JPH11130361A - 荷物昇降機 - Google Patents
荷物昇降機Info
- Publication number
- JPH11130361A JPH11130361A JP9300194A JP30019497A JPH11130361A JP H11130361 A JPH11130361 A JP H11130361A JP 9300194 A JP9300194 A JP 9300194A JP 30019497 A JP30019497 A JP 30019497A JP H11130361 A JPH11130361 A JP H11130361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling
- stairs
- rail
- load
- rails
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 家具や畳等の重量物を階段を用いて容易に昇
降させること。 【解決手段】 昇降機2は、レール4と、走行部6と、
走行部6に取り付けられた荷台8等から構成されてい
る。レール4は、断面がコの字状の走行レール5の中央
にラック7が配置されており、下部には脚10が取り付
けられ、2本が中央で連結されて階段30上に脚により
載せてある。走行部6は、駆動ユニット12と、畳8を
載せる荷台8等からなり、駆動ユニットは、ラックに噛
み合うギア機構16と、走行車輪18と、スイッチ20
とを有している。荷台8は取り付け孔24に取りつけて
ある。これにより、レールを階段上に容易に設置でき、
荷台に畳を載せてモータを駆動させることにより、階段
を傷つけることなく、階段を用いて階上に畳を容易に搬
送することができる。また、レールは取りはずしが容易
であることから、収納や他の場所への移動を容易にでき
る。
降させること。 【解決手段】 昇降機2は、レール4と、走行部6と、
走行部6に取り付けられた荷台8等から構成されてい
る。レール4は、断面がコの字状の走行レール5の中央
にラック7が配置されており、下部には脚10が取り付
けられ、2本が中央で連結されて階段30上に脚により
載せてある。走行部6は、駆動ユニット12と、畳8を
載せる荷台8等からなり、駆動ユニットは、ラックに噛
み合うギア機構16と、走行車輪18と、スイッチ20
とを有している。荷台8は取り付け孔24に取りつけて
ある。これにより、レールを階段上に容易に設置でき、
荷台に畳を載せてモータを駆動させることにより、階段
を傷つけることなく、階段を用いて階上に畳を容易に搬
送することができる。また、レールは取りはずしが容易
であることから、収納や他の場所への移動を容易にでき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段の上や下に荷
物を昇降させる荷物昇降機に関し、特に、家具や畳等人
の力のみでは階段を使用した上げ下ろしが非常に重労働
となる荷物を、階上に容易に運び上げ、また階下に降ろ
すことができる荷物昇降機に関する。
物を昇降させる荷物昇降機に関し、特に、家具や畳等人
の力のみでは階段を使用した上げ下ろしが非常に重労働
となる荷物を、階上に容易に運び上げ、また階下に降ろ
すことができる荷物昇降機に関する。
【0002】
【従来の技術】わが国では2階建ての個人住宅や3階以
下の集合住宅等では一般にエレベータは普及しておら
ず、日常の暮らしの中で引っ越し等により2階以上の階
の部屋に家具を運び入れたり、部屋から運び出したりす
るときや畳替え等で畳を上げ降ろしする時などには、引
越し作業者や畳職人等がこれらを持って階段を上下して
運び上げまた降ろしていた。
下の集合住宅等では一般にエレベータは普及しておら
ず、日常の暮らしの中で引っ越し等により2階以上の階
の部屋に家具を運び入れたり、部屋から運び出したりす
るときや畳替え等で畳を上げ降ろしする時などには、引
越し作業者や畳職人等がこれらを持って階段を上下して
運び上げまた降ろしていた。
【0003】一方、最近になって台車の下部に駆動ベル
トを備えた自走式の昇降機が開発され、駅などで新聞や
缶ジュース類を階段の上の売店等に運び上げるために用
いられる例もある。
トを備えた自走式の昇降機が開発され、駅などで新聞や
缶ジュース類を階段の上の売店等に運び上げるために用
いられる例もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、引越し
等において家具やピアノ等の重い荷物を作業者が持ち上
げて階段を登ったり降りたりすることは非常な重労働と
