JPH11130654A - 夏用下地料 - Google Patents

夏用下地料

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JPH11130654A
JPH11130654A JP9315959A JP31595997A JPH11130654A JP H11130654 A JPH11130654 A JP H11130654A JP 9315959 A JP9315959 A JP 9315959A JP 31595997 A JP31595997 A JP 31595997A JP H11130654 A JPH11130654 A JP H11130654A
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weight
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cosmetic
makeup
present
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Masae Iida
昌枝 飯田
Tsutomu Kamata
勉 鎌田
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、下地化粧料、取り分け夏用の下地
化粧料において、化粧ののりの改善作用を維持しつつ化
粧持ちを改善させる技術を提供することを課題とする。 【解決手段】 高重合度メチルポリシロキサンを下地化
粧料、取り分け夏用の下地化粧料に含有させる。本発明
によれば、下地化粧料において、化粧ののりの改善作用
を維持しつつ化粧持ちを改善させる技術を提供すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術範囲】本発明は、夏用に適した下地
化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】下地化粧料は、色の仕上がりを変化させ
たり、メークアップ化粧料ののりを良くしたりする目的
で使用される。これらの内、色の仕上がりに変化を持た
せるものはコントロールカラーと名付けられ、色材を乳
化剤に分散させた剤形のものが用いられ、化粧ののりを
改善させるものは、アンダーメークアップと名付けら
れ、少量の固形脂を含む乳化剤形のものや、ポリアクリ
ル酸塩等で増粘ゲル化させた水系ゲル剤形のものが多く
使用されている。一般的には、乳化剤形のものは冬用ア
ンダーメークアップに使用され、水系ゲル剤形のものは
夏に使用されることが多い。又、商品設計も、夏用は皮
膚に水分を与えのりを良くし、冬用はオイル分を補給し
のりを良くするような設計になっている。しかしなが
ら、化粧持ちに関しては、これら従来の下地化粧料では
寄与が少なく、現在あるこの様な化粧ののりの改善作用
を維持しつつ化粧持ちを改善させる技術が望まれてい
た。特に、夏用の下地化粧料においては、外気温と湿度
が高い中で使用されるため、汗などに起因する化粧崩れ
を防ぐことが強く望まれていた。化粧持ちの改善技術と
しては、ゲンノショウコタンニン等の皮膚収斂物質を含
有させること、シリコーン等の溌水溌油作用の大きい化
合物を含有させるなどの積極的な化粧持ち向上手段や界
面活性剤量を減らしたり、水溶性の高い化合物の含有量
を減らす等の消極的手段が知られているが、これらの手
段何れもが満足いくほど十分な効果を発揮し得なかっ
た。
【0003】一方、高重合度メチルポリシロキサンは、
毛髪のつや出し剤やツーウェイケーキなどの夏用のメー
クアップ化粧料の系の疎水化の為の油剤や、耐水性の高
いオイルゲルの構成油脂として開発ものであるし、又、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキル及びメ
タクリル酸アルキルから選ばれる1種乃至は2種以上の
重合体又は共重合体の内、炭素数10以上のアルキルエ
ステルを含む重合体及び/又は共重合体は、毛髪に艶を
与える目的で近年開発された高分子であり、両者とも下
地化粧料に配合されたこともないし、下地化粧料に含有
させて化粧持ちを向上させることも知られていない。
又、この2者の組み合わせ効果についても何等知られて
いない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下行われたものであり、下地化粧料において、化粧の
のりの改善作用を維持しつつ化粧持ちを改善させる技術
