JPH11130617A - のびのある皮膚外用剤 - Google Patents

のびのある皮膚外用剤

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JPH11130617A
JPH11130617A JP9311248A JP31124897A JPH11130617A JP H11130617 A JPH11130617 A JP H11130617A JP 9311248 A JP9311248 A JP 9311248A JP 31124897 A JP31124897 A JP 31124897A JP H11130617 A JPH11130617 A JP H11130617A
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weight
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spherical
water
skin
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JP9311248A
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Yukari Sakazaki
ゆかり 坂崎
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本発明は、のびを更に改善した油中水乳化型
の皮膚外用剤を提供することを課題とする。 【解決手段】 球状ポリアルキレン樹脂を油中水乳化型
の皮膚外用剤に含有させる。本発明によれば、のびを更
に改善した油中水乳化型の皮膚外用剤を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メークアップ化粧
料に好適な、球状ポリアルキレン樹脂を含有する皮膚外
用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】油中水乳化製剤は、その皮膚表面上での
維持性が高いことから、化粧料、皮膚外用医薬等に広く
使用されている。又、粉体分散性に優れることもあっ
て、粉体と共にメークアップ化粧料にも応用されてい
る。以前は、油中水乳化物は使用感が脂っぽいと言う、
欠点があったが新規油剤の開発や、高内層化技術の開発
によってこれらの問題は既に解決されている部分が多
い。しかしながら、官能的な部分では、そののびの重た
さと言う問題は未だ解決されていない。これは、使用
中、内相に位置する水分が、界面を壊すように浸出する
ため、この時手と塗布する皮膚の間に大きな摩擦が生じ
るためである。従って、感触としては、塗布している内
に急にのびが重くなり、「止まってしまう」様な感触と
なる。この様な現象のため、油中水乳化製剤の化粧料な
どでは、塗布膜が不均一になる危険性があった。この様
な、のびの重さと止まりの急さを緩和する方法として
は、例えば低分子量イソパラフィンやジメチコンの低粘
度品等のいわゆる揮発油剤を含有させることにより、外
相の厚みを減らし、緩和する技術が見いだされたが、こ
の課題を充分解決するまでにはいたらず、更なるのびと
止まりの改善手段が求められていた。又、ナイロンパウ
ダーや球状シリカ等の球状粉体を油中水乳化物に含有さ
せてのびを軽くする試みは為されているが、のびの改善
も充分なレベルに至らず、止まりの早さに対してはあま
り効果がなかった。
【0003】一方、球状ポリスチレンや球状ポリメタク
リル酸メチル等の球状アルキレン樹脂は、パウダーファ
ンデーション等でのび改善に使用されているが、乳化系
で使用されたことも、油中水乳化系で用いられたことも
なかった。更に、油中水独特ののびの重さと止まりの早
さを改善する作用を有していることも全く知られていな
かったし、示唆もされ得なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、のびを更に改善した油中水乳
化型の皮膚外用剤を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、のびを更に改善した油中水乳化型の皮膚外用剤を求
めて鋭意研究を重ねた結果、球状ポリアルキレン樹脂を
含有することを特徴とする、油中水乳化型の皮膚外用剤
がその様な作用を有していることを見いだし、発明を完
成させるに至った。以下、本発明について実施の形態を
中心に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】
(1)本発明で用いられる球状ポリアルキレン樹脂 本発明で用いることのできる球状ポリアルキレン樹脂と
しては、脂肪族の炭素−炭素二重結合が開裂して重合す
るタイプのモノマーの重合物であって、球状のものであ
れば特段の限定なく用いることができ、例えば、スチレ
ン、アクリル酸アルキル、メタクリル酸アルキル、イソ
プレン、ブタジエン、α−メチルスチレン、アクリル酸
アミド、メタクリル酸アミド等から選ばれる1種乃至は
2種以上の重合体或いは共重合体が好ましく例示でき
る。これらの球状の重合体又は共重合体は、上記モノマ
ーを水性溶媒中にラウリル硫酸ソーダ等の界面活性剤な
どで分散させた上で、過酸化ベンゾイル等のラジカル発
生剤を加えて乳化重合することにより得ることができ
る。かかる球状ポリアルキレン樹脂はアルキルジエン等
で架橋構造をつくらせることも可能であるし、乳化重合
の際にコアセルベーションを起こさせて中空状にするこ
とも可能であり、これらは何れも本発明で言う球状ポリ
アルキレン樹脂に属する。粒径としては、平均粒径が1