なっていた。また引っ越し等の場合は多数の人が来て手
伝うことから、重い荷物を数人で運ぶことができるが、
畳替え等の場合には、通常一人の職人が全ての作業を行
うことが多く、高齢化も進んでおり、一枚が40〜50
kgある畳を何枚も一人で階段を使って運び上げ、また
降ろすことは非常に大変な作業であった。
等において家具やピアノ等の重い荷物を作業者が持ち上
げて階段を登ったり降りたりすることは非常な重労働と
なっていた。また引っ越し等の場合は多数の人が来て手
伝うことから、重い荷物を数人で運ぶことができるが、
畳替え等の場合には、通常一人の職人が全ての作業を行
うことが多く、高齢化も進んでおり、一枚が40〜50
kgある畳を何枚も一人で階段を使って運び上げ、また
降ろすことは非常に大変な作業であった。
【0005】また、台車の下部に駆動ベルトを備えた自
走式の昇降機の場合には、階段の踏み板の角部を走行用
のベルトで強くこするため、階段の角部を損傷したり、
破損することがある。殊に、個人住宅では木製の階段が
多く採用されているために、このような自走式の昇降機
を用いることはできなかった。
走式の昇降機の場合には、階段の踏み板の角部を走行用
のベルトで強くこするため、階段の角部を損傷したり、
破損することがある。殊に、個人住宅では木製の階段が
多く採用されているために、このような自走式の昇降機
を用いることはできなかった。
【0006】本発明の目的は、比較的簡単に据え付け取
り外しができ、かつ階段を傷めずに荷物の上げ降ろしが
できる荷物昇降機を提供することにある。
り外しができ、かつ階段を傷めずに荷物の上げ降ろしが
できる荷物昇降機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、走行路と階段の踏み板上に載置して前記走行路を支
持する脚部とを有するレール機構と、被搬送物を載せる
荷台と、走行機構とを有し、前記走行機構によって前記
レール機構に沿って走行する走行部とを備え、前記レー
ル機構を階段の上下方向に設置して前記荷台に載せた被
搬送物を前記階段の上下に昇降させることして荷物昇降
機を構成した。
に、走行路と階段の踏み板上に載置して前記走行路を支
持する脚部とを有するレール機構と、被搬送物を載せる
荷台と、走行機構とを有し、前記走行機構によって前記
レール機構に沿って走行する走行部とを備え、前記レー
ル機構を階段の上下方向に設置して前記荷台に載せた被
搬送物を前記階段の上下に昇降させることして荷物昇降
機を構成した。
【0008】また前記レール部には前記走行路に沿った
ラックを備え、前記走行機構は、前記ラックにかみ合う
ギア機構を有することとした。
ラックを備え、前記走行機構は、前記ラックにかみ合う
ギア機構を有することとした。
【0009】更に前記レール機構は分解可能な組み立て
式であることとした。
式であることとした。
【0010】上記荷物昇降機によれば、レール機構の脚
部を階段の踏み板に載せて設置でき、畳や家具等を荷台
に載せ、走行部を走行させることにより簡便に所定の荷
物を階段上に運び上げ、また降ろすことができる。
部を階段の踏み板に載せて設置でき、畳や家具等を荷台
に載せ、走行部を走行させることにより簡便に所定の荷
物を階段上に運び上げ、また降ろすことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の荷物昇降機の一実施の形
態としての畳搬送用昇降機について説明する。
態としての畳搬送用昇降機について説明する。
【0012】図1は本発明による昇降機2を階段に据え
付けた状態を示しており、図2と図3は、駆動ユニット
12を示す斜視図であり、図4は昇降機2の使用状態を
示す側面図である。
付けた状態を示しており、図2と図3は、駆動ユニット
12を示す斜視図であり、図4は昇降機2の使用状態を
示す側面図である。
【0013】図1に示したように、昇降機2は、レール
4と、走行部6と、走行部6に取り付けられた荷台8等
から構成されている。
4と、走行部6と、走行部6に取り付けられた荷台8等
から構成されている。
【0014】レール4は、図5に示すように断面がコの
字状の走行レール5の中央にラック7が配置されてお
り、この例では図1に示すように2本が中央で連結され
ている。レール4の下部には、脚10が取り付けられて
おり、階上の床F2と階下の床F1と途中の階段上2個
所において脚10によってレール4が支えられている。
脚10は、ピン11(図4参照)により下部が回動自在
になっており、かつレール4に沿って摺動可能で任意の