を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況鑑み、本発明者らは下
地化粧料において、化粧ののりの改善作用を維持しつつ
化粧持ちを改善させる技術を求め、鋭意研究を重ねた結
果、高重合度メチルポリシロキサンを含有させることに
より尾のよう泣こうかが期待できることを見いだした。
更に検討を重ねた結果、このものに更にアクリル酸、メ
タクリル酸、アクリル酸アルキル及びメタクリル酸アル
キルから選ばれる1種乃至は2種以上の重合体又は共重
合体の内、炭素数10以上のアルキルエステルを含む重
合体及び/又は共重合体を含有させることにより、化粧
ののりを維持し、下地化粧料の化粧持ちを更に著しく改
善しうることを見いだし発明を完成させるに至った。以
下、本発明について、発明の実施の形態を中心に詳細に
説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の下地化粧料の必須成分である高重合度メ
チルポリシロキサン 本発明の必須成分である、高重合度メチルポリシロキサ
ンは、メチルトリメトキシシランやメチルトリクロロシ
ランを重合させたものであって、網状重合体である。こ
のものは毛髪のつや出し剤やメークアップ化粧料に於け
る疎水性油剤として既に化粧料の分野で使用されてお
り、例えば、4倍量のデカメチルシクロペンタシロキサ
ンで希釈した、信越シリコーンKF9010等の様に既
に市販されている。本発明に於いては、上記の如くメチ
ルトリメトキシシランやメチルトリクロロシランを重合
させたものを調整して、使用することも可能であるが、
この様に市販されているものを使用しても何等差し支え
なく、物性の安定性からはこの様に市販されているもの
を用いるのが好ましい。本発明の下地化粧料では、この
様な高重合度メチルポリシロキサンは、上に塗布するメ
ークアップ化粧料をしっかりと肌に密着させる作用を有
する。本発明の下地化粧料に於ける高重合度メチルポリ
シロキサンの好ましい含有量は、0.005〜5重量%
であり、0.01〜2重量%がより好ましく、0.05
〜1重量%が更に好ましい。これは多すぎると、べたつ
き感が強くなりすぎ、少なすぎると密着効果が期待でき
なくなるからである。
【0007】(2)本発明で好適に使用する重合体及び
/又は共重合体 本発明の好ましい任意成分である、重合体及び/又は共
重合体としては、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル
酸アルキル及びメタクリル酸アルキルから選ばれる1種
乃至は2種以上の重合体又は共重合体の内、炭素数10
以上のアルキルエステルを含む重合体及び/又は共重合
体であることを特徴とする。ここでアクリル酸又はメタ
クリル酸の炭素数10以上のアルキルエステルとして
は、例えば、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリ
レート、ミリスチルアクリレート、ミリスチルメタクリ
レート、パルミチルアクリレート、パルミチルメタクリ
レート、ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリ
レート、ベヘニルアクリレート、ベヘニルメタクリレー
ト等が挙げられるが、これらの内ではラウリルメタクリ
レートが最も好ましい。これは、しっとり感が適度にあ
り、べたつきが少なく、化粧持ち向上のために必要とす
る最少量が低いためである。又、この様な炭素数10以
上のアルキルエステル以外の構成モノマーとしては、ア
クリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸−2−エチルヘキ
シル、メタクリル酸−2−エチルヘキシル、エチレング
リコールジアクリレート、エチレングリコールジメタク
リレート等が好適に例示できる。これらから選ばれる1
種乃至は2種以上の重合体及び/又は共重合体は、かか
るモノマーを例えば水性溶媒中にラウリル硫酸ナトリウ
ム等の界面活性剤で分散させ、過酸化ベンゾイルなどの
ラジカル発生剤を加えて重合させることにより得ること
ができる。更に、この様な反応を多段階的に重ねること
により、いわゆるコア−シェル構造の樹脂エマルジョン
とすることができる。本発明においては、皮膜のガラス
転移点を下げる意味でコア−シェルタイプの共重合体を
用いることが持ちをより向上させるので好ましい。又、
この様な重合体又は共重合体には既に市販されているも
のがあり、この様な市販品を使用することも可能であ
る。好ましい市販品としては、コア部にポリアクリル酸
−2−エチルヘキシルを含有し、シェル部にアクリル酸
