基含有高分子化合物(平均分子量:2,
000〜200,000、カルボキシル基含有量:30
モル%以上) なお、ここで、カルボキシル基含有量30モル%以上と
は、カルボキシル基が単位モノマーあたり0.3個ある
ことを意味する。
ルボン酸またはその塩 安定化剤の配合量は、粉末洗剤組成物中0.1〜15重
量%、好ましくは1〜10重量%である。
分として、例えば以下のものも挙げられる。
ト) x(M2O’またはM”O)・Al2O3・y(SiO2)
・w(H2O) 〔式中、M’はアルカリ金属原子、M”はカルシウムと
交換可能なアルカリ土類金属原子、x,y,wは各成分
のモル数を表し、一般的には、0.7≦x≦1.5、
0.8≦y≦6、wは任意の正数である。〕上記式で示
される結晶性アルミノ珪酸塩のうち、洗浄剤ビルダーと
しては、特に、次の一般式で示されるものが好ましい。
す。〕 (2)次式で示される無定形アルミノ珪酸塩 x(M2O’)・Al2O3・y(SiO2)・w(H
2O) 〔式中、Mはナトリウム原子及び/またはカリウム原子
を表し、x,y,wは各成分のモル数を表し、0.7<
x≦1.2、1.6≦y≦2.8、wは任意の正数であ
る。〕このようなアルミノ珪酸塩は、過炭酸ソーダの分
解を促進するものであるが、本発明が提供する過炭酸ソ
ーダは、アルミノ珪酸塩が存在しても、過硼酸ソーダと
同等以上の安定性を示す。
燐酸塩等の燐酸塩;アミノトリ(メチレンホスホン
酸)、1ーヒドロキシエチリデンー1,1ージホスホン
酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)、
ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)及
びそれらの塩、2ーホスホノブタンー1,2ージカルボ
ン酸等のホスホノカルボン酸の塩;アスパラギン酸、グ
ルタミン酸等のアミノ酸の塩;ニトリロ三酢酸塩、エチ
レンジアミン四酢酸塩等のアミノポリ酢酸塩が挙げられ
る。また、ポリアクリル酸、ポリアコニット酸等の高分
子電解質、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン等の非解離高分子物質、特
開昭54−52196記載のポリアセタールカルボン酸
重合体、ジグリコール酸、オキシカルボン酸塩等の有機
酸塩等の二価金属イオン捕捉剤;珪酸塩、炭酸塩、硫酸
塩等のアルカリ剤あるいは無機電解質;特開昭60−2
27895記載の層状珪酸塩、ポリビニルピロリドン、
カルボキシメチルセルロース等の再汚染防止剤なども、
洗剤ビルダーとして挙げられる。
ク、カルシウムシリケート等 〔7〕酸化防止剤 第3ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレゾー
ル等 〔8〕蛍光染料、青味付剤、香料等。
に応じた配合がなされてよい。
常、被覆過炭酸ソーダ以外の成分、即ち洗剤成分のみで
洗剤組成物粒子を製造した後、それに被覆過炭酸ソーダ
を混合することによって得られる。
物粒子と被覆過炭酸ソーダとの接触による被覆過炭酸ソ
ーダの保存安定性の劣化を小さくするために、その粒径
ができるだけ同程度の洗剤組成物粒子と被覆過炭酸ソー
ダ粒子とを用いることが好ましい。そのために、洗剤組
成物粒子は、その平均粒径が250〜900μmであっ
て、かつ、被覆過炭酸ソーダの平均粒径に近いものであ
ることが好ましい。また、被覆過炭酸ソーダ粒子、洗剤
組成物粒子ともに、粒度分布が狭いことが好ましく、平
均粒子径の前後±200μの間に30%以上の重量分率
