JPH11130427A - 弗化カルシウムの製造方法 - Google Patents
弗化カルシウムの製造方法Info
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- JPH11130427A JPH11130427A JP9288545A JP28854597A JPH11130427A JP H11130427 A JPH11130427 A JP H11130427A JP 9288545 A JP9288545 A JP 9288545A JP 28854597 A JP28854597 A JP 28854597A JP H11130427 A JPH11130427 A JP H11130427A
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Abstract
る混酸水溶液から純度の高い弗化カルシウムを低コスト
で得る。 【解決手段】 フロン等の弗素化合物を分解処理して得
られる金属含有混酸水溶液Aを蒸留して溶解金属の大部
分が除去された蒸留混酸水溶液Bを得る蒸留工程と、該
蒸留工程により得られた蒸留混酸水溶液Bに該混酸水溶
液Bとの反応後の濾液が酸性を維持するカルシウム塩を
添加反応させて弗化カルシウムCaF2を生成沈殿させ
る生成沈殿工程と、該生成沈殿工程により生成沈殿され
た沈殿物C(弗化カルシウムCaF2)を取り出す取出
工程とを順次実行するようにして、金属成分を含まない
高純度の弗化カルシウムCaF2が得られるようにして
いる。
Description
の製造方法に関し、さらに詳しくはフロン等の弗素化合
物を分解処理して得られる金属含有混酸水溶液から純度
の高い弗化カルシウムを製造する方法に関するものであ
る。
として知られているフロンガス等を無害化する技術が研
究開発されてきており、この無害化処理により分解生成
される混酸水溶液は、通常中和処理後に廃棄されてい
た。
酸HFが多く含まれており、この混酸水溶液中に含まれ
る弗化水素酸HFにカルシウム塩を反応させることによ
り有用物質である弗化カルシウムCaF2を製造する方
法が注目されてきている。
造する方法としては、フロン等の弗素化合物を分解処理
して得られる混酸水溶液に直接カルシウム塩を添加反応
させて弗化カルシウムCaF2を凝析沈殿物として取り
出す方法が採用されていた。
合物の分解処理により得られた混酸水溶液に直接カルシ
ウム塩を反応させる方法を用いた場合、次のような問題
が生ずる。
て得られる混酸水溶液は、弗化水素酸HFおよび塩酸H
Clからなる強酸性を呈する水溶液であり、当該混酸水
溶液には、分解処理装置を構成する金属材料の溶出によ
って微量ではあるが金属が含まれる。従って、上記した
ように、金属を含有している混酸水溶液に直接カルシウ
ム塩を添加反応させて弗化カルシウムCaF2を凝析沈
殿物として取り出す方法を用いた場合、取り出された弗
化カルシウム沈殿物中に不純物として金属成分が残留し
てしまう。
分を含む弗化カルシウムCaF2は、高純度を必要とし
ない用途に用いる場合は問題とはならないが、望遠鏡用
レンズやカメラ用レンズとして用いられる蛍石レンズの
原料として用いた場合、不純物が存在しているとレンズ
性能を大幅に低下させてしまうため、金属成分を除去す
る必要がある。この金属成分の除去には、大掛かりな装
置と手間を必要とし、多大の費用がかかっていた。
ので、フロン等の弗素化合物を分解処理して得られる混
酸水溶液から純度の高い弗化カルシウムを低コストで得
ることを目的とするものである。
記課題を解決するために、フロン等の弗素化合物を分解
処理して得られる金属含有混酸水溶液を蒸留して溶解金
属の大部分が除去された蒸留混酸水溶液を得る蒸留工程
と、該蒸留工程により得られた蒸留混酸水溶液に該混酸
水溶液との反応後の濾液が酸性を維持するカルシウム塩
を添加反応させて弗化カルシウムCaF2を生成沈殿さ
せる生成沈殿工程と、該生成沈殿工程により生成沈殿さ
れた弗化カルシウムCaF2を取り出す取出工程とを順
次実行するようにしている。
いて金属含有混酸水溶液から大部分の溶解金属が除去さ
れた混酸水溶液(例えば、弗化水素酸HFおよび塩酸H
Cl)に対して、カルシウム塩を添加反応させることに