位置で固定できるようになっている。
字状の走行レール5の中央にラック7が配置されてお
り、この例では図1に示すように2本が中央で連結され
ている。レール4の下部には、脚10が取り付けられて
おり、階上の床F2と階下の床F1と途中の階段上2個
所において脚10によってレール4が支えられている。
脚10は、ピン11(図4参照)により下部が回動自在
になっており、かつレール4に沿って摺動可能で任意の
位置で固定できるようになっている。
【0015】走行部6は、駆動ユニット12と、荷台8
等からなり、駆動ユニット12は、図2および図3に示
すように、モータ14と、ギア機構16と、走行車輪1
8と、スイッチ20と、リミットスイッチ22と、非常
停止用ボタン25(図3参照)とを支持板23に備え、
この支持板23には荷台8を連結するための取り付け孔
24が設けられている。
等からなり、駆動ユニット12は、図2および図3に示
すように、モータ14と、ギア機構16と、走行車輪1
8と、スイッチ20と、リミットスイッチ22と、非常
停止用ボタン25(図3参照)とを支持板23に備え、
この支持板23には荷台8を連結するための取り付け孔
24が設けられている。
【0016】荷台8は、畳32を載せるように枠状に形
成してあり、駆動ユニット12の取り付け孔24に回動
自在に取り付けられる。
成してあり、駆動ユニット12の取り付け孔24に回動
自在に取り付けられる。
【0017】モータ14は、家庭用電源を駆動源とした
モータであり、回転軸がギア機構16に連結している。
ギア機構16は、内部に減速歯車等を備え、モータ14
の回転を所定の速度に減速し、ラック7に噛み合うギア
17を回転させる。モータ14の側方には、コードリー
ル28が設けられており、走行部6の移動に合わせて適
宜電線29を巻き出し、又ばね等により巻き取るように
なっている。また、図1に示すように、電線29の長さ
が不足する場合には、延長用リール34を介して家庭用
のコンセント40に接続する。
モータであり、回転軸がギア機構16に連結している。
ギア機構16は、内部に減速歯車等を備え、モータ14
の回転を所定の速度に減速し、ラック7に噛み合うギア
17を回転させる。モータ14の側方には、コードリー
ル28が設けられており、走行部6の移動に合わせて適
宜電線29を巻き出し、又ばね等により巻き取るように
なっている。また、図1に示すように、電線29の長さ
が不足する場合には、延長用リール34を介して家庭用
のコンセント40に接続する。
【0018】走行車輪18は、回転自在に取り付けられ
たフリーの車輪であり、走行レール5上に乗り、駆動ユ
ニット12が走行レール5に沿って移動するよう支持し
ている。スイッチ20は、駆動ユニット12の側方に取
り付けられ、モータ14の始動、停止と正転、逆転つま
り上昇、下降の切り替えを行うスイッチである。また、
図示しないスイッチにより走行速度が変更できるように
なっている。リミットスイッチ22は、モータ14への
通電を遮断するスイッチであり、図3に示すように走行
部6の前後にそれぞれ取り付けてあり、レール4に取り
付けられた停止板9(図1参照)に接すると作動し、走
行部6の駆動が停止される。また、非常停止ボタン25
は走行部6の側方に設けられ、緊急時に操作して、走行
部6を緊急停止させる。停止板9は、レール4に沿って
移動可能で、レール4の任意の位置に取り付けることが
できる。
たフリーの車輪であり、走行レール5上に乗り、駆動ユ
ニット12が走行レール5に沿って移動するよう支持し
ている。スイッチ20は、駆動ユニット12の側方に取
り付けられ、モータ14の始動、停止と正転、逆転つま
り上昇、下降の切り替えを行うスイッチである。また、
図示しないスイッチにより走行速度が変更できるように
なっている。リミットスイッチ22は、モータ14への
通電を遮断するスイッチであり、図3に示すように走行
部6の前後にそれぞれ取り付けてあり、レール4に取り
付けられた停止板9(図1参照)に接すると作動し、走
行部6の駆動が停止される。また、非常停止ボタン25
は走行部6の側方に設けられ、緊急時に操作して、走行
部6を緊急停止させる。停止板9は、レール4に沿って
移動可能で、レール4の任意の位置に取り付けることが
できる。
【0019】次に昇降機2の作動について説明する。
【0020】使用に際して、昇降機2を組み立てる。ま
ず2本のレール4を階段30に沿って階上から階下に延
設して中央で連結させ、その連結部を挟む上下2個所と
階上の床F2および階下の床F1の4個所に脚10を設
置する。更に、脚10の位置を階段30の段差に合わせ
