JPH09255544A - 油中水型日焼け止め化粧料 - Google Patents

油中水型日焼け止め化粧料

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JPH09255544A
JPH09255544A JP9907696A JP9907696A JPH09255544A JP H09255544 A JPH09255544 A JP H09255544A JP 9907696 A JP9907696 A JP 9907696A JP 9907696 A JP9907696 A JP 9907696A JP H09255544 A JPH09255544 A JP H09255544A
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JP
Japan
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poe
oil
acid
powder
ether
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Application number
JP9907696A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Ide
信之 井手
Naoko Amano
直子 天野
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚に対する安全性が高く、紫外線防御効果
に優れ、かつ使用感に優れた油中水型日焼け止め化粧料
を提供する。 【解決手段】 揮発性成分、有機変性粘土鉱物および球
状樹脂粉末を配合することを特徴とする、紫外線吸収剤
を含まない油中水型日焼け止め化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油中水型日焼け止め
化粧料に係り、さらに詳しくは、紫外線防御効果に優れ
るとともに皮膚への安全性が高く、かつ使用感に優れ
た、紫外線吸収剤を含まない油中水型日焼け止め化粧料
に関する。
【0002】
【従来の技術】油中水型(W/O型)乳化製剤は、水中
油型(O/W型)乳化製剤に比べて耐水性、耐汗性にお
いて優れた機能を有することが知られている。このW/
O型乳化製剤の中でも、紫外線をカットし紫外線による
皮膚反応を起こさせないためのサンスクリーン化粧品等
のサンケア製品においては、近年のレジャーの多様化と
も相まって、どのような使用場面にあっても紫外線防御
などの面で対応し得る高SPF(=Sun Protection Fac
tor )値を有する製品の開発が盛んに行われている。
【0003】このような高SPF値を得る手法として、
紫外線吸収剤の高配合が一般的である。しかしながら、
紫外線吸収剤の高配合は高SPF値を得ることができる
反面、紫外線吸収剤の中には皮膚障害の原因となる可能
性があるものがあるなど、皮膚に対する安全性が懸念さ
れる場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、皮膚に対する安全性が高く、しか
も紫外線防御効果に優れた油中水型日焼け止め化粧料を
提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を行った結果、有機変性粘土
鉱物、揮発性成分および球状樹脂粉末を配合することに
より、ノンケミカルで、紫外線吸収剤を配合させなくと
も優れた紫外線防御効果を有し、しかも皮膚への安全性
が高く、かつ使用感にも優れた日焼け止め化粧料が得ら
れるということを見出し、これに基づいて本発明を完成
するに至った。
【0006】すなわち本発明によれば、有機変性粘土鉱
物、揮発性成分および球状樹脂粉末を配合することを特
徴とする、紫外線吸収剤を含まない油中水型日焼け止め
化粧料が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳述する。
【0008】本発明に用いられる揮発性成分としては、
低沸点の炭化水素またはシリコーン油が好適に用いられ
る。低沸点の炭化水素としては、炭素数6〜15の直
鎖、分岐、または環状の炭化水素であって、沸点が大気
圧下で260℃以下のものが挙げられ、具体的には軽質
流動パラフィン等が例示され、「アイソパーG」、「ア
イソパーH」等の商品名で市販されている。また低沸点
のシリコーン油としては、沸点260℃以下(大気圧
下)のものが挙げられ、具体的にはジメチルポリシロキ
サン、シクロジメチルポリシロキサン等が例示される。
これら揮発性成分は1種または2種以上を任意に選択し
て用いることができる。
【0009】かかる揮発性成分の配合量は、本発明化粧
料全量中20〜60重量%が好ましく、より好ましくは
30〜50重量%である。20重量%未満では皮膚上で
の「のび」が重く、一方、60重量%を超えると「あぶ
らっぽさ」が発現し、使用感に劣る。
【0010】本発明に用いられる有機変性粘土鉱物は、
一般に化粧品等において有機変性粘土鉱物として用いら
れ得るものであれば特に制限されることなく任意に使用
し得るが、なかでも水膨潤性粘土鉱物を第四級アンモニ
ウム塩型カチオン界面活性剤で処理したカチオン変性粘
土鉱物が好適に用いられる。
【0011】ここで上記水膨潤性粘土鉱物としては、例
えばスメクタイト属に属する層状ケイ酸塩鉱物が挙げら
れ、具体的にはモンモリロナイト、バイデライト、ノン
トロライト、サポナイト、ヘラクライト等が例示され
る。これらは天然または合成品のいずれであってもよ
く、市販品としてクニピア、スメクトン(いずれもクニ
ミネ工業(株)製)、ビーガム(バンダービルド(株)
製)、ダイモナイト、フッ素四ケイ素雲母(いずれもト
ピー工業(株)製)、ラポナイト(ラポルテ(株)製)
等があり、これらを好適に用いることができる。これら
水膨潤性粘土鉱物は1種または2種以上を任意に選択し
て用いることができる。
【0012】上記第四級アンモニウム塩型カチオン界面
活性剤は、下記一般式(I)
【0013】
【化1】 (式中、R1 は炭素数10〜22のアルキル基またはベ
ンジル基を表し;R2 はメチル基または炭素数10〜2
2のアルキル基を表し;R3 とR4 はそれぞれ独立に、
炭素数1〜3のアルキル基またはヒドロキシアルキル基
を表し;Xはハロゲン原子またはメチルサルフェート残
基を表す)で表される化合物である。具体的には、例え
ばドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチ
ルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチル
アンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニ
ウムクロリド、アルキルトリメチルアンモニウムクロリ
ド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリス
チルジメチルエチルアンモニウムクロリド、セチルジメ
チルエチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチル
エチルアンモニウムクロリド、アルキルジメチルエチル
アンモニウムクロリド、ベヘニルジメチルエチルアンモ
ニウムクロリド、ミリスチルジエチルメチルアンモニウ
ムクロリド、セチルジエチルメチルアンモニウムクロリ
ド、ステアリルジエチルメチルアンモニウムクロリド、
アルキルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベヘニ
ルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメ
チルミリスチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチ
ルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルステ
アリルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルベヘニ
ルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルセチル
アンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルステアリ
ルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモ
ニウムクロリド、ジベヘニルジヒドロキシエチルアンモ
ニウムクロリド、および上記各化合物のクロリドに代え
てブロミド化合物としたもの等、さらにジパルミチルプ
ロピルエチルアンモニウムメチルサルフェート等が挙げ