〜10μmであり、1〜30μmに分布するものが好ま
しい。この様な球状ポリアルキレン樹脂の中で特に好ま
しいものは、球状ポリスチレンと球状ポリメタクリル酸
メチルである。又、この様な球状重合体には、既に市販
されているものが数多くあり、これらを利用することも
可能である。好ましい市販品としては、松本油脂製薬株
式会社製チュウクウビーズ(中空状メタクリル酸メチル
−エチレングリコールジメタクリレート共重合体(7:
3))、日本純薬株式会社製ジュリマーMB−1(ポリ
メタクリル酸メチル、重合度8000〜12000、粒
径2〜16μm)、住友化学工業株式会社製ファインパ
ール3000SPQ(ジビニルベンゼン架橋ポリスチレ
ン、平均粒径6μm)等が例示できる。かくして得られ
た、球状ポリアルキレン樹脂は、油中水乳化物に含有さ
せることにより、油中水乳化物ののびを著しく改善する
と共に、止まりの早さも緩和する為、従来の油中水乳化
型の皮膚外用剤が有していた最大の難点を克服すること
ができる。この様な効果を発揮するために好ましい含有
量は、乳化物全量に対して1〜50重量%、より好まし
くは2〜30重量%、更に好ましくは3〜10重量%で
ある。これは、少なすぎると、のびの改善と止まりの早
さの改善に対する効果が低くなり、多すぎると滑り感が
強くなりすぎ止まりにくくなるためである。又、場合に
よっては系の安定性に悪影響を及ぼすこともある。
【0007】(2)本発明の油中水乳化型の皮膚外用剤 本発明の油中水乳化型の皮膚外用剤は、上記球状ポリア
ルキレン樹脂を含有し、油中水型の乳化物であることを
特徴とする。本発明の油中水乳化物の応用可能な範囲
は、皮膚外用剤であれば特段の限定は受けず、例えば、
クリームや乳液などの基礎化粧料、ファンデーション、
アンダーメークアップ、リップカラー等のメークアップ
化粧料、染毛料やヘアクリームなどのヘアケア化粧料、
抗真菌皮膚外用剤や抗炎症皮膚外用剤等の皮膚外用医薬
等が好ましく例示できる。これらの内特に好ましいもの
は、ファンデーション等のメークアップ化粧料である。
これは、この様な製剤では粉体が多量に含有されている
のが常であるため、特にのびが損なわれやすく、止まり
も他の製剤に比してかなり早いためである。更に、小尿
な製剤ではのびのムラや早すぎる止まりによる化粧ムラ
が目立ちやすい点も理由に挙げられる。本発明の油中水
乳化型の皮膚外用剤では、球状ポリアルキレン樹脂以外
に、通常皮膚外用剤で用いられている任意成分を含有す
ることができる。この様な任意成分としては、例えば、
ワセリンやマイクロクリスタリンワックス等のような炭
化水素類、ホホバ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、
オリーブ油等のトリグリセライド類、セタノール、オレ
イルアルコール等の高級アルコール類、ステアリン酸、
オレイン酸等の脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジ
オール等の多価アルコール類、非イオン界面活性剤、ア
ニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性
剤、エタノール、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫
外線吸収剤、抗酸化剤、色素、粉体類等が好ましく例示
できる。更に、皮膚外用医薬では、ミコナゾール、ビフ
ォナゾール、テルビナフィン、ブテナフィン等の抗真菌
剤、副腎皮質ホルモン、インドメタシン、ケトプロフェ
ン、ケトチフェン、ブフェキサマック等の抗炎症剤など
の薬効成分を含有することができる。本発明において
は、揮発油剤等の既に油中水乳化物の物性を改善するの
に役立つことが知られている物質を含有させることもで
きる。本発明の油中水乳化型の皮膚外用剤は、これらの
成分を用いて、通常の油中水乳化物に準じて製造するこ
とができる。即ち、80℃程度に加温しておいた油相
に、球状ポリアルキレン樹脂等を分散した後、80℃程
度に加温しておいた水相を徐々に加え乳化し、攪拌冷却
すればよい。かくして得られた乳化型の皮膚外用剤は、
優れたのびと止まりの適切さを有する。
【0008】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明について更に詳
細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限定
を受けないことは言うまでもない。
【0009】<実施例1>下記処方に従って、ファンデ
ーションを作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ8
0℃に加熱し、イにハを分散した後、ロを徐々に加え乳
化し、攪拌冷却しファンデーション(内容物)を得た。
これを中皿に充填し、容器にはめ込みファンデーション
1(製品)とした。 イ 3量体環状ジメチルポリシロキサン 26.5重量部 ネオペンチルグリコールジイソステアレート 3 重量部 アセチル化ラノリン 3 重量部 メタクリル酸変性メチルポリシロキサン 1 重量部 デカメチルシクロペンタンシロキサン 5 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1.5重量部 トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 ロ 水 25 重量部 ラポナイトXLG 0.1重量部 ハ 二酸化チタン 18 重量部 球状ポリスチレン(ファインパール3000SPQ) 3 重量部 球状メタクリル酸メチルポリマー(ジュリマーMB−1) 2 重量部 タルク 7 重量部 黄色酸化鉄 2.1重量部 ベンガラ 0.7重量部