で粒子が含まれていることが好ましい。更には、洗剤組
成物粒子の含有水分は8重量%以下、好ましくは6重量
%以下であることが望ましい。洗剤組成物粒子の含有水
分が8重量%を超えると、過炭酸ソーダ粒子の安定性が
低下する傾向を示す。
意の範囲に入る場合は、それをそのまま用いてもよい
が、大きすぎる時は粉砕して、また、小さい時は従来よ
り知られている方法で造粒して、さらには、必要に応
じ、整粒したものを用いてもよい。また、洗剤組成物粒
子は一種類とは限らず、洗剤成分の内の一部を含む粒子
2種類以上を別々に造粒し、それらの混合物を洗剤組成
物粒子として使用してもよい。
では、本発明の被覆過炭酸ソーダは特に安定性がよく、
漂白洗浄剤組成物は、長期保存後も優れた漂白洗浄性を
示す。
であるが、被覆剤を溶液状で用いて過炭酸ソーダに被覆
した際には、被覆剤溶液が、過炭酸ソーダ表面の結晶間
の隙間から結晶内部に浸透する現象により、結晶表面、
即ち過炭酸ソーダ粒子表面への被覆効率が低下し、一
方、被覆剤を粉体のまま被覆した場合には、粉体、即ち
被覆剤の粒径の影響を受けやすいため、被覆表面、即ち
過炭酸ソーダ粒子表面の被覆層にムラが生じやすい。こ
れに対して、本発明のように、被覆剤の少なくとも1種
をより微細な流動性の良いスラリー状態で過炭酸ソーダ
表面に展開させた場合には、被覆剤がより均一にしかも
効率的に過炭酸ソーダ表面に提供されて被覆層が形成さ
れるため、被覆過炭酸ソーダの貯蔵安定性が飛躍的に向
上するものと推察される。
炭酸ソーダは、漂白剤組成物又は洗剤組成物、特にゼオ
ライトを含有する洗剤組成物に従来の過炭酸ソーダを配
合した場合以上に安定に配合することができるものであ
り、その安定性の程度は過硼酸ソーダと同等以上であ
る。すなわち、本発明の漂白洗浄剤組成物は、漂泊洗浄
性に関し、漂白剤として過硼酸ソーダが配合された漂白
洗浄剤組成物と同等以上の安定性を示す。従って、本発
明は、産業上極めて有利なものとなる。
被覆過炭酸ソーダの製造方法では、被覆剤を完全に溶媒
に溶解させる必要があったため、被覆剤の添加量及び溶
媒の量等において種々の制限があったが、本発明によれ
ば、これらの制限は全くなくなる。
が、本発明はこれらに制限されることなく実施すること
ができる。
ーダを水溶液中で反応させて得られた湿潤過炭酸ソーダ
を熱風乾燥し、原料過炭酸ソーダとした。
入れ、250rpmで撹拌を行いながら、そこに、水5
00gにメタホウ酸ソーダ4水塩〔被覆剤(A)〕を過
炭酸ソーダに対して5.5重量%を溶解させた水溶液に
表1に示した被覆剤(B)(添加率:対過炭酸ソーダ)
を供給して混練機にて製造したスラリー状被覆剤組成物
を滴下し、3分間(滴下時約30秒、滴下後約2分30秒)
撹拌を続け、熱風流動乾燥し、被覆過炭酸ソーダを得
た。
オライト貯蔵安定性試験を行い、得られた結果を表1に
示した。なお、対ゼオライト貯蔵安定性試験法は、下記
の通りである。 〔対ゼオライト貯蔵安定性試験方法〕サンプルを各々
1.0g(被覆処理して得られた過炭酸ソーダ0.90
gに市販ゼオライト0.1gを混合したもの)、50m
l容プラスチック容器に入れ、蓋(ピンホール付き)を
して50℃、70%RHの条件下に48時間放置した
後、有効酸素残存率を次式により求めた。尚、有効酸素
の測定には、0.1N過マンガン酸カリウム滴定法を用
いた。 有効酸素残存率(%)=(保存後の有効酸素/保存前の
有効酸素)×100
入れ、250rpmで撹拌を行いながら、そこに、水6
50gにメタホウ酸ソーダ4水塩〔被覆剤(A)〕5.