エチル、アクリル酸、メタクリル酸ラウリルの共重合体
を位置するコアシェル型樹脂エマルジョン(樹脂分24
重量%)である、アクリットSE1416AX2(大成
化工株式会社製)が特に好ましい。これは、第一に炭素
数10以上のアルキルエステルを含有することにより、
化粧持ちが向上し、コア−シェル化する事により、皮膚
との密着性が向上しているためである。又、コア−シェ
ル共重合体であるため、透明度を高く保って剤形中へ含
有させることができる。本発明に於ける、上記のような
炭素数10以上のアルキルエステルを含むアクリル酸エ
ステル、メタクリル酸エステル、アクリル酸、メタクリ
ル酸の重合体及び/又は共重合体の本発明の下地料に於
ける、好ましい含有量は、樹脂分換算で0.01〜10
重量%であり、より好ましくは0.05〜7重量%であ
り、更に好ましくは、0.1〜5重量%である。これ
は、本発明の必須成分である樹脂の感触が少量でも充分
密着感を発揮できるため、少量でも効果が期待できるか
らである。
【0008】(3)本発明の下地化粧料 本発明の下地化粧料は、高重合度メチルポリシロキサン
を含有し、好ましい任意成分としてアクリル酸、メタク
リル酸、アクリル酸アルキル及びメタクリル酸アルキル
から選ばれる1種乃至は2種以上の重合体又は共重合体
の内、炭素数10以上のアルキルエステルを含む重合体
及び/又は共重合体を含有することができることを特徴
とする。本発明の下地化粧料の適用としては、夏用のも
のが好ましく、中でも透明なアンダーメークアップ化粧
料が特に好ましい。これは、本発明で用いる高重合度メ
チルポリシロキサンが優れた耐汗性を発揮し、更に好ま
しい任意成分である樹脂が、夏の化粧崩れの抑制に優れ
た作用を発揮する為と、本発明の化粧料の有する使用感
の爽やかさが生かせるためである。殊に、任意成分の樹
脂としてコア−シェル型エマルジョン樹脂を用いた場合
には剤形の透明度を上げることができるため、特に夏用
のジェル状アンダーメークアップ化粧料を作成するのに
好ましい。勿論、乳化系や粉体分散系の下地料に本発明
を適用させることも可能である。本発明では、必須成分
である高重合度メチルポリシロキサンと好ましい任意成
分である樹脂以外に、通常化粧料で使用される任意成分
を含有することができる。かかる任意成分としては、例
えば、ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のよ
うな炭化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、
牛脂、オリーブ油等のトリグリセライド類、セタノー
ル、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ステア
リン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−
ブタンジオール等の多価アルコール類、非イオン界面活
性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性
界面活性剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防
腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、粉体類等が好ま
しく例示できる。更に、本発明の下地化粧料では、従来
から既に知られている、ゲンノショウコタンニンやマル
メロエキス、ユーカリエキス等の化粧崩れを抑える生薬
成分などを加えることも可能である。かかる成分を通常
の方法に従って加工することにより、本発明の下地化粧
料を作成することができる。
【0009】
【実施例】以下に、実施例を示して本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定を受けないことは言うまでもない。
【0010】<実施例1>以下の処方に従ってアンダー
メークアップ化粧料を作成した。即ち、イの成分を良く
混合し、これに攪拌しながらロを徐々に加え、ゲル状の
アンダーメークアップを得た。 イ エタノール 10 重量部 グリセリン 7 重量部 1,3−ブタンジオール 4 重量部 マルメロエキス 3 重量部 ユーカリエキス 1 重量部 信越シリコーンKF9010 1 重量部 ポリオキシエチレン20ベヘニルエーテル 0.1重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 水 53.6重量部 ロ 水酸化カリウム 0.1重量部 水 20 重量部