られる。これら第四級アンモニウム塩型カチオン界面活
性剤は1種または2種以上を任意に選択して用いること
ができる。
【0014】なお、このカチオン変性粘土鉱物は商業的
にも入手可能であり、例えば「ベントン38」(レオッ
クス社)や、「ビーガムウルトラ」(バンダービルド
社)等として市販されており、これらを用いることがで
きる。また、水膨潤性粘土鉱物と第四級アンモニウム塩
型カチオン界面活性剤を配合し、処方中で有機変性させ
ることも可能であり、このようにして得たものも好適に
用いることができる。
【0015】かかる有機変性粘土鉱物の配合量は、本発
明化粧料全量中0.1〜1.5重量%が好ましく、より
好ましくは0.1〜1重量%である。0.1重量%未満
では化粧料の安定性が悪く、添加効果が得られず、一
方、1.5重量%を超えると基剤の粘度が上昇し、「の
び」が重くなり、使用感触に劣る。本発明では、これら
有機変性粘土鉱物の中から1種または2種以上を任意に
選択して用いることができる。
【0016】本発明に用いられる球状樹脂粉末は、一般
に化粧品等において球状樹脂粉末として用いられ得るも
のであれば特に制限されることなく任意に使用し得る
が、なかでもポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポ
リエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリス
チレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉
末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉
末、セルロース粉末、トリメチルシルセスキオキサン粉
末等が好適なものとして例示される。
【0017】これら球状樹脂粉末の形状等は、特に限定
されるものでないが、例えば粒径1〜50μm程度のも
のが好適に用いられる。また、これらの樹脂粉末は疎水
化処理されていてもよい。疎水化処理方法は、撥水性を
付与できる方法であればいかなるものでもよく、その方
法は問わないが、例えば気相法、液相法、オートクレー
ブ法、メカノケミカル法等、通常の表面処理方法を用い
ることができる。
【0018】例えば疎水化処理剤を原料粉末に添加して
処理を行う場合、適当な溶剤(ジクロルメタン、クロロ
ホルム、ヘキサン、エタノール、キシレン、揮発性シリ
コーン等)に希釈して添加してもよく、あるいは直接添
加してもよい。粉末と処理剤の混合攪拌には、ボールミ
ル、ホジャーサイトボールミル、振動ボールミル、アト
ライター、ポットミル、ロッドミル、パンミル、ホモミ
キサー、ホモディスパー、ヘンシェルミキサー、ナウタ
ーミキサー等も使用することができる。この他にも、粉
体表面の活性を利用し、気相反応により100℃以下の
低温で環状オルガノシロキサンを粉体表面上で重合させ
る方法(特公平1−54380号公報)や、前記方法の
後に表面のシリコーンポリマーのSi−H部分にグリセ
ロールモノアリルエーテル等のペンダント基を付加させ
る方法(特公平1−54381号公報)等も用いること
ができる。
【0019】疎水化処理剤としては、特に限定されるも
のではないが、脂肪酸デキストリン処理粉末、トリメチ
ルシロキシ珪酸処理粉末、フッ素変性トリメチルシロキ
シ珪酸処理粉末、メチルフェニルシロキシ珪酸処理粉
末、フッ素変性メチルフェニルシロキシ珪酸処理粉末、
ジメチルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン、
メチルフェニルポリシロキサン等の低粘度〜高粘度油状
ポリシロキサン処理粉末、ガム状ポリシロキサン処理粉
末、メチルハイドロジェンポリシロキサン処理粉末、フ
ッ素変性メチルハイドロジェンポリシロキサン処理粉
末、メチルトリクロルシラン、メチルトリアルコキシシ
ラン、ヘキサメチルジシラン、ジメチルジクロルシラ
ン、ジメチルジアルコキシシラン、トリメチルクロルシ
ラン、トリメチルアルコキシシラン等の有機シリル化合
物あるいはそれらのフッ素置換体による処理粉末、エチ
ルトリクロルシラン、エチルトリアルコキシシラン、プ
ロピルトリクロルシラン、プロピルトリアルコキシシラ
ン、ヘキシルトリクロルシラン、ヘキシルトリアルコキ
シシラン、長鎖アルキルトリクロルシラン、長鎖アルキ
ルトリエトキシシラン等の有機変性シランあるいはそれ
らのフッ素置換体による処理粉末、アミノ変性ポリシロ
キサン処理粉末、フッ素変性ポリシロキサン処理粉末、
フッ化アルキルリン酸処理粉末等が挙げられる。
【0020】かかる球状樹脂粉末の配合量は、本発明化
粧料全量中0.5〜20重量%が好ましく、より好まし
くは1〜10重量%である。0.5重量%未満では球状
樹脂粉末のもつさらさらした感触を得ることはできず、
一方、20重量%を超えると球状樹脂粉末が多すぎてざ
らついた使用感触となり、好ましくない。本発明では、
これら球状樹脂粉末の中から1種または2種以上を任意
に選択して用いることができる。
【0021】本発明では、上記成分に加えて、皮膚への
紫外線防御効果をより高めるために、紫外線散乱剤を配
合させるのが好ましい。紫外線散乱剤としては酸化チタ
ン、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化鉄、マイカ等が例示
される。これらは、紫外線防御効果があれば、特にその
粒子径等を限定するものではない。さらに、アルミナ処
理や、シリコン、脂肪酸等による疎水化処理等の各種表
面処理や、さらにマイカ等の上に酸化チタン等で被覆し
た被覆マイカなど、複合化処理が施されていても特に問
題ない。この紫外線散乱剤の配合量は、皮膚への紫外線
防御効果をより有効に発揮し得るために本発明化粧料全
量中1〜20重量%が好ましく、より好ましくは5〜1
0重量%である。
【0022】なお、本発明においてW/O型乳化製剤と
するために用いられる乳化剤としては、非イオン性界面
活性剤が好適に用いられ、なかでもHLB値が2〜1
6、特には3〜12のものが好ましい。このようなもの
として、例えばエチレンオキシド付加型界面活性剤や多
価アルコール脂肪酸エステル型界面活性剤などが挙げら
れる。
【0023】エチレンオキシド付加型界面活性剤として
は、具体的にはポリオキシエチレン2〜30モル付加
〔以下、「POE(2〜30)」等と略す〕オレイルエ
ーテル、POE(2〜35)ステアリルエーテル、PO
E(2〜20)ラウリルエーテル、POE(1〜20)
アルキルフェニルエーテル、POE(6〜18)ベヘニ
ルエーテル、POE(5〜25)2−デシルペンタデシ
ルエーテル、POE(3〜30)2−デシルテトラデシ
ルエーテル、POE(8〜16)2−オクチルデシルエ
ーテル等のエーテル型界面活性剤;POE(4〜60)
硬化ヒマシ油、POE(3〜14)脂肪酸モノエステ
ル、POE(6〜30)脂肪酸ジエステル、POE(5
〜20)ソルビタン脂肪酸エステル等のエステル型界面
活性剤;POE(2〜30)グリセリルモノイソステア
レート、POE(10〜60)グリセリルトリイソステ
アレート、POE(7〜50)硬化ヒマシ油モノイソス
テアレート、POE(12〜60)硬化ヒマシ油トリイ
ソステアレート等のエーテルエステル型界面活性剤など
が例示される。
【0024】多価アルコール脂肪酸エステル型界面活性
剤としては、具体的にはデカグリセリルテトラオレー
ト、ヘキサグリセリルトリイソステアレート、テトラグ
リセリルジイソステアレート、ジグリセリルイソステア
レート等のポリグリセリン脂肪酸エステルや、グリセリ
ルモノステアレート、グリセリルモノイソステアレー
ト、グリセリルモノオレート等のグリセリン脂肪酸エス
テルなどが例示される。
【0025】本発明では、これらの中でもデカグリセリ
ルテトラオレート、ヘキサグリセリルトリイソステアレ
ート、テトラグリセリルジイソステアレート、ジグリセ
リルイソステアレート等のジグリセリン以上のポリグリ
セリン脂肪酸エステル;POE(2〜12)オレイルエ
ーテル、POE(3〜12)ステアリルエーテル、PO
E(2〜10)ラウリルエーテル、POE(2〜10)
ノニルフェニルエーテル、POE(6〜15)ベヘニル
エーテル、POE(5〜20)2−デシルペンタデシル
エーテル、POE(5〜17)2−デシルテトラデシル
エーテル、POE(8〜16)2−オクチルデシルエー
テル等のPOE付加エーテル型界面活性剤;POE(1
0〜20)硬化ヒマシ油、POE(5〜14)オレイン
酸モノエステル、POE(6〜20)オレイン酸ジエス
テル、POE(5〜10)ソルビタンオレイン酸エステ
ル等のPOE付加エステル型界面活性剤;POE(3〜
15)グリセリルモノイソステアレート、POE(10
〜40)グリセリルトリイソステアレート等のPOE付
加エーテルエステル型界面活性剤などの非イオン性界面
活性剤が特に好適に用いられる。また、ポリオキシアル