5重量%と表2に示した被覆剤(B)を加え、50℃で
溶解させて得た被覆剤組成物水溶液を滴下し、3分間
(滴下時約30秒、滴下後約2分30秒)撹拌を続け、熱風
流動乾燥し、被覆過炭酸ソーダを得た。被覆剤の量は過
炭酸ソーダに対する重量%に換算して示した。得られた
被覆過炭酸ソーダについて、実施例1〜6と同様に対ゼ
オライト貯蔵安定性試験を行い、得られた結果を表2に
示した。尚、参考例1として、市販過硼酸ソーダ(イン
テロクス社製)の対ゼオライト貯蔵安定性試験結果を示
した。
入れ、250rpmで撹拌を行うと同時に、水650g
を添加し、湿潤過炭酸ソーダとした後、そこに、メタホ
ウ酸ソーダ2水塩〔平均粒径150μm、被覆剤
(A)〕4.1重量%(メタホウ酸ソーダ4水塩5.5
重量%に相当)と表3に示した粉末被覆剤を添加し、3
分間(滴下時約30秒、滴下後約2分30秒)撹拌を続け、
熱風流動乾燥し、被覆過炭酸ソーダを得た。尚、被覆剤
の添加率は過炭酸ソーダに対する重量%である。得られ
た被覆過炭酸ソーダについて、実施例1〜6と同様に対
ゼオライト貯蔵安定性試験を行い、得られた結果を表3
に示した。
入れ、250rpmで撹拌を行いながら、そこに、水4
50gにJIS3号珪酸ソーダ〔被覆剤(A)〕を過炭
酸ソーダに対して8重量%を溶解させた水溶液に表4に
示した被覆剤(B)(添加率:対過炭酸ソーダ)を供給
して混練機にて製造したスラリー状被覆剤組成物を滴下
し、3分間(滴下時約30秒、滴下後約2分30秒)撹拌を
続け、熱風流動乾燥し、被覆過炭酸ソーダを得た。得ら
れた被覆過炭酸ソーダについて、実施例1〜6と同様に
対ゼオライト貯蔵安定性試験を行い、得られた結果を表
4に示した。
入れ、250rpmで撹拌を行いながら、そこに、水5
50gにメタホウ酸ソーダ4水塩〔被覆剤(A)〕及び
JIS3号珪酸ソーダ〔被覆剤(A)〕を過炭酸ソーダ
に対してそれぞれ5.5重量%及び1.5重量%溶解さ
せた水溶液に表5に示した被覆剤(B)(添加率:対過
炭酸ソーダ)を供給して混練機にて製造したスラリー状
被覆剤組成物を滴下し、3分間(滴下時約30秒、滴下後
約2分30秒)撹拌を続け、熱風流動乾燥し、被覆過炭酸
ソーダを得た。これらの実施例によって得られた被覆過
炭酸ソーダの対ゼオライト貯蔵安定性試験を実施例1〜
6と同様に行い、得られた結果を表5に示した。
考例2 過炭酸ソーダを100kg/hの流量で撹拌式混合機
(連続式)に供給し、200rpmで撹拌を行いなが
ら、そこに、混練機にメタホウ酸ソーダ4水塩〔被覆剤
(A)〕200kg及びJIS3号珪酸ソーダ〔被覆剤
(A)〕50kgを水に溶解し、全量を400リットル
とした水溶液を14.5リットル/h(17.8kg/
h)の流量で表6に示した粉末被覆剤(B)(添加率:
対過炭酸ソーダ)を3kg/h(実施例20、23)又
は5kg/h(実施例21、22)の流量で供給してス
ラリー状としたスラリー状被覆剤組成物を、混練機への
供給流量の14.5リットル/hの流量で滴下し、被覆
処理し、熱風流動乾燥し、被覆過炭酸ソーダを得た。こ
れらの実施例によって得られた被覆過炭酸ソーダの対洗
剤貯蔵安定性を試験を行い、得られた結果を表6に示し
た。尚、参考例2には、市販過硼酸ソーダ(インテロク
ス社製)を用いた時の安定性を示した。
下の通りである。
各々10g(市販ゼオライト配合無リン洗剤9gに被覆
処理して得られた過炭酸ソーダ1gを混合したもの)、
50ml容プラスチック容器に入れ、蓋(ピンホールな
し)をして40℃、80%RHの条件下に14日間放置