より弗化カルシウムCaF2を生成沈殿させることがで
き、金属成分を含まない生成沈殿物(換言すれば、弗化
カルシウムCaF2)が得られる。つまり、この方法に
より得られた弗化カルシウムCaF2は高純度なものと
なるのである。
シウム塩としては、混酸水溶液との反応後の濾液が酸性
を維持するもの(例えば、塩化カルシウムCaCl2、
硝酸カルシウムCa(NO3)2、臭化カルシウムCaB
r2、ヨウ化カルシウムCaI2等)が用いられるが、反
応後の水溶液が強酸性を示すとともに、取り扱いがし易
い点で塩化カルシウムCaCl2が望ましい。
場合、混酸水溶液中の弗化水素酸HFと下記反応式によ
り弗化カルシウムCaF2を生成するが、生成された弗
化カルシウムCaF2はコロイド(帯電)となっている
ため、強酸性の方が速やかな凝析沈殿が得られるからで
ある。しかも弗化カルシウムCaF2の生成過程におい
て混酸水溶液中に既に含まれている塩酸HClしか生成
されず、酸と化合するような物質が生成されないからで
ある。
願発明の好適な幾つかの実施の形態について詳述する。
製造方法の具体的な手順が示されている。
造方法は、フロン等の弗素化合物を分解処理して得られ
る金属含有混酸水溶液から高純度の弗化カルシウムCa
F2を製造するものである。
式により加水分解される。
るが、混酸水溶液(即ち、弗化水素酸HFと塩酸HCl
との混合物)は、従来中和廃棄されることとなってい
た。ところが、前記混酸水溶液中に含まれる弗化水素酸
HFから高純度の弗化カルシウムCaF2(蛍石)をリ
サイクル製品として取り出すことが可能である。ところ
で、上記混酸水溶液には、弗化水素酸HFと塩酸HCl
との他に、分解装置を構成する金属材料の溶出によって
微量の金属成分が含まれているため、当該金属成分の除
去が必要となる。
素化合物を分解処理して得られる金属含有混酸水溶液A
(弗化水素酸HF:10%、塩酸HCl:25%、金属
成分:0.1%)を容器1に入れ、オイルバス2を用い
て蒸留する蒸留工程が実行される。ここで、オイルバス
2の温度は金属含有混酸水溶液Aの温度が弗化水素酸H
Fの沸点である112.2℃より高くなるように約13
0〜180℃とされる。符号3は容器1から蒸発した混
酸を冷却するための水冷冷却装置である。
分が容器1内に残留され、残余の金属成分(約10pp
m)を含む蒸留混酸水溶液B(弗化水素酸HF:5%、
塩酸HCl:12%)が得られる。
Bに対して該蒸留混酸水溶液Bとの反応後の濾液が酸性
を維持するカルシウム塩(例えば、塩化カルシウムCa
Cl2)を添加反応させて弗化カルシウムCaF2を生成
沈殿させる生成沈殿工程が実行される。ここでは、10
0gの蒸留混酸水溶液Bに対して14gの塩化カルシウ
ムCaCl2が添加され(つまり、蒸留混酸水溶液B中
に含まれる弗化水素酸HFの当量に相当する塩化カルシ
ウムCaCl2が添加され)、次式の反応により弗化カ
ルシウムCaF2が生成される。
イド(帯電)となるが、撹拌後の自然沈降により弗化カ
ルシウムCaF2の沈殿物Cと塩酸HClからなる上澄
み液Dとに分離される。このとき、上澄み液D中には、
蒸留時に蒸気に伴われて出た極微量の金属成分がイオン
として沈殿物Cから分離される。かくして、分離生成さ
れた沈殿物C(即ち、弗化カルシウムCaF2)は、不
純物を含まない高純度のものとなるのである。
れるカルシウム塩としては、塩化カルシウムCaCl2
の他に、硝酸カルシウムCa(NO3)2、臭化カルシウ
ムCaBr2、ヨウ化カルシウムCaI2等を用いること
ができる。
(NO3)2を用いる場合、100gの蒸留混酸水溶液B
に対して20.5gの硝酸カルシウムCa(NO3)2を
添加すると(つまり、蒸留混酸水溶液B中に含まれる弗
化水素酸HFの当量に相当する硝酸カルシウムCa(N
O3)2を添加すると)、次式により弗化カルシウムCa
F2が生成される。
を用いる場合、100gの蒸留混酸水溶液Bに対して2
5gの臭化カルシウムCaBr2を添加すると(つま
り、蒸留混酸水溶液B中に含まれる弗化水素酸HFの当
量に相当する臭化カルシウムCaBr2を添加する
と)、次式により弗化カルシウムCaF2が生成され
る。
を用いる場合、100gの蒸留混酸水溶液Bに対して3
6.8gのヨウ化カルシウムCaI2を添加すると(つ