て調整し、レール4が階段上で直線状になるように脚1
0を固定する。
ず2本のレール4を階段30に沿って階上から階下に延
設して中央で連結させ、その連結部を挟む上下2個所と
階上の床F2および階下の床F1の4個所に脚10を設
置する。更に、脚10の位置を階段30の段差に合わせ
て調整し、レール4が階段上で直線状になるように脚1
0を固定する。
【0021】次にレール4に駆動ユニット12を組み付
け、取り付け孔24に荷台8をピン等により回動自在に
連結させる。駆動ユニット12のレール4への組み付け
は、走行車輪18を走行レール5に載せ、ラック7にギ
ア17をかみ合わせて行う。そして、リール34を介し
てコンセント40からの電源をコードリール28に接続
させる。又、電線29の端部はレール4の下部に止めて
おく。
け、取り付け孔24に荷台8をピン等により回動自在に
連結させる。駆動ユニット12のレール4への組み付け
は、走行車輪18を走行レール5に載せ、ラック7にギ
ア17をかみ合わせて行う。そして、リール34を介し
てコンセント40からの電源をコードリール28に接続
させる。又、電線29の端部はレール4の下部に止めて
おく。
【0022】こうして昇降機2の組み立てが完了したな
ら、図4に示すように荷台8に畳32を載せ、スイッチ
20を操作してモータ14を始動させる。こうして走行
部6が電線29を引き出しながらレール4をゆっくり昇
り始めるが、この時人は荷物を安定させるために畳32
等に手を添えるだけでよく、走行部6の上昇に合わせて
階段を登る。走行部6が階段30の最上段に至ったな
ら、スイッチ20を操作して走行部6の動きを停止させ
る。そして荷台8を水平に戻して畳32を荷台8から降
ろす。
ら、図4に示すように荷台8に畳32を載せ、スイッチ
20を操作してモータ14を始動させる。こうして走行
部6が電線29を引き出しながらレール4をゆっくり昇
り始めるが、この時人は荷物を安定させるために畳32
等に手を添えるだけでよく、走行部6の上昇に合わせて
階段を登る。走行部6が階段30の最上段に至ったな
ら、スイッチ20を操作して走行部6の動きを停止させ
る。そして荷台8を水平に戻して畳32を荷台8から降
ろす。
【0023】また、2階の部屋から階下に畳を降ろす場
合は、上記と逆の手順で行えばよく、2階で荷台8に畳
32を載せ、スイッチ20の操作により今度はモータ1
4を逆転させる。すると走行部6は、電線29を巻き取
りながら下方向に走行し、階下の床F1に着いたなら畳
32を降ろす。
合は、上記と逆の手順で行えばよく、2階で荷台8に畳
32を載せ、スイッチ20の操作により今度はモータ1
4を逆転させる。すると走行部6は、電線29を巻き取
りながら下方向に走行し、階下の床F1に着いたなら畳
32を降ろす。
【0024】このように本発明による昇降機2を用いれ
ば、畳32のような重いものであっても作業者一人で、
しかもただ付き添うだけで容易に階段の上下に移動させ
ることができ、作業が非常に楽にできる。
ば、畳32のような重いものであっても作業者一人で、
しかもただ付き添うだけで容易に階段の上下に移動させ
ることができ、作業が非常に楽にできる。
【0025】また昇降機2にあっては、レール4は階段
30の踏み板に載せて設置するだけであるので、荷物の
移動の際踏み板を傷付けることがなく、階段が木製であ
っても安心して使用することができる。また、レールが
連結分割式であるので、長い階段であっても複数本連結
するだけで適用でき、かつ、昇降機2の運搬、据え付
け、分解等が非常に簡便である。
30の踏み板に載せて設置するだけであるので、荷物の
移動の際踏み板を傷付けることがなく、階段が木製であ
っても安心して使用することができる。また、レールが
連結分割式であるので、長い階段であっても複数本連結
するだけで適用でき、かつ、昇降機2の運搬、据え付
け、分解等が非常に簡便である。
【0026】次に、本発明による荷物昇降機の他の使い
方として、上記レール4を2本平行に階段30に沿って
延設し、それぞれに走行部6を取り付ければ、ピアノや
冷蔵庫のような横幅のある重量物でも安全、かつ確実に
昇降することができる。その際、一方の走行部6は駆動
機構を備えず、他方の走行部6に従動するものであって
よい。
方として、上記レール4を2本平行に階段30に沿って
延設し、それぞれに走行部6を取り付ければ、ピアノや
冷蔵庫のような横幅のある重量物でも安全、かつ確実に
昇降することができる。その際、一方の走行部6は駆動
機構を備えず、他方の走行部6に従動するものであって
よい。
【0027】なお、レール4は上述したように長手方向