【0011】<実施例2>以下の処方に従ってアンダー
メークアップ化粧料を作成した。即ち、イの成分を良く
混合し、これに攪拌しながらロを徐々に加え、ゲル状の
アンダーメークアップを得た。 イ エタノール 10 重量部 グリセリン 7 重量部 1,3−ブタンジオール 4 重量部 マルメロエキス 3 重量部 ユーカリエキス 1 重量部 信越シリコーンKF9010 0.1重量部 ポリオキシエチレン20ベヘニルエーテル 0.1重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 水 54.5重量部 ロ 水酸化カリウム 0.1重量部 水 20 重量部
【0012】<実施例3>以下の処方に従ってアンダー
メークアップ化粧料を作成した。即ち、イの成分を良く
混合し、これに攪拌しながらロを徐々に加え、ゲル状の
アンダーメークアップを得た。 イ エタノール 10 重量部 グリセリン 7 重量部 1,3−ブタンジオール 4 重量部 マルメロエキス 3 重量部 ユーカリエキス 1 重量部 信越シリコーンKF9010 5 重量部 ポリオキシエチレン20ベヘニルエーテル 0.1重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 水 49.6重量部 ロ 水酸化カリウム 0.1重量部 水 20 重量部
【0013】<実施例4>実施例1〜3のアンダーメー
クアップ化粧料に関して、専門パネラーを用いて、外観
とその使用感について評価した。外観は透明性を++:
非常に透明、+:透明、±:やや濁りあり、−:濁りあ
りで評価し、使用感については、++:べたつく、+:
ややべたつきが気になる、±:丁度良い、−:ややさっ
ぱりしすぎ、−−:さっぱりしすぎであった。更に併せ
てファンデーションののりも++:非常によい、+:良
い、±:普通、−:悪いで判定した。尚、対照例として
実施例1のアクリットSE1416AX2を水に置換し
たものを用いた。結果を表1に示す。これより本発明の
アンダーメークアップはゲル状の製剤に加工した場合、
夏用に好適な感触を有していることがわかる。又、好ま
しい樹脂の含有量も0.1〜5重量%であることがわか
る。又、ファンデーションののりに優れることもわか
る。
【0014】
【表1】
【0015】<実施例5>上記実施例1〜3、対照例の
アンダーメークアップ化粧料について、化粧持ちをテス
トした。即ち、バイオスキン(ビューラックス社製)8
×4cm上に0.1gのサンプルを塗布し、下記に処方
を示すファンデーション0.1gを4回に分けて均一に
塗布し10分間おいた。10分後泡立てた石鹸をのせ、
手で軽く10回擦過し、注意深く水洗した。ファンデー
ションの残存面積を計測し、32で除し100を乗じ残
存率を算出した。結果を表2に示す。この表より、本発
明のアンダーメークアップ化粧料が化粧を持続する効果
に優れることがわかる。 (ファンデーション処方) 3量体環状ジメチルポリシロキサン 26.5重量部 ネオペンチルグリコールジイソステアレート 3 重量部 アセチル化ラノリン 3 重量部 メタクリル酸変性メチルポリシロキサン 1 重量部 デカメチルシクロペンタンシロキサン 5 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1.5重量部 トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 水 24.2重量部 二酸化チタン 18 重量部 球状ポリスチレン 3 重量部 球状メタクリル酸メチルポリマー 2 重量部 タルク 7 重量部 黄色酸化鉄 2.1重量部 ベンガラ 0.7重量部
【0016】
【表2】
【0017】<実施例6>以下の処方に従ってコントロ
ールカラーを作成した。即ち、イの成分を良く混合し、
これに攪拌しながらロを徐々に加え、ゲル状のコントロ
ールカラーを得た。今ものも、実施例5と同様のテスト
で残存率67%を認めた。 イ エタノール 10 重量部 グリセリン 7 重量部 1,3−ブタンジオール 4 重量部 マルメロエキス 3 重量部 ユーカリエキス 1 重量部 信越シリコーンKF9010 1 重量部 ポリオキシエチレン20ベヘニルエーテル 0.1重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 水 50.6重量部 フラメンコレッド(虹彩箔) 3 重量部 ロ 水酸化カリウム 0.1重量部 水 20 重量部
【0018】<実施例7>下記に示す処方に従って、ア