まり、蒸留混酸水溶液B中に含まれる弗化水素酸HFの
当量に相当するヨウ化カルシウムCaI2を添加する
と)、次式により弗化カルシウムCaF2が生成され
る。
生成された弗化カルシウムCaF2はコロイド(帯電)
となっているため、強酸性の方が速やかな凝析沈殿が得
られるが、硝酸カルシウムCa(NO3)2、臭化カルシ
ウムCaBr2およびヨウ化カルシウムCaI2は、取り
扱いがしにくいので塩化カルシウムCaCl2が望まし
い。
殿物C(即ち、弗化カルシウムCaF2)を、上澄み液
Dを廃棄することにより取り出す取出工程が実行され
る。該取出工程により取り出された沈殿物C(即ち、弗
化カルシウムCaF2)は乾燥により製品とされるが、
前記沈殿物Cは酸性を帯びているため、水洗あるいは中
和により酸抜きを行った後に乾燥させて生成物F(即
ち、高純度の弗化カルシウムCaF2)とされる。
えば、水酸化ナトリウムNaOHの水溶液)を加えて中
性電解質水溶液E(ナトリウムイオンと塩素イオンと弗
化カルシウムとを含む)とし、これを撹拌して弗化カル
シウムCaF2の沈殿物を中性電解質水溶液E中にコロ
イド状にしみ込ませ、そのうえで弗化カルシウムCaF
2コロイドを中性電解質水溶液E中で沈殿物として凝析
沈降させて生成物Fを得る。なお、前記沈殿物Cに対し
て同様な中和処理を施することにより酸抜きされた生成
物Fを得るようにしてもよい。
あり、この場合、大量の水により水洗した後、遠心分離
機等により弗化カルシウムCaF2を分離すればよい。
ルシウムの製造方法の具体的な手順が示されている。
物Cを上澄み液Dから分離するまでの手順は第1の実施
の形態におけると同様である。
て得られる金属含有混酸水溶液A(弗化水素酸HF:1
0%、塩酸HCl:25%、金属成分:0.1%)を容
器1に入れ、オイルバス2を用いて蒸留する蒸留工程が
実行される。ここで、オイルバス2の温度は金属含有混
酸水溶液Aの温度が弗化水素酸HFの沸点である11
2.2℃より高くなるように約130〜180℃とされ
る。符号3は容器1から蒸発した混酸を冷却するための
水冷冷却装置である。
分が容器1内に残留され、残余の金属成分(約10pp
m)を含む蒸留混酸水溶液B(弗化水素酸HF:5%、
塩酸HCl:12%)が得られる。
Bに対して該蒸留混酸水溶液Bとの反応後の濾液が酸性
を維持するカルシウム塩(例えば、塩化カルシウムCa
Cl 2)を添加反応させて弗化カルシウムCaF2を生成
沈殿させる生成沈殿工程が実行される。ここでは、10
0gの蒸留混酸水溶液Bに対して14gの塩化カルシウ
ムCaCl2が添加され(つまり、蒸留混酸水溶液B中
に含まれる弗化水素酸HFの当量に相当する塩化カルシ
ウムCaCl2が添加され)、次式の反応により弗化カ
ルシウムCaF2が生成される。
イド(帯電)となるが、撹拌後の自然沈降により弗化カ
ルシウムCaF2の沈殿物Cと塩酸HClからなる上澄
み液Dとに分離される。このとき、上澄み液D中には、
蒸留時に蒸気に伴われて出た極微量の金属成分がイオン
として沈殿物Cから分離される。かくして分離生成され
た沈殿物C(即ち、弗化カルシウムCaF2)は、不純
物を含まない高純度のものとなるのである。
れるカルシウム塩としては、塩化カルシウムCaCl2
の他に、硝酸カルシウムCa(NO3)2、臭化カルシウ
ムCaBr2、ヨウ化カルシウムCaI2等を用いること
ができる。
(NO3)2を用いる場合、100gの蒸留混酸水溶液B
に対して20.5gの硝酸カルシウムCa(NO3)2を
添加すると(つまり、蒸留混酸水溶液B中に含まれる弗
化水素酸HFの当量に相当する硝酸カルシウムCa(N
O3)2を添加すると)、次式により弗化カルシウムCa
F2が生成される。
を用いる場合、100gの蒸留混酸水溶液Bに対して2
5gの臭化カルシウムCaBr2を添加すると(つま
り、蒸留混酸水溶液B中に含まれる弗化水素酸HFの当
量に相当する臭化カルシウムCaBr2を添加する
と)、次式により弗化カルシウムCaF2が生成され
る。
を用いる場合、100gの蒸留混酸水溶液Bに対して3
6.8gのヨウ化カルシウムCaI2を添加すると(つ
まり、蒸留混酸水溶液B中に含まれる弗化水素酸HFの
当量に相当するヨウ化カルシウムCaI2を添加する
と)、次式により弗化カルシウムCaF2が生成され