【0010】<実施例2>下記処方に従って、ファンデ
ーションを作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ8
0℃に加熱し、イにハを分散した後、ロを徐々に加え乳
化し、攪拌冷却しファンデーション(内容物)を得た。
これを中皿に充填し、容器にはめ込みファンデーション
2(製品)とした。 イ 3量体環状ジメチルポリシロキサン 26.5重量部 ネオペンチルグリコールジイソステアレート 3 重量部 アセチル化ラノリン 3 重量部 メタクリル酸変性メチルポリシロキサン 1 重量部 デカメチルシクロペンタンシロキサン 5 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1.5重量部 トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 ロ 水 29.5重量部 ラポナイトXLG 0.1重量部 ハ 二酸化チタン 18 重量部 球状ポリスチレン(ファインパール3000SPQ) 0.3重量部 球状メタクリル酸メチルポリマー(ジュリマーMB−1) 0.2重量部 タルク 7 重量部 黄色酸化鉄 2.1重量部 ベンガラ 0.7重量部
【0011】<実施例3>下記処方に従って、ファンデ
ーションを作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ8
0℃に加熱し、イにハを分散した後、ロを徐々に加え乳
化し、攪拌冷却しファンデーション(内容物)を得た。
これを中皿に充填し、容器にはめ込みファンデーション
3(製品)とした。 イ 3量体環状ジメチルポリシロキサン 26.5重量部 ネオペンチルグリコールジイソステアレート 3 重量部 アセチル化ラノリン 3 重量部 メタクリル酸変性メチルポリシロキサン 1 重量部 デカメチルシクロペンタンシロキサン 5 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1.5重量部 トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 ロ 水 10 重量部 ラポナイトXLG 0.1重量部 ハ 二酸化チタン 18 重量部 球状ポリスチレン(ファインパール3000SPQ) 12 重量部 球状メタクリル酸メチルポリマー(ジュリマーMB−1) 8 重量部 タルク 7 重量部 黄色酸化鉄 2.1重量部 ベンガラ 0.7重量部
【0012】<実施例4>上記ファンデーション1〜3
について、その使用感を専門パネラー5名を用いブライ
ンドで評価してもらった。使用感は、のび、止まり、化
粧仕上がりの3項目について評価してもらった。評価基
準は、のびが++:のびすぎる、+:ややのびすぎる、
±:丁度良い、−:ややのびが重い、−−:のびが重い
で、止まりは、++:止まりが早すぎる、+:止まりが
やや早い、±:丁度良い、−:止まりがやや遅い、−
−:止まりが遅いで、化粧仕上がりが++:大変綺麗
(一様)、+:綺麗、±:普通、−:ややムラが目立
つ、−−:ムラが目立つであった。又、比較品としては
下記に処方を示す、ファンデーション1の球状ポリアル
キレン樹脂をナイロンパウダーに置き換えたもの(比較
例1)、対照品としてはファンデーション1の球状ポリ
アルキレン樹脂をタルクに置換したもの(対照例1)を
用いた。結果を表1に出現例数として示す。この表よ
り、本発明の油中水乳化型の皮膚外用剤は従来の油中水
乳化物の欠点である、のびの重さと止まりの早さを改善
していることがわかる。更にこの改善効果が化粧仕上が
りの美しさに大きく寄与していることもわかる。又、球
状ポリアルキレン樹脂の極めて適当な含有量は3〜10
重量%であることもわかる。 (比較例1) 3量体環状ジメチルポリシロキサン 26.5重量部 ネオペンチルグリコールジイソステアレート 3 重量部 アセチル化ラノリン 3 重量部 メタクリル酸変性メチルポリシロキサン 1 重量部 デカメチルシクロペンタンシロキサン 5 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1.5重量部 トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 水 25 重量部 ラポナイトXLG 0.1重量部 二酸化チタン 18 重量部 球状ナイロンパウダー 5 重量部 タルク 7 重量部 黄色酸化鉄 2.1重量部 ベンガラ 0.7重量部 (対照例1) 3量体環状ジメチルポリシロキサン 26.5重量部 ネオペンチルグリコールジイソステアレート 3 重量部 アセチル化ラノリン 3 重量部 メタクリル酸変性メチルポリシロキサン 1 重量部 デカメチルシクロペンタンシロキサン 5 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1.5重量部 トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 水 25 重量部 ラポナイトXLG 0.1重量部 二酸化チタン 18 重量部 タルク 5 重量部 タルク 7 重量部 黄色酸化鉄 2.1重量部 ベンガラ 0.7重量部
【0013】
【表1】
【0014】<実施例5>下記処方に従って、ファンデ
ーションを作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ8
0℃に加熱し、イにハを分散した後、ロを徐々に加え乳
化し、攪拌冷却しファンデーション(内容物)を得た。