ンダーメークアップを作成した。即ち、イ、ロをそれぞ
れ80℃に加熱し、ハを良く混練りしこれにイを加え希
釈し、これにロを徐々に加え乳化し、攪拌冷却し乳化型
アンダーメークアップを得た。これは、上記実施例5の
方法で61%の残存率を示した。 イ 流動パラフィン 27 重量部 ロ 水 56.5重量部 信越シリコーンKF9010 1 重量部 ハ メチルパラベン 0.3重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 トリグリセリンジイソオクタネート 4 重量部 マルチトース70%水溶液 8 重量部 グリセリン 3 重量部
【0019】<実施例8>以下の処方に従ってアンダー
メークアップ化粧料を作成した。即ち、イの成分を良く
混合し、これに攪拌しながらロを徐々に加え、ゲル状の
アンダーメークアップを得た。 イ エタノール 10 重量部 グリセリン 7 重量部 1,3−ブタンジオール 4 重量部 マルメロエキス 3 重量部 ユーカリエキス 1 重量部 信越シリコーンKF9010 1 重量部 アクリットSE1416AX2 1 重量部 ポリオキシエチレン20ベヘニルエーテル 0.1重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 水 52.6重量部 ロ 水酸化カリウム 0.1重量部 水 20 重量部
【0020】<実施例9>以下の処方に従ってアンダー
メークアップ化粧料を作成した。即ち、イの成分を良く
混合し、これに攪拌しながらロを徐々に加え、ゲル状の
アンダーメークアップを得た。 イ エタノール 10 重量部 グリセリン 7 重量部 1,3−ブタンジオール 4 重量部 マルメロエキス 3 重量部 ユーカリエキス 1 重量部 信越シリコーンKF9010 0.1重量部 アクリットSE1416AX2 1 重量部 ポリオキシエチレン20ベヘニルエーテル 0.1重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 水 53.5重量部 ロ 水酸化カリウム 0.1重量部 水 20 重量部
【0021】<実施例10>以下の処方に従ってアンダ
ーメークアップ化粧料を作成した。即ち、イの成分を良
く混合し、これに攪拌しながらロを徐々に加え、ゲル状
のアンダーメークアップを得た。 イ エタノール 10 重量部 グリセリン 7 重量部 1,3−ブタンジオール 4 重量部 マルメロエキス 3 重量部 ユーカリエキス 1 重量部 信越シリコーンKF9010 5 重量部 アクリットSE1416AX2 1 重量部 ポリオキシエチレン20ベヘニルエーテル 0.1重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 水 49.6重量部 ロ 水酸化カリウム 0.1重量部 水 20 重量部
【0022】<実施例11>実施例8〜10のアンダー
メークアップを実施例5と同様に評価した。結果を表3
に示す。この表より、アクリットSE1416AX2を
含有させた方が著しく化粧持ちを向上させるので好まし
いことがわかる。
【0023】
【表3】
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、下地化粧料において、
化粧ののりの改善作用を維持しつつ化粧持ちを改善させ
る技術を提供することができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高重合度メチルポリシロキサンを含有す
    ることを特徴とする、下地化粧料。
  2. 【請求項2】 夏用であることを特徴とする、請求項1
    に記載の下地化粧料。
  3. 【請求項3】 更に、アクリル酸、メタクリル酸、アク
    リル酸アルキル及びメタクリル酸アルキルから選ばれる
    1種乃至は2種以上の重合体又は共重合体の内、炭素数
    10以上のアルキルエステルを含む重合体及び/又は共
    重合体を含有することを特徴とする、請求項1又は2に
    記載の下地化粧料。
  4. 【請求項4】 炭素数10以上のアルキルエステルがメ
    タクリル酸ラウリルである、請求項3に記載の下地化粧
    料。
  5. 【請求項5】 コア−シェル共重合体であることを特徴
    とする、請求項3又は4に記載の下地化粧料。
  6. 【請求項6】 透明なゲルであることを特徴とする、請
    求項1〜5の何れか一項に記載の下地化粧料。
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