に連結可能とするのが運搬、保管等において好ましく、
階段30の長さに応じて複数本連結して用いてもよい。
レール4の脚10はレール部の下部に適当な間隔で複数
設けられ、階段の踏み板上に載せるようになっていれば
よい。更に脚10の高さを、ねじ、スライド式、パンタ
グラフ型等により、階段30の段差に合わせて調整でき
るようにしてもよい。階上と階下の床それぞれに脚10
を設けることとしたが、かならずしも床面でなく階段上
でもよい。中間部分の脚10を階段30上に載せた場合
には、レール4が直線状になるようにそれぞれの脚10
の高さを調整するが、レール4が山形、あるいは谷型に
なっていてもよい。レール4には、走行部6のギア機構
16が噛み合うラック7を設けたが、走行部6の駆動機
構はラック形式に限らず送りネジ、ゴム車輪による摩擦
走行、ワイヤ、あるいはチェーンを用いた形式、油圧等
でもよい。
に連結可能とするのが運搬、保管等において好ましく、
階段30の長さに応じて複数本連結して用いてもよい。
レール4の脚10はレール部の下部に適当な間隔で複数
設けられ、階段の踏み板上に載せるようになっていれば
よい。更に脚10の高さを、ねじ、スライド式、パンタ
グラフ型等により、階段30の段差に合わせて調整でき
るようにしてもよい。階上と階下の床それぞれに脚10
を設けることとしたが、かならずしも床面でなく階段上
でもよい。中間部分の脚10を階段30上に載せた場合
には、レール4が直線状になるようにそれぞれの脚10
の高さを調整するが、レール4が山形、あるいは谷型に
なっていてもよい。レール4には、走行部6のギア機構
16が噛み合うラック7を設けたが、走行部6の駆動機
構はラック形式に限らず送りネジ、ゴム車輪による摩擦
走行、ワイヤ、あるいはチェーンを用いた形式、油圧等
でもよい。
【0028】また走行部6の駆動機構は、走行部6に設
けられたスイッチ20の操作で正逆転できるがスイッチ
20のコードを延長し、あるいは無線のリモコンとすれ
ば手元で操作できる。モータ14の駆動電源は、家庭用
の電灯線を用いることとするが、充電池等を用いた充電
式としてもよい。充電式とした場合、充電池を走行部6
に取り付けても、充電池を床等において電線でモータ1
4に接続するようにしてもよい。
けられたスイッチ20の操作で正逆転できるがスイッチ
20のコードを延長し、あるいは無線のリモコンとすれ
ば手元で操作できる。モータ14の駆動電源は、家庭用
の電灯線を用いることとするが、充電池等を用いた充電
式としてもよい。充電式とした場合、充電池を走行部6
に取り付けても、充電池を床等において電線でモータ1
4に接続するようにしてもよい。
【0029】荷台8は、畳32等を乗せるに適した特定
の形状としたが、一般の荷物を載せるに適した汎用性の
ある形状としてもよい。畳32等を載せるに適した形状
にした場合には、階下と階上において畳32が水平にな
り、階段上を走行しているときは斜めになるようにヒン
ジ機構を設けたが、必ずしもヒンジ機構を設けなくとも
よい。
の形状としたが、一般の荷物を載せるに適した汎用性の
ある形状としてもよい。畳32等を載せるに適した形状
にした場合には、階下と階上において畳32が水平にな
り、階段上を走行しているときは斜めになるようにヒン
ジ機構を設けたが、必ずしもヒンジ機構を設けなくとも
よい。
【0030】駆動機構で駆動されるギア機構16はレー
ル4のラック7に噛み合い、これにより、走行部6がレ
ール4に沿って上下動するので、モータ14が停止して
も走行部6が落下しないように逆転しない構造になって
いるが、走行部6等に別途逆行防止機構を組み付けても
よい。
ル4のラック7に噛み合い、これにより、走行部6がレ
ール4に沿って上下動するので、モータ14が停止して
も走行部6が落下しないように逆転しない構造になって
いるが、走行部6等に別途逆行防止機構を組み付けても
よい。
【0031】更に、本発明ではレール4は直線状のみで
なく、階段の形状、(例えば途中の踊り場や、中間部分
でゆるやかに湾曲している場合)に沿ってレール4を設
置し、そのような状態に延設したレール4に走行部6を
走行させて所定の荷物を搬送することができることはも
ちろんである。
なく、階段の形状、(例えば途中の踊り場や、中間部分
でゆるやかに湾曲している場合)に沿ってレール4を設
置し、そのような状態に延設したレール4に走行部6を
走行させて所定の荷物を搬送することができることはも
ちろんである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、荷物昇降機を、階段の