した後、有効酸素残存率を次式により求めた。尚、有効
酸素の測定には、0.1N過マンガン酸カリウム滴定法
を用いた。 有効酸素残存率(%)=(保存後の有効酸素/保存前の
有効酸素)×100
(連続式)に供給し、200rpmで撹拌を行いなが
ら、ここに、混練機に水を12リットル/h、メタホウ
酸ソーダ2水塩〔被覆剤(A)、平均粒径150μm〕
を5.5kg/h(過炭酸ソーダに対して5.5重量
%)、粉末珪酸ソーダ〔被覆剤(A)〕を1.0kg/h
(過炭酸ソーダに対して1.0重量%)、さらに表7に
示した粉末被覆剤(B)(添加率:対過炭酸ソーダ)を
5kg/h(実施例24、25)又は3kg/h(実施
例26)の流量で供給して作製したスラリー被覆剤組成
物を、混練機への供給流量と同一の流量で滴下し、被覆
処理し、熱風流動乾燥し、被覆過炭酸ソーダを得た。こ
れらの実施例によって得られた被覆過炭酸ソーダの対洗
剤貯蔵安定性の試験を、実施例20〜23と同様に行
い、得られた結果を表7に示した。
入れ、250rpmで撹拌を行いながら、それぞれ下記
の被覆剤組成物を滴下し、3分間(滴下時約30秒、滴下
後約2分30秒)撹拌を続けた後、熱風流動乾燥し、被覆
過炭酸ソーダを得た。得られた被覆過炭酸ソーダについ
て、実施例1〜6に記載の方法で対ゼオライト貯蔵安定
性試験を行った。得られた結果を表8に示す。
塩〔被覆剤 (A1)〕及び粉末珪酸ソーダ〔被覆剤
(A2)〕を過炭酸ソーダ(表8中、PCと略す)に対し
て、それぞれ6. 5重量%及び1重量%溶解させた水溶
液(温度70℃)。 ・比較例12:比較例11の水溶液に、更に、ソーダ灰
〔被覆剤(B)〕を過炭酸ソーダに対して5重量%溶解
させた水溶液(温度70℃)。
酸ソーダ4水塩〔被覆剤(A)〕及び粉末珪酸ソーダ
〔被覆剤(A)〕を過炭酸ソーダに対して、それぞれ
6. 5重量%及び1重量%溶解させた水溶液に(温度7
0℃)、更にソーダ灰〔被覆剤(B)〕を過炭酸ソーダ
に対して5重量%添加して得たスラリー状被覆剤組成
物。
温度を50℃に設定した以外は、実施例2、12と同様
にして被覆過炭酸ソーダを得た(実施例28、29)。
それらと比較例1および3の被覆過炭酸ソーダについ
て、実施例1〜6に記載の方法で対ゼオライト貯蔵安定
性試験を行った。結果を表9に示す。
用いて60重量%固形分の水性スラリーを得た。その水
性スラリーを噴霧乾燥し、得られた洗剤粉末を撹拌型造
粒機に入れて造粒を行い、洗剤成分粒子を得た。この洗
剤成分粒子に、表10〜12に示すそれぞれの過炭酸ソ
ーダを混合し、漂白洗浄剤組成物を得た。ただし、実施
例37のみは、水性スラリー中に炭酸ナトリウムを入れ
ず、造粒時に粉粒状で混合した。得られた漂白洗浄剤組
成物の含有する水分は表10〜12に示す通りであっ
た。ここで、水分は粉末洗剤組成物に由来するものであ
り、105℃で2時間加熱した時の重量減少率である。
また、得られた粒状組成物(漂白洗浄剤組成物)の粒度
を、標準フルイ(JIS Z8801)を用い、重量平
均粒径(加重平均粒径)として求めると共に、求めた粒
度曲線より、平均粒径±200μmにおける重量分率を
算出した。
の方法で保存安定性試験を行った。結果は表10〜12
に示す。尚、使用した漂白安定化剤のCuに対する安定
度定数(PKCu)は下記の通りである。 PKCu ・ポリ(アルファヒドロキシアクリル酸)ソーダ … 7.1 (Mw=30000、ソルベー社製) ・アクリル酸/マレイン酸共重合体Na … 6.8 (Mw=70000、BASF社製) ・EDTA・4Na … 6. 2 (保存安定性試験)上記で得た漂白洗浄剤組成物各10