これを中皿に充填し、容器にはめ込みファンデーション
4(製品)とした。このものは実施例1と同程度ののび
と止まりを有していた。 イ 3量体環状ジメチルポリシロキサン 26.5重量部 ネオペンチルグリコールジイソステアレート 3 重量部 アセチル化ラノリン 3 重量部 メタクリル酸変性メチルポリシロキサン 1 重量部 デカメチルシクロペンタンシロキサン 5 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1.5重量部 トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 ロ 水 25 重量部 ラポナイトXLG 0.1重量部 ハ 二酸化チタン 18 重量部 チュウクビーズ 5 重量部 タルク 7 重量部 黄色酸化鉄 2.1重量部 ベンガラ 0.7重量部
【0015】<実施例6>下記処方に従って、クリーム
を作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加
熱し、イにハを分散した後、ロを徐々に加え乳化し、ク
リーム1とした。このものは、塗布することにより球状
ポリアルキレン樹脂がシワに充填され、シワを隠す副次
的作用を有していた。この為、このクリームはシワ隠し
のアンダーメークアップ化粧料として極めて好適であっ
た。又、このものは油中水乳化物であるため化粧持ちを
持続する作用にも優れていた。のびと止まりの適切さは
やはり群を抜くものであった。 イ 3量体環状ジメチルポリシロキサン 26.5重量部 ネオペンチルグリコールジイソステアレート 3 重量部 アセチル化ラノリン 3 重量部 メタクリル酸変性メチルポリシロキサン 1 重量部 デカメチルシクロペンタンシロキサン 5 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1.5重量部 トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 ロ 水 52.8重量部 ラポナイトXLG 0.1重量部 ハ 球状ポリスチレン(ファインパール3000SPQ) 3 重量部 球状メタクリル酸メチルポリマー(ジュリマーMB−1) 2 重量部
【0016】<実施例7>下記処方に従って、抗真菌ク
リーム(皮膚外用医薬)を作成した。即ち、イ、ロの成
分をそれぞれ80℃に加熱し、イにハを分散した後、ロ
を徐々に加え乳化し、抗真菌クリーム1とした。このも
のは、油中水乳化物であるため長時間持続的に皮膚内に
抗真菌剤を経皮吸収させる作用に優れていた。 イ 3量体環状ジメチルポリシロキサン 26.5重量部 ネオペンチルグリコールジイソステアレート 3 重量部 アセチル化ラノリン 3 重量部 メタクリル酸変性メチルポリシロキサン 1 重量部 デカメチルシクロペンタンシロキサン 5 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1.5重量部 トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 ロ 水 51.8重量部 ラポナイトXLG 0.1重量部 ハ 球状メタクリル酸メチルポリマー(ジュリマーMB−1) 5 重量部 ビフォナゾール 1 重量部
【0017】<実施例8>下記処方に従って、抗炎症ク
リーム(皮膚外用医薬)を作成した。即ち、イ、ロの成
分をそれぞれ80℃に加熱し、イにハを分散した後、ロ
を徐々に加え乳化し、抗炎症クリーム1とした。このも
のは、油中水乳化物であるため長時間持続的に皮膚内に
抗炎症剤を経皮吸収させる作用に優れていた。 イ 3量体環状ジメチルポリシロキサン 26.5重量部 ネオペンチルグリコールジイソステアレート 3 重量部 アセチル化ラノリン 3 重量部 メタクリル酸変性メチルポリシロキサン 1 重量部 デカメチルシクロペンタンシロキサン 5 重量部 12−ヒドロキシステアリン酸 1.5重量部 トリグリセリンジイソステアレート 2 重量部 ブチルパラベン 0.1重量部 ロ 水 51.8重量部 ラポナイトXLG 0.1重量部 ハ 球状メタクリル酸メチルポリマー(ジュリマーMB−1) 5 重量部 インドメタシン 1 重量部
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、のびを更に改善した油
中水乳化型の皮膚外用剤を提供できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状ポリアルキレン樹脂を含有すること
    を特徴とする、油中水乳化型の皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 球状ポリアルキレン樹脂の含有量が1〜
    50重量%であることを特徴とする請求項1記載の皮膚
    外用剤。
  3. 【請求項3】 球状ポリアルキレン樹脂が、ポリスチレ
    ン及び/又はポリメタクリル酸メチルである、請求項1
    又は2に記載の皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】 メークアップ化粧料であることを特徴と
    する、請求項1〜3の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
  5. 【請求項5】 球状ポリアルキレン樹脂以外の成分に1
    2−ヒドロキシステアリン酸を含有することを特徴とす
    る、請求項1〜4の何れか一項に記載の皮膚外用剤。
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