踏み板に載せて延設するレールと、レールに沿って上下
動する走行部等から構成したことにより、重量のある物
を階上に運んだり、また階下に降ろす作業を人力を用い
ずに非常に簡単にかつ安全にできる。
踏み板に載せて延設するレールと、レールに沿って上下
動する走行部等から構成したことにより、重量のある物
を階上に運んだり、また階下に降ろす作業を人力を用い
ずに非常に簡単にかつ安全にできる。
【0033】しかも荷物の昇降の際、階段を傷付けるお
それが全くない。
それが全くない。
【図1】本発明にかかる昇降機を示す斜視図である。
【図2】駆動部を示す斜視図である。
【図3】駆動部を示す斜視図である。
【図4】昇降機を示す側面図である。
【図5】レールを示す側面図である。
2 昇降機 4 レール 5 走行レール 6 走行部 7 ラック 8 荷台 10 脚 11 ピン 12 駆動ユニット 14 モータ 16 ギア機構 17 ギア 18 走行車輪 20 スイッチ 22 リミットスイッチ 24 取り付け孔 25 非常用スイッチ 28 コードリール 29 電線 30 階段 32 畳 34 リール
Claims (3)
- 【請求項1】 走行路と、階段の踏み板上に載置して前
記走行路を支持する脚部とを有するレール機構と、 被搬送物を載せる荷台と、走行機構とを有し、前記走行
機構によって前記レール機構に沿って走行する走行部と
を備え、 前記レール機構を階段の上下方向に延設して前記荷台に
載せた被搬送物を前記階段の上下に昇降させることを特
徴とした荷物昇降機。 - 【請求項2】 前記レール機構には前記走行路に沿った
ラックを備え、前記走行機構は、前記ラックにかみ合う
ギア機構を有することを特徴とする請求項1に記載の荷
物昇降機。 - 【請求項3】 前記レール機構は分解可能な組み立て式
であることを特徴とした請求項1または2に記載の荷物
昇降機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9300194A JPH11130361A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 荷物昇降機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9300194A JPH11130361A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 荷物昇降機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11130361A true JPH11130361A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17881877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9300194A Withdrawn JPH11130361A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 荷物昇降機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11130361A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002087735A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-27 | Hanaoka Sharyo Kk | 傾斜リフト |
CN111302184A (zh) * | 2018-12-11 | 2020-06-19 | 方德宗 | 一种拖鞋式上楼助力器 |
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1997
- 1997-10-31 JP JP9300194A patent/JPH11130361A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002087735A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-27 | Hanaoka Sharyo Kk | 傾斜リフト |
CN111302184A (zh) * | 2018-12-11 | 2020-06-19 | 方德宗 | 一种拖鞋式上楼助力器 |
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