キレン変性オレガノポリシロキサンなどを使用してもよ
い。これら乳化剤は1種または2種以上を任意に選択し
て用いることができる。
【0026】本発明の油中水型日焼け止め化粧料には、
本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬品等に
一般に用いられる各種成分を配合することができる。こ
のような成分として、例えばビタミン類、油脂、ロウ
類、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エ
ステル油、シリコーン、保湿剤、アニオン界面活性剤、
カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、親油性非イオン
界面活性剤、親水性非イオン界面活性剤、防腐剤、消炎
剤、美白剤、植物抽出物、賦活剤、血行促進剤、抗脂漏
剤、天然の水溶性高分子、半合成水溶性高分子、合成水
溶性高分子、無機の水溶性高分子、増粘剤、粉末成分、
金属イオン封鎖剤等が挙げられる。
【0027】ビタミン類としては、ビタミン油、レチノ
ール、酢酸レチノール等のビタミンA類;リボフラビ
ン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド
等のビタミンB2 類;ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシ
ンジオクタノエート等のビタミンB6 類;L−アスコル
ビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、
L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコ
ルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフェロール−
L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビ
タミンC類;パントテン酸カルシウム、D−パントテニ
ルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチル
パントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類;エル
ゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミ
ンD類;ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベ
ンジル等のニコチン酸類;α−トコフェロール、酢酸ト
コフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、
コハク酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類;
ビタミンP;ビオチンなど例示される。
【0028】油脂としては、アボガド油、ツバキ油、月
見草油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコ
シ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ
油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ
油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆
油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ
油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、
トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリ
セリン等の液体油脂;カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤ
シ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、
豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モクロ
ウ、硬化ヒマシ油等の固体油脂などが例示される。
【0029】ロウ類としては、ミツロウ、カンデリラロ
ウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタ
ロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カ
ポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビ
ロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシ
ル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セ
ラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、PO
Eラノリンアルコールアセテート、POEコレステロー
ルエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、
POE水素添加ラノリンアルコールエーテルなどが例示
される。
【0030】炭化水素油としては、流動パラフィン、オ
ゾケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン、セ
レシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタリン
ワックス等の油分が例示される。
【0031】高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン(ベヘニ
ン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、
ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノー
ル酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸(EP
A)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などが例示され
る。
【0032】高級アルコールとしては、ラウリルアルコ
ール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘ
ニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアル
コール、セトステアリルアルコール等の直鎖アルコー
ル;モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコ
ール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコ
ール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルド
デカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデ
カノール等の分枝鎖アルコールなどが例示される。
【0033】合成エステル油としては、ミリスチン酸イ
ソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチル
ドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブ
チル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、
オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシ
ル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステ
アリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、1
2−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ−2−エ
チルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリ
トール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アル
キルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコー
ル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウン
デカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリ
メチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロ
ールプロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタン
エリスリトール、トリー2−エチルヘキシル酸グリセリ
ン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セ
チル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパ
ルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−
ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メ
チルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアル
コール、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチ
ルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイ
ル−L−グルタミン酸−2−クチルドデシルエステル、
アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレ
ート、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン
酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシ
ル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソ
プロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチル、
酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチルなどが例
示される。
【0034】シリコーンとしては、ジメチルポリシロキ
サン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロ
ジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン;デカメ
チルポリシロキサン、ドデカメチルポリシロキサン、テ
トラメチルテトラハイドロジェンポリシロキサン等の環
状ポリシロキサン;3次元網目構造を形成しているシリ
コ−ン樹脂、シリコーンゴムなどが例示される。
【0035】保湿剤としては、ポリエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチ
レングリコール、ヘキシレングリコール、キシリトー
ル、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチン硫
酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、アテ
ロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステア
レート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドン
カルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリン
(EO)PO付加物、イサイヨバラ抽出物、セイヨウノ
キギリソウ抽出物、メリロート抽出物などが例示され
る。
【0036】アニオン界面活性剤としては、セッケン用
素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム
等の脂肪酸セッケン;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリ
ル硫酸カリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩;PO
Eラウリル硫酸トリエタノールアミン、POEラウリル
硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エステル塩;
ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコ
シン酸;N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリ
ウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリウム、ラウ
リルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂肪酸アミド
スルホン酸塩;POEオレイルエーテルリン酸ナトリウ
ム、POEステアリルエーテルリン酸等のリン酸エステ
ル塩;ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウ
ム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエ
チレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピ
レングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のスルホコ
ハク酸塩;リニアドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノール
アミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸等のアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩;N−ラウロイルグルタミン酸
モノナトリウム、N−ステアロイルグルタミン酸ジナト
リウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸モノナト
リウム等のN−アシルグルタミン酸塩;硬化ヤシ油脂肪
酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫
酸エステル塩;ロート油等の硫酸化油のほか、POEア
ルキルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリルエー
テルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級
脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸エス
テル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステル
塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウ
ム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノール
アミン、カゼインナトリウム、ドデカン−1,2−ジオ
ール酢酸エーテルナトリウム、マルチトールヒドロキシ
アルキル(C12、C14)エーテルなどが例示される。
【0037】カチオン界面活性剤としては、塩化ステア
リルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチル
アンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩;
塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメ
チルアンモニウム塩、塩化ポリ(N,N’−ジメチル−
3,5−メチレンピペリジニウム)、塩化セチルピリジ
ニウム等のアルキルピリジニウム塩のほか、アルキル四
級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニ
ウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモリ
ホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムな
どが例示される。
【0038】両性界面活性剤としては、2−ウンデシル
−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシメチル)
−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル−2−イ
ミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロ
キシ2ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界面活性
剤;2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−N−ヒ
ドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルジ
メチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミド
ベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤な
どが例示される。
【0039】親油性非イオン界面活性剤としては、ソル
ビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレー
ト、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミ
テート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセス
キオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ−2
−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ
−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等の
ソルビタン脂肪酸エステル類;モノ綿実油脂肪酸グリセ
リン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリ
セリン、モノステアリン酸グリセリン、α, α’−オレ
イン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸
グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリセリン脂肪
酸類;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロ
ピレングリコール脂肪酸エステル類のほか、硬化ヒマシ
油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレン・メチルポリシロキサン共重合体などが例示され
る。
【0040】親水性非イオン界面活性剤としては、PO
Eソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノ
ステアレート、POE−ソルビタンモノオレート、PO
E−ソルビタンテトラオレエート等のPOEソルビタン
脂肪酸エステル類;POE−ソルビットモノラウレー
ト、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソル
ビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステ
アレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル類;PO
E−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリン
モノイソステアレート、POE−グリセリントリイソス
テアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類;P
OEモノオレエート、POEジステアレート、POEモ
ノジオレエート、システアリン酸エチレングリコール等
のPOE脂肪酸エステル類;POEラウリルエーテル、
POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、
POEベヘニルエーテル、POE2−オクチルドデシル
エーテル、POEコレスタノールエーテル等のPOEア
ルキルエーテル類;POEオクチルフェニルエーテル、
POEノニルフェニルエーテル、POEジノニルフェニ
ルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類;ブ
ルロニック等のプルアロニック型類;POE・POPセ
チルエーテル、POE・POP2−デシルテトラデシル
エーテル、POE・POPモノブチルエーテル、POE
・POP水添ラノリン、POE・POPグリセリンエー
テル等のPOE・POPアルキルエーテル類;テトロニ
ック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン
縮合物類;POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、PO
E硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマ
シ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピ
ログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、PO
E硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒマシ油硬化ヒマ
シ油誘導体;POEソルビットミツロウ等のPOEミツ
ロウ・ラノリン誘導体;ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロ
パノールアミド等のアルカノールアミドのほか、POE
プロピレングリコール脂肪酸エステル、POEアルキル
アミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、
POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキ
ルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン
酸などが例示される。
【0041】防腐剤としては、エチルパラベン、ブチル
パラベン等が例示される。
【0042】消炎剤としては、グリチルリチン酸誘導
体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノ
キチオール、酸化亜鉛、アラントイン等が例示される。
【0043】美白剤としては、胎盤抽出物、グルタチオ
ン、ユキノシタ抽出物等が例示される。
【0044】植物抽出物としては、オウバク、オウレ
ン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、
ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブド
ウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュ
ウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ローズマ
リー、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海藻、
茶等の抽出物が例示される。
【0045】賦活剤としては、ローヤルゼリー、感光
素、コレステロール誘導体、幼牛血液抽出物等が例示さ
れる。
【0046】血行促進剤としては、ノニル酸ワレニルア
ミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブ
トキシエチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カ
ンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン
酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イ
ノシトールヘキサニコチネート、シクランデレート、シ
ンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミ
ル、セファランチン、γ−オリザノール等が例示され
る。
【0047】抗脂漏剤としては、硫黄、チアントール等
が例示される。
【0048】天然の水溶性高分子としては、アラアビア
ガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャ
ロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カン
テン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド
(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、
バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸等の植物系水
溶性高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノ
グルカン、ブルラン等の微生物系水溶性高分子;コラー
ゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系水溶
性高分子などが例示される。
【0049】半合成水溶性高分子としては、カルボキシ
メチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等
のデンプン系水溶性高分子;メチルセルロース、ニトロ
セルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロ
ース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、
カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、結
晶セルロース、セルロース末等のセルロース系水溶性高
分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレング
リコールエステル等のアルギン酸系水溶性高分子などが
例示される。
【0050】合成水溶性高分子としては、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロ
リドン、カルボキシビニルポリマー(カーボポール)等
のビニル系水溶性高分子;ポリエチレングリコール2
0,000、同4,000,000、同600,000
等のポリオキシエチレン系水溶性高分子;ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレン共重合体等の共重合系水溶
性高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアク
リレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系水溶性高
分子のほか、ポリエチレンイミン、カチオンポリマーな
どが例示される。
【0051】無機の水溶性高分子としては、ベントナイ
ト、ケイ酸AlMg(ビーガム)、ラポナイト、ヘクト
ライト、無水ケイ酸などが例示される。
【0052】増粘剤としては、アラビアガム、カラギー
ナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブガム、
クインスシード(マルメロ)、カゼイン、デキストリ
ン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナト
リウム、メチルセルロース、エチルセルロース、CM
C、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、PVA、PVM、PVP、ポリアクリル酸
ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカストビ
ーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジアルキルジ
メチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガム、
ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、ヘク
トライトなどが例示される。
【0053】粉末成分としては、タルク、カリオン、雲
母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲
母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、パーミキュライト、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウ
ム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネ
シウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属
塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウ
ム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシ
ウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミ
ックパウダー、金属石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチ
ン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホ
ウ素等の無機粉末;ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉
末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉
末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合
体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エ
チレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末;二酸化チタ
ン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガラ)、
チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;γ−酸化鉄等の無機褐
色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;黒酸化
鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン等の無機黒色系
顔料;マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の
無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸
コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青等の無機青色
系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコー
テッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタル
ク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビス
マス、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダー、
カッパーパウダー等の金属粉末顔料;赤色201号、赤
色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220
号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色
203号、橙色204号、黄色205号、黄色401
号、青色404号等の有機顔料;赤色3号、赤色104
号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色
401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄
色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号、青色
1号等をジルコニウム、バリウムまたはアルミニウム等
でレーキ化した有機顔料;クロロフィル、β−カロリン
等の天然色素などが例示される。
【0054】金属イオン封鎖剤としては、1−ヒドロキ
シエタン−1,1−ジホスホン酸、1−ヒドロキシエタ
ン−1,1−ジホスホン酸四ナトリウム塩、エデト酸二
ナトウム、エデト酸三ナトリウム、エデト酸四ナトリウ
ム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メタ
リン酸ナトリウム、グルコン酸、リン酸、クエン酸、ア
スコルビン酸、コハク酸、エデト酸などが例示される。
【0055】その他、香料、水、アルコールのほか、チ
タンイエロー、カーサミン、紅花赤等の色剤などを必要
に応じて適宜配合することができる。.