る。
生成された弗化カルシウムCaF2はコロイド(帯電)
となっているため、強酸性の方が速やかな凝析沈殿が得
られるが、硝酸カルシウムCa(NO3)2、臭化カルシ
ウムCaBr2およびヨウ化カルシウムCaI2は、取り
扱いがしにくいので塩化カルシウムCaCl2が望まし
い。
殿物C(即ち、弗化カルシウムCaF2)を、上澄み液
Dを廃棄することにより取り出す取出工程が実行され
る。該取出工程により取り出された沈殿物C(即ち、弗
化カルシウムCaF2)は乾燥により製品とされるが、
前記沈殿物Cは酸性を帯びているため、酸抜き処理を施
す必要がある。
弗化カルシウムCaCl2)を透析膜(例えば、セロフ
ァン紙等)からなる透析容器7内に収納し、透析溶媒
(例えば、水)を入れた溶媒容器4内に浸漬した状態で
水を常時入れ換えることにより行われる。符号5は給水
管、6は排水管である。このようにすると、透析容器7
内に収納された沈殿物C(即ち、弗化カルシウムCaF
2)における酸濃度と透析溶媒である水における酸濃度
との濃度差により透析溶媒である水が透析容器7内に徐
々に浸透していき、沈殿物C(即ち、弗化カルシウムC
aF2)を含むコロイド溶液の酸濃度が低下していく。
上記酸抜き処理は、沈殿物C(即ち、CaF2)がPH
5.8〜8.6となった時点で終了とし、乾燥した後に
生成物F(高純度の弗化カルシウムCaF2)として取
り出される。なお、沈殿物C(即ち、弗化カルシウムC
aF2)を含むコロイド溶液の酸濃度がある程度(例え
ば、PH5程度)まで下がってきたら透析溶媒として蒸
溜水を用いるのが望ましい。また、上記酸抜き処理にお
いて、系内温度を20〜30°に上昇させ且つ沈殿物C
(即ち、弗化カルシウムCaF2)を含むコロイド溶液
を撹拌してやると透析速度を約3倍に上げることができ
る。
和のためのアルカリ溶剤や遠心分離機等の脱水設備が不
要となり、比較的簡易で経済性を損なうことなく高純度
の弗化カルシウムCaF2を得ることができる。
属含有混酸水溶液から大部分の溶解金属が除去された混
酸水溶液(例えば、弗化水素酸HFおよび塩酸HCl)
に対して、カルシウム塩を添加反応させることにより弗
化カルシウムCaF2を生成沈殿させるようにしている
ので、金属成分を含まない生成沈殿物(換言すれば、弗
化カルシウムCaF2)が得られることとなり、簡単な
方法により蛍石レンズ等の原料として最適な高純度の弗
化カルシウムCaF2(蛍石)が得られるという優れた
効果がある。
シウムの製造方法の手順を示す工程図である。
シウムの製造方法の手順を示す工程図である。
媒容器、5は給水管、6は排水管、7は透析容器、Aは
金属含有混酸水溶液、Bは蒸留混酸水溶液、Cは沈殿
物、Dは上澄み液、Eは中性電解質水溶液、Fは生成
物。
Claims (1)
- 【請求項1】 フロン等の弗素化合物を分解処理して得
られる金属含有混酸水溶液を蒸留して溶解金属の大部分
が除去された蒸留混酸水溶液を得る蒸留工程と、該蒸留
工程により得られた蒸留混酸水溶液に該混酸水溶液との
反応後の濾液が酸性を維持するカルシウム塩を添加反応
させて弗化カルシウムを生成沈殿させる生成沈殿工程
と、該生成沈殿工程により生成沈殿された弗化カルシウ
ムを取り出す取出工程とを順次実行することを特徴とす
る弗化カルシウムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28854597A JP4106411B2 (ja) | 1997-08-21 | 1997-10-21 | 弗化カルシウムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-224671 | 1997-08-21 | ||
JP22467197 | 1997-08-21 | ||
JP28854597A JP4106411B2 (ja) | 1997-08-21 | 1997-10-21 | 弗化カルシウムの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11130427A true JPH11130427A (ja) | 1999-05-18 |
JP4106411B2 JP4106411B2 (ja) | 2008-06-25 |