gを50cc容プラスチック容器に入れ、ふたをして密
閉し、50℃に20日間放置した後、有効酸素残存率
を、次式により求めた。なお、有効酸素の測定には、
0.1N過マンガン酸カリウム滴定法を用いた。結果を
表10〜12に示す。 有効酸素残存率(%)=(保存後の有効酸素/保存前の
有効酸素)×100
機に入れ、次に液状非イオン活性剤を徐々に導入し、混
合造粒した後、過炭酸ソーダ、酵素、漂白活性化剤(テ
トラアセチルエチレンジアミン、ノナノイロキシベンゼ
ンスルホン酸Na)を混合し、漂白洗浄剤組成物を得
た。得られた漂白洗浄剤組成物(洗剤成分粒子+過炭酸
ソーダ粒子+酵素粒子+漂白活性化剤粒子)の粒度を、
標準フルイ(JIS Z8801)を用い、重量平均粒
径(加重平均粒径)として求めると共に、求めた粒度曲
線より、平均粒径±200μmにおける重量分率を算出
した。
例30〜38、比較例15〜19に記載の方法で保存安
定性試験を行った。結果は表13に示す。尚、使用され
た漂白安定化剤のCuに対する安定度定数は下記の通り
である。 PKCu ・1ーヒドロキシエチリデンー1,1ージホスホン酸Na … 6. 0 (モンサント製) ・イソセリンジ酢酸3Na(BASF製) … 7. 1
を得た。それらについて、実施例30〜38、比較例1
5〜19に記載の方法で保存安定性試験を行った。結果
を表14に示す。
入れ、250rpmで撹拌を行いながら、そこにメタホ
ウ酸ソーダ4水塩〔被覆剤(A)〕及び粉末珪酸ソーダ
〔被覆剤(A)〕を過炭酸ソーダに対して、それぞれ
6. 5重量%及び1.0重量%加えて混練機で製造した
スラリー状被覆剤組成物(温度60℃)を滴下し、過炭
酸ソーダに被覆させた。更に水525gにソーダ灰〔被
覆剤(B)、平均粒径100μm〕を過炭酸ソーダに対
して5.0重量%を溶解させた水溶液(温度60℃)を
撹拌式混合機に滴下し、3分間(スラリーと水溶液の各
滴下時約15秒、滴下後約2分30秒)撹拌を続けた後、熱
風流動乾燥し、被覆過炭酸ソーダを得た。得られた被覆
過炭酸ソーダについて、対ゼオライト貯蔵安定性試験を
実施例1〜6と同様に行なった。その結果、有効酸素残
存率は93%であった。
入れ、250rpmで撹拌を行いながら、そこにメタホ
ウ酸ソーダ4水塩〔被覆剤(A)〕及び粉末珪酸ソーダ
〔被覆剤(A)〕を過炭酸ソーダに対して、それぞれ
6. 5重量%及び1.0重量%を溶解させた水溶液(温
度70℃)を滴下し、過炭酸ソーダに被覆させた。更に
水300gにソーダ灰〔被覆剤(B)、平均粒径100
μm〕を過炭酸ソーダに対して5.0重量%を供給し、
混練機にて製造したスラリー状被覆剤組成物(温度70
℃)を撹拌式混合機に滴下し、3分間(スラリーと水溶
液の各滴下時約15秒、滴下後約2分30秒)撹拌を続けた
後、熱風流動乾燥し、被覆過炭酸ソーダを得た。得られ
た被覆過炭酸ソーダについて、対ゼオライト貯蔵安定性
試験を実施例1〜6と同様に行なった。その結果、有効
酸素残存率は95%であった。
入れ、250rpmで撹拌を行いながら、そこに、水3
00kgにソーダ灰〔被覆剤(B)、平均粒径100μ
m〕を過炭酸ソーダに対して5.0重量%を溶解させた
水溶液(温度60℃)滴下し、過炭酸ソーダに被覆させ
た。更に水50gにメタホウ酸ソーダ4水塩〔被覆剤
(A)〕及び粉末珪酸ソーダ〔被覆剤(A)〕を過炭酸
ソーダに対して、それぞれ6. 5重量%及び1.0重量
%を加え、混練機にて製造したスラリー状被覆剤組成物