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれによってなんら限定されるもの
ではない。また、配合量などは特に指定がない限り、重
量%で示す実施例に先立ち、各実施例で採用した評価方
法について説明する。
【0056】[日焼け防止効果の評価]専門パネル20
名により、紫外線の強い6、7月の晴れた日に試料を使
用してもらい、日焼け防止効果を評価した。 (評価) ◎: 20名中16名以上が良好と回答 〇: 20名中12名以上が良好と回答 △: 20名中6名以上が良好と回答 ×: 20名中6名未満が良好と回答 [使用感(のび)]専門パネル(30名)に各実施例、
比較例の化粧料(試料)を使用してもらい、官能で評価
(総合評価)した。 (評価) ◎: 非常にのびがよい ○: のびがよい △: あまりのびがよくない ×: のびが悪い <実施例> 実施例1(W/Oクリーム) (配合成分) (重量%) (1)デカメチルシクロペンタシロキサン 60 (2)セチルイソオクタノエート 2 (3)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2 (4)ビタミンEアセテート 0.05 (5)パラベン 適量 (6)香料 適量 (7)有機変性粘土鉱物(商品名:ベントン38) 0.5 (8)疎水化処理酸化チタン 2 (9)ナイロンパウダー 8 (10)疎水化処理タルク 8 (11)ジプロピレングリコール 5 (12)EDTA・3Na・2H2 O 0.1 (13)精製水 製法 (1)〜(7)を70℃に加熱溶解し、(8)〜(1
0)を加えディスパーで分散混合した。(11)〜(1
3)を混合し、70℃に加熱し、油相にディスパーで撹
拌しながら徐々に加え、十分均一に混合撹拌、冷却し
た。
【0057】評価 日焼け防止効果:△、使用感(のび):◎であった。
【0058】 実施例2(W/O乳液) (配合成分) (重量%) (1)オクタメチルシクロテトラシロキサン 44 (2)流動パラフィン 3 (3)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3 (4)ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 0.4 (5)ビタミンEアセテート 0.02 (6)パラベン 適量 (7)香料 適量 (8)球状ポリエチレン末 2 (9)疎水化処理タルク 8 (10)疎水化処理酸化亜鉛 10 (11)グリセリン 4 (12)水膨潤性粘土鉱物(商品名:スメクトン) 0.6 (13)ヘキサメタリン酸ソーダ 0.03 (14)精製水 残余製法 (1)〜(7)を70℃に加熱溶解し、(8)〜(1
0)を加えディスパーで分散混合した。(11)に(1
2)を湿潤させ、(13)と(14)を混合し、70℃
に加熱し、油相にディスパーで撹拌しながら徐々に加
え、十分均一に混合撹拌、冷却した。
【0059】評価 日焼け防止効果:◎、使用感(のび):◎であった。
【0060】 実施例3(W/Oクリーム) (配合成分) (重量%) (1)軽質イソパラフィン 7 (2)デカメチルシクロペンタシロキサン 18 (3)グリセリルモノオレート 1.5 (4)ジグリセリルジイソステアレート 2.1 (5)ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 0.4 (6)スクワラン 5 (7)パラベン 適量 (8)香料 残余 (9)トリメチルシルセスキオキサン粉末 20 (商品名:トスパール145) (10)疎水化処理酸化チタン 20 (11)1,3−ブチレングリコール 7 (12)モンモリロナイト(商品名:クニピアG−4) 1.1 (13)グリチルリチン酸ジカリウム 0.05 (14)EDTA・3Na・2H2 O 0.05 (15)精製水 残余製法 (1)〜(8)を70℃に加熱溶解し、(9)と(1
0)を加えディスパーで分散混合した。(11)に(1
2)を湿潤させ、(13)〜(15)と混合し、70℃
に加熱し、油相にディスパーで撹拌しながら徐々に加
え、十分均一に混合撹拌、冷却した。
【0061】評価 紫外線防止効果:◎、、使用感(のび):○であった。
【0062】 実施例4(W/O乳液) (配合成分) (重量%) (1)デカメチルシクロペンタシロキサン 25 (2)オクタメチルシクロテトラシロキサン 25 (3)メチルポリシロキサン 4 (4)POEグリセロールトリイソステアリン酸エステル 1.5 (5)有機変性粘土鉱物(商品名:ベントン38) 0.1 (6)ビタミンEアセテート 0.05 (7)パラベン 適量 (8)香料 適量 (9)疎水化処理酸化亜鉛 2 (10)ポリメタクリル酸メチル粉末 8 (11)グリセリン 5 (12)ポリエチレングリコール(分子量6000) 0.2 (13)精製水 残余製法 (1)〜(8)を70℃に加熱溶解し、ディスパーで分