Family
ID=26526192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28854597A Expired - Lifetime JP4106411B2 (ja) | 1997-08-21 | 1997-10-21 | 弗化カルシウムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4106411B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005070831A1 (en) * | 2004-01-21 | 2005-08-04 | Morita Chemical Industries Co., Ltd. | Method for producing calcium fluoride, reusing method and recycling method thereof |
JP2005330171A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フッ化カルシウムの製造方法および製造装置 |
JP2010202433A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Hideki Yamamoto | フッ化カルシウムの回収方法 |
JP2013224270A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Daikin Industries Ltd | フルオロアルキルアイオダイドの利用方法 |
JP2015074575A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 旭硝子株式会社 | 高純度蛍石の製造方法 |
CN108147446A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-06-12 | 上海缘脉实业有限公司 | 一种盐酸和氢氟酸的混酸处理工艺及其专用设备 |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP28854597A patent/JP4106411B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005070831A1 (en) * | 2004-01-21 | 2005-08-04 | Morita Chemical Industries Co., Ltd. | Method for producing calcium fluoride, reusing method and recycling method thereof |
JP2005330171A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フッ化カルシウムの製造方法および製造装置 |
JP2010202433A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Hideki Yamamoto | フッ化カルシウムの回収方法 |
JP2013224270A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Daikin Industries Ltd | フルオロアルキルアイオダイドの利用方法 |
JP2015074575A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 旭硝子株式会社 | 高純度蛍石の製造方法 |
CN108147446A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-06-12 | 上海缘脉实业有限公司 | 一种盐酸和氢氟酸的混酸处理工艺及其专用设备 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP4106411B2 (ja) | 2008-06-25 |
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