(温度60℃)を撹拌式混合機に滴下し、3分間(スラ
リーと水溶液の各滴下時約15秒、滴下後約2分30秒)撹
拌を続けた後、熱風流動乾燥し、被覆過炭酸ソーダを得
た。得られた被覆過炭酸ソーダについて、対ゼオライト
貯蔵安定性試験を実施例1〜6と同様に行なった。その
結果、有効酸素残存率は93%であった。
入れ、250rpmで撹拌を行いながら、そこに、水3
00kgにソーダ灰〔被覆剤(B)、平均粒径100μ
m〕を過炭酸ソーダに対して5.0重量%を供給し、混
練機にて製造したスラリー被覆剤組成物(温度60℃)
を滴下し、過炭酸ソーダを被覆させた。更に水270g
にメタホウ酸ソーダ4水塩〔被覆剤(A)〕及び粉末珪
酸ソーダ〔被覆剤(A)〕を過炭酸ソーダに対して、そ
れぞれ6. 5重量%及び1.0重量%を溶解させた水溶
液(温度70℃)を滴下し、3分間(スラリーと水溶液
の各滴下時約15秒、滴下後約2分30秒)撹拌を続けた
後、熱風流動乾燥し、被覆過炭酸ソーダを得た。得られ
た被覆過炭酸ソーダについて、対ゼオライト貯蔵安定性
試験を実施例1〜6と同様に行なった。その結果、有効
酸素残存率は93%であった。
Claims (24)
- 【請求項1】 過炭酸ソーダの表面を、硼酸塩及び珪酸
アルカリ金属塩からなる群(A)から選ばれた少なくと
も1種の被覆剤と、炭酸塩、重炭酸塩及び硫酸塩からな
る群(B)から選ばれた少なくとも1種の被覆剤で処理
する工程を含み、且つ前記(A)群及び前記(B)群か
ら選ばれた少なくとも1種の被覆剤を水性スラリー状被
覆剤として使用することを特徴とする安定な過炭酸ソー
ダの製造法。 - 【請求項2】 前記水性スラリー状被覆剤の水分含量が
30〜90重量%である請求項1記載の安定な過炭酸ソ
ーダの製造法。 - 【請求項3】 過炭酸ソーダ表面の処理を、前記(A)
群の被覆剤、前記(B)群の被覆剤及び水を含有し、水
分含量が30〜90重量%で、且つ前記(A)群及び前
記(B)群の被覆剤のうち少なくとも1種を分散質とす
る水性スラリー状被覆剤により行なうことを特徴とする
請求項1記載の安定な過炭酸ソーダの製造法。 - 【請求項4】 (A)群の被覆剤が、硼酸塩及び/又は
珪酸アルカリ金属塩である請求項3記載の過炭酸ソーダ
の製造法。 - 【請求項5】 過炭酸ソーダ表面の処理を、前記(A)
群又は前記(B)群に属する被覆剤から選ばれる一方の
被覆剤を分散質とする水性スラリー状被覆剤と、他方の
群に属する被覆剤の少なくとも1種の被覆剤を溶質とす
る被覆剤水溶液とで行なうことを特徴とする請求項1記
載の安定な過炭酸ソーダの製造法。 - 【請求項6】 前記(A)群の被覆剤の総量と前記
(B)群の被覆剤の総量の重量比が(A)/(B)=1
/20〜20/1である請求項1〜5の何れか1項記載
の安定な過炭酸ソーダの製造法。 - 【請求項7】 前記(A)群の被覆剤と前記(B)群の
被覆剤を、合計で過炭酸ソーダに対して0.1〜30重
量%用いる請求項1〜6の何れか1項記載の安定な過炭
酸ソーダの製造法。 - 【請求項8】 (A)群の被覆剤として、硼酸塩と珪酸
アルカリ金属塩を用いる請求項1記載の安定な過炭酸ソ
ーダの製造法。 - 【請求項9】 硼酸塩と、珪酸アルカリ金属塩の重量比
が、硼酸塩/珪酸アルカリ金属塩=20/1〜1/1で
ある請求項8記載の安定な過炭酸ソーダの製造法。 - 【請求項10】 被覆剤(B)として、その平均粒径が
10〜500μmの範囲内にあるものを用いる請求項1
〜9の何れか1項記載の安定な過炭酸ソーダの製造法。 - 【請求項11】 被覆剤(B)として、その平均粒径が