散混合した。(9)〜(10)を加えて再度ディスパー
で分散混合した。(11)〜(12)を溶解し、(1
3)を加え70℃に加熱し、油相にディスパーで撹拌し
ながら徐々に加え、十分均一に混合撹拌、冷却した。
【0063】評価 日焼け防止効果:△、使用感(のび):〇であった。
【0064】 実施例5(W/Oクリーム) (配合成分) (重量%) (1)デカメチルシクロペンタシロキサン 30 (2)セチルイソオクタノエート 8 (3)ワセリン 2 (4)固形パラフィン 0.5 (5)ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 0.5 (6)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3 (7)パラベン 適量 (8)香料 適量 (9)疎水化処理酸化亜鉛 5 (10)球状ポリエチレン末 0.5 (11)1,3−ブチレングリコール 8 (12)水膨潤性粘土鉱物(商品名:スメクトン) 0.8 (13)精製水 残余製法 (1)〜(8)を70℃に加熱溶解し、(9)〜(1
0)を加えディスパーで分散混合した。(11)に(1
2)を湿潤させ、(13)と混合し、70℃に加熱し、
油相にディスパーで撹拌しながら徐々に加え、十分均一
に混合撹拌、冷却した。
【0065】評価 日焼け防止効果:〇、使用感(のび):△であった。
【0066】 実施例6(W/Oクリーム) (配合成分) (重量%) (1)デカメチルシクロペンタシロキサン 20 (2)セチルイソオクタノエート 5 (3)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 1 (4)ビタミンEアセテート 0.01 (5)パラベン 適量 (6)香料 適量 (7)有機変性粘土鉱物(商品名:ベントン38) 1.8 (8)ナイロンパウダー 3 (9)疎水化処理タルク 7 (10)ジプロピレングリコール 5 (11)EDTA・3Na・2H2 O 0.5 (12)精製水 残余製法 (1)〜(7)を70℃に加熱溶解し、(8)、(9)
を加えディスパーで分散混合した。(10)〜(12)
を混合し、70℃に加熱し、油相にディスパーで撹拌し
ながら徐々に加え、十分均一に混合撹拌、冷却した。
【0067】評価 日焼け防止効果:△、使用感(のび):○であった。
【0068】 比較例1(W/O乳液) (配合成分) (重量%) (1)オクタメチルシクロテトラシロキサン 40 (2)流動パラフィン 3 (3)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3 (4)ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 0.4 (5)ビタミンEアセテート 0.05 (6)パラベン 適量 (7)香料 適量 (8)疎水化処理酸化亜鉛 1 (9)グリセリン 3 (10)水膨潤性粘土鉱物(商品名:スメクトン) 0.6 (11)ヘキサメタリン酸ソーダ 0.05 (12)精製水 残余製法 (1)〜(7)を70℃に加熱溶解し、(8)を加えデ
ィスパーで分散混合した。(9)に(10)を湿潤さ
せ、(11)と(12)を混合し、70℃に加熱し、油
相にディスパーで撹拌しながら徐々に加え、十分均一に
混合撹拌、冷却した。
【0069】評価 日焼け防止効果:△、使用感(のび):×であった。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、紫
外線吸収剤を配合させることなく、紫外線防御効果に優
れ、かつ皮膚への安全性が高く、肌上に塗布したとき
「のび」が軽く使用感に優れた日焼け止め化粧料が提供
されるという効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/48 A61K 7/48

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性成分、有機変性粘土鉱物および球
    状樹脂粉末を配合することを特徴とする、紫外線吸収剤
    を含まない油中水型日焼け止め化粧料。
  2. 【請求項2】 化粧料全量中に揮発性成分を20〜60
    重量%、有機変性粘土鉱物を0.1〜1.5重量%およ
    び球状樹脂粉末を0.5〜20重量%配合してなる、請
    求項1記載の紫外線吸収剤を含まない油中水型日焼け止
    め化粧料。
  3. 【請求項3】 さらに紫外線散乱剤を配合してなる、請
    求項1または2記載の紫外線吸収剤を含まない油中水型
    日焼け止め化粧料。
JP9907696A 1996-03-28 1996-03-28 油中水型日焼け止め化粧料 Pending JPH09255544A (ja)

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