10〜200μmの範囲内にあるものを用いる請求項1
〜9の何れか1項記載の安定な過炭酸ソーダの製造法。 - 【請求項12】 請求項1記載の製造法により製造され
た安定な過炭酸ソーダ。 - 【請求項13】 請求項3記載の製造法により製造され
た安定な過炭酸ソーダ。 - 【請求項14】 請求項5記載の製造法により製造され
た安定な過炭酸ソーダ。 - 【請求項15】 平均粒径が300〜1200μmであ
る請求項12〜14の何れか1項記載の安定な過炭酸ソ
ーダ。 - 【請求項16】 界面活性剤を必須成分として含有する
粉末洗剤組成物と安定な過炭酸ソーダを含有する漂白洗
浄剤組成物であって、前記過炭酸ソーダが、表面を、硼
酸塩及び珪酸アルカリ金属塩からなる群(A)から選ば
れた少なくとも1種の被覆剤と、炭酸塩、重炭酸塩及び
硫酸塩からなる群(B)から選ばれた少なくとも1種の
被覆剤で処理する工程を含み、且つ前記(A)群及び前
記(B)群から選ばれた少なくとも1種の被覆剤を水性
スラリー状被覆剤として使用することを特徴とする製造
法により製造されたものである漂白洗浄剤組成物。 - 【請求項17】 前記粉末洗剤組成物の平均粒経が25
0〜900μmであり、前記安定な過炭酸ソーダの平均
粒径が300〜1200μmである請求項16記載の漂
白洗浄剤組成物。 - 【請求項18】 界面活性剤を5〜59.4重量%、安
定な過炭酸ソーダを1〜40重量%含有する請求項16
又は17記載の漂白洗浄剤組成物。 - 【請求項19】 前記粉末洗剤組成物が、更にカルボキ
シル基含有高分子化合物(平均分子量:2,000〜2
00,000、カルボキシル基含有量30モル%以
上)、有機ホスホン酸、有機ホスホン酸の塩、Cuに対
する安定度定数が3以上のアミノポリカルボン酸及びそ
の塩からなる群から選ばれた少なくとも一種の安定化剤
を含有するものである請求項16〜18の何れか1項記
載の漂白洗浄剤組成物。 - 【請求項20】 前記粉末洗剤組成物が前記安定化剤を
0.1〜15重量%含有する請求項19記載の漂白洗浄
剤組成物。 - 【請求項21】 更に漂白活性化剤を含有する請求項1
6〜20の何れか1項記載の漂白洗浄剤組成物。 - 【請求項22】 界面活性剤を5〜59.4重量%、安
定な過炭酸ソーダを1〜40重量%、漂白活性化剤含有
量を0.1〜20重量%含有する請求項21記載の漂白
洗浄剤組成物。 - 【請求項23】 安定な過炭酸ソーダを40重量%超、
漂白活性化剤を1〜50重量%の範囲で含有する請求項
21記載の漂白洗浄剤組成物。 - 【請求項24】 前記粉末洗剤組成物中の水分量が8重
量%以下である請求項16〜23の何れか1項記載の漂
白洗浄剤組成物。
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JP5094464A JP2608238B2 (ja) | 1992-04-23 | 1993-04-21 | 安定な過炭酸ソーダ及びその製造法並びに安定な過炭酸ソーダを含有する漂白洗浄剤組成物 |
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JP4-104504 | 1992-04-23 | ||
JP5094464A JP2608238B2 (ja) | 1992-04-23 | 1993-04-21 | 安定な過炭酸ソーダ及びその製造法並びに安定な過炭酸ソーダを含有する漂白洗浄剤組成物 |
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